ソフトバンク
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スポーツ 2022年11月14日 11時00分
ソフトB・千賀、メジャーに安値で買いたたかれる? スカウト陣から懸念される不安要素は
先発ローテーションの3、4番手――。 これが、福岡ソフトバンクホークスから海外フリーエージェント権(以下=FA)を行使してメジャーリーグ移籍をめざす千賀滉大投手の評価だ。 レンジャーズ、マリナーズ、ドジャース、ジャイアンツ、ブルージェイズ、メッツ、パドレス、カブスなど複数の球団が興味を示しており、エンゼルスも争奪戦に加わってくるという。 「マリナーズ、ブルージェイズ、カブスが千賀の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏と直接会って話をすると明言します」(米国人ライター) ソフトバンクの関係者によれば、千賀は「大都市球団」を希望しており、「可能ならば、温暖な西海岸で」とも考えているそうだ。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< しかし、こんな「千賀評」も聞かれた。先発ローテーションの3、4番手というのは、かなりの高評価ではあるが、「千賀はシーズンを通して、120イニングも投げられないのでは?」との厳しい評価も聞かれた。 ア・リーグ中部地区球団のスカウトが「千賀は成功する」と前置きしたうえで、こうも話していた。 「オリックスとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦を思い出してください。この一戦に限り、首を傾げたメジャースカウトも少なくありません」 CSファイナルステージ第3戦(10月14日)、千賀は「中5日」で先発マウンドに上がった。勝利投手にはなったが、7回途中に降板している。降板の理由は「足がつった」とのこと。 MLBの先発投手は、中5日の間隔でローテーションを回す。中5日でコンディションを整えることはできるはずだが、シーズンを乗り切る体力に疑問符がつけられたのだ。 それだけではない。「新ルールに戸惑うかもしれない」とも懸念されていた。 「来季から、MLBではピッチ・クロックのルールが採用されます」(前出・米国人ライター) ピッチ・クロックとは、走者ナシの時はボールを受け取ってから15秒以内に、走者がいる時は20秒以内に投球動作を始めなければ“違反”となる。その都度、『ワンボール・カウント』も加算される。 「新ルール採用は分かっていたので、メジャースカウトは時計を見ながら、千賀の視察を続けてきました。試合中盤以降、走者を背負うと、より慎重になるからか、20秒以上の時間を掛ける場面がたくさんあって」(前出・同) MLB各球団はこれらの不安要素を挙げ、交渉の主導権を千賀サイドには渡さないつもりだ。契約金などを抑え込む目的もあるが、さらに“心配”があるとすれば、エンゼルスが争奪戦に加わってきたことだろう。 「エンゼルスの投手陣はガタガタ、先発投手の頭数も足らない状態と言っていい。今オフ予定されている補強費の大半をつぎ込んで千賀を獲りに行くかも」(前出・同) 他球団は3、4番手でも、エンゼルスに行けば、大谷翔平と並んで“ダブルエース”として扱われるだろう。球団売却においても日本のスター選手が2人もいるとなれば、その金額は高騰する。 大谷と千賀のツーショットが見たい。しかし、千賀はMLB挑戦を待ち焦がれてきた。冷静かつ的確な球団選びをしてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月11日 15時30分
ソフトBの助っ人人事に「バクチ過ぎる」の声 チーム崩壊の序章に? キューバ野手ダブル放出が招く最悪の展開は
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。11日に伝えられた助っ人の退団情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、球団はテスト生として今秋キャンプに参加した28歳・ホーキンス、メジャー通算16本塁打の31歳・アストゥディーヨを新助っ人打者として獲得する方向。これに伴い、現在チームに所属する36歳・デスパイネ、37歳・グラシアルの両助っ人打者が退団濃厚になったという。 両助っ人打者はどちらもキューバ出身の選手で、デスパイネは2017年、グラシアルは2018年からソフトバンクでプレーしている。今季はデスパイネが「89試合・.269・14本・40打点」、グラシアルが「99試合・.271・7本・30打点」といった打撃成績をそれぞれマークした。