アメリカ・ペンシルベニア州で、32歳の男が50代の恋人女性を殺害。その後、遺体を切り刻むも、その音を聞いた近隣住民が警察に通報し、男が現行犯逮捕されたと海外ニュースサイト『FOX 29』と『Law&Crim』が2月12日までに報じた。
>>愛人の遺体を道端に捨てた48歳の男が逮捕 死因は「性行為後に病気で突然死亡した」と主張<<
報道によると、事件は2月11日の午前4時頃に発生したという。男と女性はアパートで同棲しており、男はアパートで女性の頭部を複数回殴り、殺害した。動機は不明だが、男は「女性から睾丸を切り落とすと言われた」と主張しているという。これが事実であるか、またなぜそのようなことを言ったのかは16日現在までに分かっていないが、男の弁護士は「男性が(睾丸を切られることに)男らしさへの脅威を感じていた」と述べている。
男は女性を殺害した後、ノコギリのような刃物で女性の遺体を切り刻んだ(一部報道では、男は複数回殴って女性の意識を失わせ、意識を失っている間に体を切り刻んだと報じられている)。隣人が男の家から叫び声を聞き、その後、ノコギリで何かを切り刻む音が聞こえたことから警察に通報。なお、ノコギリが電動であったという情報はなく手動のものだと思われる。通報を受け、警察が現場に駆け付けた。警察は男の家のドアをノックしたが応答がなかったため家の窓から中を見た。するとそこには男が遺体の足をノコギリのような刃物で切断している姿があったそうだ。
警察はドアを蹴って家の中に入って男を拘束し、殺害の容疑などで現行犯逮捕した。現場には斬首された女性の首があり、首はプラスチックのフィルムで巻かれていた。警察は男が遺体をどこかに隠す可能性があったとみている。
なお、『Law&Crim』によると、男と女性は交際していたが、逮捕後、男は「関係は終わっていたが同棲は続けていた」と警察に話したと報じている。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「残酷な殺害」「年齢差がありすぎるカップル。トラブルが多そう」「隣人の心のケアも必要」「隣人が警察に通報するほど大きな男を立てて遺体を切り刻んでいたのか疑問。隣人が聞き耳を立てたのか」「女性が睾丸を切り落とそうとしたと言っていたのはうそだと思う」などの声が挙がっていた。
2人の間にどのようなトラブルがあったのかは現時点で明らかになっていないが、どのような理由があるにせよ、殺人は全くもって許されることではない。
記事内の引用について
「Man accused of killing, beheading woman inside Clifton Heights apartment」(FOX 29)より
https://www.fox29.com/news/man-arrested-after-attempting-to-decapitate-girlfriend-in-clifton-heights-apartment-police-say
「‘She Tried to Cut My Balls Off’: Defendant Caught in the Act of Decapitating Girlfriend, Dismembering Her Body Felt ‘Threat to His Masculinity,’ Prosecutors Say」(Law&Crim)より
https://lawandcrime.com/crime/tried-to-cut-my-balls-off-nicholas-scurria-caught-decapitating-girlfriend-dismembering-body-felt-threat-to-his-masculinity/