朝ドラ
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芸能ニュース 2020年12月01日 13時15分
新朝ドラ『おちょやん』で「あほんだら!」「ボケ!」口が悪すぎる? 再現度の高さを称賛する声も
11月30日からスタートしたNHK連続テレビ小説『おちょやん』の第1話の視聴率が18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。朝ドラとしては2017年前期放送の『ひよっこ』の19.5%以来、7作ぶりの大台割れスタートとなった。 >>NHKの朝ドラ、次回作は不安材料だらけ? 未発表のキャストの行方は<< 戦前から戦中、戦後まで激動の昭和期を舞台に、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公先の道頓堀で芝居に魅了され、女優の道をめざすというストーリーが描かれる本作。1日に放送された第2話では、鶏を売りに家を出てから10日も戻らなかった父・テルヲ(トータス松本)が新しい母親・栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってくるという展開となった。 当初は9月28日スタートを予定していたものの、コロナ禍の影響で2か月遅れのスタートに。それだけに待たされていた朝ドラファンからの期待も高まっていたが、視聴者からは早くも困惑の声が集まっているという。 「第1話で物議を醸したのは、テルヲのクズっぷり。母はヒロイン・千代(杉咲花/幼少期・毎田暖乃)が5歳の時に病死していますが、父は鶏の世話も家事も弟の世話も千代に押し付け、鶏を売った金で昼間から酒を飲んでは酔っ払っている状態。さらに、子どもを置いて10日間家を空け、第2話で連れ帰ってきた新妻・栗子を前に『前の母ちゃんのことはさっぱり忘れて、これからはあの人を母ちゃんと呼ぶんやで』と宣言していました。また、栗子にも『一生楽させたる』と口約束をしていたようで、言葉通り栗子は家事もやらず、金目の物を探して家探ししたり、弟のためのおはぎを食べるばかり。視聴者からは『飲んだくれダメ親父は見ていてイライラする』『クズ父は朝ドラ恒例だけど、それにしても愛情が感じられなくてひどい』『今のところクズ父の愛されポイントがないから見てられない』といった批判が寄せられています」(ドラマライター) また、ヒロインの言葉遣いに対する苦言が見受けられた。 「どうしようもない父に対抗するためか、ヒロインはかなり負けん気が強い性格となっていますが、それゆえ父に対する言葉遣いもかなり強く、『あほんだら!』『ボケ!』と怒鳴りながらテルヲを蹴ったり、『親やったら親らしい事さらせ!』と罵る場面も。視聴者からは『朝からこの言葉遣いはついていけない…』『思った以上に口が悪くてびっくりした』という困惑が聞かれていました。しかし、一方では、『これぞ河内弁って感じ』『河内弁の再現めちゃくちゃうまい』と、この言葉遣いはヒロインが暮らす大阪・南河内の方言だと指摘する声も。あまりの再現率の高さから逆に賛否が出たようです」(同) 果たして今度、『おちょやん』の評価はどう変わっていくのだろうか――。
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芸能ニュース 2020年11月06日 19時00分
佐久間由衣、初舞台は柄本明、藤原竜也、高杉真宙と演技派ぞろい!「生身のものを感じてもらいたい」
2017年の連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインの親友役で注目を集め、主演映画「"隠れビッチ" やってました。」(2019/三木康一郎監督)で第32回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞を授賞するなど、話題作に続々と出演している佐久間由衣。活動の幅を広げる中で、12月から開幕する舞台『てにあまる』にて初舞台を務める。 >>佐久間由衣は第二の石原さとみ? 色っぽい唇で着物も似合う、注目若手女優!<< 6日、本舞台のプロモーション映像が解禁。撮影は、ポン・ジュノ監督や山下敦弘監督作品などの助監督を務め、初監督映画『岬の兄妹』が注目を集めた片山慎三監督が手掛けた。