プロ野球
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スポーツ 2022年12月26日 11時00分
侍ジャパン・栗山監督、佐々木朗希をWBC開幕戦に抜擢? メンバー内定をスピード発表したワケは
来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)を戦う侍ジャパンの一部メンバーが明らかになった。栗山英樹代表監督は「1月初旬に主力選手約10人を先行発表する」とも語っていたが、 「全メンバー30人を発表できるのは、(2月1日の)キャンプイン直前になると思う」(関係者) との声も聞かれた。 遅延の理由は? 栗山監督は「投手力で勝ち上がっていくチーム」を理想としているが、そうなると、攻撃陣の人数を削らなければならない。野手を何人まで減らして、ピッチャーに割り当てられるのか…。そのギリギリの調整に時間が掛かるという。 >>ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か<< 今回明らかになった投手メンバーだが、オリックス・山本由伸、千葉ロッテ・佐々木朗希、DeNA・今永昇太。そして、メジャーリーガーの大谷翔平、ダルビッシュ有など。2022年シーズンにノーヒットノーランを達成した国内3投手が順調に選ばれたようだが、こんな指摘も聞かれた。 「佐々木は『当確ギリギリ』との見方もありました。代表チームの投手コーチも務める千葉ロッテの吉井理人監督は、佐々木のWBC出場に前向きなコメントを出してきましたが、一方で心配もしていました。今季、過労で何度も先発ローテーションを外れたように、佐々木は体力不足です。WBCに出場したら、来季のペナントレースに影響も出て来そうなので」(前出・関係者) 吉井監督が前向きな発言をすることで、体力不足の不安を払拭させる意図もあったのかもしれないが…。 メンバー入りの正式な発表前に「佐々木当確」を明らかにした狙いだが、それは「調整」にある。WBC本番だが、侍ジャパンは3月9日、対中国代表との試合が初戦となる。一次ラウンドのプールBには、韓国、オーストラリア、チェコ共和国もいて、上位2チームが決勝ラウンドに進出する。侍ジャパンの1位通過を予想する声は海外にも多く、 「投手には球数制限など登板に制限が設けられます。こう言っては何だが、格下チーム相手にダルビッシュや山本を消耗させたくないはず」 との声も聞かれた。 ダルビッシュ、山本、大谷を温存させるためだろう。佐々木の「WBC開幕投手説」も浮上してきたのだ。 「米国代表は現役メジャーリーガーを揃え、キューバはMLBでプレー中の亡命した選手の代表入りを認める異例措置に出ました。一次ラウンドは佐々木をメインに国内選出の投手たちに任せ、米国代表とぶつかる決勝ラウンドでダルビッシュ、山本らに長いイニングを投げてもらう作戦が予想されています」(プロ野球解説者) これは米国内の報道だが、ダルビッシュが年末にも関わらず、ブルペン投球を行っていたという。この「超」の付く早めの調整通りなら、ダルビッシュもWBC開幕投手の候補に挙がってくるだろう。 佐々木、ダルビッシュ、栗山監督はどちらを選択するのだろうか。1月の正式発表前に佐々木の当確を明らかにした理由は、体力不足を補うだけではなさそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月25日 11時00分
楽天・阿部、初めてのパ参戦にも自信満々? 中日ファン衝撃のトレード加入にかかる期待
12月19日、楽天は新加入選手の背番号を発表し、中日からトレードで楽天入りとなった阿部寿樹は「4」を背負うこととなった。古巣での番号より一つ少ないこの数字には、主力定着への大きな期待が込められていることは言うまでもない。 中日時代には、数シーズンに渡り中軸として打線の核となり続けた阿部は、今季もクリーンナップの一角を担い133試合に出場し、.270、9本塁打、57打点の数字を残している。広角に打ち分ける器用さと共に、長打力や勝負強さも備えており、近年の迫力を欠いていたドラゴンズ打線では、替えの利かない選手としてその存在価値は高まり続ける一方だった。 それ故、今回の楽天入りは、大きなインパクトと共に伝えられている。 最多勝や沢村賞にも輝いた実績を持つ涌井秀章との1対1の交換トレードという、昨今には見られなかった大物同士であり、何より、チームの顔としてファンから愛されていた阿部の放出は発表直後より大きな反響を呼ぶことに。