社会
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社会 2023年03月24日 06時00分
元彼を19回刺した21歳女、逮捕されるも「夢だと思った」無罪を主張
犯罪者の中には言い訳をする者も少なくないが、海外では男性を刺したものの夢を理由に罪を逃れようとしている人間がいる。 アメリカ・ウィスコンシン州で、21歳の女が元恋人の男性を複数回刺して逮捕されたが、夢だと思ったとし無罪を主張した。海外ニュースサイト『Law & Crime』と『The Daily Star』などが3月8日までに報じた。 >>13歳少女ら8人、野生の群れのようにホームレス男性を刺し殺害 SNSで知り合ったか<< 報道によると、女は男性と同居していたという。2人は3年間交際していたが、1、2カ月前に破局していた。破局後も2人は一緒に住み続けていたが、男性はリビングのソファに寝ており寝室は別々だった。また2人の間に生まれたばかりの子どもも一緒に暮らしていた。 2月18日の朝方、女は目を覚ますと寝ている男性を家にあったハサミで何度も刺した。通報を受けた警察が同日午前8時頃に現場に到着。なお警察は「妹がおかしくなって彼氏が刺された可能性がある」と通報を受けたそうだが、女が姉妹と暮らしていたという情報はなく、女に姉妹がいたのかどうかは不明である。女が自ら姉になりすまして通報した可能性もあるが、警察は女に姉妹がいたのかも含め、通報者の情報を明かしていない。 通報を受けてすぐに警察が現場に到着。するとそこには血まみれの男性と、男性の横で泣き叫び、出血している傷口を手で多い圧力をかけて止血しようとしている女の姿があった。女は警察に「私は何かを見た」などと言っていた。 男性はすぐに病院に運ばれ手当を受けた。男性は背中、胸、顔、頭皮など至る所に傷があり、少なくとも19カ所を刺されていた。男性は傷を縫うなどしたが幸いにも命に別状はない。現場の状況や証拠などをもとに女は逮捕された。 3月6日、女の裁判が行われたが、女は心神喪失を理由に無罪を主張。女によると、事件当日の朝方6時半頃、女は子どもの寝つきが悪く目が覚め、リビングにあるベビーサークルの中に赤ちゃんを入れて、自身は再び寝室に戻って眠ったそうだ。 女はその後犯行に及んでいるが「再び目を覚ましたことは覚えていない」という。男性を刺したことに関しては「夢だと思った」と話し、リビングに「人間ではない恐ろしい人物がいて攻撃したのを覚えている」と述べている。女はその恐ろしい人物を殺そうとしてハサミを手に取ったが、気づくと男性を刺していたそうだ。男性が血まみれになっているのを見て圧力をかけて止血しようとしたと話している。 女は恐ろしい人物の姿を約6カ月間、見続けていたという。事件以前に女が精神的な問題を抱えて通院していた、もしくは薬を飲んでいたといった情報は現在までにないが、女は心神喪失による責任能力のなさを理由に無罪を主張して減刑を望んでいる。 リビングには子どももおり、男性は「特に子どもの目の前でなぜ女が自分を刺したのか分からない」と話している。事件の前日、男性と女は特にもめごとなど起こしていなかったが、男性は過去に何度も女と口論し、女について「虐待的であった」と話している。男性によると、何度か女に殴られていたことがあり、殺すと言われたことはなかったものの、日常的に脅されるようなことはあったそうだ。 女の判決は今後、決定される。現在女は精神鑑定を受けており、殺人未遂の罪で25万ドル(約3273万円)の保釈金で拘束されている。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「言い訳がクレイジーすぎる。無理がある」「夢だと思ったという言い訳で無罪になったらおかしすぎる」「女は明らかにうそをついている。最低」「もともと男性を虐待するなど殺そうとする兆候はあった」「男性の命に別状がなくてよかった。恐ろしい」「女はある種の薬を乱用していたのでは。私の知り合いもとある不眠症の薬を使用していて真夜中に奇妙なことをしていた」といった声が上がっていた。 精神鑑定をもとに今後、女の判決は決まっていくはずだが、男性を殺しかねなかった女の行動は重罪に値するといえよう。記事内の引用について「Woman accused of stabbing ex-boyfriend in his sleep 19 times with scissors and claiming it was a ‘dream’ now pleads insanity」(Law & Crime)よりhttps://lawandcrime.com/crime/woman-accused-of-stabbing-ex-boyfriend-in-his-sleep-19-times-with-scissors-and-claiming-it-was-a-dream-now-pleads-insanity/「Woman, 21, claims she was having ‘dream’ when she stabbed ex-boyfriend 19 times: docs」(The Daily Star)よりhttps://nypost.com/2023/03/08/wisconsin-woman-claims-she-was-dreaming-when-she-stabbed-ex/
