村上宗隆
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スポーツ 2021年03月23日 12時45分
吉本興業、ヤクルト・村上宗隆選手とマネジメント契約を発表 SNS発信、メディア出演をサポート
23日、吉本興業株式会社が、東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆選手(21歳)とマネジメント契約を締結したことを発表した。 同社は今後、村上選手が野球に集中できる環境づくりと共に、オフシーズンを主としたメディア出演、SNS発信など全面的にサポートしていくという。 >>全ての画像を見る<< 村上選手は、「この度、吉本興業でマネジメント業務をサポートして頂けることになりました。これまで以上に野球に集中させていただき、ファンの方々、メディアの方々に応援してもらえる選手に成長できるよう努力したいと思います」とコメントしている。 2017年ドラフト1位の村上選手は、プロ2年目の2019年に30本塁打、翌2020年に打率3割をそれぞれクリアした若き長距離砲。今年はOP戦で「13試合・.362・4本・11打点・17安打」という数字をマークしており、26日から開幕するシーズンでも好成績を多くのファンから期待されている。村上宗隆(むらかみ むねたか)生年月日:2000年2月2日出身地:熊本県投打:右投げ/左打ち【経歴・獲得タイトル】経歴:九州学院高等学校-東京ヤクルトスワローズ(2017年ドラフト1位指名)獲得タイトル:最高出塁率者賞(2020)表彰:最優秀新人賞(2019)、ベストナイン賞(2020)
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スポーツ 2021年03月04日 15時30分
ヤクルト・村上、高橋由伸氏からの称賛を否定?「もっといい打者はいます」 世代トップの成績でも弱気なワケは
3日放送の『news zero』(日本テレビ系)に、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆がVTR出演。ある発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の番組は元巨人監督で野球解説者の高橋由伸氏がヤクルトキャンプを訪れ、村上と対談する様子を収めたVTRを放送。昨季までのプロ3年間で「269試合・.263・65本・184打点・249安打」と活躍した村上は、日本ハム・清宮幸太郎、広島・中村奨成ら同世代選手(1999年度生まれ)へのライバル心が自身の原動力と語った。 話題となっているのは、同世代への思いについて高橋氏から質問を受けた際に出た発言。村上の前述の成績を踏まえたのか、高橋氏は「今のところは(同世代のライバルを)だいぶリードしてる感じじゃ?」と質問。しかし、村上は「自分の中では(リードしているとは)まだそんなに感じていない。もっとたくさんいい打者はいますし」と、自分がそのような立ち位置の選手とはまだ思っていないと明かした。 >>高橋由伸氏、監督就任理由を明かし驚きの声 強引にやらされたわけでは無い? 物議を醸した電撃人事の真相とは<< 村上の発言を受け、ネット上には「同学年で自分以上に打ってる選手はいないのに謙遜し過ぎじゃない?」、「高校時代の村上は全国的には無名だったから、その時のコンプレックスは根強いのかもしれない」、「確かに高校の時は清宮とか凄く注目されてたけど、プロ入り後の同世代では村上がずば抜けてると思うけどな」といった反応が多数寄せられている。 「村上はプロ入りから昨季までに通算65本塁打をマークしていますが、これは清宮(同21本)、中村(同0本)、安田尚憲(ロッテ/同7本)ら同学年の打者に比べて断トツの数字。そのため、現在ファンやメディアの多くは村上を1999年度世代のトップ打者と位置付けています。ただ、高校時代の村上はこの3名が甲子園で活躍する中、全国的には無名の存在で、2017年ドラフトでの指名も球団が清宮の当たりクジを外したことによる外れ1位での指名。そのため、プロ入り前に感じていたであろう悔しさや劣等感は未だに払しょくしきれていないのかもしれません」(野球ライター) 2019年に30本塁打(36本)、2020年は打率3割(.307)をそれぞれクリアした。村上は今季、3割30本の達成も期待されているが、数字を残し自他共に認める世代最強打者への歩みを進めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月31日 11時00分
