巨人
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スポーツ 2023年04月11日 17時30分
巨人・門脇、坂本からレギュラー奪取失敗? 球団OBの苦言に「最低限すらできてない」同調の声も、DeNA戦で犯した致命的ミスは
野球解説者・江川卓氏(元巨人)が10日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人のドラ4ルーキー・22歳の門脇誠にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で江川氏は9日終了時点でセ・リーグ5位(3勝6敗)に沈む巨人の戦いぶりについて、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、門脇がプロ初先発した5日・DeNA戦で見せた打撃に苦言を呈した。 江川氏が問題視したのは、「0-2」と巨人2点ビハインドで迎えた7回表無死一、二塁でのこと。同点・逆転のチャンスで打席に入った門脇は3球目を逆方向に打ち返すも、結果はライナー性の左飛で走者も進めず。ベンチ内で戦況を見守っていた原辰徳監督が、右手でベンチ前のフェンスをたたいて悔しさをあらわにしたことも話題となった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< このシーンについて江川氏は「これがレギュラー獲れるかどうかの境目だった」とした上で、「門脇さんの打撃は外側のボールを打ったので悪いということじゃないんですけど、基本的に、チームが勝つためにはあそこはどうやっても引っ張らなきゃダメ」、「外の球でも引っ張って二、三塁にしておけば1点入る、(あるいは)試合に勝つという可能性があるところだった」とコメント。最低でも進塁打にしなければいけない場面だったと指摘した。 江川氏は続けて「コーチから『あそこは絶対に引っ張らなきゃダメなんだ』、『本塁打、ヒット以外だったら走者を進めなきゃ絶対ダメなんだ』と、チームとしてはそういう場面だったということを多分説明されるでしょう」と、首脳陣も苦言を呈しているのではと推測した。 「それをレギュラーになるためにはやらなきゃいけないということ。ちょっと厳しいんですけど」と、今求められているプレーをできないようではレギュラー獲りは難しいと主張した江川氏。「(相手)バッテリーは絶対引っ張られないところに投げますから」、「だから簡単に引っ張れる球は来ないんですけど、それをどう打つかというのがレギュラーへの近道」と、相手側の警戒をかいくぐって最善のプレーをできるかが今後のカギと語った。 江川氏の発言を受け、ネット上には「あのDeNA戦はせめて引っ張ってくれよと自分も思った」、「最低限すらできない選手は使いづらいわ」、「新人だからこそ進塁打、犠牲フライとかをきっちりこなすのは大事だと思う」、「確かに境目だったかも、門脇ここからあんま試合出てないし」といった同調の声が寄せられた。 門脇は5日のDeNA戦で「3打数1安打」とプロ初ヒットをマークしたものの、翌6日からは9日まではわずか5打席(ノーヒット)しか出場機会をもらえていない。プロ17年目・34歳の坂本勇人の後釜になり得る遊撃手として期待されているが、原監督ら首脳陣の信頼はまだまだのようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@egawasuguru
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スポーツ 2023年04月10日 19時30分
巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?