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 球団は助っ人野手陣の若返りを図っているものとみられるが、ネット上には納得の声の一方で「両方ともクビはちょっとマズくないか? せめて片方は残せよ」、「実績ある助っ人を切って、成績読めない選手だらけにするのはバクチ過ぎる」、「キューバ勢1人だけになるモイネロのメンタルも不安」といった心配の声も少なからず見られた。 「仮に報道通りの人事が行われると、チームの来季助っ人野手は新戦力2名に2年契約2年目のガルビスを加えた3名体制となります。ただ、ガルビスはメジャー通算109本塁打と実績は十分ですが、今季は『38試合・.171・2本・11打点』とサッパリ。新戦力2名についてもホーキンスは9日のキャンプシート打撃で『8打数無安打・4三振』と沈黙、アストゥディーヨもメジャー通算588打席で四球がわずか11とそれぞれ不安要素を抱えています。ファンの中には3名全員が共倒れするリスクは拭えないとして、デスパイネ、グラシアルのどちらか1名は保険として残すべきではという意見はあります。また、この両名は同郷の助っ人守護神・モイネロを含め3名で公私をサポートし合う間柄でしたが、そろって退団となると1人残されたモイネロの成績(今季は53登板・1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03)に悪影響が出るのではと不安視されてもいます」(野球ライター) 今季はリーグ最多得点(555得点)を記録するなど打力を武器に、首位・オリックスと最後まで優勝争いを展開したソフトバンク。三森大貴(58得点)、周東佑京(48得点)、野村勇(40得点)といった新しい芽は出てきているが、過去実績が乏しい分、来季助っ人野手陣が全員コケた場合にどこまでカバーできるかは不透明ともいえる。カバーできなければ得点力、ひいてはチーム順位の低下も避けられなくなりそうだが、フロントはこのまま報道通りの人事を行うのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月08日 19時45分
ソフトB、新助っ人候補に致命的な問題アリ? 阪神時代に実績残すも「終盤は別人みたいだった」厳しい声も
10月28日に今季限りでの退団が阪神から発表された30歳の助っ人・ガンケル。11月8日、ソフトバンクが獲得に動いていると複数メディアが報じた。 報道によると、ソフトバンクは10月31日に海外FA権行使を申請したエース・千賀滉大のメジャー移籍が決定的で、今オフは既存戦力の底上げと共に外部からの先発補強も優先事項に位置付け。その中で、今季まで3年間NPB・阪神でプレーしたガンケルに狙いを定めたという。 ガンケルは来日1年目の2020年はリリーフ、翌2021年から今季までは先発として主にプレーし、3年間の通算で「64登板・16勝12敗11ホールド・防御率2.92」をマーク。今季は8月中旬に新型コロナに感染した影響などもあり自己最少の16登板にとどまったが、防御率は「2.73」と過去3年では最もいい数字だった。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< ガンケルの獲得報道を受け、ネット上には「通算防御率見る限り十分戦力にはなれそう」と期待の声が上がったが、中には「実績はいい感じだけど、まともに稼働するかどうかが不安過ぎる」、「退団前に二軍で大炎上してたのがどうしても引っかかるな…」、「裏目に出る気しかしないな、今季終盤の投球は別人みたいだったし」と心配する声も少なからずあった。 「コロナ感染により8月中旬に登録抹消となったガンケルは約1か月の離脱を経て、9月14日の練習試合・ソフトバンク三軍戦で実戦復帰。ところが、この試合で『3回4失点』と打ち込まれた上、その後二軍戦でも『2登板・0勝1敗・防御率24.75』と炎上を喫し、結果一軍には戻れないままシーズン終了・退団となっています。阪神がガンケルを放出した理由は特に発表・報道されていませんが、ファンの中にはガンケルがコロナ抹消後に致命的な問題が発生したためにクビになったのではとして、ソフトバンクの獲得に否定的な見方を示す声が散見されます。コロナ復帰後のガンケルが別人のような投球になった理由について様々な要因が考えられますが、コロナ離脱中に投球フォームが狂ったというのはもちろん、来日1年目から度々痛めている腰が深刻な状態に陥っているという可能性もあるのでは」(野球ライター) ファンの間では物議を醸しているガンケル補強策。ソフトバンクは報道通りにこのままチームに迎え入れることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月04日 15時30分
ソフトB、助っ人テスト生に致命的問題? 藤本監督は高評価も厳しい声相次ぐ「今からでも考え直せ」
