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東京新聞杯(GIII、東京芝1600メートル、30日)橋本千春は良血トライアンフマーチ!

 内外タイムスで、本紙予想を担当していた橋本です。この度、縁あってリアルライブで予想させて貰うことになりました。60年間続いた伝統ある内外タイムスの灯が消えたのは断腸の思いですが内外タイムスの灯は消えても、競馬に賭ける情熱は不変です。内外タイムス同様に変わらぬお付き合いをお願いします。

 閑話休題。東京新聞杯は良血トライアンフマーチに白羽の矢。母キョウエイマーチは97年の桜花賞を制した名牝。マイラーの資質は筋金入りです。その神髄を見せつけたのが前走キャピタルS。3000メートルの菊花賞直後にも関わらず、1600メートルを1分32秒7と破格のタイムで優勝したのだから恐れ入谷の鬼子母神です。
 加えて、上がり3ハロンを33秒8でまとめた爆発的な瞬発力に鳥肌が立ちました。ちなみに、昨年の皐月賞では上がり34秒4とメンバー最速の鬼脚を発揮。0秒2差と肉薄しているようにスピード+切れ味は掛け値なしにGI級。逃げ・先行馬が揃い展開もお誂え向きです。
 放牧効果でフレッシュな状態に仕上がっているとなれば、伝家の宝刀を炸裂させ、ついに悲願の初重賞制覇を達成です。乗り代わりもルメール騎手なら全く不足はないでしょう。

 相手は、ようやく素質開花したレッドスパーダと、二連覇を目指すアブソリュート。
 他ではエーシンフォワード、ストロングガルーダ、スマイルジャック、マイネルファルケなど伏兵陣も多士済々。

◎(4)
○(2)
▲(3)
△(1)(9)(5)(6)

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