中日側からの申し出だったとも伝えられたことで、多くの批判が球団へ寄せられ、さらに戦力面を不安視する声も、ファンや関係者の間から挙がった。 33歳と脂の乗った年齢であり、まだまだ攻守で多くの役割をこなすことができる阿部の加入は、楽天にとってもこの上ない補強となるだろう。 昨シーズン、パ最多となる6人が規定打席に到達となった楽天野手陣に、内外野を守ることができる阿部が加わることで、ポジション争いはし烈を極めることが予想されている。また、浅村栄斗、島内宏明等、リーグ屈指の打者が顔を揃える打線がより厚みを増すことも確実だ。ここ数年、毎年の様にAクラスを争う位置につけながらも、あと一歩優勝争いには加われていないチームには、最も相応しいプレーヤーと言えるかもしれない。 「いろいろなポジションを守れるのが長所。試合に勝つピースになりたい」 11月22日の入団会見でそう語った意気込みからは、経験豊富なベテランらしさや確かな自信も窺える。そして、その言葉の通り、チームに勝利をもたらすことをイメージしているプロ野球ファンも少なくないだろう。衝撃のトレード移籍により、新天地へと渡った阿部がどんな働きを見せるか、その一挙手一投足にはさまざまな視線が集まりそうだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年12月24日 11時00分
中日戦力外の平田、需要ないまま現役引退? NPBオファー切望も進展ナシ、タイムリミットは来季開幕までか
オフシーズンに突入して約2か月、様々な選手の去就がファンをにぎわせているプロ野球界。まだ今後が決まっておらず心配されている選手も少なくないが、中でも先行きが厳しいという見方が強まっているのが前中日のプロ17年目・34歳の平田良介だ。 平田はプロ入りした2006年から今季までに「1227試合・.268・105本・484打点」といった数字を残している右の外野手。だが、近年は左ふくらはぎ肉離れ(2019)、異型狭心症(2021)、新型コロナ感染(2022)など故障・病気の頻発で思うような成績を残せていなかったこともあり、10月4日に球団から戦力外通告を受けた。 >>中日・平田の退団会見に「不良債権のくせに」と批判 真相暴露し物議、長期低迷も球団に“厚遇”を要求?<< 平田は同日に行った会見の中で「加藤(宏幸)球団代表から引退をするか、自由契約をするか、来季の構想には入っていないと言われ、自由契約を選択した。声がかかるか分からないが、今の気持ちは次に向かって準備している」とコメント。現役続行の意思を表明した上で、翌11月8日のトライアウトは受けずに他球団からのオファーを待つ意向を示したと伝えられた。 ただ、平田は12月20日に生出演した『Live Dragons!』(東海ラジオ)の中で「(去就は)全く決まってないです。今はとにかく現役続行を希望して、いつでも声がかかったらすぐ動けるように準備するだけと考えています」とコメント。退団から約2か月が経つ現在までに他球団からオファーは届いていないと苦しい現状を明かしている。 「平田は2018年には『138試合・.329・9本・55打点』と打率3割超え、守備でもゴールデングラブ賞を受賞するなど攻守で実績を残しています。ただ、今季は『51試合・.200・1本・10打点』とサッパリだった上、オフのトライアウトに不参加だったこともあり、他球団からは獲得に値するような実力があるのか不透明とみられている可能性は考えられます。また、平田は退団会見の中で球団が盛大な引退セレモニーを準備してくれなかったと不満をにじませたことで物議を醸してもいますが、こうした言動が現状に影響している可能性もゼロではないのでは」(野球ライター) 平田は前述のラジオ番組の中で「NPBのみで育成選手でもどんな形でも、もしあれだったら(来春)キャンプから『ちょっと動き見たるぞ』とお声をいただければ、そこから(で)も行きたい」と育成でもテストでも構わないと焦りをうかがわせつつも、「シーズンに入る時(まで)は待たない」と開幕前までにオファーがなければ引退する可能性も示唆している。NPBへのこだわりは相当強いようで、NPB外球団からのオファーを何個か断ったことも明かしているが、ファンの間からは「この感じだと育成でもテストでも需要ないまま終わる気しかしない」、「ただ待つよりも、独立入ってそこでアピールした方がよかったのでは」といった厳しい意見も上がっている。 退団以降は獲得調査はおろか、興味を抱いている球団があるという報道も特にない平田。通算1046安打を誇るベテランのキャリアはこのまま終わってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月23日 20時30分
