宇宙人
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レジャー 2022年08月27日 23時00分
宇宙言語で書かれた、宇宙人に送る詩集『Signals』
世界中の科学者が現在進行形で地球外生命の探査を行っているが、もし本当に地球外知的生命体がいたとして、彼らとコミュニケーションをとるにはどうしたら良いのだろうか。 SF作品などの創作の世界では、なぜか触れ合うことでお互いを理解したり、歌や詩が言葉も分からない両者をつないだりするが、もしかしたら何らかの方法で思いを伝えることは可能ではないのか。 ローハンプトン大学のデジタル・メディア上級講師であるリチャード・カーター氏は宇宙人とのコミュニケーションのために人工言語で書かれた詩集『Signals』を発表して話題になっている。 >>人類が宇宙でエイリアンを発見できない6つの理由<< 彼はかねてコード言語やさまざまなデジタル通信方式に常に関心を持ってきたが、1960年に数学者のハンス・フロイデンタールが宇宙人との交流のために考案した「宇宙言語」である「リンコス(Lincos)」に出会い、その芸術性と可能性に興味を持ったという。 フロイデンタールは記憶、道徳、競争や人間の生活の本質に関する要素を、数学と論理を使って伝えることに興味を持っていたという。その結果考案されたのが、異なる波長の無線信号を音化して言葉にした話し言葉であるリンコスだ。リンコスは概念的なものであったが、後にカナダの天体物理学者イヴァン・デュティルとステファン・デュマによって文字に変換し、1999年と2003年に近隣の星系へ「コズミック・コール」メッセージを送信するために使用された。 カーター氏の著作『Signals』は人類が宇宙人とコンタクトするために送信した「人工的な信号」と、星や惑星、銀河などの宇宙から我々に届く「宇宙の現象としての信号」の両方の意味を含んだタイトルとなっている。 カーター氏はこう語る。 「我々は様々な目的のためにメッセージを用い、宇宙へも発信しようとしていますが、同時にそれを受信しようとする機器を開発してもいます。宇宙から届くものには私たちが考えるような知的なメッセージはありませんが、実は既にある種のメッセージが我々に届いているのかもしれません」 「私は、フロイデンタールが本当にリンコスが使われることを想像していたのか、それとも、人間の聴衆のための知的な運動だったのか、疑問に思っています。私たちが宇宙に向かってメッセージを送っても、それが受信され理解される可能性は、ほとんど意味がないほど限りなく低いからです」 「リンコスは異星人とのコミュニケーションを試みたものですが、その信号が何を意味しているのかを理解し、それに対する意味のある応答を生成しようとする試みでもあります。それは変化する世界や地球が発し、私たちに伝えてくる信号かもしれません。その信号を理解することができれば、より良い未来へと我々を導けるのではないでしょうか」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中参考URLHow to Write Poetry to Communicate With Aliens(VICE)よりhttps://www.vice.com/en/article/jgpqxk/how-to-write-poetry-to-communicate-with-aliens宇宙人に通じる言語「Lincos」で書かれた詩集の“裏の目的”がヤバい! 異星間交流ではなく…!(TOCANA)よりhttps://tocana.jp/2022/07/post_237948_entry.htmlハンス・フロイデンタール(Wikipedia)よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%ABLincos(Wikipedia)よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/Lincos
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ミステリー 2022年08月14日 23時00分
ブダペストで3日間大酒を飲んでいる時に「宇宙人に誘拐された」男
