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菊花賞 ロックドゥカンブ 無傷の5連勝で菊の大輪咲かせる

 東の新星が混戦を断つ!3冠クラシックの最終戦「第68回菊花賞」(JpnI 京都芝3000m 21日)が今週のメーン。デビューから4連勝と破竹の快進撃を続ける関東馬ロックドゥカンブが満を持して登場する。今朝の追い切りでは圧巻の動きを披露、菊獲りに向けて万全の構えだ。
 90年代から続く西高東低。その間、菊花賞を制する関東馬もいたが、主役はあくまでも“西の馬”だった。それが証拠に、関東馬で1番人気に支持されたのは、1990年のメジロライアンまでさかのぼる。あれから17年、ようやく東から菊の主役が現れようとしている。それがロックドゥカンブだ。
 南半球産馬で遅生まれというハンデを乗り越え、デビュー以来、破竹の4連勝で駒を進めてきた。堀師はいう。「どこまで強くなるのか、今の段階ではなんともいえません。でも、10年に1度の馬かもしれないという気持ちもあります」

 手綱を取る柴山騎手も同じ気持ちだ。「乗った感じがほかの馬とは違う。いいクッションがあって、重量感もあるし…ひと言でいえばすべての面でいいんです」
 前走・セントライト記念については「中京のとき(騎乗は安藤勝騎手)は馬込みに入ったら下がっていったけど、そこから突き放しましたから。収穫のあるレースでした」と確かな成長を感じている。
 京都三千は馬だけでなく“人”も初めてになるが、「ゲートがいいんで5、6番手くらいからの競馬になると思う。ムキになるところがないから距離は大丈夫。初めてだからといって気負っても仕方ないし、何よりそれでは馬に申し訳ないですから。馬のリズムに合わせて流れに乗れれば」と自然体で臨む。
 「注文が一切つかない馬」揺るぎない信頼を胸に、人馬一体となって菊の大輪をつかみ獲る。

 【最終追いVTR】柴山騎手を背にWコースで追われ、5F67秒3、上がり3F36秒1→12秒8(G追う)。3角すぎから3頭併せの真ん中に入って迎えた直線、鞍上の軽い仕掛けに瞬時に反応し、内外2頭を置き去りにした。文句なしの仕上がりだ。

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