金田正一
-
スポーツ 2020年06月23日 07時00分
ロッテ監督が審判の判定に激怒! 執拗な抗議に審判もまさかの行動? 疑惑の判定が呼んだボイコット寸前の大騒動
6月19日に開幕し、21日までに計18試合が行われた今シーズンのプロ野球。複数の試合では審判の判定に異議がある場合に、ビデオ映像によるリプレー検証を求める「リクエスト制度」も運用されている。 >>ストライクど真ん中の球がなぜかボールに! 西武・渡辺が「やってられない」と激怒した大誤審、開き直った審判の末路は<< 2018年から導入されているリクエスト制度は、際どい判定で試合が混乱するのを防ぐ意味合いを持っている。この制度がまだなかった今から30年前のこの時期には、審判の判定を巡り大騒動が勃発した試合がある。 1990年6月23日、西武球場(現メットライフドーム)で行われたロッテ対西武の一戦。ロッテは7回表終了時点で「6-5」と1点リードしていたが、7回裏に2死二、三塁のピンチに。この場面で投手・園川一美がセットポジションで静止せずに投球してしまい、球審の高木敏昭審判はボークを宣告。これにより三塁ランナーがホームインし、不運な形で同点を許してしまった。 すると、ボークの判定を受けたロッテ・金田正一監督が「何であれがボークや!」と叫びながらベンチから猛ダッシュ。高木審判につかみかかると、高木審判の右腕を殴る暴挙に出た。 暴行を受けた高木審判は即座に退場を宣告するも、金田監督はさらに蹴りを2発お見舞い。その後も制止されながら怒りをあらわにする金田監督に対し、高木審判も自身のマスクや帽子を地面にたたき付けながら応戦した。 なおも怒りが収まらない金田監督は、マウンド上の園川からボールとグローブを奪い取ると「ちょっと来い!」と審判団を招集。その後集まった審判団の前でボークのシーンを自ら再現し判定に抗議した。 それでも審判団が相手にしなかったため、金田監督は選手全員をベンチに引き揚げさせ試合のボイコットを示唆するというまさかの行動に。慌てたロッテ関係者がなんとか金田監督をなだめたことで実際にボイコットには至らず、試合は8分間の中断後に再開されたが、ロッテはその後「6-13」の大敗を喫する結果となった。 なぜここまで判定に抗議したのかについて、金田監督は試合後の報道の中で三塁コーチャーを務めていた西武・伊原春樹コーチの行動によるものと主張している。金田監督によると、園川がボークを宣告される直前、伊原コーチは三塁コーチボックスから本塁方向へダッシュし、あたかも三塁ランナーがホームスチールを仕掛けたかのように見せていたとのこと。ただ、三塁塁審を務めていた五十嵐洋一審判によると、「伊原コーチはボークを宣告した後に出てきていた」という。 最後まで主張が認められなかった金田監督は、パ・リーグ連盟から「罰金100万円+出場停止30日」という重い処分を課されてしまう。また、禍中の審判となった高木審判が「こんな奴がいるところで審判ができるか!」として同年シーズン途中で辞職するなど、非常に後味の悪い結末となっている。 現代のプロ野球でも、審判の判定に納得がいかない監督が退場覚悟で抗議をするシーンはしばしば見られる。ただ、これだけの騒ぎをもたらすような監督は、もうこの先お目にかかれないのではないだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年05月17日 11時00分
カネやん、「血も涙もない」?『珍プレー・好プレー大賞』にも登場、倒れた選手の額を蹴飛ばした伝説の大乱闘劇
新型コロナウイルスの影響により、開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。最短で6月19日に開幕するとの見方が強まっているが、現時点では正式決定には至っていない。 「いつまで延期が続くのか」と、いら立ちを募らせているファンも少なくないと思われる現在。今から29年前の同時期には、ある選手のいら立ちが珍事件につながった試合が行われている。 1991年5月19日に秋田八橋球場で行われたロッテ対近鉄の一戦。「6-4」でロッテリードの9回表、ロッテ先発・園川一美の投げた速球が打席に入っていた近鉄・トレーバーの右上腕部を直撃。