夏の甲子園
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スポーツ 2020年06月29日 15時40分
ロッテ佐々木朗希、岩手県大会開催に「野球を楽しんでもらいたい」と球児にエール!
夏の全国高校野球大会が中止になったことに伴い、令和2年夏季岩手県高等学校野球大会の地区予選が7月1日から、県大会が7月11日から開催されることが発表された。 今回の決定に関して、岩手県立大船渡高校出身で、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が出場する選手たちへの気持ちを語った。佐々木は「今回の事態で色々なことを経験し、感じた事と思います。高校最後の成果を見せる場所が用意されずに引退することになる同級生もいるかと思います。その中で、野球はこのように大会が開催されることになったということで、感謝の気持ちなど、それぞれが色々な事を感じて欲しいと思います」と今回のような代替大会が開催されたことへの思いを述べた。 さらに、「高校3年生にとっては最後の大会となりますので、思う存分、野球を楽しんでもらいたいと思います。最後に甲子園という目標はなくなりましたが、この先には素晴らしい未来が皆様には待っていると思いますので、素晴らしい未来に向けて、この3年間で行ってきた積み重ねを忘れずに、これからも頑張り続けてください」と、これが最後の大会となる3年生の選手たちに熱いエールを送っている。 佐々木は現在、ファームで一軍デビューを目指して、慎重な準備を重ねており、その日が待たれるところだ。(どら増田)
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芸能ニュース 2020年06月26日 23時00分
『アメトーーク!』の夏の名物企画が宮迫、コロナ、渡部のトリプルショックでピンチ?
人気バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で夏の恒例企画となっていた「高校野球大大大好き芸人」が、今年は放送されるのかに注目が集まっている。 この企画は毎年夏に放送されていたが、昨年は番組MCを務める雨上がり決死隊宮迫博之の闇営業問題が発覚。夏の甲子園で行われる全国高校野球選手権大会は朝日新聞社が主催。『アメトーーク!』は系列のテレビ朝日で放送されるバラエティ番組であるため、クリーンなイメージを重んじる高校野球にそぐわないと判断されたのか、企画自体がお蔵入りになってしまったと一部で報じられていた。 >>アンジャ渡部、宮迫、紳助さん…『行列』メンバーに「呪い」と話題に 東野、後藤は大丈夫?<< やはり、ファンとしては今年こそはといった思いもあったのは確かだろう。しかしながら、新型コロナウイルの感染拡大を受けて、春の選抜高校野球大会に続き夏の大会も中止が決定してしまった。しかし、中止となった春の選抜出場校が参加する交流試合が8月に行われることになった。これを受け企画復活に期待に望みをつなぐ声が生ずるも、あの芸人の騒動が可能性を打ち砕いてしまう。 「アンジャッシュの渡部建ですね。『週刊文春』(文藝春秋)に複数の女性との不倫関係が報じられ、現在は無期限で芸能活動を謹慎中。渡部も高校野球好きとして知られ、『アメトーーク!』の企画も常連でした。もし今年に企画が復活するならば、渡部が代理MCをやっていた可能性もあったと言えますが、スキャンダルですべてご破産となってしまいました」(芸能ライター) 宮迫の闇営業、コロナ蔓延、さらに渡部のスキャンダルと不幸にも3つの負の要素がそろってしまっただけに、今のところ『アメトーーク!』の「高校野球大大大好き芸人」が放送される可能性はかなり低いと言わざるを得ないだろう。やはりここは、ファンとしては「9回裏2アウト」からの奇跡の大逆転に期待したいところではないだろうか。
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スポーツ 2020年05月29日 11時40分
阪神、8月の甲子園使用を“辞退”へ 高校野球界に配慮の英断か、藤浪ら若手選手への影響のためか
