スポーツ
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スポーツ 2023年05月07日 11時00分
藤浪晋太郎、球界OBも推す“サイドスロー転向”あり得る? 大不振脱却期待も、コーチからの助言は絶望的か
3月末にレギュラーシーズンが開幕した今年のメジャーリーグ。開幕からはまだ1か月ほどしかたっていないが、現地ファンから見放されつつあるのがオークランド・アスレチックスのプロ11年目・29歳の藤浪晋太郎だ。 藤浪はメジャー初登板となった4月2日のロサンゼルス・エンゼルス戦から「4登板・0勝4敗・防御率14.40」と4連敗。同月25日にはチームを率いるコッツェー監督からリリーフへの配置転換を指示された。 ただ、藤浪はリリーフ転向後初登板の4月27日・エンゼルス戦こそ「2回1失点(自責0)・被安打2・四球1」とまずまずの投球を見せたものの、同月29日のシンシナティ・レッズ戦では「1.0回2失点・被安打2・四球3」と再び制球難が露呈。各報道によると、現地メディア・ファンは先発4連敗の時点で“球史で最悪の投手”と藤浪を酷評しており、リリーフへの配置転換についても早くも失敗の烙印が押されつつあるという。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< ここまでの6登板では「被安打23・四死球19個・暴投3個」と制球が荒れに荒れている藤浪。阪神時代(2013-2022)と内容がほとんど変わっていないこともあり、日本のファンからももう上がり目はないのではと悲観的な見方が上がっている。 そんな中、野球解説者・高木豊氏(元横浜他)は5月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、投球フォームをスリークォーター(オーバースローとサイドスローの中間)からサイドスローにしてみてはと藤浪に提案している。高木氏は各報道で使用されている藤浪の写真を見ると、右肘が肩より下に下がっている状態がよく目につくと指摘。 その上で、「このままだとサイドで投げたらまとまるんじゃないかなっていう。開き直って」、「フォームがこうなった(肘が下がった)ら、上げてる時間に体が(前に)いっちゃってるから(球が)抜けちゃうんだよ。それだったら横で、大勢(巨人/サイドスロー投手)みたいな投げ方を習得するか」と藤浪に勧めている。 「球界ではくすぶっている投手が投球フォームをサイドスローに変更したことでブレーク・復活を果たしたケースが少なからずあります。現役ではソフトバンク・嘉弥真新也が5登板に終わった2016年オフにスリークォーターからサイドスローに転向。すると、翌2017年はキャリアハイの58登板(防御率2.76)を記録すると、同年から2022年まで6年連続で50登板クリアとブルペンに欠かせない戦力に変貌を遂げています」(野球ライター) 高木氏が復調の一手に挙げたサイドスロー転向だが、習得できれば制球の安定はもちろん、投球に角度をつけられるといったメリットが考えられる。ただ、藤浪はこれまでサイドスローは未経験のため、習得には相応の時間がかかることは確実。また、サイドスローは一般的に球が横回転になりやすいとされているため、現在武器にしているスプリットの威力が低下するリスクもあるだろう。 また、現在所属するアスレチックスのコーチ陣から、どれだけ技術的な指導を受けられるかも不透明といえる。この点は高木氏も懸念しており、前述の動画内で「(メジャーのコーチは)『彼の人生を背負うことはできない』っていうタイプなんだよみんな。だから精神的なアドバイスとかはするけど、劇的に直すなんていうのはあり得ないことなんだよ」と指摘している。 それでも、ここまで結果が出ていない以上、何かを大きく変えなければいけない状況であることは間違いなさそうな藤浪。今後フォーム変更に踏み切ることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年05月07日 10時00分
「もういいかなあ後半戦」VTR強制終了要求も?『サンモニ』関口宏、WBC巡り問題発言連発
