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キャパ150人に7人しか入らない? 神奈川県のライブハウス感染防止策にバンドマンらが動揺、前向きな声も

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画像はイメージです

 神奈川県が発表した、ライブハウスの新型コロナウイルス感染症拡大防止のための取り組みが賛否両論を集めている。

 神奈川県は27日に、業種別の感染防止チェックリストを公開。「飲食店等」「劇場等」「体育館等運動施設」などあったが、特に話題となっているのが、ライブハウスのチェックリスト。そこでは、「舞台と客席・客同士のソーシャルディスタンスの確保」「上演時の飛沫防止」「30分毎の換気」の徹底について記されており、具体的に遵守すべき項目として、「混雑時における入場制限」「客と客との間隔を2メートル以上確保する」「カウンター内とカウンターをアクリル板等により遮蔽する、又は対面の距離を確保する」などが挙げられていた。

 しかし、これについて、音楽ファンやバンドマンを名乗るネットユーザーから「客と客の間2メートルとか30分ごとの換気とか無理」「小さいライブハウスだったらキャパの半分も入らなくなる」「無理な要求して、逆に営業しちゃだめってこと?」といった批判が噴出。しかし、一方では、「意識を変えなければならないタイミング」「どこも厳しい条件守ってるからやるしかない」「感染防止のためには仕方ないことだと思う」といった前向きな声も集まっていた。

 また、川崎市にある中原平和公園野外音楽堂の公式ツイッターは、この県の発表に対し、「たいへん厳しい内容ですが、安心して生の音楽が楽しめるように『おんがくの公園』はこれらを遵守するよう努めてまいります」とチェックリストを守っていくことを表明した。一方、東京・池袋にあるライブハウス・池袋Admは公式ツイッターとユーチューブ上で、ガイドラインに従った際、キャパシティが何人になるか実験した動画を公開。普段はキャパ150人だが、ガイドラインに従った場合、7人しか入れないという結果となっていた。

 とは言え、テーマパークでも、アトラクションの人数制限やキャラクターとの写真撮影禁止がチェックリストの項目となっていたりなど、どの業種も厳しいルールが課せられている。新型コロナウイルスにより、多くの人や場所の習慣が変化してしまったようだ。

記事内の引用について
中原平和公園野外音楽堂の公式ツイッターより https://twitter.com/ongakunokouen
池袋Adm公式ツイッターより https://twitter.com/adm1000pai

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