プロ野球
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スポーツ 2022年11月14日 20時30分
広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ
日本プロ野球機構(NPB)は14日、今年のゴールデン・グラブ賞(GG賞)の受賞選手を公式サイト上で発表。その内容がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、セ・リーグの二塁手部門。GG賞は全国の新聞、通信、放送各社に所属し5年以上プロ野球を担当している記者投票により受賞者が決定するが、今年の同部門は292票中114票を獲得した広島・菊池涼介が1位、87票のヤクルト・山田哲人が2位、71票の巨人・吉川尚輝が3位という結果だった。 1位となった菊池はプロ入りした2012年から広島でプレーする二塁手で、2014年に補殺数(535個)、2020年に守備率(1.000)でそれぞれプロ野球記録を樹立している守備の名手。GG賞には2013年から昨季まで9年連続で選出されており、今年の受賞でセ・リーグ史上最長タイとなる10年連続受賞となった。 >>侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も<< リーグ史に残る快挙となった菊池の受賞だが、ネット上には称賛の声以上に「票入れた奴出てこい、今年はどう考えても菊池じゃない」、「山田、吉川の一騎打ちと思ってたら菊池とは…守備成績考えたら納得できない」、「あらゆる数字が下位の菊池がトップ得票はいくらなんでもおかしいだろ」、「データ以外の部分も加味してるんだろうが今一つ腑に落ちんな」といった人選への批判が上がった。 「今回GG賞に選出された菊池ですが、規定をクリアしたセ二塁手4名の中では山田に次ぐ守備率(.9949)を記録。ただ、刺殺数(255個/4位)、補殺数(332個/4位)、併殺数(71個/4位)、UZR(6.2/3位)といったその他の守備成績は軒並み下位でした。ファンの間では守備率、併殺数(87個)で1位の山田、もしくは刺殺数(298個)、補殺数(421個)、UZR(11.0)で1位の吉川のどちらかが選出されるという見方が大半でしたが、予想を裏切る菊池選出に異を唱える意見は少なからず上がっています」(野球ライター) 菊池の得票数がトップだった理由については、データ以上に日々試合・守備を見る中での印象を重視する投票者が多かった、山田・吉川の数字が拮抗していた分、票が割れたことなどが考えられる。本人は受賞当日に球団公式サイトを通じ「今年も選んでいただきありがとうございます。10年連続ということで、カープの偉大な先輩である山本浩二さんに並べたことをとても嬉しく光栄に思います」と喜びのコメントを残しているが、菊池以上に受賞に値する選手はいたとモヤモヤを抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2022年11月14日 18時30分
DeNA・牧「いい緊張感があった」 “ハマの4番”が感じた日の丸の重み
11月5日、“栗山ジャパン”が発進した1回裏、いきなり左中間スタンドに放り込むホームラン。次戦でもマルチヒットと気を吐き、守備でもトリプルプレーの起点となるなど代表でも存在感を示した牧秀悟。 13日にチームに合流し、秋季トレーニングで汗を流した後に取材に応じ「自分にとっても貴重ないい体験になりました」と充実感をにじませ第一声。「森(友哉)さんとか近藤(健介)さんとバットの出し方などの情報交換もできました。西川(龍馬)さんとも話すことができた」と普段接点のない12球団から集まった精鋭と交流した。 中でも村上宗隆には「しっかりまとまった自分の考えがあるのはすごかったなと思います。試合していても存在感がありますし、しっかりしているので、これはみんなついていくんだなという感じ」と年下ながら三冠王に輝いた怪物にも感化されたようだ。 プロ入り初の日本代表に「代表としてやらなければいけないというプレッシャーもありましたし、その中でも周りもすごい選手ばかりなのでいい緊張感がありました。ピッチャーもバッターも一打席、一球ってところで見方が違うのかなっていう雰囲気がありました」と優勝争いにクライマックスシリーズと、ベイスターズで戦ったときとは違った感覚も味わいながら「個人としてアピールができたのかなと思います」と満足感も得たとした。 来年の3月に本番を迎えるWBCへ向け「もちろん選ばれたいですし、そこまで自分なりの準備をしっかりして、選ばれたら万全でできるようにやっていくだけかなと思います」と意欲。ステップアップの3年目へ「去年も1年目というところで疲れもあったんですが、今年はまた違う疲れはありますね。今年よりもいい成績を残すために、休むときは休んで12月、1月はしっかり自分を見つめ直してやっていきたい」と先を見据えた“ハマの4番”は、世界との戦いでも軸となってくれそうだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月14日 17時30分
