上原浩治
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スポーツ 2020年07月20日 15時30分
元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議
19日のDeNA対巨人の一戦。この試合でDeNA・ラミレス監督が見せた継投策が、球界OBやネット上のファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」とDeNA1点リードで迎えた9回表の継投策。この回、ラミレス監督は守護神の山崎康晃を投入し逃げ切りを図るも、山崎は巨人・坂本勇人の内野安打などで2死二塁のピンチに。ここで打席に立った丸佳浩にタイムリー内野安打を浴び同点に追いつかれてしまった。 すると、この直後にラミレス監督は山崎を降板させ、代わりに国吉佑樹をマウンドへ。しかし、国吉は次打者の岡本和真に勝ち越しとなる2ランホームランを被弾。裏の攻撃で無得点に終わったDeNAは、「3-5」で逆転負けを喫してしまった。 >>DeNA・ラミレス監督に「勝つ気無いのか」ファン激怒 チャンスを潰した強攻策、真中元監督・谷沢氏からも疑問の声<< 守護神を同点の時点で降板させたこの継投策を受け、複数の球界OBがSNSやメディア上でコメントしている。元横浜(現DeNA)・佐々木主浩氏は、20日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、「あれは絶対にやってはいけない。守護神を投入したということは、ベンチには山崎以上の投手は残っていないということだから」と苦言を呈している。 元楽天監督・田尾安志氏は、19日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内で「追いつかれた後にすぐに国吉に代えたけど、国吉は『今日はもう(登板)ないだろうな』と思ってたんじゃないか。(だから)この回は打たれても山崎で終わらないといけない回だった」と、ブルペンをバタバタさせる継投だったのではと指摘した。 元巨人・上原浩治氏は、19日に自身の公式ツイッターに投稿。「批判じゃないですからね」と断りを入れた上で、「クローザーって、同点で代えられるのってどうなんだろう」、「どのピッチャーも、イニング途中の交代、登板はいい気しない」と疑問を呈している。 ラミレス監督の采配を受けて、ネット上にも「逆転で交代なら分かるけど、まだ同点の段階で代えたのは意味不明」、「同点に追いつかれたとはいえ、内野安打2本で降ろすのはさすがに酷すぎる」「山崎のプライドをズタズタにして、後の国吉にもダメージを与える悪手だ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「確かにあのタイミングでの交代はどうかと思うが、そもそも今の山崎に守護神と呼べるほどの安定感があるのか?」、「開幕から結果残せてないし、続投でも岡本に打たれてただろ」といった、批判に対する反発のコメントも複数見受けられた。 「今シーズンの山崎は同戦終了時点で『0勝2敗・6セーブ・防御率6.48』と開幕から不安定な投球が続いており、1イニング当たり何人の走者を出すかを示す指標『WHIP』の数字も、セーブを挙げているセ・リーグ投手の中ではワースト2位となる『2.16』となっています。そのため、山崎をイニング途中で諦めたラミレス監督の判断は間違いではないと考えているファンも一定数いるようです」(野球ライター) 試合後の報道では継投策について「同点になってゲーム展開が変わってしまったので」と語ったことが伝えられたラミレス監督だが、このコメントにも「山崎で負けたらしょうがないという覚悟もないの?」と疑問の声が挙がっている。報道の中では山崎の配置転換の可能性も指摘されているが、ラミレス監督は今後山崎をどのように起用していくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年07月06日 15時35分
元巨人・上原氏「当てようとして投げてるわけではない!」 西武ベンチの暴言に苦言、死球続出にファンからは賛否
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が6日、自身の公式ツイッターに投稿。5日の西武対オリックス戦での西武ベンチの態度に苦言を呈した。 >>広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ<< 西武は「5-8」で敗れた同日のオリックス戦で、オリックス先発・山本由伸から計4個の死球を受けた。西武ベンチは3個目の死球の際に「何やっとんじゃコラァ!ボケェ!」、4個目の直後には「デッドボールかゴラァ!」とヤジを飛ばすなど、相次ぐ死球に相当ピリついた態度を見せていた。 これに対し、上原氏は6日に自身のツイッターに投稿。「当てようとして投げてるわけではない!」