海外では結婚式を翌日に控えた新郎が男友達と飲み明かすことをスタッグ・パーティーと呼ぶ。新婦の方も女友達と飲み明かすヘン・パーティーを開催し、互いに気心知れた同性の友人だけで独身最後の日を過ごす。 しかしハンガリーで、スタッグ・パーティーに出た新郎が姿を消し、15時間後に茂みに横たわっている状態で発見されるという事件が発生した。どれだけはめを外したのかと思えてしまうが、その間に「小さな緑のエイリアンに誘拐されていた」と証言して騒動になったのである。 今回のスタッグ&ヘンパーティーを主催したイベンターLast Night of Freedomのマット・マヴィア氏は次のように語っている。 >>人類が宇宙でエイリアンを発見できない6つの理由<< 「私たちは様々なパーティーを開催してきましたし、いろいろな話も聞いてきましたが、今回ばかりはこの世のものとは思えない話でした。少なくとも新郎の男性が姿を消した時、彼の仲間は本当に心配していたし、数時間たっても連絡が取れなかったのです。私たちはどんな緊急事態にも対応するようにしていますが、今回は別でした。幸い15時間後に参加者から電話があり、茂みに取り残された男性を発見したとのことですが、その時にはエイリアンやUFOのことを話していたというのです」 新郎の男性によれば「黒い目の小さな緑の男たちによって巨大なUFOに乗せられていた」のだとか。酔いつぶれて見た夢にすぎないという意見もあるそうだが、大半はそれでも男性が無事に戻ってきて式を挙げられたことを祝っているそうだ。 一方でこのイベント会社には、騒動を聞き付けた人たちから超常現象に関する数多くの要望が寄せられているそうだ。ある人からはUFOの聖地であるニューメキシコ州のロズウェルに行きたいという要望もあったとか。 マヴィア氏は「今回の事件は珍しいことですが、ユニークで思い出に残るような体験を求めるお客様の需要が高まっているので、イベント業界としてもご要望に答えたいところです」と語っている。関連記事Bloke 'abducted by aliens' on Budapest stag do during boozy three-day bender(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/bloke-abducted-aliens-budapest-stag-27497328
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ミステリー 2022年06月18日 23時00分
「宇宙人の地球侵略」を予言した4人の人々
昔から存在する予言のひとつに、「宇宙人が地球へ侵略にやってくる」というものがある。 ノストラダムスの「1997年7月、空から恐怖の大王が降りてくる」との予言は「エイリアンが地球に侵略してくる」ことを意味しているのではないか、という解釈があった。ノストラダムスの予言は解釈次第でいかようにもとれる内容ではあるが、同様の予言をした人は何百人もいる。その中には「いつ起こるか」具体的な日付を提示した人もいるのだ。今回は、そんな宇宙人に関する予言を残した4人の人物を紹介したい。 >>15世紀に19世紀の光景を予言していた!? 予言者ブームの先駆け「マザー・シプトン」<<1. ババ・ヴァンガ ババ・ヴァンガことバンゲリヤ・パンデバ・ディミトロバは1911年1月31日にブルガリアで誕生した。生まれつき体が弱い少女で、12歳の時に竜巻にのみ込まれて視力を失ったが、その対価として高度な予知能力を得たという。厳密に言うと、彼女は未来を見渡すことができたわけではなく、一般人の目に見えない「不思議な生き物」に世界で今後起こる未来を、予知夢として見せられていたそうだ。 既にババ・ヴァンガは亡くなっているが、彼女が残した膨大な予言は今でも研究と解読が続けられている。的中した予言は複数あり、9.11テロやバラク・オバマ氏の大統領就任、2020年にトランプ大統領が病気にかかったことまで多岐にわたっている。 そんなババ・ヴァンガは生前「2022年末に宇宙人が小惑星を送り込んで地球上の生命体を探し出し、地球を侵略する」という内容の予言を残しており、その結果は「人類にとって良いものにはならない」と述べていたそう。これも解釈次第かもしれないが、彼女は宇宙人が平和的にやってくるわけではないことを強調し「エイリアンの船は地球を攻撃し、都市を爆撃し、人々を捕虜にするでしょう」とSF映画のワンシーンのような内容を語っているのだ。2. ユリ・ゲラー スプーン曲げで有名なイスラエル系イギリス人の超能力者ユリ・ゲラーも「宇宙人が地球を侵略しようとしている」と以前から主張している人物の一人だ。 彼はかつて超能力の存在を示す実験でCIAに招へいされた。そこで墜落したUFOの残骸などの様々な証拠を見たと証言しており、かねて「宇宙人は既に地球にやってきている」と主張している人物だ。 そんな彼は最近自身のSNSで、予言ともとれる言葉を多く発信している。主に宇宙関連の技術開発などに関する報道がなされた後に発言することが多い。そして昨年末には「宇宙人が間もなく人類と接触する」とし、次のように述べた。 