閑話休題。東京新聞杯は良血トライアンフマーチに白羽の矢。母キョウエイマーチは97年の桜花賞を制した名牝。マイラーの資質は筋金入りです。その神髄を見せつけたのが前走キャピタルS。3000メートルの菊花賞直後にも関わらず、1600メートルを1分32秒7と破格のタイムで優勝したのだから恐れ入谷の鬼子母神です。
加えて、上がり3ハロンを33秒8でまとめた爆発的な瞬発力に鳥肌が立ちました。ちなみに、昨年の皐月賞では上がり34秒4とメンバー最速の鬼脚を発揮。0秒2差と肉薄しているようにスピード+切れ味は掛け値なしにGI級。逃げ・先行馬が揃い展開もお誂え向きです。
放牧効果でフレッシュな状態に仕上がっているとなれば、伝家の宝刀を炸裂させ、ついに悲願の初重賞制覇を達成です。乗り代わりもルメール騎手なら全く不足はないでしょう。
相手は、ようやく素質開花したレッドスパーダと、二連覇を目指すアブソリュート。
他ではエーシンフォワード、ストロングガルーダ、スマイルジャック、マイネルファルケなど伏兵陣も多士済々。
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