2023年3月、日本全国で空前の盛り上がりを見せたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。栗山英樹代表監督率いる侍ジャパンが世界一となり、多くの日本国民が喜びの声を上げた。 TBS系列で毎朝日曜日に放送される『サンデーモーニング』でも、毎週WBCが特集されたのだが、ここで司会を務める関口宏の発言が、何かと物議を醸すことになった。 WBC開幕前の3月5日放送分では、強化合宿にダルビッシュ有以外のメジャーリーグ所属選手が出場できず、大谷翔平についてはエンゼルスによって投球数が管理されていることに「なんか、うるさいねえ」とコメント。気持ちを理解する声もあったが、「背景がわかっていない」という批判も出た。 >>『サンモニ』 関口宏を岡崎朋美氏が注意「ちゃんと聞いてください」 高木美帆選手の凄さを解説も理解せず?<< 翌週の12日は、侍ジャパンとチェコ代表の試合を特集。チェコ代表が3回表までリードしたほか、先発のオンジェイ・サトリアはMAX127キロながら、村上宗隆や大谷翔平を三振に取るなど好投。さらに、デッドボールを受けた際の対応や試合後全員が日本代表に向かって拍手をするなどスポーツマンシップを重んじた行動を取ったことから、日本の野球ファンから称賛された。 ところが、関口は「勝てるという風に私たちでも思っていた」とコメント。この日、リモート出演した巨人・原辰徳監督が「前半は苦戦した」などとチェコ代表をフォローするが、関口は「向こうはその、なんと言うのかなあ、本職は別の仕事を持つ人たちのチームですよねえ。ピッチャーも良くは投げているけど、スピードは遅いよね。やりづらいですかね、プロとしては」とあくまで格下扱いした上で原監督に再度質問し、困惑させていた。 19日には、WBC準々決勝日本対イタリア戦を放送。日本が3回裏にイタリア代表を相手に先制点を挙げ、優位に進めたことをVTRで紹介し、前半でいったんスタジオに戻し、この日のゲストである落合博満氏と中畑清氏に意見を求めた。 両氏が解説した後、関口は「もういいかなあ、見る? 見る? 後半戦」と強制終了を提案する。この対応に中畑氏が「この後も良いのがある」と抗議すると、渋々後半戦のVTRへと話題を移した。突如VTRを打ち切ろうとした関口の対応に、視聴者からは怒りや真意を問う声が多数上がった。 侍ジャパンの試合を取り上げた放送では、視聴者から疑問符や批判を受ける発言が散見された関口。その真意は、どこにあったのだろうか。
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スポーツ 2023年05月06日 11時00分
元大関・朝乃山、5月場所の優勝争い厳しい?“キャバクラ謹慎”乗り越え幕内帰還も、先場所露呈した致命的弱点は
5月14~28日にかけ開催が予定される大相撲5月場所。横綱・照ノ富士の出場可否、3月場所優勝・霧馬山の大関とりと並んで注目されるのが元大関・朝乃山の幕内復帰だ。 朝乃山は当時大関だった2021年5月場所前、新型コロナ感染予防の協会ガイドラインに違反し複数回キャバクラに通っていたことが一部報道により発覚。協会側に当初事実無根と虚偽の報告を行ったことも響き、同年6月に「6場所出場停止、50%の減給6カ月」という処分を下された。 処分が明けた2022年7月場所では西三段目22枚目まで番付を落としていた朝乃山だが、同場所で三段目優勝を果たすと幕下も2場所で通過。十両に復帰した2023年1月場所では十両優勝(14勝1敗)を果たすも筆頭に留め置かれたが、3月場所で「13勝2敗」をマーク。5月場所では実に9場所ぶりに幕内に復帰することが決定的となっている。 >>ネット騒然、朝乃山優勝直後の一部観客に「民度低すぎる」怒りの声 今場所相次ぐルール違反、今度は“指笛”<< 3月場所後の朝乃山は春巡業(4月2~30日)をかぜで一時離脱する事態に見舞われながらも積極的に稽古を行っており、4月25日にはコロナ禍前ぶりに出稽古を行ったことも伝えられている。元々大関を張っていた実力に加え、場所前調整も順調とあれば優勝争いも大いに期待できそうな調整ぶりだが、「いきなり優勝争いはキツい」、「とりあえず2ケタ勝てば今場所は御の字では」と期待が膨らんでいないファンもいるようだ。 「一部ファンが朝乃山にシビアな視線を向けているのは、3月場所の内容が関係しているとみられます。同場所の朝乃山は13勝2敗と数字だけを見れば立派ですが、2敗のうち1敗は過去のガイドライン違反・外食発覚により1月場所休場処分を食らった上、3月場所前にはヘルニア除去手術を受けさほど稽古ができていなかった逸ノ城。もう1敗は平幕で黒星先行と苦戦する中で十両取組に当てられた王鵬と、お世辞にも好調とはいえないような力士相手に負けています。また、千秋楽では1月場所で幕下15枚目格付出としてデビュー、3月場所で十両に上がったばかりの落合相手に勝ちはしたものの終始攻められるという一番もありました」(相撲ライター) 逸ノ城、王鵬相手の敗戦、落合相手の大苦戦が低評価につながっている朝乃山だが、この3番はいずれも立ち合いすぐに右を差され、抱え込まれたことで劣勢に追い込まれている。