9日に行われ、巨人が「2-4」で敗れた広島戦。巨人・原監督が試合序盤に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「1-0」と巨人1点リードの3回裏でのこと。この回巨人は先発・赤星優志が1死一、三塁のピンチを招くと、秋山翔吾(タイムリー安打)、マクブルーム(犠牲フライ)にそれぞれ得点を奪われ逆転を許す。なおも2死一塁と走者が残る状況で打席に西川龍馬を迎えた。 西川へのカウントが「1-1」となった後、中継カメラは自軍ベンチ内前列に座り戦況を見守る原監督をアップで映す。サングラスを着用していた原監督は腕を組みながら、険しい表情で何かを口走っていた。 >>巨人・坂本の深刻不振、4年前の“覚醒”が原因か 二軍送りに現実味? 球界OBが指摘した致命的問題は<< この原監督の表情を受け、ネット上には「原監督がなんかブツブツ言ってる…」、「何言ってるか分からんがブチギレてないか」、「これ逆転食らって相当イライラが募ってるな」、「西川のファールに怒ってるっていうレアパターンもあるのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「3回裏の巨人は赤星が1死から菊池涼介、野間峻祥に連打を浴びピンチを招いたところから秋山、マクブルームに得点を奪われましたが、赤星が打たれた球はどれも際どいコースの低めの変化球で、制球ミスで痛打を食らったというわけではありませんでした。そのため、原監督が『投げているコースは悪くないのに』といったように、フラストレーションをためていたとしてもおかしくはないでしょう。また、西川の打席では2球目のシュートに対して止めたバットにボールが当たり、巨人ベンチにライナーで飛び込むという事態が発生。ベンチに打球が飛ぶのは不可抗力で誰が悪いという話には基本ならないのですが、今回は試合展開が展開だっただけに、原監督をイラっとさせた可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 敗れた巨人は同一カード3連敗、前カード・DeNA戦を含めると5連敗となり借金は3に。原監督は試合後に「やっぱり追加点を含めて、流れがやっぱり良くない。何とか辛抱のところはある」と歯がゆさをにじませたというが、ストレスがたまる日々はしばらく続きそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月07日 20時40分
巨人・横川、球審の判定に一瞬固まり苦笑? DeNA戦中盤、決勝点直前のジャッジに「どこがボールだ」怒りの声も
6日に行われ、巨人が「0-4」で敗れたDeNA戦。試合中盤に飛び出た球審の判定が物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた5回裏1死二塁でのこと。巨人先発・横川凱は打席のDeNA・山本祐大に対し、カウント「1-2」からの5球目にストレートを投じる。高さは山本のベルト付近、コースはベースの右端付近だったこの球を球審はボールと判定した。 ただ、横川はストライクと思っていたようで、投球直後は右方向を見ながら一瞬固まり、捕手・大城卓三から返球を受ける際にもわずかに苦笑いを浮かべる、また、気持ちを落ち着けるためなのか、左手でユニフォームの胸付近をつかんでパタパタさせてもいた。 >>巨人・坂本の深刻不振、4年前の“覚醒”が原因か 二軍送りに現実味? 球界OBが指摘した致命的問題は<< 球審のボール判定に、ネット上では「え!?今の球入ってないの!?」、「どこがボールなんだ、高さもコースもゾーン内だったろ」、「映像見る限りではかなり誤審臭いが…」、「横川もボール判定にちょっとビックリしてるじゃないか」、「今の球がストライクじゃないならピッチャー投げる球ないわ」といった批判が相次いだ。 「物議を醸している横川へのボール判定ですが、大城は直球を捕球する際、ミットをわずかに右斜め上方向に動かしていました。そのため、審判はこれを“フレーミング”(際どい球を審判にストライクと判定させるための捕球技術)と判断し、ボール球をごまかそうとしているという印象を抱いた可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 物議を醸すボール判定の後、横川は6球目のカットボールを山本に打たれ1死一、三塁とピンチを広げると、後続の東克樹にスクイズを決められ失点。この1点が決勝点となり横川は敗戦投手となったが、一部からは「本来なら山本は三振、2死二塁で東だったはずなのに」とボール判定が試合展開を狂わせたという指摘も散見された。 ただ、横川本人は試合後の報道では「山本さんに、2ストライクに追い込んでから、レフト前に打たれているので、詰めが甘い。あそこで抑えていればあのケースにはならなかった」と、判定には一切言及せずに自分の力不足と反省を口にしたことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月07日 06時30分
