スポーツ
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スポーツ 2023年01月04日 11時00分
ソフトB、千賀の後継者がいない? 大型補強でも穴埋まらず、藤本監督は藤井の再ブレークに期待か
「ポスト千賀」って、ジョー・ガンケルでいいのか? 今オフの国内フリーエージェント市場(以下=FA)において、福岡ソフトバンクホークスは間違いなく、勝者である。日本ハムからFA宣言した近藤健介外野手を獲得し、前DeNA・嶺井博希のFA加入により捕手層も厚くなった。 「近藤の加入は大きいですよ。2022年はシーズン143試合で121通りの打線を組む日替わり状態でしたが、通算出塁率4割1分3厘の近藤が加わったことで、『4番柳田』との相乗効果も期待できます」(スポーツ紙記者) 前千葉ロッテの守護神、ロベルト・オスナの“強奪”にも成功した。オスナは昨季29試合登板で4勝1敗10セーブ、防御率0・91とバツグンの安定感を誇る。これまで9回を任せていたモイネロを本来の8回に戻せば、盤石のリレーとなる。 「近藤が7年総額50億円以上、オスナは単年500万ドル(約6億6500万円)。莫大な資金力のあるソフトバンクだから出来た補強です」(前出・同) >>ソフトB・今宮、中村と約10年会話もなかった?「去年初めて食事に」微妙な関係性明かし驚きの声<< しかし、これで補強は完璧なのだろうか。 海外FAで千賀滉大を喪失している。昨季は22試合に登板して11勝6敗、防御率1・94。絶対的なエースが米球界志望だったことは以前から分かっていた。しかし、「先発投手」に関しては“ビッグネーム”を補強していない。 「投手に関しては大きな補強はしていません。前阪神のガンケル、ドラフト2位で社会人の大津亮介(日本製鉄鹿島)を獲ったくらい」(地元メディア) 先発投手、「ポスト千賀」は現有戦力で補えると考えているのだろう。 藤本博史監督が投手のことを質問されると、ほぼ毎回、名前を出していたのが、藤井皓哉だ。 「藤井はリリーフで55試合に登板しました。先発転向が決まっており、藤本監督も本当に期待しています」(プロ野球解説者) 藤井は奪三振率の高い右腕であり、その点では千賀と投球スタイルが似ている。また、経歴も異色だ。 「広島カープを一度クビになっているんです」(前出・同) 藤井は2014年ドラフト会議で広島に4位指名されたが、20年オフに戦力外を通告された。その後、独立リーグ・高知を経由し、ソフトバンクに拾われたのだが、「藤井獲得」を推したスカウトも55試合も登板できるとは思っていなかったそうだ。 「独立リーグ時代に覚えた変化球もあるみたいですが、スライダーとフォークを軸にしたスタイルは広島時代から変わっていません。苦労人で、努力もしているので、藤本監督も何とかしてやりたいと思ったみたい」(関係者) 藤井が先発ローテーション入りしたら、ソフトバンクの“もう一つの武器”である「育成」にも注目が集まるだろう。 「いや、近藤をFA喪失した日本ハムは人的補償を求めるつもり。ピッチャーを獲るってもっぱらです」(ベテラン記者) ソフトバンクは選手層が厚い。「28人まで」ではガードできない好選手も多く、状況次第では藤本監督が計算に入れている先発投手を“一本釣り”されるかもしれない。 先発陣の補強が「前阪神のガンケルだけ」なんてことにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月04日 10時50分
猪木ボンバイエで勝利の柴田勝頼「本当にお疲れ様でございました。あとは柴田がやります」