この決断が、ペナントレースの勝敗にも影響してきそうだ。 プロ野球12球団が6月2日から実施する練習試合の日程を発表した(5月27日)。移動に伴うリスクを抑えるため、特定地域に集中しているが、同19日開幕のペナントレースの日程に関しては、いまだ“調整”が続いている(同時点)。開幕カードを組み直す件については、12球団が合意しているが、「移動を頻繁にしない」ということは、長期間の滞在にもつながっていく。移動が頻繁にならず、長期間にならない“適度な遠征”、そこに球場を確保する難しさも重なり、NPBの担当チームを悩ませているそうだ。 そんなペナントレースの日程に関する“怪情報”が飛び込んできた。矢野阪神が「8月の甲子園球場」の使用を“辞退”する方向でいた。 「阪神は東京ドームでの巨人3連戦で開幕戦を迎えることになりそう(同時点)。本拠地・甲子園での主催ゲームを開催するのは7月に入ってから」(球界関係者) 「移動」の一件で、本拠地でのお披露目はかなり遅れそうだが、それが甲子園球場の使用を辞退する理由にはならない。 夏の甲子園大会の中止はすでに決定している。毎年、高校球児に明け渡していた8月の甲子園球場のスケジュールは「白紙」となっており、阪神が利用しても問題はないはず。また、「もう大きな影響はないはず」とも言われているが、高校球児に甲子園を明け渡していた間の長期遠征が阪神ナインに負担となってきたのも事実だ。それでも、辞退は阪神球団内の決定と見て間違いないという。 「都道府県の高野連は、独自の大会を開催する方向で調整を始めました。都道府県の優勝校が甲子園球場に来る機会、地元兵庫県の大会にも提供するようです。8月中、阪神が甲子園球場を利用するのは数える程度になると思われます」(前出・同) 京セラドームもあるから、スケジュール的にも影響がないと判断したのだろう。阪神の大英断と言っていい。 「今の阪神選手、特に若い選手は甲子園球場の雰囲気に呑み込まれています。エラーをした時の野次、チャンスで打てなかった時のため息など…。今季は、無観客試合を含めて、阪神にとってプラスに転じる要素が多いのでは」(在阪記者) その一例が、藤浪晋太郎のノーコン病だ。ボールカウントが先行した時点で球場全体がざわつき、その雰囲気に呑み込まれ、投球フォームもバラバラになっていく。他選手も同様だ。誰かがエラーをすると、連鎖的にエラーが連続する。こうした状況を考えると、甲子園の使用辞退は、「阪神ナインのため」でもあるようだ。 今回の阪神の英断によって、夏の甲子園大会の中止が決定した際、高校球児たちにエールを送ったプロ野球関係者の言葉が“本心”であることも証明された。高野連サイドも、阪神の厚意を球児たちに反映させてほしいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月26日 12時10分
五郎丸「大人は開催できて、子供は開催できない」プロ野球開幕巡り苦言? 賛否の声集まる
プロ野球が6月19日に開幕となることが今月25日に発表された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初の3月20日から大きく先延ばしになっての開幕。当面は感染対策のため無観客で試合が行われるという。 そんな中、ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手は、決定が発表となった25日に自身のツイッターに「大人は開催できて、子供は開催できない理由って何?」と疑問をツイート。言及した対象については触れられていなかったが、今月20日に日本高校野球連盟が、甲子園球場で予定していた夏の全国高校野球の中止を発表していただけに、野球について言及したことは明らかだった。 五郎丸のこのツイートに、ネットからは「部活とプロの違い」「スポーツ選手という仕事をしていて仕事と部活の違いが分からないのはさすがにまずいのでは?」といった疑問の声が多く寄せられたが、五郎丸はその後再びツイッターを更新し、「コメントの大半はプロだから、学生だから」と自身の元へ届いた反論に触れつつ、「そういう事じゃなくて未来がある、あなた達の命を守らせてって言ってあげれないのかと思うんですよ」とつづった。 