プロ野球
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スポーツ 2022年11月18日 11時30分
オリックス吉田正尚がポスティングでメジャー挑戦!球団ではイチロー氏以来22年ぶりの容認に日ハム近藤健介獲りを本格化へ
オリックス・バファローズは17日、ポスティングシステムによる米国メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)への挑戦を表明していた、吉田正尚外野手の球団移籍について承認したと発表した。今後、「日米間選手契約に関する協定」に則り、申請の手続きを進めていく。オリックスがポスティングシステムを承認するのは、2000年のイチロー氏以来、22年ぶり2人目。 今シーズン、パ・リーグ連覇と悲願の日本一を達成したオリックスにとって、選手会長としてチームを牽引した「打の神」こと主砲である吉田の離脱は痛い。しかし、日本一というチームにとってはこれ以上ない結果を残した功績を大きく評価。大卒でプロの世界に入った吉田が海外FA権を取得するには、まだ時間を要するため、もともとメジャー志向だった吉田の夢を後押しすべく、大きな決断を下した。移籍金にはこだわらず、入札球団があれば移籍を進めていく方針だ。 吉田は「高いレベルで野球をやりたいという気持ち、小さい時からの夢にチャレンジしたいという気持ち、そういった自分の想いを尊重していただいた球団には本当に感謝しています」とまずは球団に容認してもらえたことを感謝している様子。今後は中距離打者を必要としているメジャー球団による争奪戦が繰り広げられると思われる。 吉田のメジャー移籍が濃厚となり、三連覇をめざす球団にとって、補強は急務。既に埼玉西武ライオンズからFA宣言した森友哉捕手を獲得しているが、今後は北海道日本ハムファイターズからFA宣言した近藤健介外野手の獲得を本格化させる。近藤は東北楽天ゴールデンイーグルス以外のパ・リーグ球団が獲得に名乗りを上げており、大争奪戦となっているが、旧知の仲である中嶋聡監督、中垣征一郎巡回ヘッドコーチとは、シーズン中、試合前に談笑している場面がよく見られているだけに、背番号8を空けて良い返事を待つことになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月18日 11時00分
ロッテ・佐々木朗希、来春WBCは不参加? 大谷翔平参戦の裏で燻る不安要素は
サプライズは、まだある。エンゼルスの大谷翔平が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)を戦う侍ジャパンに合流することを正式に伝えた。 「エンゼルス首脳陣が大谷の出場を認める発言もしてきました。大谷の代表入りは予定通り」(NPB関係者) 同時に聞こえてきたのは、「合流する日本人メジャーリーガーは大谷1人でない」の声。もし本当なら、3大会ぶりの世界一も期待できる。しかし、「2人目の日本人メジャーリーガー」の合流には“日本国内のゴタゴタ”が隠されていた。 >>大谷翔平、来春WBCでリリーフ転向? 栗山監督が思い描く二刀流の新たな形は<< 「ピッチャーの選出について、再検討しなければなりません。11月の強化試合に選ばれたメンバーのうち、何人かを入れ替えることになると思います」(前出・同) 強化試合で選出された投手は14人。広島・森下暢仁が故障辞退し、13人で4試合を戦ったが、こんな“反省”も出たそうだ。 「専門のセットアッパーも増員すべきではないか、と。WBC大会では、投球数の制限があります。これまでは1試合で先発タイプの投手を2人用意して、その後は各球団のクローザーを2、3人使う贅沢な継投でした。でも、その登板させた投手の誰かが不調だと、緊急に誰かを登板準備させなければなりません。専門のセットアッパーは短時間で肩が作れるので」(ベテラン記者) それだけではない。千葉ロッテ・佐々木朗希は、WBC本番にはいないかもしれないのだ。 「吉井理人氏の考え方次第でしょうね」そんな声が多く聞かれた。 吉井氏は千葉ロッテでは一軍監督、侍ジャパンでは投手コーチ、2つの肩書きを持っている。代表コーチとして、佐々木の海外試合での活躍に期待するコメントも発してきたが、千葉ロッテ監督として、こうも語っていた。 「チームのため、無理をさせてしまうところも出てくるかもしれないが、それでは監督としてダメだと思う。選手の健康を守りながら勝つことを…」 「(佐々木は22年の)終盤に調子を落としていた。基礎体力の向上が必要だ」 前者はチーム全体に関してのコメントだが、監督として、選手の健康管理を一番に置いた起用に徹すると言う。 つまり、佐々木には「ペナントレースを乗り切る体力がまだない」と見ており、ここにWBCを加えた一年を乗り切ることはできないとも語っていたわけだ。 こうした“千葉ロッテ監督”吉井氏の佐々木評は、NPB、侍ジャパンのスタッフも聞かされている。佐々木をケガから守るため、“代表コーチ”として、代表入りの見送りを進言するのではないかとも予想されているのだ。 「パドレスのダルビッシュ有、得点力アップのため、カブスの鈴木誠也も呼ぶともっぱらです」(前出・関係者) ダルビッシュの合流が実現すれば、まさにサプライズだが、今オフ、佐々木には体力不足の評価を覆してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月17日 17時50分