「彼ら(エイリアン)はおそらくホワイトハウスの芝生かどこかに着陸するだろう。宇宙人との遭遇を描いたSF映画の内容はすべて実現するだろう。これは何千年、何百年先に起こる話ではないと思う。合理的で論理的な推測をすれば、60年から75年後には実現すると思います」3. ニック・ポープ エイリアンが地球にやってくるという未来予測は専門家からも出てきている。イギリスのフリーランスジャーナリストで、かつてイギリス国防省で公的にUFO調査を行っていたニック・ポープ氏もその一人だ。彼は今年初め、アメリカのメディアBlaze TVの番組Indistinguishable From Magicで「もし我々がエイリアンを見つけたり、エイリアンが我々を見つけたりしたら、世界は永遠に変わってしまうだろう」と警告するような発言を残している。 彼は過去にロンドンの王立協会で行われた、地球外生命体をめぐる問題を議論する2つのイベントに出席したことを回想。「もし我々が本当に地球外生命体を発見した場合、彼らがETのような友好的な種族であるのか、それともインデペンデンス・デイのエイリアンのように敵対的な種族であるのか、それをどうやって見極めるのかで議論になった」とコメントした。我々よりも優れた技術力を持つエイリアンがいたならば、「人類のテレビやラジオから漏れ出た信号を検出し、何十年も前から我々の存在に気づいていることだろう」と語っている。 地球にまだエイリアンが侵略に来ていないのは、単に幸運なだけなのかもしれない。4. スティーブン・ホーキング博士 イギリスの理論物理学者で宇宙学者の故スティーブン・ホーキング博士は、2018年に亡くなる前に、宇宙人についてかなり興味深い発言をしていた。 2010年に放送されたディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー番組で、ホーキング博士は「宇宙人と接触することは人類にとって良い結果につながらないかもしれない」と発言。「宇宙に高度な科学力を持つ宇宙人がいたとしたら、彼らはおそらく遊牧民となり、到達できるあらゆる惑星を征服し、植民地化しようとするだろう。その限界は誰にも分からないでしょう」と見解を述べている。 また、2016年のドキュメンタリー番組では「もし宇宙人が地球を訪れたなら、その結果はコロンブスがアメリカに上陸したときと同じでしょう」と人類史を踏まえた発言をしている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/four-people-who-made-chilling-26985676
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ミステリー 2022年06月04日 23時00分
宇宙人に向けてメッセージを送るのは危険?専門家による様々な見解
広い宇宙に、我々地球人以外にも知的生命体は存在しているのか、という謎は昔から多くの科学者たちが挑んでいる謎でもある。 本当に空飛ぶ円盤に乗って地球まで訪れているかどうかは別としても、宇宙には無数の天体が存在している。地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低確率ではあるが存在するはずだ。この観点から考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、SETI)だ。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< これは電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探すというもので、逆に地球の側からも宇宙人へ向けて電波を送る試みもなされている。こちらはアクティブSETIと呼ばれ、その嚆矢(こうし)となったのが1974年にプエルトリコのアレシボ天文台から送られた「アレシボ・メッセージ」だ。 しかし、宇宙のどこかにいるかもしれない知性を持つ宇宙人文明と接触しようと電波を送るなどして注目させることは、「長い目で見れば賢明な行動とは言えないかもしれない」という意見も出てきている。 オックスフォード大学のFHI(Future of Humanity Institute)上級研究員であるアンダース・サンドバーグ氏は、アクティブSETIに関して「ある程度のリスクがある」ことを念頭に置いた方がいいと主張。メッセージが宇宙人に拾われる確率は極めて低いとはいえ、「万が一受け取った相手が敵対的な存在であれば、望ましくない結果になる可能性がある」と述べている。 