今作のビジュアル撮影でも、使い捨てフィルムカメラで役者たちの感情的な表情を収めた片山が、まるで映画を撮るように丁寧なディレクションで撮影し、新たなイメージを映像で表現している。 本舞台に向け佐久間は、「以前から舞台に挑戦したいと思っていましたが、まさかこんなに早いタイミングで出来るとは思っていませんでした。映像では感じてもらいづらいエネルギーみたいなもの・生身のものを感じてもらいたいと思っています。私にとってもこんな素敵な俳優の皆さんとお芝居できるのはすごく貴重な体験になると思うので、楽しみたいと思っています。頑張ります!」とコメントを寄せている。 本舞台は、脚本は松井周、演出は柄本明が務める注目作。藤原竜也、高杉真宙、柄本明という演技派が火花を散らす濃密な会話劇に期待が集まっている。公演詳細https://horipro-stage.jp/stage/teniamaru2020/プロモーション映像https://youtu.be/OMpiUtm00tk
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芸能ニュース 2020年10月28日 18時00分
『姉ちゃんの恋人』、有村架純が怒鳴りながら乱入で「ふざけんな!」 主人公の言動に「こんなお姉ちゃん嫌」の声も
火曜ドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)の第1話が27日に放送され、平均視聴率が9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。 有村架純にとって2年ぶりの民放連続ドラマ主演となる本作。有村演じる主人公の安達桃子は、高校3年生の時に両親を事故で亡くし、大学進学を断念していた。それ以来、3人の弟たちを養うため、親戚の紹介で就職したホームセンターで働き、9年目。それぞれ20歳、17歳、14歳となった弟たちの幸せを何よりも大切に考える一家の大黒柱として、辛い過去や日々の苦労を懸命に乗り越え、毎日を過ごしていて――というストーリーが描かれた。 >>有村架純、同世代女優で独り勝ち?“自爆”していくライバルたちを出し抜くか<< 第1話では、弟たちのことを一番に考え、守る姉の姿が描かれたが、視聴者からは疑問を集めるシーンがあった。 「弟を守るという気概からか、かなり桃子の性格はかなり強い様子。第1話では、応援していた末弟の朝輝(南出凌嘉)のサッカーの試合で、ドリブル中の朝輝が敵選手からスライディングされて転んでしまった際、『何してくれるわけ!?』と相手選手を怒鳴りながらグラウンドに乱入していました。当然ながら審判に笛を鳴らされて注意されたものの、それで激昂し審判を突き飛ばして退場を言い渡される始末。しかし、『ふざけんなっていうんだよ! 何なのよ!』と怒りながらグラウンドを後にしていました。このシーンに視聴者からは、『ただのモンペ…』『こんなお姉ちゃん、弟も嫌だわ』『弟を守るってこういうことじゃないよね』といった困惑の声も聞かれました」(ドラマライター) さらに、農学部に通い、自身とともに料理をする一番上の弟・和輝(高橋海人)が朝食のサラダにケールを出した際には、「男が料理ね……。まあいいと思うんだけどさ。けど、グルメみたいにうるさくなるのやめときなね」「男は文句言わずに出されたもんを全部食べろ。それが基本かな」と少々前時代的な発言も。視聴者からは「この時代に男とか女とか区別つける?」「価値観が古い」という声も集めた。 「とは言え、本作の脚本は有村主演のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』も担当した岡田惠和。本作のキャストにも有村のほか、和久井映見、光石研、やついいちろうと、『ひよっこ』と同じキャストも多々見られます。そのため、ドラマファンからは、『これからの世界観の変化が気になる』『日常描く雰囲気がひよっこと同じだから期待』といった声も集まっていました」(同) 多くのドラマファンが、今後の展開に期待を寄せているようだった。
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芸能ニュース 2020年08月28日 12時50分
朝ドラ俳優の「懐かしのスカートめくり」投稿が物議 娘の写真に「性的虐待になる」の声も
