東京五輪
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スポーツ 2021年09月09日 18時20分
「そういう時間があったから東京五輪で優勝できた」柔道・阿部一二三・詩、W金メダルを振り返る 兄妹ともに家族との時間を感謝
オンラインで9日に開催された「味の素(株)『ビクトリープロジェクト®』東京2020オリンピック競技大会におけるアスリートサポート活動報告会」に、東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三と、妹で同女子52キロ級金メダルの阿部詩が出席。兄妹ダブル金の原動力となった家族の存在について語った。 >>全ての画像を見る<< 東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーである味の素は、今大会で日本オリンピック委員会(JOC)が設置した栄養サポート拠点「JOC G-Road Station」に協力し、食事を提供。本イベントでは、「JOC G-Road Station」における取り組みや、大会前から行われていた阿部兄妹や空手日本代表選手へのサポート内容が紹介された。阿部兄妹はイベント後半に登場し、今大会に向けて実践してきた栄養面の取り組みとともに金メダルの原動力となった家族との時間について語った。 一二三は6歳から、詩は5歳からそれぞれ柔道を始め、ともに競技開始直後から五輪での金メダル獲得を夢見ていたという。五輪金メダルが夢から目標に変わった時期について一二三は、「17歳のころにシニアの大会で日本一になった時」、詩は「中学1年生(の時)」と話した。 目標実現に向け日々試合やトレーニングに励む中で、時には結果が伴わないこともあったが、そんな時に励みになったのが、兄妹ともに父・浩二さんの言葉だったという。一二三は「負けたりした時でも、(父は)『お前が一番強い』っていう前向きな言葉(をかけてくれた)。『ここがダメだったな』っていう反省はしっかりするんですけど、『でもお前が一番強いから』という前向きな言葉を常にかけてもらってました」と、父とのやりとりを明かした。 詩も「(試合で負けても)怒られたりは全くしなくて。『ここがダメだったな』、『こういうふうにしたらもっと勝てたんじゃないか』という反省を(試合会場からの)帰りの車内で父と話して、次の練習にその課題を持って行って練習するという感じでした」と、仲の良い親子の関係性がうかがえるコメント。 試合会場や行き帰りの車内だけでなく、母・愛さんや兄・勇一朗さんも含めた家族5人の食卓でも、柔道の話が熱を帯びることがしばしばだったという阿部家。一二三は「家族全員で一つの目標に向かって頑張ってこれたっていうのはすごく大事だったなっていう(思いはある)。それがあったから、今の金メダルがあるんじゃないかなというのは思ってます」と語り、詩も「みんな(家族5人が)そろわないことはあまりなかったので、すごくいい時間だったなというか、そういう時間があったからこそ東京五輪で優勝できたんじゃないかなと思います」と、家族への感謝を口にした。文 / 柴田雅人
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社会 2021年08月31日 12時45分
ラサール石井、“密フェス問題”に「オリンピックやらなきゃこんなことなかった」五輪批判で疑問の声
お笑いタレントのラサール石井が、今月28~29日に愛知県常滑市で行われた野外の音楽フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021」に絡めて東京オリンピック・パラリンピックを批判し、ネット上から困惑の声を集めている。 事前に感染症対策が呼びかけられていたものの、多数の観客がステージ前で密状態になったり、大声で歓声を上げたり、至る場所で飲酒があったなどで、市や県からも抗議文が出される騒動となっているこの問題。出演者も謝罪文などを出しているが、ネット上では「NAMIMONOGATARI2021」を「密フェス」と呼ぶ動きもある。 >>マスク未着用写真などで炎上中のフェス、出演したZeebraが「責任を感じてます」謝罪も賛否集まる<< そんな中、ラサールは30日にツイッターを更新し、「NAMIMONOGATARI2021」の会場の様子を映した動画を投稿しているツイートを引用。その上で、「小劇場で客席半分にして細々と毎日恐る恐る公演している身としては、気絶しそうな光景です」と批判した。 さらに、ラサールは「今って感染爆発の真っ最中ですよね。この中の何人かは確実に自宅療養で苦しむハメになるという想像力はないのか」と嘆きつつ、「オリンピックやらなきゃ、こんなこともなかった」となぜか東京オリンピックを非難。最後には「店を閉めた飲食店店主はこれをどう見る」と投げかけていた。 しかし、このツイートにネットからは「無観客のオリンピックとなんの関係があるの?」「なんでもかんでもこじ付けてオリパラ批判は見苦しい」「無理があると思わないのか」「世界的なスポーツの祭典であるオリパラさえも『無観客開催という決断』をしたのに、という思いしかない」といったツッコミが集まっている。 今や、ツイートの多くが政府の対応を批判するものとなっているラサール。しかし、行き過ぎた批判は言いがかりとしか受け取られないようだった。記事内の引用についてラサール石井公式ツイッターより https://twitter.com/lasar141
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スポーツ 2021年08月27日 20時30分
侍ジャパンコーチが東京五輪の舞台裏を明かす 韓国クレームのロジン問題、青柳の炎上は同じ原因だった?
