山崎武司
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スポーツ 2023年09月01日 17時30分
中日・木下の牽制死を球団OBが酷評「言われてもできないミス」 ファンも呆れたヤクルト戦、本人は終盤に奮起?
8月31日に行われ、中日が「1-6」で敗れたヤクルト戦。「7番・捕手」で先発した中日のプロ8年目・31歳の木下拓哉の走塁ミスが物議を醸している。 問題となったのは、「0-1」と中日1点ビハインドの5回裏1死一塁でのこと。ヤクルト先発・小川泰弘は、送りバントの構えを見せる龍空に初球フォークを投じる。龍空はバットを出しながら一塁へ走り出そうとするも球を当てられず空振りとなったが、この時一走・木下は二塁を狙う意識が強すぎたのかベースから大きく飛び出していた。 これを見た捕手・中村悠平はすぐに一塁手・オスナへ送球し、木下も急いで頭から帰塁するも間に合わずタッチアウトに。この判定に対し、中日・立浪和義監督はベンチを出て審判団にリクエストを要求するも判定は覆らなかった。 >>中日・荒木コーチ、龍空にブチギレ?「詰め寄ってて怖い」試合後整列中の行動が話題、直前の走塁を問題視か<< 木下の牽制死について、ネット上には「今のアウトの取られ方は酷すぎる」、「焦って飛び出すような状況じゃないだろ」、「バントが転がらなかった場合のリスクを考えなかったのか」、「せっかくの出塁を自分で潰してどうする」といった呆れ声が寄せられた。 また、木下に対してはファンのみならず、ラジオ解説・山崎武司氏(元中日他)も「なんでこうなっちゃうのって僕はそう思う」、「いいスタートは切りたいですけど、そこまでギャンブル的なスタートを切らなくてもいい。それでアウトになるってことはよっぽど意識が無いってこと」と状況判断が全くできていないと苦言。 同氏はその後も「やれって言ってもなかなかできないようなミスを今ドラゴンズがしてるから最下位に(なってる)」、「こんなの注意力の次元の話なので、ちょっとこれはお粗末」などと木下への酷評を続けた。 今季の中日は石川昂弥が本塁突入の際に速度を緩めた結果、細川成也の三塁憤死よりタイミングが遅かったとして生還が認められず(5月18日/阪神戦)、ヒットの間に二塁へ進塁した村松開人がオーバーランでアウトになる(7月23日/広島戦)など軽率な走塁ミスが頻発している。 31日の木下は「0-5」と中日5点ビハインドの8回裏無死で迎えた打席で、この日チーム唯一の得点となる4号ソロをマーク。ファン・OBのひんしゅくを買った5回裏のボーンヘッドを何とか取り返したいと奮起して打席に臨んでいた可能性もゼロでは無さそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年08月26日 20時00分
DeNA・山崎の不振、激太りが原因?「お前、ダメだよ!」石橋貴明も説教、食生活に致命的問題か
23日終了時点でセ・リーグ4位に位置するDeNA。CS争いが本格化する中、今一つ調子が上がっていないのがプロ9年目・30歳の山崎康晃だ。 山崎は2015年のプロ入りから昨季までに通算207セーブをマークしているチームの絶対的守護神だが、今季は23日終了時点で「42登板・3勝6敗4ホールド20セーブ・防御率4.42」と今一つ。7月中旬には三浦大輔監督から守護神の座を剥奪されているが、8月23日・広島戦でも「0.1回2失点」を喫するなど復調の兆しは見えていない。 山崎はこれまでのキャリアで通算501登板を記録していることから、ファンの間では勤続疲労が不振の原因ではという意見が少なくない。一方、体重の増加が投球に悪影響を及ぼしているのではという見方も根強い。 >>DeNA・三浦監督、山崎降格させるべき?「我慢して起用するよりマシ」球界OBの持論に同調の声、配置転換後も調子上がらず<< 山崎は入団当初は公称体重84キロ(177センチ)だったが、今季は88キロ(179センチ)と4キロ増加。