芸能ニュース 2022年12月22日 11時55分
田舎に移住のYouTuber、住民から嫌がらせ受け引っ越し 火災に巻き込まれ家は水浸しに
家族で限界集落に移住し、生活の様子を配信していたユーチューバーの「限界集落で暮らす」が、住民からの嫌がらせなどが理由で引っ越しすることを報告した。 今年2月にチャンネルを開設した「限界集落で暮らす」。昨年11月に東京から愛媛県の人口126人の限界集落に移住。築200年の古民家を改装する様子を収めた動画を公開していた。 >>人気YouTuberもちまる日記の猫動画に獣医師が怒り「許し難い」病院で暴れる飼い猫撮影し物議<< しかし、11月3日に公開した動画で、投稿者は「近所の住民トラブルが多発」し始めたことを報告。その内容について「ありもしない噂を流されたり、濡れ衣を着せられて職場や消防に通報されたり、田舎暮らしの洗礼を浴びました」と明かしていた。 その後、11月25日に公開された動画を最後に、約1か月ほど動画が投稿されず。12月16日になり、「【移住失敗】色々ありすぎて引っ越すことになりました」という動画が投稿され、「突然ですが、住民トラブルが絶えないこと 持病の悪化、被災による住居の水没により古民家再生を断念し、他地域に引っ越すことにしました」と報告が行われた。 動画によると、投稿者は自治体が移住者に地域協力活動を行ってもらう「地域おこし協力隊」の制度を使って移住したとのこと。しかし、活動の中で「地域のある団体と関係性が劣悪になってしまった」と明かした。 投稿者は、その団体について「国や自治体の補助金を使って8年間利益を上げられていない事業を何の改善もせず続けている」と指摘。さらに、その事業に協力隊員を強制的に携わらせ、失敗したら責任を押し付けて地域から追い出していたという。投稿者も当初は仕事を手伝っていたものの、そうしたことから「心が離れていきました」と告白。 その後、団体の代表らから「我々の活動に協力しないなら、協力隊を辞めてもらう。協力するか辞めるか選べ」と言われ、投稿者は拒絶。その後、嫌がらせが始まったと言い、投稿者は引っ越しを決意。外部機関に相談したところ、嫌がらせの中には「法的措置を取っても良いのではないか」と言われたこともあったという。また、最後の追い打ちをかけるようにその後、住んでいた集合住宅で火災が発生して巻き込まれ、家は水浸しになったとのことだった。 動画の中で投稿者は、視聴者に対し「このような結果になってしまい、本当にごめんなさい」と謝罪。「この家(古民家)に住むことができなかったのは誰のせいでもなく、自分の弱さと至らなさのせいです」と綴っていた。 この動画に、ネット上からは「エグい」「田舎で暮らすってこういう息苦しさがある」「移住はいいことばかりじゃない」「自分を責めないでほしい」「田舎に過剰な幻想は持たない方がいい」という声が集まっていた。記事内の引用について「限界集落で暮らす」公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-cw3bj2bd8z