中日・松葉、土田に差し入れも“置き去り”?「よくカミナリ落としてた」体重減を心配、ラジオで明かした苦労に驚きの声
22日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、中日のプロ10年目・32歳の松葉貴大が生出演。同僚のプロ2年目・19歳の土田龍空のサポートに苦戦したという話を明かし話題となっている。 松葉は前中日(現ヤクルト)のプロ12年目・30歳の三ツ俣大樹、野球解説者・岩瀬仁紀氏(元中日)と共に番組に生出演。中日選手の知られざる一面などを話したが、その中で土田の体重増に協力しようとしたものの、なかなかうまくいかなかったという話を明かした。 >>前中日・阿部、立浪監督の起用法に愚痴?「すごい怖かった」三塁コンバートの気苦労明かし驚きの声<< 具体的な時期は触れなかったが、今季は土田を見るたびに「ガリガリ過ぎて不安」と感じるほど体格面が気になっていたという松葉。そのため、定期的に球場内のケータリングからおにぎりを選んで土田に差し入れていたというが、「次の日そのまま置いてあったりするので、よくカミナリ落としてました」という。 松葉曰く、土田は差し入れをもらった直後は「はい! いただきます!」と威勢よく返事をするものの、手をつけずにロッカー内に放置したままという状況もしばしば。それでも松葉は「懲りずに『ご飯食べに行こうよ』、『おにぎり取ってきてあげるよ』って言って彼の栄養面をサポートしてました」というが、土田は結局ほとんど食べないままだったと振り返った。 松葉の発言を受け、ネット上には「松葉がそんな気を遣ってるのは知らなかった」、「なんか食わせなきゃって周囲が思うほど痩せこけてるってヤバくないか」、「食べれないからって置いたままにせず、一旦持って帰るとかすればいいのに」、「差し入れ放置って結構失礼だと思うけど、それでもめげない松葉っていい人なんだな」、「松葉を舐めてるわけじゃなくて本気で食えないんだろうな、本人も危機感抱いてるみたいだし」といった驚きの声が寄せられた。 NPB公式サイトでは土田は身長180センチ、体重77キロと記載されているが、今オフの報道によると土田は今季終了時68キロと公称から10キロ近く体重が落ち込んでいたという。一般的に土田のように高卒入団から早期に一軍抜擢された選手は、体作りに割く時間の減少もあり瘦せてしまうことが多いとされており、本人も「下半身を重点的に鍛えて、筋肉量を増やしたいです。ベスト体重は77キロなので、キャンプインまでにそこまでもっていきたい」と体重増加をオフの課題に位置付けているという。 松葉は番組内で「彼がどんどん体大きくなってくれることが僕の願いですので、これからもご飯持っていきたいと思います」と、来季も土田へのサポートは続ける旨を口にしている。先輩の願い通りに土田は来季ビルドアップを果たすことができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2022年12月23日 19時30分
ヤクルト・高津監督が村上絶賛コメントでファン驚き?「去年と違い過ぎ」物議醸した昨オフの酷評に再注目
23日放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に、ヤクルト・高津臣吾監督が登場。ヤクルトのプロ5年目・22歳の村上宗隆を絶賛し話題となっている。 番組では事前収録された高津監督のインタビューを放送。高津監督は「80勝59敗4分」でセ・リーグ2連覇を果たした今季の感想などを話したが、その中で絶対的主砲として打線を牽引した村上を絶賛した。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< 今季の村上は出場141試合全てで4番を務め、「.318・56本・134打点」といった数字をマーク。三冠王(プロ野球史上8人目)、最高出塁率(2年ぶり2度目)、リーグMVP(2年連続2度目)、ベストナイン(3年連続3回目)とあまたのタイトルを獲得した。 