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オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 美浦黄門・橋本記者が直撃 ディアジーナの内田騎手が打倒ブエナに自信あり

 牝馬3冠の第2弾「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)は、桜の女王ブエナビスタ一色に包まれているが、他陣営がそろって白旗を揚げているかとなるとそうでもない。とりわけ、桜花賞をパスして樫一本に全力投球してきたディアジーナは、TR・フローラSをしのぐ生涯最高のデキで大一番に挑む。移籍2年目、手綱さばきに磨きがかかった内田騎手も大物食いに静かな闘志を燃やす。美浦黄門こと本紙・橋本記者が直撃した。

 −−まずは、ディアジーナのセールスポイントからお願いします。
 内田騎手「スタートセンスが良くて、騎手の指示に従順なところ。競馬が上手で最後までしっかり脚を使える。ハナに行けるスピードもあるけど、行ったら終い脚を使えないので、道中は無駄な力を使わないように折り合いに専念したい」

 −−2馬身差で勝利を収めたTR・フローラSは強いのひと言でした。本番のシミュレーションはできていますか?
 内田騎手「レースの前に作戦を組み立てると、本番でその形にならなかったとき、焦ってしまい往々にして結果が出ない。だから、いつも通りスタートして相手を見ながら自分の馬が一番走りやすいように対処する」

 −−東京コースは2重賞を含め、<2010>とほぼ完ぺきですが、初めて走る2400メートルについてはどうですか?
 内田騎手「(コンビを組んだ)当初は、スピードが勝っていてハミ当たりも良すぎたので距離に限界を感じたが、経験を重ねて競馬が上手になっていくのがわかったし、これなら大丈夫と。トライアルで自信が確信に変わったよ」

 −−追い切りには騎乗しませんでしたが、動きを見た感想は?
 内田騎手「(スタッフが)自由自在に乗れるように仕上げてくれているので、ボクはレースで結果を出せるように頑張るだけ。遅生まれ(6月)で、今も成長を続けているのは心強いね」

 −−初対決のブエナビスタ対策は?
 内田騎手「相手は気にせず、悔いの残らないように自分の競馬に徹するだけ。それで結果がついてくれば言うことなし(笑)。応援してください」

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