新庄剛志
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スポーツ 2020年12月08日 15時30分
新庄剛志氏に「電撃ロッテ入りある」とズバリ 元ソフトB・大場氏の主張に賛否、「意外とソフトバンクが動くかも」の声も
元ソフトバンク(2008-2015)、中日(2016)の大場翔太氏が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元日本ハム・新庄剛志氏の移籍先について自身の見解を語った。 昨年11月に自身のインスタで現役復帰を宣言した48歳の新庄氏は、約1年のトレーニングを経て臨んだ7日のトライアウトで「3打数1安打1打点・1四球」をマークし大きな話題に。今回の動画で大場氏は「あくまで僕の見解」とした上で、「新庄剛志さん、電撃ロッテ入りあるんじゃないか」と獲得にはロッテが動くべきではないかと主張した。 >>ダルビッシュも新庄氏のスイングに驚愕「10年以上野球やってないのに」 48歳でトライアウト参加、全力の“アピール”に称賛相次ぐ<< 大場氏はまず現在の新庄氏が48歳という年齢であることから、各球団は仮に獲得を検討するならレギュラーではなく「代打、守備固め、そして球界を盛り上げるエンターテイナー」といった役割を考慮するのではと予想。また、少しでも起用に幅を持たせるためには、DH制のあるパ・リーグ球団の方が獲得のメリットは大きいのではとも推測した。 そのパ6球団の中でロッテを推す理由について、大場氏は「ロッテは今季(途中まで)いい感じできてたけど、中盤から後半にかけてマーティンやレアードの離脱で攻撃力が下がって(苦しんで)しまった」と、離脱者の影響で優勝を逃した今季の反省を踏まえ現有戦力の底上げが必要だからだと説明。また、唐川侑己、荻野貴司、清田育宏といったFA選手が残留したことで来年も十分優勝争いに絡めるとし、「(だから)新庄さんみたいなありとあらゆるところ(実力面・指導面・集客面)をできる可能性を秘めた選手が必要」と力説した。 また、大場氏は「現在のロッテにはぶっちゃけスター選手がいない」と、今のロッテにはプロ野球ファンの間で名が通っているような選手があまりいないと指摘。「新庄さんを獲ることでスターのなり方、立ち振る舞い方を学べるのも大きい」と、新庄氏を獲得すれば選手や球団の知名度・話題性アップにもつながるのではと語っていた。 大場氏はこの他にもトライアウトでプレーする新庄氏から受けた印象や、自身が思う過去のロッテのスター選手などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「戦力としてだけならあまり意味はないが、コーチ込みでの獲得はいいんじゃないか」、「新庄獲得してファンやメディアに注目してもらうことで来季へ勢いがつく可能性はありそう」といった賛同の声が多数寄せられている一方、「外野は藤原(恭大)とか和田(康士朗)とか活きのいい若手がいるから絶対いらない」、「残った荻野、清田も外野手なのに獲るわけないだろ、適当なこと言うな」と否定的なコメントも複数見受けられた。 同時に、「巨人みたいに金銭的余裕がないと厳しいんじゃないの?」、「意外とソフトバンクが動くかも、新庄は福岡出身(生まれは長崎)で背番号『1』も空き番だし」といった他球団を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 7日のトライアウト後、現在(8日午後0時半)までに阪神、日本ハム、オリックスの3球団は獲得の意思がないと伝えられている新庄氏。残りの新天地候補は今回名前が挙がったロッテを含めて9球団だが、果たして獲得に手を挙げる球団は現れるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大場翔太氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCHkYj0XW-VLut8JRcFM9nyw
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スポーツ 2020年12月07日 18時55分
ダルビッシュも新庄氏のスイングに驚愕「10年以上野球やってないのに」 48歳でトライアウト参加、全力の“アピール”に称賛相次ぐ