記録ずくめのシーズンを過ごした村上について、高津監督は「本当の4番打者になってくれた」、「チームも『村上を取って将来こういう選手にしていこうよ』という、いろんなスタッフのミーティングであったりもあるんですけども、本当にその通りというか、それ以上のシーズンを過ごしてくれた」とコメント。2017年ドラフトで1位指名した当初からの期待を上回るほどの選手になってくれたと手放しで称賛した。 また、高津監督は「ベンチにいてもロッカーにいても、先輩・後輩いながら(関係なく)話題の中心になってる存在だとも思いますし、22歳ですけどしっかりチームを引っ張ってくれる大きな存在になったなと思います」と、村上はグラウンド外でもチームリーダーの役割を果たしてくれているとも語った。 高津監督の発言を受け、ネット上には同調の声が上がったが、中には「去年村上に辛口だった高津監督が今年はめちゃくちゃ褒め倒してる」、「MVP獲っても発破かけてた昨オフとは大違いだな」、「今年の成績にケチつけるようなことはさすがになかったか」といった指摘も見られた。 高津監督は昨オフ、「143試合・.278・39本・112打点」でリーグMVP、本塁打王などを獲得した村上について「本当の4番に求めるところと言えばムネ(村上)はまだまだ。こんなもんで真の4番と言われては困る」とコメントしたことが伝えられ、当時のファンの間では評価が厳しすぎると物議を醸している。同監督としては確実性に少し欠けた点、前半(26本)、後半(13本)で本塁打数に差があった点などが不満だったとみられるが、今年に関しては何ひとつ文句のつけようがなかったようだ。 今季の村上の活躍は高津監督のみならず球団も高く評価しており、12月9日の契約更改では3億8000万円増の年俸6億円での3年契約を結んでいる。本人は更改後会見で「本当に球団には感謝しかない。チームを勝たせる中心でいたいという思いは変わらない。もっともっとヤクルトに恩返しをしていきたい」と感謝の思いを口にしているが、来季もグラウンド内外でチームを牽引することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月23日 11時00分
巨人・原監督、岡本を4番に戻す? 新助っ人の獲得可否も構想に影響か
原構想の全貌が見えてくるのは、年明け? 巨人・原辰徳監督が来季の4番展望を明かした。「4番・岡本、5番・中田」――。若手など別選手の名前が挙げられたわけではなく、大方の予想通りである。しかし、この“当たり前の打順”で戦い続けることができるのかどうか、それがV奪回のカギとなりそうだ。 >>巨人・オコエの入団コメントに呆れ声「追い込まれてる自覚ない」 石井監督も苦言の“悪癖”は治らず?<< 「いつも思うけど、ジャイアンツの4番は監督じゃなくて、やっぱり、ファンが、世の中が決めるんだよ。去年のあの状況においては、中田(翔)だったんだよ」 “重い経験談”である。原監督も「巨人の4番」の重圧に苦しみながらの現役生活だった。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者がこう言う。 「巨人の4番、エースの重圧は言葉では言い表せないほど。4番はチャンスで打って当然、エースは勝って当たり前。負ければその責任を全て負うような。ミスをしたら、日本中からバッシングを受けるみたいな…。優勝争いのプレッシャーもあります」 複数の巨人OBも似たようなことを話していた。フリーエージェントで移籍してきた選手が成績不振に陥るのも伝統球団の重圧、露出度の高さが影響しているという。 もっとも、現在は野球中継の放送本数は少なくなっており、「ナイター放送=巨人」の時代ではなくなった。それでも、原監督が「4番はファンが決める」と言ったのは、岡本を発奮させ、さらなる成長を促すためだろう。しかし、“4番の重圧”を創り出すには、1、2番バッターの高い出塁率も必要だ。 「走者を溜めた場面で、4番が打席に立たないと。走者ナシの打席でホームランを打っても成長にはつながりません」(前出・プロ野球解説者) 今季、主に1番を任されてきたのは、吉川尚輝。打率2割7分7厘、出塁率3割2分9厘。おそらく、2023年も「1番・二塁」でスタメン出場してくると思われるが、原監督は“攻撃的な打順”を好む。坂本勇人、丸佳浩、ウォーカーなど、本来ならクリーンアップを打つスラッガーを「2番」に置く。 その「2番」について、こんな情報も聞かれた。 「外国人選手の獲得いかんで、原監督の構想も変わってくると思います。