豚肉
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社会 2023年07月14日 23時00分
21歳男子大学生、女性に振られ嫌がらせで豚肉1kg送りつける 女性はイスラム教徒
男女関係のもつれから一方が相手に執拗に迫ることはあるが、海外では女性に相手にされなかった男が、女性にあり得ない嫌がらせをし続ける事件が起きた。 イギリス・ダラム州で、中国出身で大学生の21歳の男が、同じく大学生のトルコ人女性に対してストーカー行為を働いた。イスラム教徒である女性に大量の豚肉を送り、侮辱するような言葉を投げかけた容疑で逮捕された。海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Wau Post』などが4月4日までに報じている。 報道によると、2人は2022年9月30日にナイトクラブで偶然出会い、連絡先を交換したという。後日、2人はデートに出かけ、最後に男は女性にキスをした。その後、腕に触れようとしたが女性は拒否。男に興味がないことを伝えたそうだ。なお2人は同じ大学だったとみられている。 >>店が間違えて提供した肉入りピザを食べた女性、精神的苦痛を理由に1500万円の損害賠償を請求<< 男は翌日からストーカー行為をするようになった。女性が無視しているにもかかわらず何度も電話をしたほか、女性が出席し自分は履修していない大学の講義に突然現れ、愛をつづった手紙とともに中国への航空券を女性に送った。 一方で嫌がらせのような行為もあった。女性が暮らす大学の寮に豚肉1キロを送ったという。女性はイスラム教徒であり、豚肉や豚由来のものを食べることが宗教で禁じられていた。またトルコ人である女性に対し、アルメニア人虐殺に関するメッセージを送り、トルコ人やイスラム教徒を侮辱するようなコメントをしたそうだ。アルメニア人虐殺とは1915年から1916年にかけ、オスマン帝国が国内の非イスラム教徒であるアルメニア人を集団虐殺した事件だ。オスマン帝国の後継国家はトルコにあたり、トルコ人にとっては非常にセンシティブな話題である。 女性が警察に通報し、男は2022年12月1日に逮捕された。男は罪を認めたものの、初犯ということもあり女性に近づかないという条件のもとすぐに釈放された。 しかし釈放後、男は女性に許しを求めるようなメッセージを送り、女性に警察への訴訟を取り下げるように懇願。再び女性に執拗に連絡をし、つけ回すこともあった。無視する女性に対して自殺をほのめかす言葉もかけた。 女性は再び警察に相談し、2023年1月30日に男は路上で女性に近づこうとしたところを捕えられ、再び拘束されている。2023年3月に男の裁判が行われ、男には28カ月の刑務所行きが言い渡された。同時に15年間、女性への接近禁止命令も科された。 女性は地元メディアに対して声明を発表し「男の嫌がらせのせいで怖くて部屋から出られず眠れない日々が続いている。勉強にも支障が出ている」と伝えている。男の供述などは発表されていない。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「男の行為は最低。弁解の余地はない」「宗教を侮辱するなんて相手がどんなに傷つくか」「豚肉を用意してわざわざ送る行為が気持ち悪い」「ストーカーはもっと深刻なものとして捉えられるべき。最初に逮捕された時点で保釈されるべきではなかった」「28カ月は短い。刑務所から出てまたストーカー行為をしそう」といった声が上がっていた。 男の嫌がらせは女性を深く傷つけたことだろう。女性が少しでも早くこれまで通りの生活に戻ることを望む。記事内の引用について「Student, 21, who sent a kilo of pork to a Muslim woman he went on a date with, used 44 different phone numbers to contact her and bought her a plane ticket to Beijing is jailed for stalking」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-11906581/Student-used-44-different-numbers-contact-Muslim-woman-kilo-pork-delivered.html「Man from China sends 1kg of pork to Muslim woman who rejected his advances, jailed for 28 months」(Wau Post)よりhttps://waupost.com/man-from-china-sends-1kg-of-pork-to-muslim-woman-who-rejected-his-advances-jailed-for-28-months/
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その他 2023年06月21日 15時00分
「おぐらが斬る!」食のタブーななぜ生まれた? 神の命令より人間の都合?
ある民族や宗教によって食べる物がタブー(禁忌)になっていたりする。ヒンズー教徒は牛を食べず、ユダヤ教徒・イスラム教徒は豚を食べない。信じられないかも知れないが、昔日本人は鶏や鶏卵を食べなかった。日本人が鶏や鶏卵を食べるようになったのは、戦国時代末期や江戸時代になってからだ。戦国時代以前、鶏は食べる対象ではなく、姿や鳴き声を楽しむ観賞用だったのだ。さらに鶏は神聖な鳥でもあった。「古事記」や「日本書紀」によると、天の岩戸に隠れてしまった太陽神アマテラスを、鶏の声で誘い出すというエピソードが描かれて、神の使いとされてきたのだ。神社にある鳥居の起源は、神様のお使いたる鶏の止まり木なのだ。いまでも「伊勢神宮」では鶏を『神鶏』と呼んで飼っている。かくのごとく戦国時代より前は、鶏は食べ物ではなかったのだ。日本人が鶏や鶏卵を食べるようになったのは、南蛮人の影響を受けてからである。これは神道由来の鶏食のタブーだが、仏教由来の鶏肉食が禁止された時代があった。675年(天武4)、天武天皇が殺生を戒める仏教の教えから、牛・馬・犬・猿、そして鶏を食べることを禁じたのだ。これが日本最初の肉食禁止令となる。その理由としては、牛は田畑を耕す、馬は人を乗せて働く、犬は番犬となる、猿は人間に似ている、鶏は時を知らせるからだとしている。禁止期間は4月から9月までの農耕期だけだ。つまり(猿以外は)人間の役に立つから食うなというわけだ。そして「この時代は肉食禁止」と言いながら猪も鹿も入っていない。しかも禁止期間が4~9月の農耕期だけ。仏教の「殺生を戒めるため」と言いながら、結局は人間の都合なのである。インドのヒンズー教は牛を神聖視して食べないが、インド人にとっても、牛は無料のトラクターであり、糞は燃料になり壁材になり、肥料にもなる。インドの人は「牛は神聖だから食べない」といいつつ、こきつかっているわけだ。つまり食べちゃうよりも、ヨボヨボになるまでこき使って、老いた牛は捨てちゃうのです。捨てられた牛は、野良牛になる。インドの町をウロウロしている野良牛の多くは、人間に使い捨てされた末路であるそうな。ユダヤ・イスラム教徒は豚を食べない。昔豚から感染症が流行ったからとか、いろいろと言われているが、その一つにユダヤ・イスラム教徒が誕生した土地と関係があると言われている。ユダヤ教もイスラム教も、乾燥地帯である荒野の宗教である。乾燥地帯で人間が生きていくため、もっとも大切なものの1つが【水】である。豚は元々、大変清潔好きな動物で、水があると泥浴びをして寄生虫予防をしたり、また体温を下げるために体に泥を付けたりする。貴重な水を泥だらけにされてはたまらない。「我々にとって肉より、まず水が貴重なのだ」と、水を汚す豚は避けられるようになったという。いかがだろう。宗教由来の食のタブーはたくさんあるが、神様の命令というより、人間の都合でタブーになったものが多そうだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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