昨年11月に自身のインスタで現役復帰を宣言し、そこから現在までトレーニングを積み重ねていた48歳の元日本ハム・新庄剛志氏。7日、その新庄氏が目標に定めていたプロ野球12球団合同トライアウトに参加した。 新庄氏はこの日、現役を引退した2006年に所属していた日本ハム時代の背番号「1」のユニフォームを着用してトライアウトに参加。第3打席までは二ゴロ、四球、二ゴロと快音は聞かれなかったが、最終打席となった第4打席でレフト前にタイムリーを放ちアピールに成功した。 試合後、トライアウトを生中継したフジテレビONE(CS)のインタビューに応じた新庄氏は「正直『(現役復帰は)無理じゃないかな』っていう時期もあったけど、みんなの応援があって(やり切れた)。今日この場に立てたことで、打席の中で自分に対して感動した」とコメント。時には苦しみを感じつつも、多くのファンの応援に押されトライアウトの舞台までたどり着けたことに充実感をにじませていた。 48歳の新庄氏のプレーを受け、カブス・ダルビッシュ有、元日本ハム・岩本勉氏ら球界人が自身の公式ツイッターを通じてコメントしている。7日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは、新庄氏の第1打席の動画を投稿した一般ユーザーのツイートを引用リツイートした上で「10年以上野球やってないのに143km/hを芯に当ててるのが凄すぎる」とコメント。結果は二ゴロだったが、140キロ超えの速球をバットに当てるだけでも称賛すべきことだと驚愕した。 前述のインタビューで聞き手を務めた岩本氏は、同日に自身のツイッターに投稿し「『さすが』の一言やわ」、「ナイスタイムリーヒット!」と新庄氏を絶賛。同時に、インタビュー前後に撮影したと思われる新庄氏との2ショット写真も添付している。 新庄氏のトライアウトでの活躍を受け、ネット上にも「まさかヒットを打つとは思わなかったから感動した」、「一挙手一投足がカッコよかった、引退から14年経ってもスター性は健在だったな」、「これだけ話題を呼べることを証明したから、セオリーから外れて獲得に動く球団も出てくるんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 >>DeNA、新庄氏の電撃獲得が急浮上?首脳陣との意味深接触、トライアウトの狙いは他にも<< 「一般的に各球団はトライアウト前の時点で来季の編成を大方済ませており、トライアウトは事前に声をかけている選手のコンディションチェックが目的であることがほとんど。そのため、めどをつけていない選手がトライアウトで結果を出したとしても、それを元に新たに獲得を検討することはほぼないとされています。ただ、新庄氏は今回のトライアウトでプレー面はもちろん、かなりの話題性を持っていることも証明しました。本人はこれまでインタビューなどで年俸は一軍最低年俸(1600万円)でもいいとカネにはこだわらない姿勢を見せているので、もしかすると『グッズ代で十分ペイできる』として急きょ戦力構想を変更し獲得に動く球団も現れるかもしれません」(野球ライター) 仮に手を挙げる球団が現れ移籍が決まれば、来季は2006年以来15年ぶりにNPB復帰を果たすことになる新庄氏。これほどのブランクを経て現役復帰を果たした選手は過去に例がないが、果たして新庄氏の元に吉報は届くのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu岩本勉氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/gun18gun18
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スポーツ 2020年12月07日 11時00分
DeNA、新庄氏の電撃獲得が急浮上? 首脳陣との意味深接触、トライアウトの狙いは他にも
ファンフェスティバルが行われた12月6日、その会場である横浜スタジアムからフリーエージェントの交渉場所へ。DeNA・井納翔一投手が、東京ヤクルト、巨人と交渉した。 「来年35歳で、(FAを)持っててもしようがないからさあ~」 井納は自虐的な口ぶりで吐き捨てたが、移籍の意思がなければ、DeNAの公式行事会場から、他球団との交渉を同日に入れるようなことはしないだろう。 どうやら、井納とDeNAが“オフの主役”となりそうだ。 「新庄剛志氏が『12球団合同トライアウト』を受験します(12月7日)。その数日前、DeNAの坪井智哉打撃コーチと会っているんです。ひょっとしたら…」(球界関係者) 先発投手の頭数が足らない巨人、東京ヤクルトが経験豊富な井納に興味を示すのは当然だろう。また、東京ヤクルトは慰留説得を続けているが、先発タイプでは小川泰弘投手もFA権を行使した。 