高橋由伸
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スポーツ 2023年06月20日 20時30分
巨人、“魔の8回”克服法は菅野中継ぎ起用? 原監督に由伸氏が大胆提案、「ローテ回らなくなる」の声も
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が19日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・高橋由伸氏(元巨人監督)が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で高橋氏は収録日(5月24日)時点でのセ・リーグ順位と、自身が開幕前に予想した順位がどれだけ合っているのか上原氏とチェック。その後、ここからのセ・リーグについて予想や展望を話した。 注目が集まったのは、収録日時点では右肘痛、コンディション不良によりまだ離脱中だった菅野智之の起用法についての発言。菅野は6月11日・ソフトバンク戦から先発として一軍復帰しているが、高橋氏は「(順当に)先発に入れるのか、それこそ8回行けとかね」とリリーフ起用もアリではと提案。上原氏は「言う!? 智之に」と驚いたように聞き返したが、高橋氏は「ダメなの言ったら? アリじゃないの? ここまでチームに迷惑かけてるんだから」となおも持論を続けた。 >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< 今季の巨人は“魔の8回”という呼び名がつくほど試合終盤の失点が続いており、5月下旬時点でもセットアッパーは固まっていない状況。高橋氏は「8回がなかなか収まりが悪いってなった時にはそういうのもアリなのかな」と、これ以上現状が長引くなら菅野を先発から回すことも選択肢の一つと主張した。 また、高橋氏は現役時代に先発・中継ぎ・抑え全てを経験している上原氏に「実際すぐにできるものなの?できない?(先発から)中継ぎ、抑えに」と質問。上原氏は「先発から行く分にはできると思うけどね。調整の仕方が難しいだけで、それをつかめば全然できると思う」と、シーズン途中であっても調整方法に慣れれば転向は可能と語った。 高橋氏の発言を受け、ネット上には「エース格の菅野をブルペンに回すのは大胆すぎる」などと驚きの声が上がった。一方、中には「1か月経った今はもうやる必要ないな」、「8回は中川(皓太)とかビーディとかが出てきてるしなあ」、「菅野配置転換したら今度はローテが回らなくなる」といった指摘も見られた。 「これといった投手の不在が続いていた巨人の8回ですが、6月に入ってからは中川やビーディといったリリーフの定着もあり、19日終了時点で8回が無失点だった試合は16試合中12試合と徐々に安定感が出てきています。一方、先発ローテーションは菅野、戸郷翔征、グリフィン、横川凱、山崎伊織、メンデスと6枠は埋まっているものの人員に余裕があるわけではない上、菅野、戸郷以外は一年通してローテでフル稼働した経験がありません。そのため、ここからよほどセットアッパー陣が不安定にならない限りは、菅野をリリーフに回す意義はあまりないのではという見方は少なくないようです」(野球ライター) 復帰後の菅野は6月11日・ソフトバンク戦で5イニング、同月18日・楽天戦で6イニングと徐々にイニング数を伸ばしていた。ただ、楽天戦中に右足に打球を受けた影響からか、20日に登録を抹消されている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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スポーツ 2023年02月14日 08時00分
高橋由伸、WBCでは大谷翔平選手に注目 現役時代の先輩の投資話も明かす
元プロ野球選手で読売巨人軍前監督の高橋由伸氏とフリーアナウンサーの馬場典子が11日、都内で行われた「NISAの日記念イベント ~資産所得倍増に向けて~」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 昨年11月に政府が「資産所得倍増プラン」を取りまとめ、令和5年度税制改正大綱でもNISAの恒久化・抜本的拡充などが明記されたことを踏まえ、日本証券業協会、日本取引所グループ、投資信託協会が「資産所得倍増プラン」を盛り上げようと企画した本イベントは、「NISAの日」(2月13日)の記念イベントとして開催され、一般参加者約150人が参加。冒頭、岸田文雄内閣総理大臣からのビデオメッセージも紹介された。 また、木原誠二内閣官房副長官、中島淳一金融庁長官、渋澤健(コモンズ投信 取締役会長)、永井浩二(野村證券 取締役会長)、松谷博司(投資信託協会 会長)の各氏も壇上に上がり、NISAについてのディスカッションを行った。 