佐々岡真司
-
スポーツ 2023年05月02日 15時35分
広島前監督、栗林守護神抜擢のきっかけは肩の不調?「適性見抜いたのすごい」2021春季キャンプ中の裏話に驚きの声
野球解説者・野村謙二郎氏(元広島監督)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・佐々岡真司氏(前広島監督)が登場。広島のプロ3年目・26歳の栗林良吏にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐々岡氏は2021~2022年にかけ広島で共に戦った栗林との思い出や、3月のWBCを腰の張りで途中離脱したことの感想などを話した。その中で、同氏は栗林をプロ1年目から抑えに抜擢した経緯を明かした。 栗林は2020年ドラフト1位で広島に入団したが、当時監督の佐々岡氏は翌2021年開幕から抑えで起用。抜擢された栗林は「53登板・0勝1敗37セーブ・防御率0.86」と新人最多タイのセーブ記録をマークするなど大活躍を見せ、その年のセ・リーグ新人王にも輝いた。 >>登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か<< 抑え起用がハマり新人離れした成績を残した栗林だが、佐々岡氏曰く「1年目入ってきた時に、ちょっと肩の状態がよくなかった」、「栗林もすごく神経質なので、ちょっと(肩に)引っかかったっていったら(調整が)延びてくる。それで(春季)キャンプの時も出遅れてた」と、入団当初は肩の不調による調整遅れに陥っていたという。 また、2021年春季キャンプは抑えを任せていたフランスアの状態も良くなかった(新型コロナ感染により2月中旬までキャンプ合流できず)という佐々岡氏。「先発要員の九里、タフだし体が強いってことも考えながら」と、先発ローテの1人である九里亜蓮の配置転換も考えるほど代役を誰にするか頭を悩ませたという。 他にも塹江敦哉、ケムナ誠、島内颯太郎といった投手を抑え候補として考えていた中、キャンプ中のある日、肩の状態を上げつつあった栗林のブルペン投球を自ら打席に入って確認したという。ストレート、フォーク、カーブ、スライダーと一通り持ち球をチェックする中で「このボールは抑え行けるな。三振取れるな」と抑え適性が高いのではと判断。その後オープン戦で使ったところ「4登板・0勝0敗1セーブ・防御率0.00」と結果も残したことから、シーズンでも抑え固定することを決めたと語った。 佐々岡氏の発言を受け、ネット上には「肩の問題が回り回って抑え抜擢につながったのは知らなかった」、「出遅れがなかったら当初の評価通りに先発やってたんだろうか」、「一応抑え経験はあるってレベルの栗林の適性を見抜いたのはすごい」といった驚きの声が寄せられた。 プロ入り前の栗林はクローザー経験こそあるものの主に先発を務めてきた投手で、入団当初は即戦力のローテ候補という見方が主流だった。ただ、肩の不調を機に守護神として見いだされたのは本人はもちろん、抑えに難儀していたチームにとってもけがの光明だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について野村謙二郎氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@nomukenchannel
-
スポーツ 2022年10月06日 11時00分
広島、佐々岡監督の後任は内定済?「発表は11月でもいい」球団が先延ばしにするワケは
新監督の選出はもう終わったのだろうか。広島東洋カープの松田元オーナーが球団事務所で「ポスト佐々岡」について答えたのは、10月3日のことだった。 「まだ…」「クライマックス(以下=CS)には」「ファンを喜ばせて」 代表質問者を立ててくれるのなら、で“即席会見”が始まった。しかし、その内容は何も答えていないのも同然だった。 「新監督はまだ決まっていない。せめてCSには進出できるよう、ファンを喜ばせてほしい」ということだろうか。 >>広島・佐々岡監督に「責任逃れするな」試合後コメント批判 試合狂わせた會澤バント策の見解が物議<< 佐々岡真司監督の今シーズン限りでの退任が決定した。 OBの新井貴浩氏を中心に後任を選出するつもりだが、チームが抱えている問題は監督人事だけではない。 「西川龍馬と野間峻祥が国内FA権を取得しました。残留が基本路線だと思いますが、2人とも『よく考えて』と含みのある言い方なんです」(地元メディア) 複数の関係者の話を総合すると、新監督の正式発表は「11月に入ってからでも」とのこと。なんとなくだが、“余裕”を感じるのだ。