「北海道日本ハムは有原航平投手が米球界に挑戦します。井納、小川のいずれかが獲得できれば、有原の抜けた穴も埋まるんですが」(プロ野球解説者) 先発投手の補強をFA市場で…。そう考えている球団は少なくないようだ。 その両投手の獲得に失敗した球団が、トライアウトを受験する巨人・宮國椋丞投手を獲るというのが、大方の予想だ。しかし、こんな声も聞かれた。 「DeNA・三浦大輔監督の育ての親と言っていい小谷正勝元投手コーチですよ。小谷氏はヤクルト、旧横浜、巨人、ロッテでたくさんの好投手を育てました。その小谷氏が宮國の才能を買っていました。小谷氏が教え子の宮國を思って、三浦監督に連絡を入れているかもしれません。三浦監督自身も今年、二軍を指揮していたので、二軍調整中だった宮國を見ています」(前出・関係者) DeNAだが、梶谷隆幸外野手もFA権を行使した。すでに巨人入りが決まったような報道もされており、このまま行けば、井納を含めた投打の主軸2人を同一リーグの巨人に流出してしまう可能性もある。 「井納は人的・金銭的補償の発生しないCランク。梶谷は発生しますから、仮に両選手とも巨人に行くようなことになれば、DeNAは選手を1人しか補填できません。でも、宮國を獲得すれば互角になります」(前出・同) 一部報道の通り、梶谷が巨人に移籍するのなら、人的補償のプロテクト名簿が届けられる。巨人から“強奪”するのは投手か、それとも…。 >>DeNA・三浦監督、FAの梶谷・井納は引き留めない?巨人へのダブル流出は決定的、狙いは人的補償か<< 三浦体制を支える意味でも大型補強は必要だが、今のところはその気配もない。しかし、2006年オフ、FA選手を巨人奪われた後、人的補償で工藤公康投手(現ソフトバンク監督)を指名し、球界を驚かせたこともあった。「高額年俸だから手が出せないだろう」とあえて名簿から外したベテランを、だ。三浦監督の狙いはプロテクト名簿で巨人にプレッシャーをかけることかもしれない。 坪井コーチが接触に成功した新庄も獲得してくれたら、さらに盛り上がるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月09日 19時30分
元西武・石毛氏に球団マネージャーが激怒「どうするんだこれ!」 “一流の勲章”を巡る修羅場を暴露
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が8日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に本拠地・西武球場(現メットライフドーム)で起こった“修羅場”について言及した。 今回の動画で石毛氏は、1981年から1994年にかけ西武でプレーしていた頃の西武球場のロッカールームをテーマにトーク。その中で、現役中に遊撃手部門で5回(1981-1983,1985-1986)、三塁手部門で5回(1987-1988,1991-1993)受賞したゴールデングラブ賞を巡るエピソードを披露した。 >>「巨人軍の坂本は真似するな」元西武・石毛氏の指導方針に賛否「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も<< ゴールデングラブ賞は毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、リーグ別に7部門・9人がそれぞれ受賞者として選出される守備のタイトル。記念品として金色の革で作られた本物のグラブが贈られるが、複数回受賞している石毛氏はグラブの置き場所に困り、自身のロッカーの棚に何個か放置していたという。 動画内で具体的な日時は明らかになっていないが、ある日当時の球団マネージャーがロッカーに放置されている自身のグラブを発見したという。マネージャーが「誰だこれ!こんな大事なものほったらかしてるの!」と激怒したため、石毛氏は「あ、俺です」と素直に名乗り出たという。 その後、マネージャーから「どうするんだこれ!」と迫られたという石毛氏だが、もともと扱いに困っていたため「捨てていいです」と回答。すると、マネージャーから「馬鹿者!捨てるもんじゃねえ!」とさらに怒られたため、仕方なく実家に移動させたと笑い交じりに語っていた。 