高橋氏は冒頭、3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について聞かれ、「世界一をめざして勝ってほしいです」と日本代表にエールを送った。参加選手の中では大谷翔平選手に注目しているようで、「世界の中でもナンバーワンと言っても過言ではない大谷選手を日本で見れるのは嬉しい」と述べ、「日本のプロ野球からも村上宗隆や山本由伸が出場しますが、世界のトッププレイヤーとどう戦うか注目したいです」と村上ら国内で活躍する選手にも期待を寄せた。 NISAに絡め、資産運用について聞かれると高橋氏は「私の仲間も向こう(アメリカ)で戦ったりした者がいます。その彼らに運用の話を聞くことがあります。アメリカに渡ると運用は当たり前のことなんだなと思いました」とコメント。だが、実際にプロ野球の現場で資産運用の話題などはあまりしにくいとも述べ、「お金の話は選手間でなかなかしにくいんです。プロ野球選手も入団した時に指導を受けたりした方がいいのではと思います」と野球選手にもっと資産運用についての知識を持ってほしいと呼びかけた。 高橋氏は「現役時代は、先輩たちが、投資について話すのをロッカーの中で聞いたことがあります。でも、なかなかそれについて、深くこちらから尋ねたり聞いたりはしづらいという雰囲気でした。興味はあっても聞けないというところで、もっと話を聞いておけばよかったと思います」と現役時代のエピソードも回顧。「聞いたらやらないといけないのかなとか、あまりそういう方面に入り込んでいけないのではと勝手に思い込んでいたところがあったんです。もっといろんな人の話を聞いて判断していくことが大事なんでしょうね」と話す。 馬場アナはそんな高橋氏に、資産運用などの情報の集め方を取材経験を踏まえて紹介。「私はそういう情報は新聞や既存メデイアから集めます。SNSで登録している媒体の記事なんかも見ます。あとはローラー作戦です。いろんな人に話を聞きます。誰かに寄りかかるのではなく自分でしっかり考えていくのが大事です」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年09月24日 11時00分
西武・内海、引退後は巨人帰還か 4年前にも問題発言、激怒した恩師の残留要請も響かず?
19日に行われ、西武が「4-6」で敗れた楽天戦。試合後に自身の引退セレモニーに臨んだ西武のプロ19年目・40歳の内海哲也の表情がネット上で話題となった。 内海は同セレモニーに登場した恩師・堀内恒夫氏(元巨人監督)から「一人でも多くの第2、第3の内海を育ててほしいと思います。それもこの、西武ライオンズでやってほしいと思っております」と指導者としての“残留”を求められたが、一瞬口角を上げた後すぐに真顔に戻るなど何とも言えない表情を浮かべる。ネット上には「表情見る限り、やっぱり巨人に戻るつもりなんだろうか…」、「来年からは専任コーチで…と願ってたけど結局古巣に帰りそうで悲しい」といった退団を覚悟する西武ファンのコメントが少なからず見られた。 内海はこれまで巨人(2004-2018)、西武(2019-2022/2022は兼任コーチ)でプレーし、通算で「335登板・135勝104敗2ホールド・防御率3.24」といった成績をマーク。西武では左腕故障の影響もあり「11登板・2勝3敗・防御率4.50」と目立った成績は残せなかったが、実績豊富で練習姿勢も真摯な模範的存在として多くの若手に慕われている。 「内海は巨人時代から人望が厚く将来の幹部候補との呼び声も高い貴重な人材でしたが、2018年オフに西武・炭谷銀仁朗(現楽天)のFA獲得に伴う人的補償として西武に移籍。同年の内海は5勝と今ひとつに終わったこともあり、球団は若手のプロテクトを優先したとされていますが、巨人ファンは『こんな形で功労者を失うのはあり得ない』と大バッシング。これに慌てたのか、当時の球団首脳は『いつの日か、再び戻ってきてくれることを期待しています』と将来的な復帰に言及。内海本人も移籍コメントの中で『将来的に巨人に帰ってこられるように』と復帰を示唆しましたが、今度は西武ファンから『来る前から戻ること考えてる選手はいらない』と批判が上がりました」(野球ライター) 西武ファンが問題視した復帰示唆については、堀内氏も2018年12月21日に投稿した自身のブログで「気持ちは痛いほどわかるよ でも今はそんなこと言っちゃダメよ、内海」、「西武に骨を埋める 西武のユニフォームで現役を終える 今はそういう気持ちを持って行かなくちゃな」と苦言を呈している。こうした声を真摯に受け止めたのか、西武入り後の内海は巨人への未練は一切感じさせずにキャリアを過ごし、結果的に多くの西武ファンから「引退後も西武に残って」と求められるまでになった。 