田尾安志
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スポーツ 2021年04月06日 20時30分
清原氏を巡る発言が退団の原因に? 西武監督の意向に背き「それから厳しくなった」 田尾氏が明かした理不尽エピソードに驚きの声
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が5日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で田尾氏は元オリックス監督・石毛宏典氏、元楽天監督・大久保博元氏をゲストに迎え、現役・西武時代の思い出についてトーク。その中で田尾氏は1986年春季キャンプ中、同年入団の清原和博氏(元西武他)に関する質問をきっかけに、当時の森祇晶監督から冷遇されるようになったという話を明かした。 >>楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」<< 1985年ドラフトで1位指名を受けて西武に入団した清原氏は、強打の一塁手としてPL学園高校を牽引した選手。プロ入り後も一塁を本職としてプレーを続けることになるが、田尾氏によると森監督は1986年キャンプ時点では、清原氏を三塁で起用する構想を持っていたという。 キャンプ期間中のある日、森監督に呼ばれ、「中堅・秋山幸二(元ソフトバンク監督)、一塁・田尾、三塁・清原」という布陣をどう思うか意見を求められたという田尾氏。「清原は高校(野球界)のスーパースターで一番得意なポジションは一塁だから、1回一塁をやらせてみて(三塁を守る力があるか)判断したらいいんじゃないですか?」と、まずは清原氏に本職の一塁を守らせてから考えるのがいいのではと答えたという。 これを受け森監督は同年清原を一塁だけで起用(126試合)し、清原も「.304・31本・78打点・123安打」と大活躍。ただ、田尾氏によると「それ(このやりとり)から森さん、俺にすごい厳しくなった」という。どのように厳しくなったのかは触れなかったが、「(清原サード構想に)『それいいですね!』って言っておけばよかったの(か)ね」と、森監督の構想に全面賛同するべきだったのかもしれないと語っていた。 田尾氏は動画で1986年のリーグ優勝決定後の失敗談や球場内ロッカーで驚かされた先輩選手の行動についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「自分から『清原サードはどうか?』って田尾に聞いたのに理不尽すぎる」、「田尾の言葉の何が気に食わなかったのかも、結局田尾の進言通りにサード起用を取りやめた理由も分からない」、「自分の考えとは違うこと言われたから、『こいつは気に食わない奴だ』って考えたのかも」、「田尾さんはこの年それなりに試合には出されてる(106試合)し、厳しくなったっていうのは考え過ぎじゃないか」、「田尾の阪神移籍はこれも一因だったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 「田尾氏は中日(1976-1984)でプレーした後に西武(1985-1986)にトレード移籍しましたが、今回話したエピソードと同年の1986年オフ、森監督と合わないことを理由として球団側にトレードを直訴。この結果、翌1987年からは阪神(1987-1991)にトレード加入し引退までプレーする形になりました。そのため、今回明かしたやりとりを機に森監督から冷たく扱われるようになり、自らトレードを訴えての退団につながったのではとみているファンもいるようです。なお、田尾氏は中日時代から目上の相手にも臆せず物を言う硬骨漢として知られていますが、動画内より強い口調で清原ファースト起用を進言し、それが森監督の気分を害したという可能性も考えられます」(野球ライター) 一部では「森監督は田尾に同調を求めることで、サード起用が失敗した時に『田尾が言ってたから』と逃げ道を作ろうとしたのでは」という声も挙がっている今回のエピソード。多くのファンは森監督の態度を理不尽だと考えているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2021年03月23日 20時00分
楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で大久保氏は元楽天監督・田尾安志氏、元オリックス監督・石毛宏典氏をゲストに迎え、監督業の面白さや苦労についてトーク。その中で大久保氏は、昨季楽天フロントが“現場介入”を行っていたという話を暴露した。 大久保氏によると昨季のある試合前、二軍にいた選手がなぜか一軍の試合が行われる球場に姿を現したとのこと。その選手が「今日から(一軍)登録です」と言ってきたことを不審に思った首脳陣が関係各所に確認をとったところ、具体名などは不明だが球団フロントが現場に無断でその選手の一軍昇格を決定していたことが発覚したという。 また、首脳陣はその選手の昇格はもちろん二軍降格となった選手についても聞かされていなかったため、「じゃあ誰を落としちゃったの!?」と騒然となったとのこと。大久保氏は「入れ替えを球団がやって現場が知らないなんてあり得ない」、「監督、コーチが誰を落としたか知らないって(考えられない)」と球団フロントの行動を厳しく批判していた。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「現場に無断で選手入れ替えるってそんなことが許されていいのか」、「フロントなりの考えもあるんだろうけど、だとしても現場に話を通さないのはダメだろ」、「去年だと岩見(雅紀)が昇格した時になんで上げたんだって言われてたけどまさかね…」、「フロントの介入ってことは、今の石井(一久)監督がGMとして関わってた可能性もありそうだな」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「デーブの監督時代も問題になってたのにまだ介入やってるのか」、「そんな勝手なこと続けてたらまたコーチに逃げられるぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「今回大久保氏が暴露した楽天フロントの現場介入ですが、大久保氏が監督を務めていた2015年にもフロントが介入を繰り返し、その結果当時の田代富雄一軍打撃コーチがシーズン途中の7月にチームを退団しています。田代氏が退団後にメディアを通じて語ったところによると、同年は試合前に首脳陣が考えたオーダーをフロントがひっくり返すことが頻発していた上、試合中の采配や選手交代にも口出ししてきたためチームを去る決断をしたそうです。そこから現在まで約6年が経過していますが、未だに介入を繰り返していることを疑問に思っているファンは少なくないようです」(野球ライター) 大久保氏の話を聞いていた石毛氏も、「変な組織だ」と首をかしげた楽天フロントの現場介入。一部では「石井監督兼GMが率いる今季は昨季以上に口を出してくるのでは」という声も寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年01月21日 20時30分
中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が20日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日で野球解説者の小松辰雄氏がゲスト出演。元中日監督・星野仙一さんが怒りをあらわにしたエピソードを暴露した。 星野さんは中日で2期10年(1987-1991,1996-2001)にわたり監督を務めた。今回の動画で小松氏は1987年から1991年にかけ共に中日で戦った星野さんとの思い出をテーマにトークを展開。その中で星野さんが、1987年から1993年にかけ中日でプレーした元中日監督・落合博満氏への怒りで周囲の物をたびたび破壊していたという話を披露した。 >>中日・星野監督、達川氏を「嘘つき、詐欺師」と笑顔で“口撃”?“コンタクト紛失事件”の知られざる後日談を明かす<< 落合氏がロッテからトレードで加入した1987年の4月中旬ごろに、後楽園球場で巨人と戦った試合があった。小松氏はその日休養日で滞在先のホテルのミーティングルームで選手・監督らの帰りを待っていたというが、巨人に敗れた後に戻ってきた星野さんは目が血走っていたという。 その後ホテルでは選手全員が参加したミーティングが行われたというが、星野さんは開始直後いきなり自身の机の上に用意されていた食事を手でなぎ払うと、「落合!お前いつになったら打つんだ!なんとかせえ!」と落合氏を名指しで叱責。小松氏によると、落合氏は星野氏の剣幕に気おされたのか「はい」とうなずくのみだったという。 その落合氏は当時チームの本拠地だったナゴヤ球場内に設置されていた赤電話(委託公衆電話)を使い、頻繁に妻や知り合いと連絡を取っていたという。ただ、ある試合で負けた後に星野さんはその電話に目をつけ、「こんなんで電話ばっかしとるから打てねんじゃあ!」