ロッテ佐々木朗希&松川虎生の完全試合バッテリーが『anan AWARD』受賞!「撮影は恥ずかしかった」
ファッション誌『anan』(マガジンハウス)が選定する『anan AWARD 2022』が発表され、アスリート部門に、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手と松川虎生捕手が選出された。 2人は今年7月20日に発売した230899号『バディの化学反応 2022』のバックカバーに登場している。ちなみに昨年は、同部門を柔道の阿部一二三、阿部詩兄妹が受賞している。 『anan』は授賞理由として「高校時代から“令和の怪物”として名を馳せ、2019年に千葉ロッテマリーンズに入団した佐々木朗希選手。昨年、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団し、高卒新人捕手として史上3人目の開幕スタメンマスクを手にした松川虎生選手。この春にバッテリーを組んだばかりのお二人は、今年4月、プロ野球史上28年ぶりとなる完全試合達成という偉業を成し遂げ、プロ野球界の話題をさらいました。また、7月に行われた『マイナビオールスターゲーム2022』ではお二人同時にファン投票及び選手間投票で1位に選出され、バッテリーとして試合に出場。大いに試合を盛り上げ、野球ファンはもちろん、幅広い層にプロ野球の魅力、観戦の楽しさを認識させてくれました。今シーズンの飛躍を経て、球界の未来を担うお二人への注目は今後もますます増していくと思われます。『anan』とのご縁としては、2022年7月『バディの化学反応2022』でアスリートとして異例のバックカバーを飾っていただき、『奇跡のバッテリー』と題する8ページにわたるグラビアも撮影。2022年のバディを象徴する一組としてご登場いただきました。シーズン真っ只中の登場、また、女性誌へのお二人の出演は史上初ということもあり、登場の告知とともにTwitterでトレンド入りし、誌面はスポーツ紙、ニュース、バラエティ番組などでも取り上げられ、話題を呼びました」と説明している。 佐々木は今シーズン惜しくも二桁勝利には届かなかったが、先日行われた侍ジャパンの強化試合では、来春に開催する野球の世界大会WBC日本代表入りへアピールをしており、こういう世間も巻き込んだ形の賞を受賞するのは大きな後押しになるだろう。 受賞に際して、佐々木は「初めてこのような雑誌の撮影で松川と二人での撮影となりましたが、野球関連の取材の撮影ではあの時の撮影のような距離感では行わないので、雑誌ならではだなあと思いました。あの距離感で顔を見ることは無いので恥ずかしかったですが、楽しかったです」と撮影時の秘話を明らかにすると、松川は「こういう賞を頂けると思っていなかったので、すごく嬉しいです。 撮影は(佐々木)朗希さんと見つめ合うショットがあったのですが、今まで見つめ合うことが無いので、恥ずかしいというか凄く緊張しました。このような撮影体験ができることもなかなか無いことだと思うので、光栄で楽しい時間を過ごせたと思っています。開幕スタメンから被らせて頂き、嬉しいときもありましたけど、トータルで見てみるとチーム自体が5位ですし自分自身も悔しいシーズンだったと思っております。来年は何とか優勝できるように、そして自分も去年以上の成績を残せるように日々しっかり頑張っていきたいです」と今回の受賞を来シーズンの成績につなげたいようだ。 来シーズンの千葉ロッテは、吉井理人監督、サブロー二軍監督と、首脳陣を変えて佐々木朗希をエースとして優勝を狙う。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月14日 11時00分
ソフトB・千賀、メジャーに安値で買いたたかれる? スカウト陣から懸念される不安要素は
先発ローテーションの3、4番手――。 これが、福岡ソフトバンクホークスから海外フリーエージェント権(以下=FA)を行使してメジャーリーグ移籍をめざす千賀滉大投手の評価だ。 レンジャーズ、マリナーズ、ドジャース、ジャイアンツ、ブルージェイズ、メッツ、パドレス、カブスなど複数の球団が興味を示しており、エンゼルスも争奪戦に加わってくるという。 「マリナーズ、ブルージェイズ、カブスが千賀の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏と直接会って話をすると明言します」(米国人ライター) ソフトバンクの関係者によれば、千賀は「大都市球団」を希望しており、「可能ならば、温暖な西海岸で」とも考えているそうだ。