と、過剰なヤジを飛ばした西武ベンチに苦言を呈した。 投手が死球を恐れて外角ばかりに投げると、コースを読んだ打者から踏み込んで打たれるリスクが上がるという上原氏。「申し訳ない、って顔で謝ってるのが証拠。打者の皆さん、分かってくださいね」と、投手の内角攻めに理解を求めていた。 上原氏の投稿を受け、ネット上には「内角突けなかったら打たれるから仕方ない、特に西武打線は強打者ばかりだし」、「死球が多くなったのは、それだけ西武の打者が相手に重圧与えてる証でもあるよね」、「コース間違えないようにギリギリのところを攻めてるから、たまにはこういうことも起こり得る」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「4個も死球当てられて文句言うなって方が無理だろ」、「故意じゃなかったら何でも許される訳じゃない」、「西武はリーグ1位の被死球数なんだぞ、それなのに『分かってください』は無いだろ」といった反発も複数見受けられた。 現役時代に巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)でプレーした45歳の上原氏は、日米通算で計34個しか死球を与えなかった投手。強気の攻めと制球力を両立させた投球で数々のタイトルを手にしただけに、今回の山本の4死球についても臆せずに攻めた結果と考えているようだ。 「2018、2019年とパ・リーグ2連覇中の西武は、2年連続でチーム打率・得点数がリーグトップの数字だった強打のチーム。今シーズンも5日終了時点のチーム打率・得点数はリーグ2位と破壊力は健在なので、死球覚悟で内角を厳しく突いた山本の投球は決して間違ってはいません。ただ、今シーズンの西武はここまでリーグトップとなる9個の死球を食らってもいます。当たり所が悪ければ大怪我の危険性もあるので、相次ぐ死球に西武ベンチが怒ったのも致し方ない面はあるでしょう」(野球ライター) 今年は6月2~16日にかけ行われた練習試合で、全68試合で計44個もの死球が続出。同月19日の開幕後も7月5日までの全88試合で計62個の死球が記録されており、巨人・小林誠司が6月21日・対阪神戦で死球を受け左尺骨を骨折するなど重傷者も出ている。今回の試合では幸いにも怪我人は出なかったが、重大なアクシデントにつながりかねない死球がこれ以上増えないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年07月01日 17時00分
DeNA・ラミレス監督に「理解不能」批判の声 継投ミスに元巨人・上原氏も苦言、試合後の弁明にも反発相次ぐ
6月30日に行われたDeNA対巨人の一戦。この試合でDeNA・ラミレス監督が見せた継投策が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<< 同戦のDeNAは初回に佐野恵太の犠牲フライ、宮崎敏郎のタイムリーで幸先よく2点を先制。先発の左腕・濱口遥大は2回裏に巨人・中島宏之にソロホームランを浴びたが、5回裏まで1失点と試合を作っていた。 6回裏も先頭の増田大輝に四球を与えたものの、続く丸佳浩はセカンドゴロに打ち取った濱口。しかし、1死一塁として坂本勇人を打席に迎えるこの場面で、ラミレス監督は濱口に代え中継ぎ右腕・国吉佑樹をマウンドへ。6回途中、球数88球での交代に、濱口は「えっ?」と困惑した表情を見せつつ降板した。 2番手の国吉はその後岡本和真、パーラにそれぞれタイムリーを打たれ2失点。その後8回裏にも4番手のエスコバーが2点を失ったDeNAは、「2-5」で逆転負けを喫する結果となった。 完全に裏目に出たラミレス監督の継投を受け、ネット上には「球数も88球でまだ余裕あったのに、なんであのタイミングで代えたんだ」、「ここまで抑えてた坂本のところで降板は理解不能」、「巨人ファンだから助かったけど、追いつかれてもないのに降ろされて逆転って濱口は絶対納得してないだろ」、「最初から丸までって決めてたなら分かる、でも濱口の表情見る限りそれは無さそうだしなあ」といった批判や苦言が数多く寄せられている。 また、元巨人・上原浩治氏も自身の公式ツイッターで「中継ぎの気持ち…」、「やっぱり回のアタマから投げたいよね」と、イニング途中で中継ぎを投入した点に疑問を呈している。 「試合後の報道によると、ラミレス監督は“前回登板で133球を投げた影響で5回から球速が落ちてきたこと”、“丸より後は坂本、岡本、中島と右打者が続くこと”などを継投の理由としています。ただ、この理由についてもファンからは『じゃあ変に引っ張らず6回頭から継投に入れよ』、『右投手出すなら国吉より伊勢(大夢/防御率0.00)を選ぶべきだった』と反発の声が挙がっています」(野球ライター) 対巨人3連戦の1戦目を落としたことにより首位巨人とは1.5ゲーム差となり、この日試合がなかった広島にもゲーム差なしで2位を譲ったDeNA。残り2試合を連勝すれば巨人を逆転できる状況だが、ラミレス監督は汚名返上の采配を振るうことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年06月24日 20時30分