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社会 2023年03月23日 23時00分
54歳男、駅の時刻表を盗んで逮捕 “盗り鉄”による犯行か
静岡県富士市のJR富士川駅で掲示されていた時刻表を盗んだとして、54歳の自称会社員の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。 警察によると、男は22日午前5時過ぎ、JR富士川駅を訪れると、構内に掲げられていた時刻表を盗んだ疑いが持たれている。現在のところ、認否や動機などは明らかにされていない。 JR東海によると、盗まれた時刻表は縦1.2メートル、横80センチで、下りホームに掲げられていた。男が盗みを働き、逃げようとしているところを駅係員が発見し、警察に通報。駆けつけた警察官が男を窃盗の疑いで逮捕したとのことだ。 >>56歳会社員、室蘭線の「行き先標」を盗み逮捕 フリマアプリにも怪しい出品「“盗り鉄”がいるのでは」の声も<< 動機は明らかになっていないが、特殊な駅時刻表を盗もうとしたという事実を考えると、鉄道マニアによる収集目的の犯行という可能性も否定出来ないだろう。 マニアが鉄道関係の物品を盗むケースは多々発生し、“盗り鉄”などと言われる。2020年11月には、北海道のJR室蘭本線の普通列車側面に掲示されていた行き先標を56歳の会社員が盗んだとして逮捕されている。また、今年2月には、JR北海道の特急「オホーツク・大雪」の「キハ183系」で使われている車両の座席表示プレートが複数枚盗まれていることが発覚。現在のところ、犯人逮捕の一報は入っていない。 この事件に、ネットユーザーからは「印刷会社に頼めばいいだけでしょう。なぜ盗もうとしていたのか」「時刻表の掲出は鉄道運輸規程で定められている。ない状態では法令違反なので、必死に捕まえたんだろうね」「時刻表を愛する気持ちは理解できるし、見ていて面白いけれど、盗むのはよくない」などの声が上がった。
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社会 2023年03月23日 22時01分
模倣犯も出てきた強盗犯の安直さと罪の重さ、得になることはなにもない
「ルフィ」と名乗る男がリーダーとする広域強盗事件が、マスコミに出るようになってから、しばらくたつ。このグループで逮捕された人は60人以上いるという。これまで捕まった末端のメンバーはSNSからの高額バイト募集だけでなく、有名な大手求人サイトを通じて闇バイトに関わるようになった人も多い。大手求人サイトの募集では「現場作業」「受け取り・配送スタッフ」「日給10万円以上」など誰でもできそうでしかも高額報酬。こうした求人に応募すると、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」に切り替えて連絡を取り合うよう指示される。その後、住所や家族構成などの個人情報を伝えてしまうと、後は「家族がどうなってもいいのか」などと、脅され抜け出せなくなる。グループにとって、実行犯は使い捨ての駒に過ぎない。犯罪白書によると、令和元年は全強盗犯のうち87.8%が逮捕されている。言ってみれば強盗は「ほぼ捕まる犯罪」なのだ。強盗で捕まると【5年以上の有期懲役】、強盗のときに相手を傷つけたら【無期または6年以上の懲役】、被害者を殺してしまったら【死刑または無期懲役】と、なる。さらに強盗の場合、原則執行猶予はつかない。例えば、軽い気持ちで万引きをして逃げようとしたとする。店員に止められ突き飛ばしてケガをさせた。この場合は【事後強盗致傷】となり、5年以上20年以下の懲役となる。もちろん原則執行猶予はつかない。強盗はそれほどの重罪なのだ。「高額報酬」に釣られて実行犯にさせられたら、驚くほど高いリスクを同時に抱え込むことになる。ルフィを名乗る広域強盗団が、報道されるようになってから、安直に強盗を行う犯罪が増えたが、おそらくほとんどの犯人は、強盗の罪の重さについて考えたこともないだろう。テレビやネットのニュースを観て、「強盗をすればすぐに金が入る」とマネをする。犯罪者の多くは、自分が捕まるということをあまり考えない。これは闇バイトの募集に応じた人も、強盗の模倣犯をする犯人も一緒のようだ。前述したように強盗のほとんどが捕まる。結果、5年~20年の実刑だ。強盗は割の合わない犯罪なのだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年03月23日 20時00分