DeNA、GG賞3年連続ゼロ…98年優勝時には内野陣独占も、三浦監督は選手たちを擁護
14日に発表された第51回ゴールデングラブ賞。ベイスターズは2019年のファースト部門のホセ・ロペスを最後に、3年連続受賞なしの結果になってしまった。 守備のみに特化し表彰する賞とうたわれているが、記者投票となっているため各記者の印象に左右されることもある。毎年ファンの間で物議を醸す賞となっている面も否めない。 もちろん数字が全てではないが、守備指数を示すUZRトップの選手が受賞できないポジションが散見された。ベイスターズでは守備率100%の今永昇太、鉄壁のセンター・桑原将志は次点、ファーストで数値トップのネフタリ・ソトも涙をのんだ。 三浦大輔監督も「こればっかりはね。いろいろな記者の方の見解が違うと思うので」と前置きしながら「今永はフィールディングもうまかったですし良かったですし、桑原もビッグプレーでチームを何回も救ってくれました。間違いなく賞には選ばれなくても、素晴らしいプレーで選手たちはチームを救ってくれましたから。そういうプレーがあったのは間違いないです」と選手たちを称えた。 今シーズンはリーグ最少の64エラーと好成績ながら「守備力ももっともっと、記録に残らないようなところをね。ゲッツーが取れるところで取れなかったり、エラーは付かなかったけれども取れたらっていうところ。ランナーが残った後も、っていうところも何回もありましたし。確実性を上げていかないといけないと、と思っています。守備に特化した選手で守備固めなどで、守備力をチーム全体で上げていかなくてはいけないと思いますね」と、来季さらなるブラッシュアップを狙うとした。 1998年の優勝時には、キャッチャー・谷繁元信、ファースト・駒田徳広、セカンド・ロバート・ローズ、サード・進藤達哉、ショート・石井琢朗と内野手がGG賞を独占。強力なバックを背に腕を振っていたことに「確実に守ってもらっていましたから。あのときは野手はほぼ固定でしたから、マウンド(に)上がれば先輩たちに守ってもらっている余裕、安心感はありましたね」と、振り返った指揮官。2位から念願のリーグ優勝へ向け、ディフェンス面での強化も着々と進めていく。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月17日 15時30分
ソフトB・藤本監督の失礼発言にエース千賀も苦言? オリ移籍・森の守備酷評し批判、シーズン中から放言相次ぐ
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。16日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督はこの日応じた取材の中で、同日に西武からオリックスへのFA移籍が決まったプロ9年目・27歳の森友哉について質問を受けた。藤本監督は「捕手をしてくれたら、チャンスがあるからね。リードに偏りがあるとか。インコースは攻めるけど、意味があってインコースを攻めているのか。欠点はあるからね。打つ方は嫌な打者だけど、捕手としてはそんなにいやらしさはないんで」と、打力は脅威も守備面はそれほどではないという見解を示したという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 森は2014年のプロ入りから西武でプレーし、今季まで通算「926試合・.289・102本・449打点」をマークしている捕手。今季は「102試合・.251・8本・38打点」とシーズン成績は振るわなかったが、対ソフトバンクは「16試合・.310・2本・8打点」と球団別では最も高い打率をマークするなど好相性だった。 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「打撃はまあいいとして、守備については絶対言う必要なかっただろ」、「よその選手に対して失礼すぎる、下手に貶めるような発言はやめろ」、「守備面コケにした上で欠点をわざわざ教えてあげるなんて馬鹿じゃないのか」、「こんなこと言って舐めてたら来年森とオリックスにボコボコにされるぞ」といった批判が相次いだ。 また、藤本監督に対してはファンだけでなく、チームのエースである千賀滉大からも疑問の声が上がっている。