ただ、堀内氏の呼びかけに見せた微妙な表情から、引退後は西武には残らず巨人に帰る可能性の方が高いのではと感じたファンは少なくなかった様子。また、堀内氏の直前に登場した高橋由伸氏(前巨人監督)の「テツ、また一緒にやるか?」という呼びかけに、内海が満面の笑みで頭を下げて応えていたことも巨人復帰説を強めているようだ。 4年前の発言通りに巨人に復帰するのか、西武に残り引き続き後進の指導にあたるのか、はたまた指導者ではなく解説者などに転身するのか。今オフの内海の動向は大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2021年10月21日 19時55分
巨人・亀井の引退、由伸氏が前日に“匂わせ”?「完全に口滑らせてる」中井引退セレモニーでのメッセージに指摘集まる
2005年のプロ入りから巨人一筋でプレーし、昨季までに「1321試合・.259・98本・445打点・1029安打」といった通算成績を残しているプロ17年目・39歳の亀井善行。21日、球団は亀井が今季限りで現役を引退することを発表した。 球団公式サイトはこの日、「亀井善行選手が21日に記者会見し、今季限りで引退することを明らかにしました」と亀井の引退を発表。「『いいプレーができない』『思い通りのバット軌道を描けない』と感じ、5月頃には既に引退を決意していたことを明らかにしました」と、亀井が会見で語った引退理由も掲載されている。 今季の亀井は開幕戦の3月26日・DeNA戦で代打サヨナラ本塁打を放つなど開幕直後は好調だったが、4月上旬からは一転して不振に陥っており、10月20日終了時点の成績は「91試合・.216・3本・17打点」と今ひとつ。引退会見を伝えた報道によると、亀井は昨季終盤に左股関節を故障した影響で患部にまひが残っており、状態が上向く兆しが見えなかったため5月の引退決意に至ったという。 >>巨人の“ベテラン軽視”に「何たる仕打ちか」ファン激怒 亀井・陽は命拾いも…FA補強が仇となった大騒動<< 亀井の引退を受け、ネット上には「今月も普通に一軍の試合には出てたのに引退するなんてビックリ」、「長年貢献してくれた亀井がいなくなるのは寂しいけど、裏でそんな故障を抱えてるならやむを得ないか…」、「まだシーズンは残ってるから、もし出場機会があるようなら最後の輝きを見せてほしい」と驚きや惜別の声が寄せられている。 一方、「昨日由伸がそれっぽいこと言っててまさかって思ってたけど本当だったとは」、「中井へのビデオメッセージでの高橋の発言はやっぱり伏線だったのか」、「今由伸コメント見返してみたけどこれ完全に口を滑らせてるな」と、亀井とは同僚・監督の間柄で共に巨人で戦った高橋由伸氏(前巨人監督)を絡めたコメントも複数挙がった。 「高橋氏は20日・巨人対DeNA戦後に行われた元巨人(現DeNA)・中井大介の引退セレモニーで球場内に流されたビデオメッセージに登場しましたが、その中で『一緒に自主トレしていたメンバーがこれで全員ユニフォームを脱いだのでちょっと寂しい思いもあります』と発言。高橋氏の自主トレ主要メンバーには中井、脇谷亮太氏(現巨人スカウト)、隠善智也氏(現巨人二軍マネージャー)と共に亀井も含まれているため、一部ファンの間では『え? 亀井はまだ現役では?』と物議を醸していました。一夜明けて亀井の引退が発表されたことで自主トレメンバーは正式に全員が引退決定ということになりましたが、一部ファンの間では高橋氏は事前に知らされていた亀井の引退を、発表前日に意図せず漏らしてしまっていたのではないかという見方が浮上しています」(野球ライター) 報道では原辰徳監督には9月上旬に引退の意向を伝えたと報じられている亀井。前監督である高橋氏にも、原監督と同じように事前に引退の旨を報告していたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式サイトよりhttps://www.giants.jp/top.html
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スポーツ 2021年09月04日 11時00分
元巨人監督・高橋氏、伝説のホームラン裏側明かす セ史上初快挙をもたらした推察力に「常人離れし過ぎ」驚きの声