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が26日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、侍ジャパン・建山義紀投手コーチ(元日本ハム他)がゲスト出演。東京五輪メンバーの1人である青柳晃洋(阪神)にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で建山コーチは、8月4日に行われ日本が「5-2」で勝利した五輪準決勝・韓国戦の舞台裏をテーマにトーク。5回表2死一塁の場面で突然マウンドに行き先発・山本由伸(オリックス)に声をかけた背景や、仮に敗戦していた場合、陥っていたという最悪の展開について語った。 >>広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声<< その中で、建山氏は7回表に3番手・伊藤大海(日本ハム)に対し、韓国側がロジンをつけすぎではないかとクレームを入れたことに言及。クレーム内容の詳細やチーム内の反応については触れなかったが、「彼(伊藤は)本当に手汗がすごくて、しっかりつけないとボールが抜けちゃうので(多めにつけていた)」と、伊藤の体質的な問題がクレームの一因になったと語った。 すると、この話を受けた片岡氏は「ボール(の感触)っていうのは今回どうだったの?」と建山氏に質問。今大会はスポーツ用品卸売り大手『エスエスケイ』が公式試合球を提供しており、大会中にアメリカ代表・ライアンが「野球人生で最高のボール」と称賛するなど各国の投手に好評を博したことが伝えられているが、建山氏は「大会に入るまでに各投手アジャストしてくれました」と侍ジャパンの投手たちも特に問題なく使用していたと語った。 一方、建山氏は青柳については「スライダーが抜けたりとか(していた)」と、手になじまずに制球に苦しんでいたと告白。ただ、青柳は大会前までに何度もブルペン入りするなど何とか対応しようとしていたといい、「(できる範囲で)うまくアジャストはしてくれた(と思う)」と労ってもいた。 建山氏の発言を受け、ネット上には「話聞く感じではやっぱりクレームは韓国側の難癖でしかないように思えるな」、「伊藤が試合後に手汗が出るせいって言ってたのは本当だったんだな」、「青柳が五輪で散々だったのにはそういう事情があったのか」、「青柳が五輪後に調子戻ってる理由が分からなかったけどこの話を聞いて納得した」といった反応が寄せられている。 「伊藤は韓国戦後に自身のツイッターに投稿し、『僕は手汗が凄く出るのでロジンを沢山触ります』、『滑って抜けたボールが打者に当たってしまう方がよっぽど危険』と体質の問題からロジンを多くつける必要があったとコメント。今回の建山コーチの発言はこれを裏付ける形となっています。一方、青柳は今季前半戦でリーグ1位の防御率『1.79』を記録した活躍ぶりを買われ侍ジャパンに招集されましたが、迎えた五輪は『2登板・0勝0敗・防御率27.00』とほとんどいいところがないまま終了。ただ、シーズン再開後は26日終了時点で『2登板・2勝0敗・防御率2.77』と好調です。一部ファンからは『五輪の不調は何だったのか』と不思議がる声も挙がっていましたが、建山コーチの話を聞く限り五輪の不調は自身の調子ではなくボールの方に原因があったようですね」(野球ライター) 伊藤、青柳共にボールに苦しめられたという建山コーチの裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA伊藤大海の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/hiromi151
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社会 2021年08月24日 23時00分
オリパラ組織委員会理事・田中理恵「面白いなって感じました」 世界の学生のスポーツアイデアに感慨