一部で報じられた前SFジャイアンツのルイス・ブリンソン外野手が獲得できるのなら、2番か3番を任せるのだろうし、増田陸がセンターの定位置を獲ったら、坂本か丸になるでしょう」(ベテラン記者) 松田宣浩、長野久義が復活すれば、「2番左翼」も考えられる。 また、先のルイス・ブリンソンだが、中日の立浪和義監督は「ウチも調査していたが」と、巨人に強奪されたような発言もしている(12月18日)。その通りだとすれば、「2番・ブリンソン」が濃厚となる。 「ブリンソンは18年から21年までマーリンズに在籍していました。レギュラーを獲れなかったのは、弱点がいっこうに改善されなかったからです。シーズン序盤で打撃不振、好不調の波が大きすぎること、右投手が苦手。身体能力が高く、才能もあるのに」(米国人ライター) 岡本、中田の一発に頼りきった打線では勝てない。「4番の重圧」の意味も違ってくる。2番打者の選考が重要だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月22日 19時30分
前中日・阿部、立浪監督の起用法に愚痴?「すごい怖かった」三塁コンバートの気苦労明かし驚きの声
21日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、楽天のプロ7年目・33歳の阿部寿樹が生出演。三塁守備の気苦労を明かしネット上で話題となっている。 阿部は中日のプロ14年目・37歳の谷元圭介、野球解説者・井端弘和氏(元中日他)と共に番組に生出演。プロ入りした2016年から今季までプレーした中日時代の思い出や、11月15日に決まった楽天トレード移籍を球団から知らされた際の心境などを話したが、その中で今季後半戦で務めた三塁守備にやりにくさを感じていたことを明かした。 >>DeNA・京田、中日トレード退団に未練?「辛い気持ちが勝ってます」ラジオで明かした複雑な心境に驚きの声<< 阿部は二塁が本職の内野手で、今季前半戦も主に二塁を守っていた。ただ、チームを率いる立浪和義監督は石川昂弥、高橋周平と三塁手が相次いで故障したことなどを理由に、7月末スタートの後半戦から阿部を三塁で起用している。 シーズンを通して56試合で三塁を守った阿部だが、感想について聞かれると「いやもう…緊張してましたずっと」、「(打席との)距離も近かったんですごい怖かったです」とコメント。本職の二塁より強い打球が飛んできやすいこともあり、内心恐怖を感じながらプレーしていたことを明かした。 自身も現役時代に二、三塁の守備経験を持つ井端氏は、阿部の話を受け「二遊間やってると(バットとボールが)当たるところは見えるんですけど三塁は見えないので、いきなりなんかドーンと(打球が)飛んでくる感じがするのでそこは難しいですよね」と発言。三塁は二遊間に比べ、打球方向を予測しにくいため守りづらい面があると補足した。 阿部の発言を受け、ネット上には「経験乏しいなりに三塁こなしてた印象だけど内心ビビってたのか」、「守備位置が打席に近いとそんなに心理的圧力を感じるものなのか」、「打球予測が遅れたら捕球、送球体勢にも響くしかなり気を張りそうではある」、「守備の名手(GG賞7回)だった井端も言うくらいだから相当難しいんだろうな」といった驚きの声が寄せられた。 今季の阿部は本職の二塁で「73試合・失策3・守備率.992」、三塁で「56試合・失策3・守備率.976」と、三塁の方が守備成績が悪くなっている。また、昨季までは通算6試合出場とそもそも三塁の経験が乏しかったこともあり、今季後半戦はかなり神経を使ってプレーしていたようだ。 新天地となる楽天は二塁に絶対的主砲・浅村栄斗がいるが、阿部は浅村と併用するために三塁起用されるのか、それとも浅村が一塁などにコンバートした上で二塁起用されるのかは未定。石井一久監督ら首脳陣はどのような起用法を考えているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月22日 18時30分
DeNA・京田「143試合レギュラーで出る」 元新人王加入で激化するショート争い