ヤクルト・村上、最大の敵は巨人・丸と阪神・大山? 達成ならセ・リーグ最年少のタイトル争いの行方は
シーズンも最終盤に入り、順位争いより熱視線を注ぐファンも多くなってきたプロ野球の個人タイトル争い。投打共に複数選手が熾烈なタイトル争いが繰り広げているが、中でも特に注目を集めているのがヤクルトのプロ3年目・20歳の村上宗隆だ。 昨シーズン「.231・36本・96打点」といった数字を残し、セ・リーグ新人王に選出された村上。今シーズンも29日終了時点で「.316・26本・83打点」とバットは好調で、打率でリーグ3位、本塁打、打点は同2位とそれぞれ好位置につけている。 打率はトップのDeNA・梶谷隆幸(.331)に1分以上差をつけられているため厳しい情勢だが、本塁打、打点はそれぞれトップの巨人・岡本和真(27本・84打点)に肉薄しているため逆転でのタイトル獲得を期待する声も多い村上。本塁打(21歳)、打点(22歳)はそれぞれ獲得すればセ・リーグ史上最年少記録の快挙となるが、両部門には最後まで立ちはだかりそうな選手もいる。 本塁打で最大のライバルとなり得るのは、現在26本で村上と同じ2位タイにつける巨人・丸佳浩。数字だけで考えると1位の岡本や2位タイの阪神・大山悠輔がライバル視されてもおかしくはないが、岡本は10月の月間本塁打数が3本、大山も4本と今一つ。村上は10月に7本を記録しているため、この両名との争いなら勝ち抜ける可能性が高い。 しかし、丸はその村上を上回る9本の本塁打を10月に放っているため、ペースが変わらなければ僅差で丸の後塵を拝する計算となる。丸は広島時代の2018年にキャリアハイの39本塁打をマークしながら、41本を放ったDeNA・ソトに本塁打王を阻止された経験があるため、2年越しに訪れたチャンスへのモチベーションで今後もペースを維持する可能性は少なくない。 一方、打点王獲得へ最大の障壁となりそうなのは、現在リーグ4位の79打点をマークしている大山。現在打点ランキングは1位岡本、2位村上、3位中日・ビシエド(82打点)、4位大山が5打点差の中にひしめき合っているが、10月の村上は18打点で同12打点の岡本より上。また、ビシエドは29日に左肩の負傷で登録を抹消されておりここから大きく数字を伸ばすとは考えづらいため、この両名に対しては有利と言える。 だが、大山は今月20打点と、打点王獲得に向け村上以上のペースで上位を猛追している。阪神は2011年の新井貴浩(打点王)を最後に打撃3部門のタイトルを獲得した日本人選手がいないため、球団では9年ぶりのタイトルをかけ最後まで執念を見せてくる可能性は非常に高そうだ。 >>阪神・矢野監督、大山の“三塁外し”でファン大ブーイングタイトルがかかる打者を外野に追いやったワケは<< 本塁打、打点の両部門で自身を上回るペースの選手が存在するという状況の村上だが、彼らを抑えてタイトルを手中に収めるには得意球団からどれだけ数字を荒稼ぎできるかにかかっている。ヤクルトの残り試合は巨人が5試合、阪神が3試合、中日、広島がそれぞれ1試合と巨人・阪神戦が多いが、対巨人成績が「.343・3本・10打点」、対阪神成績が「.387・5本・18打点」の村上はこの両球団と戦う8試合での成績がタイトル獲得を左右しそうだ。 新人王を獲得した昨シーズンから、将来のタイトル獲得は確実という声は根強かった村上。最大のライバルと目される丸・大山に競り勝ち、球史に名を刻むことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月02日 18時30分
広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判