千賀は17日に自身の公式Twitterに投稿し、藤本監督のコメントを伝えた『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版/17日付)の記事リンクを投稿したTwitterユーザーのツイートを引用リツイート。その上で「言い方よ、、、、」と藤本監督の言葉選びに疑問を呈している。 今季が就任1年目の藤本監督はシーズン中から自軍選手への辛口コメントが多い上、9月30日には優勝を争うオリックスと戦うロッテに「オリックスが今日勝ちますから」、「オリックスは山本(由伸)君ですよ。間違いないでしょ」と言い放つなど他チームへの発言でも物議を醸している。今回の森へのコメントについても、多くのファンのひんしゅくを買ってしまったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について千賀滉大の公式Twitterよりhttps://twitter.com/kodaisenga
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スポーツ 2022年11月17日 11時00分
阪神の新助っ人候補、かつて侍ジャパンを苦しめた外野手? 岡田新監督は中軸での起用構想か
巨人を“反面教師”にして、新外国人選手を選んだ? 阪神がレッドソックスからフリーエージェントになったホアン・ミエセス外野手の獲得を狙って、交渉を進めていることが分かった。 一部メディアは「マイナー140発」のキャリア、昨夏の東京五輪でドミニカ共和国代表として活躍したことなどを指して、「カリブの大砲」「長距離砲」と伝えていた。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< しかし、東京五輪に関わったNPB関係者たちは違う見方をしていた。 「ミエセスの返球、今でも覚えていますよ。と言うか、思い出したくもない」 「思い出したくもないシーン」とは、2021年7月28日の対ドミニカ共和国代表戦でのこと。1点ビハインドで迎えた8回裏、一死二塁の場面で3番・吉田正尚がレフト前ヒットを放った。三塁コーチャーは「本塁突入」を二塁走者に指示。だが、レフトからダイレクト送球され、本塁タッチアウトに…。 そのダイレクト送球で強肩ぶりを披露したのが、ミエセスなのだ。 「二塁走者はヤクルトの山田哲人ですよ。足はむしろ速い方。好スタートを切った山田を、前進守備ではなく、定位置で捕球してアウトにしたんです」(前出・NPB関係者) 試合は9回裏に逆転し、サヨナラ勝ちを収めたが、「ミエセスの返球」は侍ジャパンに強いインパクトを残した。 「岡田彰布監督は『右打ちの外野手がほしい、大砲タイプの』と言ってきましたが、守備でアテにできない選手はいらないと、強く指示していました」(在阪メディア) “原巨人の失敗”があったからだろう。打撃優先で外国人選手を選んだため、今季の巨人のレフト、ライトは完全にナメられ、余計な失点を重ねた。 広い甲子園球場が本拠地である以上、助っ人が守備難では困るのだ。 巨人絡みと言えば、もう一つ。岡田監督の強い希望で入閣した嶋田宗彦バッテリーコーチが巨人戦のキーマンになりそうだ。嶋田コーチは背広組からの現場復帰だが、去年と今年は「巨人専属のスコアラー」を務めてきた。 「嶋田コーチが巨人担当になった2021年、14年ぶりに巨人戦で勝ち越しました」(前出・同) リーグ優勝した05年も、岡田監督のもとでバッテリーコーチを務めている。当時を知る関係者によれば、「嶋田コーチはカウント別に打たれたヒットの方向を覚えていて、そこから相手陣営の作戦や、バッターのクセ、狙い球を分析していく」という。 2年続けて手の内を読まれたスコアラーが岡田監督の参謀役を務める。巨人サイドからすれば、それだけでブキミさを感じているはずだ。 獲得間近となったミエセスについて、こんな情報も聞かれた。 「岡田監督は大山悠輔を一塁で、佐藤輝明を三塁で固定するつもりですが、打順に関しては全くの白紙。1番の近本光司、2番の中野拓夢がともに左打ちなので、佐藤を3番にしたら、左バッターが3人続きます。ミエセスが3番を打てたら理想的なんですが」(前出・在阪メディア) 巨人戦に勝つと、阪神は勢いづく。“3年連続での宿敵叩き”の布陣は整いつつあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月16日 17時30分
オリックス福田周平がゴールデン・グラブ賞をサプライズ受賞で「自分にとっては縁がないと思っていました」