昨年の最下位から一転、2位に躍進したベイスターズ。98年から遠ざかっているペナントレース制覇のため、このオフはドラゴンズから京田陽太内野手をトレードで獲得した。 今シーズンのベイスターズのショートはベテランの大和を中心に、堅守の柴田竜拓、若手ホープの森敬斗が脇を固める体制で戦ってきた。 3者には一長一短があり、なかなか固定できない側面があった。大和は打率.247ながら、得点圏にランナーを置くと.290に跳ね上がる勝負強さと、全盛期まではいかないものの、まだまだ華麗なグラブさばきは健在。しかし35歳を迎え、バリバリのスタメンとはいかないだろう。 柴田の機敏な守備は見る者をうならせるが、毎年課題の打撃がネック。2020年の打率.266から21年.234、今シーズンは.195と右肩下がりとなっている点は気がかりだ。 森のポテンシャルは誰もが認めるところだが、3年目の今シーズンはキャンプ終盤のけがも響き、61試合出場にとどまった。ホームラン2本、打率.234と一定の存在感を示すことには成功したが、攻守ともに粗削り感は否めず確実性を高めることが課題となっている。 ここに割って入ってくるのが京田となる。2017年のルーキーイヤーは新人王を獲得し、ドラゴンズのショートのレギュラーとして君臨。守備は折り紙付きで、キャプテンシーもあるが、今シーズンは立浪和義監督から「戦う顔をしていない」と横浜から名古屋に強制送還を命じられるなど不本意な一年となった。課題と言われているバッティングも、今シーズンを除けば.250程度の数字を残しており、前出の3選手と同様かそれ以上は打てる可能性は高い。 入団会見で「個人の目標は一年間ショートで143試合レギュラーで出ること」と言い切った京田が一気にスタメンを奪取するのか。それとも4年目の森が覚醒するのか。崖っぷちとなる柴田も黙っているはずはなく、大和も簡単にその座を譲る気はないだろう。ダークホースの大学日本代表のルーキー・林琢真を含む遊撃手戦争は、優勝を狙うベイスターズのキーポイントとなる。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年12月22日 15時30分
日本ハム・清水、中日にトレード移籍あり? 新助っ人加入で捕手飽和、新庄政権でも序列低下で憶測の声
初来日した2018年から今季まで中日でプレーし、「169試合・.274・12本・44打点」といった通算成績を残している26歳の助っ人捕手・A.マルティネス。21日、日本ハムへの移籍が決まったと複数メディアが報じた。 報道によると、マルティネスの母国・キューバの野球連盟はこの日、マルティネスと日本ハムが契約合意に達したと発表。また、22日にはマルティネス本人も自身の公式Twitterに家族と共に写る写真を添え、「これから私たちはファイターズです!」と英語で投稿している。 マルティネスは今季一塁(11試合)、外野(58試合)と本職の捕手以外のポジションを守り、「.276・8本・24打点」とチーム3位の本塁打数をマークするなど活躍していたが、10月14日に今季限りでの退団を球団が発表。捕手としての出場にこだわるマルティネスと球団の間で折り合いがつかなかったことなどが理由とみられている。 >>中日・立浪監督の発言に「マルティネス残せばよかったのに」疑問の声 今オフ3名放出も捕手補強狙うワケは<< マルティネスの日本ハム移籍を受け、ネット上には打力に期待する声が寄せられたが、中には「捕手飽和気味なのに新戦力加えるってことはもしかして誰か放出するのか?」、「マルティネス加入で厳しい立場になった捕手のトレードはあり得そう」、「捕手8人体制は多い気もするし、1人よそに出して7人に戻す可能性もあるな」といった憶測も少なからずみられた。 日本ハムには今季、宇佐見真吾(78試合)、清水優心(26試合)、古川裕大(24試合)、石川亮(23試合)、梅林優貴(21試合)、郡拓也(10試合)、田宮裕涼(7試合)と支配下捕手7名が所属。今オフは11月10日に石川がオリックスにトレード移籍したことで1名減ったが、同月19日にオリックス・伏見寅威をFA獲得して再び7名に。そして、今回のマルティネス加入により12球団最多タイの支配下8名まで膨れ上がっている。 「日本ハムを率いる新庄監督は今季をトライアウトと位置づけ支配下選手をほぼ全員一軍で起用しましたが、捕手陣についてはアピールに成功したといえるのは宇佐見だけ。これもあり今オフ伏見、マルティネスの補強に動いたようで、来季は宇佐見を含めた3名を一軍捕手枠に置くものとみられます。そうなると、その他の5名は戦力的にダブつく状況になりますので、誰か1人をトレードの駒とし、今季リーグ最下位の防御率(3.83)だったリリーフなどの獲得に動くという展開も決してあり得ない話ではないのでは」(野球ライター) 仮に日本ハムがトレードに動くと仮定した場合、昨年までの正捕手格で通算20本塁打とパンチ力を秘める清水を最も商品価値の高い交換要員として用いる可能性はある。