スポーツ
-
スポーツ 2023年04月24日 11時00分
藤浪晋太郎、先発落ちは決定的? マイナー投手と入れ替わりか、現地の不満も爆発寸前
日本時間4月23日午後1時過ぎ、メジャーリーグ公式サイトのニュースが更新され、アスレチックス・藤浪晋太郎投手に関する“続報”が追加された。 同日午前中に行われたレンジャーズ戦で先発登板のチャンスをもらったものの、3回途中8失点で「開幕4連敗」を喫したことはすでに伝えられていた。 「続報」とは、アスレチックスのマーク・コッツェイ監督のコメント。今後の藤浪の起用法について、 「(本人と)話し合う必要がある。検討しなければならないが、それは今夜ではない」 と語っていた。 >>阪神・藤浪、アスレチックスでのプレーは1年限り? 正式契約間近も拭えない不安要素は<< 首脳陣が「話し合い」「検討」などの言葉が使ってきた場合、たいていは“降格”だ。藤浪が先発ローテーションから外される可能性も出てきた。 「アスレチックスと契約した際、『先発で起用する』約束を取り付けたと聞いています」(米国人ライター) 起用法に関する条項が契約の際に書き加えられた場合、監督もその通りに起用する。しかし、当人がそれで結果を残せなかった時は、一般論として、本人か代理人と改めて話し合いをし、中継ぎなどへの配置換えを受け入れ、そこで頑張って先発復帰をめざすか、「マイナー降格を受け入れる」の二択になる。 「もう一回、様子を見ようとなるかもしれません。その前に結果を出せなかった場合の『中継ぎか、マイナー落ち』の結論を出してからになりますが。アスレチックスは投打ともに人材難なので、藤浪が『勝てる投手』になってくれるのが一番なんですが」(前出・同) MLBサイトは「100マイル以上(約161キロ)の速球を投げる素質の持ち主」とも伝えていたが、「今季の防御率は14.40。先発投手の役目を果たしていない」と辛辣だ。 だが、「藤浪ピンチ」の一報に米国の野球ファンは、日本とは異なる感想も持ったそうだ。 「トップ・プロスペクト(若手有望株)であるカイル・マラー投手のメジャー昇格を暗に伝えている」と--。 マラーは昨年12月にブレーブスからトレードで獲得したエース候補だ。藤浪がアスレチックスと契約したのが今年1月。米メディアが「藤浪とはどんな投手なのか」を伝えていた際、「マラーとキャラが被る。タイプが似ている」と思ったそうだ。 「マラーは身長200センチ、左のオーバーハンドで100マイル近い剛速球とスライダーが武器。与四球率が高いのがタマに傷」(現地メディア) 藤浪の身長は197センチ。体格も似ている。その“藤浪のそっくりさん”がマイナーで好投を続けているのだ。 アスレチックスはア・リーグ西部地区でダントツの最下位。4勝17敗、勝率1割9分0厘だ(同時点)。ファンのモヤモヤ感も日増しに高まっており、「不甲斐ない藤浪のピッチングが、今季チームの象徴のように伝えられている」という。 「藤浪を叩くことでアスレチックスファンはモヤモヤ感を発散しています」(前出・同) 8失点KO後、藤浪は「もっと自信を持ってストライクを投げられるよう…」とも語っていたが、一旦、マイナー落ちを受け入れ、“深呼吸”をした方が良いのでは? マラーが制球難を克服した秘訣も聞けるかもしれないし。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2023年04月23日 11時00分
巨人・原監督に「どうせならもっと負けろ」アンチ化するファンも? 上がり目ない歴史的低迷、退任待望論も高まる
3月末に開幕した今季のプロ野球。まだレギュラーシーズンの約10分の1が終わったばかりだが、早くもセ・リーグ優勝争いから脱落しつつあるのが巨人だ。 今季は3年ぶりのリーグ優勝、11年ぶりの日本一をめざす巨人は開幕カード・中日戦こそ2勝1敗で勝ち越したものの、そこからは4カード連続で負け越し。16日・中日戦で両リーグ最速で10敗目を喫したが、これは球団史上唯一の最下位に沈んだ1975年以来48年ぶりのことだったという。 19日試合前時点では「5勝11敗」の借金6でリーグ最下位に沈み、首位のDeNA、阪神とは早くも4.5ゲーム差がついている。巨人ファンの落胆や失望も日々大きくなっているが、その理由は勝敗以上だけではないようだ。 