五郎丸の一連のツイートには「高校野球も高校生の人生を大きく左右してしまうのに」「そう思います!大人がやるんだったら高校総体も高校野球とか吹奏楽も全部やるべき」「私が責任取りますって方が高野連にはいらっしゃらないんだと思います」という賛同の声が集まっていたが、一方では「高野連はちゃんと理由説明していますが…」「練習もできていない高校生にはコロナだけではなくケガのリスクもあるからですよ」「なぜ上から目線で言うのか分からない」といった困惑の声も寄せられていた。 高野連は甲子園中止の理由について、選手の安心安全の確保のほか、学業への支障、医療スタッフ不足などと説明。また、休校の影響で選手の練習不足が怪我に繋がる恐れもあると指摘している。 甲子園大会を楽しみにしていた人からは、五郎丸への賛同の声が上がっていたが、複合的に考えた際に、プロ野球の開幕と甲子園の中止について、「仕方がない」と考える人も多かったようだ。記事内の引用について五郎丸歩公式ツイッターより https://twitter.com/Goro_15
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スポーツ 2020年05月25日 12時20分
山本昌氏、甲子園中止で「努力を披露する場所を」 関口宏が「間に合う? 何がですか?」とまくし立て物議に
24日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏がゲストの元中日・山本昌氏に食って掛かるようなシーンがあり、物議を醸した。 番組では、今年の全国高校野球選手権大会が中止になったニュースを紹介。3年生を迎える球児が泣き崩れる様子を取り上げ、過去に出場し活躍した埼玉西武ライオンズの松坂大輔や巨人・原辰徳監督が「別の舞台」を用意するよう要望する様子が放送された。 これについて、張本勲氏は「残念だね」「高校球児たちに思い出ができるようなゲームを高野連は模索してほしい」とコメント。また、山本氏も自身の弟が母校・日大藤沢高校の監督を務め、臨時コーチとして指導しているだけに、「なんとかね、努力した結果であったり、そういうものを披露する場所っていうものを、作り上げられないかな。今まだ間に合うんじゃないかと思いますね」と話す。すると、関口は不服そうに「間に合う? 何がですか? なんか地方大会を開いたらどうかとか、そういう提案ですか? 決めてるところもありますよ」とまくし立てる。山本氏は少々びっくりしたようで、「うーん」と悩みながらも、「甲子園で1試合だけでもさせてあげたいな。そういう代替案があってもいいのでは」と冷静に話した。 その後も、関口は不機嫌だったのか、ゴルフの話題で次に行こうとした際、山本氏がコメントしようとした際にも、「うあ?」と叫ぶシーンも。そんな様子に「山本昌氏に尊敬がない」「ゲストに失礼すぎる」「態度が悪い」「年下だからってバカにしていないか?」と怒りの声が相次ぐことになった。 関口は先日も、西武・辻発彦監督やガンバ大阪・遠藤保仁選手への質問や態度が「失礼だ」と批判されている。スポーツ選手やOBに敬意を持ってもらいたいとの声が集まっているようだ。
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芸能ニュース 2020年05月22日 12時20分
NEWS小山、友人の高校野球監督の苦悩を明かす 野球経験者として甲子園中止に代替案も提案
5月21日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、春のセンバツ大会続き中止が決定した夏の甲子園の話題となった。 小中学校と9年間野球をやっていた、NEWSの小山慶一郎は「僕の友人に高校野球の監督がいる。5月末までは休校で、選手に直接でなくメールで伝えるしかなかった」とエピソードを披露。そして、「都道府県別にせよ、選手たちが打ち込める大会があればいい。それが選手たちの未来に繋がるチャンスであったらいいなと」と代替案にも言及した。これには、ネット上で「時期をずらしてとかできないのかね」「確かに県の代表くらいは決めさせてあげたいわ」といった声が聞かれた。 さらに、自身も野球経験者だという梅沢富美男も「高校野球は3年しか無い。