また「宇宙人とのコンタクト」は、実現すれば人類史上かなり重要な事象になるにもかかわらず、多くの人が真剣に受け止めていないことも難点だと述べている。彼と同様の懸念を表明する学者は他にもおり、故スティーブン・ホーキング博士も、うっかり敵対的な宇宙人の注意をひいた際は悲惨な結果を呼びかねないと危険性について警告していた。 では、広い宇宙にはどれだけ「敵対的な宇宙人(地球外知的生命体)」がいる可能性があるのだろうか。 研究者のアルベルト・カバジェロ氏によれば、地球上における侵略の分析と、天の川銀河系にある太陽系外惑星の推定数に関するデータなどから推測した結果、我々の銀河系にもし悪意や敵対的な感情を持つ宇宙人の文明があったと仮定しても、たった「4つ」にしかならないという結果になったという。 この結果を踏まえると、「我々がメッセージを送る惑星を持つ文明が地球外生命体に侵略される確率は、惑星殺しの小惑星衝突の確率より2桁ほど低いことになる」とカバジェロ氏は述べている。 もちろん現状、我々は地球外文明について何も知らないし、彼らの行動を我々が知っている人間社会に基づいて考えることは、おそらく無意味だと思われる。地球外知的生命体がいたとして、我々と同じ脳や感覚を有しているとは考えにくいからだ。いずれにせよ、我々が地球外知的生命体と本当の意味で出会えるのはもう少し先のことになるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Study suggests that there are four malicious alien civilizations in our galax(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/357929/study-suggests-that-there-are-four-malicious-alien-civilizations-in-our-galaxy
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ミステリー 2022年05月07日 23時00分
木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2015年5月26日に、木星の衛星エウロパをめざして打ち上げる無人探査機の開発に着手したと発表した。木星ではなく、なぜ衛星のエウロパなのか。実は、このエウロパには生命が生息している可能性があると考えられているのだ。 エウロパはハッブル望遠鏡や木星探査機ガリレオなどによる観測によって、表面に厚さ3キロの氷の層があることが判明している。近年の研究では、この厚い氷の下に、木星からの潮汐(ちょうせき)力で発生する熱によって巨大な海に似た環境が形成されていると考えられており、地球の深海にある海底火山や熱水噴出孔周辺と似た環境が整っているとみられている。つまり、生命の存在に必要な熱と化学物質が存在している可能性が高いため、何らかの有機生命体が存在している可能性もあるのだ。 >>人類はついに地球外の生命体を発見した!?国際宇宙ステーションで発見された新種の微生物<< だが最近の調査によって、科学者たちがエウロパの表面に存在する「数百マイルにわたって伸びる尾根」を研究した結果、グリーンランドと類似している事実を発見。なんとエウロパの氷の殻に「宇宙人」が住んでいる可能性があるとの、驚きの発表を行ったのだ。 問題の尾根は長さ約300メートルにも達する「劇的な溝」と表現され、幅約800メートルの谷によって隔てられている。 NASAのジェット推進研究所のグレゴー・スタインブルージュ博士は「人々は20年以上前から、この二重の尾根を研究してきました。しかし、地球上に存在するグリーンランドに近い環境を実際に見ることができたのは今回が初めてです。私たちはエウロパの氷の殻の物理学と力学を支配するプロセスを理解する方向に、より大きな一歩を踏み出しています」と述べている。 研究者らは「宇宙人」とセンセーショナルな単語を使っているが、もし現実に生命が存在するとしてもSF映画で見るような知的生命体ではなく、微生物や魚に似た生命体だろうと考えられている。しかし、もし本当にエウロパに生命が存在するならば、その生物は地表近くの浅い水のポケットで進化してきただろうと考えられるとのこと。 カリフォルニア州スタンフォード大学のダスティン・シュローダー教授は「もし、グリーンランドで見られるメカニズムがエウロパでも確認できたならば、エウロパに水があることを示唆しています。もし氷殻の中に水のポケットがあれば、生命が誕生する可能性もあります」と語る。 前述のNASAが計画するエウロパへの無人探査機は、順調にいけば2020年代に打ち上げられるという。近い将来、我々はついに同じ太陽系内で「遠い親戚」を発見する日が来るのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Nasa plan to beam Earth's location to outer space 'could spark alien invasion'(The Daily Star)よりhttps://thedebrief.org/odds-increasing-for-life-on-jupiters-moon-europa/