INOKI BOM-BA-YE×巌流島が、アントニオ猪木さんを追悼する『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』12.28東京・両国国技館大会を開催。メインイベントでは、新日本プロレス提供試合、UWFルール(頭部への攻撃は禁止)として、柴田勝頼が元UFCファイター、トム・ローラーと対戦した。 テレビ実況席には棚橋弘至がスペシャル解説で着席する中、『ザ・スコアー』が流れ、そのあとに元・新日本の田中ケロリングアナウンサーの呼び込みでローラー、柴田の順で入場。試合は中盤にローラーが柴田に対し、キックの連発から飛び膝をお見舞い。そして飛びつきのフロントネックロックで捕獲。柴田は何とか切り抜けるも、すかさずローラーは三角締めに連携。さらにオモプラッタから、柴田の両手足を締め上げる複合関節技を決める。柴田は必死にロープに逃れるも、これでロストポイントは4。あと1ポイントで負けと、絶体絶命のピンチに追い込まれる。 一気に行きたいローラーは、続いて豪快なエクスプロイダーを炸裂。そして掟破りのPKを狙うも、これを柴田は真っ向から受け止め、担ぎ上げてデスバレーボムを炸裂。さらにPKを食らわせると、一気にスリーパーへ。これをローラーが切り抜けようとすると、柴田は卍固めに移行。そのまま体勢は崩れるも、柴田がグラウンドで締め上げると、ローラーはギブアップ。柴田が一本勝ちを収めた。 試合後、柴田は「ありがとー!!!。えー、今日はアントニオ猪木に呼ばれて、ここに来ました。俺、6年前、約6年前、この両国でほぼほぼ死にかけて。でも、こうやって同じ両国のメインに、戻って来ることができました!。元気があればなんでもできる、その通りだと思います!。今日はありがとうございました!そして、会長!お疲れさまでございましたー!!。あとは小川(直也)総監督が締めると思いますので、よろしくお願いします。以上!」と言ってバックステージへ。 バックステージで柴田は「本当にお疲れ様でございました。あとは柴田がやります。みんな役割があると思ってて、自分にできることは自分がやる。ほかの人間がやれることはほかの人間がやっていけばいいと思います。プロレス界、格闘技界、カポエラ界?どこの世界でもアントニオ猪木ってそんな小さいモノじゃなくて、もっとデカいモノですよ」と猪木イズムの継承を誓った。◆INOKI BOM-BA-YE×巌流島『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』2022年12月28日東京・両国国技館▼新日本プロレス提供試合 UWFルール(30分1本勝負 無差別級)※頭部への攻撃は禁止○柴田勝頼(12分30秒 グラウンド卍固め)トム・ローラー●(どら増田 / 写真・山内猛)
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スポーツ 2023年01月03日 11時00分
ヤクルト・村上、球審の過剰ジェスチャーにブチギレ? 2022年のプロ野球、審判の言動が悪目立ちした背景は
野球伝来から150年という節目の年だった2022年のプロ野球。昨季日本シリーズでヤクルトに屈したオリックスがリベンジを果たし、26年ぶり5回目の日本一を果たすという劇的な結末だった。 その2022年シーズンではチームの勝敗や選手のプレーが日々注目されたが、ファンの間ではしばしば試合を裁く審判のことも話題に。今季は判定内容のみならず、態度・言動が問題視されたケースも頻発した。 4月24日・ロッテ対オリックス戦では、球審・白井一行審判がロッテ・佐々木朗希に突然詰め寄り問題となった。「3-0」とロッテ3点リードの2回裏2死一塁。佐々木は打席の安達了一に外角ストレートを投じたが、白井審判はこれをボールと判定。この間に一走・杉本裕太郎に二盗も許した佐々木は苦笑いを浮かべた。 すると、白井審判は佐々木の表情を問題視したのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄る。捕手・松川虎生がすぐに制止に入ったこともありそれ以上の事態にはならなかったが、ネット上では「選手に対するパワハラではないか」などと批判が殺到。同月26日にはNPB・井原敦事務局長が処分は考えていないとしつつも「別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をした」と、審判部内では白井審判への注意があった旨を説明している。 >>ロッテ・松川、“佐々木詰め寄り騒動”の裏側明かし驚きの声 「なんやお前」球審の言動に内心ブチギレ?<< 6月29日・阪神対DeNA戦では、一塁塁審・福家英登審判のジェスチャーが過剰だと問題視された。「2-2」と両チーム同点の2回表1死一塁。DeNA先発・石田健大は打席のガンケルに初球を投じる前に一塁牽制を行う。