巨人・坂本の深刻不振、4年前の“覚醒”が原因か 二軍送りに現実味? 球界OBが指摘した致命的問題は
3月31日からセ・パ共に開幕(日本ハム、楽天は30日から)している今季のプロ野球。開幕からはまだ1週間ほどだが、巨人のプロ17年目・34歳の坂本勇人の打撃不振が日に日に注目度を増している。 坂本は開幕戦・中日戦に「3番・遊撃」で先発したが、「4打数無安打・1三振」と快音は聞かれず。また、同戦から4月4日・DeNA戦にかけ15打数連続無安打と一向に調子は上がらず、5日・DeNA戦ではとうとう今季初のスタメン落ち。翌6日の同カードで先発復帰するも「3打数無安打」と沈黙している。 開幕に先立ち行われたオープン戦でも「.111・0本・2打点」とサッパリだった。昨季まで「.291・266本・944打点」といった通算成績を残している主軸の現状を受け、何が低迷の原因なのかを推測しているファンも少なくない状況だ。 >>巨人・原監督、門脇の積極打撃に激怒? スタメン落ちの坂本にも“最後通告”か<< 「坂本は2019年に『.319・40本・94打点』と本塁打・打点でキャリアハイを記録しましたが、翌年以降は新型コロナ感染(2020)、右手親指骨折(2021)、左内腹斜筋筋損傷(2022)、右膝内側側副靱帯(2022)、腰痛(2022)と離脱が頻発。この間は出場試合数、打撃成績も減少傾向となっていますが、加齢も相まってコンディション面が衰えていることが不振の原因となっている可能性はあるのでは」(野球ライター) 2019年を境に故障頻発、成績も落ち込んでいる点は野球解説者・江川卓氏(元巨人)も指摘している。同氏は2023年4月3日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で「(外角に)落ちてくるボールに対して下から打っていく、というのが成功して40本打ったわけですけど、ゆがみというのがこないのかなと疑問に思っていたんです」とコメント。2019年の坂本は元々得意だった内角打ちに加え、外角球も足を踏み込んで力強くはじき返す打撃が目立ったが、江川氏はこの打撃は体に大きな負担になるのではと以前から気になっていたという。 同氏はその上で「腰を悪くしたり、下半身がうまく使えなくなった状態で下からバットを出していくことに体の無理があるのかなというふうには感じてますね」、「今はスイングが鈍くなっているように見えるので、鈍くなって(いる状態で)外から、下から打つと相当遅くなるわけですよね」と、2019年当時の打撃を現在も続けようとしていることが不振の原因ではという見解を示している。 コンディションに加え打撃のアプローチにも問題があるとなると、坂本を一旦、二軍に落としじっくりと再調整させることが現実的な選択肢となり得る。ただ、チームを率いる原辰徳監督は球団OB・岡崎郁氏(元巨人)が今年2月7日にアップしたYouTube動画に登場した際、坂本と菅野智之については「彼らが主力、主軸ですから。その中心選手が力がないっていうのではチームとしては一番ダメ」、「昨年のような2人の成績では、とてもじゃないけど主軸、主力っていう(役割)、これは預けることはできない」と明言しているだけに、復調のための時間をわざわざ与えるかどうかは不透明といえる。 また、巨人は2022年ドラフト4位で獲得した遊撃手・門脇誠がOP戦で「.286・0本・3打点」と猛アピール。開幕後もプロ初出場となった4月5日・DeNA戦の第1打席でいきなり二塁打を放つなど活きの良さは健在で、このまま世代交代を推し進める方が理にかなっているともいえる。 一軍レギュラーに台頭した2008年から15年、キャリアの正念場を迎えている坂本。近年の球界では34歳という年齢は際立って高いわけではなく、他球団ではDeNA・宮崎敏郎、広島・秋山翔吾といった同学年選手が元気にプレーしているが、坂本がこのまま立場を失っていくのか、それとも復権なるのかは今後も要注目だ。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@egawasuguru岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@asuaka
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スポーツ 2023年04月06日 11時00分
巨人・原監督、門脇の積極打撃に激怒? スタメン落ちの坂本にも“最後通告”か
