大田泰示
-
スポーツ 2023年04月28日 11時10分
ヤクルト・高津監督、リリーフ崩壊で采配狂った? 大不振・村上も復調気配ナシ、打開策は山田の再合流か
ヘッドスライディングが見せてくれた「物語」。延長10回裏、DeNAの大田泰示選手、桑原将志選手は「チームの勝利」のために一塁ベースへ滑り込み、ヤクルト・村上宗隆選手は無我夢中で頭から突っ込んだ(4回表)。 走塁に詳しいプロ野球解説者や現職の守備・走塁コーチの中には「ヘッドスライディング」に否定的な見解を持つ人も多い。それに異議を唱えるつもりはないが、彼らのヘッドスライディングから“伝わって来るもの”はあった。 4月27日のヤクルト戦は延長戦にもつれ込んだが、DeNAがサヨナラ勝ちを収めた。心配なのは、昨季の覇者・ヤクルトだ。 >>ヤクルト・村上の大スランプ、WBCが原因ではない? 首脳陣もお手上げ状態、厳しいマークでメンタルも疲弊か<< 「ヤクルトのチーム打率はリーグワーストです(1割9分6厘/27日終了時点)。それでも上位をキープできていたのは、リリーフ陣がしっかりしていたからでした。26日は中継ぎの木澤尚文投手が7回に3ランを浴びて試合を落とし、27日は星知弥投手が4点リードしていた6回に逆転3ランを食らいました。この連敗は思っていた以上にダメージが残ると言うか…」(プロ野球解説者) しかも、延長10回は守護神・田口麗斗投手を投入してのサヨナラ負けだ。 これで、チームは10勝11敗1分け。開幕5連勝で稼いだ貯金を失い、借金生活となった。 「田口投入」の場面を指して、こんな指摘も聞かれた。 「大田、桑原が一塁にヘッドスライディングをし、二死一・二塁。一打サヨナラ勝ちの場面となったところで、高津臣吾監督がベンチを飛び出し、ピッチャーを田口に交代させました。田口投入のタイミングに疑問が残ります」(前出・同) 同点で迎えた9回をゼロに抑えたのは、リリーバーの大西広樹投手。10回表のヤクルトの攻撃はその大西の前の打者で終了したため、高津監督の脳裏には「大西続投」「11回表、大西に代打。勝ち越したら11回裏に田口投入」のシミュレーションがあったのだろう。 「リリーフ陣全体の調子が落ちています。大西が好投したので、もう1イニング頑張ってもらおうと思ったようです」(関係者) その大西の“イニング跨ぎ”が裏目に出た。 リリーフ陣が好調であれば、惜しみなく、別の中継ぎ投手を投入できたわけだ。 「打線低迷は、村上の不振によるところが大きいです。村上一人のせいにしたくありませんが、彼に元気がないので、ベンチの雰囲気も重くて」(前出・同) 試合を決める一発が打てなければ、次の打者に繋ぐ。その姿勢が4回に出た一塁ベースへのヘッドスライディングだろう。 試合後、高津監督は「何か(雰囲気を)変えるものがほしいですね」と話した。表情はかなり厳しかった。 雰囲気を変えるもの。「村上の一発」が最高なのだが、WBC疲労(?)でチームを離れていた山田哲人選手の再合流も囁かれていた。同日の試合前は一緒に練習もしており、表情も明るかった。 試合前練習と言えば、村上は鋭い打球を連発していたのだが…。11日のDeNA戦以来53打席連続アーチなしの結果となった。経験豊富な山田に不振脱出の体験談を聞いてみるのも一案だと思うが? (スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年12月05日 18時45分
DeNA・大田、キラリと光ったベテランの味! 三浦監督も一体感もたらす働きを評価「声でも勢いづけてくれた」