3日から宮崎で秋季キャンプをスタートさせたソフトバンク。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は同日に応じた取材の中で、今秋キャンプにテスト生として参加している助っ人野手・ホーキンスについて「僕はいいと思いますよ。タイミングの取り方とか日本向きだなと思う」、「初日を見る限りでは打撃は使えそうじゃないかな」とコメント。この日行ったフリー打撃で場外弾も放った打棒を高く評価したという。 ホーキンスは今季米独立リーグでプレーし、「127試合・.298・48本・125打点」で本塁打王、打点王、シーズンMVPを獲得した強打の外野手。今秋キャンプにはソフトバンク球団スカウトの推薦もあり、3~9日の期間でテスト生として参加。球団は8、9日に予定されるシート打撃の結果などを元に合否を判断するという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には好アピール継続・テスト合格を期待する声が上がったが、中には「実績はなかなかだけど、それ以上に阪神も狙ってたって要素が不安」、「蓋を開けたらロハス程度しか打てなかったって展開も全然あり得るぞ」、「監督には今からでも考え直せと言いたい、阪神が調査してた助っ人の獲得は危険すぎる」といった、阪神の動向踏まえた反対意見も多かった。 「現在ソフトバンク秋季キャンプに参加中のホーキンスですが、10月中旬には阪神も来季助っ人候補として獲得調査を行っていることが伝えられています。複数球団が獲得を狙っているというのは一見よく聞こえますが、近年の阪神は今オフそろって戦力外となったマルテ(2019-2022/通算40本塁打)、ロハス(2021-2022/同17本)、ロドリゲス(2022/同2本)など不発に終わった助っ人野手が頻発。ファンの中には助っ人の人選に苦労している阪神が着目した助っ人を引き入れて大丈夫なのかと心配する意見も少なからず上がっています。ソフトバンクは長らく中軸を張ってきたグラシアル(2018-/同59本)の退団が濃厚と伝えられていますので、今回の藤本監督のコメントも含めると、代役としてのホーキンス獲得は濃厚と思われますが…」(野球ライター) 藤本監督は好感触を抱いた一方、ファンの間では賛否が分かれているホーキンス。「日本で自分の力を試したい」と意気込んでいるという助っ人のテストは果たしてどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月27日 21時30分
ソフトB・栗原の起用方針に「無茶なことさせるな」と批判 故障中の配置換えが物議、コンバート先にも不満相次ぐ
2015年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「312試合・.259・41本・162打点」といった通算成績を残しているプロ8年目・26歳の栗原陵矢。26日に伝えられた来季の起用方針がネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本博史監督ら首脳陣は来月予定される秋季キャンプ(11月3日~18日)に先立ち、これまで外野レギュラーだった栗原の三塁コンバートを決定。栗原にとって三塁は過去に23試合出場経験があるサブポジションだが、来季からは三塁一本での起用になるという。 今季の栗原は開幕から5戦続けて左翼でスタメン起用され「.353・2本・5打点」と好成績をマークしていたが、3月30日・ロッテ戦中に同僚と交錯し左膝前十字靭帯断裂、左外側半月板損傷の大けがをした。この故障で残りシーズンを全て棒に振ったが、4月中旬に受けた手術からの回復は順調で、10月23日には佐久本昌広リハビリ担当コーチが「8割くらい治っている。走れてますし12月には完全にクリアになる」と状態に太鼓判を押したことも伝えられていた。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 栗原の三塁転向方針を受け、ネット上には「外野よりは足の負担少ないだろうしいいと思う」などと納得の声が上がったが、中には「故障中の選手に無茶なことさせるなよ」、「そもそも今の三塁に回しても大したメリットないだろ」、「三塁は既に人材豊富なのに栗原まで放り込むとバランスおかしくなるのでは」といった否定的なコメントも見られた。 今季のソフトバンクは三塁に確固たる存在はいなかったものの、野村勇(66試合)、周東佑京(54試合)、ガルビス(33試合)、川瀬晃(23試合)と頭数自体はそろっている。そもそもレギュラー争いがし烈な状況の中、さらに回復途上の栗原も三塁に投入する必要性は薄いのではと首をかしげたファンも少なからずいるようだ。 