「4月6日の復帰戦」が重要になってくる。 坂本勇人選手が同5日のDeNA戦でスタメンを外された。「8番遊撃、門脇誠」がアナウンスされた時、レフト側のジャイアンツ応援団はさほどざわつかなかった。「チームの顔」である坂本のいない打線を淡々と受け止めたようだった。むしろ、キャンプ、オープン戦で猛アピールを続けてきた新人に期待しているような雰囲気だった。 セ・リーグの試合中継を担当することが多いプロ野球解説者がこう言う。 「前日(4日)の試合が布石になったと思います。坂本は『6番』で出場しましたが、その前を打つ中田翔が二度も申告敬遠されました。DeNAバッテリーはピンチで『坂本なら抑えられる』という選択をしたんです。坂本は敬遠された後、2打席とも凡打でした」 >>巨人、菅野・坂本にレギュラー落ちの危機?「主力は預けることできない」原監督が示唆、既に一軍外された選手も<< ここまでの成績は、16打席でノーヒット。今季はまだ1本もヒットを打っていない。 「坂本をスタメンから外すとしたら、今日(5日)かなと思っていました。前打者が申告敬遠されたショックもあるので」(前出・同) その日の坂本だが、ベンチ前列に座り、時折、手すりに乗り出して出場した後輩たちを応援していた。 しかし、上半身は黒のチームパーカーを着ていた。下半身はユニフォームで守備用のスパイクも履いていたが、上半身のパーカーの下はユニフォームを着ていなかったように見えた。ノーコメントで引き上げたため、確かめることはできなかったが、試合前に「完全休養」を伝えられていたのかもしれない。 「試合中盤もずっとベンチでした。代打などの準備はしていませんでした」(球界関係者) 「0対2」で試合を落した後、原辰徳監督は「坂本のスタメン落ち」について、「いろいろ。トータルで考えてということ」 と詳細を語らなかったが、「明日は?」の質問には「スタメンで行ってもらいます」と言い切った。 明日、4月6日のDeNA先発は左腕・東克樹投手だと発表されている。この復帰戦で結果を出せなければ、“正遊撃手の交代”の動きも加速していくだろう。 一方、スタメン出場のチャンスをもらった門脇だが、3打数1安打。第1打席でいきなり左翼線への二塁打を放っている。打撃面でも評価する声が多く聞かれたが、7回の第3打席でのことだ。 無死一、二塁で打席が回ってきた。「送りバント?」と思われたが、原監督の選択はヒッティング。「門脇は足が速いから、打ち損じてもダブルプレーは防げる」と判断したそうだが、結果はレフトフライ。原監督はベンチ前の手すりを叩いて悔しがっていた。 このシーンが意味シンだ。 原監督が怒ったのは二塁走者の大城卓三選手がタッチアップを怠ったからだと話していたが、こんな指摘も聞かれた。 「門脇は『2ボール』のカウントから打ちにいきました。2ストライクになるまで待って、相手投手の持ち玉を次の打者に見せないと…。若さ、経験値の少なさが出てしまいました。こっちを怒ったのでは?」(前出・プロ野球解説者) 昨シーズンのデータを見ると、坂本と東の対戦成績は10打数3安打。数字上では3割だが、“カモ”にしている印象はない。休養日明けの6日、坂本が結果を出さなければ、門脇の育成へ大きく舵を切るだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月04日 20時30分
危険球退場のDeNA・池谷に「中傷されかねない」心配相次ぐ 二軍戦終盤にアクシデント、倒れた巨人打者は途中交代に
4日に行われ、DeNAが「3-9」で敗れた二軍・巨人戦。3番手としてマウンドに上がったDeNAのプロ3年目・23歳の池谷蒼大が危険球を投じ退場となり、物議を醸している。 アクシデントが起こったのは、「2-8」とDeNA6点ビハインドの7回表2死一塁。打席の巨人・岡田悠希に対し、池谷はカウント「1-2」からストレートを投じる。だが、制球を誤ったのかボールは岡田の頭部へ向かっていき、身をかがめて避けようとした岡田の右側頭部に直撃した。 速球を頭にモロに受けた岡田はその場に倒れ込むと、両手で頭を押さえたまま動けなくなってしまう。巨人ベンチからはすぐにトレーナーが岡田の元に駆け寄り状態を確認し、後を追うように近寄ってきた両チームの複数選手も心配そうに見守った。 岡田は死球直撃から約40秒後に自力で立ち上がると、トレーナーに付き添われながら自分の足でベンチに下がったが、出場は続行できず負傷交代に。また、当てた側の池谷も球審から危険球退場を告げられ降板となった。 試合が一時中断したこのアクシデントを受け、ネット上には岡田の負傷状態を心配する声が多数寄せられた。一方、中には「池谷も不当に叩かれるのではって心配になる」、「場合によっては誹謗中傷されかねないぞ」、「エスコバーみたいな悲しい出来事に発展しなきゃいいが…」といった、池谷の身を案じるコメントも見られた。 