昨シーズンの最下位から一転、今シーズン2位に躍進したベイスターズ。攻撃陣の核となったのはキャプテン・佐野恵太や4番として君臨した牧秀悟らで、若い力が躍動した。 しかしその裏には、昨年オフに加入した経験豊かな男が陰に日向にチームを支えていた。昨シーズンは若い力を中心に戦ってきた反面、石川雄洋氏やホセ・ロペス氏などがチームを去り、ベテランと呼ばれるプレーヤーが少なく、チームが窮地に立たされた際のよりどころが見当たらなかったことも低迷の要因の一つと目されていた。 その穴を埋める働きを見せたのがファイターズをノンテンダーとなり、複数のオファーを受けながらベイスターズに入団した大田泰示だった。サヨナラの舞台を複数回演出し、横浜スタジアムでお立ち台に立つこと3回、「横浜最高!」のフレーズは多くのファンを魅了した。また「声でもチームを勢いづけてくれた」と三浦大輔監督が何度も強調するように、ベンチにいながらも先頭に立ってナインを鼓舞する姿は、チームに一体感をもたらせた。 大田は真理として「僕はゆとり世代と言われる世代で考え方が甘いとか、ぬるいといろいろ言われてきたんですけど、みんなで声出してみんなで盛り上げるのはずっとやってきたし、それが正解ってわけではないですけど、やるなら真剣に声かけ合って励まし合って一体感を生み鼓舞する」ことが重要と解く。 また「僕らが出られない分、出ている人が活躍してくれないと勝てないですし、自分がゲームに入り込んで声出しておかないと、いざ出たときに困るのは自分。そういったことがチームにとってプラスになってくれることは、やっていてよかった」と満足そうに振り返った。 来シーズンはレギュラー奪取を「頭の中のど真ん中にある」と言い切ったスラッガー。東海大相模高時代から慣れ親しんだ横浜スタジアムで、入団会見で目標とした「三浦監督を胴上げする」という夢へ向けて、プロ15年目のシーズンへと驀進する。写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年04月07日 17時30分
DeNA、新加入・大田が初のお立ち台! 間近に迫ったソトの一軍合流前に猛アピール
ファイターズを“ノンテンダー”となりベイスターズにやってきた大田泰示が6日、試合を決める移籍後初ヒットを放ちアピール成功。ベイスターズのユニフォームを着て初のお立ち台で喜びを爆発させた。 試合途中から代打で登場していた大田は、11回にヒットを放ち、佐藤輝明のまずい状況判断もあって三塁を陥れ勢いをつけると、1点を勝ち越した12回にはレフトの頭上を越える走者一掃のツーベースヒットでタイガースの息の根を止める活躍を見せた。 ブルーのユニフォームで初のヒーローインタビューでは「ああいう場面で打てたのでホッとしています。貢献したい気持ちでやってきたが、貢献できていなくて…。貢献できてうれしいです」と声を弾ませ「一歩ずつ(チームの)一員に近づいている。まだまだこれからも貢献できるように」と言葉に力を込めた。 この日まで大田はオープン戦で.094と調子は上がらず、なんとか開幕一軍はつかんだものの、開幕してからは8打数ノーヒット。ストレートに差し込まれ変化球に泳ぐ状況で、昨年打率.204、ホームラン3本と不調だった状況を打破できていなかった。 しかも開幕前にけがのため戦線離脱したネフタリ・ソトが5日からファームで実戦復帰。いきなりライトにソトらしい放物線を描くホームランを放ち、6日にはファーストでフル出場。ヒットは出なかったものの打球はしっかりと上がっており、一軍合流へ向け着々と準備を進めている状況。今年は“恐怖の7番バッター”として期待され、来日初年度の2018年は41本、翌年の19年は43本と連続してホームランキングを獲得している大砲の代わりに、調子の上がらない大田がファームで調整する可能性も十分考えられた。しかしこの日の活躍で、崖っぷちから踏ん張った印象だ。 「神奈川に縁がある。恩返ししたい」との思いを胸に、ベイスターズ移籍を決意した大田泰示。強肩と俊足も魅力のスケール大きい“セクシー”な男の反撃は、ここから始まっていく。文・取材・写真 / 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2022年03月09日 15時30分
DeNA、大田のファール直後のベンチ内が話題「ビビり倒してる」宮崎は呆然、ソトはジェスチャーで抗議?
