小田原に生息しているサル。サルは毎日のように出没し、農作物を食べ漁るほか、人を威嚇したり車を傷つけているとのこと。半年で被害は3800件に上るといい、市と県は2021年秋以降、全頭捕獲による完全駆除に乗り出す方針を固めた。
この問題に対し、話を振られた田中は「最初このニュース見た時、違和感だらけで、民家に入ってきたり人襲ってきたりって……。本来、野生と共生なんて人間ができるわけないんだから、なぜ? ってすごく感じたんだけど」とサルが住宅街に入り込んで来たことに対し、違和感を抱いたことを明かし、「野生が人間の傍に来るわけないんですよ」と指摘した。
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さらに、田中はこれまでに住宅街にサルが出没してしまったケースに触れ、「たまたま1匹が迷い込んで、ずっと上の方で捕まらないように逃げてるっていうニュースは見ますけど、それが本物の野生」と本来、サルは人間に怯えるものだと持論を展開。その上で小田原のサルについて、「彼らはもうほぼ共生してる状況でいるわけだから。それはもう被害もあって当たり前のことというか、普通のこと」と断言した。
一方、サルの被害に遭っている人に対しては「本当に可哀想だし、それはもういい迷惑ですよ」と同情したものの、「(被害は)サルがしたことじゃなくて。サルがしでかしたことじゃなく、人がしでかしたことであって」と元は人間のせいとのこと。「私たち、もともとサルじゃない! 同類じゃない」と熱弁しつつ、「これはちょっとやりきれないかな」と駆除に疑問を呈していた。
しかし、この田中の持論にネットからは「無責任すぎる」「自分の家が被害に遭ったら当たり前とか言ってられない」「田中美佐子があの土地一帯を買い上げてお暮しになったらいいんじゃないですかね」という批判的な声が多く集まっていた。
実際に被害に苦しむ住民がいる中、外野でしかない田中の言葉は多くの批判を集めてしまったようだ。