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ミステリー 2022年02月05日 23時00分
タコは「宇宙から来たエイリアン」!?驚きの科学論文が掲載される
宇宙人といえば、最近ではグレイ型エイリアンが主流になっているが、一昔前はタコ型宇宙人の姿が代表格だった。これはイギリスのSF作家H・G・ウェルズが書いた小説「宇宙戦争」に登場する火星人の姿に由来しているところが大きい。作中では、火星の重力が地球より小さいため、体を支える構造が軟弱であると描写されており、挿し絵でも発達した頭に貧弱な手足を持つタコに似た姿で描かれるようになった。なお、ウェルズ自身は風船のように大きな頭に、手以外の器官が退化した姿のスケッチを残しており、腕や足に該当する部分は非常に短くなっている。 >>2022年はUFOのターニングポイントとなるか? 海外の専門家が言及<< ともあれ、宇宙人の姿=タコやイカのような姿、というのはかなり昔から多くの人が抱いてきたイメージだ。だが、実際に「タコは他の惑星で進化した宇宙生物の可能性がある」という論文が雑誌に掲載されて注目を集めている。 この奇妙な説は、科学雑誌『Progress in Biophysics and Molecular Biology』に掲載された論文『Cambrian Explosion Cause of Terrestrial or Cosmic?』で発表されたものだ。 オーストラリアの分子免疫学者エドワード・J・スティール氏率いる研究チームは、タコやイカといった頭足類が、火山の噴火や隕石の衝突によって宇宙空間に吹き飛ばされ、一種の仮死状態に陥って何十億キロも移動した可能性があるとしている。これは「生命のもととなる物質や、単細胞生物が地球に接近した彗星によってもたらされた」というパンスペルミア説よりさらに飛躍したものだ。 実際、論文の大部分はパンスペルミア説に割かれており、地球に生息する「最強の耐性を持つ微生物」のクマムシを引き合いに出して「微生物ないしは該当する生命体が、太陽系の外から地球まで彗星などの天体によって運ばれる」ことについて述べている。クマムシは「乾眠」という特殊な状況になることで、他の生命体なら死んでしまうような環境でも生き延びることが判明している。 例えば致死量の放射線に耐えたり、数十年間も食べ物や水なしで過ごすことができると考えられる。クマムシは地球外の宇宙環境に耐えうる可能性が示されており、また「進化的な自然選択事象」と完全に一致するとスティール氏らは書いている。 それを踏まえて、タコやその近縁種について生物の進化の過程から考えてみると、なんと「ある種の前世」を示唆するような生物学的特徴を持っているという。タコの遺伝情報をさかのぼってみると、進化の歴史が「非常に一貫性がなく、混乱している」ため、地球外に起源がある可能性が存在するというのだ。そこから「冷凍保存されたイカやタコの卵が、数億年前に氷の塊で運ばれてきた可能性は否定できません」とのこと。 また、何らかの大規模な惑星災害が火星を襲い、現在のような平均気温の低い荒涼とした大地に変わる前に、生命が火星で進化していた可能性についても触れている。 だとすると、タコはやはり火星人、もとい、実は他の惑星で進化した宇宙生物である可能性が出てくるのだろうか? なお、この研究は東フィンランド大学の医学研究者であるキース・ババーストック氏によって査読されており、この説を裏付ける証拠がもっとたくさん出てくる予定だとか。宇宙のどこかにタコ型生命体は存在したのか、今後の研究が気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Octopuses could be 'aliens from outer space,' barmy scientific paper claimshttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/octopuses-could-aliens-outer-space-26070053