得意とする右四つ左上手に付け込まれている形だが、左腕の使い方を工夫し差し手を封じる、立ち合いの当たりを強くし容易に差させないようにするといった対策をとらなければ、5月場所も取りこぼしが頻発しかねない。 実際、朝乃山自身もこの点は重大な問題と認識しているようで、4月23日には照ノ富士から右四つにおける左右の腕の使い方について助言をもらったことが伝えられている。本人は「頭に入れてやっていかないといけない。すぐにはできないので、少しずつやっていかないと」と一朝一夕で習得できるような技術ではないと示唆したというが、右四つを武器に横綱まで上り詰めた照ノ富士の教えをどこまで落とし込めるかが今場所、そして今後のキャリアを大きく左右しそうだ。 5月場所の朝乃山は平幕中位、前頭10枚目前後に置かれると予想されている。上位陣との対戦はあまり組まれない位置だが、優勝争いに絡めば審判部が割を崩して上位戦を組む可能性は十分。展開次第では霧馬山、豊昇龍、若元春といった、自身の出場停止中に三役にのし上がってきた力士たちとの対決もあり得るが、元大関の実力を見せつけるのか、それとも思わぬ苦戦をしいられるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月06日 10時00分
『サンモニ』中畑清氏が好評、上原浩治氏と交代の可能性も?
今年前半、日本を歓喜の渦に巻き込んだワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。スポーツ番組だけでなく、ワイドショーでも大会中は連日試合の様子が取り上げられた。 TBS系列『サンデーモーニング』のスポーツコーナー、「週刊御意見番」。元日本ハムファイターズ監督の大沢啓二氏とセ・パ両リーグで活躍した張本勲氏のコンビでスタート(注・初期の頃は大沢氏単独)し、大沢氏が亡くなった後は、張本氏が長年コメンテーターを担当してきた。 2021年12月に張本氏がレギュラーを降板すると、22年1月からは元読売ジャイアンツの上原浩治氏が後継者として出演することに。ところが、同4月以降は同氏がアメリカにも拠点を持っていることもあり、ほぼ隔週の出演となっている。 >>『サンモニ』関口宏、WBCイタリア戦振り返り“強制終了”提案 中畑清氏が猛<< そんな中、月1ペースで番組に登場しているのが、横浜DeNAベイスターズ初代監督の中畑清氏。明るいキャラクターと『サンデーモーニング』の中心視聴者層である中高年世代への絶大な人気で、好感度が高い。また、その発言も高く評価されている。 WBCが盛り上がっていた3月19日、中畑氏は日系人選手として初めて代表に招集されたラーズ・ヌートバー選手について「雰囲気を変える選手が出てきてくれたのが大きい。ヌートバー選手。いや目立ってますね」と絶賛。さらに、「お母さんが私の大ファンだったということで。これは確実なネタなんです。これを言いたかったんです」とコメントし、スタジオのスタッフから笑いが漏れた。 また、司会の関口宏がイタリア戦のVTR放送を途中で打ち切ろうとすると、なかなか『サンモニ』で絶対的な権力を持つ関口に物申す人物はいないのだが、中畑氏は「この後も良いのがあるんですけどね。イタリア戦で活躍したやつもいるんですよ」と抗議し、全てを放送させた。 プロ野球開幕後の4月16日には、関口がセ・リーグの順位について巨人と阪神のみに言及し、話題を変えようとした際に「DeNAも良いんですよ。DeNAも予想よりはるかに良くなっているんですよ」とDeNAに言及するよう訴える。関口が「ああそうですか」と塩対応を見せると、「もう終わりですか?」と冗談めかしながらも進行に苦言を呈していた。 明るさに加えて関口に苦言を呈することができる中畑氏と、冷静な解説をする元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏は「オチナカコンビ」などと称され、人気が出てきている。一方、上原氏はアメリカにいることもあり、出演回数が減っている状況で、存在感が薄まりつつあるとの声も出ている状況だ。
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スポーツ 2023年05月05日 11時00分
日本ハム・清宮、故障離脱でキャリア崩壊? ブレークに水差す大誤算、来季以降も引きずる可能性も