と激昂しながら地面にたたき付け破壊してしまったという。 壊れた電話に入っていた10円玉が床一面に散らばったため、自身もひろい集める手伝いをするはめになったという小松氏。ただ「面白かったですよ」と、こうした感情が激しいところも星野監督の魅力の一つだったといい、「誕生日には必ず花が贈られてくる」と選手を気遣う一面もあったと振り返っていた。 小松氏は動画で、自身が星野さんに怒られた際の話や目をつけられやすい選手の特徴なども話している。 今回の動画を受け、ネット上には「“闘将”って言われてた星野さんらしい血気盛んな話だな」、「ナゴヤ球場の扇風機をたたき壊した話は有名だけど、電話まで破壊してたのは知らなかった」、「当時は鉄拳制裁が当たり前だったが、本人を直接殴ることはあったんだろうか」、「いくら怒ってるからってものに当たるのはいただけない、今ならネットで確実に炎上するだろうな」といった反応が多数寄せられている。 落合氏は星野さんと在籍期間が被っている1987年から1991年にかけ「628試合・.314・171本・489打点・688安打」といった数字を残し、本塁打王(1990-1991)、打点王(1989-1990)にそれぞれ2度輝いている。その落合氏に星野さんが物に当たるほど怒りをあらわにしたのは、打線の核としての期待の裏返しだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年12月15日 17時00分
巨人・岩隈、楽天入りに義父は関係無かった? オリックス入りを頑なに拒んだ真相は…「やりたい気持ちにはなれなかった」
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が14日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、今季限りで現役を引退した巨人・岩隈久志がゲスト出演。2004年オフに消滅した近鉄から楽天入りした真相を明かした。 岩隈は同年オフに近鉄と合併したオリックスと、新規参入した楽天の間で行われた「分配ドラフト」でオリックス側のプロテクト枠(25名)に入っていたが、一貫してオリックス入りを拒み続け最終的には金銭トレードで楽天に移籍。今回の動画ではオリックス拒否の姿勢を貫いた理由を語った。 プロ5年目・23歳だった2004年、所属球団の近鉄がオリックスに吸収合併され消滅。同時に楽天が球界に新規参入してきたため、「新規参入する球団で新たな気持ちでやりたかった」と心機一転を図りたかったのが一番の理由だったと岩隈は明かした。 NPBでは同一企業が複数球団を保有することは野球協約に違反するため実現の可能性はほぼなかったが、「近鉄が(オリックスに)買収(される)という話ならば、同じチームメイトとやるわけだから(オリックス入りに)何の支障もなかった」という岩隈。ただ、吸収合併に伴う分配ドラフトでオリックス側が同僚をバラバラに散らせたこともあり、最後まで「オリックスでやりたい気持ちにはなれなかった」という。 条件面だけを見ればオリックスの方が好条件だったというが、それでも楽天入りを選んだ岩隈。楽天初代監督の田尾氏が岩隈の義父に当たる広橋公寿氏を一軍守備走塁コーチとして招へいしていたこともあり当時は「義父に気を遣ったのでは?」との見方もあったが、岩隈は「お義父さんも『自分の思った気持ちの方向に進んでやるといい』と言ってくれた」と義父は関係なくあくまで自分の意思を貫いた結果だと語っていた。 岩隈はこの他にも楽天初年度の2005年シーズン中に感じていた苦労や、2019年から2年間プレーした巨人で行っていた若手へのアドバイスなどについて動画内で語っている。 >>巨人・岩隈、「カネにうるさいヤツ」非難された過去ポスティング決裂の裏にあった真相とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「カネや名誉じゃなく仲間を最も重視してたのは知らなかった」、「楽天側には磯部(公一)、吉岡(雄二)、(川口)憲史とか結構近鉄の主力が流れてたからその影響もあったのかも」、「実力のある同僚を確保してその他は楽天に押し付けたオリックス側の姿勢にも思うところがあったんだろうな」、「オリ側がプロテクト枠で近鉄戦士を多めに確保してたらまた話は違ったんだろうか」、「義父が移籍に影響っていう当時の見方は間違ってたんだな」といった反応が多数寄せられている。 オリックス入りに難色を示し続けたことから、当時は中日、巨人、阪神も獲得を模索していた岩隈。当時から約16年後に明かされた真相に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年11月30日 21時00分
