(1)相手の3倍くらい話す
(2)話に詰まると、天気の話をする
(3)「っていうか…」「でも…」ということが多い
(4)相手の提案を、問答無用とすぐ断る
(5)グチが多い
(6)「今の時代、将来不安じゃないですか」と質問調で同意を求める
(7)会社の話ばかりする
(8)「事実」を答えるのではなく「意見」を言う
(9)「ココだけの話…」が口癖
それぞれの対処法はこちら。
(1)しゃべりすぎは厳禁。話をおもしろくするためには、自分の意見を言う必要はなし。できる限り相手の意見を引き出し、それに反応することが優先。
(2)天気の話には、相手は「そうですね」としか答えようがなく、話が広がらない。会話のきっかけは、それをとっかかりにして話が広がる可能性のあるものでないとダメ。
(3)「しかし…」「でも…」と反論するはやめて、「そうですね!」「なるほど!」と合いの手を入れていけば、会話のリズムに入っていける。
(4)即答で断ってしまうと、相手の意思を無視することになる。まず聞いて、意図を理解し、受け止めるというプロセスが大事。
(5)相手にポジティブな話題を振っていくことが大事。「グチる」のではなく、「ググる」。検索エンジンで相手についての最新の話題を調べて、会ったときのネタにする。
(6)同意を求める「〜じゃないですか」は、人を不快にさせ、本題に入る前に反論されてしまうリスクが大。
(7)「会って最初に会社の話をするな!」。聞きたいのは「あなた自身」のこと。会社の話は、関係ができてからすれば十分。
(9)相手から求められているのが、「事実」なのか「意見」なのかを瞬時に見極めること。
(9)「ここだけの話なんですけど…」はあなたの信用を失う言葉。内密の話をかんたんにしてしまう人なのか、と思われてしまう。相手の心を開かせる魔法のキーワードは、「ぶっちゃけますけど…」、「相談があるんですけど…」、「たまたま知っていただけなんですけど…」など。これらを発言の頭に使えば、相手の印象がぐっと良くなるぞ。
野呂さんは、「おもしろいかどうかを決めるのは相手」だという。仕事、恋愛、仲間同士でも、おもしろいと思ってもらいたいなら、目の前の相手の事を知って、それに合うように自分を変化させればいいのだとか。
野呂さんが実践して成功してきた、話しベタでも人の心をワシづかみにできる48の方法が『「話のおもしろい人」の法則』(アスコム刊)で具体的に紹介されている。自分の話がつまらないと思う方は必読だ。