28歳男、福岡から北海道を訪れストーカー行為 元交際相手に嫌がらせか
北海道上川地方に住む元交際相手の女性にストーカー行為をしたとして、福岡県春日市在住の28歳アルバイトの男が逮捕された。 警察によると、男は21日午後9時半過ぎ、北海道上川地方に住む20代の元交際相手女性宅に押しかけると、しつこく玄関のチャイムを鳴らすなどストーカー行為をした。その後、女性が警察に「元交際相手が来てチャイムを鳴らして帰らない」と通報。駆けつけた警察官が男の身柄を取り押さえ、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。 その後、男が福岡県春日市に住んでいることが発覚。遠路はるばる福岡から北海道を訪れ、元交際相手の女性に嫌がらせをしていた模様だ。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているとのことだ。 >>24歳男、交際女性に暴行しガムテープで巻き付け監禁「玄関で待っていて」と言われ激昂<< この事件に、ネットユーザーからは「福岡からわざわざ北海道まで来て執念深くストーカーとは驚き。傷害事件になる前に逮捕されてよかった」「福岡では残忍なストーカー事件があったばかり。ちょっとどうなんだという感じがする」「NHKのアナウンサーも北海道から東京に来てストーカーをしていた。異常なストーカーが急増している気がする」「とにかく怖すぎる」などと呆れの声が相次ぐ。 また、「女性にとってはこれで終わりではない。留置場に入っている間に逃げないと、また同じことになる」「女性は引っ越しをするしかない。どっちにしろやられ損という感じがする」「性犯罪やストーカーには被害者にだけでもGPS管理をして位置情報を公開するべきだと思う」などという意見も出ていた。
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社会 2023年03月23日 17時00分
ガーシー旅券返納命令に梅沢富美男「票入れた有権者も責任取らないと」発言で物議
23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、俳優の梅沢富美男が出演。外務省から旅券返納命令が出された元参議院議員のガーシー容疑者に投票した人に対し、「責任取らないと」と呼びかけ、物議を醸している。 今月15日に参議院で除名処分となったガーシー容疑者。翌16日には警視庁が常習的脅迫、名誉毀損、強要、威力業務妨害の容疑で逮捕状を取得し、国際手配する方針を示した。 また、23日になり、外務省がガーシー容疑者に旅券返納命令を出したことが判明。返納期限は4月13日で、命令に従わない場合は旅券が失効し、滞在先の国で不法滞在となる。 >>『ミヤネ屋』WBC特集に呆れ 中畑清氏の「反日感情強い国」韓国への発言も物議<< 『ミヤネ屋』ではこの報道を「速報」として扱った。このニュースにMCの宮根誠司は「この人はドバイにいて、国会議員になって国会になにか新風を巻き起こす、みたいな。『寝てるオッサンをたたき起こす』みたいなこと言ってましたけど、結局なんなんだろう?」と疑問を呈した。 また、梅沢も「なにもしなかったですね」と宮根に賛同。その上で、「この人に票を入れてくれた有権者もちょっと責任を取らないと、本当に。こんなことでよく当選したなって僕は思ってるんだけど」と呆れたようにコメントしていた。 しかし、このコメントにネット上からは、「有権者に責任取らせるのはおかしい」「一票の重さを知れ、とかならともかく責任はずれてる」「じゃあ他の不祥事起こした政治家の支持者も責任取らないと」「有権者に責任取らせるは草」「責任とるって何すりゃいいんだ」という呆れ声が集まっていた。
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社会 2023年03月23日 12時55分
松井市長宅侵入で逮捕の自称ジャーナリスト、直前の映像YouTubeで公開?「逮捕されて当然」呆れ声
