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被災地プライバシー助ける“間仕切り” 畳の個室も

 被災地でさまざまなテント状の個室が利用され、プライバシーの点で大いに被災者の方々を助けているようだ。

 震災に遭う可能性は誰にでも平等に訪れるので、これら商品について触れてみたい。

 今最も話題の商品は、webの産経ニュースに掲載された<プライバシーが少しは保たれる>と題された一枚の写真にある。そこには、岩手県釜石市の避難所一杯に敷き詰められた、コーティング加工された布製の天井のないテントが…。被災された方々の辛苦は推し量るべくもないが、この“豪華な仕切り”で明らかに最低限のプライバシーは保たれており、「自分たちの家みたいで住みやすい」、との感想も紹介されている。

 これは、都内の某災害対策用テント製造販売会社の、<ワンタッチパーテーション ファミリールーム>という間仕切り型の商品だ。簡易テントの一種で、カバンのように持ち運ぶことが出来、ワンタッチで組み立てられる。ひょっとして、一家にひとつあっても役に立ちそう。同商品は、高さ1.8mという最大の商品が、税込み25,200円ということだ。

 災害時に活躍しそぅな布製の簡易テントの種類は、とても種類豊富。

 ほかにも、シャワーが浴びられるテントがあった。屋根つきのもので、大人一人が立てるくらいの縦長サイズ。そこにトイレットペーパー掛けと、さらに天井にシャワー固定用のフックがついている、という構造。税込み7,329円。

 いっぽうで、簡易テントは既存の商品だけではないようだ。

 今回の震災に対して、被災地の方の役に立ちたい、ということから、お年寄り向けに、畳が敷いてある木製の組立個室(…入り口は障子。完全に茶室のような和室になっている。)が製作されている。これは、倉吉の某設計事務所さんの手によるもので、既に被災地からの問い合わせを待っている、ということである。

 …NHKをみていても、被災者の方が、まずもっての願いとして、“シャワー、個室、そんな落ち着いてモノを考えられる拠点”、を挙げている。
 まだまだ避難生活は長引く中、担当者の方は、よさげなテント型商品について積極的に問い合わせてみてはいかがだろう。(仙道)

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