NHK連続テレビ小説『エール』にも出演している俳優の吉原光夫のツイートが、さまざまな声を集めている。 問題となっているのは、吉原が27日に投稿したツイート。その中で、吉原は「懐かしのスカートめくり」とつづりつつ、1歳の娘のワンピースを指先でつまんで持ち上げ、下に着用している肌着が見えた状態で後ろから撮影した写真をアップしていた。 >>『半沢直樹』、大河ドラマの撮影時期がキャスティングに影響? 重要人物が不在の理由<< この投稿に吉原の元には、「お子さんへの愛情を感じました」「可愛い!」という声が集まっていたが、一方では、「父親だとしてもこれは性的虐待になる」「吉原さんには懐かしい思い出かもしれませんが、めくられた人がどう思ったか今どう思っているか想像した事ありますか?」「これがセクハラ、性的加害であると理解してください」といった厳しい声も集まっていた。 「子どもの肌着姿を可愛らしいと思う親の気持ちを理解するユーザーがいた一方、子どもの尊厳や、無意識のうちに行われる親からの性的虐待から子どもを守るべきという声も上がる事態になっています。一部では『大げさ』などの声もありますが、吉原の元には、大人から子どもへの性加害について解説したイラスト画像や通報フォームなども貼り付けられており、議論が繰り広げられています」(芸能ライター) 一方、吉原は第一子誕生後、育児休暇で仕事をセーブするほどの子煩悩。それだけに、「こんな風に言われてしまうのは残念」「お子さんを大切にしてる人なのに…」といった声も寄せられていた。 また、この画像が第三者に保存され、ネット上で売買されてしまうリスクを指摘するネットユーザーも多く見られた。親としてはほっこりするような写真も、現在の社会では許されない行為だと認識する人が多いようだ。記事内の引用について吉原光夫公式ツイッターより https://twitter.com/mitsuoYoshihara
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芸能ニュース 2020年08月10日 07時00分
朝ドラヒロインの杉咲花がまだ“超メジャー”になれない理由
NHKの次期連続テレビ小説「おちょやん」(スタート時期未定)でヒロインを務める女優・杉咲花が、先月14日に大阪市内でクランクインした。 「大阪のお母さん」と親しまれた女優・浪花千栄子さんをモデルに、戦前から戦後の大阪で、貧しい家に生まれ女優を目指した竹井千代(杉咲)の生涯を描いた同作。4月2日に主人公の子ども時代から撮影を始めたが、新型コロナウイルスの影響で同7日に撮影が中断。6月末から撮影を再開していた。 >>NHKの朝ドラ、次回作は不安材料だらけ? 未発表のキャストの行方は<< 「通常、その年度の下半期だと、9月下旬から10月上旬の放送開始となるが、現在放送中の朝ドラ『エール』の撮影・放送中断のあおりで、大幅に放送開始時期が遅れそう。杉咲の朝ドラ主演は、もともとそれほど話題になっていなかったこともあり、放送開始時期がずれ込めば、少なからず視聴率に影響しそうだ」(テレビ誌記者) 子役時代から現在と別の事務所で活動していたが、11年に事務所を移籍し、現在の芸名に改名。すると、「味の素Cook Do」のCMで、「回鍋肉を食べる美少女」として話題になった。 13年放送のTBS系ドラマ「夜行観覧車」での演技で注目を浴び、16年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では、宮沢りえ演じる主人公の娘役を熱演し、数々の映画賞を受賞。17年には、木村拓哉主演の「無限の住人」でヒロインを務めた。 同年代の中では卓越した演技力を持っているだけに、“超メジャー”女優への道を歩むと思われていたのだが…。 「正直、世間的な知名度はまだ浸透してません。演技はうまいかもしれませんが、色気がまったくないので、ラブストーリーには向いていません。事務所も、もっと個性派路線で売り出した方がいいのでは。以前は同じ事務所の川口春奈を大きくリードしていましたが、川口の大河出演やYouTuberデビューにより、すっかり勢いで追い抜かれてしまいました」(映画業界関係者) クランクイン後も自身のインスタでの報告はない杉咲。朝ドラは、杉咲にとって正念場になりそうだ。
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芸能ニュース 2020年07月03日 23時00分
否定しても菊池桃子の出馬説が消えない理由 事務所退社の原因は夫だった?