8日に行われたオープン戦・DeNA対西武戦。「4-2」でDeNAが勝利したこの試合で、DeNAのプロ10年目・33歳の宮崎敏郎が見せた行動がネット上で話題となっている。 「4-1」とDeNA3点リードで迎えた7回裏2死一塁。この場面で打席に入っていたDeNA・大田泰示は、西武2番手・増田達至の初球を強振。ライナー性の打球は一塁側のDeNAベンチを強襲したが、幸いにもベンチ内には入らずにベンチ前のフェンスに当たった。 この直後、中継カメラはベンチの最前列で戦況を見守っていた宮崎が、大田の打球に相当驚いたのか身構えたまま固まっている様子を映し出す。同時に、宮崎の横にいたソトが大田に向かい、「あっちに打て」と言わんばかりにフェアゾーン方向を左手で指差す様子も映り込んでいた。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<< この宮崎の反応を受け、ネット上には「宮崎めちゃくちゃビビり倒してるじゃん」、「ソトが宮崎の気持ちを代弁するかのように大田に抗議してるのも草」と驚きの声が寄せられた。一方、「何事も無くて本当によかった、もし当たってたら笑いごとじゃなくなってた可能性もあった」、「昔の高橋みたいなことにならなくて幸い」といった安堵のコメントも多数みられた。 「プロ野球の試合ではファールボールがベンチやファールゾーン内のブルペンを強襲することは少なからずあり、ごくまれに運悪く打球が直撃してしまう選手・首脳陣もいます。直近では2021年8月28日・阪神対広島戦で阪神・北川博敏一軍打撃コーチの腹部にファールが直撃しましたが、幸いにも特に大事には至りませんでした。ただ、過去には2006年4月5日・巨人対ヤクルト戦で顔面にファールが直撃した巨人・高橋尚成が右ほお骨陥没骨折の怪我をして約2カ月離脱したケースもありますので、今回の大田の打球も宮崎をはじめとした同僚の大怪我につながっていた可能性もゼロではありません」(野球ライター) 宮崎は8日終了時点でオープン戦打率「.636」をたたき出しているチームの絶対的主軸。仮に直撃・故障発生となればチームのシーズン出遅れも濃厚だっただけに、本人だけでなく多くのファンも肝を冷やしたようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年03月03日 15時30分
巨人・秋広、背番号55に「そのようなレベルの選手ではない」 自己評価が物議、前任者の二の舞に懸念も
巨人のプロ2年目・19歳の秋広優人が、2日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組では今春キャンプ(2月1~25日)を一軍メンバーとして完走した秋広が、オフシーズンに行った増量の効果やキャンプで重点的に行った取り組みについて語る模様を放送。秋広は「理想は後ろの軸足で打つこと」という考えの下、スイングの際に頭が前に突っ込んでしまう癖の矯正に努めたことなどを話した。 >>巨人・秋広、目の前の先輩を煽り「メンタル強すぎる」驚きの声 球団広報への発言が話題、 過去には元木ヘッドを酷評したことも<< その中で、秋広はかつて松井秀喜氏(元巨人他)らが背負った背番号「55」を今季から自身が着用していることについて「今はそのようなレベルの選手ではない」と自身を“酷評”。続けて、「まずは初ヒット、初ホームラン、初打点というところを一歩目の目標として、今はそこを目標にやっています」と堅実な目標を掲げた。 巨人の背番号「55」は松井氏が1993~2002年にかけて着用し、同期間に332本塁打を放つなど大活躍したことから、チームにとって特別な意味を持つようになった番号。球団は秋広が松井氏のようなスラッガーに大成することを期待し、2014年以降空き番となっていた同番号を昨オフに与えたが、本人は現時点では「55」番は分不相応だと考えているようだ。 この秋広の発言を受け、ネット上には「プロ1年目終えたばかりなのに55番は早くないかと思ってたけど、本人も自分はまだまだって考えてるのか」、「期待先行で渡されたわけだから、番号と実力が釣り合ってないと感じるのは当然といえば当然」と同調の声が寄せられた。