報道によると、処分を受けた健康福祉局勤務の41歳男性主任は、昨年12月24日のクリスマスイブ、市役所の庁舎内で同僚職員を偶然見かけると、突然髪の毛を引っ張り、胸を膝蹴りするなどの暴行を加え、全治10日のけがを負わせた。
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突然の犯行はなぜ起きたのか。姫路市の聞き取り調査に対し主任は、「4年前一緒に仕事をした際の態度に不満を持っていた」と話しているという。主任は今年7月、傷害罪で略式起訴され、罰金20万円の略式命令を受けている。なお、被害者の性別や年齢については、相手職員が特定されるとして明かしていない。
クリスマスイブに突然4年前の恨みを持ち出し、髪を引っ張り胸に蹴りを入れるという不可解かつ異常な事件に、ネットユーザーからは「偶然見かけたって、本当なのかな。何か痴情のもつれがあって、クリスマスイブに恨みを晴らしたと感じてしまうのだが…」「主任は独身だったんじゃないの?」「クリスマスイブは独身者や彼氏、彼女のいない人間をリア充な人間が下に見る雰囲気があり、イライラしている人も多い。そんな鬱憤を4年前にこじつけて晴らしただけだろう」「言ってることがおかしい」と憤りの声が相次いだ。
また、同僚に全治10日のけがを負わせたにもかかわらず、減給処分で済まされたことについて「処分が甘い。両者は同じ場所で勤務しているわけだし、今年のクリスマスイブに恨みをほかの職員にぶつける可能性だってある。解雇が妥当ではないのか」「4年前の憤りを12月24日に晴らしたなんて、普通に考えて苦しい言い訳。それを姫路市は信じたってこと?」と、姫路市側の対応を疑問視する声も出た。
4年前の仕事ぶりに不満を持ち、クリスマスイブに偶然見かけて暴力で報復する。にわかに信じがたい行為と言わざるを得ない。