すでに新監督は内定していて、CS、日本シリーズに進出するチームに配慮し、「発表するタイミングではない」と捉えているのだろう。 しかし、そうなると、西川、野間の慰留交渉は球団幹部が務めることになる。 「試合現場を指揮する監督が直接話した方が良い時もあります。起用法やチームの方針を聞きたい選手もいます。その辺に関しては、球団幹部では明言できないので」(前出・同) 新井氏の監督就任を予想する声が多い。というのも、広島は緒方孝市前監督、20年の佐々岡監督と「コーチ経験」を積ませてから一軍指揮官に昇格させてきた。だが、今回の新監督人事について、球団幹部は「コーチ経験は問わない」と言い切っている。名前の出ている他の候補者は指導者経験があり、そうでないのは新井氏だけだからだ。 「新政権でキーマンになりそうなのは、高信二・二軍監督です。10日から始まる若手のフェニックスリーグでチームを預かることになりました」(球界関係者) 広島には“慣例”がある。監督、コーチの進退において、「オーナー報告」を重要視している。佐々岡監督は9月25日のヤクルトの優勝を見て辞意を決めたという。オーナーが「新監督候補」に連絡を入れたのは、9月26日以降となる。 先の「発表は11月でも」発言の余裕を合わせて考えると、新監督は“即決”したことになるが…。「かなり前から、新監督には待機させていたのでは? 監督志望の強いOBでも、『考えさせてくれ』といったん返事を保留するものです」(前出・同) 今季最終戦は「マツダスタジアム通算500勝」が懸かっていたが、佐々岡監督はそれを果たすことができなかった。 世代交代はうまく行っているが、チームの勝利には結びついていない。西川らのFA慰留も含め、新監督は厳しい船出となりそうだ・(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年09月30日 15時30分
広島・佐々岡監督に「責任逃れするな」試合後コメント批判 試合狂わせた會澤バント策の見解が物議
29日に行われ、広島が「4-5」で敗れたヤクルト戦。広島・佐々岡真司監督の采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-2」と広島2点リードの6回裏でのこと。この回広島は坂倉将吾、上本崇司の連続四球で無死一、二塁のチャンスが訪れたが、続く會澤翼に佐々岡監督はバントを指示。會澤はヤクルト3番手・木澤尚文が投じた初球を一塁方向に転がした。 ただ、このバントは一塁手・キブレハンがあらかじめ前進守備を敷いていたこともあり、二走・打走がアウトとなる併殺打と最悪の結果に。2死二塁となった広島は秋山翔吾が空振り三振を喫しこの回無得点で終わると、直後の7回表にオスナに逆転の19号3ランを浴びそのまま敗戦した。 >>広島対中日戦、終盤戦で誤審?「わざと当たってる」高橋への死球判定が物議、佐々岡監督も不可解ジャッジに怒り<< 裏目に出た會澤へのバント策について、ネット上には「制球乱して自滅しかけてた木澤をわざわざ助ける迷采配のせいで負けた」、「今季2回しかバント成功してない(成功率.400)會澤にバント指示って何考えてんだよ」、「前進シフト敷かれて警戒されてる中でバント強行したらそりゃこうなるだろ」、「走者進めて代打・秋山で勝負って狙い自体は分かるが、だったら會澤にもバントに長けた代打を送るべきだったのでは」といった批判が相次いだ。 采配ミスと不満が噴出している佐々岡監督のバント策だが、試合後に伝えられた同采配への見解も問題視されている。報道によると、佐々岡監督は敗戦後に応じた取材の中で、會澤について「苦しい展開の中で重圧がかかっていたと思う」とコメント。ネット上には「重圧かかる状況に追い込んだのは自分だろ、責任逃れするな」、「會澤がプレッシャーに勝てなかったせいみたいな言い草はどうかと思う」、「選手が気負ってると感じたなら、それを采配でケアするのが監督の責任では」と、采配ミスを責任転嫁していないかという厳しい意見も散見される。 広島は25日の敗戦で、クライマックスシリーズ(CS)進出を争う4位巨人と1.0ゲーム差、3位阪神と1.5差に拡大。仮に残り2試合を連勝で終えたとしても、阪神(残り1試合)、巨人(残り2試合)も全勝ならBクラスという苦しい状況に追い込まれた。同戦がCS争い上、重要度の高い試合だったということも采配批判が強まった一因となったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年09月17日 11時00分
悪質ヤジで物議のヤクルト・森岡コーチ、2年前は被害者だった?「もう一発はアカンやろ!」乱闘騒ぎ招いた広島とのトラブル
