ロシア・シベリアで、引っ越し業者が依頼を受けて女の家に向かったが、冷蔵庫を運ぶ際に血がしたたり、中から遺体を発見したと海外ニュースサイト『THE Sun』と『7NEWS』が3月22日までに報じた。
報道によると作業員の男性は、引っ越しの依頼を受け39歳の女の家に行ったという。作業員の男性が冷蔵庫を運ぶ際、冷蔵庫から血が漏れた。理由を問うと、女は恋人を殺害したことを告白したという。男性は警察に通報し、女は駆けつけた警察によって逮捕された。
警察によると、遺体は女の恋人の27歳の男性。2人は女の自宅で酒を飲んでいたが口論になり、女は自宅にあったナイフで恋人の胸を刺し殺害したという。口論の原因は分かっていない。女は殺害後、ノコギリで恋人の遺体を切り刻み、冷蔵庫の冷凍室に保管した。作業員の男性が遺体を見つけたのは、女が恋人を殺害してから8日後だった。
このニュースが世界に広がるとネット上では「引っ越し業者の人は恐怖だっただろう。運んでいる冷蔵庫から血がしたたるなんてホラーでしかない」「女は殺人犯なのに、女に問い詰めて自白させた引っ越し業者の人はすごい。怖かったはず」「殺人自体もそうだけど、遺体を切り刻んでそれを自分の近くに置いておくなんて女は異常」「冷蔵庫に入れた遺体とともに引っ越ししようと考えるなんて、女は遺体をそのまま持ち続ける予定だったのか」などの声が挙がっていた。
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業者が冷蔵庫から遺体を発見した事件は、海外だけではなく日本でも起きている。
東京都葛飾区の都営アパートの一室を訪れた清掃作業員が冷凍庫から遺体を見つけたと『産経ニュース』(産経新聞社)と『文春オンライン』(文藝春秋)が2月6日までに報じた。記事によると48歳の女が、同居していた70代の母親の死亡後、遺体を冷凍庫に入れ、10年間ほど保管していた。
女は家賃を滞納して立ち退きを命じられ、1月中旬に部屋を引き払った。その後清掃作業員が部屋の清掃に訪れたが、押し入れの中にあった冷凍庫から母親の遺体を発見したという。『文春オンライン』によると、冷凍庫は縦70センチ、横70センチ、奥行き50センチの大きさで、遺体は体育座りのような体勢にさせられて入れられていたそうだ。
清掃作業員が警察に通報し、女は死体遺棄の疑いで逮捕された。警察の調べに対し、女は「母親の遺体を冷凍庫に隠した。亡くなってから10年ぐらい経っている」「外出から帰ってきたら母親が死んでいた。母親名義で契約していたアパートに住めなくなると思い、遺体を隠し続けた」などと容疑を認めているという。
引っ越し業者や清掃業者は業務目的で依頼先を訪れており、そこで遺体を見つけるなど想像していなかっただろう。今回の事件では、予期せぬ事態に遭遇してしまった業者のメンタル面のケアも重要になってくるはずだ。
記事内の引用について
「COLD KILLER ‘Killer’ mum who ‘chopped up toyboy lover & stashed body parts in fridge is caught when removal men spot river of blood’」(THE Sun)より
https://www.thesun.co.uk/news/14389335/killer-mum-chopped-up-toyboy-lover-body-parts-fridge/
「Russian woman ‘dismembers toyboy before storing body parts in freezer’」(7NEWS)より
https://7news.com.au/news/crime/russian-woman-dismembers-toyboy-before-storing-body-parts-in-freezer-c-2404933
「母親の遺体、冷凍庫に10年放置か…48歳娘、容疑で逮捕 東京・葛飾」(産経ニュース)より
https://www.sankei.com/affairs/news/210129/afr2101290020-n1.html
「「10年前から母の遺体を冷凍庫に…」逮捕された48歳娘がそれでも「アパートに住み続けたかった」本当の理由」(文春オンライン)より
https://bunshun.jp/articles/-/43315