17日、松井一郎大阪市長の自宅があるマンションに侵入したとして、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された自称ジャーナリスト・及川健二容疑者が、直前の映像をユーチューブに公開していたとしてネット上で話題になっている。 逮捕された及川容疑者は「日仏共同テレビ局France10」というユーチューブチャンネルを運営。チャンネルは「日本の情報をフランスに」「フランスの情報を日本に」と謳っているが、実際に公開されている動画は、政治家を攻撃するものとなっている。 及川容疑者は逮捕された17日に「進め!電波少年 松井一郎のオッチャン宅にハゲ増しに来た」というライブ配信をユーチューブチャンネルで敢行。その中で「本日お休みなので、松井一郎さんのマンションに、タワマンに来ております」と明かしていた。 >>配信中に現行犯逮捕のYouTuberに「全く反省してない」批判殺到 釈放直後の動画が物議<< 及川容疑者は「管理人さんに言って来た」と主張。カメラを回した理由について、「タワマンの大きさをご紹介申し上げたいと思います」と話していた。 動画内では、及川容疑者はマンション内をカメラを回しながら巡回。しかし、すぐに外に出て外観を撮影し、「これが松井一郎氏、おっちゃんのタワマンですね」と紹介。さらに、マンション隣にパチンコ店があることを指摘し、「なかなか不思議な感じですね」と話していた。 その後、及川容疑者は逮捕されたが、この行為にネット上からは「こんなのメディアのやることじゃないですわね。そりゃ逮捕されて当然」「高級マンションでこんなのやってりゃ普通に管理会社が動くだろ」「ばっちり犯行動画アップしてるのか…」「ひどすぎる」という苦言が多く集まっていた。記事内の引用について「日仏共同テレビ局France10」ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@france10tv
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社会 2023年03月23日 11時45分
橋下徹氏、高市大臣は「自衛隊の最高指揮官としては不適格」支持者に踊らされたと指摘
元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が3月22日のツイッターで、総務省の行政文書問題で揺れている高市早苗氏に関してコメントを行い、その内容が物議を醸している。 高市氏は、行政文書の内容を「捏造」などと否定しているが、総務省側が正式な文書だと認めたことにより、高市氏の分が悪くなっているのが現状だ。 こうした現状を受けて、橋下氏は「高市さんは完全に修正・撤退のタイミングを逃してしまった」とコメント。続けて、「『捏造』『議員辞職』は言い過ぎたと撤回・謝罪し、『不正確』一本で勝負すればよかったのに」と善後策を提言。このほか、「一部の支持者層に踊らされてしまった。自衛隊の最高指揮官としては不適格」とも書き込んでいる。 >>金子元議員、高市氏の文書問題「誰かが足を引っ張ろうとしている可能性」裏事情を指摘<< 橋下氏としては、高市氏は全てを否定するのではなく、文書の内容を巡って論争をすべきだったと提言した形だ。 これには、ネット上で「私もそう思います。高市氏はしなくてもいいケンカをする人だな、と今回のことで改めて」「本件は全く同意。内容は不正確と確信している部分もあるが、捏造は言い過ぎだったと言えば終わった話」「自分の立場を考えて冷静に対応できないことを国民が感じていて、政治家としての資質を問われても仕方ないと思います」といった共感の声が聞かれた。 その一方で、「これは的はずれな意見ではないか」「高市さんは自分の記憶と違うから捏造じゃないの?って終始一貫通しているけどね」「卑怯者に対して真実と信念を曲げない精神力を讃えたいが」といった橋下氏の意見に否定的な声も聞かれ、賛否両論を引き起こしている。 さらに、橋下氏が過去、テレビ番組で高市氏と論争しているため、「テレビの生放送で無様なほどに言い負かされて、醜態を晒した恨みを何時までもこういう形で発し続ける」といったツッコミも聞かれた。記事内の引用について橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo
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社会 2023年03月23日 06時00分
コロナ感染を恐れた母親、10歳息子を3年間家に監禁 警察の突入で解放