12日に行われたヤクルト対DeNA戦。「1-7」でヤクルトが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・森岡良介一軍内野守備走塁コーチのヤジだった。 同戦のヤクルトは8回表に主砲・村上宗隆が死球を受けて途中交代するアクシデントに見舞われたが、森岡コーチは怒りが抑えられなかったのか、その裏のDeNA主砲・佐野恵太の打席中に「当ててもいいんだぞこっちは!」と死球を匂わせるようなヤジを飛ばす。ネット上には「村上の仕返しするぞって佐野をヤジるのは神経を疑う」、「死球いくぞってヤジにキレた2年前とやってること真逆じゃないか」といった批判が相次いだ。 故意・報復死球を示唆するようなヤジでひんしゅくを買った森岡コーチだが、2年前の2020年10月3日・ヤクルト対広島戦では、今回とは逆に死球を匂わせる敵ベンチのヤジに激怒している。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< 問題が起こったのは、「0-13」とヤクルト13点ビハインドの8回裏。この回ヤクルトは1死一塁の場面で、広島2番手・菊池保則から左ふくらはぎに死球を受けた青木宣親が負傷交代。1死一、二塁となった後に山田哲人が打席に入ったが、この際に広島ベンチから「いったれもう一発、いったれいったれ!」と、山田にもぶつけろと言わんばかりのヤジが飛んだ。 すると、これを聞いた森岡コーチは「もう一発はアカンやろオラ! 当てといてなんじゃコラ!」と激怒しながら、自軍ベンチを飛び出し広島ベンチへ詰め寄ろうとする。後を追うように両軍ベンチから選手・コーチが飛び出すと、本塁後方付近で両チーム入り乱れるなど一触即発の事態に発展した。 場内も騒然としたこの乱闘騒ぎはヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督が1分ほど話し合いの場を持った後に沈静化したが、審判団は両チームがベンチに引き揚げた後に警告試合を宣告。試合は「2-13」とヤクルト劣勢のまま終わったが、両チームに後味の悪さが残る一戦となった。 また、試合後に取材に応じた高津監督が「詳しいことはね」、佐々岡監督も「それはいろいろあること」と詳細をほとんど明かさなかったことから、ネット上では広島側の誰がヤジを飛ばしたのか憶測が過熱。「ブルペンにいた選手は距離的にヤジを飛ばせないだろう」、「ヤジは流ちょうな日本語だったため助っ人の可能性は低いのでは」といった推測を元に勝手に犯人扱いされる選手が相次いだ。 同戦に「6番・左翼」で先発していた広島・長野久義も、野球解説者・井端弘和氏(元中日他)が同年12月23日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に出演した際に“冤罪”をかけられたことを明かしている。動画によると長野は騒動が起こった時はベンチ裏でアイシングを受けていたため、誰がヤジの犯人なのかは全く分からず。ただ、試合後には「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰って連絡してくる知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑交じりに語っている。 2017年からヤクルトでコーチを務める森岡コーチは、中日(2003-2008)、ヤクルト(2009-2016)でプレーした現役時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主として知られている。2年前の件も今回の件も、自軍選手を守ろうという気持ちが少々いき過ぎてしまったようだが、一部からは「昔吹っ掛けられてキレたくせに自分から仕掛けるなよ」といった呆れ声も上がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
-
スポーツ 2022年09月09日 15時30分
広島対中日戦、終盤戦で誤審?「わざと当たってる」高橋への死球判定が物議、佐々岡監督も不可解ジャッジに怒り