マエケンも「しっかり仕上げます」と闘志! MLB開幕日決定に選手・ファンが歓喜、OB上原氏は優勝のカギを指摘
新型コロナウイルスの影響により、当初予定の3月27日から開幕が延期されていた今シーズンのMLB。6月24日、MLB・マンフレッドコミッショナーが7月24日、もしくは25日のどちらかで開幕すると発表した。 >>ダルビッシュ「もう3ヶ月過ぎた」 先の見えないMLB開幕にうんざり? 諦めムードにマー君も「それっ!」と同調<< 開幕日の正式決定を巡り、長らく難航していたMLBと選手会の協議。ただ、6月23日にMLBと全30球団のオーナーが7月24日前後に開幕し、60試合制でシーズンを強行開催することを決定すると、翌24日に選手会もこれに同意。今後は7月2日までに全選手がPCR検査を受けた上で、同月4日からキャンプが再開される予定となっている。 開幕決定を受け、複数の現役選手やOBがSNSを通じコメントしている。ツインズ・前田健太は24日に自身の公式インスタグラムのストーリーに投稿。「MLBのシーズン開幕が決定 開幕までにしっかり仕上げます。楽しみ」と喜びを表している。 レッズ・秋山翔吾は、球団の日本語公式ツイッターが同日に投稿した動画に登場。動画内で「短いシーズンにはなりますけど、自分にとってはすごく貴重な時間になると思いますので、いい結果を残せるように頑張ります」と意気込みを表明している。 現役時代にオリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)でプレーした野球解説者の上原浩治氏は、自身の公式ツイッターに同日「長かっただけに、この期間での練習差が出るシーズンになるかもね」と投稿。各選手が延期期間をどう過ごしたかでシーズンの行方が左右されるのではと予想した。 MLB開幕決定については、ネット上にも「MLBもやっと開幕決まったか!NPBみたいにここから盛り上がってほしい!」、「今シーズンはもう開幕できないと思ってたけど、何とか正式日程が決まって安心した」、「60試合しか無いのはちょっとかわいそうだけど、日本人選手たちには全力で頑張ってほしい」、「調整期間が約1カ月しかないから焦りもあるだろうけど、とにかく怪我のないように調整してくれ」といった期待の声が数多く寄せられている。 台湾・CPBL(4月12日)、韓国・KBO(5月5日)、日本・NPB(6月19日)と複数の国で野球のプロリーグが開幕する中、開幕への道筋が見えていなかったアメリカ・MLB。ようやく開幕日が正式決定したことに、選手やファンのモチベーションも高まっているようだ。 ただ、アメリカ国内では西部や南部の地域で新型コロナの感染者数が急増しており、MLB複数球団の間でも選手・スタッフの感染が相次いで判明している。無事に開幕を迎え盛り上がりを取り戻すためには、今後の感染予防対策が非常に重要となるだろう。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式インスタグラムよりhttps://twitter.com/maeken1988シンシナティ・レッズの日本語公式ツイッターよりhttps://twitter.com/RedlegsJapan上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年06月24日 17時00分
元巨人・上原氏、イチロー氏からメールを無視されていた? 仰天の言い訳に「また連絡します」とタジタジ、ファンからも驚きの声
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内で語った元マリナーズ・イチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)についての発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>イチロー氏から「人間性に問題がある!」 テレビ中継に映りブログにも批判、元巨人・上原氏が“無礼”の真相を告白<< 今回の動画で上原氏は、イチロー氏をテーマにトークを展開。上原氏は1999年のオールスターでイチロー氏にホームランを打たれた際の心境や、毎年オフに神戸で共に食事をしていたことなどを明かした。 話題となっているのは、動画終盤で明かされたイチロー氏とのやりとり。上原氏によると、動画収録日の数か月前に「フロリダに引っ越したので、もし来ることあったら連絡してください」という旨のメールをイチロー氏に送ったとのこと。今回の動画には冒頭に政府の緊急事態宣言(4月7日~5月25日)前に収録されたものとテロップが入れられていたため、上原氏がイチロー氏に連絡したのは昨年末から今年初めにかけての時期と思われる。 