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ミステリー 2021年08月21日 23時00分
本物の宇宙人尋問動画?謎の宇宙人「スキニー・ボブ」とは
2011年、ある奇妙な動画がインターネット上で注目を集めた。「ivan0135」というユーザーがYouTubeに公開した動画には頭部が異様に大きく、貧弱な体をした人物が映っている。いわゆる典型的な「グレイ」タイプの存在によく似た「エイリアン」が、どうも政府関係者らしき人物にインタビュー、検査を受けている様子が映し出されているような内容だった。 この動画はロシアのKGBが宇宙人に尋問を行った様子を記録したもので、このグレイ型エイリアンに似た人物はゼータ・レティクル星系から来た特使で「エイリアンと人類の双方に関心のある事柄」を話し合うために送り込まれてきたものだそうだ。さらにこの宇宙人は特別な役員にエスコートされており、政府や軍の高官としか面会しないという。 >>25年以上の時を超え、「宇宙人解剖フィルム」の1コマが100万ドルでオークションに登場!?<< この動画は1942年から1969年の間に行われた尋問の様子を捉えたもので、ネット上には幾つか動画が上がっている。最もよく知られている動画は、エイリアンがテーブルに座った状態で、テレパシーでインタビューを受けているように見えるもの。その後、場面が変わってエイリアンの頭からつま先までの映像が映し出され、不釣り合いに長い腕と異常な体格が示される。そしてある種の液体のプールの中で眠っているとみられる映像が映し出される、という内容だ。これまでにない内容から多くの人の注目の的となり、動画に出てきたエイリアンはそのやせ形の体形から「スキニー・ボブ」と呼ばれるようになった。 この動画を公開した「ivan0135」は他にもエイリアンの宇宙船や、基地で死んだ標本を解剖する様子などの動画を公開していたそうだが、現在ではそれらの動画は削除されている。これらの映像が公開された当初は内容の信憑性や、そもそも動画を公開したユーザー「ivan0135」は何者なのか、という議論が巻き起こった。 この映像が本物の宇宙人を尋問した記録だと主張する人もいれば、明らかにいたずらだと指摘する人もいて、さまざまな分析が行われている。CGIやアニマトロニクスを用いて作成されたものなのか、それとも本物なのか。この疑問に点いて、ベン・フィリップスという特殊効果の専門家が次のように答えている。 「もしスキニー・ボブの映像が偽物だとしたら、彼はアニマトロニクス人形かCGI…あるいはその両方がまざったものだ。映像を見ると、ボブは身長を測ってもらっているときに姿勢を変えたり、下を向いたりしている。そこから考えると、デジタルであればボブはキーフレームアニメーションではなく、モーションキャプチャーで動きを付けたものと考えられる。その場合は動きを取り込むための撮影スタジオが必要になり、皆さんが思う以上にお金もかかるし、撮影に関わる人も増えることになる」 「私はこの動画がフェイクとは断定しませんが、もしフェイクだとしたら複数の分野にまたがる特殊効果の専門家チームによって行われたものだと考えます。彼らは『スキニー・ボブ』の極めて短いクリップのために、多くの時間と費用をかけて物理的なモデルを作ったことになります。2011年当時でも相当な仕事だったはずですが、動画の関係者の誰もが動画について沈黙を守っている。これには違和感があります」 そう、「スキニー・ボブ」の映像については「そもそもなぜここまで手をかけてフェイク映像を作ったのか」が最大の謎となって立ちふさがるのだ。この映像にはかなりのコストがかかっているはずなのに、誰もこの映像を利用して宣伝しようとしない。もしかするとSF映画のマーケティングではないかと噂されたこともあったが、動画が公開された2011年以降、このシーンを用いた映像作品は世に出ていない。 謎めいた宇宙人動画「スキニー・ボブ」の真相はまだ明らかになっていない。(山口敏太郎)関連動画alien grey extraterrestrial zeta reticuli tape 06 - family vacationhttps://www.youtube.com/watch?v=a6TLGkrfNKIroswell alien footage "skinny bob"https://www.youtube.com/watch?v=GPyQwwhfrLU
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ミステリー 2021年06月05日 23時00分
25年以上の時を超え、「宇宙人解剖フィルム」の1コマが100万ドルでオークションに登場!?