コロナ禍は我々に大きな影響をもたらしたが、ここにきて少しずつ普通の生活が戻りつつある。しかしながら新型コロナウイルスの発生以降、社会との関わりを完全に断った人がいるようだ。 インド・ハリヤーナー州で、現在33歳の女性が新型コロナウイルスに感染することを恐れ、約3年間、現在10歳の息子と共に家から一歩も出ず引きこもっていたことが明らかになった。海外ニュースサイト『The Independent』と『Mirror』などが2月26日までに報じた。 >>コロナ給付金で揉め、別居中の妻をナイフで刺して殺害 遺体を遺棄した男を逮捕<< 報道によると、事の発端は2020年。コロナの感染拡大によって同州がロックダウンしたことである。女性は元々コロナを恐れてパニック状態になっており、息子が家を出たら感染して死ぬと信じていた。そのためロックダウンをきっかけにコロナ感染を恐れて家から一歩も出ないと決めた。 ロックダウンが明けて夫は仕事に行ったが、女性は再び家に入ることを拒否した。夫はそれ以降、友人の家や親戚の家を転々とし、最終的には自宅の近くに別に家を借りた。女性が住む家の家賃と光熱費も夫が払い続け、食料は夫が調達して玄関の外に置いていたそうだ。コミュニケーションは取っており、夫は女性や息子とテレビ電話でしばしば会話をしていた。 2023年2月17日、夫は女性と息子がコロナ禍以降、家から出てこないと警察に相談。当初、警察は冗談だと思い夫の話を信じなかったが、夫がテレビ電話で女性に電話をし、警察に家の状態を見せるなどして警察が調査を開始。女性が息子と自宅に引きこもっていることを確認して、女性への説得を開始した。 2月22日、警察は女性と話したのちに、家の玄関を壊して家に突入。女性は説得に応じたと報じられているが、警察が玄関を壊した理由は不明である。警察は女性と息子を保護し、精神病院に運ばれた。現在も入院中で容体は不明であるが、深刻な状態だという情報はない。なお、母親は息子が家から出られないような細工を玄関などにしていたわけではないが、母親は息子に感染防止のために家から出ないように常々言い聞かせており、息子が自ら家から出ようとしたことはないようだ。息子の健康状態に問題はなく、食事はきちんと取っていたようである。 息子は家に監禁されている間、時間を費やすために家の壁に絵を描くなどしていた。またゴミは約3年間捨てられておらず、警察突入時、家の中はゴミだらけだったそうだ。母親が自分の髪と息子の髪を切っており、床には髪の毛が散らばっていた。カーテンが開けられることもなかったようだ。『The Independent』によると、息子は約3年間太陽を見ていなかったという。女性がカーテンを開けなかった理由は不明である。なお息子の学校側が何か行動を起こしていたという情報はない。 母親や息子のコメントは発表されていないが、夫は地元メディアの取材に対し「3年ぶりに息子を抱いた時、涙をこらえることができなかった。私は息子のひたいにキスをしたんだ。私たち家族がコロナ禍前のように戻ることを彼らと約束した」と話している。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「過剰すぎる反応。コロナは感染以上に怖いものだった」「コロナにかからないために3年間閉じ込めた末、結局病院に行くのでは本末転倒」「ゴミを捨てずにいたことが衝撃的。ドアからゴミを出せばいいのに」「息子がかわいそう。なんてひどい母親だ。母親には精神的な問題がある」「今回のことが原因で息子が母親と離されないか心配」「確かにコロナが最初にはやったころは私もコロナを怖がっていた」「夫が献身的」といった声が上がっていた。 コロナ禍で多少なりとも人との関わり方に変化があったという人は多いだろう。しかし今回の事件は極めて極端である。家族が元通りになることを望む。記事内の引用について「Woman locks herself and son in house for three years to avoid catching Covid」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/asia/india/gurgaon-woman-child-rescue-covid-b2288034.html「Mum locked herself and son, 10, in house for three years to wait out Covid pandemic」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/mum-locked-herself-son-10-29315913
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社会 2023年03月22日 23時00分
50歳男、23キロの尿をペットボトルに入れ投棄し書類送検「トイレに行くのが面倒だった」と供述