女優の菊池桃子が先月22日、長年所属していた芸能事務所「パーフィットプロダクション」を退社したことを、同日開設した自身の個人事務所「ヴァイサイト」の公式サイトで発表した。 菊池は所属事務所社長への感謝をつづり、あくまでも円満退社をアピールした。しかし、現在、NHK連続テレビ小説「エール」に、主人公・古山裕一(窪田正孝)の母・まさ役で出演中。 異例のタイミングでの独立とあって、「衆議院解散総選挙の出馬に向けた準備か」といった、今後に関するさまざまな臆測が飛び交った。 >>またインターホンを…菊池桃子のストーカー男、所属事務所もお手上げだった<< しかし、菊池は同23日、公式サイトを更新。「皆様、一部の出馬報道に関しましては、これまでも繰り返し否定して参りましたが、100%ございません。この憶測が関係各位に御迷惑をお掛けしている状況です。ご承知おきくださいませ」とつづった。 「一時期は都知事選への出馬が浮上していた菊池だが、今回はコロナ禍で、どうやっても現職の小池百合子知事には勝ち目がないと、菊池をかつごうとしていた勢力も断念したと聞いている。そこで、安倍政権が揺らぎ、勢いがなくなっている自民党の目玉候補としての衆院選出馬が浮上し始めた」(永田町関係者) 菊池といえば昨年11月、経産省の新原浩朗経済産業政策局長と再婚したが、発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、菊池は事務所を離れる際、「夫に言われて……」と漏らしたため、いわば“育ての親”である事務所の社長が激怒。 菊池が現在所属する個人事務所は、16年に合同会社として設立。その経営陣には前所属事務所も名を連ねていたが、昨年末に前事務所がそこから退いてしまったそうで、そのことも今回の退社劇に関わっていると思われる。 「おそらく、今後、菊池は芸能活動をセーブして、夫の助言も取り入れて政界転身にシフトするのだろう。そうなると、以前は二人三脚だった前所属事務所事務所の社長に頼る必要はないので独立も納得。しかし、そうなってしまってはいくら否定しても今後も出馬説は浮上し続けるだろう」(芸能記者) 今後の菊池の動向が注目される。
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芸能ニュース 2020年07月01日 18時00分
『エール』、スピンオフとつながらない? 初回から再放送開始で悲劇、副音声にも不満の声
NHK連続テレビ小説『エール』の第3話が1日に再放送された。 新型コロナウイルス感染拡大防止による撮影休止の影響で、現在新作が放送休止となっている本作。6月29日より第1話から再放送されている。 第3話は、大人になり、音楽を通じて一生の友となる裕一(子供時代:石田星空)と久志(子供時代:山口太幹)の初めての出会いや、恩師で裕一の音楽の才能を見抜く藤堂先生(森山直太朗)との初めての出会いが描かれたが――。 >>『エール』、主人公の娘の心無い言葉に視聴者驚き「テーマ全否定かよ」の声も<< 「本編放送中から評判が高いとは言い難い本作ですが、実は再放送で改めて『粗が目立つ』という声が集まっています。その一つが、先月23日に放送された第62話が久志の幼少期を描くスピンオフ的展開との矛盾点。第62話の中では、“裕一と久志が出会う前”という設定で、東京から転校してきたばかりの10歳の久志と藤堂が出会い、久志が藤堂から歌の才能を見出されていましたが、第3話では裕一と、“転校してきたばかり”の久志が出会い、さらに裕一と“赴任してきたばかり”の藤堂が出会うというストーリー。視聴者からは『裕一と久志と藤堂が出会ったのって同時じゃん』『なんで裕一と藤堂が出会う前に久志と藤堂が知り合ってるか分からない』『スピンオフと繋がらない』というツッコミが殺到していました」(ドラマライター) また、再放送ではキャストが副音声を担当、第1週目は久志演じる山崎育三郎が担当しているが――。 「人気の高い山崎が副音声を担当するということで、山崎のファンからは喜びの声が聞かれていますが、当初朝ドラファンが期待していた裏話披露などはあまり聞かれず、ナレーションの役割を担っている状態。もちろん、本作にもナレーションは存在しているため、単にナレーターが2人に増えたという感覚が視聴者にはあるようです。また、運動会で裕一が転んでしまうシーンでは、裕一が転ぶよりも前に『転んだ』と言うなど、時間差が目立つ場面も。視聴者からは『裏話があれば楽しいのに』『副音声期待したけどただのナレーションだった』という落胆や、『副音声と映像のズレが気になる』という指摘も寄せられてしまいました」(同) 異例の再放送が行われている『エール』。視聴者からはさまざまな不満が集まってしまっていた。