西武、年俸300万円ダウンでも選手が気持ちよく承諾できたワケ 中日にも見習ってほしい? 田尾元監督が球団代表の神対応明かす
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が29日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が現役時代に感動したという契約更改時のエピソードを明かした。 今回の動画で田尾氏は、26日のスタートから現在まで保留者が3名出ている中日の契約更改について自身の見解を披露。その話の流れで、自身が西武の選手だった時代の1985年オフの契約更改で感動したという、当時の坂井保之球団代表の言葉を明かした。 >>中日、契約更改で保留が続出している事情球団代表も苦悩を吐露?ファンから「楽天みたいに資料出せ」の声も<< 1985年1月に中日から西武にトレード移籍した当時プロ10年目・31歳の田尾氏。同年は「127試合・.268・13本・60打点・128安打」でそれまで4年連続で続けてきた打率3割超えが途切れるなど今ひとつの成績に終わったため、「今年は球団がどんな評価でも1回で判を押そう」と年俸4800万円(推定)からの大減俸を覚悟してオフの契約更改に臨んだという。 だが、契約更改にあたった坂井代表は田尾氏の不振を責めることはなく、逆に夏場のある試合で放った1本の本塁打をほめてくれたとのこと。田尾氏によるとその本塁打は「1-10」でチームが敗れた試合で、勝敗にはあまり関わりのないソロだったというが、坂井代表は「あの本塁打は夏休みに球場に来ていた子どもたちへのプレゼントだ」、「子どもたちは田尾が打ったその1点を忘れないでいてくれるんじゃないか。(だから)勝ち負けには影響はないがあの本塁打は価値があるんだ」と勝敗以上の価値があると言ってくれたという。 球団のトップがそこまで自身のプレーを見てくれていたことに感動し、「代表の言うことには全て納得しよう」という気持ちになったという田尾氏。坂井代表からはその後「300万下げていいか?」と言われたというが、同代表が自身の気持ちをくんでくれたこともあり「16年のプロ生活の中で(一番)気持ちよく判が押せた」と語っていた。 田尾氏はこの他にも中日・加藤宏幸球団代表に求める姿勢や、球団と選手が契約でもめることのデメリットなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「減給でもちゃんと選手を納得させるとはすごく腕の立つ代表だな」、「『下げるぞ』じゃなく『下げていいか?』って選手を立ててるのは上手いな」、「成績悪い中でも良い点を見いだそうという姿勢が田尾さんの心に響いたんだろうな」、「ちゃんとした誠意や姿勢を見せればダウン提示でも選手に受け入れてもらえるというのがよく分かる話だ」といった声が出ている。 同時に、「よそはよそ、ウチはウチとか言ってる加藤代表とはえらい違いだな」、「加藤代表もこれぐらいの気持ちで交渉してれば選手とここまでもめることも、選手会から抗議されることもなかったのでは」といった反応も多数ある。 「保留者が続出している中日の加藤代表は、26、27日にかけ『査定を基に出した金額をこれっぽっちも譲るつもりはない』、『他球団は他球団。ドラゴンズはドラゴンズ。変更するとドラゴンズの査定が間違っていたことになる』と断固たる姿勢で契約更改を進めているとコメント。これらの発言を受けてプロ野球選手会が“選手が金額でもめているという印象を与える発言をしている”として、28日に同代表に抗議文を送る事態に発展しています。今季はコロナ禍でどの球団も収益が激減しており、同代表も『今年は経営が厳しい』と懐事情が苦しいことを明かしているのですが、だからこそ太平洋クラブ・西武、ダイエーの2球団で球団代表を約20年にわたり歴任した坂井代表のように誠心誠意を尽くして選手に寄り添ってあげるべきではないかと考えているファンも多いようです」(野球ライター) 28日に抗議文を送られたことを受け、加藤代表は「説明が不十分ということであれば、納得できるまで説明を行っていきたい」と今後は丁寧な説明に務める旨を口にしている。事態の収拾に向け、田尾氏の心を揺さぶった坂井代表のような姿勢が求められているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年10月30日 17時00分