3月末の開幕からパ・リーグ最下位に低迷し続けている日本ハム。投打で誤算が相次ぐ中、特にファンが肩を落としたのがプロ6年目・23歳の清宮幸太郎の故障離脱だ。 清宮は4月20日・ロッテ戦中に左脇腹を痛め翌21日・楽天戦を欠場すると、22日に今季初めて登録を抹消されたことをNPBが公示。球団は同日、清宮が21日に仙台市内の病院で「左腹斜筋筋損傷」と診断を受けたこと、今後は患部の状況を見ながら復帰をめざすことなどを公式サイトで発表している。 チームを率いる新庄剛志監督は21日の試合後、清宮の故障について(20日の試合で受けた)死球の影響があるのか、そこをかばってハーフスイングした時に脇腹を痛めた」と説明しつつ、「そんなにひどい感じじゃない」と軽症を示唆したことが伝えられていた。ところが同月26日になり、吉村浩チーム統括本部長が「実戦は1か月くらいは無理だと思う」と一転して重症見込みを口にしたことが報じられている。 >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< 「清宮は高校通算111本塁打(歴代2位)をマークした実績を引っ提げ7球団競合の末日本ハム入りしましたが、翌2018年から2021年までは『230試合・.198・21本・73打点・126安打』と今ひとつ。2021年に関しては、プロ入り後初めて一軍未出場に終わるなどくすぶっていました。ただ、同年オフに就任した新庄監督がダイエットを指示し10キロ減量させたこと、攻守のミスに苦言を呈しつつも辛抱強く一軍で起用し続けたこともあり、2022年は『129試合・.219・18本・55打点』と初めて規定打席、2ケタ本塁打をクリア。迎えた今季は開幕から主軸で起用され、離脱前まで『17試合・.288・1本・9打点』といった数字を残していました。次代の大砲と期待され続けた才能がいよいよ開花するかという中での故障。本人はもちろん、チームにとっても痛すぎる誤算であることは間違いないでしょう」(野球ライター) 吉村本部長のコメントを踏まえると清宮の実戦復帰時期は5月末~6月初旬になるとみられるが、復帰後も試合勘を取り戻す時間などが必要なこと、患部の回復が思うように進まない可能性もあることを考えると、場合によっては前半戦のうちに戻ってこられない展開もあり得なくはないだろう。 また、ファンの間では回復・復帰後も再発リスクに苦しめられるのではという懸念も強い。打撃、守備それぞれで体をひねる動作が多いプロ野球選手にとって脇腹故障は再発リスクが高いとされ、直近では2018年に左脇腹故障で約1か月離脱した巨人・坂本勇人が、その後2020年、2022年にも同箇所を痛め欠場・離脱をしいられている。清宮も今回の故障が厄介な古傷になっても決しておかしくはないといえる。 今回の故障を機に、2021年以前のような一軍半選手に逆戻りしかねないともいえる清宮。アクシデントを乗り越え復活を果たすことは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2023年05月04日 11時00分
阪神・青柳の大不振、原因は腰にアリ? 元コーチが致命的問題指摘、岡田監督も怒りの“三冠王”からの転落ぶり
3月末の開幕から約1か月が経過した今季のプロ野球。チーム・選手個人の好不調が徐々にはっきりしてくる中、心配が集まっているのが阪神のプロ8年目・29歳の青柳晃洋だ。 青柳はプロ入りした2016年から昨季までに通算52勝、昨季は最多勝(13勝)・最優秀防御率(2.05)・最高勝率(.765)と投手三冠に輝いたチームのエース。だが、今季は開幕投手を務めた3月31日・DeNA戦こそ「5.2回1失点・被安打2・四球1」で白星を挙げたが、そこからは3登板で2敗。「1勝2敗・防御率4.95」と安定感を欠く内容となっている。 開幕前のオープン戦では「4登板・2勝1敗・防御率2.81」とまずまずの数字を残しながら、シーズンでは不振が続く青柳。チームを率いる岡田彰布監督も、2敗目を喫した4月21日・中日戦後に「調子上がってないやん。毎回点取られて」とぼやいたことが伝えられるなど、エースが計算できない現状に頭を抱えているようだ。 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 青柳の不振原因について、2004~2015年にかけ阪神で投手コーチを務めた中西清起氏は“腰”に問題があるのではと指摘している。同氏は4月24日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、「腰の回転と腕の出どころが遅れて来てるのかなという感じで、リリースがやっぱり合ってないですよね。そういうところで、本来自分が思っているゾーンに投げられていない」とコメント。