プロ野球
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スポーツ 2023年01月12日 18時30分
DeNA・石川「休んでいられる立場ではない」 “イースタン・リーグ優秀選手”受賞の4年目が飛躍へ向け決意!
ファームながら22試合登板、32回2/3を投げ奪三振41。奪三振率は11.30、自責点もわずか4で防御率は0.80と石川達也は2022年、無双のピッチングを披露した。 現在は4年目の飛躍に向けて、法政大学の先輩でもある三嶋一輝、石田健大らと一緒に神奈川・厚木で自主トレを実施し、朝から恒例の白山での山登りでウォーミングアップ。石川はひとつ上の伊勢大夢に対し「伊勢さんよりは速く登れました」と“イジる”と、伊勢は「いつか越えられるように頑張ってきたいなと思います」とボケるなど、軽妙なトークを展開。その後は球場に移動してキャッチボールやアメリカンノックなど、なかなかハードなトレーニングに勤しみながら、2023年シーズンを見据えている。 メンバーの入れ替わりはあるものの、前出の三嶋、石田、伊勢に加え、抑えの切り札・山崎康晃、昨年中継ぎでブレイクした入江大生、マリーンズに移籍した“進撃の巨人”国吉佑樹など、一軍で結果を残したピッチャーがずらりと並ぶ。 その中で今年を「勝負の年」と位置づけている石川は、昨年からのオフも「休んでいられる立場ではないのでヒマさえあれば走って、ぎりぎりまでは体を動かしていました」とトレーニングを続けながらも「大みそか、元旦は家族を金沢へ旅行に連れて行って、いい年明けだったかなと思います。自分が連れて行くっていうのは初めてだったんで、スゴい喜んでくれました」と親孝行しながらのリフレッシュで心も満たしたようだ。 今シーズンには「一番はけがなく送れること」とプロ入り前から苦しめられている体調面を整えることを重要視しながらも「2月1日からブルペン入ってどんどんアピールしていかなきゃいけないんで、そういった面では後半から立ち投げだったりとしっかりやっていきたい」と、ピッチを上げて春季キャンプに備えていく。 最終目標は「個人的には一軍で1年間戦っていければいいなと思います。チームのリーグ優勝、日本一に、なにか一つでも貢献できればと思っています」とチームの悲願のピースとなることを掲げた。 生まれも育ちも横浜で、横浜高校から法政大学と「野球をやって以来神奈川を離れたことがない」と語る生粋のハマっ子左腕。地元の厚木から4年目のブレイクスルーに向けて覚悟のスタートを切った。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年01月12日 11時20分
阪神・藤浪、アスレチックスでのプレーは1年限り? 正式契約間近も拭えない不安要素は
メジャーリーグ移籍をめざす阪神・藤浪晋太郎投手とオークランド・アスレチックスの交渉が“最終段階”に入った(1月12日午前)。「決定」と見て、間違いないだろう。 「火曜日(10日)の夕方、(藤浪が)アメリカに行く準備をするって話していました。現地で契約、入団会見に臨むためでしょう」 阪神の関係者がそう言う。 >>阪神・藤浪、メジャー移籍には1か月半かかる? ポスティング申請を遅らせた代理人の策略は<< 同関係者によれば、契約年数は2年。但し、1年目の2023年シーズン終了後、2年契約を全うするどうかの選択権はアスレチックス側にあり、登板数などに応じた出来高はつくものの、基本年俸は70万ドルから100万ドル(約1億3200万円)になるという。 「金額に関しては、代理人が粘ればまた変わってくるかもしれませんが。でも、最終交渉の相手がアスレチックスとは意外でした」(前出・同) こんなジョークがあるそうだ。アスレチックスの総年俸は約3000万ドル。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の今季年俸が3000万ドルだから、チーム全員でも敵わない。だから、弱いんだ、と。 アスレチックスは大谷のいるエンゼルスと同じア・リーグ西部地区に所属するが、昨季はダントツの最下位。60勝102敗、勝率3割7分と悲惨な状況だった。 今後、「藤浪対大谷」で日本のMLB中継の視聴者がアスレチックス戦にも関心を持つのは必至だが、チームの雰囲気が藤浪に合うかどうかは疑問である。 10年ほど前、ブラッド・ピット主演の「マネーボール」なる野球映画が上映された。打率や本塁打数ではなく、出塁率を重視するなど、独特の着眼点で集めた選手たちが活躍し、チームも大躍進を遂げる内容で、実話を元にしたストーリーである。その主役となったゼネラルマネージャーのビリー・ビーン氏は球団幹部に出世したが、「お金を掛けないチーム編成」は今も続いている。 いや、近年のチーム動向を見る限り、悪い方向に向かっているようだ。 「主砲のオルソン、エースのバシット、左腕のマナエア、みんな放出してしまいました。捕手でゴールデングラブ賞を獲った(21年)ショーン・マーフィーも、今オフ見切りをつけて、他球団と契約してしまいました。活躍したらよその球団に出すみたいな。