「序盤から低迷中の巨人ですが、19日試合前時点で5位中日(5勝9敗)と1ゲーム差な上、パ・リーグでは日本ハム(4勝11敗/最下位)が巨人以上に苦戦中。ただ、巨人ファンの間では『今1番弱い球団は間違いなく巨人』、『他球団に比べて未来が見えなさすぎる』と自球団の状況が一番よくないという主張も多数見られます。勝敗はもちろんですが、それ以上に原監督の選手起用、特にベテラン打者の重用に憤っているファンが多いようですね」(野球ライター) 巨人と同程度に低迷している中日、日本ハムだが、中日はプロ7年目・24歳の細川成也や4年目・21歳の石川昂弥、日本ハムは6年目・23歳の清宮幸太郎、5年目・22歳の野村佑希、5年目・23歳の万波中正など若手有望株が複数出てきている。日本ハム・新庄剛志監督は12日・ソフトバンク戦に敗れた試合後、「負けはしたけど、この若いメンバーの姿を見たら希望しかない」と前向きに語ったというが、両チームファンも同様の思いを持ち長い目でチームを見守っているようだ。 一方、巨人も8年目・25歳のオコエ瑠偉、3年目・21歳の中山礼都など活きのいい若手はいるが、坂本勇人、長野久義、松田宣浩らベテランの起用も目立つ。18日・DeNA戦では打率3割前半のオコエ、2割後半の中山が下げられ、代わりに1割前半の坂本、2割前半の長野を出す代打策も物議を醸したが、こうした采配が閉塞感につながっているようだ。 また、現状を嘆くファンの間では「どうせならもっと負けろ、それで原は解任されろ」、「途中休養に追い込まれるまで借金増えてほしい」と、解任・休養を願いさらなる低迷を望む意見も出始めている。原監督は今季が3年契約の2年目で、順当なら来オフまで体制変更が行われない見通しだが、我慢の限界から“アンチ化”しているファンも少なくない。 巨人は2019年から第3次原政権がスタートしているが、2019〜20年はリーグ優勝、21年は3位、22年は4位と徐々に順位が下落。今季もその流れは止まっていない状況だが、原政権がこのまま沈んでいくのか、それとも盛り返していけるのか要注目だ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月22日 17時30分
ロッテ・澤村、メジャー経てパフォーマンスも進化? 古巣復帰の剛腕が放つ存在感
日本球界に舞い戻ったベテランが、頼もしいマウンド姿を見せている。 今季より千葉ロッテに復帰した澤村拓一は連日のように試合終盤に登場し、チームの勝利に貢献している。初登板となった4月4日のZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦、8回に登板し初ホールドを記録すると、そこからは白星やセーブも挙げるなど、試合を締めくくる役割としての存在感は絶大だ。 昨季までレッドソックスでの2シーズンでは、登板数は計104試合を数え通算6勝を記録。リリーフ、セットアッパーとしてさまざまな場面でチームの期待に応える活躍を見せ、1年目にはポストシーズンでも3試合でマウンドに登っている。 昨年8月に登録40人枠から外れ、以降はメジャー復帰をめざすも叶わず、今年1月、古巣であるロッテのユニフォームを着ることを決意した。4月3日には35歳の誕生日を迎え、メジャーの経験に加えさらに円熟味を増している澤村のピッチング。投球内容もさることながら、その姿を観るだけでファンは胸を躍らせることとなる。 本拠地のZOZOマリンスタジアムを始め、リリーフ投手が登板する際に使用されるリリーフカーには澤村は乗ることはなく、ブルペンから自らの足でマウンドへ向かう「メジャースタイル」を貫いている。加えて、レッドソックス時代から話題となってきている長髪、そして髭を蓄えた勇ましい風貌も、まさに「米国ナイズ」としたものと言える澤村のマウンド姿。 さらに、今季の登板の中ではファン、メディアからの視線を集めたのが、初セーブを挙げた4月14日、本拠地で行われたオリックス戦でのシーン。最終回に登場し、ここでも走ってマウンドに登った澤村は簡単に打者2人を切って獲り、最後のバッターがセンターフライを打ち上げるとマウンド上で振り返り、打球を目で追いながら腕を組んで仁王立ち。ワールド・ベースボール・クラシックでメキシコ代表として日本とも対戦したランディ・アロザレーナ(レイズ)の姿を思わせる「ドヤ顔」パフォーマンス、そして派手なガッツポーズも見せ、スタンドを大いに沸かせている。 まさにその一挙手一投足、立ち居振る舞いはメジャーリーガーそのもの。ピンストライプの背番号54が繰り広げる、ファンを惹き付けるピッチングは今季のプロ野球の大きな楽しみの一つとなりそうだ。(佐藤文孝)