日本プロ野球機構NPBは、2022年度第51回三井ゴールデン・グラブ賞を発表した。ゴールデン・グラブ賞は守備のスペシャリストを選ぶ賞で、選手によってはベストナインより名誉な賞と捉えている選手も多い。受賞者は次の通りだ。【パ・リーグ】投手山本由伸(オリックス / 2年連続2度目)捕手甲斐拓也(福岡ソフトバンク / 6年連続6度目)一塁手中村晃(福岡ソフトバンク / 3年連続3度目)二塁手外崎修汰(埼玉西武 / 2年ぶり2度目)三塁手宗佑磨(オリックス / 2年連続2度目)遊撃手源田壮亮(埼玉西武 / 5年連続5度目)外野手高部瑛斗(千葉ロッテ / 初)辰己涼介(東北楽天 / 2年連続2度目)福田周平(オリックス / 初)【セ・リーグ】投手森下暢仁(広島 / 初)捕手中村悠平(東京ヤクルト / 2年連続3度目)一塁手中田翔(巨人 / 初※パで4度受賞)二塁手菊池涼介(広島 / 10年連続10度目)三塁手岡本和真(巨人 / 2年連続2度目)遊撃手長岡秀樹(東京ヤクルト / 初)外野手塩見泰隆(東京ヤクルト / 初)岡林勇希(中日・初)近本光司(阪神 / 2年連続2度目) パ・リーグの覇者で、日本一に輝いたオリックスからは、投手の山本と、三塁手の宗が2年連続受賞した他、福田が福岡ソフトバンクの柳田悠岐らを振り切り、外野手3位で受賞したのはサプライズと言っていいだろう。ガッツ溢れるプレーが評価されたようだ。 山本は「2年連続で選出していただき、大変光栄に思います。たくさんの素晴らしいピッチャーの中から選んでいただいたことは自信になりますし、励みにもなります。もっともっと野球が上手くなるように、これからも日々精進したいと思います」とコメントすると、宗は「昨年に引き続き、名誉ある賞に選んでいただき、とても光栄に思います。めざしていた賞の一つでもありますし、本当に嬉しいです。まだまだレベルアップして、今以上にチームに貢献できる守備をめざし、また来年も選んでいただけるように頑張ります」と受賞できたこと自体には安堵した様子。 福田は「自分にとっては縁がないと思っていましたし、内野手としてプロに入ってきて、外野手としてこの賞をいただくことになるとは微塵も思っていませんでしたので、本当にビックリしましたが、素直にとても嬉しく思います。自分がと言うよりも守備練習を手伝ってくれた方たち、指導していただいたコーチの方々、そういったみなさんのおかげです。守備を評価してもらった事実を自信にして、また来年も選んでもらえるように頑張ります」とまさかの受賞に驚きを隠せなかったようだが、内野手から出場機会を増やすため、自ら外野手への転向を申し入れた上での受賞だっただけに、かなりうれしかったようだ。来シーズンはさらなる華麗なプレーを期待したい。 ゴールデン・グラブ賞は毎年、記者投票によって選出されている。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月16日 15時30分
阪神・岡田新監督、涌井への失礼発言に批判「来季コケにされるぞ」 通算154勝も評価せず? 実力は健在と指摘も
2日から高知・安芸で秋季キャンプを行っている阪神。16日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、第4クールが始まった15日に取材に応じた岡田新監督は、同日に中日へのトレード移籍が発表された楽天のプロ18年目・36歳の涌井秀章について質問を受ける。だが、「まあ、別に。何勝してるって、若いときに積み重ねてやからな」と、特に恐れるような存在ではないという旨をコメントしたという。 涌井はこれまで西武(2005-2013)、ロッテ(2014-2019)、楽天(2020-2022)でプレーし、今季までに「468登板・154勝143敗16ホールド37セーブ・防御率3.57」といった通算成績をマーク。今季は5月中旬に右手中指骨折を負った影響もあり「10登板・4勝3敗・防御率3.54」と振るわなかった。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「岡田監督、150勝投手の涌井を舐めすぎでは」、「昔は凄かった、今はそれほどでもないみたいな言い草はどうなのか」、「若い時に白星稼いでるのは事実だが、30代なってからもそんなに低迷はしてないだろ」、「そんなこと言ってたら来季コケにされるぞ、涌井は3年前にも最多勝獲ってるんだぞ」といった批判が寄せられた。 「涌井はプロ1年目・19歳のシーズンだった2005年からいきなり一軍ローテに食い込むと、翌2006年からは5年連続で2ケタ勝利をクリア。この期間は計69勝、最多勝2回(2007.2009)とリーグトップクラスの勝利数を稼いでいたため、岡田新監督の『若いときに積み重ねてやから』という評価も決して間違ってはいません。ただ、涌井は20代までの年平均勝利数が約9.8勝、30代以降の年平均勝利数が約6.6勝とペースこそ落ちたものの全く勝てていないわけではなく、2020年には自身4度目となる最多勝(11勝)に輝いてもいることから、今は脅威ではないという岡田新監督の口ぶりに首をかしげたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) これまでの涌井と阪神の対戦成績は、涌井から見て「13登板・5勝4敗1ホールド・防御率3.28」。阪神側はそれほど涌井を苦手としているわけではないが、来季以降の対戦は果たしてどのような展開となるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月16日 11時00分