1年でレギュラーを取れるのはまれ。やっぱり2年、3年でレギュラーというポジションしかないのよ」と高校野球のセオリーを解説。1、2年生にとっては来年もあるが、3年生にとっては最後の大会が潰れてしまうことになる。「俺も野球やっていたからショックだったと思うよ」と同情の気持ちを寄せた。 小山は、MCの垣花正アナウンサーから高校球児たちへのメッセージを求められると、「頑張れとか前向きにと言うのは勝手かなと思う。長く苦労をかけてきた時間、それと同じくらい整理する時間が必要だと思う。今はそういう時間でもいいと思う。もう一度前を向けるように、そこの準備で今はいいと思います」と誠実な言葉を紡いだ。これには、梅沢も「いいこと言うね」と絶賛していた。ネット上でも「小山、やっぱり生真面目だな」「次があるっていきなりならないだろうし、いい言葉だな」といった声が聞かれた。 夏の甲子園中止に関しては、大阪府の吉村洋文知事などからも苦言が出ている。やはり、小山が提案したように、何らかの代替、救済措置があって然るべきかもしれない。
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芸能ニュース 2020年05月22日 11時50分
古市氏「スポーツの都合いいところが嫌い」甲子園中止に苦言 ホリエモンも「高野連幹部のチキンを責めるべき」
社会学者の古市憲寿氏が、5月21日のツイッターで、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、夏の甲子園大会が中止となった件について苦言を呈し、話題となっている。 古市氏は「正直、甲子園は観ないんだけど、あらゆる可能性を検討した形跡もなく『中止』という大人にとって一番楽な決定をした人々にあきれている」と批判した。さらに、甲子園が毎年炎天下の真夏に開催され、熱中症のリスクが指摘されるも、夏の風物詩だからと開催されてきた事実も皮肉り、「本当に中止するなら、来年から甲子園のあり方全部を変えるべきでは?しかもその感動のドラマに対して、高校生本人は報酬を得てるわけじゃない。スポーツの、こういう都合のいいところが嫌い」と古市節が全開となった。古市氏は、普段はツイッターでこのような意見表明を明確に行うことは少ないため、かなり憤りを感じているのだろう。これには、ネット上で「確かにコロナより熱中症の方がリスクあるわ」「大人の都合でコロコロ変えんなって感じ」といった声が聞かれた。 >>「部屋に入って出てこなかった」 元阪神・関本氏、夏の甲子園中止を受けた長男の様子に沈痛「かける言葉が無い」<< さらに、ホリエモンこと堀江貴文氏も、21日のツイッターで、新型コロナウイルスが悪いわけではなく、「パニックと自粛警察の執拗な嫌がらせに屈した高野連幹部のチキンを責めるべき」と主張。堀江氏は「自粛警察」によって、自身の手がけるロケットの打ち上げや、イベントが中止にさせられた被害も、18日のツイッターで暴露していた。 甲子園の中止を巡っては、大阪府の吉村洋文知事も「考えて直して欲しい」と提言し、話題となっている。コロナ自粛で花見が中止となっても、「来年がある」と思えるかもしれないが、高校球児、特に3年生にとっては夏の甲子園中止は大きなショックであろう。 古市氏、堀江氏、吉村氏がそろって疑問を呈した「甲子園中止」は、やはり望まれざる決断だったのかもしれない。記事内の引用について古市憲寿氏のツイッターより https://twitter.com/poe1985堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp
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スポーツ 2020年05月22日 11時35分
本日、開幕日程発表か? コロナ完治の阪神・藤浪の起用法は…メンタルだけでない心配も、チャンスが巡ってくる可能性