一走・長坂拳弥は足から一塁に帰塁したが、福家審判は一塁手・ソトのタッチの方が早かったとして、右手拳を上に振り上げアウトをコールした。 ところが、福家審判はこの後も一塁ベース上の長坂に近づきながらアウトのジェスチャーを4回連発。長坂は三塁側自軍ベンチの方へ顔を背けるなど困惑したような様子を見せていた。 9月11日・ヤクルト対DeNA戦では球審・岩下健吾審判の振る舞いがファンのみならず、ヤクルト・村上宗隆からもひんしゅくを買っている。1回表2死二塁、打席の村上はDeNA先発・大貫晋一が投じた内角スライダーを見送る。この球は村上から見て高さはベルト付近とゾーン内だった一方、コースはベース板の右端にかかったかどうかとかなり際どかったが、岩下審判はストライク・三振と判定した。 ただ、岩下審判は捕手のミットにボールが収まってから2秒ほど間を置いた後、右方向を向きながら左手握り拳をアッパーのように突き上げるジェスチャーで三振判定をコール。村上はコールの瞬間に岩下審判の方を振り向き数秒ほど凝視した後、三塁側自軍ベンチ方向を見ながら険しい表情を浮かべるなど不服そうな様子だった。 「審判の言動がファンの間で度々騒がれた今季ですが、シーズン序盤の4月に起こった“佐々木詰め寄り騒動”が影響した可能性はあります。この騒動は同月上旬に完全試合を達成し大きな話題となった佐々木が当事者の一人だったこともあり、各スポーツ紙はもちろんワイドショーなどでも取り上げられるなど球界内外で大きな問題に。また、ネット上では騒動に便乗してか、佐々木に詰め寄った白井審判を含めた複数の審判の過去の誤審疑惑、トラブルなどを蒸し返したり、評判の悪い審判の名前をまとめた“ブラックリスト”のような表を作ったりというファンも散見されました。こうした影響もあり審判に対するファンの目が厳しくなったということが、昨季以前も少なからずあった審判の問題行動がさらに目立つようになった一要因でもあるのでは」(野球ライター) 試合結果以上に審判の言動が注目されることもしばしばだった今季のプロ野球。2023年シーズンもこの流れは続くことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月01日 11時00分
大相撲、2023年初の大関昇進は若隆景? 正代・御嶽海に取って代わるか、“関脇以下最多勝”達成で期待高まる
2022年11月場所(同月13~27日)で大関・正代が関脇に転落、関脇・御嶽海が特例での大関復帰に失敗したことで、2023年1月場所は125年ぶりに1横綱(照ノ富士)・1大関(貴景勝)となる大相撲。ふがいない元大関たちに代わる新大関の出現が早急に求められている状況だが、有力候補の1人として期待が集まっているのが関脇・若隆景だ。 2022年の若隆景は「12勝3敗」で初優勝した3月場所を含め、11月場所前までに幕内トップの49勝をマーク。11月場所は「8勝7敗」とギリギリ勝ち越しだったが、2位で追っていた関脇・豊昇龍、平幕・琴ノ若(どちらも55勝)を振り切り、57勝で単独での年間最多勝力士となった。 >>大相撲、阿炎優勝の裏で誤審発生? 舞の海氏ら解説陣も疑問、阿武咲戦での物言いナシが物議「取り直しが妥当だろ」の声も<< 関脇以下の力士が年間最多勝となったのは、年6場所制が定着した1958年以降では若隆景が4人目。1人目は1960年の関脇・大鵬(元横綱/66勝)、2人目は1992年の関脇・貴花田(元横綱・貴乃花/60勝)、3人目は2019年の小結・朝乃山(元大関・現十両/55勝)という顔ぶれだ。 4名の年間最多勝獲得はいずれも当時の横綱・大関陣が今ひとつだったことが主要因ではあるが、それでも若隆景より前の3名は全員翌年に大関に昇進し、前年の最多勝が決して偶然ではなかったことを自ら証明している。大鵬に至っては新大関で迎えた1961年1月場所から5場所連続2ケタクリア、7~9月場所では連続優勝を記録し一気に横綱昇進という離れ業をやってのけた。 過去3名が全員結果を残していることもあり、若隆景についても2023年の大関昇進を期待するファンは多い。もちろん、本人もそのつもりで1月場所から全力で取組に臨むだろうが、昇進実現には立ちはだかる課題も少なくはない。 