野球解説者の井端弘和氏(元巨人他)が8月30日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の高橋由伸氏(元巨人監督)がゲスト出演。現役時代に記録した“開幕戦初球先頭打者ホームラン”にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で高橋氏は、巨人一筋(1998-2015)でプレーした現役時代の中で強く印象に残っているバッティングをテーマにトーク。2003年7月6日・中日戦で放ったサヨナラホームランの裏に井端氏の言葉があったというエピソードとともに、2007年3月30日・横浜(現DeNA)戦で放った“開幕戦初球先頭打者ホームラン”の裏話を語った。 >>巨人首脳の一声で選手の現役生命が縮んだ? 井端氏が初告白、由伸氏との“同時引退”の裏話に驚きの声「布石があったのか」<< 当時プロ10年目・31歳だった高橋氏は「1番・右翼」でスタメン出場した同戦1回表に、横浜先発・三浦大輔(現DeNA監督)が投じた初球のスライダーを強振。打球は右翼席に飛び込む先頭打者ホームランとなったが、開幕戦での初球先頭打者ホームランはセ・リーグでは史上初、両リーグ通じても1970年の山崎裕之(ロッテ)以来37年ぶりの快挙だった。 同戦に臨むにあたり、初球から積極的にスイングしていくことは決めていたという高橋氏。ただ、「ボテボテ(のゴロ)とか、変なバッティングは嫌だな」という思いもあったため、強い打球を打つ確率を高めようと、あらかじめ三浦が初球に選択する球種を絞っていたという。 三浦はストレート、スライダー、カーブ、フォークの4球種が主な持ち球だったが、高橋氏はまず「開幕戦よーいドンでカーブはないだろう」と、シーズン1球目に緩い変化球であるカーブを選択することはないと予想。続けて、「『(初球から)打ってくるだろう』という想定の元、ストレートもないだろう」と、安易にストレートを投げてくる可能性も考えにくいと読みから外したという。 さらに、フォークについても「ワンバウンドになったらちょっと嫌なんじゃないか」と、ボール球になった場合にその後の配球が組み立てにくくなるリスクを嫌うのではと選択肢から除外。最終的に「一番ストライクが取れて無難なのは、外からのスライダー(ではないか)」、「インコースの投げミスの方が向こう(三浦)は嫌がるんじゃないか、外からの方が無難に思うんじゃないか」と、外角から曲がってくるスライダーを選択するのではという結論に至ったという。 いざ迎えた開幕戦の第1打席では、外から真ん中に曲がってきたスライダーを捉えスタンドにたたき込んだ高橋氏。「そういう根拠を立てた(結果の)ホームラン(だった)。(今でも)自画自賛(のバッティング)」と振り返った。 高橋氏の発言を受け、ネット上には「来た球に無意識に反応した結果だと思ってたけどそんな伏線があったのか」、「そこまで球種を読み切るのは常人離れし過ぎだろ、いざ来た球を1球で仕留めたのも凄いわ」、「シーズン初打席からこれだけ読みが冴えてたんだからその後の暴れっぷりも納得」といった反応が寄せられている。 「高橋氏は前年の2006年は右足首痛、左脇腹肉離れと相次ぐ故障に泣き『.260・15本・51打点』と今ひとつの成績に終わりましたが、迎えた2007年に当時の原辰徳監督は小笠原道大(現日本ハム一軍ヘッド兼打撃コーチ)、李承燁、二岡智宏(現巨人三軍監督)、阿部慎之助(現巨人二軍監督)と強打者を多数擁していることなどを理由に、それまで主軸を務めてきた高橋氏を1番打者に抜擢。当時のファンからは『フル稼働するか怪しい由伸に1番任せて大丈夫なのか』、『変に出塁しようとして打撃を崩すのでは』と開幕前は疑問の声も挙がっていましたが、高橋氏は開幕戦での“一発回答”でファンの不安を払しょくしました。なお、高橋氏はその後のシーズンでプロ野球新記録となる9本の先頭打者ホームランをマーク。シーズン成績も『.308・35本・88打点』と前年を大きく上回り、ベストナインやゴールデングラブ賞にもそれぞれ選出されました」(野球ライター) 2007年以降、パ・リーグでは2021年に楽天・辰己涼介が開幕戦初球先頭打者ホームランを達成したが、セ・リーグでは今季まで該当選手は出ていない。歴史的一発を呼び込んだ読みの鋭さに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年08月29日 11時00分
巨人首脳の一声で選手の現役生命が縮んだ? 井端氏が初告白、由伸氏との“同時引退”の裏話に驚きの声「布石があったのか」