-
-
スポーツ 2023年04月22日 11時00分
侍ジャパンメンバーが苦しむ“WBC後遺症”、ソフトB・近藤も致命的問題? 首位打者争いの裏で起こっている異変
3月8~22日にかけ行われ、侍ジャパンが2009年大会以来の優勝を果たしたWBC。世界一に大きく貢献し、大会後も好調を維持している選手の一人がソフトバンクのプロ12年目・29歳の近藤健介だ。 近藤は1次ラウンドから決勝戦までの全7試合で「2番・右翼」を任され、「.346・1本・5打点」と好成績をマーク。大会終了後に迎えたシーズンでも「12試合・.333・2本・10打点」(18日試合前時点)と首位打者を争うほどのハイアベレージを残している。 近藤は日本ハム(2012-2022)でのプレーを経て、昨オフに7年総額50億円(推定)の条件でソフトバンクにFA移籍。現時点では大型契約にふさわしい働きを見せているといえそうだが、一部からは三振数の悪化が不安視されている。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 日本ハム時代の近藤は通算3990打席に立ち、喫した三振は567個(三振率.142)。昨季も396打席で45三振(.114)とさほど数字がかさんでいなかった。 ところが、ソフトバンク1年目の今季はここまで53打席に立ち15三振(同.283)と早くも昨季の3分の1に到達。4月14日・楽天戦では、自身初となる1試合4三振を喫したことも大きく報じられた。 「今季は昨季以前に比べて大幅に三振が増えている近藤ですが、シーズン前に行われたWBCが大きく影響している可能性は考えられます。WBCに参加した選手たちは大会に合わせて調子のピークを持っていき優勝に貢献したわけですが、その反動からかシーズンに入ってから故障(山川穂高、山田哲人ら)や不振(村上宗隆、中村悠平ら)に陥る選手が相次いでいます。3月28日にチームに合流した際に『疲労感はすごい』と語っていた近藤も、状態が完全には戻り切っていないとしても不思議ではありません。また、メジャーの審判が裁くWBCはNPBとはストライクゾーンの広さが異なるとされており、大会中には村上が『ゾーンがアウトコースに広かったり、高めに広かったり、まだつかめていないところがあります』とコメントしたことも伝えられていますが、この点も三振増に関係している可能性はあるのでは」(野球ライター) “WBC後遺症”が出ているという見方ができそうな近藤だが、一部からは他にも本拠地が変わったことが影響しているのではという意見も上がっている。近藤は昨季まで両翼100メートル、中堅122メートル、外野フェンス5.75メートルの札幌ドームを本拠地にプレーしていたが、今季からは両翼100メートル、中堅122メートル、外野フェンス4.2メートルの福岡PayPayドームがホーム球場に。本塁打を打つハードルが下がった分、スイングが大振りになっているという可能性も考えられそうだ。 18日試合前時点では打率はリーグトップ、三振はリーグワーストタイと対照的な近藤。打率を維持したまま三振を減らすことが一番理想だが、試合を重ねる中で修正していくことはできるのだろうか。文/ 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月21日 20時55分
巨人・戸郷に「ぶっ壊れる」球団OBが指摘 右ひじ故障の菅野と共通点? 順調キャリアの裏で燻る問題は
野球解説者・高橋尚成氏(元巨人他)が20日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手・岡崎郁氏(元巨人)が登場。巨人のプロ5年目・23歳の戸郷翔征にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で岡崎氏は巨人スカウト部長時代(2017-2019)のドラフト指名で印象に残っている選手や、選手視察の際に重視していたポイントなどを話した。その中で、2018年ドラフトで指名した戸郷の故障リスクを不安視した。 