一方、「大田(泰示/DeNA)みたいな重圧を抱えそうって不安が現実になりつつある気がする」、「あんまり55番について話振らないでほしい、前任者みたいにかなりの負担になるリスクもあるし」といった今後への懸念も多数みられた。 巨人の背番号「55」は秋広以前は大田がプロ1年目の2009年から、2013年にかけて着用したが、この間はわずか2本塁打しか打てず。結果を出せなかったからか2014年からは背番号が「44」番に変わったが、同年から2016年にかけ計7本塁打と芽が出ないまま2016年オフに日本ハムにトレード移籍した。移籍後は昨季までに計65本塁打と主力に成長しているが、本人は「55」番着用時代について「早く松井さんのような大打者にならなければという焦りと、周囲からの期待の大きさに押しつぶされそうでした」とかなりの重圧を抱えていたことを後年に明かしている。 「大田は身長188センチ・体重90キロの体格や高校通算65本塁打をマークしたことから、次代の大砲になると球団に見込まれプロ実績は皆無ながら『55』番を与えられました。一方、秋広は身長200センチ・体重95キロと大田を体格で上回っていること、昨季二軍で8本塁打と爪痕も残していることなどから大田以上の素材と評価するファンは多く、球団も同様の考えから『55』番を与えたものと思われます」(野球ライター) 「55」番への変更後から、多くのファンやメディアに大砲としてのブレークを期待され続けている秋広。ここまでは実戦9試合で打率「.316」と好調が続いているが、今後大田のように「55番」の重圧に苦しむ展開を危惧しているファンも少なくないようだ。 文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年12月14日 19時30分
日本ハム・大田のDeNA入りは西川の去就にも影響? 難航予想の新天地探しに光明か、年俸60%ダウンの移籍が成立したワケは
11月16日に日本ハムから来季の契約提示・保留手続きを行わない、いわゆる“ノンテンダー”とされたことが発表され、12月2日にNPBから自由契約選手として公示されたプロ13年目・31歳の大田泰示。14日、DeNAが獲得したことを球団公式サイトで発表した。 >>DeNA、日本ハム・大田獲得意向に疑問の声「獲る必要あるのか?」 ライバルを巡る深刻な事情から反論も<< 球団公式サイトはこの日、「大田泰示選手(元北海道日本ハムファイターズ)と、2022年シーズンの選手契約を結ぶことで合意いたしましたのでお知らせいたします」と大田の獲得を発表。契約の内容については掲載されていないが、獲得発表を伝える報道では現年俸1億3000万円(推定)から8000万円ダウンの年俸5000万円(同)での獲得と報じられている。 大田はこれまで巨人(2009-2016)、日本ハム(2017-)でプレーし、今季までに「770試合・.261・75本・310打点」といった通算成績を残している右の外野手。昨年は自身初のゴールデングラブ賞を獲得するなど守備でも結果を残したが、今季は「.204・3本・20打点」と打撃不振に苦しんだ。 大田の獲得発表を受け、ネット上には「先週調査報道出てたDeNAが獲ったのか、にしても年俸安いな」、「そんな安価で獲れるとは思わなかった、元年俸から比べたら約62%も年俸下がってるのに」、「基礎年俸は抑えて、その分出来高を手厚くしてるんだろうか?」と驚きの声が寄せられている。 一方、「大田の減俸移籍は西川の移籍先探しにも追い風になりそうな気がする」、「あくまで本人の意向次第だけど、大田級の減額が可能ならオファー増えそうじゃない?」、「今んとこ巨人しか動いてないみたいだけど、大田みたいに手ごろなカネで獲れるなら新たに手を挙げる球団も出てくるのでは」と、日本ハム時代の同僚であるプロ11年目・29歳の西川遥輝への影響を推測するコメントも多数挙がった。 