野球解説者の井端弘和氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2015年の現役引退にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>元巨人・井端氏、二軍監督の理不尽な仕打ちに「頭にきた」 試合中に受けた予想外の指導を明かす<< 今回の動画で井端氏は中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)でプレーした現役時代の思い出について、ゲスト出演した野球解説者の高橋由伸氏(元巨人監督)と共にトーク。中日時代に高橋氏からもらったグラブで試合に出場したというエピソードや、巨人時代にベンチ内で高橋氏としばしば交わしていたという会話の内容などを語った。 その中で、井端氏は当時プロ18年目・40歳だった2015年10月の引退表明前に、巨人・堤辰佳GM(当時)から選手兼任コーチのオファーを受けていたことを明かす。具体的な日付やコーチとしての指導内容には触れていないが、シーズンの8月に堤GMから「来年(は)兼任で(どうか)」と打診を受けたという。 井端氏は同年から打撃コーチを兼任していた高橋氏が大変そうにしていた様子を間近で見ていたため、「変なもんが来たなあ…」と内心困惑。ただ、兼任コーチの打診を受けたことをきっかけに、自身の身の振り方について考えるようになったという。 その後「兼任でやった方がいいのかな」、「やめた方がいいのかな」としばらくの間悩んだ結果、徐々に引退する方向へ気持ちが固まっていったという井端氏。高橋氏の引退・監督就任が決定した10月末には、自身も同年限りで引退する決心はついていたと語った。 井端氏の発言を受け、ネット上には「引退前に兼任コーチのオファーを受けてたのは初めて聞いた」、「当時は由伸の電話が引退の引き金っていわれてたけど、実際はGMの打診っていう布石があったのか」、「後を追うようにすっぱりと辞めたのはちょっと不思議だったが、その前から引き際を考えていたのなら納得」といった反応が寄せられている。 「高橋氏の引退・監督就任が決定したのは、ヤクルトに敗北したCSファイナルから6日後の2015年10月23日。同年の高橋氏は代打打率『.395』と代打の切り札として活躍していたことから、一部からは選手兼任監督としての指揮を望む声もありましたが、高橋氏は選手兼任コーチの仕事がよほど大変だったのか『引き受けるなら(選手)兼任はない』としてユニフォームを脱ぎ専任監督となりました。井端氏は高橋氏の監督就任から一夜明けた翌24日に、自身も引退することを電撃表明。同日の引退会見で『(前日に高橋氏から)「監督を引き受けることになった。よろしく」という短い内容の電話をもらった。(その)電話を切ってすぐにやめようと(決めた)』と語ったことから、当時ファンの間からは『あまりにも決断が早すぎないか?』、『同級生の由伸が孤独にならないよう気を遣ったのか』と疑問の声も挙がっていました。そのため、GMからのオファーをきっかけに前々から引退を考えていたという今回の話に驚いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 井端氏は引退翌年の2016~2018年にかけ一軍内野守備走塁コーチとして高橋政権を支えると同時に、2017年9月からは侍ジャパンでも内野守備走塁コーチを務めるなど指導者として順調にキャリアを積んでいる。ただ、2015年の兼任コーチ打診がなければ、その後のキャリアはまた違ったものになっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年07月03日 11時00分
巨人監督が敵ルーキーの活躍に仰天「あの選手は何者だ」 大慌てでデータを確認、無名時代の佐野が起こした珍事とは
29日に行われたDeNA対中日の一戦。「3-2」でDeNAが勝利(6回裏降雨コールド)したこの試合で、DeNAのプロ5年目・26歳の佐野恵太が見せた行動は多くのプロ野球ファンの話題を呼んだ。 神宮球場で行われた同戦は17時45分に試合が開始されたが、3回裏途中の18時30分に雨天により一時中断。その後18時47分に試合は再開されたが、この間佐野は再開後の攻撃に備えてか、表紙に「D投手分析資料」と書かれた非売品とみられる冊子をベンチ内で熟読していた。 >>DeNA・佐野、雨天中断中のベンチ映像で話題に 「何書いてるのか気になる」読み込んでいた極秘資料とは<< 中継カメラに偶然映し出された佐野の姿を受け、ネット上には「中断中の時間を相手の分析に充てるなんて真面目だな」、「どんな感じでデータがまとめられてるのか気になる」といった反応が寄せられた。一方、「由伸に『こいつは誰だ』って感じで名鑑見られてた佐野が見る立場になるとはなあ」、「佐野もあの時の由伸みたいに目に留まった選手がいたりしたのかな」とのコメントも見られた。 プロ野球の試合では、試合中に選手が資料や選手名鑑に目を通す光景は少なからず見受けられる。また、プロ入りから間もない若手や突然ブレークした選手が試合に出てきた際は、1人だけでなく複数の選手が一斉に資料や名鑑を手にとることもある。 佐野は今でこそDeNAを代表する打者として知られているが、2017年のプロ入り当初はドラフト9位での入団だったこともありほぼ無名だった。しかし、その無名の新人時代に、当時の巨人・高橋由伸監督をバットで驚かせたことがある。 