中日、涌井獲得も新たな問題浮上? 立浪監督が直接動く新助っ人補強は難航必至か
「助っ人」はまだか? 11月15日、中日・阿部寿樹内野手と楽天・涌井秀章投手の交換トレードが成立し、両球団から発表された。 その直後、ナゴヤ球場内にある球団施設から出てきた加藤宏幸球団代表が取材陣に囲まれた。涌井獲得の意図などを答えた後、返答に窮する場面も見られた。 >>中日・阿部のトレードにファン激怒「来年も最下位確定」 貧打深刻も好打者を放出した背景は<< 「阿部は本塁打、打点はチーム2位。チームの攻撃面は大丈夫か?」 加藤代表はひと呼吸を置いてから若手起用のチーム方針などを説明していたが…。 「現在、立浪和義監督がドミニカ共和国に渡り、新外国人選手を探しています。自らの眼で確かめ、大砲タイプを連れて来る、と」(チーム関係者) 中日の今季総本塁打数は「62」。12球団ワーストである。ヤクルトの村上宗隆が56本だから、中日打線の爆発力は村上一人とほとんど変わらないわけだ。 先発投手の強化も補強ポイントに挙げられていたので「涌井獲得」は間違っていない。しかし問題は、クリーンアップも任されていた阿部以上の新外国人選手を発掘できるかどうかだ。 「かつて中日は、日本球界にも適応できる外国人選手を見つけ出すことに長けていました。でも、そのルートも途絶えてしまい…」(名古屋在住記者) 一軍監督も務めた森繁和氏がオフになると、ドミニカ共和国に行き、ウインターリーグを視察していた。立浪監督は森氏の「自分の眼で見て、確かめて」のやり方に倣ったのだ。 立浪監督の熱意は分かったが、こんな指摘もある。 「どの球団も外国人選手の獲得調査が遅れています。変化球の多い日本球界に適応できるタイプが少なくなっているせいもありますが、本当の理由は『円安』です」(在京球団スタッフ) 昨年オフは、1ドル120円前後で推移していた。現在は150円台まで付け、1ミリオンダラーは1億5000万円台ということになる。 前出のチーム関係者によれば、中日は「1ミリオンダラーで2人の新外国人選手を獲得したい」とのことだが、立浪監督が「欲しい!」と思った選手は、当然、メジャーリーグスカウトの眼にも止まっている。選手側にすれば、「わざわざ日本に行くよりも、MLBマイナーで昇格のチャンスを」と考えるので、交渉も巧く行かないだろう。 「1ドル=150円台」のレートを指して、こんなボヤキも聞かれた。 「昨年オフは120円前後、新外国人選手が1ミリオンダラーを要求してきたら、日本の球団は自動的に3000万円も損をするんです」(前出・在京球団スタッフ) ちなみに、楽天に放出した阿部の今季推定年俸は3600万円。新外国人選手に打線強化の活路を見出そうとした立浪ビジョンは、良策とは言えないだろう。もっと言えば、涌井の推定年俸は1億1000万円。中日球団は経営が苦しいと聞いていたが? 「ドラフト会議の1位指名にしても、立浪監督は自身で結論を出そうとし、ギリギリまで映像資料を見ていました。外国人選手の補強まで背負い込むことはないのに…」(前出・名古屋在住記者) 性格的なものもあるのだろう。立浪監督は来季勝敗の全責任を負うことになる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月15日 19時30分
中日・阿部のトレードにファン激怒「来年も最下位確定」 貧打深刻も好打者を放出した背景は
プロ入りした2016年から中日でプレーし、今季までに「507試合・.261・35本・203打点」といった通算成績を残しているプロ7年目・32歳の阿部寿樹。15日、楽天のプロ18年目・36歳の涌井秀章との交換トレードが成立したと中日が発表した。 球団公式サイトはこの日、「本日(11月15日)、中日ドラゴンズ 阿部寿樹選手と東北楽天ゴールデンイーグルス 涌井秀章投手のトレードが成立しましたのでお知らせいたします。」と発表。また、「7年間中日ドラゴンズでお世話になり、人間としても野球人としても成長させてもらいました。本当に感謝しかありません」といった阿部のコメントも掲載されている。 今季の阿部は前半戦は二塁、後半戦は三塁で主にスタメン起用され、打撃では「133試合・.270・9本・57打点」をマーク。本塁打・打点はともに主砲・ビシエド(14本・63打点)に次ぐチーム2位の数字だった。 >>中日・立浪監督、京田の処遇に批判「嫌がらせだ」 実戦参加希望も無視? 