逮捕されたのは、名古屋市東区在住の無職の23歳女。名古屋市中区錦のキャバクラに勤務していた2020年、客として訪れた三重県鈴鹿市の50代会社役員の男性に対し、「父親が大手証券会社の役員」とウソをつき、「父親から全額もらい必ず返す」「一時的に助けてほしい」などとSNS上で金を貸すよう懇願する。
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同年9月になり、男性客が550万円を女の口座に振り込む。1か月経過しても返済がなかったため、警察に相談。女の話が全て嘘だったことなどが発覚し、警察が詐欺の疑いで逮捕した。取り調べに対し、女は「嘘の話をしてお金を騙し取ったことに間違いありません」と容疑を認めている。なお、550万円の使い道などについては現在のところわかっていない。
なんとも驚きの事件に、「口から出まかせで色々言ったんだろう。金もロクなことに使っていないと思う」「お父さんの本当の職業は一体何だったのか」「下手な嘘をつき続けているような気がする。余罪も否定できない」「キャバクラ客から金を取って、ホストに貢ぐのはよくある話だよね」と女に憤りの声が上がる。
一方で、「親が証券会社役員なら金を借りる必要はない。下心で鼻を伸ばして貸した男も悪い」「簡単な嘘を見破れず、550万円を平気で貸し付ける。男も男という感じ」「風俗やキャバクラ嬢の借金話なんて、危険な匂いしかしない。そういうことを感じていなかったのか」「バカ丸出しの話に550万円を貸すなんて。どっちもどっちだよね」と被害男性の行動を断罪する声もあった。
下心があったか否かは不明だが、体よく騙されてしまった男性。この手の話には要注意だ。