2017年2月25日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われたDeNA対巨人のオープン(OP)戦。4回裏の守備から途中出場した佐野は、6回表1死で迎えた第1打席でソロ本塁打をマーク。同打席は佐野にとってOP戦初打席だったが、球団新人選手のOP戦初打席本塁打は1994年の波留敏夫以来23年ぶりの快挙だった。 佐野はこの一発にとどまらず、8回表1死の第2打席でも二塁打を放ちチャンスを演出。すると、この直後に高橋監督はどこからか『スポニチプロ野球選手名鑑 2017』(スポーツニッポン新聞社)を持ち出し、「あの選手は何者だ?」というような表情で名鑑を熟読。これを受けネット上には「佐野があまりにも打つから由伸がめっちゃ困惑してる」、「他球団のドラ9選手はさすがにノーマークだったのかな」といったコメントが挙がった。 試合はその後「5-3」でDeNAが勝利したが、報道陣を通じて高橋監督が選手名鑑を手に取っていた旨を伝えられた佐野は「こんな奴がいたんだと思われてうれしい」とコメント。自身のバットが高橋監督を驚かせたことを率直に喜んだ。 その後の佐野は2017年に「18試合・.095・0本・1打点」、翌2018年に「73試合・.230・5本・14打点」と最初の2年は苦しむも、2019年に「89試合・.295・5本・33打点」と規定未到達ながら3割近い打率をマーク。さらに、2020年は「106試合・.328・20本・69打点」と打撃3部門でキャリアハイの数字を残し、自身初のタイトルとなる首位打者を獲得するなど大ブレークを果たした。 今季も29日終了時点で「74試合・.316・6本・25打点」と3割以上の打率をマークしている佐野。無名の立場からチームの看板打者まで大成したことを感慨深く思っているファンは多いのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月18日 21時45分
「飛沫はダメ!」審判から猛注意、恒例パフォーマンスも封印!『ドリームマッチ』元阪神・掛布氏がMVPに 石原さとみの今年の投法は?
飲料メーカー大手「サントリーホールディングス」は17日、『サントリードリームマッチ2021』を東京ドームで開催。球史を彩った往年の名プロ野球選手たちが、「ザ・プレミアム・モルツ球団」と「ドリーム・ヒーローズ」の2チームに分かれ熱戦を繰り広げた。 >>全ての画像を見る<< 『サントリードリームマッチ』は“夢や感動を伝えたい”という思いで1995年から開催され、今回で25回目を迎えたプロ野球OBたちによるエキシビションマッチ形式の試合イベント。昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受け中止となったが、今年は無観客試合という形ながら2年ぶりに開催が実現。試合の模様はBS日テレ・日テレジータス(CS)で生中継された他、今年からは自分の好きなアングルを選んで視聴できる体験型映像「プレミアムオンラインビューイング」の観戦チケット(3950円)も新たに販売された。 今年のイベントはモルツ球団が2019年まで続ける6連覇をヒーローズが食い止められるかが最大の見どころ。また、上原浩治(元巨人他)、五十嵐亮太(元ヤクルト他)と2名の初参戦選手がどのようなプレーを見せるのかも大きな注目を集めた。 試合前の始球式には、2014年から6回連続で始球式を務めている女優・石原さとみが登場。石原は2014年のサウスポーから始まり、マサカリ投法、トルネード投法、サブマリン投法、二段モーション、ノールック投法と毎年異なる投法を披露し観客を楽しませているが、今回は斎藤雅樹(元巨人)のフォームを再現したサイドスローを披露。ただ、結果はワンバウンドのボール球となり、「悔しい~できると思ったのに~」と残念そうにマウンドを後にした。 試合では初回、モルツ球団・掛布雅之(元阪神)がヒーローズ先発・斎藤からタイムリー二塁打を放ち先制。さらに、モルツ球団は2回裏に岡島秀樹(元巨人他)を攻め立て3点を挙げると、4回裏には下柳剛(元阪神他)からも3点を奪った。 7点リードと勢いに乗るモルツ球団は5回裏2死、打席の桧山進次郎(元阪神)がカウント「1-2」と追い込まれたところで桧山に代わり、川藤幸三(元阪神)を代打に送る強気の采配を見せる。ここで川藤は口に含んだビールをバットに吹きかける恒例のパフォーマンスを披露しようとするも、審判から「飛沫はダメ!!」と書かれたボードを突きつけられ不発に終わってしまった。 川藤を抑え代打策をしのいだヒーローズ側は直後の6回表、ラミレス(元DeNA他)が岩本勉(元日本ハム)からタイムリーを放ち1点を返す。