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芸能ネタ 2020年06月28日 19時00分
トップアイドルが伝説のロックバンドに? 菊池桃子の衝撃の転身、理由は…「ラ・ムー」が謎すぎる?【有名人の消し去りたい“黒歴史”】
女優の菊池桃子が22日、所属事務所「パーフィットプロダクション」からの退所を発表。菊池は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』に出演している最中の独立が異例のタイミングだとして、今後に関する臆測が飛び交った。一部では、「衆院総選挙への出馬に向けた準備では?」と報じられたが、菊池は新会社の公式ウェブサイト上でこれを完全否定した。 菊池というと、1983年に芸能活動をスタートし、雑誌のイメージガールを経て84年公開の映画『パンツの穴』でヒロインを演じて注目される。同年4月にシングル『青春のいじわる』でアイドル歌手デビューすると、一気にトップアイドルの地位に。85年、日本武道館でのコンサートは当時の時点で最年少公演記録となり、入場できなかった観客1万人超が長蛇の列を作り伝説となった。 >>知性派として期待されていた石黒賢、“物置”状態でレギュラー終了?汚名返上できるか【有名人の消し去りたい“黒歴史”】<< そんな華々しい菊池の活躍とは裏腹に、伝説のロックバンド「ラ・ムー」の結成は“黒歴史”といわれている。 1988年、菊池はデビュー5年目を迎え、85年から87年にかけてのシングルが7作連続でオリコン1位に輝く偉業を成し遂げていた。清純派アイドルとして優等生っぽさと、ささやくような優しいボーカルが持ち味の菊池にとって、ロックは最もかけ離れた存在だっただろう。フュージョングループ「プリズム」のサポートミュージシャンとしても知られるキーボーディストの松浦義和が中心となり、ラ・ムーは結成された。 88年2月、菊池は東京・赤坂プリンスホテルにおいて単独記者会見を行い「アイドルでいることに違和感があった」と転身の動機を述べた。だが、このバンドには多くの謎に包まれていた。 「まず、ボーカルの菊池とともに2人の黒人女性が踊りながら歌い、キーボードやドラムス、ギター、ベースの4人がサポートするという7人編成のバンド。本人たちはなぜか“ロックバンド”を名乗っていましたが、曲調は当時、なじみのないR&Bやファンク系で、アイドル時代と何ら変わらない菊池の歌い方は強烈な違和感を残しています。また、同年のデビューシングル『愛は心の仕事です』のタイトルはインパクトが強く、ジャケットも現代的な都市空間に、古代人のような男女4人が空飛ぶ舟に乗って浮かぶイラストは何を意味しているのか不明。さらに、挿入されたチラシにある“桃子なのにラ・ムーなのはなぜなの?”という解説文も謎です。結成の経緯は、アイドルとして限界を感じた菊池へのテコ入れだとか、ロックに憧れた菊池の熱望など諸説ありましたが、未だに詳細は迷宮入りのまま。トップアイドルの転身に話題性は十分でしたが、結果は予想を下回り、ファンに鮮烈な印象を残したまま、1年あまりで事実上の解散となったのです」(芸能ライター) 1989年9月、デビュー当初から菊池に携わってきた前事務所に移籍した菊池は、女優に専念。移籍後にもかかわらず、菊池はCMでも成功し、一度路線変更に失敗したタレントとしては異例の復活を遂げたのだ。 以降、この活動はお蔵入りとなったのだが、バンド・筋肉少女帯の楽曲の『パンクでポン』の中で、ラ・ムー時代の菊池が「真のロッカー」である、とボーカル・大槻ケンヂが褒め称えている。 中途半端に終わった菊池の転身。活動期間が短かったにもかかわらず、未だに菊池=ラ・ムーのイメージが強い。昨年11月に経済産業省の経済産業政策局長の新原浩朗氏との再婚を発表した際にも、ラ・ムー時代が掘り返された。ある意味レジェンド的な存在として脚光を浴びている。
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芸能ニュース 2020年06月24日 18時00分
『エール』、主人公の娘の心無い言葉に視聴者驚き「テーマ全否定かよ」の声も