昨今の球界では勝敗、あるいは相手選手の体に大きく響くようなプレーを行った選手に対する心無い誹謗中傷が増えているとして問題視されている。今季もDeNA・エスコバーが前日3日に自身のTwitterに投稿し、2失点を喫した2日・阪神戦後に「あなたの家族全員が自動車事故で死ぬだろう」、「恥知らずの黒い動物」といった誹謗中傷をインスタグラムのDMを通じて受けたことを明かしたばかりだ。 4日18時現在、池谷のTwitter、インスタグラムの投稿に特に心無いメッセージは送られていない。ただ、エスコバーの件が前日波紋を広げていること、それ以前から誹謗中傷が増加傾向にあることなどから池谷も今後を心配されているようだ。 試合後の報道では退場後の岡田の状況は特には伝えられていないが、戦線離脱につながらないことを祈るばかりだ。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月29日 11時00分
巨人、菅野二軍落ちで不穏な空気に? WBCから帰還の戸郷にも異変発生か
「開幕ダッシュ」ができるかどうか、そのポイントとなる試合は4月4日だろう。 3月28日、巨人は全体練習を行った。その開始前、原辰徳監督が選手を集め、話をした。その中には岡本和真選手、戸郷翔征投手などWBCメンバーの姿も見られたが、ちょっと人数が少ない。「今日、集まった選手が開幕一軍メンバーということで?」の質問に、「そう思ってもらっていい」 と、原監督は言い切った。 だが、その回答と同時に、改めて確認しなければならないこともできた。 全体練習に参加したメンバーの中に菅野智之投手もいたのだ。 >>元巨人・上原氏、“アンチ大谷翔平”疑惑にSNSで反論「そろそろ止めて」 メジャーで活躍も1人だけ褒めてないと指摘集まる<< 練習終了後、原監督は「下(二軍)で放るでしょう。あれだけ時間を与えて投げられなかったわけだからね。だいぶ良くなっているっていう話だけどね」と降格を明言した。 「菅野のモチベーションも考えて、今日の一軍練習に参加させたんです」(前出・同) 菅野に関しては“ぶっつけ本番”の強行登板説も流れていた。その先発登板がウワサされていたのが、4月4日のDeNA戦。こちらは大方の予想通り、戸郷が登板するようだが、こんな情報も聞かれた。 「WBCの大会球に最後まで戸惑っていたのが、戸郷なんです。ようやく馴染んできたと思ったら、大会は終わってしまいました」 これは、侍ジャパンをサポートした裏方のスタッフの証言。“不器用な一面”もあるようだ。その通りだとすれば、今度は久しく離れていた「NPB球への戸惑い」も懸念されるが…。 同日、戸郷はブルペン投球も行っている。 「バッター役の人に打席に立ってもらい、実戦を想定した投げ込みもしていました」(スポーツ紙記者) だが、変化球の軌道に首を傾げていたとの声も同時に聞かれた。特に、フォークボールの軌道に戸惑っていたという。 「ボールの違和感は、時間が経てば解決するでしょう。チームに余裕があれば、戸郷にもファームで一度投げさせる機会も与えられるんですが」(プロ野球解説者) 巨人の先発ローテーションは6人で回す予定。戸郷のほかは、開幕投手に指名されたタイラー・ビーディ、第2戦の登板が濃厚なフォスター・グリフィン、同じく新加入のヨアンデル・メンデス、成長株の横川凱、そして、赤星優志が予想されている。 菅野が右ヒジの違和感を訴えた直後のことだ。当時、開幕投手に予想されていたグリフィンがこんなことを語っていたそうだ。「菅野が開幕投手であるべき」--。 エースがチームに与える影響の大きさを伝えたかったのだろう。 周囲が新エースと見ている戸郷がコケたら、そのダメージは計り知れない。 「戸郷は4月4日までに調整できると話していましたが」(前出・スポーツ紙記者) NPBには開幕、第2戦と外国人投手が続けて先発したケースが4例ある。どういうわけか、4例とも連敗スタートとなっている。第2節初戦の4月4日はプレッシャーを抱えての先発マウンドとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年03月24日 15時30分
侍ジャパン・岡本のTV発言に「原監督いじってる?」と指摘 WBC前練習、戸郷への“水を得た魚”発言のワケ明かす