石毛氏はこの他にも「すっげーきちょうめんだな」と驚くほどロッカーの整理整頓を徹底していたという選手や、1982年から1985年にかけて西武を指揮した広岡達朗元監督がロッカー内で禁じていた行為などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「記念の品なのに扱い雑過ぎて草」、「マネージャーも相当ビックリしただろうな、どれだけ頼まれても捨てられないだろこういう品物は」、「誰がどう見ても貴重なグラブを捨てていいとは凄いな、10個あるから本人的には別に困らないんだろうが…」、「受賞が当たり前レベルになると感覚狂うのかな、新庄なんかスタンドに投げてたし」といった反応が多数寄せられている。 「ゴールデングラブ賞の記念品であるグラブはその年の受賞選手の守備を称える世界に1つだけの代物ですが、中には石毛氏のようにグラブに無頓着な選手もいます。現役時代に7回(2004-2009,2012)同賞を獲得した元中日・井端弘和氏は、相手は不明ですが2004、05年にそれぞれ贈られたグラブを用いてキャッチボールをしたことがあると過去に明かしています。また、通算10度(1993-1994,1996-2000,2004-2006)の受賞を誇る元日本ハム・新庄剛志氏は、引退後の2008年5月18日ソフトバンク対日本ハム戦で記念品のグラブを着用して始球式に臨むと、投球後スタンドにそのグラブを投げ入れ多くのファンの度肝を抜いています」(野球ライター) 受賞者が「一番取りたい賞だった」と口にすることも多いゴールデングラブ賞。そのタイトルの記念品を「何個もあるから」と雑に扱えるのも、一流選手の証なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年08月17日 20時30分
ロッテ・田村、お立ち台での発言に「余計なこと言い過ぎ」 ファンが危惧する不吉なジンクス、歴史的連敗に繋がったケースも
16日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。同戦に「8番・捕手」でスタメン出場したロッテ・田村龍弘の発言が物議を醸している。 田村は、2回裏の第1打席から6回裏の第3打席までノーヒットと振るわず。だが、8回裏2死二塁で迎えた第4打席で日本ハムの5番手・宮西尚生から決勝のタイムリーツーベースを放ち、チームを「6-5」の勝利に導いた。 試合後にヒーローインタビューに臨んだ田村は、その場で「来週は(首位の)ホークス戦なので全勝したいと思います」と発言。18日から23日まで行われる対ソフトバンク6連戦で全て勝利を収めることを宣言した。 >>ロッテ8.23マリンフェスタでユニホーム配布、広報室「当日もお楽しみに」<< 田村の発言を受け、ネット上には「よくぞ言ってくれた、チーム一丸となってソフトバンクを首位から引きずり下ろしてくれ」、「ソフトバンクとは相性いいし、6連勝は十分あり得るぞ」といった賛同の声が挙がったが、同時に「首位相手に6連勝宣言はなめすぎだろ、逆にコテンパンにやり返してやれ」、「さすがに調子乗り過ぎ、ソフトバンクは初戦でいきなり望みを断ち切ってほしい」といった反発も寄せられるなど賛否両論となっている。 一方、「変なフラグを立てるなよ、『次のホークス戦も頑張ります』ぐらいでよかっただろ」、「全勝するとか余計なこと言い過ぎ、真逆の結果にならなければいいが…」、「新庄の二の舞になりそうで怖い、逆に大型連敗とかなったら今シーズン終戦だぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「田村が所属するロッテは昨シーズン17勝8敗とソフトバンクを圧倒し、今シーズンも2勝1敗と勝ち越しています。球団間の相性を考えると、6連勝も決してあり得ない話ではないでしょう。ただ、球界ではお立ち台で『勝つ』、『連勝する』といった景気のいい言葉を口にすると、翌日以降の試合が逆の結果になるという不吉なジンクスがあります。最も有名な例が1999年の阪神で、同年9月10日の巨人戦後に新庄剛志が『明日も勝つ!』と宣言してから、同月28日の対広島戦まで球団ワーストタイ記録となる12連敗を喫しています。こうした過去のケースを踏まえ、田村の発言が良くない結果をもたらすのではと危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 16日終了時点で首位ソフトバンクと2ゲーム差の3位ロッテは、仮に全勝なら逆に4ゲーム差をつける計算になる。今後の優勝争いを考えるとできれば1つも落としたくないところだが、18日から始まる6連戦はどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月08日 17時30分
巨人・増田の中継ぎ登板で話題になった“投手・新庄” ノムさん肝いりの起用も、まさかの理由で立ち消えに?
