木下雄介
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スポーツ 2021年08月06日 17時20分
中日・木下投手、27歳での逝去に「未来を担うはずだったのに受け入れられない」 早すぎる旅立ちにファン・OBが絶句
7月6日の練習中に突然倒れて緊急入院し、その後予断を許さない状況が続いていることが同29日に伝えられていた中日のプロ5年目・27歳の木下雄介投手。8月6日、その木下投手が3日に亡くなっていたことを複数メディアが報じた。 報道によると、木下投手は7月6日に愛知・名古屋市内の病院に搬送されると、翌日には医療態勢が整う同・豊明市内の病院に転院し治療が続けられてきたが、意識が戻らないまま8月3日に亡くなったという。球団は木下投手の死因などは明らかにしておらず、加藤宏幸球団代表も「8月3日に亡くなったということです。これ以上のことについてはご家族の意向もあるので言えないです」と詳細は伏せたという。 2016年のドラフトで育成1位で入団、2018年3月に支配下に昇格した木下投手は、最速152キロの直球が持ち味のリリーフ右腕。今季はオープン(OP)戦5登板で防御率「0.00」と好投していた中、3月21日のOP戦・日本ハム戦中に右肩を脱臼。4月9日に右肩前方脱臼修復術と、医師らが判断してトミー・ジョン手術を同時に行い、来季中の実戦復帰に向けリハビリに励んでいる状況だった。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 木下投手の訃報を受け、複数の球界OBが自身のSNSを通じコメントしている。元西武・G.G.佐藤氏は6日に自身のツイッターに投稿。「とても残念なニュースが飛び込んできました。危篤状態だった、中日ドラゴンズの木下雄介選手が永眠されたそうです。ご冥福をお祈りすると共に、生きてチャレンジできることに改めて感謝し、きょうから彼の分もがんばって生きたい、そう思います」と木下投手を悼んだ。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、同日に自身のインスタグラムに投稿。現役時代の自身と同じく脱臼に見舞われた木下投手から負傷の数週間後に、インスタのDM機能を通じて質問を受けてアドバイスしたというエピソードを明かした上で、「育成選手から支配下選手になった苦労人。怪我からの復活を遠くから期待してただけに…」と無念な思いを吐露した。 木下投手の逝去を受け、ネット上にも「1番応援してた選手がこんなことになるなんて本当にショックで立ち直れない」、「木下さんが亡くなったなんて嘘だ、誰でもいいから嘘だと言ってくれ」、「中日の未来を担うはずだった投手なのにこんな形でいなくなるなんて受け入れられない」と悲しみの声が相次いでいる。 今春キャンプでは通算245セーブの藤川球児氏(元阪神他)から「自分のストレートに一番近いボールを投げる。12球団ナンバーワンのリリーフになれる」と絶賛されたことが知られていた木下投手。将来を嘱望された投手の早すぎる旅立ちに球界は深い悲しみに包まれている。合掌。文 / 柴田雅人記事内の引用についてG.G.佐藤氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ggsato_travers斉藤和巳氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/kazumi.66
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スポーツ 2021年07月29日 15時30分
中日・福谷、木下の緊急入院を匂わせていた? 意味深投稿が話題に 「無事に帰って来て」回復を願う声相次ぐ
2017年のプロ入りから中日(2017-/2018年3月までは育成)でプレーし、昨季までに「37登板・0勝0敗1ホールド1セーブ・防御率4.87」という成績を残している中日のプロ5年目・27歳の木下雄介。29日、その木下が現在緊急入院していることを『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)が報じた。 報道によると、木下は6日のナゴヤ球場での練習中に突然倒れ、すぐに名古屋市内の病院へ救急搬送されたとのこと。この件について中日・加藤宏幸球団代表は「球団として今はお答えすることはありません」と詳細を伏せたというが、球団関係者によると木下は現在も入院中で予断を許さない状況であるという。 今季の木下はオープン(OP)戦5登板で防御率「0.00」と好投していた中、3月21日のOP戦・日本ハム戦中に右肩を脱臼。4月11日に右肩前方脱臼修復術と、医師らが判断してトミー・ジョン手術を同時に行い、来季中の実戦復帰に向けリハビリに励んでいる状況だった。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 木下の緊急入院報道を受け、ネット上には「応援してた選手がそんな事態に見舞われてるなんてショック」、「表には知られていない持病でもあったんだろうか…とにかく無事に帰って来てほしい」、「今は回復を祈ることしかできない、絶対に負けるな!」と激励の声が数多く寄せられている。 