23日放送の『news zero』(日本テレビ系)に、侍ジャパン・岡本和真がVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組では岡本、戸郷翔征の2名が番組MC・有働由美子アナウンサーを聞き手に、侍ジャパンが世界一に輝いたWBCを振り返るVTRを放送。2名は自身が思う大会中のベストプレーや、チームを牽引した大谷翔平、ダルビッシュ有から学んだことなどを話した。 注目が集まったのは、戸郷がダルビッシュについて話している最中の岡本の発言。戸郷は「全てを僕らに出してくれた」、「どう接していいかというのは僕ら若手も探りながらやっていた中で、本当に接しやすい方だなと改めて感じました」とダルビッシュに感謝したが、これを聞き有働アナは岡本に「質問する戸郷投手を見て、水を得た魚のようだとおっしゃってましたけど」と話を振った。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 岡本は2月16日に侍ジャパン巨人勢(戸郷、大勢、大城卓三)と共にダルビッシュと合同練習を行ったが、ダルビッシュに積極指導を受ける戸郷を「水を得た魚」と表現したことが伝えられている。 これについて聞かれた岡本は「原監督がいたら絶対それ言ってると思います。100パー、100パー言ってる」と、普段岡本、戸郷らを率いている巨人・原辰徳監督でも同じ表現を用いていただろうと断言しスタジオの笑いを誘う。続けて「監督の好きな言葉で、僕もそれを聞いてたので『あ、こういうことを、まさにこういう時に使うんだな』と思って僕も使わせてもらった」と、原監督が日頃から使っている影響が大きかったと明かした。 岡本の発言に、ネット上では「WBCの話から突然原監督の話になって笑った」、「原監督の口癖がいつの間にか伝播したのか」、「100パー言ってるは草、これ原監督いじってる?」、「身近な人が使ってる言葉が自分にうつるのはあるある」、「監督そんなに好きなのかって調べたらめちゃくちゃ使ってて爆笑」と面白がる声が寄せられた。 「原監督は試合で活躍を見せた選手を称賛する言葉として“水を得た魚”という表現をよく用いていますが、好きが高じてなのか少しひねった使い方をすることもあります。2019年2月26日の練習試合・中日戦では、約3年ぶりに捕手出場しヒットも放った阿部慎之助を褒める中で『水を得たギョのよう』と魚の部分を音読みして使用。2020年7月30日・DeNA戦ではトレード加入後初ヒットを放ったウィーラーを『水を得たフィッシュのごとく』と、魚の部分を英語に変換した表現を用いて評価しています。普通の選手なら監督の口癖を自身も使うのは少しはばかられそうな感じもありますが、岡本は天然でマイペースな性格の選手として知られている上、原監督との関係も短くはありませんので臆することなく“拝借”したのでは」(野球ライター) 現在プロ9年目・26歳の岡本は現役時代の原監督と同じく「4番・三塁」を主戦場とし、昨季まで5年連続で30本塁打をクリアしているチームの絶対的主砲。原監督には2015年のプロ入りから昨季まで計5年間師事しているが、口癖がうつるほど両者の結びつきは強いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月24日 11時00分
巨人・菅野、開幕投手どころかローテ入りも厳しい? 進まない調整に原監督もため息か
巨人の開幕投手は、タイラー・ビーディ投手に決まったようだ。外国人投手の大役は、球団では6年ぶり。4人目であり、新助っ人では初の快挙だ。しかし、“落選”となった菅野智之投手も気になる。関係者の話を総合すると、かなり厳しい立場に置かれているようだ。 「ビーディのメジャー初勝利は、2019年6月17日のドジャース戦でした。マエケン(前田健太)と投げ合って勝ったんです。日本球界と縁があるのかも」(米国人ライター) 3月23日の全体練習では、ランニング、ストレッチなどの後、軽めのキャッチボールをして早めに上がってしまった。 >>巨人・原監督がチームを酷評「88年の歴史で最低」 昨季の低迷を真顔でバッサリ、「3位と紙一重だったのに」と驚きの声も<< その全体練習には、菅野の姿も確認できた。終始、無言…。目測なので正確ではないが、80メートルほどの遠投もこなしていた。 18日の日本ハムとのオープン戦では“右ヒジの違和感”を訴え、わずか1イニングで降板している。右ヒジの状態に関しては詳細は発表されていない。遠投も淡々とこなす様子から察するに、重症ではなさそうだ。 「今後も一軍帯同で調整していきます。本当にひどかったら二軍行きですし、原辰徳監督は『実力至上主義』を掲げています。投げられない投手を一軍に置いておくわけにはいきません。まして、開幕戦まであと1週間なのに」(スポーツ紙記者) しかし、「早期復帰」とはいかないようだ。 18日の不甲斐ない投球後、首脳陣は菅野の「当面の扱い」について話し合っていた。 「要するに、目の届くところで調整させよう、と。二軍首脳陣を信頼していないわけではありませんが、一軍を離れたら、菅野の集中力が切れてしまうと判断し、監視下で再調整させることになったんです」(球界関係者) 「一軍帯同」には、2つの意味がある。早期復帰が可能な場合と、首脳陣が状態を確認したいと思った時。