2018年ドラフトで6位指名され巨人に入団した戸郷は、翌2019年9月に一軍デビューすると、クライマックスシリーズ・日本シリーズでも起用されるなどスピード出世。2020年からは先発ローテに定着しており、今季は20日終了時点で「3登板・2勝1敗・防御率0.89」と安定感のある数字を残している。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< 高卒下位指名からまたたく間に頭角を現した戸郷だが、岡崎氏も「(球は)速かったです。やっぱり飛び抜けてましたね。スライダーもすごかった」と指名前から光るものを感じていたという。ただ、「馬力はあるんだけど、今の菅野(智之)みたいな上体投げに見えたの。だから肩とか肘とかぶっ飛ぶんじゃないかと思って」と、右腕を大きく回して投げるフォームに不安を抱き6位指名に至ったという。 入団後の戸郷はここまでは特に大きな故障はなく通算33勝、セ・リーグ新人特別賞(2020)、最多奪三振(2022/154個)と実績を積み重ねている。岡崎氏も「正直、彼はここまで早い段階で一軍で投げて、ここまで(活躍する)とは思わなかった」といい意味で予想を裏切られていると称賛した一方、「だから逆に今心配してます。戸郷はぶっ壊れるんじゃないかと思って」と、指名前から変わらないフォームで投げ続けているツケが回ってくるのではと懸念も口にした。 岡崎氏の発言を受けては、ネット上にも「言われてみたら急に勤続疲労が怖くなってきた」、「抜擢早すぎて体作りの時間もそれほど無かっただろうしなあ」、「菅野みたいに故障離脱したら終戦だからそれだけは起きないで」といった心配の声が寄せられた。 動画内で岡崎氏が引き合いに出したプロ11年目・33歳の菅野は通算117勝を誇るチームのエースだが、今季は3月中旬のオープン戦で右肘の張りを訴えると、4月20日終了時点でも二軍調整が続いている。菅野の分まで奮闘している戸郷まで故障離脱となると、現在セ・リーグ5位(6勝11敗)のチームにとっては致命傷になりかねないが、戸郷は今後も問題なくローテを守ることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋尚成氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@hisanori_takahashi
-
-
スポーツ 2023年04月21日 19時30分
中日・木下、ヤクルト戦の走塁死に「何年プロやってんだ」呆れ声 得点機・リクエスト権が台無し、球界OB苦言の痛恨ミス再び
20日に行われ、中日が「2-3」で敗れたヤクルト戦。「7番・捕手」で先発した中日のプロ8年目・31歳の木下拓哉の走塁ミスが物議を醸している。 問題となったのは、「2-2」と両チーム同点の4回表2死三塁でのこと。打席の大島洋平は、ヤクルト先発・石川雅規がカウント「0-1」から投じたカットボールを見送りボールに。この直後、ヤクルト捕手・古賀優大は三走・木下のリードが大きいと判断し三塁へ素早く牽制球を投げた。 これを見た木下は慌てて足から三塁へ戻るも、三塁手・村上宗隆のタッチをかいくぐれずアウトとなり、リクエスト検証でも判定は覆らず。中日は木下の走塁死で得点機はもちろん、初回に1つ使い残り1回だったリクエスト権も失われる形となった。 >>中日・龍空、背中死球を“神回避”も批判?「下手したら死んでた」 ヤクルト戦中盤の一場面、敵投手以上に物議醸したワケ<< 木下の走塁ミスを受け、ネット上には「何年プロやってんだって言いたくなるようなお粗末ミス」、「2死三塁で飛び出しアウトは論外、大ボーンヘッドだ」、「状況判断悪すぎるわ、リード大きくとるような場面じゃないだろ」、「本当に勘弁してくれよ、先週もやらかしてただろ」といった呆れ声が寄せられた。 「三塁走者は無死、もしくは1死の場合は、スクイズやゴロゴーのサインに応じてリードを大きくとる、塁を飛び出すといったプレーが求められることはあります。また、アウトカウントにかかわらず、暴投・パスボールの可能性を常に頭に入れておかなければなりません。ただ、今回の場面は2死でスクイズなどが使えなかった上、マウンド上の石川もそこまで球が荒れていたわけではなかったため、打席の大島(打率.368)を信用して無理にリードは取らない方が無難だったのでは」(野球ライター) 状況判断が悪いとファンに問題視された木下だが、9日・DeNA戦でも球界OBが苦言を呈すプレーが出ている。