世界の学生から「スポーツとテクノロジーで、壁を超えるアイデア」を募う「SPORTS CHANGE MAKERS」の最終プレゼンテーションが23日、オンラインで開催された。 >>全ての画像を見る<< 「SPORTS CHANGE MAKERS」は、2019年9月よりアメリカ、中国、欧州、日本の大学生から「スポーツとテクノロジーで、壁を超えるアイデア」を募集。それぞれの国・地域から代表を1組ずつを選出して、国際オリンピック委員会 (IOC)・国際パラリンピック委員会 (IPC)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などへ学生自身の言葉でアイデアを披露するもの。 イベントには、国際オリンピック委員会よりテレビ&マーケティング部門マネージングディレクターのティモ・ルメ、IOC Young Leader(2019-2020)のクリステル・サネ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事の田中理恵、パリオリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 チーフコマーシャルオフィサーのマルレーヌ・マズール、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アドバイザーの澤邊芳明、パナソニック株式会社執行役員の森井理博が登壇した。 プレゼンでは、日本代表として山梨出身で、フィンランドに留学経験のある横瀬健斗が参加し、子ども達がオリンピック、パラリンピック競技大会のアスリートの動きを自分の体で体験することができる公園「Our Play park」を作るというアイデアを披露。「オリンピック、パラリンピック競技大会の偉業を未来に残す場所にできる」と願いを込めた。田中はアスリートの視点から各国のプレゼンに興味深く耳を傾け、「驚きと素晴らしいなって気持ちでいっぱい。面白いなって感じました。新しいアイデアがもっとたくさん出てくればいいのにと思いました」と感想を述べていた。※文中敬称略(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2021年08月24日 12時00分
志らく、パラアンバサダーの3人に「元SMAPって言い方はしない」発言で称賛 報道の在り方に苦言も
8月23日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、落語家の立川志らくが代打出演した。そこで24日に開幕する東京2020パラリンピック競技大会について語られた。 今大会では稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の「新しい地図」メンバーがアンバサダー(特別親善大使)を務める。志らくは「『新しい地図』であり『SMAP』、『元SMAP』って言い方を私はしない。SMAPなんですね」と話した。さらに志らくは、香取が取材を進める中で「スポーツとして見ていくようになった。見方が変わった」とコメントしていたことに、「これが一番健全な見方」と評価していた。これには、ネット上で「志らくさんが、SMAPって言ってくれるの嬉しい」「やっぱりSMAP愛がある人なんだな」といった称賛の声が聞かれた。 >>志らく、炎上のDaiGoに「仕事なくなってようやく気が付く」命の平等さを“客観的”に説く<< このほか、志らくはパラリンピックに関して、「なぜオリンピックと一緒にしちゃわないのかな」と疑問を示した。そして、「きれいごと言ってね。オリンピック、パラリンピックってみんな気を遣って言うじゃないですか。だけど、どれだけの人がパラリンピックを見てるんだ」と続けた。さらに、「情報番組でも今回は東京でやるから、結構取り上げるだろうけども、前回の時なんかはオリンピックはさんざん取り上げても、パラリンピックになると情報番組ほとんど取り上げない」と現状を指摘する場面も。 これには、ネット上で「よくぞ言ってくれました。NHKばかりじゃなく民放でも中継して欲しい」「障がい者が健常者と対等に戦えるアーチェリーみたいなスポーツもあるし。分けなくてもいいかもしれない」といった共感の声が聞かれた。一方で、「そもそもオリンピックと、パラリンピックの成り立ちを知らん志らく。海外の場合は障がい者スポーツは、主に傷痍軍人のリハビリが目的だったんだよ」「思いついたことをポコポコ喋らないで、きちっと経緯を知って欲しい」といった、ツッコミの声も聞かれた。
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スポーツ 2021年08月23日 20時30分