2022年の若隆景は年6場所全て勝ち越しと一定の安定感を示したが、序盤5日間に限っては6場所中4場所で負け越し(計14勝16敗・勝率.467)を喫している。6日目~千秋楽の成績(43勝17敗・717)と比べても、序盤の相撲に弱みを抱えているのは一目瞭然だ。 2017年3月の入門から2020年3月まで若隆景を指導した先代荒汐親方(元小結・大豊)は『日刊ゲンダイDIGITAL』(2022年10月13日付)の記事内で、「なぜ序盤で星を落とすのか、私にもよく分からないのがもどかしい」と、若隆景が序盤に弱い理由は元師匠の立場でも分からないとしている。それでも、取りこぼしのリスクを少しでも減らすために序盤は毎日仕切りの間合いを変える、場合によっては注文相撲も辞さないといった工夫を施す価値はあるだろう。 また、若隆景は慎重181センチ・体重130キロと幕内では小柄な部類ということもあってか、相手の突き押しを跳ね返せないまま屈する相撲も少なくはなかった。11月場所でも初日の平幕・高安戦で立ち合いかち上げからの強烈な突きを止めきれず敗戦という一番があったが、圧力に負けない馬力を得るためにさらなるビルドアップも求められるところだろう。 2023年1月場所で14勝以上をマークすれば、三役で直近3場所33勝以上という大関昇進目安をクリアする若隆景。14勝は厳しいにしても、3月場所以降に望みをつなげるために最低でも2ケタ10勝は欲しいところだが、貴乃花らに続く大関昇進を今年実現させることは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月01日 07時00分
『サンモニ』関口宏の関連発言が問題となるワケ 限界説の真相は
2022年も無事1年間放送された『サンデーモーニング』(TBS系)。日曜の朝、SNSで批判も見られる同番組だが、特に賛否あったのが関口宏のスポーツに対する発言だった。その一部を振り返ってみたい。 9月25日の放送では、当時王貞治氏が持つ1シーズン55号ホームランを放った後、打率が下がり不振に陥っていた東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手について、元福岡ソフトバンクホークスで平成唯一の三冠王を獲得した松中信彦氏が解説する。 >>『サンモニ』関口宏、女子サッカーに「弱い」と笑い 巨人入り松田選手には「わからない」失言連発で批判<< 理論派の松中氏だけに、かなり詳細に技術解説を行うが、関口は「素人にはよくわからない」と発言し、松中氏を驚かせる。さらに「気楽にやってちょうだいよ」とコメントした。 また、11月13日には、野球日本代表侍ジャパン対オーストラリア代表の試合で日本が連勝したことについて、「侍ジャパンが連勝するのは当然」「ただ、時々オーストラリアって逆らうんだよねえ」と発言。 さらにこの日は、福岡ソフトバンクホークスを自由契約となった松田宣浩選手を読売ジャイアンツが獲得したニュースに、「よくわからない、私には」と話したほか、日本女子サッカー代表がイングランドの親善試合に0対4で負けた件にも、「弱いねえ」とコメント。その発言が批判を浴びることになった。 「関口さんは元々スポーツに見識が深くなく、これまでにもゲストに不用意な発言をすることがありました。スポーツ選手に礼節を持つ張本勲さんがフォローしていましたが、いなくなったことで関口さんの不見識な発言が目立つようになってしまった。最近の言動や行動から“限界説”も出ていますが、『サンデーモーニング』のメインターゲットである視聴者層には関口さんの知名度は絶大で、他では視聴率を取れない。また、この番組の出演者は関口さんが事務所の会長を務める三桂所属のタレントが多く出演していることから、関口さんのいない『サンモニ』はあり得ません。彼が降板する時は、番組終了でしょう」(芸能ライター) 1987年から35年続いている『サンモニ』。2023年は、一体どうなるのだろうか。
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スポーツ 2023年01月01日 00時00分
本日、“村神様”の号外配布! ヤクルト村上「日本一を取り返しにいく」2023年の意気込み明かす、『Lark』アンバサダー就任