同戦の木下は福谷浩司とバッテリーを組むも初回6失点、打撃でも2回表無死二塁で遊ゴロと打てずその裏で交代に。 同日放送の『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)では、野球解説者・高木豊氏(元横浜他)から「(2ラン浴びた1回裏2死二塁は)やっぱり分からなきゃいけないですよね。次(の打者)が投手だったら」、「(2回表の打席は)初球だったら右方向に強い打球でヒットを打ちに行き、それが失敗することによって進塁ができるということを、捕手の脳を持ってるんだったらなぜそうしなかったのか」と、状況に合っていない打者勝負や打撃が目についたと指摘されている。 昨季以前も立浪和義監督が苦言を呈すなど判断ミスが少なくない木下。今季は20日終了時点で「15試合・.326・0本・7打点」と打撃は好調なだけに、もったいないミスで評価を落とすのは今後減らしていきたいところだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月21日 15時30分
ソフトB・藤本監督の起用法に「飼い殺しだ」と批判 好調・増田はスタメン外? ロッテ戦前に明かした戦略が物議
21日試合前時点でパ・リーグ首位(9勝5敗)に立つソフトバンク。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、藤本監督は前日20日に応じた取材の中で、佐々木朗希とぶつかる21日・ロッテ戦の見通しなどを語った。その中で、19日に一軍昇格させたプロ6年目・23歳の増田珠について「状態がいいのでね、左の代打で、増田は粘っこく打ってくれるんじゃないか」と対左用の代打として使う方針を明かしたという。 増田は二軍で「15試合・.340・1本・5打点」と好成績をマークしていた19日に今季一軍初昇格。同日の西武戦で即スタメン出場を果たすと「3打数2安打・1本塁打・2打点」と二軍の勢いそのままに結果を残した。藤本監督はこの働きを評価し、勝負どころで左投手が出てきた際の切り札として使おうと考えたようだ。 >>ソフトB・杉山「先発やりたくない」に驚きの声 藤本監督が弱気発言明かし呆れ、昨季の不振で自信喪失?<< ただ、ネット上には納得の声以上に「好調なのにスタメンで使わない意味が分からない」、「経験込みで佐々木にぶつけた方が長期的にはプラスでは」、「マルチ安打、ホームランまで打ったのに代打止まりなんて選手腐らせる気か」、「右の代打は他に2、3人いるのに…これは飼い殺しもいいとこだ」といった不満のコメントが寄せられた。 「右打者の増田を代打起用する方針の藤本監督ですが、現在一軍にはアストゥディーヨ、佐藤直樹、ガルビス(両打ち)と右の代打は他にも複数います。同監督は彼らの調子が今ひとつ(アストゥディーヨ、佐藤は.000、ガルビスは.200)なことや、今季『2登板・2勝0敗・防御率0.00』の佐々木に調子を乱されるリスクを加味して増田の代打起用を考えたのでしょうが、二軍から好アピールが続く今出場機会を与えなくてどうすると首をかしげているファンも多いようです」(野球ライター) 今季の藤本監督は開幕スタメンに抜擢したプロ2年目・23歳の正木智也を、18打席無安打で19日に二軍降格とするまで起用し続けている。これもあり、一部からは「不振の正木は優遇、好調の増田を冷遇は矛盾してないか」といった指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月21日 12時35分
“ハンカチ王子”斎藤佑樹、プロ野球生活失敗談明かす「気を配っておけば…」引退後も体型維持のためトレーニング