8日に行われ、広島が「0-2」で敗れた中日戦。球審・長井功一審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と広島1点ビハインドで迎えた8回裏2死満塁でのこと。広島2番手・松本竜也は打席の高橋周平にカウント「2-2」から7球目にカットボールを投じたが、少し手元が狂ったのか球は高橋の胸元付近へ。これを見た高橋は、肘をボールの軌道上に残しつつ体を背ける動作を見せた。 野球規則には「投球がストライクゾーンの外で打者に触れ、しかも打者がこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される」と定められているが、長井審判は高橋が回避を試みたと判断したようで押し出し死球をコール。ただ、広島捕手・會澤翼は「えっ?」といわんばかりに長井審判を振り向き、松本も帽子を取って高橋に頭を下げつつも険しい表情を浮かべるなど納得していない様子だった。 >>広島・秋山の死球交代で審判に批判「判断次第じゃ防げた」 アクシデント招いた投手は直前にも問題<< この長井審判の判定を受け、ネット上には「はぁ? 今の球が死球はないわ」、「全く納得がいかない、高橋は明らかにわざと当たりにいってただろ」、「ちょっと体捻っただけで避けた判定になるならもうなんでもありじゃないか」、「誤審といわれても文句言えん判定だな、バッテリーもかなり不満げだったし」といった批判が相次いだ。 怒りの声が集まった死球判定だったが、4回裏1死二、三塁の場面での判定も問題視されている。この場面では會澤がスクイズで本塁突入してきた三走・マルティネスをタッチアウトにしたが、審判団は會澤が左ひざで走路をふさいだとして、コリジョンルール(捕手と走者の衝突を防ぐための規則)を適用しセーフへと判定を変更。広島・佐々岡真司監督はこのジャッジに対し、試合後に「(映像を)見ても本塁は空いているし、どこをどう見ているのか、審判によって見方が違うのか、そういうところが曖昧だったらこちらとしては困る」と疑問を呈したことが伝えられている。 物議を醸す判定でそれぞれ失点を喫し敗れた広島。中日ではなく審判に負けたと感じている広島ファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年08月01日 19時30分
プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議
7月31日に行われ、中日が「6-5」で勝利した広島戦。球審・津川力審判の判定変更がネット上で物議を醸している。 「6-5」と中日1点リードの9回裏2死一、三塁。中日6番手・R.マルティネスは打席の坂倉将吾に対し、カウント「1-2」からの4球目にスプリットを投じ空振りを奪う。津川審判も三振をコールし試合終了かと思われたが、坂倉は右手でバットの先端を触りながらファールをアピールし、直後には佐々岡真司監督もベンチを飛び出し抗議した。 すると、津川審判は近寄ってきた他の審判と少し言葉を交わした後、三振からファールへ判定を変更。これを見て今度は立浪和義監督がベンチを飛び出し抗議したが、津川審判は再度判定を覆すことはせずに試合を再開した。 >>中日・立浪監督の謝罪が物議「舐めた補強した方も謝るべき」の声も 昨季と変わらぬ貧打は球団にも責任か<< 野球規則では「審判員が、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって、他の審判員の意見を求めることはできる」、「審判員が協議して先に下した裁定を変更する場合、審判員は、走者をどこまで進めるかを含め、すべての処置をする権限を有する」と、審判員同士の協議を経た上での判定変更は認められている。今回の場面では他の審判が三振の判定に意見を述べ、津川審判もこれを受け入れ判定変更に至ったようだ。 この判定変更を受け、ネット上には「今の判定変更は納得できない、せめてリプレー映像ぐらいは確認しろよ」、「その場で簡単に判定覆したのは疑問、スローで見てもはっきりとは分からないレベルだったのに」、「百歩譲ってファールだったとしても、捕手はその球を直接捕球してたようだからいずれにしてもアウトでは?」といった批判が寄せられた。 判定変更に対する不満が集まる中、判定変更後の津川審判の態度も問題視されている。立浪監督から抗議を受けた津川審判は三本間の位置で同監督に説明をしたが、その最中に本塁から近づいてきた中日捕手・木下拓哉に対し、何かを口走りながら左手で強く制止するようなジェスチャーを見せる。これを受けたファンの間から「判定変更だけじゃなく、木下に偉そうな態度とったのも気に食わん」といった意見も散見される。 試合再開後の中日は一走に二盗を許し2死二、三塁と一打サヨナラのピンチを迎えるも、R.マルティネスが坂倉を投ゴロに打ち取り試合終了。かろうじて白星はつかんだものの、後味の悪さが残る試合になってしまったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年06月21日 11時45分
広島、米マイナー退団・秋山の電撃補強浮上か 金銭面は不利も勝算はゼロではない?