西川はプロ入りした2011年から今季まで日本ハムでプレーし、「1227試合・.281・54本・381打点」といった通算成績をマークしている左の外野手。今オフは大田やプロ8年目・32歳の秋吉亮と共に日本ハムをノンテンダーとなっており今後の去就が注目されている。 「西川は過去に盗塁王(2014,2017-2018,2021)、ゴールデングラブ賞(2017-2020)を4回、ベストナインを2回(2016-2017)獲得するなど、ノンテンダー3名の中では最も実績のある選手。ただその分、現年俸も3名の中で最も高い(2億4000万円/大田は1億3000万円、秋吉は5000万円)上、今季は『130試合・.233・3本・35打点』とコストに見合っていない数字に終わったため、移籍先探しは難航するのではという見方も少なからずされています。実際、今オフはここまで資金力のある球団の一つである巨人以外から獲得調査報道は出ていませんが、大田のDeNA入りを受け『大田がこれほど安価で獲れるなら西川も交渉の余地がある』として西川獲得に動き出す球団が出てきたとしてもおかしくはないでしょう」(野球ライター) 大田と同等の年俸ダウン率(マイナス62%)が可能と仮定すると、年俸は約9100万円となる西川。タイトル獲得歴豊富な選手の値段としてはかなりの安価といえるが、果たして“お手頃価格”での獲得を狙う球団は今後現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について横浜DeNAベイスターズの公式サイトよりhttps://www.baystars.co.jp/
-
スポーツ 2021年12月09日 15時30分
DeNA、日本ハム・大田獲得意向に疑問の声「獲る必要あるのか?」 ライバルを巡る深刻な事情から反論も
11月16日に日本ハムから来季の契約提示・保留手続きを行わない、いわゆる“ノンテンダー”とされたことが発表され、12月2日にNPBから自由契約選手として公示されたプロ13年目・31歳の大田泰示。9日、DeNAが獲得調査を進めていると複数メディアが報じた。 >>日本ハム・大田の意味深発言が憶測を呼ぶ 他球団からのオファーを匂わせ? 直近成績から冷ややかな見方も<< 今オフは6日に広島が獲得に動いていることが伝えられている大田。9日の報道によると、DeNAも長打力・守備力を兼ね備えた外野手として大田を評価し、ノンテンダー発表直後から水面下で獲得調査を開始していたという。 大田はこれまで巨人(2009-2016)、日本ハム(2017-)でプレーし、今季までに「770試合・.261・75本・310打点」といった通算成績を残している右の外野手。昨年は自身初のゴールデングラブ賞を獲得するなど守備でも結果を残したが、今季は「.204・3本・20打点」と打撃不振に苦しんでいる。 大田の獲得調査報道を受け、ネット上には「DeNAが動くのは意外、大田獲っても使いどころ無いだろ」、「大田は現状だとバックアップ要員にしかならなそうだし、年俸も安くは無い(現年俸1億3000万円/推定)けど獲る必要あるのか?」、「大田も右翼が既に埋まってるチームからのオファーは受け入れないのでは」と疑問の声が寄せられている。 大田は外野の中でも右翼を主戦場とする選手だが、現在のDeNAは今季「.303・28本・74打点」と好成績を残したオースティンが右翼のレギュラーを務めている。単純に打撃成績だけを比較すると大田がポジションを奪う隙はあまりないようにも見えるため、獲得に動く価値はあまりないとみているファンは少なくないようだ。 「ただ、大田獲得については否定的な見方が圧倒的多数というわけではなく、『オースティンがフル稼働するか信用ならないし大田は絶対いる』と実現を望む声も散見されます。オースティンは初来日・DeNA入りした昨季も『.286・20本・56打点』と20本塁打をクリアするなど数字を残している一方、右ひじ違和感(2020年6月)、右手人差し指痛(同年7月)、脳震とう・むちうち(同年8月)、左ふくらはぎ肉離れ(2021年10月)など故障の多さも目立っている選手。