ただ、公称は必ずしも実際の体重を反映しているわけではなく、過去の報道では例年キャンプ前の体重は94~95キロだとも伝えられている。入団時から10キロ前後体重が増えていることもあってか、ここ数年はルーキー時代に比べてお腹周りや顎にかなり肉がついているというファンの指摘も多くなっている。 また、2失点を喫した8月23日・広島戦では、ラジオ解説を務めていた山崎武司氏も「状態の悪さ(の理由)って何かって言ったら完全にウェイトオーバーですよね」、「お腹が出ちゃってるから体のキレが全く(ない)。上半身と下半身のバランスがバラバラだと思う」と山崎の体型面を問題視。その上で「しっかり走り込んでやればすぐ直りますよ」と走り込みなどで減量を行うことを勧めた。 ファン・OBが問題視している山崎の体型だが、出身校・帝京高の先輩にあたるとんねるず・石橋貴明は本人に直接忠告を与えている。石橋は2022年2月、自身がパーソナリティーを務める『日本生命presents石橋貴明のGATE7』(TBSラジオ)の中で、2021年に山崎と食事をした際、山崎がポテトチップスなどのお菓子を好んで食べていることを知ったと明かす。ただ、「お前、ダメだよ!」、「子供じゃねーんだから」とお菓子を控えるように注意したところ、山崎はこの言いつけを守り、2022年春季キャンプでは7~8キロ減量した状態でキャンプインしたという。 「山崎は2020年は6セーブ(防御率5.68)、2021年は1セーブ(3.27)と不振で守護神の座も失っていましたが、2022年は減量の成果もあってか37セーブ(1.33)と復活。ただ、2023年1月の報道では、2022年オフに控えていたお菓子を一度解禁したところ、石橋から再度注意を受けたことを明かしたことが伝えられています。2度目の注意を受け再びお菓子は封印したそうですが…」(野球ライター) 山崎がシーズンに入ってもお菓子断ちを継続しているのかどうかは定かではないが、長びく不振やファン・OBからの指摘を踏まえると、コンディション調整に何らかの変化を加える必要性があることは確かなようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年08月07日 17時30分
中日立浪監督に「意図分からない」球団OB苦笑 ヤクルト戦中盤の代打策、敵投手との相性も悪かった?
6日に行われ、中日が「1-3」で敗れたヤクルト戦。中日・立浪和義監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-3」と中日3点ビハインドの5回裏でのこと。この回攻撃の中日は2死一塁で投手・岡野祐一郎に打席が回ってきたが、立浪監督は岡野を下げ後藤駿太を代打起用。後藤は試合前時点で代打打率が「.286」と3割近い数字を残していたが、この打席はヤクルト先発・小澤怜史の前に見逃し三振に倒れた。 この立浪監督の代打策について、ネット上には「え?ここで代打後藤?」、「守備固めでも使える選手なんだから終盤まで取っとけよ」、「一発長打ないのに使うのはもったいないのでは」、「一体何がしたいんだ、データ的にも間違ってるし」といった疑問の声が寄せられた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< また、この日ラジオ解説を務めていた山崎武司氏(元中日他)も「ここ勝負どころじゃないので、後ろにヤマが来るとなると、後藤の代打の出方っていうのがどうなのかなって思う」、「後半もつれた時に大事なところで代打行ってね。後藤の守備というのも重要ですし」と後藤起用はタイミングが早すぎるのではと指摘。 続けて、「これが走者二塁とか三塁ならまあ分からんでもないですけど、意図が分からないね。ここで代打後藤がね、僕は。代打の1番手に置いてるんだったらね」と苦笑交じりに首を傾げた。 立浪監督の代打策については、ネット上にも「え?