6日に甲子園で行われた巨人対阪神の一戦。試合は「11-0」で阪神が大勝したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の野手・増田大輝の中継ぎ登板だった。 増田がマウンドに送られたのは、「0-4」と巨人4点ビハインドで迎えた8回裏。この回巨人は5番手の堀岡隼人が1死しか取れないまま7失点を喫し降板したが、巨人・原辰徳監督は6番手に投手ではなく控え野手の増田を起用。高校時代に投手の経験があったという増田は、「0.2回無失点・被安打0・1四球」と本職顔負けの投球を披露した。 控え投手の消費を防ぐための采配だったことが試合後に伝えられた増田の登板だが、ネット上には「今後の戦いを見据えたいいリスクマネジメントだ」、「お金を払って観に来ているファンに失礼では」と賛否の声が多数寄せられた。一方、一部では「阪神は昔新庄も投手したことあるよね」、「新庄も登板してなかったっけって調べたらもう20年以上も前になるのか」といったコメントも見られた。 >>新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打<< コメントで挙げられた「新庄」は、阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)で活躍した新庄剛志。昨年11月に現役復帰を宣言したことも記憶に新しいが、阪神時代の1999年に増田と同じく野手ながらマウンドに上がったことがある。 新庄がマウンドに上がったのは、1999年3月5日に熊本・藤崎台球場(現リブワーク藤崎台球場)で行われた阪神対巨人のオープン戦。当時27歳の新庄は前年の秋季キャンプから当時の野村克也監督の意向により外野と投手の“二刀流”に取り組んでいたが、春季キャンプの紅白戦では2試合で計2イニングを投げ5失点。同戦で結果を残せなければ二刀流構想は白紙という見方もあった。 だが、同戦の4回裏に2番手としてマウンドに上がった新庄は、巨人先頭の元木大介を139キロのストレートで詰まらせセカンドフライに。さらに、続く二岡智宏も142キロのストレートでショートゴロに打ち取ると、最後は後藤孝志を121キロのスライダーでセンターフライに仕留め、三者凡退で1イニングを投げ切った。 試合後、新庄は「相手が打ち損じてくれただけ」と謙遜したが、野村監督は「マウンド慣れしてきたみたいだな」と評価。また、新庄に打ち取られた元木が「シーズン中に会いたくないピッチャー」と語ったことも伝えられた。 しかし、5回以降は本職のセンターに回り出場を続けた新庄は、9回にヒットを放った際に左大腿筋を故障。その影響もあってか、次回登板となった同月21日のダイエー戦では本塁打を浴びるなど結果を残せず、これ以降二刀流構想は白紙に。結局、オープン戦で2試合、シーズンでは登板なしという結果で新庄の挑戦は終わってしまった。 ところが、新庄は後年に左大腿筋の故障が嘘であったことを、2018年9月23日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)の中で暴露している。新庄いわく、投手起用は「面白くないな」と感じたことから、同戦後に故障したと嘘をついたとのこと。また、面白くないと感じた理由については、「簡単に抑えられるから」とも。紅白戦を含めるとそこまで抑えているというわけではないのだが、新庄としては投手は今一つしっくりこなかったようだ。 今回中継ぎとして投げた増田は新庄とは違い、「すごくいい経験をさせてもらった」と笑顔で語ったことが試合後に伝えられている。あくまで試合展開次第だが、もしかすると2度目の登板もあり得るのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月12日 06時30分
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