大リーグ、パドレス傘下の3Aチームを退団した秋山翔吾が帰国した(6月20日)。大量の荷物をカートに乗せ、オートウォークに身を任せるのと同時に、待ち構えていたスポーツメディアの存在に気づく。顔見知りの記者には二言三言答えていたが、立ち止まっての会見とはならなかった。 「次に進まないと」「アメリカで戦う気持ちも」「まだ何も」――。 断片的に聞こえてきたのは、そんな言葉。マスク越しに発せられたためか、よく聞き取れなかった。 秋山が日本球界復帰に向けて動き始めているのは間違いない。 >>米マイナー・秋山、西武復帰浮上も「帰ってこないで」の声? 実力は健在も歓迎されないワケは<< しかし、米国側ではこんな情報も飛び交っているそうだ。 「日本の球団で強い関心を示しているのは、西武、ソフトバンク、あと、広島だそうです」(米国人ライター) 広島? 巨人の間違いでは…。 米国人ライターによれば、広島参戦の情報は秋山の代理人を務めたケーシー・クロース氏やパドレス周辺から出てきた話だという。 今さらだが、広島は「育成のチーム」である。近年は優勝から遠ざかっているが、それは世代交代の過渡期にあるからで、シーズン途中での補強は考えにくい。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者が佐々岡カープの戦況を分析する。 「交流戦を5勝13敗と大きく負け越しています。ペナントレースが再開しても、いきなりの3連敗。大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮の3本柱で連敗したため、チームの雰囲気も良くありません。西川龍馬が下半身のコンディション不良で登録を抹消され、序盤戦にチームを牽引したマクブルームの調子も落ちてきました。チーム打率はリーグトップでも、総本塁打数(29本)はリーグワースト。外野手を固定できていません」 秋山獲得で得点効率の悪さを改善したいと思っているのだろう。 前出の米国人ライターがこう続ける。 「3Aでは3割強の打撃成績を残していました。なのに、秋山がメジャー昇格を果たせなかったのは、年齢のためです。今年4月、レッズを解雇されたあと、パドレスが獲得に動いたのは、主力、レギュラー選手たちが故障するなど万が一に備えてのこと。パドレスでの昇格の可能性はゼロとなりましたが、秋山は『まだ第一線でできる』と思っているはず」 古巣・埼玉西武の渡辺久信GMは、熱いラブコールを送ってきた。福岡ソフトバンクも獲得に向けた調査を続けてきたことを認めている。金銭交渉となった場合、一番不利なのは広島だ。 「西武、ソフトバンク、広島ともレギュラーを約束するような交渉を持ち掛けると思われます。秋山は円満退団していますし、仲の良かったチームメイトもたくさん残っています。でも、強肩堅守、俊足の秋山が自分を一番アピールできるのは、広い球場を本拠地に持つソフトバンク、広島の方では?」(球界関係者) メジャーリーグでは感情や義理を優先すること、あるいは、安い年俸額で球団に尽くすスタイルは「美談」とは解釈されない。秋山が“米国的な選択”をするのであれば、広島にも十分チャンスがありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年06月02日 19時30分