一方「福谷がnoteに書いてた『ある出来事』ってこのことだったのか?」、「木下が倒れたのは6日、福谷が前日に何かが起こったって言ってたのが7日の登板だから時系列的には合致してる」、「福谷は大切な人にいつ連絡できなくなるか分からない的なことも書いてたけど、それだけ木下の容態は思わしくないってことなのか」など、同僚・福谷浩司が公開していた文章が話題となった。 「福谷は7月8日に自身の公式noteに投稿し『6回3失点』で今季8敗目を喫した7日・巨人戦の投球を振り返っていますが、その中で『いつもなら前日くらいから頭の中は試合でいっぱいになるのですが、今回は違いました。前日にある出来事が起こり、そのことばかり考えてしまっていたからです』と、登板前日の6日に自身を動揺させる何かが起こった旨を明かしています。6日は木下が倒れた日付と合致するため、『ある出来事』は木下のアクシデントを指していたのではと推測しているファンは少なくないようです。また、福谷が同投稿内に『友達、親、恩師、お世話になった人と最近まったく連絡を取ってないという人はいませんか?「いつでも連絡とれるから今はしなくていいかな」と思っているとそのチャンスが一生来ないかもしれません』とも記していることを引き合いに、それだけ木下の容態は重いのかとさらに心配する声も散見されます」(野球ライター) 最速152キロの直球を持ち味とし、今春キャンプでは通算245セーブの藤川球児氏(元阪神他)からも「自分のストレートに一番近いボールを投げる。12球団ナンバーワンのリリーフになれる」と絶賛されたことが知られている木下。1日でも早い回復を多くのファンが願っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について福谷浩司の公式noteよりhttps://note.com/fukuta2
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スポーツ 2021年03月22日 15時30分
中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も
21日に行われたオープン戦・中日対日本ハムの一戦。試合は「9-2」で中日が勝利したが、結果以上に話題となったのが中日のプロ5年目・27歳の木下雄介を襲ったアクシデントだった。 「8-2」と中日6点リードで迎えた8回表。この回から4番手のリリーフとして登板した木下は、先頭の清水優心を三ゴロ、続く平沼翔太を空振り三振に打ち取り順調に2アウトを奪う。ところが、その後に迎えた淺間大基に4球目を投じた直後、右腕上腕付近を押さえながら地面にうずくまり動けなくなった。 異変を察知した中日・与田剛監督や球団トレーナーが駆け付けたが、木下は起き上がることができないまま担架に乗せられ負傷退場。その後病院に直行し検査を受けたところ、右肩の脱臼で全治不明と診断されたと試合後に伝えられた。 昨季まで通算で「37登板・0勝0敗1ホールド1セーブ・防御率4.87」という成績を残している木下は、今季はOP戦5試合に登板し防御率「0.00」と好投。与田監督からも抑えの有力候補として名を挙げられていたが、今回の怪我により長期離脱は避けられない状況となっている。 >>中日・高松が二塁塁審と激突! 大量失点のきっかけに「周り見えて無さすぎ」と呆れ声、避けなかった審判にも批判<< 木下のアクシデントを受け、ネット上には「崩れ落ちる姿見た時点で軽症とは思えなかったが脱臼とは」、「脱臼なのに二の腕を押さえてたってことは、直接患部に触れないほどの激痛だったってことか…」、「ここまで結果出してた木下の故障離脱はチーム的にもかなり痛い」といった反応が多数寄せられている。 また、21日に自身のツイッターに投稿した元中日・川上憲伸氏は、「脱臼は投手の立場では厳しすぎます!」とコメント。木下が負った脱臼は今後のキャリアにも響く大怪我になりかねないと懸念している。 「球界では故・森慎二さん(元西武他)、西村健太朗氏(元巨人)、岩隈久志氏(元巨人他)など、脱臼を発症して引退に追い込まれた投手は少なからずいます。なぜ脱臼が起こるか、そして致命傷に至るかという点ですが、森さんは過去にメディアのインタビューで『腰が張ると、股関節の動きも悪くなる。その負担が肩にきたのではないか』と、下半身の張りにより上体のバランスが崩れたことが脱臼を招いたのではとコメント。また、『どうしても「抜ける!」という感覚を拭い去ることができなかった』と故障箇所をかばうことで投球フォームが崩れ、球速や変化量が大きく低下して引退を決断するに至ったとも語っています。木下も今回の故障により、最速155キロの直球や決め球のフォークといった持ち味が失われてしまうことが心配されますね」(野球ライター) 一部では「育成選手への逆戻り(木下は2017年~2018年3月まで育成)も避けられないのでは」という声も挙がっている木下。本人のコメントは現時点(22日午後0時半)ではまだ伝えられていないが、予期せぬ脱臼から復活を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2
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