ボーナス公開に限らず、丸山氏はこうした暴露をネット上で続けている。だが、意外にもアンチは少ない。彼の名前を悪い意味で有名にしてしまった、泥酔した状態で「北方領土を戦争で取り返す」発言に関するツッコミは見られるが、パフォーマンス自体に否定的な声は少ない。その理由として、丸山氏の行動の本質は「国会議員に関する特権を暴露」するなど批判精神が溢れている点だろう。
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過去に丸山氏は、YouTube動画で「議員クーポン」の内容を紹介している。①JR乗り放題パス、②JRパス+航空クーポン3往復分、③航空クーポン4往復分の3つから選べるなどと取り上げている。
さらに先日、国会でミャンマー国軍を非難する決議が行われた際には、ただ一人反対の立場を示し全会一致を止めた。丸山氏は「ミャンマーへの国会決議に反対し、全会一致を止めました。ミャンマーへのみの政治的打算が過ぎて意味不明、合理性もない決議。その他多くの理由から反対」とツイート。動画でも「他国への内政干渉への反対」「決議は何の効力もない」などを理由に反対すると動画で説明を加えた。
このほか、丸山議員は国会議員が内閣に対し行使できる権利である「質問主意書」の提出も積極的に行っている。こうした行動にも「丸山議員はコロナが発見された直後に他の野党議員に先駆けて、コロナに関する質問主意書を提出し、政府の対応を早めるなど大きく国益に貢献している」といった声がある。
行動はパフォーマンス的な部分がありながら、「きちっとした理由を元に筋を通す」姿勢が評価されているのかもしれない。
記事内の引用について
丸山穂高氏のツイッターより https://twitter.com/maruyamahodaka