広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が22日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、侍ジャパン・建山義紀投手コーチ(元日本ハム他)がゲスト出演。東京五輪でチームの守護神を務めた栗林良吏(広島)にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>広島・栗林、プロ初失点でメンタルが崩壊? 敗戦後の意味深コメントに二軍降格を勧める声も<< 今回の動画で建山コーチは、7月31日に行われ日本が「7-4」で勝利した五輪予選リーグ第2戦・メキシコ戦の舞台裏をテーマにトーク。先発を務め「5回2失点」と試合を作った森下暢仁(広島)への称賛や、勝利を収めどうしても予選1位通過を決めたかった理由などを語った。 その中で、建山コーチは同戦9回裏に登板し「1回無失点」で試合を締めた栗林に代表招集を打診した際のやりとりを明かす。具体的な日時は触れなかったが、建山氏は6月16日の代表内定メンバー発表前に栗林に直接連絡。「こっちはジャパン(に呼ぶことを)考えてる。来てくれるのか?」と招集を打診したという。 打診を受けた栗林は「はい! もちろんです!」と快諾したそう。ただ、招集を取り付けた後に何か質問がないか聞いたところ、栗林から「上原(浩治氏/元巨人他)さんのユーチューブを見たんですけど、建山さん四球を出す投手は招集難しいって言われてましたけど、僕ね、(四球を)出すんじゃないかと思います」と言われたという。 建山氏は上原氏が5月13日に投稿したユーチューブ動画で「すごい球を投げて三振を取る魅力があったとしても、それに四球が付随してる投手はやっぱり(代表に呼ぶのは)キツい」と四球が目立つような投手は招集しにくいという旨を語っている。栗林はこの発言を踏まえて建山氏に不安を吐露したものと思われるが、建山氏は「出しても抑えたらええ!」と説得。その後広島の試合を視察した際にも、栗林に直接「四球出してもええよ。(四球覚悟で)思い切っていって、それで抑えてきてるんやから」と言葉をかけたと語った。 建山氏の発言を受け、ネット上には「栗林が招集前にそんなことを打ち明けてたのは知らなかった」、「四球出しそうだけどいいんですかって首脳陣に聞くのは肝が据わってるな」、「前半戦の成績見なおしたら確かに四球かさんでたから、『四球で足引っ張りそう』って心配するのは仕方ない」といった反応が寄せられている。 「栗林は五輪開催によりシーズンが中断した7月14日終了時点で『34登板・0勝1敗18セーブ・防御率0.53』と素晴らしい成績を残した一方で与四球数は『16個』を記録。これはセ各球団のクローザーの中では、巨人・ビエイラと並ぶワーストタイの数字でした。そのため、栗林はこの点を不安視してあらかじめ建山コーチに打ち明けたものと思われますが、建山コーチは四球がそれほど失点につながっていないことから“問題ナシ”と考えたようです」(野球ライター) 迎えた五輪では「5登板・2勝3セーブ・防御率1.80」と、全試合に登板し金メダル獲得に大きく貢献した栗林。与四死球も「2個」と少なく抑えた(大会ワーストは4個で3名)が、建山コーチの「出しても抑えたらええ」という判断は大正解だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年08月21日 17時30分
阪神・青柳、五輪の後遺症は心配無用? 稲葉監督絶賛のムードメーカー、修羅場を乗り越え更なる栄光へ
貴重な役割を果たしてきた男は、再びチームを勝利に導く。 8月17日、阪神タイガースの青柳晃洋はDeNaベイスターズ戦に先発登板、6回を投げ7つの三振を奪うなど好投し、今季9勝目を挙げた。五輪後の初登板を勝利で飾ったことでチームの連勝も3に伸び、首位を走るタイガースの勢いをさらに加速させている。 この白星でリーグトップ、さらに自身キャリアハイの成績に並んだ右腕は2021年の夏、もう一つの戦いに挑んでいる。 初めて日の丸を背負った東京オリンピック。金メダル獲得が至上命題とされた日本代表にその名を連ねた。国際大会では欠くことのできないアンダーハンド、そして今シーズンの成績を見ても青柳の選出は当然の結果だったと言える。稲葉監督は代表メンバー発表時より、「先発、中継ぎ、両面で」と大きな期待を寄せており、首脳陣はもちろん、ファンの目線でも青柳こそ投手陣の「切り札」となり得る存在だった。独特のタイミングで投げ込む青柳が各国代表選手を抑え込むシチュエーションを、誰もが描いていたことも間違いないだろう。 