青柳は腰をかがめた状態からサイドスロー気味に球を投げ込むという東急フォームの持ち主だが、投球時の腰の回転が鈍くなっているためリリースポイントが安定せず、うまくボールを操れていないのではという見解を示した。 また、同氏は腰の回転が鈍くなっている原因について「フルにローテーション守ってきてるわけですから、毎年同じコンディションというのはできないと思う」と、ここ数年ローテを守る中で勤続疲労が出ているのではと推測。その上で「長い距離の遠投やってみたりとか、下半身主導のノック、ショートのあたりにちょっと入って足を使って送球するとか」と、体のキレを出すための調整方法を提案している。 投球フォームに問題がある様子の青柳だが、一部からはメンタル面の影響を心配する見方も上がっている。青柳は4月21日の中日戦後に自身のインスタグラムストーリーに投稿。「メッセージ送るのは自由ですけど訴えられてからグダグダ言わないでくださいね。アカウント消しても意味ないので」という一文を添えた上、「負傷してシーズンを終えろ」、「しんでくれゴミ戦犯」といったコメントが書かれたインスタDM画面のスクリーンショットを投稿している。不振の影響もあってか一部から誹謗中傷を受けている現状を明かしたが、こうした心無い声が青柳の投球を萎縮させる可能性もゼロとはいえないだろう。 今季から就任した岡田監督のもと2005年以来のリーグ優勝、1985年以来の日本一をめざしている阪神。目標実現には青柳の復調は必要不可欠だが、ここから巻き返しを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-jw5qu6su8z
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スポーツ 2023年05月04日 10時00分
専門家でもないのに…野球解説不評?『モーニングショー』一茂の物議を醸したWBC発言
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、テレビ朝日系列の『モーニングショー』でも連日熱く報道されたのだが、その中で物議を醸したのが、元ヤクルトスワローズ・読売ジャイアンツに所属した長嶋一茂の発言だ。 元々、自らの考えを強硬に主張することが多い一茂だが、WBCではその傾向がかなり強く出た。WBCが開幕し、3月10日の1次リーグ韓国戦直前の放送では「テレ朝で私のザワつく路線バスの旅(ザワつく!路線バスで寄り道の旅)っていう番組があって。申し訳ないですけど自分の番組を見ませんから」「僕も見ないです、自分の番組。ザワつくは6時50分からやっているから。7時まで見てもらったら後、もういいや見なくて。見なくていいです」と発言する。 MCの羽鳥慎一が「(WBCを放送する)TBS以外の全テレビ局の同時間帯の番組も、力を込めて作っている人もいる」と諫めるが、それでも一茂は「全国民、韓国戦を見よう!」などと呼びかけ、羽鳥を呆れさせた >>玉川徹氏の主張に「じゃあ俺もジャーナリスト」一茂が論破?「名乗る資格は一切ない」厳しい声も<< 3月17日には、スタジオに第1回、2回のWBCに出場し世界一となった岩村明憲氏(当時ヤクルト)をゲストに迎え、準々決勝イタリア戦のVTRが放送され、解説を加える。ここで悠然と喋り出したのが一茂で、試合について「分からないですよ?聞いてないから」「多分」などと前置きしながら、試合展開や選手起用について自説を長々とコメントした。 結局、WBC経験者で元メジャーリーガーである岩村氏のコメント時間が少なくなり、一部視聴者から「一茂の思い込みによる見解はどうでもいい」「専門的な解説が聞きたいのに」などと不満の声が上がることになった。 また、この日の放送では準決勝の対戦カードが当初、アメリカ対日本とされていたものの、主催者によって変更されたことに一茂が「MLBはアメリカと日本を決勝でやらせた方がペイパービューも増えるだろうし。(WBCは)言いたくないけどお金儲けですから」とコメント。さらに、「決勝ラウンドをハワイでやれ」と強硬に主張し、羽鳥が「それ見に行きたいだけじゃないか」とツッコミを入れていた。 良くも悪くもキャラクターが強い一茂。WBC関連の話題は、自身が元プロ野球選手ということもあり、思い入れも強かったと見られるが、一部視聴者からは不評だったようだ。
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スポーツ 2023年05月03日 11時00分
広島・栗林、WBC中の誤算が大事に? 予想外の抹消理由にファンも驚き、チーム順位に響く可能性も
