3月10日のツイートでは、イタリア語の記事リンクとともに「新型コロナウイルスによる死者が、世界で260万人を超えた。歴史を振り返ると、戦争と疫病が人類の大量死の原因だ。それは、ある意味で人口調整機能でもある」と書き込んだ。
これには、ネット上で「何言ってるの?こんな考えの人が都知事じゃなくて良かった」「なんという浅はかな考えだ」「人口調整機能というのは危険な考えですよ」「その理論ならば、コロナ対策などやる必要がない事になるね。我が国などは高齢者比率が高いから、より効果が高い事になる。頭脳明晰な方はこうも違うのかね」と非難が殺到してしまった。
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舛添氏としては、リンク先の記事内容を踏まえてのツイートだったのかもしれないが、フレーズの強さが思わぬ非難を集めてしまった。「政治家に戻る気がないのかね。一般論だろうけど」といった声もあり、一つの事実としての側面はあるにせよ、誰もが目にできるツイッターという場所で、知名度のある人物が発言する内容ではないと考えるネットユーザーが多いのだろう。
舛添氏は連日、菅義偉首相や小池百合子東京都知事を明瞭なフレーズで、舌鋒鋭く批判している。今回のツイートも、そうしたものの一つと言えるだろう。だが、「コロナは人口調節機能」は、場合によっては陰謀論に与する話でもあるため、取扱は慎重になる必要があるのは確か。やはり、筆が滑ってしまったと言えそうだ。
記事内の引用について
舛添要一氏のツイッターより https://twitter.com/Masuzoe