だが、五輪の舞台ではその予想が覆される。 初戦のドミニカ戦、ノックアウトステージのアメリカ戦、何れもリリーフで登板するも、相手打線に捕らえられ失点を喫している。2度とも相手にリードを許す結果となるなど、中継ぎという通常とは違う状況での難しさもあり、青柳の持つスキルを発揮するに至らなかった。 それでも、その存在がチームに及ぼした影響は、グラウンド上の結果だけでは無かったという。5戦全勝で目的を達成させた代表指揮官は、大会後、青柳に対し「ムードメーカー」としてチームを盛り上げてくれたと賛辞を贈っている。アメリカ戦翌日の8月3日、稲葉監督の誕生日だったこの日には、前日に打ち込まれたばかりの青柳がチームを代表する形でバースデーソングを歌い上げ、緊張が続くチームに笑顔が溢れた。その様子は動画でも紹介され、侍ジャパンが最後まで一枚岩であり続けた理由として、青柳の貢献があったことはファンにも広く伝わっている。 リーグ戦が再開し、巨人、ヤクルトと三つ巴の様相を呈してきた優勝争い。熾烈を極めるも16年ぶりのペナント制覇へ向け猛虎軍団は首位を守る。大舞台での修羅場も経験し、グラウンドの内外でもチームを支えるなど、背番号50が自身の役割を果たし続けている限り、タイガースは揺らぐことはない。青柳晃洋はもう一度、チームを栄光に導く存在になる。(佐藤文孝)
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社会 2021年08月18日 12時15分
小倉智昭「一年の延期が悪影響を及ぼした」五輪取材の裏側話す 菅総理には「行き詰まり感」と皮肉
8月17日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、小倉智昭が代打出演を果たした。小倉はフジテレビの「東京五輪情報スペシャルキャスター」として見てきた大会の裏側を語っていた。 小倉は「東京オリンピックの時にバブルの中で感染者は確かにありましたが、それほど多くはなかった。そのバブルから外に感染したという話はあまり聞かない。バブルは100%の出来ではなかったというけど、かなりの効果はあったことは確かですよね」とオリンピックのコロナ対策には一定の評価を与えた。 >>小倉智昭、宣言延長していれば「五輪は無観客にしなくて済んだ」と恨み節 菅総理の曖昧な発言も批判<< さらに自身も、「3日おきにPCR検査をやったり、毎日体温を図って自分の体の状態を組織委員会の方にネットで知らせたり」と裏側を語っていた。このほか、オリンピック会場での飲み物の持ち込み制限や、ボランティアの活躍についても語られた。 また、競泳の瀬戸大也、体操の内村航平など金メダル候補と言われた選手が次々と敗退したことには、最終的な調整がうまくいかなかった背景を探り、「一年の延期は大きかった」とコメント。「一年の延期がどれだけトップアスリートに悪影響を及ぼしたか。逆に若い人たちがどれだけ力をつけたか。スケートボードの若い選手なんかみんなそう。色んなことがありました」と大会を振り返っていた。 これには、ネット上で「小倉さんの話を聞いてると確かに大失敗ではなかったのかも」「こうした細かい部分を見ているのは小倉さんらしいな」といった声が聞かれた。 さらに小倉は、コロナの感染拡大が収まらない中、国民の間からロックダウンを求める声が挙がっている動きにも言及。小倉は「お店をやっているところもありますし、お酒を出しているところもある。それぞれ考え方が違う中で、じゃあ菅さんが何を言っているかというとワクチン一本槍。ワクチン以外に何か手を打つ方法はないんだろうかと思うんですけど。どうしようもないんですかね。この行き詰まり感、閉塞感」と皮肉コメントも発していた。
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社会 2021年08月14日 10時00分
舛添氏、なぜ小池都知事を毛嫌いする? 単なる恨み節ではない、激しい糾弾のワケは