元阪神で野球解説者の片岡篤史氏と元広島監督で野球解説者の達川光男氏が、共に1日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。阪神・ボーアの守備に苦言を呈した。 今回の番組で両氏は、1日に行われた阪神対ヤクルト戦について解説。その中で、「1-0」と阪神1点リードの7回表にヤクルト・村上宗隆が放った打球が阪神の一塁手・ボーアの横を破り、同点につながる二塁打となった場面について言及した。 >>全12球団が60億円以上の損失? 大幅収益減の阪神、リストラ促進であのベテランも引退危機か<< 番組に電話で生出演した片岡氏は、この場面について「ここは絶対(一塁)キャンバスを抜かれちゃいけない場面」と、一塁線に守備位置を寄せていなかったボーアに苦言。「これが(アウトや)ヒットで無失点なら、(先発の)高橋(遥人)に勝ちがついていた」と守備位置を寄せていれば長打、失点は防ぐことができ、結果的にこの日「7回1失点・被安打3・2四球・8奪三振」と好投した高橋にも白星がついていたのではと指摘した。 同じく生出演した達川氏は、片岡氏の後に話を振られ「7回で1点勝ってて、キャンバス(を抜かれないの)はセオリー」、「守備コーチも相当反省しなきゃいけない」とコメント。片岡氏と同じくボーアに苦言を呈すると同時に、一塁線寄りに守備位置をとるよう指示しなかったコーチにも責任があると主張した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに一塁線締めてれば十分アウトにできた打球だった」、「1点差で4番村上なんだから普通なら長打警戒する場面、エラーではないけど記録に残らないミスと言えるな」、「ボーアは機敏な守備するタイプじゃないから、なおさらコーチが指示して守備位置を右寄りにすべきだった」といった反応が多数寄せられている。 一方、「初球から内角に投げたバッテリーが悪い、外角だったら破られて無かったかもしれない」、「長打警戒の状況で不用意にインコース攻めたバッテリーの責任が一番大きいと思う」といった反発も複数見受けられた。 「1点差で左打者の4番・村上という今回の場面では、ライト方向へ強く引っ張られないように外角を軸に配球するのがセオリー。ただ、高橋・梅野隆太郎のバッテリーは村上に対し初球から内角高めの球を選択し、その初球を打ち返され一塁線を破られています。引っ張られれば長打でピンチ、最悪本塁打で同点というリスクも十分に考えられる中、初球からインコースに投げたのは不用意だったと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合自体は「1-1」の9回裏にサンズがソロホームランを放ち、「2-1」でサヨナラ勝ちしている阪神。ボーア、そして高橋・梅野バッテリーは、7回の失点を今後の教訓にできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月27日 17時00分
巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず
26日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「12-5」で巨人が勝利したが、同戦で三塁コーチャーを務めた巨人・後藤孝志コーチの行動がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 問題となったのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの2回表にあった出来事。この回1死二、三塁のチャンスを作った巨人は、モタの三ゴロの際に三塁走者・中島宏之が三本間に挟まれ、結果的に先に三塁に到達していた二塁走者・岸田行倫と三塁ベース上で重なり2人ともヤクルト捕手・中村悠平にタッチされた。 この場合、規定では前を走る走者に塁の占有権が与えられるため中島はセーフ、岸田はアウトとなるが、中島は自身がアウトと勘違いしたのかベースから離れるそぶりを見せる。すると、ここで後藤コーチは背後から中島のユニフォームをつかみ制止。これにより中島はベースにとどまり、試合は2死一、三塁で再開された。 ただ、この光景を受けネット上には、「今の後藤コーチの行為は違反行為じゃないか?」、「帰塁の手助けはルールでダメだから中島はアウトだろ」、「後藤コーチのユニ掴みは肉体的援助に該当すると思うんだけど…」、「何であれアウトにならなかったんだ?特に説明も無いからますます分からん」といった疑問や指摘が噴出している。 「公認野球規則には、ベースコーチが『走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を、肉体的に援助したと審判員が認めた』場合、走者は守備妨害扱いでアウトになると記載されています。