秋季練習後コメントが物議<< 今回のトレード発表を受け、ネット上には驚きの声と共に「ただでさえ貧打に苦しんでるのに阿部放出は意味不明」、「ビシエドの次に打ってた打者をトレードってフロントは何考えてんだ」、「投手はテコ入れしなくても十分だろ…これじゃ来年も最下位確定だな」といった批判が寄せられた。 今季「66勝75敗2分」でリーグ最下位に沈んだ中日はチーム防御率(3.28)、先発防御率(3.46)、救援防御率(2.93)がいずれもリーグ2位と投手陣は奮闘した一方、打線はチーム打率(.247)がリーグ4位、得点数(414得点)、本塁打数(62本)が最下位と深刻な貧打にあえいでいる。今オフは打力底上げが急務という現状の中、なぜチーム屈指の好打者である阿部をトレード放出したのかと、首をかしげたファンも少なくないようだ。 「今回トレードされた阿部は主に二、三塁を守っている内野手ですが、今季後半はほぼ三塁で起用されていたこと、チームが今年のドラフトで二塁手を3名獲得したことを踏まえると、現在は三塁手として位置づけられていたものと思われます。ただ、現チームの三塁には高橋周平、石川昂弥と阿部の他にも有力な打者はいますので、フロントは阿部放出で打力が落ちるデメリットよりも、通算154勝と実績豊富な涌井の獲得で投手層が厚くなるメリットの方が大きいと判断したのでは。また、今オフの球団は立浪和義監督が直接ドミニカ視察(11月11~22日の予定)を行うなど新助っ人補強に力を入れていますが、こうした外部補強にめどが立ったことで阿部放出に至った可能性も考えられます」(野球ライター) 15日の報道では同日に取材に応じた楽天・石井一久監督兼GMが、中日側から持ちかけられたものと明かしたことも伝えられている今回のトレード。阿部放出の是非は今後どのような補強をするかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月15日 11時00分
阪神・岡田新監督、岩貞を先発に配置転換? ブルペンリーダーの代役はビハインド要員から抜擢か
「岡田改革」の中で、一番強い影響力をもたらすのがこのコンバートだろう。 左のリリーバー、阪神・岩貞祐太を来季、先発に再転向させるという。 「前向きに考えると、本人には伝えてあったようです。岡田彰布監督が熟考し、先発再転向が決まりました」(在阪記者) >>阪神・岩貞は「絶対先発タイプ」 球界OBがリリーフ投球の問題点を指摘、配置転換の経緯から疑問も<< 大山悠輔を一塁、佐藤輝明を三塁で固定するビジョン。中野拓夢の二塁コンバートなど“チーム改革”が進められている。 今回の岩貞の先発再転向は“地味”に見えるかもしれないが、決してそうではないのだ。 「岩貞はチーム事情で先発からリリーフに配置換えとなりました。でも、ブルペンをまとめてきたのは岩貞なんです。ブルペンリーダーがいなくなるわけですから…」阪神情報に詳しいプロ野球解説者がそう言う。 先の「熟考して」の情報と異なるが、「予定通り」と話す関係者もいた。 岩貞は今季、国内フリーエージェント権を取得した。クライマックスシリーズの終了を待たずに「DeNAが興味を持っている」の一報も流れた。最終的に権利行使しないままでの残留が決まったが、 「慰留説得の交渉中に、先発か、リリーフかの起用法に関する話も出たんです。岩貞自身、先発でやりたいとの思いも強かったようです」(関係者) と、慰留条件の中に“先発再転向”が出ていたという。 「岡田監督が解説者時代に『岩貞と岩崎優は先発向き』と話していたのは本当です」(前出・在阪記者) しかし、監督就任後、「(中継ぎとしての調整法が)身体に染み付いているかも」と懸念していたそうだ。 「熟考した」とされるのは、先発再転向後の調整に不安があったからだろう。「岩貞が先発に回るとなれば、次のブルペンリーダーは誰になるのか? その目星がついたから、岡田監督も先発再転向を決められたんだと思います」(前出・同) 年齢的に考えれば、新リーダーは岩崎だろう。ただ、岡田構想では岩崎はクローザーではなく、セットアッパーで使うそうだ。「湯浅(京己)を育てていく」との声が多く聞かれたが、別の投手が出てくるかもしれない。 ブルペン入りした11月3日のことだ。「ええなあ」としきりに褒めていたのが、石井大智だった。 しばらく石井の投球に見入った後、メディアの前に出てきたが、「ホンマ、見たら分かるやろ?」と興奮気味に喋っていた。 石井は2年目の右腕、今季は18試合に登板したが、そのほとんどが負け試合だった。岡田監督の様子から、勝ちゲームでの要所で使ってくるだろう。 「岡田改革はチームを根底から変えようとしているのではなく、選手の適材適所を考え直そうとしているのかもしれません。重要な役どころを与えたら伸びるタイプもいれば、負担を減らしてやったら、見違えるように活躍する選手もいます」(前出・プロ野球解説者) 岩貞という“ブルペンリーダー”の抜けた穴は大きい。2023年のクローザーもまだ決まっていない。岡田監督の試行錯誤はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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日本ハム・新庄監督「本当にレギュラー1人もいない」 就任会見での“白紙宣言”は本音? 野手陣への厳しい評価に驚きの声