広島、佐々岡監督の中村批判に「理不尽すぎ」首脳陣の責任問う声も 敗戦ムード強めた致命的ミスの背景は
1日に行われ、広島が「1-5」で敗れた日本ハム戦。同戦に出場した広島のプロ5年目・22歳の中村奨成に対する佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。 この日左翼(1回表~5回表)、捕手(6回表~9回表)と2つの守備位置に入った中村は、打撃では「4打数2安打」とマルチ安打をマーク。一方、守備では「1-3」と2点ビハインドで迎えた9回表2死一、三塁で二盗を阻止しようとしたものの中堅へ抜ける悪送球としてしまい、この間に三走の生還を許す痛恨のミスを犯した。 敗戦ムードをさらに強めるような送球ミスを喫した中村について、佐々岡監督は試合後に「送球をしっかりしとけばねっていうところだと思う。あれだけそれればね」、「できていないというのは頭が痛いところ」とコメント。丁寧に投げていれば二盗阻止で3アウト目が取れていたと苦言を呈した。 >>広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは<< 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「確かにあの悪送球での失点は無駄な失点だった」、「二塁の菊池(涼介)がジャンプしながらグラブを出して、それでも触れないほど右に逸れてたからなあ」、「重盗の可能性考えたらそもそも投げなくて良かった気もする」と同調の声が寄せられた。 一方、「自分の起用法が悪いのに中村に責任押し付けるのはかわいそうだ」、「ブランクを考慮せずに守備位置動かしたことが問題だったのでは?」、「一軍じゃほぼ1年捕手守らせてなかったくせに怒るのは理不尽すぎだろ」と、佐々岡監督の起用法に問題があったとする批判も多数見られた。 「中村はプロ入りした2018~2020年までは捕手に専念していましたが、チーム事情もあり2021年から捕手よりも三塁や外野といった別ポジションでの起用が増加。今回試合途中から捕手の守備に就きましたが、二軍では今季3試合(出場19試合中)しかマスクを被っておらず、一軍の試合に関しては2021年6月16日・日本ハム戦以来約1年ぶりでした。久しぶりに巡ってきた捕手としての出場機会でミスを犯し、佐々岡監督が苦言を呈したわけですが、ファンの間では約1年、捕手起用していない中いきなりマスクを被らせた方が悪いとして、中村への同情や首脳陣批判が少なからず挙がっています」(野球ライター) 試合後の報道では「久々だったので余裕もなかったですし、ふがいないプレーもしてしまった」とコメントしたことが伝えられている中村。突然の捕手起用に本人もブランクの影響を感じていたようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年05月27日 20時30分
広島・佐々岡監督が九里を酷評、批判の声も「使った方が悪い」 物議醸すワケは対戦相手にアリ?