実際、後藤コーチが中島のユニフォームをつかんだ瞬間にヤクルトの三塁手・村上宗隆は指をさしてアピールし、高津臣吾監督も抗議しましたが、審判は後藤コーチの肉体的援助を認めませんでした。審判が認めなかった以上後藤コーチの行為は違反行為には該当しないのでしょうが、“おとがめなし”にモヤモヤしているファンも少なくないようですね」(野球ライター) この直後に坂本勇人に逆転となる2点二塁打を浴び、その後試合にも敗北したヤクルト。もし後藤コーチの行動が違反行為と認められ中島がアウトになっていたら、その後の試合展開も変わっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月10日 11時40分
ヤクルト村上の復活弾で再注目されるベテランの役どころ 4番の負担を軽くできるか
若い新4番バッターを育てるのは、経験豊富なベテランだ。年間本塁打記録保持者・バレンティン(現ソフトバンク)の抜けた東京ヤクルトの新打線のポイントゲッターは、主砲よりも3番、5番が予定されている両ベテランスラッガーではないだろうか。 発熱で戦列を離れていた東京ヤクルトの村上宗隆内野手が「4番・DH」で先発出場し(6月9日)、第1打席でいきなり豪快な3ランアーチを放った。その右翼席中段に突き刺さった大飛球にホームランアーティストとしての素質、魅力を感じたが、今季は試練のシーズンとなりそうだ。 「バレンティンが退団したことで、対戦投手の村上へのマークも厳しくなります。前後を打つバッターが好調なら、村上の精神的負担も楽になるんですが」(プロ野球解説者) 開幕4番はもちろんだが、今季、何事もなければ、この村上がシーズンを通じて主砲を務めることになる。データによれば、村上は2000年2月2日生まれなので、20歳4か月で開幕戦を迎えることになる。ヤクルト球団史上、もっとも若い開幕4番バッターは「22歳0か月」だから(1956年・町田行彦)、新記録となる。周囲の期待も大きいが、こんな指摘も聞かれた。 「村上の前後を打つ3番と5番が、若い主砲を育てることになります。高津臣吾監督はトリプルスリー・山田哲人を2番に置く攻撃的打順を編成したいとしているので、3番は青木宣親、5番は雄平ということになりそう。対戦チームは村上との勝負を避け、5番の雄平、6番の西浦と勝負するのでは」(前出・同) 2番・山田、3番・青木と続く上位打線はそれなりに高い出塁率も期待できる。山田が出塁すれば、青木の打席の時に単独スチール(盗塁)、あるいはヒットエンドランといった機動力を絡めた作戦も選択されるだろう。しかし、次に4番の村上を迎えた時に一塁ベースが空いていたら、捕手が立ち上がるような露骨なやり方ではないが、クサイところに投げさせて、歩かせる(=四球)。そして、村上ほど長打率の高くない5番・雄平に全力投球する対戦投手も増えてくるだろう。 「村上が4番を初めて務めたのは、昨季の5月12日でした。その後、好不調を繰り返し、4番で固定された時は、その後の5番にバレンティンがいました。バレンティンが4番で村上が5番、バレンティンが3番で村上が4番なんて打順もありました。ホームランバッターが2人続く打線は脅威でした」(ベテラン記者) 昨季のヤクルト打線はチーム打率こそ2割4分4厘とリーグワーストだったが、総本塁打数は167本でリーグ2位。総得点656点もリーグ2位だった。つまり、打率は低くても大量得点のビッグイニングを作り出す恐怖があったのだ。今のところ、今季のヤクルト打線には山田と村上を抑えれば、大量失点につながる怖さはない…。 「巨人も岡本和真を22歳のシーズンで4番に固定しましたが(18年)、その時は阿部慎之助もまだ元気だったし、翌年には丸佳浩を補強して岡本一人に対戦投手のマークが集中しないようにしてきました」(前出・プロ野球解説者) そう考えると、経験豊富な雄平が村上にどんなアドバイスを送るかで、村上の成長のスピードが変わってくる。また、3番の青木がどんな状況で村上に回すかで、チームの総得点数も変わってくる。村上はおっとりした性格で、口数もあまり多くない。元ベイスターズの筒香も悩みながら4番としての貫禄を形成していった。村上を悩ませることのないよう、青木、雄平には頑張ってもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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