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< しかし、こんな「千賀評」も聞かれた。先発ローテーションの3、4番手というのは、かなりの高評価ではあるが、「千賀はシーズンを通して、120イニングも投げられないのでは?」との厳しい評価も聞かれた。 ア・リーグ中部地区球団のスカウトが「千賀は成功する」と前置きしたうえで、こうも話していた。 「オリックスとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦を思い出してください。この一戦に限り、首を傾げたメジャースカウトも少なくありません」 CSファイナルステージ第3戦(10月14日)、千賀は「中5日」で先発マウンドに上がった。勝利投手にはなったが、7回途中に降板している。降板の理由は「足がつった」とのこと。 MLBの先発投手は、中5日の間隔でローテーションを回す。中5日でコンディションを整えることはできるはずだが、シーズンを乗り切る体力に疑問符がつけられたのだ。 それだけではない。「新ルールに戸惑うかもしれない」とも懸念されていた。 「来季から、MLBではピッチ・クロックのルールが採用されます」(前出・米国人ライター) ピッチ・クロックとは、走者ナシの時はボールを受け取ってから15秒以内に、走者がいる時は20秒以内に投球動作を始めなければ“違反”となる。その都度、『ワンボール・カウント』も加算される。 「新ルール採用は分かっていたので、メジャースカウトは時計を見ながら、千賀の視察を続けてきました。試合中盤以降、走者を背負うと、より慎重になるからか、20秒以上の時間を掛ける場面がたくさんあって」(前出・同) MLB各球団はこれらの不安要素を挙げ、交渉の主導権を千賀サイドには渡さないつもりだ。契約金などを抑え込む目的もあるが、さらに“心配”があるとすれば、エンゼルスが争奪戦に加わってきたことだろう。 「エンゼルスの投手陣はガタガタ、先発投手の頭数も足らない状態と言っていい。今オフ予定されている補強費の大半をつぎ込んで千賀を獲りに行くかも」(前出・同) 他球団は3、4番手でも、エンゼルスに行けば、大谷翔平と並んで“ダブルエース”として扱われるだろう。球団売却においても日本のスター選手が2人もいるとなれば、その金額は高騰する。 大谷と千賀のツーショットが見たい。しかし、千賀はMLB挑戦を待ち焦がれてきた。冷静かつ的確な球団選びをしてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月14日 10時55分
『サンモニ』関口宏、女子サッカーに「弱い」と笑い 巨人入り松田選手には「わからない」失言連発で批判
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)のスポーツコーナーで、関口宏が失言とも取れる発言を繰り返し、一部視聴者が不満の声を上げた。 東京ヤクルトスワローズを退団し、NPB以外での現役続行を示唆している内川聖一氏が出演したこの日の放送。関口は内川氏に対し、「何が原因で引退された?」などと引退を決意した理由を質問する。 不躾な質問にも思えたが、内川氏は嫌な顔などをせず、笑顔で「スピードについていくのが難しい」という趣旨のコメント。すると、ゲスト出演の元読売ジャイアンツ・槙原寛己氏が「いや、まだ引退って決めてないですよ。まだやるかもしれません」と指摘した。 >>『サンモニ』 関口宏を岡崎朋美氏が注意「ちゃんと聞いてください」 高木美帆選手の凄さを解説も理解せず?<< 関口は「どういうこと?どういうこと?」と戸惑った様子。内川氏がNPB以外のカテゴリで野球を続ける意向を持っていることを明かすと、槙原氏が「引退って言ってないから関口さんに喝」と注意を入れる。すると、関口は「引退って聞いていたんだもん」と釈明していた。 次に取り上げられた野球日本代表・侍ジャパン対オーストラリア代表の話題では、侍ジャパンが連勝したフリップを見ながら、「侍ジャパンが連勝するのは当然ですね」「ただ、時々オーストラリアって逆らうんだよねえ」とオーストラリアを完全に見下すようなコメントを行う。 さらに、福岡ソフトバンクホークスを退団した松田宣浩選手を読売ジャイアンツが獲得した話題でも、槙原氏の「(松田選手の)明るい性格で巨人を盛り上げてほしい」という趣旨のコメントに、「よくわからない、私には」と関口。 女子サッカー日本代表がイングランドに0対4で負けた話題には「弱いな、フフ」とバッサリ切る。続くゴルフでも、コースから中継で技術的な解説をするタケ小山氏に対し、「ちょっと待ってちょっと待って」と割り込み、関口が疑問に感じた部分を問いただす。小山氏は冷静かつ丁寧に説明したが、関口は「だからそれが素人にはわからない」とバッサリ。結局、2人の会話と進行は上手く行かずピリピリムードで、関口は怪訝そうな表情を浮かべていた。 スポーツコーナーでの関口の発言と振る舞いに、「最低限ゲストのことは調べてくれよ」「松田を必要ないというような感じで話すのは不快」「女子サッカーにリスペクトがない」「タケ小山さんのことが嫌いなのか。(関口の個人事務所の)三桂所属とは言っても礼儀を欠いているのではないか」「日曜の朝から不愉快な気分になった」などと批判の声が相次ぐ。 一方で、「これが関口さんの通常運転でしょう」「嫌なら見るなということじゃないの?」などの指摘も出ていた。