ここで代打後藤?」、「守備固めでも使える選手なんだから終盤までとっとけよ」、「一発長打ないのに使うのはもったいないのでは」、「一体何がしたいんだ、データ的にも間違ってるし」といった疑問の声が寄せられた。 「立浪監督が代打策を仕掛けた5回裏2死一塁の場面ですが、打席が回ってきた岡野の打順は9番で、出塁すれば岡林勇希(6日終了時点で.309)、大島洋平(同.281)といった打力のある打者に得点圏で回すことができる状況。そのため、立浪監督は代打打率の高い後藤を起用し後続に繋がせにいったものと思われます。ただ、マウンド上の右腕・小澤はここまで対右被打率が『.198』、対左被打率が『.179』と左打者の方を得意としていた上、左打者の後藤は対右打率が『.125』、対左打率が『.429』と右投手を苦手としていましたので、データの観点からも疑問を抱いたファンも少なくないようです」(野球ライター) 今季の中日は6日終了時点で、代打打率がリーグ5位(.180)に沈んでいる。立浪監督は代打陣の起用法を今一度整理する必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月16日 18時30分
元中日・山崎氏、小笠原に「そんなことしてほしくない」発言で批判「料理の何が悪い」 故障リスクから納得の声も
15日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、野球解説者・山崎武司氏(元中日他)が生出演。同じく番組に生出演した中日のプロ7年目・25歳の小笠原慎之介に苦言を呈し物議を醸している。 問題となっているのは、視聴者から寄せられた「小笠原さん料理ってするんですか? 得意料理があったら教えてほしいです」という質問に答えた小笠原への発言。小笠原は「チキンのトマト煮込みとかは作ったりしますね」、「あと普通の鍋で豚の角煮とかも作るので」と、自宅でよく鍋を使った料理を作っていると回答した。 これを聞いた山崎氏は「コロナ禍っていうところもあるから、(外食せずに)自宅でちょっと何か食べようかとか、そういうのはあるかもしれない」としつつも、「いやいやいや、ドラゴンズのエースがそんなことしてほしくないなあ…」と不満げにコメント。ただ、小笠原から「作ってくれる人を探します」と返されると「はっはっは」と笑っていた。 >>DeNA・京田の入団コメントに「中日に喧嘩売ってる」驚きの声 立浪監督の冷遇・トレード放出にブチギレ?<< この山崎氏の発言を受け、ネット上には「なんてこと言うんだ山崎は、小笠原が料理しようが何しようが本人の自由だろ」、「他人の趣味をそんなこと呼ばわりなんて酷すぎる、一体何様のつもりなんだ」、「本人的には冗談のつもりなのかもしれんがそれでも不快、個人の自由にケチつけるな」といった批判が寄せられた。 ファンのひんしゅくを買っている山崎氏だが、一部からは「言いたいことは分かる、怪我のリスクあるし」と理解を示す声も上がっている。球界では選手が料理中に誤って包丁で指を切るなどして故障したケースは少ないながら存在する。直近では巨人・菅野智之が2020年6月に出演した『Going!』(日本テレビ系)の中で「5年くらい前に(料理中に)自分の指を切ってから、(原辰徳)監督に『お前もう一生料理するな!』と怒られた」と、料理中のけがにより原監督から大目玉を食らった話を明かしてもいる。 今季は「22登板・10勝8敗・防御率2.76」とチームで唯一2ケタ勝利をクリアした小笠原。山崎氏の発言の是非はともかく、チームにとっては代えが利かない、故障してほしくない選手の一人であることは間違いないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月01日 11時00分
巨人投手の左フックで中日打者が流血! 放棄試合の危機を招いた“ヘビー級”大乱闘、4年後も当事者は「口もきかん」仲介も拒否?