「12球団代表者会議後(5月22日)、発表できるかもしれない」(球界関係者) この話は、5月18日月曜日の夕方から囁かれていた。何が発表できるかと言えば、プロ野球開幕戦の日程である。同22日、Jリーグと連携する第8回連絡会議(オンライン形式)を開き、その内容を受けて12球団代表者会議で改めて審議し、感染防止策やリスク管理などをガイドラインとしてまとめ、ペナントレース開催に向けて動き出すという。 「連絡会議で前向きな意見が出れば、22日の発表が無理でも、5月中にはペナントレースの日程を発表できると思う」(前出・同) しかし、プロ野球各選手の反応はイマイチ…。20日に日本高野連が夏の甲子園大会の中止を発表しており、引け目のようなものも感じているのだろう。 「甲子園球場を本拠地とする阪神選手は特に複雑でしょう」(プロ野球解説者) その夏の甲子園大会の中止が発表された前日の19日、藤浪晋太郎投手が投手陣の練習に合流した。新型コロナウイルスに感染した過ちは繰り返し伝えるべきではないが、彼のスケジュールを確認したところ、3月25日以来、55日ぶりだった。 「久々の甲子園で練習したことについてはコメントを出してくれました。夏の甲子園大会のことは触れていません」(在阪記者) 同日、矢野燿大監督も、投手陣と、午後の野手組練習の双方を見守っていた。先月24日から鳴尾浜での練習も再開しており、藤浪も6月19日が濃厚な開幕戦に間に合いそうだが、先発ローテーションの中に「その名前はない」という声が多い。 「藤浪の登板は様子を見てからになると思われます。色々な意味で信頼を取り戻さないと」(前出・同) 自己管理に対してはもちろんだが、藤浪は四球を出すと止まらなくなる。オープン戦でもそうだったが、ボールカウントが先行した時点で球場がざわつき始め、その雰囲気に呑み込まれてしまう。復活を目指して、オフも厳しいトレーニングを続けていたことは阪神ナインも知っている。しかし、四球絡みでの失点はいまだに解消されていない。 「岩崎が藤浪に声を掛けていました。周囲も気を遣っているような印象を受けました」(前出・同) 球場のざわつきに呑み込まれてしまうメンタルを思うと、チームメートとの今の距離感は懸念材料だ。 6月19日の開幕戦が正式発表された場合、6月2日から約2週間程度の対外試合が行われるという。ペナントレース突入後は「移動・遠征」による感染を最小限に封じ込めるため、特定球団と集中的にぶつかるケースもあるという。 「東西に12球団を分けます。例えば、東京地区だったら、巨人、ヤクルト、DeNA、中日で1カード3連戦ずつを行い、その間、西側で阪神、広島が連続して対戦するような感じになりそう」(前出・関係者) セ・リーグでドーム球場を本拠地としているのは、巨人と中日だけ。雨期になればパ・リーグよりも試合数を確実に消化できないリスクがあり、終盤戦の連戦に次ぐ連戦も避けられないだろう。投手は何人いても足らない状況になるので、藤浪にも絶対にチャンスが来る。その藤浪は「ユニフォームを着て野球をする喜び」を19日に語っていた。今日の彼があるのは、甲子園大会のおかげだ。センバツ、夏の大会を奪われた後輩たちにどんなピッチングを見せてくれるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月21日 22時30分
甲子園昨年準優勝、ヤクルト奥川恭伸「開催して欲しかった」
東京ヤクルトスワローズは、20日に行われた高野連による夏の甲子園こと全国高校野球選手権大会中止を受けて、高津臣吾監督、山田哲人内野手、そして昨年、夏の甲子園で準優勝し、スターだった奥川恭伸投手のコメントを発表した。 高津臣吾監督(広島工業高校で第68回大会に出場)は「野球を始めた頃からの大きな目標の甲子園がなくなった事は、我々が想像するより遥かに大きな寂しさ、悔しさを持っていると思います。しかし同じ野球人として、これからも野球を愛し、楽しんでくれる事を望んでいます。これからも高校野球で学んだ事を忘れずに、頑張ってください」 山田哲人内野手(履正社高校で第92回大会に出場)は「夏の甲子園大会が中止ということを聞きました。個人的な気持ちになりますが、残念ですし、高校球児、サポートする方々、関係者の方々の気持ちを考えるとかける言葉もみつかりません。今までの努力と今の気持ちが無駄になることは絶対にないと思いますし、将来、何かに関係すると思いますので頑張ってください」 奥川恭伸投手(星稜高校で第101回大会に出場)は「夏の甲子園大会が中止になってしまい本当に残念な気持ちでいっぱいです。