また、交渉先としては立浪和義監督が捕手が欲しいと公言している中日などが有力候補といえそうだ。 今オフの日本ハムは渡邉諒・髙濱祐仁と阪神の齋藤友貴哉・江越大賀(10月18日)、佐藤龍世と西武・山田遥楓(11月2日)、石川とオリックス・斎藤綱記(11月10日)と既に3件のトレードを成立させているが、今後第4弾のトレードが行われることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてA.マルティネスの公式Twitterよりhttps://twitter.com/AMartinez_CD57
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スポーツ 2022年12月22日 11時20分
中日・立浪監督の「捕手欲しい発言」の真相 控え陣の打力に不安か、チーム内からは反対意見も?
電撃トレード第3弾はあるのか、中日・立浪和義監督の「キャッチャーが欲しい」発言の波紋が広がっている。 「スター監督の宿命と言えば、それまでですが…。捕手陣に一抹の不安があるのは分かります。でも、絶対に補強しなければならないという意味で言ったのではないと思います」(地元関係者) 捕手の緊急補強発言が出たのは、12月17日に遡る。地元局TV局の情報番組に出演した際、阿部寿樹、京田陽太とレギュラー内野手2人を放出した経緯について聞かれ、その流れで「第3弾のトレード」を示唆したのだ。 >>中日・立浪監督の発言に「マルティネス残せばよかったのに」疑問の声 今オフ3名放出も捕手補強狙うワケは<< 「中日の正捕手は木下拓哉です。でも、控えの石橋康太が右ヒジと左ヒザのクリーニング手術を受けたため、開幕に間に合わない可能性も出てきました。その石橋不在の間を埋めるためです」(前出・同) 今年5月10、11日のヤクルト戦だった。正捕手・木下が新型コロナでチームを離脱、その代役を務めた石橋が2試合連続完封勝利に導く好リードを見せた。 その石橋の右ヒジ、左ヒザの手術だが、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」中に左ヒザの痛みを訴えたもの。「この先、ガマンしながらプレーするよりも」と周囲のススメもあって、メスを入れることになったのだが、こんな情報も聞かれた。 「今季は右ヒジ、左ヒザの痛みを抱えながらのプレーでした。立浪監督も分かっていたはず」(プロ野球解説者) 何が言いたいかというと、「第3弾のトレード」に反対するチーム関係者も多いのだ。まず、この時期になって、石橋の代役を求めるのはおかしいと言う。 「石橋の手術が決まったのは11月の初旬。阿部、京田の放出トレードが決まる前です。控え捕手が心配なら、もっと早い時期に仕掛けるべきでした」(前出・同) 捕手の交換トレードに応じられる球団はあるだろう。しかし、先に立浪監督が「欲しい」と公言してしまったため、交渉の相手側が強気に出るのは必至だ。 「いや、立浪監督が求めているのは『捕手石橋』ではなく、『打者石橋』かも? 正捕手の木下もクリーンアップを任される時があるように打撃面でも期待が持てます。中日にはほかにも好捕手がいますが、打撃力の高い控え捕手となると、やはり石橋ということになります。立浪監督は、木下をスタメン起用できない時の打線の得点力ダウンを気にしているのでは」(球界関係者) また、石橋の復帰時期だが、開幕には間に合わないかもしれないが、「5月の交流戦までには」と、大幅な遅延はないと断言する声も多く聞かれた。だとすれば、立浪監督はその間をしのぐ策を検討すべきだと思うが…。 試合前、立浪監督は自ら選手に歩み寄り、打撃指導を行う。毎日ではないが、直接指導の光景は何度も見られた。それも、特定の若手だけではなく、外国人選手やレギュラー選手にも教えていた。岡林勇希などの新戦力が出てきたのはそのおかげだが、戸惑ってしまう選手もいないわけではなかった。 今回の「捕手補強」発言がチームの混乱につながらなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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巨人有利の死球宣告にヤクルト投手が激怒! 思わず“土下座”した選手も? プロ野球序盤戦、物議を醸した審判への抗議
2022年05月03日 11時00分