3月26日の開幕から約1カ月が経過し、ゴールデンウィーク(GW)期間の戦いに突入している今季のプロ野球。一部球団は今季初の9連戦が組まれているため、前半戦の戦いを占う重要な期間といえるだろう。 休日が続くこともあり、その分ファンの注目も大きくなるGW期間の試合。そのGWの時期に、両チームが入り乱れる大乱闘が勃発した試合が過去に行われている。 1996年5月1日、ナゴヤ球場で行われた巨人対中日の一戦。同戦は巨人が序盤から小刻みに得点を奪い、5回表終了時点で「6-0」とリード。その裏、巨人先発・ガルベス攻略の糸口をつかみたい中日は山崎武司が先頭打者として打席に入るが、ガルベスから頭部をかすめる直球を投げられ転倒してしまった。 すると、この球に激高した山崎はマウンドに詰め寄り、ガルベスも左手のグラブを地面に投げ捨て山崎に歩み寄る。マウンド前方で対峙した瞬間ガルベスは山崎に左フックをお見舞いし、山崎もヘッドロックで応戦。そこに両軍ベンチから飛び出した選手・コーチがなだれ込み一気に大乱闘に発展した。 マウンド前方に形成された乱闘の輪は一度三塁側方向に流れると、次は一塁側に移動するなど両チームの押し合いへし合いはしばらく収まらず。この間、中日の一部選手がバットを手に密集を分け入ろうとし、それに気づいた巨人コーチがすぐにバットを取り上げ後方に投げ捨てる一幕もあった。 乱闘の輪の中からガルベス、山崎が引き離されて乱闘は沈静化したが、ガルベスはユニフォームのボタンが一部引きちぎられた状態で山崎も口から流血。両者がベンチに下がった後、審判団は両者に退場を宣告した。 ところが、この直後巨人・長嶋茂雄監督はガルベスの退場を不服とし、自軍選手を全員グラウンドから引き揚げさせる行動に出る。放棄試合も辞さないこの行動を受けた審判団はすぐに説得にあたり、約30分後にようやく長嶋監督は説得に応じ試合は再開された。 試合はその後「9-4」で巨人が勝利したが、セ・リーグが翌日にガルベス、山崎両名に「厳重戒告、罰金10万円」という処分を科した。当時の報道によると、前の回に同僚・小島弘務が巨人・落合博満に死球を与えたため、山崎は次の回に報復として危険球を投げられるのではと予想。そのため、打席に入る前に「(危険球)来たら(乱闘)行きますから」と首脳陣に宣言していたという。 なお、後年の報道によると、山崎はその後2000年まで巨人でプレーしたガルベスとは「最後まで口もきかんかった」とのこと。2人そろって選出された1996年のオールスターでは、同僚・大豊泰昭が仲介役を名乗り出たというがこれも頑なに断ったという。 当時ガルベスが体重107キロ、山崎が86キロだったことから、“ヘビー級同士のバトル”とも言われた大乱闘。新型コロナウイルスが流行している現代ではまずお目にかかれないアクシデントだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月26日 19時30分
阪神・岡田元監督が藤川氏に「お前もう先発失格!」 リリーフ転向の真相を明かし反響、とどめを刺したのは大豊?
元阪神で野球解説者の中西清起氏が25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神監督で野球解説者の岡田彰布氏がゲスト出演。昨季限りで現役を引退した元阪神・藤川球児氏のリリーフ転向の真相を語った。 1998年のドラフトで1位指名を受け阪神入りした藤川氏は当初は先発だったが、2004年にリリーフに転向。今回の動画で岡田氏は、自身が阪神二軍監督を務めていた2001年にあったという転向のきっかけを語った。 >>オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?<< 現役時代に阪神(1999-2012,2016-2020)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)、四国IL・高知(2015)でプレーした40歳の藤川氏と、オリックス(1996-1997,2010-2012)、阪神(1998-2008)で監督・コーチを歴任している63歳の岡田氏。両者は1999~2008年にかけて共に阪神で戦っている。 具体的な日時には触れていないが、2001年に愛知・碧南で二軍・ウエスタンリーグの6球団(阪神、中日、広島、ダイエー、近鉄、オリックス)が戦うトーナメント戦があったという。この戦いに臨むにあたり、事前に藤川氏に「(先発を続けるかどうかの)ラストチャンスや」と告げていたという。 岡田氏によると、当時プロ3年目・21歳の藤川氏は「二軍でも7回いかん(投げられない)。球数いくと(かさむと)ガクッと(球威・制球力が)落ちる」とスタミナ面で課題を抱えていたとのこと。ただ、短いイニングならかなり力のある球を投げていたため、岡田氏はこのトーナメント戦を先発適性の有無を見極める機会にしようと考えたという。 