元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が20日、都内で行われたウィザースホーム新商品「スポーツと暮らす家」発表会に出席した。 >>全ての画像を見る<< 斎藤氏はウィザースホーム社のスポーツの楽しさや素晴らしさを感じながら、心地よく暮らせることを追求した「スポーツと暮らす家」プロジェクトに参加し、第一弾のモデルハウスを4月28日に初ローンチ。感想を問われると、「僕なりの思いを込めて一生懸命、家に対する思いを考えさせてもらいました」と話す。 発表したモデルハウスは、自身の日常生活でのこだわりやアイデアが詰め込まれた内容になっていると言い、斎藤氏は壇上で自身の1日のスケジュールを紹介しながら、アスリートやスポーツが好きな人たちに適した住宅とはどんなものかを熱弁。「(発表した家は)玄関を上がってからお風呂に行くまでの時間を重要視しています。子どもが例えば野球の練習の後、(汚れた服のまま)リビングを通らずにお風呂に行けるように、動線も大事にしています。いろんな方がスポーツをできやすい環境を考えています」とこだわりを述べる。 斎藤氏は「トレーニングルームを設けて、ガレージの中を素振りができるスペースにしたり。今、僕もジムに行っていますが、行かずに家でできるのが理想かなと思うので、屋内にはトレーニング機具を置いて、トレーニングができるように、また、外には7メートルくらいのスペースを作って、ちょっとしたキャッチボールやゴルフのスイングができるようにしました。ガレージは上からロープを垂らしてあって、登ったりもできます。スポーツをする方にとってはいい環境だと思います」と話す。 自身の休日の過ごし方や、家庭内での食事のこだわりを聞かれると、「休みというのは僕の中で設けているわけではないので、1日のスケジュールは(休日も仕事の日も)だいたい同じ。食事はタンパク質を摂ることを心がけています。引退してからは量はあまり食べ過ぎないように心がけているのと、血糖値を上げないように心がけています」とこだわりを紹介。「今まで野球をやってきた中での失敗談でもあるんですけど、もっと食事に現役時代から気を配っておけば良かったなって思います」とも話して笑顔を見せた。 現在の仕事については「いろんな方と話をして、『野球未来づくり』をビジョンとして掲げて活動しています」と紹介。「この家の提案も、球界に対しての新しい第一歩になるんじゃないかなって。現役時代に周りにいたアスリートたちの意見も聞いて、いろんなことをやっていければ」と意気込む。現役時代同様、現在もトレーニングを続けていることも明かし、「今は野球選手としてのトレーニングというより、体型維持を中心に。野球選手の頃は投手なので、あまり胸を大きくしたくなかったんです。でも今は鍛えています。ベンチプレスをしたり。現役時代はトレーニングルームでコミュニケーションを取っていたんです。それが家族でもできるといいなって、今回の家にもそのアイデアを盛り込んでいます」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
スポーツ 2023年04月21日 11時45分
日本ハム、新庄監督の補強要請は届かない? トレードは非現実的、助っ人獲りも内部調整難航か
「新庄(剛志)監督がフロント幹部に何か直訴したらしい」 本拠地・エスコンフィールドでの6連戦最終日の4月20日、北海道日本ハムファイターズが千葉ロッテマリーンズに勝利した。連敗は「4」でストップした。しかし、事前に流れていた「直訴」の情報は、あながち間違いではなかったのだ。 「フロント幹部との会談中、新庄監督がチーム編成に関する話を持ち出したと聞いています」(関係者) そのチーム編成とは、「緊急補強の必要性」だという。 「ピッチャーとバッター、両方とも補強する必要があると訴えました。新庄監督は具体的にピッチャーのタイプ、そして、どういうバッターが必要なのかまで説明したそうです。ただ、相談された側のフロント幹部がどんな回答をしたのかまでは分かりませんが」(前出・同) >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< 同日の試合中、こんなシーンが見られた。味方打線が走者を溜めた時、そして、先発・鈴木健矢投手が得点圏に走者を背負った2イニング目、新庄監督はベンチ内の椅子の後ろに隠れてしまった。 椅子の後ろから顔を覗かせ、試合の行方を見ている。その仕草は「心配で見ていられないよ~」といった感じだった。 ピンチをしのぐと、天を仰ぎ、手を叩いて鈴木を迎え入れる。「気持ち」が入っているのだろう。いや、入り過ぎているのかもしれないが、こうした試合中の様子を見せられて、補強を訴えた気持ちも分かるような気がした。 また、鈴木の6回被安打1失点ゼロの好投も合わせて、こんな意見も聞かれた。 「先発ローテーションを再編したばかりです。