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が、ビジネスツール『Lark(ラーク)』のアンバサダーに就任。1月1日の日本経済新聞には、村上を起用した全段広告が掲載されている。 村上は、2022年に日本人最多となるシーズン56本のホームランを記録。史上最年少で令和初の三冠王に輝くなど、前人未踏の記録を次々と打ち立てた。また、“村神様”で昨年の流行語大賞を受賞し、注目を集めている。 >>ヤクルト・高津監督が村上絶賛コメントでファン驚き?「去年と違い過ぎ」物議醸した昨オフの酷評に再注目<< 『Lark』は、チャットを起点にメール・カレンダー・ビデオ会議・バックオフィス機能などを展開し、世界150以上の国と地域で活用されている、オールインワンのビジネスツール最終進化形。今回、挑戦し続ける村上に共感し、アンバサダーとして起用した。就任第1弾として、元日の日本経済新聞にて30段全面広告を掲載し、新しいことに挑戦する全ての人にNEW YEARメッセージを発信している。 “村神様”という言葉について村上は、「言葉を考えてくださったファンの皆さまだったり、取り上げてくださったメディアの方の功績が一番だと思います。そこで最後に賞をいただけたということで、その皆様にも喜んでいただけたのかなと思うので、そこが一番嬉しいですね」とコメント。 また、新年の抱負や目標を聞かれると「チームの3連覇と、昨年は目の前で日本一の胴上げされたので、日本一をもう一度取り返しにいくということを考えながら、どうやったらチームのためになるか、どうやったら良い成績を残せるか、どうやったら勝てるか、それを僕個人としても常に考えて、成績に関してもキャリアハイを毎年の成長として目標にしているので、去年の自分より1本でも1打点でも1厘でも多く打てるように頑張っていきます」と意気込みを明かした。 さらに、1月1日10時より、“村神様”の2023年初スイングとなる号外新聞が初詣の参拝客でにぎわう代々木駅、渋谷駅、浅草駅周辺、川崎大師駅周辺、京成成田駅周辺で配布が決定。村上の初公開となるビジュアルと、新年のスタートにふさわしいメッセージが掲載されている(枚数限定の為、なくなり次第配布終了)。
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スポーツ 2022年12月30日 11時00分
日本ハム・新庄監督が清宮育成に成功のワケ 栗山前監督とは決定的違い?“悪癖”払拭で30本クリアも現実味か
新庄剛志監督が就任した今季、「59勝81敗3分」でパ・リーグ最下位に沈むも投打共に若手の台頭が目立った日本ハム。中でも大きなインパクトを残したのがプロ5年目・23歳の清宮幸太郎だった。 清宮は今季開幕一軍入りを果たすと、そこから自身初めてシーズン終了まで一軍に帯同し、「129試合・.219・18本・55打点」とキャリアハイの数字をマーク。12月2日に行われた契約更改では1600万円増の年俸3300万円(推定)でサインした。 >>斎藤佑樹氏、日本ハム新球場の欠陥を見抜いていた? 過去の視察動画に再注目、“解釈ミス”も発覚遅れの原因か<< 清宮は契約更改後会見の中で、「僕が一番ホームランを打って打点を挙げて、ボスを胴上げするつもりで今取り組んでいる」と、新庄監督を優勝監督にするためにオフの調整に励んでいるとコメントしたことが伝えられている。就任直後から辛抱強く自身を指導しキャリアを上向かせてくれた新庄監督に強く恩義を感じていることがうかがえる言葉だろう。 清宮は早稲田実業高校時代に高校通算111本塁打(歴代1位)をマークした実績を引っ提げ7球団競合の末日本ハム入りしたが、入団1年目の2018年から2021年までは「230試合・.198・21本・73打点・126安打」と今ひとつ。伸び悩みの理由については様々な要因が考えられるが、周囲の意見を聞き入れない面があることも一要因とされていた。 実際、栗山英樹前監督(2012-2021/現侍ジャパン監督)も2021年開幕前に出演したテレビ番組内で「打つことに関してはすごく頑固なところがある。どう言っても聞き入れないんだろうなって(感じもある)」、「その時(言われた時)は『分かりました!』