ロッテ・田村に「擁護しようがない」ファン激怒 サヨナラを招くミスに立浪氏ら苦言、「益田にも責任があるだろ」の声も
29日に行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。試合は「4-3」でソフトバンクが勝利したが、同戦に「8番・捕手」で先発したロッテのプロ8年目・26歳の田村龍弘のプレーがネット上のロッテファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」とロッテ1点リードの9回裏1死二、三塁の場面で飛び出たプレー。打席のソフトバンク・松田宣浩に対しロッテ3番手・益田直也はカウント「1-0」からワンバウンドのシンカーを投じたが、これを田村が三塁ベンチ方向に大きく後逸(記録は益田の暴投)。逸らした打球を処理する間に二者の生還を許し、チームは史上初の「逆転サヨナラ2ラン暴投」で敗戦を喫する結果となった。 >>ロッテ、「今季一番お粗末な負け方」?サヨナラを招いたマーティンのエラー、昨シーズンの二の舞を危惧する声も<< 同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、元中日・立浪和義氏、元楽天監督・田尾安志氏ら球界OBが田村のプレーについてコメントしている。番組に生出演した立浪氏は、「(捕り損ねた球が)バウンドしてアンツーカーで変な方向に跳ねることはあるが、(今回の球は捕手)正面のワンバウンドですからね」とコメント。ワンバウンドの球が思わぬ方向に跳ねることはあるとしつつも、今回は捕手の正面に跳ねたため止めなければいけなかったと指摘した。 番組に電話で生出演した田尾氏は、立浪氏の後に話を振られ「1人目のランナーは仕方ないにしても、2人目のランナーまでホームに(帰って)来られたのは(痛い)」、「どっちにバウントしたか(分からなかったのでは)。(田村は)逆の方見たでしょ」と発言。田村は後逸の直後に逸れた球とは逆の一塁ベンチの方向を向いているが、田尾氏は球が転がった方向をしっかり判断していれば二塁ランナーの生還は防げていたのではと推測した。 同戦の田村については、「ストライクゾーンから大きく外れた球では無いから正捕手なら止めてほしかった」、「初動の判断ミスして、その後の返球も本塁上から逸らしてるから擁護しようがない」、「あの球を止められないようでは厳しい、もう今後は別の捕手を優先して起用した方がいいのでは」といったミスへの苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「簡単にピンチを招いた益田も悪い」、「ミスが致命傷になる状況を作った益田にも責任があるだろ」、「その前の打たれようを考えると、田村が逸らしてなくてもサヨナラ負けは避けられなかったと思う」と、投手の益田を責めるコメントも複数見受けられた。 「今回の場面でマウンドに上がっていた益田は、今シーズンリーグ2位タイの29セーブをマークしているチームの守護神。しかし、ここ2試合は連続で失点を喫し敗戦投手になるなど不調で、同戦も先頭の柳田悠岐に二塁打、続くグラシアルに四球とまたたく間にピンチを招きました。結果自身の球を田村が逸らしサヨナラ負けを喫する形となりましたが、益田が相手に付け入る隙を見せなければこのような展開にはならなかったと不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後、井口監督も「最後はああいう形でミスですからね。しっかりとやらないと勝てない」と嘆いた今回のサヨナラ劇。益田が本調子ならば、このような事態が起こることはなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月20日 20時30分
巨人・岩隈に「オリックスでやりたいならやっていい」 田尾元監督が告白、当時は明かされなかった楽天入りの秘話とは