1日時点でセ・リーグ3位(12勝12敗)に位置する広島。同日にNPBが公示した抹消情報が物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、広島の守護神であるプロ3年目・26歳の栗林良吏がプロ入り後初めて登録抹消となったことを公示。抹消を伝える報道によると、チームを率いる新井貴浩監督は同日に応じた取材の中で「昨日(4月30日)、トレーナーから右足の内転筋に強い張りが出ていると報告があった」、「本人は“行きたい”“大丈夫です”“やりたい”と言ったが、私が抹消を判断した」と抹消の経緯を説明したという。 栗林は開幕からここまで12試合に登板するも、「0勝4敗1ホールド7セーブ・防御率5.56」と痛打を食らう場面が頻発している。4月28~30日の対巨人3連戦では29日の試合で中田翔に逆転サヨナラ2ランを被弾。翌30日はベンチ外となっていた。 >>中日・大野「なぜ中日に来なかった?」広島・栗林の返答に驚きの声 オールスター練習中の会話、球団公式YouTubeで公開<< 栗林の登録抹消を受け、ネット上には「え? 痛めたの腰じゃなくて足?」、「WBCで故障した腰が原因と思ってたけど違うのか」、「腰かばってフォーム崩したか? だとしたら短時間じゃ一軍戻れないのでは」といった心配の声が相次いだ。 「栗林は3月8~22日にかけ行われたWBCに選出されたものの、腰の張りを訴え同月14日に侍ジャパンを離脱。その後同月16日に検査を受けたところ『腰椎椎間板症』と診断されたことが伝えられましたが、オープン戦2登板を経て開幕一軍入りしていました。迎えた開幕後の不調は腰の状態が万全でないからではという見方が多数でしたが、今回新たに右足の故障が明らかになったことに驚いたファンも多かったようです。各報道では離脱期間については特に報じられてはいませんが、仮に今回の故障が腰をかばってフォームが崩れた結果ということであれば、故障回復のみならずフォーム固めにも時間が必要となるため、二軍再調整が長引く可能性もゼロではないでしょう。栗林はプロ入り後これまで右足を痛めたことはなく、今季の登板中も足を気にするようなそぶりはほとんど見せていなかったのですが…」(野球ライター) 栗林はプロ入りした2021年から昨季にかけ、「101登板・0勝3敗6ホールド68セーブ・防御率1.16」と非常に安定した数字を残している絶対的守護神。それだけに今回の故障離脱はチーム順位にも大きく響きそうだが、栗林は万全の状態で戻ってくることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月02日 20時00分
苫米地英人氏、メジャーリーグ時間短縮のピッチクロック導入は「単純にCMの話」背景を解説「ほかのスポーツにも余波が来る」予測も
5月1日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、米国メジャーリーグで今シーズンより導入されたピッチクロックの話題となった。 ピッチクロックは野球の試合時間の短縮を主な目的として導入され、投手は走者なしの場合は15秒、ありの場合は20秒以内に投球をしないと1ボールが追加される。打者の場合、制限時間の8秒以内に打つ準備を整えないと1ストライクが追加となる。すでに4月上旬時点での平均試合時間は27分ほど短くなっているという。一方で、スポーツ観戦の醍醐味の一つである「間合い」がなくなる懸念も指摘されている。 >>大谷翔平、「投手だけで二刀流」を実現? ピッチ・クロック対策には深刻なデメリットも<< これに対し、タレントの武井壮は「あまり気にすることじゃないかと思います」とコメント。「新しいルールができたんなら、新しく生まれたものを楽しめばいい」と前向きに捉えていると話した。 さらに認知科学者の苫米地英人氏は、ピッチクロックの導入の背景には「CMタイムの確保」があると指摘。苫米地氏は「日本もアメリカもテレビはCMのためにある」とし、「単にCMタイムを確保するのに、ほかの競技と重なり合う中で、野球(の試合)だけそんだけ長いの困るよっていう、そんだけの話」ともコメントした。 このほか、日本の野球界やスポーツ界への影響へついても「テレビでほかのようにCMをやる。ほかのスポーツに同じ様な余波は来るでしょうね」と予測していた。 また苫米地氏は、野球は「(映画のような)文化芸術として観るか、情報として見るか。情報だったら早送りでもいい」とし、それに対し「野球みたいなコンテンツの部分を、どこまでバランス取っていくのか」が今後の課題だと指摘していた。 これには、ネット上で「確かにそのうち日本でも導入されそう」「ホームランのあとの次の打者がさっさと入ってて余韻がないのはつまらんな」「そもそもこれまで長く感じていやな奴はいたのかね」といった声が聞かれた。