選手の立場からすると、後者で帯同となった時は、恥ずかしさと悔しさが入り混じり、「二軍に降格させてくれ」と思うのだそうだ。 原監督は18日の降板後、メディア陣の「菅野の状態」について質問され、 「信頼しながら放任しているわけだからね。しっかり調整してくれているもんだと…」 とこぼしたそうだが、「放任」とは、マイペース調整を許した今春キャンプのことを指している。 額面通りに受け止めれば、菅野の調整は失敗ということになる。 「菅野の次の登板は二軍戦でしょう。阿波野秀幸投手チーフコーチは不安解消の目的で、テスト登板の機会を与えるべきと言っています。オープン戦も残り少なくなってきましたし」(前出・球界関係者) 「エースの特権」も剥奪されたようだ。信用を取り戻すのは並大抵のことではない。 野手陣での出遅れは、坂本勇人内野手。打撃不振でオープン戦の打率は0割7分1厘、坂本には「オープン戦不振でもペナントレース本番には間に合わせる」の傾向もあるが、開幕カードの中日3連戦で結果を出さなければ、菅野同様、「原監督も決断する」との見方も強まっている。 また、ビーディに続く第2戦の先発も新外国人投手のフォスター・グリフィン投手になりそうだが、NPB資料によれば、開幕1、2戦で外国人投手が続けて先発したのは、過去4回。「4回とも連敗」だった。原巨人は厳しいスタートとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年03月23日 20時30分
元巨人・上原氏、WBC優勝の侍ジャパンへ忠告「僕は失敗した」 大会後に待ち受ける問題指摘、自身もキャリア最悪級の不振に
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が22日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が話題となっている。 >>元巨人・上原氏、WBC投稿への批判に怒り「面倒くさい人たち」 チェコ戦の感想を“中野貶し”と曲解された?<< 今回の動画で上原氏は、同日に行われたWBC決勝・アメリカ戦に「3-2」で勝利し世界一を達成した侍ジャパンを称賛し、試合を振り返った。 その中で、上原氏は「燃え尽き症候群じゃないけど、これからが大事なんでね。どう気持ち、体を切り替えられるか。そこがポイントになってくると思う」と、侍選手たちがシーズンに向けどのように調子を整え直すかが今後大事になると指摘。 続けて、「こういう経験をした人たちにはもっともっと上をめざしていってもらいたいので、シーズンけがなく過ごしてほしい」と、大会で得た経験を糧に成長するためにもコンディションには気をつけてほしいと願った。 ここで動画スタッフが、上原氏に「実際上原さんは2006年を経験して、どういうふうな感じでしたか?」と質問。上原氏は現役・巨人時代の2006年3月に行われた第1回WBCに出場し、3戦2勝の投球で優勝に大きく貢献しているが、同氏は「あの1年間で一番いい投球したのはあの韓国戦(準決勝/7回無失点)だった」と話し、大会中は気持ちも体も仕上がっていたと明かした。 ただ、大会後のシーズンについては「僕の場合は失敗しました」と、具体的には述べなかったが状態を持ち直せなかったと振り返った。その上で、「今回の選手たちにはぜひ失敗しないようにしていってほしい」と語った。 上原氏の発言を受け、ネット上には「心身をどうシーズンモードに切り替えるかは大事だな」、「確かにここからもう1回気持ちを奮い立たせられるのかは不安」、「上原は大会後かなり苦しんでたから説得力がある」、「出場選手の怪我・不振が多くなると、次大会以降の選手派遣にも関わってくるからなあ」などと納得の声が寄せられた。 「2006年WBCの上原氏は準決勝・韓国戦を含め、『3登板・2勝0敗・防御率1.59』と好成績をマーク。大会MVPは『3登板・3勝0敗・防御率1.38』だった松坂大輔氏(元西武他)でしたが、上原氏も十分MVP級といえる働きを見せました。ただ、そこから気力、体力を持ち直すのは相当厳しかったようで、同年シーズン前半は3勝6敗と大きく負け越し。後半は5勝3敗と少し盛り返したものの、結果的にはキャリアワースト(当時)の8勝に終わっています」(野球ライター) 今季はプロ野球が3月30日、メジャーが日本時間3月31日にそれぞれ開幕する予定となっている。WBC出場選手は約1週間で再調整しなければならないが、しっかりと調子を仕上げ直してシーズンに臨むことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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ロッテ・佐々木、中6日登板に重大“リスク”アリ? 巨人・阪神戦にぶつける井口監督の思惑は
2022年05月17日 11時00分