阪神はトーナメントでは第1試合で近鉄と、第2試合は中日と対戦。中日のオーダーを確認すると、一軍の主力打者で当時は二軍調整中だった山崎武司氏(現野球解説者)、大豊泰昭さん(2015年1月に51歳で死去)の両名が揃ってスタメンに。そのため、藤川氏に「この2人抑えたら合格や」と、山崎氏、大豊さんへの投球結果次第で先発続行の可否を判断すると伝えマウンドに送ったという。 ただ、岡田氏によると藤川氏は5回までは両名を抑えたというが、6回に山崎氏、7回に大豊さんにそれぞれ本塁打を打たれたとのこと。この結果を受けた岡田氏は「お前もう先発失格、後ろで生きろ!」と、今後はリリーフとして起用していく旨を藤川氏に告げたと語っていた。 岡田氏は動画で監督時代に心がけていた投手整備法や現球界の春季キャンプへの疑問についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「山崎、大豊からの被弾が転向の伏線だったという話は初耳」、「二軍監督時代からリリーフ転向の構想を持ってたのは知らなかった」、「岡田さんは就任直後に藤川のトレード話(2003年オフ)も断った話が有名だけど、これも『リリーフならモノになる』って前から思ってたからだったのか」、「先発失格って言われた藤川さんはどんな反応したんだろうか。やっぱり打たれてる以上すんなり受け入れたんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に日米通算で「811登板・61勝39敗164ホールド245セーブ・防御率2.18」といった数字を残し、最優秀中継ぎ(2005-2006)、最多セーブ(2007,2011)も獲得するなど大成した藤川氏。その才能を岡田氏は早くから見抜いていたという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年02月22日 19時30分
スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武・オリックス監督で野球解説者の伊原春樹氏がゲスト出演。元楽天で野球解説者・山崎武司氏との間で起こった修羅場を明かした。 2004年に1年だけオリックス監督を務めている伊原氏。今回の動画では同年に行われた名古屋での試合前に、当時オリックスに所属していた山崎氏から造反を受けた話を披露した。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、伊原氏は名古屋で行われたある試合に臨んだ。山崎氏がそれまで不振だったためスタメンから外したところ、試合前にマネージャーから「山崎がほえてる」、「中村(勝広)GMのところに行ってあーだこーだ言ってる」と報告を受けたという。 自身ではなく球団上層部に不満をぶつけた山崎氏に、「それは違うんじゃないか」と不快感を抱いたという。すぐに山崎氏を呼びつけ、「お前ちょっと考え違いしてないか?」と苦言を呈したという。 ただ、苦言を受けた山崎氏は「監督、僕は名古屋出身ですよ! 家族も皆見に来てるわけですよ! そこでスタメン外すのはないでしょ!」と逆上。伊原氏が「それは分からんでもないけど、今日のピッチャー(と)の対戦でお前は全然打ってないし、我々は(勝つために)最善を尽くしてベストオーダーを組んでるわけだから」とスタメン落ちの理由を説明しても、「分かってくれてないっすよ!」と聞く耳を持たなかったという。 「そういう状態でベンチ入れてもなんだから、『じゃあ今日はお前、ベンチ外れて帰っていいから』って言った」と、最後には帰宅の許可を出したという伊原氏。すると、山崎氏は「そうしますわ!」と言って本当に帰ってしまったと語っていた。 伊原氏は動画で西武とオリックスの雰囲気や文化の違いについても話している。 >>オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「選手が起用面の不満をフロントにチクるってとんでもない話だな」、「地元で勇姿を見せたい気持ちは分かるけど、ちょっと公私混同が過ぎる気がする」、「結果を残してるならまだしも、不振なのにそれを言ったらワガママとしか思われないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『地元での試合が復調のきっかけになれば』っていう考えは無かったのか?」、「処遇を決めるのは名古屋の試合での結果を見てからでも遅くなかったんじゃないか」、「ちょっと思いやりに欠ける気もする。こういう態度が選手の士気を下げ、結果的に1年で退任する羽目になったのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現在52歳の山崎氏は現役時代に中日(1987-2002,2012-2013,2014)、オリックス(2003-2004)、楽天(2005-2011)でプレーし、通算で「2249試合・.257・403本・1205打点・1834打点」といった成績をマーク。ただ、伊原氏と共にオリックスで戦った2004年は「62試合・.245・4本・20打点・37安打」とほとんど結果を残せていない。 同年のオリックスは「49勝82敗2分・勝率.374」で3年連続最下位に沈み、伊原氏もこの年限りでの退任をしいられている。今回の動画で明かされたエピソードは、低迷から抜け出せない当時のチーム状況の表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年07月17日 19時30分