って言っても、次(に見た時は)全然違うことをやっている。(だから)『何のために言っとるんじゃワシ』みたいな(気持ちになる)」と清宮には手を焼いている旨を明かしている。 その栗山前監督から2021年10月末に指揮官の座を引き継いだ新庄監督は、翌月の秋季キャンプで清宮にダイエットを要求するも、清宮は「やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い」と渋る。ただ、新庄監督は「今もそんなに打球飛んでないじゃん」と説き伏せ、2022年2月の春季キャンプまでに10キロ減量させることに成功した。 就任早々に清宮に注文をつけた新庄監督は、2022年シーズン開幕後も「『打て』のサインを出しているのだから、結果を恐れずに一発で仕留めにいってほしかった」(4月5日・ロッテ戦)、「重盗であんなミスしてたら一生、上に上がっていけない」(5月25日・ヤクルト戦)、「これだけチャンスを与えて(打率)2割2分以下の選手は、やっぱりつかめなかったとしか判断できない」(9月12日・ロッテ戦)とたびたび清宮を酷評。それでも、二軍には落とさず一軍で使い続けた。 すると、清宮もこれに応えようとしたのか徐々に結果を出すようになり、同月26日のオールスター第1戦ではサヨナラ弾を放ちMVPを初獲得。その後も浮き沈みはありつつも数字を積み重ねキャリアハイの成績をマークする結果となったが、本人は10月上旬に「動きやすくなった実感はあります」とダイエットがプレーに好影響だったと語ったことが伝えられている。 栗山前監督は苦戦、新庄監督は成功となっている清宮への指導だが、両者の姿勢が明暗を分けたものと思われる。栗山前監督は2021年8月に同僚への暴力行為で出場停止処分を受けた中田翔の野球人生を閉ざさないため、巨人・原辰徳監督に直談判した上で無償トレードを実現させるなど情に厚い指揮官だった。 一方、新庄監督は就任1年目の2022年シーズンは使える選手を見極めるトライアウトの1年と位置づけ、時には懲罰交代も辞さないなどシビアな姿勢を打ち出している。栗山監督時代のような態度をしていては一瞬で居場所を失うと清宮が危機感を抱いたことで、新庄監督の指導が聞き入れられやすくなった面はあるだろう。また、どれだけ苦言・酷評を受けても腐らず練習・試合に取り組んでいる点を踏まえると、しかられることで伸びる反骨心のあるタイプだったともいえそうだ。 いい形でシーズンを終えたこと、来季から移転する新本拠地・エスコンフィールド北海道は前本拠地・札幌ドームより狭いことから、ファンの間では来季の清宮は入団当初から期待されていた打棒がついに覚醒するのではと期待が高まっている。新庄監督も秋季キャンプ中の11月中旬に「1年間の(札幌ドームでの)フェンス直撃の本数が12本か3本。それをプラスすると30本以上」と30本塁打クリアを期待したことが伝えられている。 新庄監督は新球場初年度の来季について、優勝以外は狙わないと以前から並々ならぬ思いを公言している。最下位からの優勝達成にはもちろん清宮の活躍も必要不可欠といえるが、「ボスを胴上げする」という言葉を実現するような数字をたたき出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月29日 11時00分
元大関・正代、来場所での特例復帰は絶望的? 白鵬も指摘の致命的問題、同僚引退でさらに悪化か
2023年1月8〜22日にかけて開催予定の大相撲1月場所。同場所に大関復帰がかかる正代に多くのファンが厳しい視線を向けている。 正代は2022年9月場所で「4勝11敗」と負け越し翌11月場所をカド番で迎えたが、カド番脱出に8勝以上での勝ち越しが求められる中、8日目終了時点で「4勝4敗」と前半から取りこぼしが頻発。後半もほとんど白星を増やせないまま、13日目の小結・玉鷲戦で8敗目を喫し負け越し・関脇転落が決定。最終成績は「6勝9敗」だった。 >>大相撲、正代陥落で125年ぶり異例事態発生!“急造大関”誕生の可能性アリ? 有力候補は豊昇龍か<< 角界では大関から関脇に転落した力士は、直後の場所で2ケタ10勝以上をマークすれば1場所で大関に復帰できるという特例措置が存在する。