ポンセ、金村尚真の両投手が故障し、リリーフでスタートさせた鈴木を先発にコンバートさせたんです。その鈴木が好投してくれたものの、スクランブル態勢であることに変わりはありません」(プロ野球解説者) このロッテ3連戦の2戦目の先発を託された伊藤大海投手も、いまだ勝ち星がない状態。チームから唯一、侍ジャパン入りした看板投手の調子が上がって来ないとなれば、雰囲気を変えるようなカンフル剤も必要だろう。 「日本ハムは外部補強に熱心なチームではありません。おそらく、新庄監督が求めたのは先発投手とクリーンアップを任せられる強打者でしょう。トレード? 相手球団が応じるとは思えませんが」(前出・同) 外国人選手を追加補強するのだろうか。しかし、外国人選手には「アタリ、ハズレ」があり、調査時間が少ないシーズン途中での補強はその後者となるケースも大きい。 「どこのチームもそうですが、選手の総年俸に関しては予算が決まっていて、『予算オーバー』となる場合は、重役クラスの承認がないと動けません」(ベテラン記者) 新庄監督が直訴したのは球団社長だとの情報も聞かれた。もっとも、前出の関係者は「そこまでするかな~」とクビを傾げたが…。 同日の入場者数は1万5816人(主催発表)。15、16日の土・日曜日は2万人を超えたそうだが、新球場の初年度としてはパッとしない。やはり、勝敗が観客数に影響するのだ。新庄監督の直訴は聞き入れられたのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2023年04月20日 21時30分
日本ハム・新庄監督の球団首脳への要請「カネで済む話じゃない」と批判 打者補強望むもひんしゅく買ったワケは
20日試合前時点でパ・リーグ最下位(4勝12敗)に沈む日本ハム。同日に伝えられた新庄剛志監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、新庄監督は20日・ロッテ戦の試合前練習中に小村勝球団社長兼オーナー代行と談笑。その後に応じた取材の中で「『お金を出して』ってお願いした。6番打者と先発投手が1人でもいてくれたら」と戦力補強を直談判したことを明かしたという。 日本ハムは現在チーム防御率(3.66)・失点数(65失点)がリーグ最下位、打率(.203)・得点数(44得点)がリーグ5位と投打で振るわず、首位ソフトバンクと早くも6ゲーム差離れている。新庄監督はこの苦境を打破するために新戦力でテコ入れを行いたいようだ。 >>日本ハム・新庄監督、松本をタイトルに導いた奇策明かし話題 「そんなせこいことするか!」シーズン後にはひと悶着も?<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には先発補強については「元々頭数足りないし金村(尚真/19日に右肩違和感で離脱)までいなくなったからなあ」などと納得の声が寄せられた。一方、6番打者の補強については「甘えたこと言うなよ、先発に比べたらまだ頭数いる方だろ」、「それは戦力の問題じゃない、采配の問題だろ」、「2割以下の打者しか6番で使ってないくせにフロントに丸投げするな」、「補強うんぬんの前に人選見直すべき、カネで済む話じゃないぞ」といった指摘が相次いだ。 「新庄監督は20日試合前時点で消化している16試合で、マルティネス(9試合)、上川畑大悟(7試合)の2名を6番で起用。ただ、マルティネスは『14試合・.206・0本・2打点』、上川畑も『15試合・.146・0本・3打点』とほとんど機能していません。こうした現状を憂いて補強を検討する前に、今川優馬(10試合・.294・0本・1打点)や谷内亮太(8試合・.385・0本・2打点)といった好調な選手を6番で試すべきではないかと考えるファンも少なくないようです」(野球ライター) 20日の試合では今季初めてマルティネス、上川畑以外の打者(谷内)を6番起用した新庄監督。6番打者問題を補強ではなく采配で解決することは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
舞ひめがネオスターダムアーミーを止めるか?ゴッデス王座挑戦に舞華「高橋奈七永は腐ってんだよ」
2023年01月18日 17時30分
-
スポーツ
十両・栃武蔵、炎鵬の左腕を“Sの字”に「最悪折れてたぞ」 強引な極め技に批判、取組後に長引く痛みを漏らす?