愛知県名古屋市緑区で、ペットボトルに入れた自分の尿を企業敷地内に大量に放棄したとして、50歳会社員の男が廃棄物処理法違反の疑いで書類送検。その動機に驚きが広がっている。 警察によると男は今年2月、自分の尿をペットボトルに入れ、緑区内の企業敷地内に紙くずや空き缶とともに捨てた。その量はなんと23キロにも及ぶそうで、かなりの重さがあったものと推察される。2月28日に通報があり、事態が発覚。ゴミの中に男の名前が記載された紙があり、特定された。警察によると男は容疑を認めているとのことだ。 >>46歳男、テニスコートで下半身を露出し寝そべって逮捕 午後6時半の犯行に呆れ声<< 異常な犯罪の動機はなんだったのか。男は投棄した企業とは別の会社に勤務し、寮生活を送っていて、「トイレに行くのが面倒」とのことで、トイレではなくペットボトルに放尿して溜めていたとのこと。部屋を片付けることを思いつくと、徒歩で尿入りのペットボトルやゴミを投棄していた。 異常すぎる行動に、ネットユーザーからは「トイレに行くのが面倒なのに、ペットボトルを捨てるために歩いている。意味がわからない」「自分で面倒くさくない住居に住めばよかったのに。部屋を借りることができないような人物だったのだろうか」「書類送検は当然。拾得物は落とし主がわかれば返さねばならない。尿を全て送り返してはどうか」と驚きの声が上がる。 また、「自分の家付近でもドライバーが残したと思われる黄色いペットボトルを見かける。こういうのも捕まえてほしい」「高速道路の下でもこういうのを目にしたりする。ペットボトルにするのは仕方がないかもしれないが、捨てるのはやめてもらいたい」という指摘も出ていた。
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社会 2023年03月22日 22時00分
大川隆法死す、信者数公称1100万人の幸福の科学のこれから
2023年3月2日、宗教法人『幸福の科学』の教祖、大川隆法氏が亡くなった。享年66歳。一説によると幸福の科学の総資産は2000億円もあり、生前から後継者争いがあったというから「まさか暗殺?」とも想像をたくましくしてみたが、教団からの死因の公表はまだない。『幸福の科学』の信者数は、公称1100万人、創価学会よりも信者数は多いと自称している。実際の信者数はどれくらいだろうと思い、いろいろ調べてみた。幸福の科学は『幸福実現党』という政党を持っており、2022年の比例区合計得票数は約15万票であった。と、すると信者実数はこれより数万票ほど少ないくらいかと思っていると、あるメディアが教組大川隆法氏の元妻大川きょう子氏と、離婚騒動さなか(2012年前後)の、きょう子氏によると「活動的な信者は3万人程度」であるという。しかしその後信者数は激減しているという情報もあり、大川隆法氏の長男大川宏洋(ひろし)氏によると、現在の活動的な信者実数は1万3000人程度であろうとのこと。まあガーシーでも30万票とったから15万票くらいは集められるのかもしれない。どうも大川隆法教組存命中から、信者数は急速に減っていたようだ。実際、SNSを通して元信者さんに聞いて見ると、「新しい信者はほとんど入ってこない。いまの信者は新宗教ブームの80年代90年代の人ばかり」ということらしい。80年代90年代は、オカルトや精神世界が流行っていた時代である。大川隆法氏も、霊からのメッセージを伝えるということで、当時の若者たちの心を掴んだのだろう。そしてこの時代に幸福の科学に入信した信者たちがずっとこの宗教団体を信じ、支えてきたということだろう。大川教組の著作を大量に買い、周囲や知人に配る。大川教組の著作といえば「守護霊の霊言」などで、実に多くの本を出版している。その数はなんでも合計3100冊以上だそうな。大川教組の著作活動は1985年からなので、年間81冊のペースで描き続けたということになる。その著作を信者たちが買って配るそうなのだが、それだけでも信者にとってそうとうな経済的負担になると思う。さてそんなカリスマ教組亡き後、教団はどうなるのか? 前妻のきょう子氏には5人の子どもがいるが。1人を除いて教団からは離れているらしい。教団に残っているのは、長女の咲也加氏のみであり幸福の科学職員で次期総裁候補であったが、大川教組が亡くなる直前に神戸支部に左遷されたそうだ。どうも大川教組の2番目の夫人であった大川紫央氏との後継者争いに敗れたらしい。左遷されたとはいえ、長女の咲也加氏は幸福の科学を辞めたわけではなくまだ職員である。後継者争いはまだまだ終わりそうにない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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