イチロー氏からはその後長らく連絡がなかったが、動画収録日の2日前に唐突に「フロリダに行くことがないから連絡しなかった」と連絡が。メールを数か月無視された形になった上原氏だが、「返信ありがとうございます!これに懲りずに僕もまた連絡します!」と返信したことを笑いながら語っていた。 今回の動画を受け、ネット上には「長らく返さなかったメールを突然返すって変わってるなあ」、「数か月前のメールに返信するって、抜けてるのか律儀なのか分からないな(笑)」、「そのままスルーで終わらせてもいいのに、なんで急に連絡しようって思ったんだろうか」、「何らかの意図があったのか、それともただ忘れてただけなのか」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にオリックス(1992-2000)、マリナーズ(2001-2012,2018-2019)、ヤンキース(2012-2014)、マーリンズ(2015-2017)で活躍した46歳のイチロー氏と、巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)でプレーした45歳の上原氏。両者は1999年から2000年にかけてNPB、2009年から2016年にかけてはMLBでしのぎを削っている。 上原氏は動画内でイチロー氏と毎年オフに食事していることを口にしているが、両者はNPB時代から親交があることも知られている。上原氏は2010年から2012年にかけては、イチロー氏と食事した際の2ショット写真を自身の公式ブログに投稿してもいる。 「現役時代に数々の記録を打ち立てファンを魅了したイチロー氏ですが、その一方で独特の考えを持つ選手としても広く知られています。例えば、イチロー氏は現役時代から“毎日同じものを食べ続ける”、“嫌いな野菜は絶対に口にしない”といった偏食ぶりで有名でしたが、その理由は食事の際に生じるおいしい、まずいといった感情が野球に悪影響を及ぼすことを避けたかったからだといわれています。また、2019年3月21日の引退直後には、政府から打診された通算3度目の国民栄誉賞を、『人生の幕を下ろした時にいただけるよう励みます』との理由でまたも固辞して多くのファンを驚かせてもいます」(野球ライター) 上原氏によって明かされたイチロー氏の新たな“変人エピソード”。イチロー氏がなぜ上原氏からのメールを数か月後に返信しようと思ったのか、その心境を知りたがっているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年06月19日 19時30分
元巨人・上原氏、ソフトB・内川が嫌いだった? マウンド上での印象を告白、今シーズンの注目点も語る
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が、18日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・内川聖一について言及した。 >>ソフトB・内川はイチロー・張本以上? 「てめえこの野郎!」高木豊氏、コーチ時代の記憶を交え“右打者最高打率”の凄さを分析<< 今回の動画で上原氏は、自身が今シーズン注目する選手で組んだベストナインを紹介。一塁手部門でこれまで横浜、ソフトバンクの2球団でプレーしている右打者の内川の名を挙げた。 プロ入りして横浜に入団した2001年から昨シーズンにかけて、現役選手では最多となる2171安打をマークしている内川。上原氏は「すごくヒットや(打)率を残す打者だから、どこまで安打数が伸びていくのかに期待したい」と、この数字がどこまで伸びるかに注目しているとコメント。 また、「ソフトバンクは選手層が厚いから、その中でレギュラーをとることができるのかどうかというところも見ていきたい」と、12球団屈指の戦力を持つとされるソフトバンクでどのようにレギュラーを確保するのかにも着目していると語った。 内川と現役時代に何度も対戦している上原氏は、内川との対戦では「(打率)3割を打つ打者だったので、なかなかアウトにとれる雰囲気がなかった。『どう攻めていったらいいのか』ということを常に考えさせられる打者だった」と、配球面で苦労を強いられていたと告白。 上原氏は内川が逆方向であるライト方向の打撃、いわゆる“右打ち”を得意としていた点にも苦戦したといい、「右打ちがうまい(打者)ってすごく嫌らしい。ああやってヒット打つ人は嫌い(だった)」と、内川の右打ちには嫌気もさしていたことを笑い交じりに明かしていた。 今回の動画を受け、ネット上には「既に2000本安打で名球会入りはしてるけど最終的にどんな数字になるのかは興味ある」、「ソフトバンクは一塁守れる栗原(陵矢)が好調だから、実績ある内川でも簡単にレギュラーという訳にはいかない状況になってきてるよね」、「精密機械って呼ばれてた上原のコントロールでも、打たれないようなところに投げるのは至難の業だったのか」、「あの上原に嫌いとまで言わせるのはすごいな、もう投げるところがないって感じだったんだろうな」、「内川はかなり衰えが出てきた感じがするけど今シーズンはどうなるんだろう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)で活躍した45歳の上原氏と、これまで横浜(現DeNA/2001-2010)、ソフトバンク(2011-)でプレーしている37歳の内川。