小池百合子東京都知事批判の急先鋒的存在と言えるのが、舛添要一氏だろう。ツイッターなどで連日のように、小池都知事のコロナ対応とオリンピック政策を批判している。 舛添氏は小池氏の前に都知事を務めており、2014年に当選するも、一連の公私混同が問題となり2016年に辞任。本来ならば、当選を重ね、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに臨む公算があったのは確かだろう。そのため、舛添氏の小池氏批判は「単なる恨み節?」と見る声もあるが、事情はもっと複雑なようだ。 >>舛添氏、小池都知事に「自分が叩かれないことしかやってない」とバッサリ 志らくも「口悪い」と呆れ<< まず、両氏は一時期、交際関係にあった。石井妙子氏の『女帝小池百合子』(文藝春秋)によれば、舛添氏が東京大学助教授の肩書で、テレビに論客として出始めた頃、ニュースキャスターだった小池氏と出会い、交際に至ったと言われる。しかし、後に破局。図らずも、両者ともに国会議員への道を歩むことに。その背景には、双方ともに強烈な上昇志向があったと言われる。 舛添氏は1989年6月に東京大学を退任すると、論客としてテレビに露出を増やしていく。『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)では、フェミニズムの論客である田嶋陽子氏と激しいバトルを繰り広げたことも。舛添氏のマッチョなイメージや女性蔑視の姿勢は、現在に至るまでたびたび批判されている。 小池氏は、舛添氏に限らず男性が持つそうしたイメージを巧みに利用し、2016年の都知事選に勝利している。ただ、それ何となくな雰囲気に近いものなのは確かだろう。舛添氏は小池氏のそうした曖昧な部分を批判的に見ていると言える。 舛添氏は、参議院議員時代には自民党で厚生労働大臣を務めた。さらに、国際政治学者として英語やフランス語など6か国語に精通し、ツイッターをはじめ、ネット上では海外の情報を積極的に発信している。専門家としての知識やキャリアは小池氏を上回るのは確かであり、その分、小池氏の粗も見つけやすいのだろう。 それでも現時点のポジションは、政治家としては小池氏の方が上になる。そうした複雑な関係性ゆえに、小池氏批判のトーンが強まっているのかもしれない。
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芸能ニュース 2021年08月13日 16時00分
五輪で話題の誹謗中傷問題、過去には芸人が法的処置も 松本人志も「なんで笑いにする義理が」と問題視
東京オリンピックが幕を閉じた。気づけばメダルラッシュ。無観客ではあるが、ネットでは応援の声が多く上がっていた。 そんな中で問題になっていたのが、アスリートへの誹謗中傷問題。あまりにもひどく、卓球の水谷隼選手は、然るべき措置を取るとまで発表した。そんな誹謗中傷問題は、過去、芸人界でも話題になったことがある。 >>卓球金メダルの水谷「とある国から『くたばれ、消えろ』」誹謗中傷DM明かす 「とある国ってあの国?」発信源への憶測も飛び交う<< 「2014年、エドはるみが、ネットで書き込まれた自身への誹謗中傷に対して、法的手続きを取ることを明らかにしました。当時、ネット上でも話題になっていましたね。今回のオリンピックもそうですが、一人が声を上げたことで、仲間やファンが多く反応。ネット上での誹謗中傷について考えるきっかけにもなっています」(芸能ライター) エドのニュースに反応したのが、NON STYLE・井上裕介。自身のTwitterで「有名人であっても、言っちゃいけないこと、やっちゃいけないことは、たくさんある。精神的ストレスを他人が測るのは良くない。ただ僕は、そんな誹謗中傷も笑いに変えれるような芸人さんになりたいなぁ。まぁ、まだまだ頑張らないとダメだけどね(^^)」とツイート。 また、ダウンタウンの松本人志は『ワイドナショー』(フジテレビ系)でコメントを求められると、「この人のキャラクターもあるだろうしね。それがあって、今まで抑えていたけど、我慢できなくなったんでしょうね」「『芸人ならそれも笑いにしろ』って言われるけど、笑いにしてほしかったら、センスのある誹謗中傷しろよ! なんでそんなセンスのない誹謗中傷を笑いにする義理があんねん」などと語った。 「エドだけではなく、昨年には、ほんこんが一般人に向けて、法的措置をするとちらつかせたこともありました。このように、芸人が誹謗中傷に対して声を上げることも珍しくなくなっています」(同上) 今、誹謗中傷を止める策はない。しかし、芸人が動くことで抑止力にはなりそうだ。少しでも、芸人やアスリートなど、有名人に対しての誹謗中傷がなくなることを願うばかりだ。記事内の引用についてNON STYLE・井上裕介公式Twitterより https://twitter.com/inoueyusuke
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