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52歳男、ホテルの備品9500円相当を盗んで逮捕「将来経営する店で貸し出したかった」と話す

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画像はイメージです

 27日、鹿児島県鹿屋市のホテルで備品20点あまりを盗んだとして、同県垂水市の52歳会社員の男が逮捕。その行動と動機に驚きが広がっている。

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 男は14日午前2時から8時にかけ、宿泊した鹿屋市内のホテルで、ゴミ箱やバスタオル、ガウンなど備品20点あまり、時価9500円相当を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕された。

 警察の取り調べに対し、男は「将来宿泊付きの居酒屋を経営することを考えていて、利用者に無償で貸し出したかった」と話している。仮に宿泊付きの居酒屋を経営することになったとしても、盗んだ備品を自分のものとして貸し出すことはあり得ないと言わざるを得ない。

 「備品を持ち帰られてしまうケースはたまにあります。小さい1回分のシャンプーやアメニティグッズなど、いわゆる使い切りのものであれば問題ないのですが、バスタオルやスリッパなどについては、基本的に持ち帰りは犯罪です。仮に持って帰ってきても『何も言われてない』場合は、単にホテル側が事実に気がついていないか、黙認しているだけ。当然、誰がいつ宿泊したかなどの情報は把握しています。また、ホテルに宿泊する際に虚偽の住所を書いた場合は、旅館業法違反になります」(元ホテル従業員)

 今回のようなホテルの備品を盗む事案は多々は発生しているが、気が付かない、あるいは黙認とする場合も多いようだが、立派な犯罪となる。今回の場合は、将来的に業務として使うことを計画しており、非常に悪質だ。

 それだけに、ネットユーザーからも「あり得ない事件」「せこいし、盗品を貸し出す施設なんか絶対に流行らない」「こんなやつが宿泊施設をやったら、財布がなくなりそう」「タオルやゴミ箱も買えない男が経営者なんかできるわけないだろ」と怒りの声が上がっていた。

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