26日に行われ、広島が「3-6」で敗れたロッテ戦。先発登板した広島のプロ9年目・30歳の九里亜蓮に対する佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。 九里はこの日序盤3イニングで3失点と不安定な立ち上がりを見せるも、4回表は無失点に抑え立ち直ったかに思われた。しかし、「3-3」の同点で迎えた5回表、先頭・中村奨吾への四球から1死一、三塁のピンチを招くと、レアード、角中勝也に連続タイムリーを浴び降板。「4.1回6失点(自責5)・被安打8・四球2」と今季初めて5回を投げ切れずに敗戦投手となった。 >>広島・九里、ベンチで地団太を踏み激怒? 真顔の助っ人に批判のワケは、降板直後の一場面が物議<< 試合を作ることができなかった九里について、佐々岡監督は試合後に応じた取材の中で「追いついてもらって、さぁ、というところで(崩れた)。しかもストレート(の四球)。球数も多くなって、リズムも悪い」とコメント。直前の4回裏に味方打線が同点に追いつくなど、試合後半に向けいい流れが来ていた中それをつぶしてしまったと酷評した。 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「同点追いついて反攻ムードが盛り上がった直後に炎上したのは本当に酷かった」、「せっかく援護したのにまたすぐに点取られてたら野手としてもやってられないよね」、「四球からズルズル崩れたのも自爆したみたいで印象が悪い」と同調の声が寄せられた。 一方、「今日に関しては九里を使った方が悪いだろ」、「相性悪いロッテにぶつけるからこういうことになるんだ」、「九里はロッテが大の苦手なんだし、最初から投げさせなければよかったのでは?」と、先発起用自体に問題があったのではと指摘するコメントも多数見られた。 「九里はプロ入りした2014年から昨季までロッテ相手に5登板していますが、通算成績は『0勝2敗・防御率7.88』とかなり打ち込まれており、3年ぶりの対戦となった今回も攻略を許しました。ただ、ロッテは前回対戦から野手陣の顔ぶれが大きく変わっている上、九里自身も26日試合前時点で今季防御率『2.26』と安定した数字を残していたことから佐々岡監督は起用を決断したものと思われます。また、そろそろ苦手意識を払しょくしてほしいという思いも当然あったでしょう。それでも、相性の悪さを重く見て最初から起用は回避するべきだったのではと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 九里の後を受けた4投手(薮田和樹、ターリー、松本竜也、ケムナ誠)は全員無失点だったため、九里の背信投球がなければ勝機は十分だったといえる広島。試合後、九里は「早い回で降りてしまったので、中継ぎの投手に本当に申し訳ないと思います」と反省の弁を口にしたことが伝えられている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年05月18日 11時00分
広島の逆転サヨナラ負け、原因は球場? 佐々岡監督の継投策を失敗させた大誤算とは
広島・佐々岡真司監督の「温情」が裏目に出た。 5月17日、栃木県・宇都宮清原球場で行われた巨人対広島戦は、9回裏にドラマが待っていた。ベテラン・中島宏之の安打で巨人がサヨナラ勝ちしたわけだが、8回途中から“ヘンな空気”も漂っていた。 >>広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは<< 「宇都宮清原球場のブルペンはファールゾーンにあります。8回表の広島の攻撃が始まった頃、巨人ベンチがざわつき始めたんです」(球界関係者) 広島には、守護神・栗林良吏がいる。その栗林が「コンディション不良」で登板できなかったのは、試合後の佐々岡監督が明かしている。だが、栗林は出場登録されていた。“登板不能”な状況にあったことは、メディアはもちろん、巨人サイドも把握していなかったのだ。 「クローザーが投球練習を開始するのは、7、8回。なのに、8回の攻防が始まっても、栗林が投球練習をしていませんでした」(前出・同) ファールゾーンにブルペンがあるため、どのピッチャーが準備をしているのか、“丸見え”なのだ。 広島ブルペンを見て、巨人ベンチは「先発の遠藤淳志を完投させるつもりなんだ」と察し、同時に「栗林は出て来ない」と直感したそうだ。 「遠藤のチェンジアップとカーブに巨人打線は翻弄されていました」(スポーツ紙記者) 9回表・広島の攻撃。スコアは2対0で広島がリードしていた。一死満塁、追加点の好機で佐々岡監督がピッチャーの遠藤をそのまま打席に向かわせた。 「遠藤に代打を送り、9回裏に他の投手を投げさせる選択もありました」(前出・同) スタンドのファンが「遠藤が9回もマウンドに上がる」と分かり、少しざわついた。しかし、巨人サイドは少し違った見方をしていた。 「8回の時点で、栗林が準備をしていなかったので、『遠藤に代打を出さない』と読んでいました。だから、遠藤の前の8番バッターを敬遠して、満塁策を取ったんです」(前出・球界関係者) 結局、遠藤はショートゴロ併殺打に倒れ、追加点を挙げることはできなかった。 