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スポーツ 2023年05月02日 18時30分
巨人・浅野の一軍昇格を球界OBが猛プッシュ「二軍1割台? 関係ない」 若手時代の浅村と共通点アリ? 独自提案に納得も
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に野球解説者で地盤調査会社『トラバース』副社長のG.G.佐藤氏(元西武他)が登場。巨人のドラ1・18歳の浅野翔吾にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐藤氏は1日時点でセ・リーグ5位(11勝14敗)に沈む巨人を見ていて気になっている点や、「23試合・.186・3本・6打点」と不振が続く坂本勇人への見解などを話した。その中で佐藤氏は、浅野は一軍で積極的に起用するべきと主張した。 2022年ドラフトで2球団競合の末巨人入りした浅野は、高校通算68本塁打を誇るスラッガー候補。迎えた今季はここまで一軍未出場の一方、二軍では「22試合(全24試合中)・.200・1本・7打点」とほぼ全試合に出場中。現時点では育成に重きを置いた起用法となっている。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 佐藤氏は低迷中の巨人一軍について話す中で、「オコエ(瑠偉/25歳)選手って結構見てたらワクワクしないですか? 可能性感じるじゃないですか。あと最近は秋広(優人/20歳)選手が上がってきて。そういう選手をどんどん使おう。試合に出さないと」と、閉塞感を打破するために若手を積極起用した方がいいのではと指摘。その流れで「あと浅野選手も出しちゃおう」と浅野も一軍に抜擢すべきではと提案した。 続けて、「二軍だと1割台なのかな? 関係ないから。ステージが人を押し上げるから」、「浅野は二軍じゃ打たないです逆に。一軍に来たら打つタイプだと思う」と主張した。 その理由として佐藤氏は、現役・西武時代の2009~2011年にかけ共にプレーした浅村栄斗(現楽天)を例に、「浅村二軍じゃ打たないのに一軍来ると打ちますから」、「浅野選手もそっちタイプだと思う」と持論を展開。同期間の浅村は一軍成績が「167試合・.267・11本・54打点」、二軍成績が「167試合・.248・9本・59打点」と一軍の方が数字は良かったが、浅野も一軍で使えば同様の傾向になるのではと推測した。 「一般的に一軍は二軍に比べ対戦選手のレベル、他球団によるデータ分析の速度、観衆の視線で生じる重圧といった要素に差があるため、二軍で今ひとつの選手が通用する可能性は高くはありません。ただ、大舞台の方がやる気・闘志が出やすいということなのか、佐藤氏が動画内で挙げた浅村のように一軍成績の方がいいという選手もまれにいます。浅野は超高校級スラッガーとして注目を浴びながら臨んだ2022年夏の甲子園で『.700・3本・6打点』とすさまじい数字をたたき出した他、同大会後に参加したU-18W杯でも本塁打を1本放つなど大舞台では強さを発揮していますが、佐藤氏はこれらを元に浅野は重圧・注目度が高い一軍で使った方が結果を残せるタイプとみているのでは」(野球ライター) 佐藤氏の発言を受け、ネット上には「さすがに気が早すぎる、理由もよく分からんし」などと否定的な意見が上がったが、中には「外野埋まってないし検討の価値はあるのでは」、「微妙な中堅使うくらいなら浅野の方がマシかもしれん」、「秋広みたいになれば儲けものだしなあ」といった同調の声も見られた。 今季の巨人一軍はオコエ、丸佳浩、ブリンソンの3名が主に外野レギュラーとして使われているが、オコエが「.256・2本・6打点」とまずまずの数字を残す一方、丸は「.180・1本・4打点」、ブリンソンも「.236・2本・10打点」と今ひとつ。この状況もあり4月18日に一軍招集された秋広は「.421・1本・4打点」と絶好調だが、浅野も思い切って使えば結果を残すのではと期待するファンも少なくないようだ。 1日時点では浅野の一軍昇格について特に報道などは出ていないが、原辰徳監督ら首脳陣が今後、一軍に抜擢することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/TDAthleteChannel
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