「首脳陣が栗原を三塁に回す理由は様々だと思いますが、栗原は今季まで通算41本塁打と打力は確かなものがあるため、内野の中では守備負担が少ないポジションとされる三塁に回すことで打棒を最大限に活かす狙いはあるのでは。また、栗原は元々捕手だったこともあり肩の強さ、スローイングには定評があること、三塁と同様に守備負担が少ない一塁には中村晃(2年連続ゴールデングラブ賞獲得中)という絶対的な存在がいることも三塁コンバートの要因としては考えられるところです」(野球ライター) 26日に応じた取材の中では「守備をメインにしっかりやりたい。三塁(の守備)をメインでやりながら、打撃もしっかりと」とコンバートに意欲を見せたという栗原。首脳陣の判断は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月26日 15時30分
ソフトB・藤本監督、周東への発言に「無茶なこと言うな」厳しい声 打力不足と酷評も批判相次ぐ
プロ入りした2018年からソフトバンクでプレーし、今季までに「355試合・.247・10本・53打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・26歳の周東佑京。25日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は秋季練習2日目のこの日応じた取材の中で、11月に日本ハム(5日)、巨人(6日)、オーストラリア代表(9、10日)と戦う侍ジャパンに選出されている石川柊太、甲斐拓也、周東の秋季キャンプ(11月3~18日)での扱いについて言及。石川、甲斐は参加免除とする一方、周東については「しなくちゃいけないでしょう。レギュラーじゃないんだから。11日で(侍ジャパンが)終わったら、1週間でもこさせますよ」、「打撃も終盤はずっと悪かった。悪い時期をできるだけ少なくしないといけない」と参加させることを苦言交じりに明かしたという。 今季の周東は三塁、外野の2ポジションで主にプレーし、「80試合・.267・5本・15打点」とキャリアハイの本塁打数をマーク。ただ、シーズン最終盤の9、10月は「23試合・.207・0本・3打点」と打率2割がやっとの深刻な不振に苦しんだ。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には打力アップは急務と同調する声が上がったが、中には「監督ちょっと厳しくない? 自分は今年の周東はよくやった方だと思うんだけど」、「病み上がりで自己最多ホームラン放ったのに態度が冷たすぎる」、「右肩故障やコロナに負けず頑張ったのに無茶なこと言うなよ、逆に休んでもいいだろ」といった否定的なコメントも見られた。 「周東は昨季8月末に右肩を痛め登録を抹消されると、翌9月10日に『右肩関節鏡視下関節唇形成術』を受けたこと、実戦復帰までは約半年を要する見込みであることを球団が発表。この影響で迎えた今季は開幕一軍には入れず、5月末にようやく一軍復帰。また、8月下旬~9月上旬にかけて新型コロナ感染による離脱もしいられました。ファンの中には苦境が相次ぐ中でも、自己最多本塁打をマークするなど奮闘を見せた点は評価してあげるべきではないかという意見も少なからず見られます。ただ、藤本監督としてはこの程度の成績で満足せず、来季はより奮起してレギュラーを確保してもらいたいという気持ちなのでは」(野球ライター) 2020年に50盗塁(盗塁王)、13試合連続盗塁(プロ野球)を記録するなど球界トップクラスの総力を持つこともあり、打撃力がつけばレギュラーは固いと以前からファンの期待は高い周東。藤本監督も25日の取材では「彼の足は魅力だし、1年間レギュラーで出てもらわないとチームは困る」とシーズンを通じてレギュラー起用したい選手という旨を口にしているが、ハッパをかけられた周東は今オフを“実りの秋”とすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月24日 20時45分
ソフトB・藤本監督、リチャードを叱咤激励も「チャンス与える価値ない」厳しい声 ファンも愛想尽かした? 5年目も覚醒ならず