6月19日の開幕に向け、2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。練習試合では選手の調整機会を確保するために、「後攻チームが勝っていても9回裏を行う」、「投手への代打をDHとする」といった、普段の公式戦ではあり得ない特別ルールが採用されることも多くなっている。 横浜スタジアムで4日に行われた楽天対DeNA戦では、特別ルールにより「先攻DeNA・後攻楽天」という通常とは真逆の形で試合が行われ、後攻の楽天が敵地なのにサヨナラ勝ちを収めるという珍事が起こっている練習試合。今から約20年前のこの時期には、この楽天対DeNA戦を上回る異例のサヨナラ劇が起こった試合がある。 1999年6月12日、甲子園で行われた阪神対巨人の一戦。「4-4」と両チーム同点のまま迎えた延長12回裏、阪神は1死一、三塁と絶好のサヨナラ機を演出。ここで打席には同戦で3安打、8回裏には同点ホームランも放っていた新庄剛志が入った。 新庄がここまで猛打賞を記録していたことやベースが1つ空いていたことを考慮した巨人ベンチは、新庄を敬遠し勝負を避けることを選択。この回からマウンドに上がっていた巨人・槙原寛己は、指示通りに1球目を外角のボールゾーンへ投げた。 しかし、槙原が続けて投じた外角への2球目を、新庄は思い切り踏み込みスイング。打球が三遊間を転々と抜けていく間に三塁ランナーがホームインし、試合は「5-4」で阪神がサヨナラ勝ち。敬遠球を打つというセオリー無視の打撃が生んだまさかの結末に球場から大歓声が沸き上がる一方、打たれた槙原や巨人・長嶋茂雄監督はあぜんとした表情のままグラウンドを後にした。 現在でもしばしば“球史に残る名場面”として取り上げられるこの一打。ただ、新庄は単なる思いつきではなく計算して敬遠球を打ったと、2020年4月16日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)の中で明かしている。 新庄によると、同戦の3日前の試合で敬遠された際に「これは打てるな」と思い翌日から敬遠球を打つ練習をしていたといい、当時の野村克也監督もこの練習を見ていたとのこと。その後、同戦で新庄が打席に入る前に「敬遠球を打ちたい」と目でアピールしたところ、野村監督が了承してサインを出してくれたため練習の成果を発揮するに至ったのだという。 予想外のサヨナラ打で注目を集めた新庄は、試合後のヒーローインタビューでも注目を集めている。インタビューの中で新庄は「明日も勝つ!」とファンに高らかに宣言したが、同戦が行われた6月のチームは翌13~30日の11試合で「3勝8敗」と低迷した。また、新庄は同年9月10日巨人戦後にもヒーローインタビューで「明日も勝つ!」と口にしたが、チームは翌日からまさかの12連敗を喫している。 今回取り上げたサヨナラ打をはじめ球界に様々な話題を提供した新庄は、昨年11月12日に自身のインスタ、公式ユーチューブチャンネルを通じて現役復帰を宣言し再び話題となっている。宣言以降は居住するインドネシア・バリ島でNPB入りに向けトレーニングを継続しつつ、自身の公式インスタグラムでしばしば生配信を行うなどファンとも交流。また、練習量を増やすことを目的に、新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ日程が決まれば日本に帰国することも4月28日に伝えられている。 5月上旬には、3球団が獲得に向け調査を行っているとも伝えられている新庄。NPB復帰が実現すれば、今回の敬遠球サヨナラに匹敵する話題を集めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月30日 17時30分
長嶋・新庄以上の異端児? 相手捕手を殴り寺に籠った“ケンカ八郎”、引退後はまさかの職業にも転身
新型コロナウイルスの影響により延期が続いていた開幕日が、6月19日に決定している今シーズンのプロ野球。各球団は開幕に先立ち6月2~14日に予定されるオープン戦・練習試合に向け、全体練習や紅白戦などの調整を行っている。 来たる開幕に向け、ここから選手一人一人への注目も徐々に高まっていくことが予想される現状。今から61年前のこの時期には、ある選手の行動が大きな注目を集めた試合が行われている。 1959年5月30日、駒沢球場で行われた東映対近鉄の一戦。1回裏、4点を先制した東映がなおも1死一、三塁のチャンスという場面で、東映・岩本義行監督はダブルスチールを指示。これを受けた三塁走者・山本八郎は一塁走者・稲垣正夫と共にスタートを切るも、相手の素早いバックホームで山本はアウトとなった。 山本はクロスプレーの際、近鉄捕手・加藤昌利と交錯。この影響で左ひじと手首を痛めた加藤は山本の肩を叩いて危険なスライディングはやめろと諭したが、山本はこれを殴られたと勘違いして激怒し、加藤の首元にパンチをお見舞い。殴られた加藤が持っていたボールを山本に投げ付けたところに両軍選手が乱入し乱闘が勃発した。 