2023年01月18日 16時05分
-
スポーツ
新日本IWGPジュニア王者の高橋ヒロムに挑戦するYOH「最高のチャンピオンと最高の試合をしたい」
2023年01月18日 11時30分
-
スポーツ
人気TikTokerとしても活躍中の長野じゅりあがタッグトーナメント1回戦突破!「次も勝ち進む」
2023年01月18日 11時10分
-
スポーツ
侍ジャパン・栗山監督、千賀はWBC準決勝から投入? メンバー外投手の緊急招集もあるか
2023年01月18日 11時00分
-
スポーツ
大相撲、豊昇龍の立ち合いに「見苦しいことするな」と批判 舞の海氏も「これはいけません」 相手に全く呼吸合わせず物議
2023年01月17日 18時35分
-
スポーツ
“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希がタッグトーナメント1回戦突破!「ベルトを獲り戻さなきゃいけない」
2023年01月17日 17時30分
-
スポーツ
大相撲解説・舞の海氏、貴景勝への発言に「失礼極まりない」怒りの声 治療より美しさを重視すべき? 独自の主張に批判相次ぐ
2023年01月17日 15時40分
-
スポーツ
梅沢富美男「同情する余地がない」高梨選手二度目のスーツ規定違反失格をバッサリ、NEWS小山も「何でこんなこと…」と疑問
2023年01月17日 11時30分
-
スポーツ
スターライト・キッド、Rebel&Enemyに反則勝ちに「ラム会長とは絶対どこかで私は会うと思う」
2023年01月17日 11時25分
-
スポーツ
“丸KEN”タッグがバレットクラブと合体し新日本参戦!丸藤正道「いろんな可能性が生まれると思うので」
2023年01月17日 11時10分
-
スポーツ
前DeNA・三上の巨人入り、きっかけは元コーチ? 支配下昇格は開幕前までに実現か
2023年01月17日 11時05分
-
スポーツ
阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘
2023年01月16日 20時30分
-
スポーツ
大相撲、貴景勝が口・鼻から大流血!「顔面ばかり狙ってないか」対戦相手の頭突き・張り手連発が物議
2023年01月16日 18時30分
-
スポーツ
DeNA、“絶対エース”今永と“不動の4番”牧のWBC選出決定! 三浦監督も期待「しっかり集中してもらいたい」
2023年01月16日 18時15分
-
スポーツ
ノア清宮海斗GHCヘビー級王者として、1年前の号泣を払拭すべく新日本IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと再戦!
2023年01月16日 17時45分
-
スポーツ
大相撲、関脇・豊昇龍に「姑息過ぎて失望」の声 格下相手に1秒で勝利、逃げ腰の相撲に批判相次ぐ
2023年01月16日 15時30分
-
スポーツ
スターダムなつぽい、尾崎妹加との再会に「全部意味があったんだと思える瞬間が来たって感じ」
2023年01月16日 11時30分
-
スポーツ
土井成樹がDDTユニバーサル王座を一発獲り!「早くもシングルのベルト手に入れたぞ」
2023年01月16日 11時10分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分