また、今オフは球団の契約保留者名簿には入っているものの、現時点で来季残留は決定していません。そのため、去就が未確定で残留でもどこまで稼働するかは不透明という状況などから、同ポジションを守れる大田は必要と考えているファンも少なからずいるようです。なお、DeNAは仮に大田獲得成功、オースティン退団の場合は空いた右翼にそのまま大田を起用でき、残留でも『右翼・大田、一塁・オースティン』といった柔軟性のあるオーダーを組むことが可能となります」(野球ライター) 今オフは宮崎敏郎、大和、山崎康晃のFA3選手の慰留を成功させ、中日・又吉克樹のFA獲得にも乗り出すなど戦力維持・補強に積極的な姿勢を見せているDeNA。今後予想される広島らとの争奪戦を制し、大田獲得を実現させることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月19日 20時30分
日本ハム・大田の意味深発言が憶測を呼ぶ 他球団からのオファーを匂わせ? 直近成績から冷ややかな見方も
16日に日本ハムから来季の契約提示・保留手続きを行わない、いわゆる“ノンテンダー”とされたことが発表され、自由契約となる今オフの去就が注目されているプロ13年目・31歳の大田泰示。19日に伝えられた去就についてのコメントがネット上で話題となっている。 >>日本ハムが西川遥輝ら3選手の保留手続きを行わず!稲葉GM「再契約の可能性を閉ざすものではありません」<< 報道によると、大田は同じくノンテンダーとなった同僚・秋吉亮と共に、18日に千葉・鎌ケ谷の球団二軍施設で自主トレ。取材に訪れた報道陣が両名に去就について聞くと、秋吉は「まずは他球団からのオファーを待ちたい」と話すにとどめた一方、大田は「ノーコメント。今は、しゃべれることがない」と言葉を濁しながらも笑顔を浮かべたという。 大田はこれまで巨人(2009-2016)、日本ハム(2017-)でプレーし、今季までに「770試合・.261・75本・310打点」といった通算成績を残している右の外野手。巨人時代は8年で計9本塁打とくすぶっていたが、日本ハム移籍以降は5年で計66本塁打とブレークを果たしている。 報道で伝えられた大田の口ぶりに、ネット上では「この様子だともうどこかからオファーもらってるのか?」、「何もなければわざわざノーコメントとは言わないだろうし、水面下で打診受けてるんだろうか」、「笑顔で質問に答えたってことは、何かしら移籍の話はもらってるっぽいな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「成績考えたらそんなすぐにオファーはもらえないだろ」、「これからはどうなるか知らんが、現時点でもう声がかかってるとは思えない」、「そもそも打率2割の大田が他球団から求められるとは考えづらいんだけど」と、オファーをもらっている可能性は低いとする厳しい見方も多数挙がった。 大田は日本ハム初年度の2017年から昨季までは4年連続で2ケタ本塁打をクリアするなど実績を残し、守備でも昨季、自身初のゴールデングラブ賞を受賞。しかし、今季は「76試合・.204・3本・20打点」と打撃不振に苦しみ一軍戦力としてはほとんど機能しなかった。直近の成績が振るわず来季復活の保証もないことからまだオファーは来ていない、あるいは今後も来ないだろうと考えているファンも少なくはないようだ。 日本ハム・稲葉篤紀GMは16日の発表でノンテンダーの理由について「選手にとって制約のない状態で、海外を含めた移籍先を選択できることが重要と考えた結果です」と大田らの選択肢を広げるための策と説明した一方、「ファイターズとの再契約の可能性を閉ざすものではありません」と再契約でチームに残る道もあるという旨を示唆している。そのため、一部ファンからは「他球団移籍じゃなくて日本ハム残留の話が進んでたりして」と勘繰る声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月17日 15時30分
巨人、日本ハム・大田の復帰可能性は消滅? 自由契約で獲得期待も、秋広の背番号変更で落胆の声も