2015年以来の出場となるラミレスにとっては、実に6年ぶりの安打・打点となった。 6回裏、7回表とスコアは動かず迎えた7回裏、打席に入った和田一浩(元西武)がギャオス内藤(元ヤクルト他)の投じたビーンボールに激高。ヘルメットを脱ぎ捨てマウンドに詰め寄ると、捕手・小田幸平(元中日他)もヘルメットを外して制止に走り、さらには帽子を取った審判もマウンドへ駆け寄った。これは頭髪の薄い選手・審判がマウンド上で一堂に会するという“お約束芸”だが、今年は審判が「飛沫はダメ!!」、「密はダメ!!」というボードを掲げ即座に解散させた。 試合再開後6点を失ったヒーローズは、8回表にラミレス、片岡篤史(元阪神他)の連続タイムリーで2点を返すも反撃はここまで。最後はラミレスが9回表2死から登板した上原に左飛に打ち取られ、試合は「13-3」でモルツ球団が7連覇を達成した。 試合後、先制打を含め「4打数2安打・2打点」をマークした掛布がMVPに選ばれ、「5打数2安打・2打点」のラミレス、「5打数3安打・3打点」の宮本慎也(元ヤクルト)が敢闘賞、高橋由伸(元巨人)が「こだわり酒場のレモンサワー賞」をそれぞれ受賞。お立ち台に上がった掛布は「まさか私が(MVPを)獲れると思ってませんでした。斎藤君が打ちやすいところに投げてくれました」と謙遜しつつ喜びを表明。宮本も「良かったです。中学生を教えているので、見られてたらマズいんで一生懸命やりました」と満足感をにじませた。 一方、ラミレスは「上原さんのフォークを期待していて、その通りになったのですが、ホームランを何とか打ちたかったが、彼の方が一枚上手でした」とコメント。9回表に上原に抑えられた悔しさをうかがわせた。 本イベントで選手が着用していたユニフォームは試合後に直筆サインが入れられ、チャリティーオークション(5月31日11時~6月6日23時頃までを予定)に出品される予定となっている。同イベントおよびチャリティーオークションの売上金の一部は、復興支援活動と子どもたちの野球教室開催のために寄付されるとのことだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月12日 21時30分
高橋由伸氏、もう一度巨人監督に?「そんな形で終わっちゃいかん」藤川氏が球団に“再登板”要請も賛否
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が10日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、阪神SAで野球解説者の藤川球児氏(元阪神他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 今回の動画で藤川氏は、自身が思う巨人の歴代ベストナインを9ポジション・11名(投手は先発・中継ぎ・抑えの3名)発表しそれぞれの選手についてトーク。上原氏を先発部門に選んだ理由や、中堅部門に選んだ松井秀喜氏の打席での怖さなどについて語った。 その中で藤川氏は、左翼に選んだ高橋由伸氏(前巨人監督)について「引退試合、引退セレモニーがなかったのでものすごく寂しかった」と発言。高橋氏は当時プロ18年目・40歳の2015年オフに球団から原辰徳監督(第2次政権時代/現在は第3次政権)の後任として就任要請を受けたことで急きょ現役を引退し監督となったが、藤川氏は巨人側が半ば強引に高橋氏を引退させる形をとり、しかるべき花道も用意しなかったことを疑問視した。 藤川氏は続けて、以前高橋氏と会話した際に高橋氏が監督時代について「俺は間つなぐの得意なんだよ、中間管理職」と語っていたと告白。原監督からバトンを受けた高橋氏は3年間(2016-2018)の指揮の後退任し、翌2019年からは再び原監督が監督を務めているが、高橋氏本人は自身のことをつなぎの監督でしかなかったと自虐的に捉えていたという。 この発言を聞き、心の中で「由伸さんはそんな形で終わっちゃいかん、絶対にもう一回(監督になるべき)」と感じたという藤川氏。「中間管理職のままで終わらせてはいけないですよ、読売グループさん」と、巨人側へ高橋氏の再登板を検討するようメッセージを送った。 >>高橋由伸氏、現役巨人選手にチクリ? 中居の番組出演で毒舌連発、「監督時代と違って楽しそう」の声も<< 藤川氏の発言を受け、ネット上には「確かに由伸には現役も監督も不完全燃焼のままでは終わってほしくない」、「長嶋(茂雄氏/巨人終身名誉監督)さんや原さんも再登板してるし、高橋さんにもリベンジの機会があってほしい」、「3年間監督経験積んだんだし、第2次政権ではそれなりにやってくれるんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「就任の経緯は同情の余地もあるけど、その後5割くらいしか勝てなかったから再登板は絶対嫌」、「日本一もリーグ優勝も無かったから監督には向いてないと思う」、「由伸を再登板させるくらいなら、阿部(慎之介/巨人二軍監督)や桑田(真澄/同一軍投手チーフコーチ補佐)が監督やる方が新鮮さもあっていい」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「高橋氏は2015年も代打打率『.395』をマークするなど代打の切り札として活躍していたした。