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スポーツ 2022年11月13日 11時00分
オリックスのトレード補強、伏見FA流出のフラグ? 盤石体制の捕手をさらに増員した背景は
2014年のプロ入りから今季まで日本ハムでプレーし、今季までに「207試合・.190・0本・23打点」といった通算成績を残しているプロ9年目・27歳の石川亮。10日に球団が発表したオリックスへのトレード移籍はネット上で大きな話題となった。 日本ハム公式サイトはこの日石川とオリックスのプロ8年目・25歳の齋藤綱記の交換トレードが成立したことを、「ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたい」といった石川のコメントとともに発表。これを受けネット上には激励の声が寄せられたが、中には「オリはこれ伏見の流出ほぼ確定ってことか…?」、「わざわざ捕手獲るってことはそういうことだよな、伏見残留するならいらんし」といった、オリックス側の背景を推測するコメントも見られた。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 今季のオリックスは伏見寅威(75試合)、若月健矢(65試合)、頓宮裕真(34試合)の捕手3名体制を敷きリーグ優勝・日本一を達成。首脳陣は伏見、若月の併用を軸とし、頓宮は両名のバックアップ兼一塁手として運用した。 ただ、球団は11月7日、チーム捕手最多出場の伏見が今季6月に取得した国内FA権を行使することを発表。同日の報道では、伏見が球団を通じて「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」とコメントを出したことも伝えられた。 「球団の福良淳一GMはFA宣言した伏見について、11月10日に『条件は全部伝えているし、あとは本人がどう考えるか』と慰留交渉は既に行っていると明かしたことが伝えられています。各報道によると年俸増・複数年契約と相応の条件を用意しているとはいいますが、ファンの間では交渉の感触が思わしくないことから、球団が石川をトレード獲得するに至ったのではという見方は少なからず上がっています。伏見が残留するなら捕手は現行の体制を維持できるため補強の必要性は薄いですが、流出なら1枠空きが出るため石川を獲得する意義はあるといえます。また、ファンの中には石川のトレード獲得は伏見の流出だけでなく、森の獲得失敗をケアする意味合いもあるのではというコメントも散見されます」(野球ライター) 今オフのオリックスは11月1日に国内FA権を行使した西武正捕手・森友哉を、4年総額15億円規模のオファーを用意し獲得を狙っていることが伝えられている。獲得が成功するかはもちろん今後の交渉次第だが、森を獲得できない上に伏見も流出という最悪のパターンも考えられるため、このリスクをケアする狙いも込みで石川の補強に至ったとみる向きもあるようだ。 伏見は人的・金銭補償が不要なCランク選手(今季年俸4500万円)ということもあり、日本ハムなどが獲得調査に動いていることが伝えられている。一部からは「伏見がハムに行く流れだから、オリは人的補償の意味合いで石川をもらったのでは」という憶測も上がっているが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年11月12日 17時00分
阪神・藤浪、ドジャース・アスレチックスが獲得検討? 今季3勝も意外な高評価のワケ
今オフ、阪神からポスティングによるMLB入りをめざしている藤浪晋太郎。すでに阪神球団もポスティングを容認しており、米球界入りへのさまざまな交渉が進んでいくものと予想される。 2年連続で開幕投手を務めた今季は、先発ローテーションに定着した時期もあり、近年の低迷ぶりを払拭する兆しも見せていた。登板数は16試合10先発にとどまり、勝ち星もわずか3勝だったものの、夏場から終盤にかけては6試合でクオリティスタートを記録するなど、安定感のあるピッチングも披露している。 ここ数年、イップスなども囁かれ、毎年のようにトレード要員としても名前が挙がるなど、プロ入り当初の勢いを完全に失っていた藤浪。だが、ルーキー時より評価されてきたピッチングスキルを今も発揮できると信じるファンも少なくない。 