正代も2023年1月場所での2ケタクリア・大関復帰へ向け、冬巡業(2022年12月3~14日)に精力的に参加したことが伝えられているが、それでも特例復帰の前に立ちはだかる問題は解決できないとみる向きは強い。 正代は2014年3月場所で初土俵を踏むと、2015年9月場所で新十両、2016年1月場所で新入幕と初土俵から約2年で幕内まで昇進。その後は約4年間関脇~平幕中位を行ったり来たりしていたが、2020年9月場所で自身初優勝(13勝2敗)を果たしたことで大関に昇進した。 入門から約6年で大関まで出世した正代だが、その強さの一要因となっていたのが出稽古。正代が所属する時津風部屋は正代や豊ノ島(元関脇/現井筒親方)、豊山(元幕内)ら関取が豊富なこともあり、本場所前に足しげく通う他部屋の関取は多数。特に鶴竜(元横綱/現鶴竜親方)は時津風一門の部屋(井筒部屋・陸奥部屋)所属ということもあり、時津風部屋への出稽古が毎場所前のルーティンのようになっていたという。 ただ、角界では新型コロナの影響で2020年3月場所後から出稽古が禁止に。その影響もあってか、正代は新大関で迎えた同年11月場所で約1年ぶりに負け越し(3勝2敗10休)を喫すると、翌2021年1月~2022年11月にかけても勝ち越し7回(うち2ケタ2回)、負け越し5回と低迷し続け、結果大関の座を失うこととなった。 2022年1月場所中には、相撲協会公式YouTubeチャンネルの生配信に登場した白鵬(元横綱/現宮城野親方)が「(コロナ前は)時津風部屋に皆、出稽古いってましたね。そうすると正代がいろんな関取と稽古ができたと思うんですね。その貯金がちょうど今なくなってきてるのかなって感じがしますね」と指摘している“出稽古問題”。出稽古自体は2022年6月から再開されてはいるものの、翌7月場所~11月場所の正代の成績(10勝、4勝、6勝)を踏まえると、貯金は取り戻すまではまだまだ道半ばだ。 出稽古で追いつかない分は所属部屋での稽古で補う必要があるが、時津風部屋では11月場所後に豊山が引退し、部屋の関取が正代1人だけとなっている。そのため、同じ1人関取の玉鷲(片男波部屋)のように、一度に2人を相手に相撲を取るなどの工夫をしないと出稽古問題の悪化は食い止められない状況といえる。 2020年9月場所終了時点で直近3場所32勝(8勝、11勝、13勝/いずれも関脇)と、目安の33勝未満で大関に昇進している正代。一部からは昇進自体がそもそも間違いだったという厳しい声も上がっているが、2023年1月場所で特例復帰を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月28日 22時30分
ガンプロ渡瀬瑞基がSOG王座初挑戦でハートリー・ジャクソンをエルボー葬!「この素晴らしい景色を作ってくれたのはお客さん」
ガンバレ☆プロレスが27日、東京・後楽園ホールで年内最終興行『GIRI GIRI CHOP!2022』を開催。メインイベントでは渡瀬瑞基が、ハートリー・ジャクソンが保持しているスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑戦した。今年は年間4回の後楽園大会を開催したガンプロだが、7月10日には、過去最大規模の大田区総合体育館にも進出。その締めくくりとなった今大会のメインを託されたのが渡瀬である。 SOG王座は9.3東京・成増アクトホール大会で、今成夢人をジャクソンが破って団体外に流出。ジャクソンはまなせゆうな、勝村周一朗の挑戦を退けてV2に成功。そこに待ったをかけたのが渡瀬だった。渡瀬は昨年11月に「熱い試合がしたい」として、DDTから移籍。1年で同王座初挑戦まで辿り着く。 試合は、ゴングが鳴ると同時に走り込んでエルボーを叩き込んだ渡瀬は、トップロープ越えのトペ・コンヒーロを見舞うなど先制攻撃。パワーで勝るジャクソンに対抗するも、ジャクソンは2発目のジャンピング・パイルドライバーを決める。これを切り抜けた渡瀬はドロップキックから、ジャクソンを持ち上げて垂直落下式ブレーンバスター。正面からエルボーを連発。そして魂のエルボーを叩き込みカウント3。会場は騒然となった。 試合後、ジャクソンが自らベルトを渡瀬に手渡し、健闘を称え合った両者は握手を交わし抱擁。