特に高校3年生の気持ちを考えると夏の甲子園大会は開催してほしかったというのが私の率直な気持ちでした。今までの努力は無駄にならないと思います。頑張ってほしいです」 山田と奥川は甲子園で脚光を浴びて、ドラフトで競合の末、ヤクルトに入団しているだけに、高卒でプロを目指している球児たちにとって、どれだけ大切な大会なのかよく理解していることが分かる。 なお、東京都では独自路線として、夏の甲子園に代わる東東京・西東京大会を開催する方向で話を進めており、7月11日からヤクルトの本拠地である神宮球場などを使用して行われる予定となっていて、8月3日が決勝戦となる。すでに都は、この大会の準備に入っているそうたが、最終的な判断は、学校再開がまだされてないことなどから、6月20日を目処にするとしている。もし、大会が開催できない場合、3年生が出場できる大会はなくなるが、全国各地でプロのスカウトも見られるこのような大会が開催されれば、少しは球児たちも救済されることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月21日 19時50分
「部屋に入って出てこなかった」 元阪神・関本氏、夏の甲子園中止を受けた長男の様子に沈痛「かける言葉が無い」
元阪神・関本賢太郎氏が20日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。同日に発表された第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の中止について言及した。 日本高校野球連盟(高野連)は同日、新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園と地方大会の中止を決定したと発表。関本氏の長男で、昨年大会で優勝した履正社高校の3年生で、主将も務める関本勇輔さんも最後の夏を戦えない形になった。 >>西武・山川「俺が高校生ならやる気はでない」 OBからも続々反応、夏の甲子園の中止決定に賛否 吉村知事からは撤回要求も<< 関本氏は「高校球児の父兄として話をさせてもらうと、いろんなことがあるのは百も承知ですけど本音は『やってほしい』。もうその一言に尽きます」と悲痛な心境を吐露。 続けて、「春(の大会)がなくなって、なんとか夏に向けて気持ちを切り替えてやってる中で夏(の大会)も無くなると、(これから球児は)何を目標にして頑張っていけばいいのかなと思う」と球児の心情を察した。 また、関本氏は中止決定直後の勇輔さんとのやりとりについても言及。関本氏は自身の口で直接勇輔さんに中止を伝えることはとてもできなかったというが、勇輔さんの方から「中止発表されてたなあ」と言われたという。 しかし、関本氏によると勇輔さんはその後「自分の部屋に入っていって、そこから(しばらく)出てこなかった」とのこと。この光景に関本氏は「かける言葉がない。『切り替えて頑張れ』なんて軽々しく言えない」と非常に心を痛めたと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「部屋の中でずっと泣いてたのかなって考えると本当に辛い」、「球児はもちろんだけど、ずっと応援してきた親からしても相当ショックだよな」、「関本も球場でよく長男の試合を応援してたしやりきれないだろうなあ」といった反応が多数寄せられている。 夏の甲子園の中止が発表された後、各高校では監督が直接選手に中止を伝えている。一部の高校では取材に入ったメディアによってその様子が伝えられているが、どの高校でも目に涙を浮かべ監督の話を聞く選手や、涙をこらえきれず手で顔を覆って泣く選手の姿が見受けられた。 今回の中止を受け、20日に「考え直してもらいたい」、「高野連はリスクをとってやるべきではないか」とコメントした大阪・吉村洋文知事をはじめ、高野連に再考を求める声も挙がっている。果たしてこうした世論を受けて、高野連が中止を撤回することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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