同じく今オフで、メジャー挑戦の意思を表明している、ソフトバンクの千賀滉大、オリックスの吉田正尚、DeNAの山崎康晃らと比べると日本での実績の点では見劣りするものの、今季終盤のピッチングを見る限りでは海を渡る資格は十分にあるだろう。 また、すでに米国内からも熱視線を送られている。千賀とともに早くから藤浪の名前も現地メディアを賑わせており、先日発表となったFAランキングでは50位にランク。 さらに、移籍先候補など、いくつもの球団名も挙がっており、すでにロサンゼルス・ドジャースのスカウトが日本での藤浪のピッチングを視察に訪れたとも報じられた。また米メディアでは、ダルビッシュ有を始め、ロベルト・スアレスやニック・マルチネスなど日本球界経験者が在籍するサンディエゴ・パドレスや、今季、リーグ下位に低迷したオークランド・アスレチックスが獲得の意思を示したとも伝えられている。 特にアスレチックスは、先発要員としての起用の可能性も検討しているとの報道もあることからも、MLB関係者や現地での評価は決して低くはなさそうだ。 近年、大谷翔平の驚異的な活躍もあり、日本球界が注目を浴び、選手たちの評価がこれまで以上に高まっていることは明らかであり、藤浪獲得に多くのMLB球団が名乗りを挙げることへ期待も膨らむ。輝きを取り戻しつつある28歳が来季メジャーのマウンドに登り、今もなお眠らせているポテンシャルを存分に発揮する瞬間を楽しみに待ちたい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年11月12日 11時00分
斎藤佑樹氏、日本ハム新球場の欠陥を見抜いていた? 過去の視察動画に再注目、“解釈ミス”も発覚遅れの原因か
来年3月に開業予定の日本ハム新球場・エスコンフィールド北海道。11月8日に複数メディアが規定違反を報じ、ネット上で大きな話題となった。 報道によると、11月7日に開かれたNPBと12球団による実行委員会は、新球場の本塁からバックネット側フェンスまでの距離が15メートルで、60フィート(約18メートル)以上が必要と定められている公認野球規則に反していると指摘。これを受けネット上には驚きの声が上がったが、中には「これ斎藤が見学の時に言ってなかった?」といった、元日本ハム・斎藤佑樹氏(現実業家)を引き合いに出した疑問も見られた。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 日本ハム球団公式YouTubeチャンネルは今年5月27日、斎藤氏が建築中の新球場を見学・レポートする内容の動画を投稿している。斎藤氏はバックネット裏、内野一塁側、右翼ポール際、グラウンドの順に足を運びそれぞれレポートを行ったが、内野一塁側のレポート中に「投手のプレートから本塁までは18.44メートルですもんね。で、本塁からバックネットまで15メートル。いや~あそこ(プレート・本塁間)の距離よりも短いってすごいですね」と、本塁・バックネット間の距離の短さに驚くコメントを口にしている。 また、斎藤氏は「ファールゾーンがほとんどないんですよね。だから(客席からは)近く感じるんだ」、「今のは衝撃ですね。ファールゾーンが狭いから投手泣かせだ」と、本塁・バックネット間の距離の短さに伴いファールゾーンも狭くなっている点にも着目。その後には「上沢(直之)、頑張ってね。ファールフライなくなるよ」と笑い交じりに後輩にエールも送っていた。 この動画が投稿された当時、ファンの間からは規則違反を指摘する声は上がっておらず、その後も今回の報道が出るまでは全くと言っていいほど取りざたされてはいなかった。これもあり、なぜここまで指摘・発覚が遅れたのか首をかしげるファンも散見される。 「規則違反発覚が遅れた理由としては様々な要因が考えられますが、まずそもそものルールの認知度が低かったからという見方はできます。今回の一件を受け、ファンの間では『こんな決まりがあること自体知らなかった』という声も少なからず上がっていますが、球界関係者の中にも規則をきっちり認識している者はそう多くはなかったのでは。また、日本ハム新球場は米国の会社が設計を担当しているといいますが、同国の規則では本塁・バックネット間の距離は60フィートが“推奨”と厳格に規定されてはいません。そのため、設計会社は米国の規則を基にすればOKと解釈し、米国規則の翻訳を基にしている日本の規則については見落としていたという可能性も考えられます」(野球ライター) 各報道によると日本ハム側は球団内で対応を協議しているというが、新球場の工事の進捗は既に95%を超えており、開業までの改修は難しい状況だという。突然浮上した大問題は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/user/FIGHTERSofficial