NHK連続テレビ小説『エール』の第63話が24日に放送された。 第63話は、トップクラスの成績で音楽学校を卒業したものの、4年経っても、いまだ歌手としてデビューできていない久志(山崎育三郎)が裕一(窪田正孝)に勧められた「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディションに応募する。そんなある日、音(二階堂ふみ)の声楽の先生である“ミュージックティーチャー”こと御手洗(古川雄大)が突然古山家に現れ――というストーリーが描かれた。「プリンス」と呼ばれた久志とミュージックティーチャーの夢の共演に、本作のファンからは反響が集まった。 >>『エール』本編ではないスピンオフ回が続くワケ 「もう飽きた」「仕方ない」視聴者から賛否の声<< 「音が上京して以降は出番がなかったミュージックティーチャーですが、その濃いキャラクターで人気を博していた登場人物の一人。久々の登場と、自身を『スター御手洗』と呼ぶように頼むなど、その変わらないキャラクターに、ファンからは喜びの声が多く寄せられました。また、『プリンス』と呼ばれている久志とも対面を果たし、お互いをライバル視し合うような展開に。山崎、古川ともにミュージカル界で人気を博している俳優ということもあり、『この共演は最高過ぎる』『ミュージカルファンには神回』『スター御手洗と、プリンス佐藤久志の対決って贅沢すぎる』といった声が寄せられていました」(ドラマライター) とは言え、苦言が集まったシーンもあったという。 「財布を盗られたという御手洗は、古山家に宿泊することになりましたが、翌朝、御手洗が部屋で発声練習をしていると、娘の華(田中乃愛)が『朝からうるさいな』と呟く一幕がありました。裕一も音も華の発言を咎めるようなことはなかったものの、仮にも古山家は作曲家である裕一が支えている家。音もかつては歌手を目指しており、音楽に溢れた家でもおかしくないはずが、発声練習に対しうるささを感じたことに、『音楽家の娘とは思えない』『音楽のテーマ全否定かよ』『家で音楽が流れる習慣のない作曲家の家ってこと…?』といった批判的な声が多く寄せられてしまいました。音楽をテーマにしている一方、音楽の要素が少ないことがたびたび物議を醸している本作ですが、このセリフも視聴者に違和感を与えてしまったようです」(同) 笑いを狙った何気ないセリフではあるものの、音楽に対する「うるさい」発言は、多くの視聴者が不快感を覚えてしまったようだ。
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芸能ニュース 2020年06月23日 18時00分
『エール』本編ではないスピンオフ回が続くワケ 「もう飽きた」「仕方ない」視聴者から賛否の声
NHK連続テレビ小説『エール』の第62話が23日に放送された。 久志(山崎育三郎)がなぜ歌の道に進むことになったのかについて描かれた第62話。転校してきたばかりで学校ではクールに振る舞っている10歳の久志だったが、家では父の再婚で新しくやってきた母・玲子(黒川芽以)になじむことができず、葛藤を抱えており――というストーリーが展開された。 >>『エール』、ストーリーに重大ミス? 設定無視のスピンオフに「時空が歪んでる」の声も<< 第12週に続き、スピンオフ展開が描かれた今話だが、視聴者からは不満の声が多く集まっている。 「多くの朝ドラの場合、全編放送終了後にスピンオフが描かれますが、実は前作の『スカーレット』でも、本編中にスピンオフが1週間描かれ、視聴者からは賛否が集まりました。『エール』も、この『スカーレット』の手法を踏襲したものと思われていましたが、今話でもなぜか久志の幼少期が描かれるというスピンオフ的展開に。前話では、多くの視聴者が楽しみにしていた『六甲おろし』の作曲過程についてはまったく描かれず、掛布雅之演じるタイガース関係者・掛田寅男とともに歌っただけということもあり、『深掘りすべき要素はたくさんあるのに、なんでまたスピンオフ…』『本編にまったく関係ないスピンオフには、もう飽き飽き』『ただでさえ土曜放送がなくなって詰まってるのに、なんでスピンオフばっかりなの?』といった不満が集まっています」(ドラマライター) しかし、本編が全く進まず、スピンオフが連発しているのにはある理由があるという。 「実は、視聴者からは『新型コロナの影響か…』『もどかしいけど仕方ない』といった諦めの声も多く上がっています。『エール』も新型コロナの影響を受け、4月1日から今月15日まで撮影がストップしており、今月29日から放送も休止になります。今週いっぱいは放送されるとは言え、本編用に撮影していた素材はわずか。撮影休止前に撮影しておいたスピンオフ用素材をここぞとばかりに使用するのは、ある意味仕方のないことと言えるでしょう。とは言え、今話では、前週にスピンオフ週が放送されたばかりだったことや、久志が義母に育てられたことなどは全く本編に出て来ていなかったこともあり、唐突な久志幼少期エピソードに多くの朝ドラファンが違和感を抱き、苦言に繋がってしまったようです」(同) 新型コロナウイルスの影響もあり、異例中の異例な対応が取られているようだ。
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