ある特定の年齢層の人はテレビで見たことがあるだろう、有名な「宇宙人解剖フィルム」という映像がある。 「宇宙人解剖フィルム」は検死台の上に横たわるグレイ型エイリアンと、その解剖手術の様子を収めた17分間の映像で、1947年にニューメキシコ州ロズウェルに墜落した宇宙人の死体を解剖している、という内容だ。 映像の中では、小さなヒューマノイドが診察台の上に横たわり、何者かがそれを解剖している様子が捉えられている。他にも6本指や、奇妙なシンボルが描かれた金属片など、宇宙人の面影がいくつも映っている。1995年8月28日にアメリカのFOXテレビで「Alien Autopsy: Fact or Fiction」というタイトルで初めて公開され、後年日本のテレビ番組でも公開されて話題となった。 当時の映像の持ち主はイギリス人のレイ・サンティリ氏で、彼は1992年に米軍カメラマンからこのフレームを入手したという。注目を集めた「宇宙人解剖フィルム」は、その内容の真偽やサンティリ氏との権利関係に関する諸問題が生じる等の事態が発生した。しかし、後にサンティリはこの映像が本物ではないことを認め、自分が目撃したと主張する本物の映像を「演出された再現」したものであると説明。この結果はあまり明るみに出ることはなく、「宇宙人解剖フィルム」も世の中には「衝撃映像」の一つとして受け取られ消費されただけに終わった。 ところが先日、その貴重なフィルムがオークションに出品されるという発表があった。ビットコイン等の暗号通貨にも使われているブロックチェーン技術を用い、映像の1コマをノン・ファンジブル・トークン(NFT)画像として出品するというもので、画像は我々がよく知る「宇宙人解剖フィルム」の映像とはまた違った角度で解剖の様子を捉えたものとなっている。確かに貴重なワンショットかもしれないが、オークションの入札価格はなんと100万ドル(約1億954万円)から。オークションを企画したサンティリ氏は、これまでに出品された唯一の1コマであると主張しているとのことだ。 >>宇宙人は自分たちの惑星が見つからないよう、優れた技術で隠している!?<< オークションサイトRaribleは、この商品について次のように説明している。 「地球外生命体の存在をめぐる議論は、CIAがUAPの最も有名な証拠である動画を認証して決着しました。今、初めてその歴史の一部を所有することができます」 一方で、英国のUFO研究家であるフィリップ・マントル氏は、「宇宙人の解剖フィルムのデマについてすべて解き明かしたと思ったら、また新たに別のものが出てきて驚いています。私はこの偽物のフィルムを何十年もかけて調査し、そのすべてを著書にまとめ、さらに4部構成のドキュメンタリーにしました。事実は、この映画が本当に100%偽物だということです」と述べ、このフレームに100万ドルも出す人は愚か者だと非難している。 果たして貴重なフィルムは誰の手に渡るのか。興味は尽きない。(山口敏太郎)関連記事Frame from 'alien autopsy' video goes on sale(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/347387/frame-from-alien-autopsy-video-goes-on-saleFamous picture of 'alien body' from top-secret film auctioned for £700k(dailystar)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/most-famous-extraterrestrial-evidence-alien-24209059
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ミステリー 2021年04月25日 23時00分
宇宙人は自分たちの惑星が見つからないよう、優れた技術で隠している!?