2020年ドラフトで5位指名を受け巨人に入団し、今季がプロ1年目のシーズンだった19歳の秋広優人。17日、来季からの背番号変更が内定していると複数メディアが報じた。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 報道によると、秋広は今季の背番号は「68」番だったが、来季からは過去に日米通算507本塁打の松井秀喜氏(元巨人他)らが背負った「55」番に変更。球団は秋広の大砲としての素質を高く評価し、今後のブレークへの期待も込めて「55」番を渡したとみられるという。 今季の秋広は一軍では「1試合・.000・0本・0打点」とほとんど出場機会がなかったが、二軍では主に4番を任され「82試合・.229・8本・26打点」といった数字をマーク。シーズン後半の8月以降は「31試合・.291・4本・14打点」と3割に迫る打率も残しているため、球団はこの成長ぶりも加味して、一軍実績は無いながらも秋広に由緒ある「55」番を与える決断に至ったと思われる。 秋広の背番号変更を受け、ネット上には「二軍で爪痕残してるとはいえ、一軍では何の実績も無い秋広に55着けさせるのはビックリ」、「松井も着けた番号を与えたってことは、来季からは一軍での英才教育を始めるんだろうか」、「秋広は必ずモノにするという球団の覚悟の表れのようにも感じるな」といった驚きの声が寄せられている。 一方、「秋広が55番着けるなら、これで大田の復帰は無くなったか?」、「大田を呼び戻して55与えるかもと予想してたけど全くの見当違いだった」、「大田がかつての背番号と共に復帰って展開もこれで無くなったな」と、「55」番の前任者である日本ハム・大田泰示を絡めたコメントも多数挙がった。 大田は巨人時代(2009-2016)の2009~2013年にかけ背番号『55』を着用するもこの間はわずか2本塁打、『44』番に背番号が変わった2014~2016年も計7本塁打と芽が出なかった選手。一方、2016年オフにトレード加入した日本ハムでは今季までに計63本塁打と主力に成長した。ただ、日本ハムは11月16日に大田を含めた3選手に来季の契約提示・保留手続きを行わないことを発表している。 「日本ハムの決断により大田らは今オフ自由契約となり他球団との交渉が可能となりますが、ファンの間では大田についてプロ入り当初の監督である原辰徳監督が率いる巨人が復帰に動くのではという見方が浮上。また、復帰実現に向けては背番号『55』番を用意するのではという意見も散見されました。ただ、その『55』番を秋広が着けることが決まったことで、大田復帰の可能性は大きく下がったと捉えたファンも少なくないようです。なお、現在の巨人は大田の本職である外野は丸佳浩、松原聖弥が2枠を占め、残る1枠も候補にはウィーラー、梶谷隆幸ら実績のある選手が複数。ここに本職は一塁ながら外野も守れる秋広も加えるとすると、大田を獲得するメリットは薄いともいえます」(野球ライター) 大田が着用していた2013年を最後に長らく空き番号となっていた「55」番。後継者となった秋広がブレークを果たせるかはもちろん、前任者・大田の去就も今後注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年11月17日 10時50分
日本ハムが西川遥輝ら3選手の保留手続きを行わず!稲葉GM「再契約の可能性を閉ざすものではありません」
北海道日本ハムファイターズは16日、海外FA権を取得している西川遥輝外野手、国内FA権を取得している秋吉亮投手、大田泰示外野手とそれぞれ話し合いを重ねた結果、来シーズンの契約を球団からは提示せず、保留手続きを行わないこととしたと発表した。 日本ハムの稲葉篤紀GMは「3選手と来シーズン以降のプレー環境について協議した結果、選手が取得した権利を尊重し、ノンテンダーとすることを選択しました。選手にとって制約のない状態で、海外を含めた移籍先を選択できることが重要と考えた結果です。