>>坂上忍、辞職をしない木下都議に「ルール変えざるを得ない」 竹山は「乱用する人が出てきて危ない」と反論<<
横粂氏は11月23日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、「そもそも無免許の犯罪を犯さなければ良かった、説明しておけば良かった、辞職しておけば良かった、この3つを突破しておきながら言えた口ではない」といった鋭い批判を加えた。
横粂氏は、辞職を拒む木下氏を辞めさせる方法として、議会そのものの解散を一部メディで提言するなど、常に木下氏に批判的なスタンスを示してきた。
横粂氏の話について、ネット上では「すごくわかりやすい」「まっとうな意見だと思う」といった意見がある一方で、「この人の話、説得力ないわ」「横粂、叩かれている奴にはめっぽう強いな」といった賛否両論が並んでいる。やはり、横粂氏の議員時代の言動を思い出すという人もいるようだ。
横粂氏は、政権交代が起こった2009年の衆議院議員選挙に民主党から出馬。小選挙区では小泉進次郎氏に敗れるも、比例代表の南関東ブロックで復活当選を果たす。「総理」のニックネームで『あいのり』(フジテレビ系)へも出演経験のあったため、話題となった。しかし、2011年に党運営のあり方に疑問を抱き離党届を提出。受理はされなかったが、菅直人内閣の不信任決議案で賛成票を投じたため民主党を除名された。この行為には支援者などから批判が相次いだ。横粂氏は木下氏の身勝手な振る舞いを批判していたが、自身も国会議員時代には似たような行動を行っていたとも言えるだろう。
さらに、横粂氏は同年に出演した『サンデージャポン』(TBS系)では爆笑問題の太田光を激怒させている。元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏とともに出演した横粂氏は、女子アナの好みを訊ねられると、「私は国会議員で真面目ですので。そういったことは芸人の杉村太蔵さんに聞いていただいて」などと発言。これに太田が「ふざけるな」と激怒。太田としては、芸人は不真面目と言わんばかりの横粂氏の言葉遣いが気に入らなかったのだろう。3年後の2014年に『櫻井有吉アブナイ夜会』(同系)で横粂氏は太田に謝罪し、受け入れられている。
横粂氏は議員時代は何かとお騒がせ要素が多かったと言えるだけに、しれっと木下氏の政治家としての振る舞いを批判する姿勢に違和感を覚える視聴者も一部ではいるようだ。