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スポーツ 2022年11月11日 20時30分
日本ハム・宮西の年俸2億減にファン激怒、「近藤慰留にも響きそう」の声も 本人も衝撃の査定が物議
2008年のプロ入りから日本ハムでプレーし、今季までに「808登板・36勝37敗380ホールド12セーブ・防御率2.50」といった通算成績を残しているプロ15年目・37歳の宮西尚生。11日に複数メディアが報じた契約更改の内容がネット上で物議を醸している。 報道によると、この日契約更改交渉に臨んだ宮西は今季の2億5000万円から、減額制限(1億円超えは40%)を超える2億円減の5000万円プラス出来高(金額はいずれも推定)でサイン。更改後会見では「この世界、結果が出ないとそういうもんだと思う」と割り切りつつも、「落ちるときは一気やなと。初めての経験だったのでショックはあった」と提示を受けた直後は動揺もあったとコメントしたという。 宮西はプロ1年目の2008年から昨季まで14年連続50登板(プロ野球歴代2位)を続け、通算373ホールド(同歴代1位)を積み上げた。ただ、今季は「24登板・0勝3敗7ホールド1セーブ・防御率5.66」とキャリアワースト級の不振に苦しんだまま、9月上旬に左肘クリーニング手術を受けたことでシーズン終了となった。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 宮西の年俸2億円ダウンを受け、ネット上には「減俸自体は分かるが2億は厳しすぎる」、「出来高でカバーしてる可能性はあるにしてもガッツリ削り過ぎでは」、「去年までフル回転してくれてたのに、今年1年ダメだっただけでここまで下げるのは舐め腐ってるだろ」、「宮西本人は受け入れてるけど、ファンとしてはこの仕打ちはちょっと納得できない」といった批判が寄せられた。 球界では長年活躍を続けた功労者が1年の不振で大減俸を食らったケースは過去に少なからず存在する。ただ、宮西に関しては昨季までは球史に残るレベルでフル回転を続けていたこと、今季は不振だったものの1年通じて出場機会がなかったわけではないことなどもあり、2億円のダウンに納得できないファンも少なからずいるようだ。 厳しい査定と非難されている宮西へのダウン提示だが、一部からは「功労者にこんなことしてたら近藤の慰留にも響きそう」といった指摘も上がっている。日本ハムは生え抜きで絶対的主軸の近藤健介が11月8日に国内FA権を行使。球団は全力で慰留に努めているというが、ファンの間では生え抜き主力の宮西を大減俸としたことが近藤の心証に影響するのではと心配する声も散見される。 11日から各球団との交渉が解禁された近藤はこれまでにオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いていること、ソフトバンクは4年20~30億円の超大型オファーを用意していることなどが伝えられている。これもあり、一部の間では「近藤の慰留資金を捻出するために宮西の年俸削ったのでは」ともささやかれている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 15時30分
ソフトBの助っ人人事に「バクチ過ぎる」の声 チーム崩壊の序章に? キューバ野手ダブル放出が招く最悪の展開は
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。11日に伝えられた助っ人の退団情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、球団はテスト生として今秋キャンプに参加した28歳・ホーキンス、メジャー通算16本塁打の31歳・アストゥディーヨを新助っ人打者として獲得する方向。これに伴い、現在チームに所属する36歳・デスパイネ、37歳・グラシアルの両助っ人打者が退団濃厚になったという。 両助っ人打者はどちらもキューバ出身の選手で、デスパイネは2017年、グラシアルは2018年からソフトバンクでプレーしている。今季はデスパイネが「89試合・.269・14本・40打点」、グラシアルが「99試合・.271・7本・30打点」といった打撃成績をそれぞれマークした。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 球団は助っ人野手陣の若返りを図っているものとみられるが、ネット上には納得の声の一方で「両方ともクビはちょっとマズくないか? せめて片方は残せよ」、「実績ある助っ人を切って、成績読めない選手だらけにするのはバクチ過ぎる」、「キューバ勢1人だけになるモイネロのメンタルも不安」といった心配の声も少なからず見られた。 「仮に報道通りの人事が行われると、チームの来季助っ人野手は新戦力2名に2年契約2年目のガルビスを加えた3名体制となります。