元楽天で野球解説者の田尾安志氏が19日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2005年の楽天監督時代に共に戦った巨人・岩隈久志について言及した。 今回の動画で田尾氏は、同日に引退を発表した岩隈との思い出をテーマにトーク。その中で、岩隈が2004年オフに消滅した近鉄から楽天に移籍した際の裏話を明かした。 >>巨人・岩隈、「カネにうるさいヤツ」非難された過去ポスティング決裂の裏にあった真相とは<< 2004年オフの新規参入にあたり、近鉄と合併したオリックスと「分配ドラフト」を行った楽天。このドラフトはオリックスがプロテクトした25名以外の選手からまず20人を楽天が獲得し、その後オリックス、楽天の順番で交互に選手を指名していくというものだった。田尾氏によると、近鉄のエースだった岩隈はプロテクト枠の25人の中に入っていたため、本来ならオリックスに行くはずだったという。 ところが、どういうわけか岩隈が「オリックスのユニフォームは着たくない」と拒んだためオリックス入りは難航。田尾氏は楽天監督就任にあたり岩隈の義父に当たる広橋公寿氏を一軍守備走塁コーチとして招へいしていたが、その広橋コーチからも「(岩隈は)オリックス側と7、8回はミーティングをした」と伝えられたという。 この事態を受け、岩隈が義父の広橋コーチに気を遣って楽天を希望しているのではと心配したという田尾氏。広橋コーチを通じて「岩隈を獲りたいからではなく、広橋というコーチが優秀だから僕は(広橋にコーチを)お願いしたんだ。だからそういうこと(義父が楽天にいること)は気にせず、オリックスでやりたいならやっていいんだよ」と岩隈に伝えたが、それでも本人の意思が変わらなかったため楽天に入団することになったという。 なぜ岩隈が最後までオリックスを拒んだのかは分からず、その後も本人に聞いてはいないという田尾氏。ただ、創設当時の楽天は先発ローテも満足に組めないほど選手層が薄かったため、「結果としては、楽天のユニフォームを着てくれたことは非常にありがたかった」と岩隈に感謝していた。 田尾氏はこの他にも2005年シーズンに岩隈が登板した中で印象に残っている試合や、引退を受けての自身の思いなどを動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「オリックスを拒否したことは知ってたけど、監督・コーチの間でそんな話をしてるのは知らなかった」、「何でそこまでオリックス拒否の意思が強かったんだろうか」、「岩隈は広橋さんがコーチに招かれる前からオリックス行きたくないって言ってたから、義父の存在以外の理由がある気がするけどなあ」、「近鉄はオリックスに吸収合併される形で消滅したから、なかなか気持ちの整理もつかなかったのかも」、「引退したら時間できるだろうから、ゲストで呼んでその辺りのこと聞いてみてほしいな」といった反応が多数寄せられている。 オリックスとの交渉が難航したことで、当時は中日、巨人、阪神も獲得を模索していた岩隈。当時からはおよそ15年が経つが、オリックスを拒み楽天入りした理由を知りたいと考えているファンは今でも多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月28日 21時30分
阪神・藤浪は「セットアッパーで使える」 投球の特徴が追い風に? 田尾元監督がリリーフ本格転向を猛プッシュ
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、27日に行われ「9-3」で阪神が勝利した阪神対ヤクルトの一戦を複数選手の名を挙げながら解説。その中で、同戦の8回裏に3番手として登板した藤浪について語った。 今シーズンここまで8試合に先発している藤浪は、26日対ヤクルト戦で2013年4月7日対広島戦以来7年ぶりにリリーフとして登板。翌27日の試合でもリリーフ起用され、2試合で計「3回1失点・被安打3・四死球0・3奪三振」といった数字を残している。 藤浪のリリーフ起用について、田尾氏は「(先発の時も)初回はほとんどゼロに抑えてたから、リリーフの1イニングなら確実に任せられるのではないか」とコメント。今シーズンの藤浪は先発8試合のうち6試合で初回を無失点に抑えているが、田尾氏はこの点を踏まえ1イニング投球が基本となるリリーフに適性があるのではと指摘した。 田尾氏は続けて、「昨日(26日)は2イニング目に村上(宗隆)に決勝本塁打を打たれて負け投手になったが、(1イニング目は)安定した投球をしていた」とコメント。26日の試合は回またぎがあだとなったが、「被安打1・2奪三振」だった1イニング目の投球は良かったと評価した。 「9回は抑えのスアレスがいるが、藤浪はその前(の8回)を任せられる、セットアッパーで使える投手になるんじゃないか」という田尾氏。