プロ入りした2018年からソフトバンクでプレーし、今季までに「57試合・.173・10本・25打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・23歳のリチャード。24日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は本拠地・福岡PayPayドームで秋季練習がスタートしたこの日取材に対応。その中でリチャードについて「本当に来年、ラスト勝負くらいの気持ちでやってくれないと。そんなに時間は待ってくれない。もう来年は24(歳)かな。ロマン砲、ロマン砲といっても、一軍であれだけ見逃し三振とかやってたらチャンスがなくなっていきますよ」と来季の奮起を強く求めたという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< リチャードは今季二軍では「93試合・.232・29本・84打点」で本塁打(3年連続3回目)打点王(2年ぶり2回目)の2冠を獲得。しかし、一軍では「23試合・.159・3本・5打点」とほとんど結果は残せなかった。 藤本監督のコメントを受け、ネット上にも奮起を願う声が上がったが、それ以上に「もうそんなチャンス与えるような価値ないだろ」、「何年も二軍でしか打てず、メンタルも改善されない打者をわざわざ使う意味あるか?」、「5年経っても体たらくが目立つような選手に期待するだけ無駄だろ」といった厳しいコメントが寄せられた。 「リチャードは二軍では今季までに『249試合・.227・53本・181打点』と長距離砲として実績を残す一方、一軍ではその打棒をほとんど発揮できていない選手。また、ここまでのプロ生活では未熟なメンタル面が問題視されることもしばしばあり、今季も審判のストライク判定に悪態をつき退場(6月)、成績不振へのいら立ちや落胆を態度に出し二軍降格(8月)といった出来事で多くのファンを呆れさせています。精神面が未熟なことも一軍で結果を残せない一要因ともされていますが、プロ入りから5年たってもまだこのような状況の選手にもう上がり目はないと愛想を尽かしているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 一部からはプロ1年目・25歳の野村勇(今季97試合・.239・10本・25打点)、プロ1年目・22歳の正木智也(35試合・.254・3本・5打点)といった他の若手の方が伸びしろがあるという意見も上がっているリチャード。それでも藤本監督は今季二軍・ウエスタン新記録の29本塁打を量産したリチャードへの望みは消さず、今オフはプエルトリコで行われるウィンターリーグ(11月4日~12月23日)にも派遣する予定だが、リチャードはファンの評価を覆すような成長を遂げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月20日 14時55分
ソフトB・藤本監督のドラフト方針に「リスク高すぎ」と批判 即戦力投手熱望も、使い物にならずクビの可能性大?
20日に行われるドラフト会議で、内野手のイヒネ・イツア(愛知・誉高校)を1位指名することを公表しているソフトバンク。19日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は同日に行われた球団スカウト会議終了後に取材に対応。その中で、2位以下の指名方針について「投手の即戦力をお願いしました。(先発、中継ぎに)限らず、すぐ一軍で使える投手ですね。そこは前もってお願いしています」と、即戦力投手の確保をフロントに要請していると明かしたという。 今季首位オリックスとゲーム差なしの2位で優勝を逃したソフトバンクは、チーム防御率がリーグ3位(3.07)、先発防御率が同4位(3.28)、救援防御率が同2位(2.72)と投手陣、特に先発陣が振るわず。加えて、今オフは今季まで7年連続2ケタ勝利中のエース・千賀滉大の海外FA権行使・メジャー挑戦が決定的とも伝えられている。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「投手補強は急務だから獲れる限り獲ってほしい」と同調の声が上がったが、中には「即戦力はドラフトよりも助っ人・FA補強で確保した方が確実性高いと思うんだけど」、「公言続出するぐらい不作の年なのにその方針はリスク高すぎだろ」、「無理やり頭数揃えたけど、誰も役に立たず数年で全滅するのがオチでは?」といった否定的なコメントも少なからず見られた。 ソフトバンクはクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ・オリックス戦(10月12~15日)で「1勝4敗」と敗退し今季終戦となったが、翌16日に今オフ大型補強に乗り出す見込みと複数メディアが報道。同日から20日までにロッテ・オスナ、阪神・西勇輝といった他球団主力投手の調査報道もいくつか出ているが、こうした外部補強に注力する方が効果はあるのではと首をかしげているファンもいるようだ。 「今年のドラフトは数カ月前の段階から、例年に比べ指名に値する実績・素質を持つ選手が少ない、いわゆる“不作ドラフト”だと度々報じられています。また、各報道では指名競合を回避するためドラ1を事前公表する球団も相次ぐのでは指摘されていましたが、実際に19日時点では12球団中9球団がドラ1を公表(重複球団はゼロ)。