両者は2001年から2008年にかけセ・リーグで、2018年から2019年にかけては交流戦でしのぎを削っている。 今年の内川は6月2日~16日の練習試合で「打率.048」と打撃不振に陥り、2003年以来17年ぶりに開幕を二軍で迎えることが決定している。現役時代に沢村賞を2回、投手タイトルを9回獲得した上原氏をも恐れさせた打棒を、開幕後に取り戻すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年06月03日 17時00分
元巨人・上原氏、大学卒業後はMLB入りの予定だった? 現地スカウトのキツイ“忠告”で断念か、口説いてきた球団名も明かす
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が、2日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身のプロ入り前の裏話を語った。 1998年ドラフトで逆指名でのドラフト1位として巨人に入団した上原氏。本動画では自身の大学時代をテーマに、プロのスカウトが上原氏に注目するようになったきっかけやプロの世界に行きたいと思った理由などについて語ったが、その中でドラフト前にMLB球団との接触があったことを明かした。 上原氏によると、自身が大学4年生だった1998年夏にあるMLB球団から誘いを受け、同球団の試合を現地観戦したり球団上層部と会ったりしたとのこと。上原氏はその球団から「『ちょっと観に来いよ』ぐらいで軽かった(感じ)」で誘いを受けたのだという。 続けて、上原氏はその球団を含め3、4のMLB球団からも同様の誘いがあったことを告白。また、そのうちの1つが同年に創設されたダイヤモンドバックスだったことや、「『新球団ができたからその顔に』みたいな感じで入ってくれと言われた」という同球団の誘い文句も明かしていた。 こうした誘いを受けたこともあり、当時は「90%以上はMLBに行こうと思っていた」ほど気持ちが固まっていたという上原氏。ただ、そこからドラフトまでの期間にあるMLBスカウトから「100%の自信がないならアメリカでは通用しねえ!来るな!」と言われたという。 この言葉を受けた上原氏は、「『100%の自信って言われたらなあ…』って(気持ちに)なって、言葉の壁や医療関係、住むところとだんだん(自信の)パーセンテージが下がっていった」とのこと。そのため、NPBのプロ志望届の提出期限前日にNPB入りすることを決断したという。 「(スカウトの言葉は)本当に『そうだな』と思った。そんなに甘い世界ではないし、ましてや日本人選手がそんなに(MLBに)行ってない時代だったので」という上原氏。「その(MLBに行かない)選択は僕の中で間違ってたとは思っていない」と断言していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「MLB球団が複数接触していたっていうのは初めて知った」、「実力だけなら通用したかもしれないけど、環境の違いなどに対応できたかは分からないしNPBでプレーして正解だったと思う」、「MLBに直接行ってたら一体どんな現役生活になってたんだろうな」、「上原はNPB1年目にいきなり20勝したから、MLB直行でも2ケタ前後は勝てたんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 今でこそダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)など、複数の日本人メジャーリーガーが活躍しているMLB。ただ、上原氏がMLB行きを断念した1998年当時、日本人選手がMLBに移籍した例はまだ7例しかなかった。 上原氏はプロ入り後巨人のエースとして活躍した後、2008年オフに海外FA権を行使しオリオールズに移籍している。一度は諦めたMLB入りを10年越しにかなえた形となったが、上原氏は「巨人で10年間やったら今の自分がある。『直接行ってれば良かったかなあ』というような思いはあまりない」とも語っていた。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年05月27日 19時30分
元巨人・上原氏、マシソンに前もって引退を伝えた? 意外な共通点も告白し、「最強の中継ぎ助っ人」と称賛