ただ、ガルビスはメジャー通算109本塁打と実績は十分ですが、今季は『38試合・.171・2本・11打点』とサッパリ。新戦力2名についてもホーキンスは9日のキャンプシート打撃で『8打数無安打・4三振』と沈黙、アストゥディーヨもメジャー通算588打席で四球がわずか11とそれぞれ不安要素を抱えています。ファンの中には3名全員が共倒れするリスクは拭えないとして、デスパイネ、グラシアルのどちらか1名は保険として残すべきではという意見はあります。また、この両名は同郷の助っ人守護神・モイネロを含め3名で公私をサポートし合う間柄でしたが、そろって退団となると1人残されたモイネロの成績(今季は53登板・1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03)に悪影響が出るのではと不安視されてもいます」(野球ライター) 今季はリーグ最多得点(555得点)を記録するなど打力を武器に、首位・オリックスと最後まで優勝争いを展開したソフトバンク。三森大貴(58得点)、周東佑京(48得点)、野村勇(40得点)といった新しい芽は出てきているが、過去実績が乏しい分、来季助っ人野手陣が全員コケた場合にどこまでカバーできるかは不透明ともいえる。カバーできなければ得点力、ひいてはチーム順位の低下も避けられなくなりそうだが、フロントはこのまま報道通りの人事を行うのだろうか。文 / 柴田雅人
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2022年03月07日 11時05分
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2022年03月06日 11時00分
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巨人・秋広、背番号55に「そのようなレベルの選手ではない」 自己評価が物議、前任者の二の舞に懸念も
2022年03月03日 15時30分
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スポーツ
日本ハム、新庄監督の采配ミスを若手が救う? “いわくつき”の外様選手にもブレークの兆しか
2022年03月03日 11時00分
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スポーツ
中日・立浪監督、柳への気遣い発言に憶測 「今年はこらえてくれ」開幕逃したショックを危惧? 自身の苦い経験も影響か
2022年03月02日 19時50分
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スポーツ
巨人・小林、開幕一軍争いから脱落? 阿部コーチが厳しい指摘「二軍でも打っていない」ファンの憶測を呼ぶ
2022年03月02日 15時30分
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スポーツ
ロッテ松川虎生が卒業式に出席「チームのために、出会った仲間のために、そして自分のために頑張りたい」
2022年03月02日 11時30分
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スポーツ
DeNA、故障者続出は三浦監督が原因か 練習量の急増が裏目に? 作戦面の調整も大幅な遅れは必至か
2022年03月02日 11時00分
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スポーツ
DeNA・森、前半戦終了間際まで一軍に戻れない? 三浦監督も落胆の両足故障に懸念相次ぐワケは
2022年03月01日 20時30分
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スポーツ
阪神・大山のコメントは“怒り”?“白旗宣言”? 4番争い巡る質問への回答に驚きの声、ライバルの好調も影響か
2022年03月01日 19時45分
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スポーツ
巨人・重信、異例のYouTube開始が物議「優先順位が違う」 クビ候補からの逆襲に不安? セカンドキャリアへの布石説も
2022年03月01日 15時35分
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スポーツ
阪神、開幕投手に藤浪が急浮上? 矢野監督が最有力候補にまだ当確を出さないワケは
2022年03月01日 11時45分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分