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「タテ目で勝負」阪神ジュベナイルフィリーズ  藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 2歳戦ですが、今後を占うとなると重要なレース。昨年の勝ち馬はレシステンシアで、ファンタジーSを1分20秒7で駆け抜けての参戦で、見事に優勝しています。今回のメンバーでそれに近いのがメイケイエールで、前走のファンタジーSは1分20秒1で勝っているので、タイムだけを見ればレシステンシアより好タイムです。現在迄は3連勝で、ミッキーアイル産駒の有力株で、鞍上も武豊騎手ですから安心感もあります。これに前走で末脚を使って迫ったのがオパールムーンで、0.1秒差まで詰めてきたので、距離が延びて更に迫れるかもしれません。レコードが出た馬場ではありましたが、阪神でこのタイムですから両馬共にスピードがあるのが伝わってきます。

 ファンタジーS組に対抗して来るのが、アルテミスS組のソダシで、この馬も右回り札幌2歳Sも勝っている3勝馬です。持ち時計はそれほど速くないですが、前残りの展開になればそのまま突き抜けてしまうかもしれませんし、2勝馬のポールネイロンも前で競馬をするので、この2頭がレースを引っ張り、ペースが決まると想定すると、それほど速くはならないかもしれませんが、エイシンヒテンも加わってしまうとムキになって、前が崩れるかもしれません。

 例年は、中団以降で競馬をする馬達が馬券に絡んでいますが、昨年は端を切った馬が勝ち、その後ろにいた馬が2着だったので、今年も同じ展開になるかもしれませんが、前にいる馬の折り合い次第だと思います。2歳戦ですから、そんなに上手く行かない筈ですが、侮れない展開です。そうなると、後ろで構えているオパールムーンが無難で、右回りでの末脚はここ2戦で証明されています。後ろの展開なら、ユーバーレーベンもここ3戦は末脚勝負で、2走前はソダシにタイム差無しの2着に迫りました。前走はちょっと後ろ過ぎて、末脚を繰り出すも時遅しでしたけれど、2走前と同じ右回りの末脚なら届くかもしれません。

 他にも、2戦ともの馬場不良だったインフィナイトや、C.ルメール騎手のサトノレイナスも不気味で、まだ本気で走ってないからタイムに表れてないだけかもしれません。今回は意外な結果が待ち受けていると想定して、前も残るし、中団も、後方も1頭ずつタテ目にして馬券を組み立てます。

ワイドBOX 6、18、12
ワイドBOX 14、16、11
ワイドBOX 15、10、7

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