与田監督の采配に「意味が無い」 元中日・山崎氏、無計画な代打策に苦言 「理に適ってる」ファンからは反発も
元中日で野球解説者の山崎武司氏が、16日放送の『ドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日・与田剛監督の采配に苦言を呈した。 今回の放送で山崎氏は、12日から一軍でプレーしているドラフト1位ルーキー・石川昂弥についてトーク。その中で、「2-1」で勝利した15日のDeNA戦での与田監督の采配に疑問符をつけた。 山崎氏が問題としたのは、同戦の6回裏1死一、二塁の場面での采配。「2-1」と1点リードの中日は追加点のチャンスで石川に打順が回るも、与田監督は石川に代え阿部寿樹を打席へ。しかし、代打の阿部は併殺に終わり追加点のチャンスはついえてしまった。 >>中日・石川に「舐めてんのか」ファン激怒 炎上を招いた“ベース踏み忘れ”、「二塁で使った与田監督も悪い」との声も<< この采配について山崎氏は阿部が併殺となった点ではなく、石川を代えた点を問題視。「あのチャンスで三振、凡退だったとしても、(この経験は)彼の財産になる。それを取(り上げ)るのはどうなのか」と、石川に勝負どころを経験させなかったことに苦言を呈した。 また、山崎氏は「この打席がダメでもしゃあないと思って使わないと意味がない」とした上で、「ああいう形で代えるなら、石川を一軍に置いておく必要はない」、「スタメンで使うっていうのなら最後まで使わないと」とコメント。一軍で中途半端に起用するぐらいであれば、二軍で経験を積ませた方がいいと主張した。 途中交代を否定する理由について、山崎氏は自身の経験談や楽天時代に師事した故・野村克也さんの言葉を交えて説明している。山崎氏によると、監督時代の野村さんは常々「1打席代打を送っただけで、送られた選手が1年間死んでしまうことがある」と口にしていたといい、自身も現役時代に代打を出されたことをしばらく引きずった経験があるとのこと。山崎氏はこれらを踏まえて、同戦の代打策が石川のメンタルやモチベーションに悪影響を及ぼすのではと危惧した。 今回の石川への代打を含め、与田監督は選手を代えるタイミングが早い傾向があるという山崎氏。「目先の1勝というのは監督なら当然考えなければいけないが、(ドラ1の)石川だから(我慢してほしかった)」と我慢強い起用を求めていた。 山崎氏の発言を受け、ネット上には「ああいう場面を経験させないのなら、『何のために一軍に入れてるの?』って言われるのも仕方ない」、「わざわざ一軍に上げたのなら、未来への投資と思って腰を据えて起用するべきでしょ」、「確かに与田監督は選手交代が早すぎるから、もう少し辛抱強く采配してほしい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「代打で出てきたのが阿部だったから、特に悪い采配だったとは思わなかったけどなあ」、「1点差の緊迫した場面なんだから、経験が浅い石川より実績のある阿部に任せる方が理にかなってる」、「石川は打率1割台で阿部は2割台、打てそうな方を優先するのは当然だろ」といった反発も複数見受けられた。 「石川は12日に一軍昇格し同日の試合でプロ初ヒットをマークしましたが、その後の試合はいずれもノーヒットと苦しんでいます。一方、阿部も今シーズンは打率が2割台前半と苦しんでいますが、昨年は129試合に出場し3割近くの打率をマークした実績を持っています。結果は併殺でしたが、経験・実績で石川を上回る阿部を代打に送ったこと自体はあながち間違いではないとも思いますが…」(野球ライター) ゴールデンルーキーを巡る起用で物議を醸してしまった与田監督。「8-0」で勝利した翌16日の同カードでは石川をスタメンから外してもいるが、今後はどのように起用していくつもりなのだろうか。文 / 柴田雅人
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中日・木下の牽制死を球団OBが酷評「言われてもできないミス」 ファンも呆れたヤクルト戦、本人は終盤に奮起?
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