乱闘が鎮静化した後、山本は即座に試合から退場となる。ただ、前年にも同様の騒ぎを起こしていたからか、試合後に自身2度目となる無期限出場停止処分を下されてしまった。 当時のファンは2度目の出場停止処分をそこまで驚かなかったというが、それは山本が“ケンカ八郎”の呼び名がつけられるほど、非常に血の気の多い性格の選手として知られていたからといわれている。山本は東映(現日本ハム/1956-1962)、近鉄(1963-1966)、サンケイ(現ヤクルト/1967)でプレーし、「.267・113本・474打点・1100安打」といった数字を残した強打者だが、血の気の多さは同じく気性の荒さで知られた東映の同僚・張本勲をしのぐほどだったという。 前年の1958年5月10日の対南海戦では審判の判定に激高し殴る蹴るの暴行を加え、無期限出場停止処分(同年6月23日に解除)を受けていた山本。この“前科”がなければ、2度目の無期限出場停止処分には至らなかったのではといわれている。 2度目の処分を受けた後、山本は“精神修行”と称し福井・永平寺に約20日間籠るという謎の行動に出ている。山本の処分は同年9月1日に解除されたが、この行動が解除の判断に影響を及ぼしたのかどうかは定かではない。 また、山本は1967年に30歳で現役を引退しているが、引退翌年の1968年になんと千葉・鴨川シーワールドでのシャチの飼育係に転身。さらに、その後は大阪の実家が営んでいた生花店を継ぐなど元プロ野球選手という経歴からはかけ離れたセカンドキャリアを送っているが、現在の消息は不明で存命かどうかも定かではない。 現役時代から引退後に至るまで数々の逸話を生んだ山本だが、普段は礼儀正しい人物だったとされており、ゆく先々のチームで選手から厚い信頼を得ていたといわれている。また、当時のプロ野球ファンからの人気も高かったようで、1度目の処分を受けた後はパ・リーグ側に復帰を求める嘆願書が数多く届いたという。 破天荒な一面で人気を博し、「個性派」、「変人」とも称されたという山本。球界の個性派といえば古くは“球場に連れて行った長男・一茂の存在を忘れたまま帰宅した”などの逸話で知られる長嶋茂雄、最近では昨年11月に突如現役復帰を宣言した新庄剛志などが有名だが、彼らを上回るほどの異端児であったと言えるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月25日 17時00分
新庄剛志氏、引退決断の要因はグラブだった? 元日本ハム・岩本氏が“予兆”を告白 NPB復帰にも「本気でした」と期待
元日本ハム・岩本勉氏が、23日に日本ハム時代の同僚・片岡篤史氏が公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に出演。元プロ野球選手の新庄剛志氏について言及した。>>新庄剛志氏、まさかのプロ野球復帰濃厚? しかも3球団が名乗り、見込み薄とされた獲得が現実味を帯びたワケは<< 2004~2005年にかけ、新庄氏と共に日本ハムでプレーした岩本氏。本動画では2005年春季キャンプ中に目撃した新庄氏の努力や、新庄氏が引退する2006年の試合中に感じた予兆について語った。 2005年春季キャンプ中のある日、岩本氏はウエイトトレーニングをしようといつもより早く球場に到着。すると、球場内では汗だくの新庄氏が、ダンベルを持った状態で片足スクワットに取り組んでいたという。 「えっ!?ツーやん(新庄氏の愛称)どうしたん!?」と岩本氏が声をかけると、新庄氏は過去に肉離れを負った経験から、患部の可動域を維持するためにトレーニングを重ねていると語ったという。新庄氏はメジャー時代の2001年に左太ももの肉離れで一時戦線を離脱しているが、これがきっかけだとすると約4年間欠かさず、試合・練習前後やオフの日などに人知れず自主トレーニングを続けていたことになる。 新庄氏のストイックな姿勢に驚いた岩本氏は、その後一言も話しかけることができなかったとのこと。ただ、トレーニング終了後の新庄氏は「じゃあガンちゃん(岩本氏の愛称)後でね!」と言いながら何事もなかったかのようにグラウンドへ向かっていったといい、岩本氏は「かっこよかった、『これがプロやなあ』と思った」という。 その後、同年限りで現役を引退し翌2006年から野球解説者に転身した岩本氏。新庄氏も同年4月に同シーズン限りでの引退を宣言しシーズン終了後に引退したが、宣言前に行われた同年のある試合で解説を務めた際、右中間の打球に飛び込んだ新庄氏のグラブが打球の勢いに負け捕球できなかったことがあったという。 