おカネがないから、昇給が確実な選手はトレード要員になる感じ」(米国人ライター) アスレチックスは人材難にあり、ケガさえなければ、間違いなく藤浪を使って来る。「試合に出たい」とする藤浪の要望は叶うわけだが、シーズン終了後、藤浪が別の色のユニフォームを来ている可能性もある。 「先発、リリーフともに投手不足なので、藤浪が3連戦の初戦を任されることだってあり得ますよ」(前出・同) 藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏だが、交渉の最終段階に入ったものの、「粘っている」との情報もある。年俸アップか、それとも、専属通訳などの条件面で折り合いがつかないのかどうかは分からない。 「移籍1年目で“放出対象”にされたら、大変でしょう。トレード拒否の条項を勝ち取ろうとしているのかもしれません」(現地記者) MLB日程表を見ると、アスレチックスの開幕戦は3月30日(現地時間)。その3連戦の相手はエンゼルスだ。「対大谷」、いきなり、ハイライトが見られそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月11日 11時00分
楽天・田中、2024年にメジャー復帰? 大幅減俸の裏で海外メディアが評価する要素は
<メジャー復帰が1年遅れただけではないか。その可能性もある> MLB情報を扱うコロンビアのスポーツサイト『Momento Deportivo』が、楽天イーグルス・田中将大投手が大幅減俸で契約更新したことを伝え、2024年の米球界復帰も予想していた。 田中が23年の契約更改に臨んだのは、1月7日。「47%減」、「9億円から4億7500万円」まで減額された。 この大幅減額の衝撃を、多くの米メディアが伝えていた。 「日本とメジャーリーグでは、査定基準が違うようですね。米球界の査定法なら、ここまで減額にはならなかったと思います」(米国人ライター) 田中は「2年18億円」で21年から楽天に復帰した。しかし、21年は4勝、22年も9勝しか挙げておらず、田中自身も、 「ファンの方々の期待も裏切ってしまい、そういう部分で物凄く不甲斐ない2シーズンだった」 と語り、大幅減額を受け入れた。 >>田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も<< 前出の米国人ライターが首を傾げる。 「復帰後の2シーズンで318回3分の2を投げ、13勝21敗、防御率3・16。でも、22年シーズンのWHIPは1・16、FIPが3・46です。MLBであれば、制球力が高く、優秀な投手と判断されます」 WHIPはイニング当たりの「与四球+被安打数」、FIPは「被本塁打、与四死球と奪三振のみを用いた評価指数」だ。データ解析が進むMLBではさまざまな評価指数があり、米球界では勝ち星や防御率よりもWHIPやFIPで投手を評価している。 「出来高のオプションがついているとは言え、田中が大幅な減額を受け入れたことに、海外の野球メディアは驚きました。そして、WHIPやFIPの数値から、『元ヤンキースの田中は健在だ』と思ったようです」(前出・同) そうなると、やはり、気になるのは「メジャーリーグ帰還」の可能性だ。 「健在」と言いつつも、米サイトも球速のダウンなどを懸念していた。 「米FA市場を見ると、実績のある先発投手の相場が高くなっています。今年35歳になる田中なら、『お手頃価格』で交渉できるのではないか、と。ヤンキース時代のようなエース級の活躍はできなくても、ローテーションは守ってくれるのでは」(現地記者) そもそも、田中の契約更改が“年明け”となったことだが、楽天球団の関係者たちは「他意はない」と言うが、「MLBのオファーを待っていたのではないか?」との声も聞かれた。 「年末年始はニューヨークにいました。プライベートな家族旅行だと言っていましたが」(球界関係者) 「あと10勝」で日米通算200勝に到達する。契約更改後のオンライン会見でも「早く到達させて」と語っていたが、先の楽天関係者によれば、田中はWBCのメンバー入りを強く望んでいるそうだ。 「侍ジャパン30人に選ばれることを前提にハイペースでの調整も行っています」(前出・関係者) WBCで好投すれば、MLBスカウトにも“健在”をアピールできる。海外サイトはWBCやペナントレースで好成績を残し、24年の米球界再挑戦のシナリオを予想していた。昨季最終戦、田中は目の前でオリックスの胴上げを決められた。まずは、そのリベンジだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月10日 19時30分
阪神ドラ1・森下が故障、「むしろ好都合」と指摘も? 自主トレ別メニューも安堵の声集まるワケ