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が26日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人時代の元同僚助っ人・マシソンについて言及した。 本動画で上原氏は助っ人選手のみを対象に、自身が思うベストナインを5ポジション(先発・中継ぎ・抑え・一塁・二塁)選出。中継ぎ部門にNPB8年間で「27勝174ホールド・54セーブ・防御率2.46」といった数字をマークし、“史上最強の中継ぎ助っ人”とも称されるマシソンの名を挙げた。 自身がNPBに復帰した2018年から、2019年5月に引退するまで巨人でマシソンと同僚だった上原氏。「彼は投げまくってましたからねえ」と長年巨人ブルペンを支えた点を高く評価すると共に、「人柄・性格がすごく良い(選手だった)」と性格面も良かったと発言。 続けて、「僕が(2019年5月に)引退する時も、前もって引退を伝えたのは菅野(智之/巨人)とマシソンだけ」と、自身の決断をあらかじめ伝えた数少ない選手の一人であることを明かした。 また、上原氏は当時マシソンをサポートしていた通訳が、MLBで自身や黒田博樹氏(元ヤンキース他)の通訳も務めていたという意外な共通点も告白。こうした点もマシソンに思い入れがある理由の一つと語っていた。 マシソンは2019年限りで巨人を退団したが、その際に2020年東京五輪に母国・カナダ代表の一員として参加することを目指すと表明。カナダが予選を突破すれば五輪後、予選敗退ならその時点で現役を引退することも明かしている。「(マシソンは)『東京五輪を最後にやめる』とずっと言ってましたね」という上原氏は、新型コロナウイルスの影響により2021年に延期された東京五輪へ向け「もう一年頑張れよって思います」とマシソンにエールを送っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「マシソンは試合見てても圧倒的な中継ぎだった、上原は一時期一緒に勝ちパターンもやってたよね」、「自分も中継ぎやってたから、怪我無く投げ続けることがどれだけ凄いことか分かるんだろうな」、「事前に引退伝えるって相当仲良かったんだな」、「マシソンの通訳が上原、黒田の通訳もやってたって地味に凄い情報」、「面識のある通訳も介して親交が深まったって感じなのかな?」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)で活躍した45歳の上原氏と、フィリーズ(2006-2011/2007-2009はマイナー)、巨人(2012-2019)でプレーした36歳のマシソン。両者は2010~2011年にそれぞれMLBでプレーし、2018~2019年は共に巨人に所属している。 巨人で最優秀中継ぎのタイトルを2回(2013、2016年)獲得し、NPBにおける助っ人最多ホールド記録も樹立しているマシソン。一緒にプレーした時期は1年余りとわずかだが、上原氏の印象には強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年05月21日 13時45分
西武・山川「俺が高校生ならやる気はでない」 OBからも続々反応、夏の甲子園の中止決定に賛否 吉村知事からは撤回要求も
8月10~25日にかけ、甲子園で開催される予定だった第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)。5月20日、日本高校野球連盟(高野連)は新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園と地方大会の中止を決定したと発表した。 オンラインで会見を行った高野連・八田英二会長は「苦渋の決断をお伝えする悲しい日になった」と無念の心境を吐露。中止を決定した具体的な理由については、“選手らの移動・宿泊を伴うことから感染リスクが大きい”、“各学校で休校・部活動停止が長引いているため、練習が十分にできていない選手が怪我をする危険性がある”、“授業期間確保のため、夏休みを短縮する動きがある中での開催は学業の支障にもなりかねない”といった点を挙げている。 夏の甲子園の中止は、米騒動が全国に波及した影響で代表決定後に中止された1918年の第4回大会、第2次世界大戦の影響で地方大会の途中で中止された1941年の第16回大会に次ぎ79年ぶり3度目。今年は3月19~31日にかけて行われる予定だった第92回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)も中止されているが、春夏連続の中止は史上初めてのこととなる。 中止の決定を受け、ネット上には「球児たちの気持ちを思うと本当に言葉が出ない」、「毎年欠かさず見てきた大会が無くなるのはファンとしても辛い」、「一番大切なのは人命だから高野連の判断は正しいと思う」、「残念だけど他競技も中止が続いている状況だから仕方ない」といった反応が多数寄せられている。 夏の甲子園の中止を受けて、現役プロ選手・OBもコメント。西武・山川穂高は21日、自身のツイッターに「俺が高校生ならやる気はでないな。