当時の報道によると本人は2016年も現役を続ける意向だったといいますが、原監督や長嶋氏、さらには渡邉恒雄球団取締役最高顧問、白石興二郎取締役オーナー(いずれも当時)といった球団首脳陣の要請に抗えず監督就任を受け入れざるを得なかったと伝えられています。意に反して現役を断念させられ、その後もわずか3年間で監督時代が終わりを迎えた経緯から、2度目の監督就任を望む声はファンの間でも根強いようです。ただ、指導者経験がないとはいえ高橋氏が指揮した3年間は『429試合・210勝208敗11分・勝率.502』とほぼ5割しか勝てなかったため、再登板に拒絶反応を見せているファンも少なくありません」(野球ライター) 退任後は2019年から巨人球団特別顧問を務めている46歳の高橋氏。現在も球団には籍を置いている状態だが、果たして今後再登板が実現することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年03月23日 17時00分
阪神ドラ1・佐藤に「由伸の成績は超える」金村氏が今季大ブレークに太鼓判! OP戦成績を高評価も、歴史的活躍予想に反発
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、22日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースについてトークする番組内のコーナーで、26日にセ・パ同時開幕が予定される今シーズンのプロ野球を論評。オープン戦を「9勝2敗2分・勝率.818」で制した阪神への期待や、日本ハムが厳しい戦いをしいられそうな理由などについて持論を展開した。 その中で、金村氏はOP戦で「12試合・.302・6本・9打点」といった数字を残した阪神ドラ1・佐藤輝明を「(試合を)やればやるほどすごくなってきて(いる)」と評価。佐藤は開幕戦・ヤクルト戦でのスタメン出場が確実視されているが、金村氏は「今(開幕戦)でもすぐ4番を打てる」、「相手からすると一番怖いんちゃうかな、佐藤が(打席に)立ったら雰囲気あるし」と、OP戦の成績は4番を任せてもいいほどの数字だと称賛した。 さらに、金村氏は「こんな選手を見るのは高橋由伸以来かな。だから普通に考えたら高橋由伸の成績は超えるやろな」とコメント。今シーズンは元巨人・高橋由伸氏の1年目成績を超えるような活躍を見せてくれるだろうと期待した。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 今回の放送を受け、ネット上には「OP戦の成績考えたら由伸超えの可能性は十分ある気はする」、「佐藤が由伸級の逸材っていうのは宮本(慎也氏/元ヤクルト)も言ってたな」、「4番で由伸級の成績残せるなら優勝もかなり現実味を帯びてくる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「本塁打、打点はチャンスが無いわけじゃない、でも打率は由伸を超えるの無理だろ」、「新人で打率3割は球史でもほとんどいない、それを佐藤がクリアするイメージは湧かない」、「由伸は守備も良かったけど佐藤は今のところそこまででは無い」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「金村氏が引き合いに出した高橋氏は、プロ1年目の1998年に『126試合・.300・19本・75打点』と史上7人目となる新人での打率3割をマーク。また、ゴールデングラブ賞にも選出されるなど攻守そろったルーキーとして多くのファンを驚かせました。その由伸氏の1年目成績を佐藤が超えられるかですが、ファンの間では本塁打、打点はOP戦のような調子が続くなら可能性アリとする一方、打率は3割には届かないのではという見方が強いようです。また、ゴールデングラブ賞についてはOP戦で3失策を喫していることから、現状では厳しいのではという意見が多数を占めています」(野球ライター) 一部では「現時点で由伸と比較されていること自体がすごいこと」という声も挙がっている佐藤。開幕が間近に迫る今シーズンは果たしてどのような数字を残すのだろうか。文 / 柴田雅人
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