昨年も、ノンテンダーの村田透投手と再契約した例があるように、ファイターズとの再契約の可能性を閉ざすものではありません」と球団を通じてコメントを発表。移籍先がない場合は宣言残留も認める意向だ。 西川は2010年のドラフト2位で智辯和歌山高から日本ハムに入団。高校時代からスター選手として注目されており、入団当初は内野手だったが、外野手に転向すると2017年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。2020年オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明したものの、移籍が成立せずに日本ハムに残留。今シーズン、新たに海外FA権を取得していた。今シーズンは打率.233と苦しんだものの、24盗塁で4回目の盗塁王を獲得している。 大田は2008年のドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。大型外野手として期待されたが伸び悩み、2016年オフにトレードで日本ハムへ。栗山英樹前監督の期待に応えて、外野(ライト)のレギュラーを掴んだものの、今季は不振により76試合の出場に留まり、二軍での生活が多く、チームに貢献が出来なかった。秋吉は2013年ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団。クローザーとして活躍していたが、2018年オフにトレードで日本ハムへ移籍。1年目からヤクルト時代と同じくクローザーを任されるなどベンチの信頼も厚かったが、今シーズンは10試合の登板に留まり、本来の力を発揮できない1年になってしまった。(どら増田 / 写真・及川恒平)
-
スポーツ
ヤクルト・高津監督、リリーフ崩壊で采配狂った? 大不振・村上も復調気配ナシ、打開策は山田の再合流か
2023年04月28日 11時10分
-
スポーツ
DeNA・大田、キラリと光ったベテランの味! 三浦監督も一体感もたらす働きを評価「声でも勢いづけてくれた」
2022年12月05日 18時45分
-
スポーツ
DeNA、新加入・大田が初のお立ち台! 間近に迫ったソトの一軍合流前に猛アピール
2022年04月07日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、大田のファール直後のベンチ内が話題「ビビり倒してる」宮崎は呆然、ソトはジェスチャーで抗議?
2022年03月09日 15時30分
-
スポーツ
巨人・秋広、背番号55に「そのようなレベルの選手ではない」 自己評価が物議、前任者の二の舞に懸念も
2022年03月03日 15時30分
-
スポーツ
日本ハム・大田のDeNA入りは西川の去就にも影響? 難航予想の新天地探しに光明か、年俸60%ダウンの移籍が成立したワケは
2021年12月14日 19時30分
-
スポーツ
DeNA、日本ハム・大田獲得意向に疑問の声「獲る必要あるのか?」 ライバルを巡る深刻な事情から反論も
2021年12月09日 15時30分
-
スポーツ
日本ハム・大田の意味深発言が憶測を呼ぶ 他球団からのオファーを匂わせ? 直近成績から冷ややかな見方も
2021年11月19日 20時30分
-
スポーツ
巨人、日本ハム・大田の復帰可能性は消滅? 自由契約で獲得期待も、秋広の背番号変更で落胆の声も
2021年11月17日 15時30分
-
スポーツ
日本ハムが西川遥輝ら3選手の保留手続きを行わず!稲葉GM「再契約の可能性を閉ざすものではありません」
2021年11月17日 10時50分
-
スポーツ
日本ハム、中田に続いて大田も巨人行き? 失意の移籍から5年後の出戻りが急浮上しているワケ
2021年08月23日 11時00分
-
スポーツ
日本ハム・中田の打撃“若手に悪影響”と指摘 岩本氏、ドラ1・早川相手の“3タコ”に苦言 前回対戦と真逆の結果になったワケは
2021年04月19日 19時35分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分