2022年03月12日 11時00分
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日本ハム野手陣の「ノーアウト満塁」がトレンド入り、体たらくぶりに新庄監督も激怒? 致命的な守備ミス連発にも批判
2022年03月11日 20時30分
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阪神・高山のレギュラー返り咲きは「なかなか厳しい」 球界OBが深刻な問題を指摘、トレード移籍提案には疑問も
2022年03月11日 18時30分
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巨人・桑田コーチ、大勢らを称賛も「それまで頑張ったのに無視か」批判も? 戸郷・高橋への“ノーコメント”が物議
2022年03月11日 15時30分
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2022年03月11日 11時00分
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巨人・元木ヘッドに「先に叱る相手がいるだろ」の声 松原ら4名の体たらくぶりに苦言も、ファンは石川の致命的ミスに激怒?
2022年03月10日 19時30分
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2022年03月10日 18時30分
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巨人ドラ1・大勢に「とんでもない威力だ」驚きの声 先輩・鍬原のグローブを破壊? ソフトB戦前の練習動画が話題
2022年03月09日 19時35分
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2022年03月09日 11時00分
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スポーツ
巨人、主力不在のソフトBに完敗で怒りの声「また大連敗が始まる」猛バッシングを浴びた悪夢再来を心配
2022年03月08日 20時30分
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スポーツ
OP戦好調の日本ハムに「このままいくのは無理」球界OBが急失速を予想し物議、若手奮闘の弊害は既に発生中?
2022年03月08日 18時30分
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スポーツ
オリックス開幕ローテに向けて田嶋大樹が好調をアピール「イメージどおりにボールが行った」
2022年03月08日 17時50分
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スポーツ
中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?
2022年03月08日 15時30分
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スポーツ
巨人、新助っ人野手は日本で通用しない?「クリーンアップを打って」原監督は期待も拭えぬ不安とは
2022年03月08日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?
2022年03月07日 20時45分
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スポーツ
DeNA・嶺井が正捕手争いに名乗り! 遅れてきた島人がオープン戦でアピール中
2022年03月07日 18時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督に「笑いごとじゃないぞ」厳しい声 万波の“本塁打サイン”無視が物議、空気が緩んでいると指摘も
2022年03月07日 15時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分