落ち込んでも怒ってもいいと思う」と投稿した。 楽天・今江敏晃育成コーチは20日、自身のインスタグラムに「やるせないよな。悲しいよな。悔しいよな。俺も経験したけど 高校3年生が最後の夏にかける思いは人生かける思いだよな」と投稿。野球部内の不祥事により高校最後の夏を戦えなかった自身の境遇と、今年の高校3年生を重ね合わせている。 元巨人・上原浩治氏は21日に自身のブログに投稿。「甲子園に出たことのある人たちは、出たことで人生が変わったって言う人がいるぐらい凄い大会」とした上で、「どうにかして試合を、実戦を出来ないものだろうか…」と救済策の実施を望んでいる。 今回の中止を受けては複数の県高野連が救済策として県内で行う代替大会の開催を検討しているといい、会見の中では八田会長も一定の財政支援を行う旨を口にしている。一方、大阪・吉村洋文知事が20日に「考え直してもらいたい」、「高野連はリスクをとってやるべきではないか」とコメントするなど高野連に中止の撤回を求める声も少なくないが、果たして世論による撤回はあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Hotamyon今江敏晃コーチの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/toshiakiimae8_official上原浩治氏の公式ブログよりhttps://www.koji-uehara.net/
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スポーツ 2020年05月15日 13時15分
ダルビッシュも「開催するのは非現実的」 高校野球・夏の甲子園中止報道に、選手・OBからも反応相次ぐ
8月10~25日にかけ、甲子園で開催される予定の第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)。5月15日、その夏の甲子園が中止される方向と複数メディアが報じている。 報道によると、中止は新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、20日の大会運営委員会で正式決定される見込みとのこと。大会の開催には選手らの移動・宿泊が伴うことから感染リスクが大きいことに加え、各学校で休校・部活動停止が長引いていることもあり開催困難と判断されたという。 今年は3月19~31日にかけて行われる予定だった第92回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)や、その後に予定された夏の地方予選のシードをかけて戦う春季大会も全47都道府県で中止・打ち切りとされている。そのため、夏の甲子園が中止なら現在の3年生は全国大会どころか、公式戦すらままならないまま高校野球最後の1年を終える可能性が高まっている。 夏の甲子園の中止を受けて、現役プロ選手・OBもコメント。元巨人・上原浩治氏は15日、自身のツイッターに「センバツも、夏も中止かぁ」、「何か別で、試合とか出来ないのかな?」と投稿した。 巨人・戸根千明も自身のツイッターで、「私も10年前、甲子園を目標に猛練習する高校球児の一人でした。そんな経験があるからこそ高校3年生最後の夏がこのような形で終わってしまうのはあまりにも」と悲痛な心境を吐露している。 一方、カブス・ダルビッシュ有は、自身のツイッターに寄せられた「夏の甲子園中止についてどう思いますか?」という質問に対し、「球児たちを考えるとやって欲しいですが、今この状況で開催するのは非現実的ですし仕方ないと思います」と答えている。 今回の一件を受け、ネット上には「夏も中止なのか…毎年現地観戦してただけに残念でしかない」、「春に続いて夏も中止とか球児が可哀想過ぎる、今まで彼らが頑張ってきた時間は何だったの」、「他の競技でも中止が相次いでいるから、野球だけって訳にもいかなかったんだろうか」、「このまま引退ってなったら、ドラフトとか大学推薦にも絶対に悪影響が出るぞ」といった反応が多数寄せられている。 過去に夏の甲子園が中止となったのは、米騒動が全国に波及した影響で代表決定後に中止された1918年の第4回大会と、第2次世界大戦の影響で地方大会の途中で中止された1941年の第16回大会の2回。今回中止なら79年ぶり3度目、戦後では初の中止ということになるが、このまま正式決定となってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara戸根千明の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/aparente1017ダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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