「将来はまた先発(再転向)ということになるかもしれないが、少しの間リリーフとして1イニングを任せるということをやってみたらどうか」と藤浪や首脳陣に、リリーフへの本格転向を提案していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「この2日間は四死球ゼロだしリリーフは意外とアリな気がする」、「回またぎなしの1イニング限定での起用なら十分戦力になるのでは」、「リリーフを経験することでブルペン陣の大変さを知れたら、今後先発に戻った時にも活きるのではないか」、「澤村や涌井みたいに成功したら相当デカいから、まずは点差のついた場面で楽に投げさせてみてほしい」といった賛同の声が多数寄せられている。 「2012年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団した26歳の藤浪は、昨シーズンまで『50勝40敗・防御率3.25』といった数字を残し、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得している先発右腕。ここ4年は計15勝と今一つで、今シーズンも先発8試合で『1勝5敗・防御率5.87』と黒星が大きく先行していましたが、今回のリリーフ2連投でまずまずの投球を見せたことから本格転向への待望論が高まっているようです。球界ではロッテ・澤村拓一、オリックス・ディクソンなど先発からリリーフに転向して成功を収めている選手は複数人いますし、楽天・涌井秀章がリリーフから先発に再転向した後に最多勝を獲得したケースもありますので、藤浪のリリーフ転向も一考の価値は十分あるのではないでしょうか」(野球ライター) 27日の試合後に阪神・矢野燿大監督は当面の間、藤浪のリリーフ起用を継続する旨を口にしたことが伝えられている。先発で不振が続く藤浪だが、リリーフで復活への手応えをつかむことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月24日 20時30分
楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2005年の楽天監督時代にあった秘話を明かした。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、ベテラン選手や助っ人選手の扱いをテーマにトーク。その中で、2005年に楽天に在籍していた当時32歳の助っ人投手・ホッジスと二軍降格を巡りひと悶着あったというエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明かしていないが、同年シーズン中のある時にホッジスの二軍降格を決定したという田尾氏。すると、ホッジスの通訳から「ホッジスが『何で俺を二軍に行かすんだ!』って文句を言っている」と伝えられたという。 これを受けて田尾氏は、すぐに通訳にホッジスを呼んでくるよう要求。その後自身の元を訪れたホッジスを「ホッジス、俺に文句言ってるってことはクビ覚悟で言ってんだろ?(だから)監督と選手という立場を忘れて、1人の男同士として話をしよう」となだめつつ、およそ1時間半話し合ったという。 話し合いの中で田尾氏は「チャンスはこれでもかっていうくらい与えたつもりだ。それでも思うような結果が出なかったからこれ(二軍降格)は仕方ないんだ」と二軍降格はここまでの数字を踏まえた上での決定であると主張。同時に、「(今のままだと)『なんでホッジスだけは結果残してないのにずっと一軍で使うのか』と周りの選手が思うかもしれない」と、現状のままでは他の選手から不満が出るリスクがあることも伝えたという。 一方、田尾氏はホッジスに「二軍でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)を2試合続けてくれたら必ず一軍に上げるから」とも説明。二軍でしかるべき結果を残せば、すぐに一軍に再昇格させることを約束したという。 こうした説得の結果、ホッジスは「自分が悪かった。謝りたい」と謝罪し、納得した上で二軍に行ってくれたという田尾氏。「選手たちとしっかり考えをすり合わせながらチーム作りをしていきたかったのでこういうことをやった」と当時を振り返っていた。 田尾氏はこの他にも、ソフトバンクの38歳・内川聖一が今シーズン二軍で好調の一方でまだ一軍昇格がないことに関する自身の見解も動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「助っ人とそんな修羅場があったとは知らなかった」、「有無を言わさず干す方が簡単だろうに、しっかり話して納得させたのは凄いな」、「ホッジスのモチベーションを損ねないように相当気をつかって説得してたのが伝わってくる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ホッジスは散々な成績だったのによく監督に文句言えたな」、「全然勝ってないのに監督に反抗とは面の皮が厚いな」といったホッジスの言動に驚くコメントも複数見受けられた。 