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スポーツ
巨人・坂本、右ひざ故障離脱は予言されていた? 守備の師匠が懸念していた深刻な問題点とは
2022年05月02日 11時00分
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スポーツ
巨人・吉川、“故障体質”はもう過去の話? 首位スタートを牽引する働きぶりに原監督もご満悦「堂々と演じている」
2022年05月01日 11時00分
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スポーツ
ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定
2022年04月30日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度
2022年04月29日 11時00分
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スポーツ
ソフトB、藤本監督の起用方針は「裏事情がある」? ガルビスのスタメン継続明言が憶測を呼ぶワケは
2022年04月28日 21時30分
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スポーツ
阪神・佐藤、ピンチを招いた守備ミスに「目測誤るのも仕方ない」擁護も? 試合終盤の“バンザイ後逸”が物議
2022年04月28日 19時45分
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スポーツ
DeNA、コロナから復帰の桑原が躍動! チームに欠かせぬ“ガッツマン”の進化したハッスルプレー
2022年04月28日 18時35分
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スポーツ
中日、Aクラスから一気に転落の危機? “首位打者”大島も長期離脱のピンチか、故障者大量発生に懸念相次ぐ
2022年04月28日 16時30分
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スポーツ
巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議
2022年04月27日 19時30分
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スポーツ
ロッテ小島和哉がピッチャー初のガムトレ導入!「自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄」
2022年04月27日 18時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督、守護神・北山に怒り?「内心呆れてそう」致命的ミス後の配置転換示唆が憶測を呼ぶ
2022年04月27日 15時30分
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スポーツ
阪神・高橋、今季絶望の手術発表に怒りの声も「何回離脱したら気が済むんだ」 止まらない故障に“ガラスのエース”と揶揄も?
2022年04月26日 19時30分
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スポーツ
オリックス敗戦も福田周平、吉田正尚らがロッテ佐々木朗希攻略で打線に復調の兆し!
2022年04月26日 17時35分
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スポーツ
日本ハム、新庄監督の起用方針が物議「本人のためにはならない」 外野手・万波の一塁コンバートが不安視されるワケ
2022年04月26日 15時30分
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スポーツ
阪神、“次世代エース”西の投入は早すぎる? 一軍合流の裏に深刻な事情、当初の育成方針も狂ったか
2022年04月26日 11時05分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分