このうち5球団が、一般的に即戦力として扱われる大学・社会人投手をドラ1に選んでいます。ただでさえ即戦力投手の指名候補自体が少ない上、他球団のドラ1公表でさらに選択肢が狭まっているわけですが、こうした状況で即戦力投手を確保しにいくのはかなりの困難も予想されます」(野球ライター) 一部からは「外部補強の見通しが絶望的だからドラフトに頼らざるを得なくなってるのでは?」という見方も上がっているソフトバンク。藤本監督の意向通りに投手を手厚く確保するのか、20日午後5時からのドラフト会議は要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月18日 19時30分
ソフトB・藤本監督、柳田への発言に批判「下手したらパワハラ」 昨オフに続き意向を無視? 主将続投熱望も厳しい声
今季「117試合・.275・24本・79打点」といった数字を残したソフトバンク主将でプロ12年目・34歳の柳田悠岐。18日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は所用で本拠地・福岡PayPayドームを訪れた17日に取材に対応したが、その中で「本人は『(来年は)しない』と言っていたけど、説得します」と主将続投を渋っている柳田に説得を試みる意向を明かす。秋季練習初日の24日に予定される面談で打診を行うとした上で、「『うん』と言うまで監督室から出さないから。絶対に『無理です』って言うの分かっているから。そこを何とかね」と何としても続投させたい旨を口にしたという。 >>ソフトB・柳田、三振直後に審判批判?「そんなこと言っていいのか」最終打席で見せた表情が物議<< 主将はグラウンド上でのプレーはもちろん、グラウンド外の言動・練習姿勢でもチームを鼓舞・牽引する重要な役職。ただ、設置がルールで義務付けられているわけではないため、指揮官の意向次第で廃止されるケースもある。ソフトバンクも工藤公康前監督(現野球解説者)が全選手に主将並みの自覚・責任感を持たせることを理由に、2019年シーズンから主将制度を廃止していた。 藤本監督は新指揮官に就任した2021年11月、同年4位に沈んだチームをまとめ上げ牽引する存在が必要として、2022年シーズンからの主将制度の復活と、絶対的主砲・柳田の新主将就任を決断。当時の報道によると、柳田はそれまで主将とは無縁だったことから当初は難色を示したといい、翌12月の契約更改後会見でも「断れなかったです」と渋々主将就任を受け入れたことを明かしていた。 ただ、迎えた2022シーズン、柳田はグラウンド内外で主将の役割を全う。マジック1で迎えた今季最終戦の10月2日・ロッテ戦前には「3時間死ぬ気でやろう。駄目だったら全部俺のせいで、こんなん(キャプテンマーク)破り捨ててやる。俺のせいにしろ。死ぬ気でいくぞ」と同僚に檄を飛ばしたことも話題となった。 しかし、チームはこのロッテ戦を落としオリックスに今季のリーグ優勝をさらわれると、クライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ(10月12~15日)でもオリックス相手に「1勝4敗」で敗退。この結果に責任を強く感じたのか、柳田はCS敗退が決まった15日の試合後に「力不足は感じた。そういう器じゃなかったかなと感じている」と自らを責めるコメントを残していた。 その柳田の続投を強く望む藤本監督に対し、ネット上には賛同の声が上がったが、それ以上に「本人がしないって言ってるならそれを尊重すべきでは?」、「意向を無視するのはダメ、下手したらパワハラになりかねないぞ」、「就任自体も渋ってたのに、さらに続投ってなったらモチベに関わりかねない」、「続投は考え直すべき、傍から見る限り相当ストレス抱えてそうだったし」といった否定的なコメントも見られた。 「これまでの野球人生で初となる主将の役割を懸命にこなした柳田ですが、慣れない立場でチームを引っ張ることによる重圧・ストレスは大きかったのか、今季は2012年以来10年ぶりに打率.280を割るなどらしくない成績に。また、柳田はプレー中の表情が豊かなことで知られていますが、今季はネット上のファンの間から表情が険しい、暗いという心配の声も少なからず上がっていました」(野球ライター) 「選手がみんな柳田を慕っているからね。ひと言言ったらみんなが『ワーッ』となる」と、一言でチームがまとまるほど人望が厚いことを理由に柳田にこだわっているという藤本監督。少なからず弊害もあった主将の立場を、柳田が来年も務めることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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