ホッジスは2005年に楽天に入団したが「2勝12敗・防御率6.44」と全く振るわず、8月28日の西武戦後に二軍落ち。今回田尾氏が明かしたエピソードはこのあたりの時期の出来事と思われるが、その後ホッジスは一軍復帰を果たせないまま同年オフに退団となっている。 最後の一軍登板となった西武戦では、1回5失点と大炎上しているホッジス。こうした不振を棚に上げ田尾氏にかみ付いていたという点に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月17日 19時30分
日本ハム・玉井に「ガッカリする」田尾元監督が苦言 背信投球で逆転負け、「公文を先に出した栗山監督が悪い」の声も
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏と元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、共に16日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。日本ハム・玉井大翔に苦言を呈した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 玉井は同日に行われたソフトバンク戦、「3-2」と1点リードの7回表1死満塁の場面で3番手として登板。しかし、迎えた柳田悠岐に四球を与え押し出しで同点とされると、後続のデスパイネにも2点タイムリーを打たれ計3失点。逆転された日本ハムはその後9回に1点を返すも、反撃及ばず「4-5」で敗れる結果となった。 番組に生出演した田尾氏は、敗戦につながった玉井の投球について「監督の気持ちとしては『勝負してくれ』と(思って)投げさせてる(はず)」、「打たれるのはしょうがない。だけど、四球で(状況を)悪化させてしまったのはガッカリする」とコメント。1死満塁という勝負どころで送り出されている以上、四球を与えるような逃げ腰の投球をするべきではなかったと苦言を呈した。 番組に電話で生出演した金村氏は、田尾氏の後に話を振られた際に「いいボールはいってるんですけどね。(抑えられなかったのは)紙一重だと思う」と指摘。コース自体は悪くなかったが、わずかな制球の乱れが大量失点につながったのではと推測した。 今回の放送を受け、ネット上には「柳田相手には最初から外角に逃げてたから、インコースを使うなりして勝負してほしかった」、「今日の柳田ノーヒットだったのに変にビビり過ぎ」、「際どいコースを無理に攻めようとして自滅したな、デスパイネの時はもうコントロールバラバラだったし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「打たれたのは玉井だけど、その前の公文が独り相撲やったのがそもそもの誤算」、「怪我明けの公文を先に出した栗山監督が悪い」、「最初から玉井を出してた方が上手く行ってた気がする」といった、栗山英樹監督の継投策にも非があるとするコメントも複数見受けられた。 「日本ハムが逆転を許した7回ですが、栗山監督は玉井の前に2番手として、左足内転筋肉離れから13日に一軍復帰したばかりの公文克彦を起用。ただ、公文は7月29日以来の登板ということもあり試合勘が戻っていなかったのか、ヒット2本と四球で1死満塁とピンチに。これを受けた栗山監督はすぐに公文を下げ玉井にスイッチしますが、時すでに遅く玉井が3点を奪われる結果となりました。今シーズンの玉井はランナーなしの被打率は『.147』ですが、ランナーありだと『.303』と不安定な投球になっている投手。そのため、公文を出さずに最初から玉井を起用していた方がよかったのではないかと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 痛恨の逆転負けを喫し、自力優勝が消滅した日本ハム。試合後、栗山監督は「自力優勝というのは数字上の問題で、どこかで大きなものをつくれるかどうか」と前を向いたが、同戦のようなリード時の試合をきっちり取り切れるかは今後の課題といえそうだ。文 / 柴田雅人
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