死球を受けたトレーバーは激昂し、ヘルメットをその場に叩き付けながら園川の元へ突進した。 これを見た園川はマウンドから右翼方面へ逃げるも、トレーバーは制止に入った両軍選手を突き飛ばしながら追走。右翼付近で追い付き園川を地面に組み敷いたところに選手も殺到し、両軍入り乱れての乱闘騒ぎに発展した。 しばらくやり合った後両軍はそれぞれベンチへ引き上げたが、実はこの騒ぎのどさくさに紛れて、ロッテ・金田正一監督がトレーバーの顔面を踏んづけていた。このことでさらに怒りに火がついていたトレーバーは、自軍ベンチに戻る直前に急に体の向きを変え、ロッテベンチ前の金田監督をめがけ再び突進した。 球場が騒然となる中、トレーバーは制止に入ったロッテ・青柳進を突き飛ばし金田監督に接近するも、突き飛ばした際に足がもつれ金田監督の目の前で転倒。これを見た金田監督から額付近に再び蹴りを入れられ、さらにその場に殺到した両軍選手にもみくちゃにされてしまった。 トレーバーは暴力行為により退場となるも、金田監督はなぜか処分を受けなかったこの一件。金田監督がトレーバーの額に蹴りを入れる瞬間の映像が『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(フジテレビ系)で何度も取り上げられたことで有名となり、現在でもファンの間で「大柄な助っ人の顔面を蹴り飛ばすとか度胸がヤバすぎる」、「血も涙もないな、今の時代なら進退問題になりそう」などと語り継がれている。 同戦では退場を免れたが監督時代に6回退場処分を受け、1990年6月23日ロッテ対西武戦では審判に蹴りを入れ「罰金100万円+出場停止30日」の処分を課された金田監督。乱闘自体がめっきり少なくなった現代では、ここまで破天荒な監督はもうお目にかかれないのではないだろうか。文 / 柴田雅人
-
芸能ニュース 2020年01月27日 12時10分
張本勲氏、金田正一氏の「お別れの会」に「涙が出ました」と発言 関口宏はそっけない態度?
26日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、21日「お別れの会」が行われた元国鉄・巨人投手の金田正一さんについて、張本勲氏が涙ながらにコメント。それを受けた関口宏の反応に批判が集まっている。 番組では、400勝を達成した金田氏の足跡を振り返り、お別れの会の様子を放送。長嶋茂雄氏や野村克也氏、プロゴルファーの青木功氏が参列し、そして原辰徳巨人監督が弔辞を読む様子などが放送される。 張本氏はこの様子を見ると、「生意気な私でも涙が出ましたんですよ。悲しいからじゃないんですね、長嶋さん、歩けないんですよ、今具合悪くて。2人でささえないと。それでも時間かけて来てくれました。野村さん、車椅子ですから。元東京都知事の石原さん、10メートルぐらいですよ、相当時間かかります。歩きにくくて、歩けなくて。それでも来てくれる。先人を大事にしてくれる。この国で生まれて良かったなと思いました」と力を込める。 そして、しばらくうつむき涙をこらえる。金田氏とは「兄弟」のように親しかった張本氏だけに、高齢で体が不自由ながらも「金田さんのために」と駆けつけてくれた参列者に感激した様子。さらに、先人を大事にするという「日本人の文化」に感動の言葉を述べる。 これに対し、異常なほど「塩対応」だったのが関口。常日頃、『サンデーモーニング』で反日発言を繰り返しているせいか、「ああそうですか、ええ」とそっけない態度。 張本氏の発言については、「辛い」「かなり寂しくなったと思うけど、気丈に振る舞っているのは偉い」「愛国心を感じる。この番組では珍しい」と、評価する声が上がる。一方、「この国に生まれてよかった」と話す張本氏に「ああそうですか」と気の抜け対応をした関口については、「さすが反日」「愛国心のかけらもない」「よっぽど日本と日本文化が嫌いなんだね」と批判が相次ぐことになった。 スポーツコーナー以外では、26日の放送でも未だに「桜を見る会」問題にこだわり、視聴者から呆れの声が上がった『サンデーモーニング』。批判もあるが、出演者の中で張本氏が、最も「日本を愛している」ことは間違いないだろう。
-
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分