そして9回裏、巨人の最後の攻撃。遠藤が打たれ始めても、広島ブルペンでは栗林が投球練習をしなかった。ここで、メディアも「栗林に何かあったんだな」と勘づいたが、巨人サイドは「栗林が投げないのなら、怖くない」と強気に捉えていたそうだ。 佐々岡監督は遠藤について、「完投したことはあるけど、完封はまだない。完封したら、自信になるから」と語っていた。若い投手を育てたいとする指揮官の温情だろう。 プロ野球の試合が行われるほとんどの球場は、室内にブルペンがある。ブルペンが丸見えになる球場では“独特の心理戦”が展開されるようだ。 今季の広島だが、ここまでイニング別の失点数を見てみると、8回が「32」で最多。守護神・栗林につなぐセットアッパーが弱点となっており、「魔の8回」とも言われているそうだ。逆転されたのは9回だが、8回の攻防中に“栗林不在”は露呈していた。室内ブルペンとなる東京ドームで仕切り直しと行きたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
広島前監督、栗林守護神抜擢のきっかけは肩の不調?「適性見抜いたのすごい」2021春季キャンプ中の裏話に驚きの声
2023年05月02日 15時35分
-
スポーツ
広島、佐々岡監督の後任は内定済?「発表は11月でもいい」球団が先延ばしにするワケは
2022年10月06日 11時00分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に「責任逃れするな」試合後コメント批判 試合狂わせた會澤バント策の見解が物議
2022年09月30日 15時30分
-
スポーツ
悪質ヤジで物議のヤクルト・森岡コーチ、2年前は被害者だった?「もう一発はアカンやろ!」乱闘騒ぎ招いた広島とのトラブル
2022年09月17日 11時00分
-
スポーツ
広島対中日戦、終盤戦で誤審?「わざと当たってる」高橋への死球判定が物議、佐々岡監督も不可解ジャッジに怒り
2022年09月09日 15時30分
-
スポーツ
プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議
2022年08月01日 19時30分
-
スポーツ
広島、米マイナー退団・秋山の電撃補強浮上か 金銭面は不利も勝算はゼロではない?
2022年06月21日 11時45分
-
スポーツ
広島、佐々岡監督の中村批判に「理不尽すぎ」首脳陣の責任問う声も 敗戦ムード強めた致命的ミスの背景は
2022年06月02日 19時30分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督が九里を酷評、批判の声も「使った方が悪い」 物議醸すワケは対戦相手にアリ?
2022年05月27日 20時30分
-
スポーツ
広島の逆転サヨナラ負け、原因は球場? 佐々岡監督の継投策を失敗させた大誤算とは
2022年05月18日 11時00分
-
スポーツ
広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは
2022年04月22日 15時30分
-
スポーツ
広島・野間に「もう戦力としては厳しい」批判の声 佐々岡監督も失望? 野手では異例の3連続バント空振りが物議
2022年03月14日 15時30分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督の構想で栗林が壊れる?「リスクが高すぎる」の声も、回またぎ解禁匂わせ物議 深刻なブルペン事情から擁護も
2022年01月20日 18時30分
-
スポーツ
広島・鈴木のメジャー流出に「悲観することではない」の声も FA交渉の行方も左右か、ファンが期待する最後の“置き土産”とは
2021年11月16日 19時30分
-
スポーツ
広島が猛ブーストで逆転CS進出へ? 上位球団も戦々恐々、佐々岡監督の“開き直り”が実現を左右か
2021年10月13日 11時20分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督の試合後コメントに疑問「データを把握してない」の声 前提から間違っていた? 反撃機を潰した代打策に批判
2021年09月13日 20時30分
-
スポーツ
広島・小園の痛恨ミスで佐々岡監督に批判「理解に苦しむ」 逆転機を潰したバント指示が物議、成功でも結果は変わらず?
2021年09月01日 18時30分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に批判の声「理解できない」 敗戦を招いた継投策、同点打を浴びても続投させたワケは
2021年06月30日 17時00分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に「誰かを決めた方がいい」 球界OBが捕手併用に疑問、「育成のチャンスと捉えるべき」ファンも同調
2021年06月25日 20時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分