JDDをじんましんで取り消した後は回復を待って、札幌競馬場に入厩した。14日のブリーダーズGC(除外)と両にらみで調整されてきただけあって、乗り込みは十分。
6日にはダートコースで6F84秒0、ラスト1F12秒1(馬なり)でマーク。態勢は整っている。「当初は患部の毛が抜けてかわいそうな状態だったけど、それももうすっかり良くなった。こっちの涼しい気候も合っているようで、元気いっぱいだよ」と大竹調厩員。
「切れる脚がないから、力のいる洋芝はいいと思う。前々の競馬で」と気合が入っていた。
【最終追いVTR】藤田騎手を背にダートコースへ。ホーリーミストを6Fで1馬身追走する形で進み、直線で内から並びかける。鞍上に一杯に叩き出されると、反応良く伸びてクビ差先着した。じんましん明けだが、馬体をふっくら見せ、気配は良好。