新庄氏はプロ入りした1990年に購入したグラブを、補修を重ねながら試合で使い続けたことが知られている。このことが頭によぎった岩本氏は「もう17年で(グラブも)限界なのかな」と思っていたところ、新庄氏は引退を表明しシーズン後に引退。岩本氏は「(新庄氏は)最後に『この相棒ももう疲れてる』っていうようなことを言った。彼独特のこだわりですよね」と、グラブの状態も引退決断に影響したのではと推測していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「新庄はよく天才とか言われるけど、裏では相当努力してたんだな」、「その努力をあまり表に出さないって言うのは新庄なりの美学だったんだろうな」、「引退当時新庄はまだやれるのにって言われてたけど、自分よりグラブの方が限界だったからスパっと辞めたのかな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に日本ハム(1990-2005)でプレーした49歳の岩本氏と、阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)の4球団に所属した48歳の新庄氏。両者は1971年度生まれの同級生で、2004年から2005年にかけ共に日本ハムでプレーしている。 今回の動画で岩本氏は、新庄氏が昨年11月に表明したプロ野球復帰についても「(新庄氏の姿は)本気でした」と口にしている。新庄氏の復帰宣言には否定的な見方も少なからずあるが、岩本氏は実現してくれると信じているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年05月13日 17時00分
新庄剛志氏「本当にやったるわ」プロ野球復帰報道に歓喜 “燃え滾る”やる気で実現へ? ファンの期待も高まる
元プロ野球選手の新庄剛志氏が12日に自身の公式インスタグラムに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 新庄氏は同日、自身のインスタに当サイトの「新庄剛志氏、まさかのプロ野球復帰濃厚? しかも3球団が名乗り、見込み薄とされた獲得が現実味を帯びたワケは」記事のスクリーンショットを添え、記事の感想を投稿。「この情報が本当じゃなくても読んだ瞬間に身体が燃え滾った嬉しすぎる本当にやったるわ」と喜びの声を上げた。 この投稿を受け、ネット上には「無理だって言う人は多いですけど、ちゃんと見てくれてる人は見てくれてるんですよ!」、「この3球団でも別の球団でもいいから早く正式に手を挙げてくれ」、「報道だけで終わらないように新庄にはここから更にアピールを続けて欲しいといった期待の声が多数寄せられている。 一方、「客寄せパンダは嫌じゃなかったの?」、「旗色が悪いって分かってるから大喜びしてるのかな、ちょっと前は育成でもいいとか言ってたし」といった疑問や指摘も複数見受けられた。 新庄氏は昨年11月12日、自身のインスタ、並びに公式ユーチューブチャンネルを通じて現役復帰を宣言。そこからは居住するインドネシア・バリ島でNPB入りに向けトレーニングを継続。4月28日には練習量を増やすことを目的に、近日中に日本に帰国することも伝えられている。 宣言当初は「興行的に言えば新庄が復帰して打席に立った。それだけで客は入る」という元プロ野球選手・高木豊氏の見方に対し、自身のインスタで「客寄せパンダとして合格したなら合格を拒否する」と反論するなど強気の姿勢だった新庄氏。ただ、5月7日に日本ハム時代の同僚・森本稀哲氏を交えて行ったインスタライブでは「育成契約からでもいい」というニュアンスの発言をするなど、トーンダウンしている。 新庄氏が取り上げた記事の内容は、興行面のメリットを見込んで新庄氏の獲得を検討している球団があるというもの。そのため、新庄氏の喜びように疑問を抱いたファンは少なからずいたようだ。しかし、宣言当初の考えとは違うかも知れないが、新庄氏がやる気に満ち溢れていることを嬉しく思ったファンも多いはず。復帰宣言からは約半年が経つが、目標の実現に向けこれからも頑張ってほしいところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom/
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