何年も前から科学者たちは、広大な宇宙の星々の中から地球のような環境の惑星を探し出そうとしたり、宇宙のどこかに生息しているはずの宇宙人こと地球外知的生命体との接触を試みようとしてきた。代表的な事例が地球外知的生命体探査(Search for extra-terrestrial intelligence、略称SETI)で、電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探すというもの。逆に地球の側から宇宙人に向けて電波を送る「アクティブSETI」という試みも行われている。 一方で、スティーブン・ホーキング博士をはじめとする著名な科学者は「他の文明に我々の存在を明らかにすること」に関する懸念を表明している。歴史を振り返っても分かる通り、高度に発達した文明が下位の文明を従属させ、淘汰してしまうことが考えられているからだ。 一方で、高度に発達した文明や技術を持つ知的生命体は、他の知的生命体から侵略される事態をすでに予測しており、あえて「自分たちの住む惑星が見つからないように隠蔽しているのではないか」という推測も出てきている。そのため、我々はいつまで経っても発見できないのだとか。だが、我々より優れた技術を持つ異星人であっても、惑星を丸ごと隠蔽することは可能なのだろうか。 この方法について、コロンビア大学の天文学助教授のデビッド・キッピング氏と大学院生のアレックス・ティーシー氏が2016年に共同で執筆した論文に、惑星の存在を遮蔽する方法と、文明の存在を知らせる方法を提案する内容が仮説として挙げられている。 >>地球から宇宙へ送られたメッセージは本当に届いているのか?<< それによると、どの惑星も親星である太陽の前を数時間かけて通過し、一定間隔で太陽の光を遮ることになる。宇宙のある場所に望遠鏡を向けて星の明るさが変わることが分かった場合、その星に惑星がある可能性が考えられるわけだ。 実際、NASAのケプラー計画ではこの方法で数千個の惑星を発見している。これと同じ知識を高度な科学力を持つ地球外知的生命体が知らないはずはない。では、彼らはどのようにして惑星を探知できないようにしているのか。キッピング氏らは、波長可変レーザーを用いることで遮蔽が可能になると述べている。これで惑星が太陽を隠しても惑星がないように誤認させられるというのだ。 我々が地球外知的生命体を発見し、出会える日はくるのだろうか。(山口敏太郎)参考記事Could we hide the Earth from alien visitors ?(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/346149/could-we-hide-the-earth-from-alien-visitors
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ミステリー 2020年12月06日 23時00分
宇宙にメッセージを送っていた電波望遠鏡、崩壊 50年以上運営されてきたアレシボ天文台
UFOを目撃したり、撮影に成功したという人は多い。中には宇宙人にさらわれたと主張する人もいるが、宇宙人は本当に存在しているのだろうか。 本当に空飛ぶ円盤に乗って地球にまで訪れているかどうかは別としても、宇宙には無数の天体が存在している。地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低い確率だが、あるはずだ。そういった考えから考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、略称SETI)だ。 >>宇宙人に誘拐され、子どもができた!?衝撃的なアブダクション体験の背後にあるもの<< 電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探すというもので、逆に地球の側からも宇宙人へ向けて電波を送る試みも行われた。こちらはアクティブSETIと呼ばれ、その嚆矢(こうし)となったのが1974年、プエルトリコのアレシボ天文台から送られた「アレシボ・メッセージ」だ。 0と1の組み合わせで、数字や太陽系の図と地球の位置、簡単な人間の姿とDNAの構造などが一覧になっているもの。このメッセージについてはちゃんと電波が届くのか、読み解くことができる内容なのかという疑問もあった。だが、そもそもこのメッセージはアレシボ天文台の電波望遠鏡が同年に改装されたことを記念して行われたものであった。内容はともかく「送ること」に意味があったと考えた方が良いだろう。 そんなアレシボ天文台が、現地時間12月1日の深夜に崩壊したという報道があった。アレシボ天文台のシンボルは巨大な電波望遠鏡だ。くぼ地を利用して直径305メートルの反射面の上に、受信機が3基の塔からケーブルでつり下げられる構造になっていたのだが、主鏡の上に受信機が落下して崩壊してしまったのである。 アレシボ天文台は1963年に建設されて運用されてきたが、2017年のハリケーン「マリア」と2019、20年、立て続けに起きた2度の地震によって望遠鏡が損傷。受信機を支えるサポートケーブルが2本断線し、補修を行うにしても作業が困難であること、また50年以上運用され、施設の老朽化が激しいこともあって、11月には電波望遠鏡の解体が決定されていた。 ところがその後、残りのケーブルを支える部分が壊れ、重さ約900トンの受信機が約140メートルの高さから主鏡の上に落下し崩壊してしまった。天文台に併設された学習センターなども被害を受けたそうだが、人的被害はなかったという。 なお、今後は被害を受けなかった箇所を調査し、運用を回復する方法を模索するとのこと。解体が決定した後も、天文台はデータ解析等研究のため存続される見込みであったので、新たに生まれ変わるのかもしれない。(山口敏太郎)
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