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富士S 惑星レオマイスターが一発に意欲

 今週の東京競馬のメーンはマイルCSの前哨戦「第11回富士S」(GIII、芝1600メートル、25日)。登録馬がフルゲートの倍以上の40頭…東西の精鋭がひしめき合うなか、マイル路線の新星として期待を集めるのがレオマイスターだ。今夏のラジオNIKKEI賞で待望の重賞制覇を飾った伸び盛りの3歳馬が、古馬相手にいかなる戦いを挑むか。管理する古賀慎師に手応えのほどをうかがった。

 −−前走・ラジオNIKKEI賞は8番人気の低評価を見事、覆しました。
 古賀慎師「鞍上(内田)がうまく乗ってくれたのもあったけど、レース直前に雷鳴がとどろくなど厳しい条件だったからね。相手も弱くなかったし、価値ある勝利だったと思う」

 −−前走後はすぐここを目標に?
 古賀慎師「菊花賞というタイプだとは最初から思っていなかったので、夏はミホ分場で成長を促すことも含めて休養させた。どうみたって適性距離はマイル前後だし、すぐ富士Sに目標を定めた」

 −−帰厩後の馬の変化は?
 古賀慎師「もともと大きかった馬だけど、さらに体がでかくなった。もちろん、それはほぼ成長分。春よりパワーアップしている」

 −−久々の実戦で、初めての古馬相手と条件は厳しいですが?
 古賀慎師「気で走るタイプだから、休み明けは苦にしない。中間も丹念に乗り込んでいるしね。あとは現状の力でどれだけやれるか。まだまだ伸びしろはあると感じているし、不安より期待の方が大きい」

 −−では、意気込みをお願いします。
 古賀慎師「確かに古馬相手は楽ではないけど、ここで上位に食い込めるようなら今後が楽しみになってくる」

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