渡瀬が「ジャクソン、あなたは今はガンプロファミリーだ」と言うと、ジャクソンは「今日はワタセがナンバー1。ジャクソン、ガンバレファミリー。でも、ジャクソンは夢を持ってる。試合は楽しかった。ジャクソンはサヨナラ」と言って退場しようとすると、ガンプロ勢がリングに引き戻した。ジャクソンは「冗談。ジャクソン、ガンバレファミリー・フォーエバー」と笑顔を見せる場面も。 最後に渡瀬はこの日の出場選手をリングに呼び寄せると、「ガンバレ☆プロレスは熱かったですか?見に来てくれた方、元気、勇気、希望、夢を少しでも与えられたならば、僕たちプロレスラーは幸せです。皆さんも夢を持ち続けてください。僕たちは試合することしかできなくて、この素晴らしい景色を作ってくれたのはお客さんの皆さん」と涙ながら礼を述べると、選手全員で「ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス!」と叫んで、大団円となり今年のフィナーレを締めくくった。2023年は渡瀬を中心に動いていくことになりそうだ。◆ガンバレ☆プロレス◆『GIRI GIRI CHOP!2022』2022年12月27日東京・後楽園ホール観衆 442人▼スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合(60分1本勝負)<王者>●ハートリー・ジャクソン(17分20秒 エビ固め)渡瀬瑞基○<挑戦者>※エルボーバット。ジャクソンが3度目の防衛に失敗、渡瀬が第4代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年12月28日 19時30分
平幕・逸ノ城の稽古後コメントに「最悪幕下行き」心配相次ぐ 不祥事の裏で古傷悪化? 過去には日常生活にも支障
2020年11月、2021年8月にそれぞれ新型コロナ対策の協会ガイドラインに違反し外出・飲食したとして、26日に1場所出場停止処分を受けた平幕・逸ノ城。28日の稽古後に故障情報を明かし物議を醸している。 報道によると、逸ノ城は所属する湊部屋での稽古に参加した28日に取材に応じ、ガイドライン違反・処分について「ファンの皆さんに申し訳ないです。これからしっかり考え直していきたいです」と謝罪。合わせて、「腰の痛みが結構前からずっとあるんで、それを治しながら考えて稽古しています」と腰の故障を抱えていることを明かしたという。 >>平幕・逸ノ城の処分内容に「おかみ殴ったのに軽すぎ」怒りの声 阿炎・朝乃山と明暗分かれたワケは<< 逸ノ城は2場所連続勝ち越しで迎えた2022年5月場所を新型コロナ感染により全休するも、休場明けの7月場所で「12勝3敗」をマークし自身初優勝。しかし、翌9月場所は6勝、11月場所は4勝と一転して低迷している。 逸ノ城が明かした故障情報に、ネット上では「腰痛が出ててしかも長引いてるなんて知らなかった」、「痛めたとしたら優勝した7月場所の後か?」、「過去に何度も苦しんでる古傷がまだ再発したのか」、「3年前のケースみたいにまた歩けなくなるのでは」、「今後が不安過ぎる、最悪幕下行きもあり得るのでは」といった心配の声が寄せられた。 「逸ノ城は初土俵を踏んだ2014年1月場所から現在までに複数回、腰痛やぎっくり腰に見舞われています。2019年9月場所後の稽古中に痛めた際には一時歩行が困難になるなど日常生活にも大きな支障が出たそうで、翌11月場所も回復が間に合わず全休。この影響で2014年7月場所以来となる十両転落の屈辱を味わいました。腰痛頻発の原因としては力士の中でもトップクラスの体重(現在は関取最重量の212キロ)を持つことなどが考えられますが、出場停止の間に何らかの対策を打たなければ、処分明けの2023年3月場所以降も故障休場・成績不振のリスクが続き、最悪関取の座を失う可能性もあるのでは」(相撲ライター) 逸ノ城は東前頭7枚目で迎える予定だった2023年1月場所が出場停止・全休となったことで、翌3月場所は2020年7月場所以来の十両転落が確実な状況。短期間で幕内に返り咲くためには、今後約3か月の間にどれだけ腰のコンディションを戻せるかもカギになりそうだ。文 / 柴田雅人
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