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巨人、吉川のスピード復帰に「下手したら一巻の終わり」の声 原監督の方針の裏にある重大なリスクとは
2022年05月16日 16時05分
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巨人、連敗脱出もお先は真っ暗? 故障明けの菅野も苦しむ、野手陣に深刻な問題か
2022年05月13日 11時00分
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巨人・梶谷に「最悪のFA戦士」落胆の声 今季絶望の左ひざ手術が物議、“故障体質”への懸念は獲得当初から
2022年05月12日 19時30分
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スポーツ
中日・根尾の一軍昇格即スタメン、原因は人員不足? 本職ではない外野で起用、立浪監督の意図は
2022年05月12日 11時45分
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スポーツ
巨人、元木ヘッドの指示ミスが止まらない? 中田が本塁憤死で「広島戦から何も学んでない」と批判、交代求める声も
2022年05月11日 19時30分
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スポーツ
巨人、正二塁手・吉川は当分復帰できない? 先の見えない打線復調に原監督は内心激怒か
2022年05月11日 11時00分
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巨人・菅野、調整登板無しでの復帰も「絶好のタイミング」の声 楽観視されるワケは対戦相手の事情にアリ?
2022年05月10日 20時30分
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スポーツ
巨人・大勢の初救援失敗、原因は原監督? 先発・高橋とは真逆、えこひいき起用の意図とは
2022年05月09日 11時00分
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ヤクルト助っ人の態度に「なんて奴だ」批判相次ぐ ロッテ・ロメロだけじゃない、味方に激怒し問題となった助っ人たち
2022年05月05日 11時00分
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スポーツ
巨人有利の死球宣告にヤクルト投手が激怒! 思わず“土下座”した選手も? プロ野球序盤戦、物議を醸した審判への抗議
2022年05月03日 11時00分
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スポーツ
巨人・坂本、右ひざ故障離脱は予言されていた? 守備の師匠が懸念していた深刻な問題点とは
2022年05月02日 11時00分
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スポーツ
巨人・吉川、“故障体質”はもう過去の話? 首位スタートを牽引する働きぶりに原監督もご満悦「堂々と演じている」
2022年05月01日 11時00分
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巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議
2022年04月27日 19時30分
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スポーツ
巨人・ウォーカーに「イップスじゃないか」の声 バウンド送球3連発が憶測を呼ぶ、不安視されていた守備難が露呈?
2022年04月25日 19時00分
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巨人・原監督の試合後コメントに「矢野も見習え」の声も “天敵”床田を高評価、リスペクトの姿勢に称賛相次ぐ
2022年04月21日 20時30分
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スポーツ
巨人・原監督、外野の緊急補強を決断? 深刻な問題点が改善されないポランコ・ウォーカーにうんざりか
2022年04月19日 11時10分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分