昨年のドラフト会議で阪神から1位指名を受け入団した22歳・森下翔太。9日からスタートした球団の新人合同自主トレでいきなり別メニュー調整となり心配の声が集まっている。 報道によると、森下は昨年12月11日に球団が行った新人体力測定で垂直跳びをした際に右足を負傷。そこから約1か月の間に順調に回復してはいるが、大事を取るために本隊からは外れ、室内でキャッチボールやウォーキングなどを行ったという。 森下は中央大学時代に通算9本塁打を放ち、2022年には大学日本代表で4番を任された経験も持つ強打の外野手。岡田彰布監督は同年10月22日の指名挨拶時に「クリーンナップ、1つ空いてる」と主軸への抜擢を示唆し、球団も鳥谷敬氏(元阪神他/2004-2019)の退団以降は空き番となっていた背番号「1」を与えるなど期待を寄せている。 >>阪神・岡田監督、糸原は来季構想外?「守備考えるとしんどい」ラジオで明言、トレード放出説も浮上<< その森下の別メニュー調整を受け、ネット上には今後を心配する声が寄せられたが、その一方で「考え方によっては、この時期の別メニュー調整はむしろ好都合では」、「張り切りすぎて変に故障するよりは全然マシ」、「なんなら春季キャンプまでスロー調整でいいわ、過度な練習、期待を回避できるし」といった指摘も少なからず見られた。 「球界ではドラフト1位で指名された選手は未来の主力、あるいは即戦力として大きな注目を浴びるのが常ですが、期待に応えようとして調整のペースを乱し故障してしまうケースも少なからずあります。直近では2019年ドラ1の巨人・堀田賢慎が2020年1月の新人合同自主トレ中に右肘の炎症を負い、状態が回復しないまま同年4月にトミー・ジョン手術を受けたケースが記憶に新しいですが、本人は『web Sportiva』(集英社/2022年3月26日付)の記事内で『投げたい気持ちが先走り、ついオーバーペースになってしまって』と、練習に入れ込み過ぎていた節があったと語っています。ファンの間ではこうした事態に陥るリスクが減ったと、森下の別メニュー調整をポジティブに捉える意見も多くあります」(野球ライター) 右足故障、別メニュー調整については、森下本人も「全くマイナスな部分は持ってないんで、ポジティブにやっていきたい」と前向きに語っているという。2月1日のキャンプインまで約20日、期待の主軸候補は静かに調整を進めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月10日 11時00分
近藤FA流出の日本ハム、人的補償は田中? 新庄監督の人選が遅れたワケは
「めちゃ迷いました」(1月9日) 開口一番、日本ハム・新庄剛志監督から出た言葉を信じるしかない。しかし、これ以上、話し合っても結論は変わらないのではないだろうか。 日本ハムファイターズの首脳陣が千葉・鎌ケ谷の二軍施設に集まった。表向きの理由は今秋のドラフト会議に向けての「スカウト会議」だが、“主題”は違った。ソフトバンクへフリーエージェント移籍した近藤健介外野手の人的補償選手を誰にするのか、その最終チェックが行われた。 「基本的にはピッチャーでと考えている」 稲葉篤紀ゼネラルマネジャーがそう言う。新庄監督も「投手補強」を狙っているようだ。 「『この選手、出すの?』っていうのがピッチャー3人、野手1人いた。(日本ハムの)野手はけっこう整っているし。やっぱり、ピッチャーかな」 対象が絞り込まれたのは本当だが、前日も似たようなことを話していた。“前進ナシ”ということか…。 >>元日本ハム・有原のソフトB入りに「古巣への義理はないのか」怒りの声 上沢の来オフ米挑戦にも悪影響?<< しかし、新庄監督は「ピッチャーかな」と言った後、こんなことも口にしていた。 「最初の文字が『た』かな?」 「た」から始まるソフトバンク投手? 武田翔太、田中正義、高橋礼、高橋純平…。選手層の厚いソフトバンクが28人までと制限されたプロテクト名簿では、実績のある投手や潜在能力の高い中堅、若手をガードし切れないのは当然だろう。 とは言え、日本ハムが結論を先送りした理由はより好みをしているからではない。 「球のスピードは彼なんだけど。迷いましたよ。ビデオはもう擦り切れた。大学時代から見たから。その大学時代に復活できるのかどうかっていう見極めもね。そこはもう、うちのコーチの指導で」 これだけ特徴を挙げ、「た」から始まるソフトバンクの大学卒投手となれば、田中しか思い浮かばないが? 「田中は即戦力、いや、いきなりエース級の活躍を見せてくれるんじゃないかと期待されてプロ入りしました。でも、プロ1年目のキャンプでいきなり右肩の違和感を訴えて、その後も肩やヒジの故障を繰り返し、本来の力を発揮できず、今日まで来てしまいました」(プロ野球解説者) 2022年シーズンも右肩痛で大きく出遅れ、一軍登板は5試合のみだ。 潜在能力ならナンバー1、しかし、故障を繰り返してきた経歴を見ると、決断できなくなる。日本ハムが迷う理由も分かってきた。 前出のプロ野球解説者がFA移籍の舞台裏を教えてくれた。 「人的補償で移籍する選手なんですが、球団が発表した日に相手球団からの連絡が入ったわけではありません。一週間くらい前に連絡があって、当該選手に気持ちの整理をさせる時間を設けてから、メディア発表されています」 人的補償の対象チームであるソフトバンクに限らず、選手たちは自主トレを始めている。2月キャンプのことも考えれば、当該選手は移籍後の家探しでも苦労させられそうだ。 日本ハムはFAで選手を何度か喪失したが、2004年の北海道移転後、相手球団に人的補償を求めたのは1回だけ。“人選”が苦手なのかもしれない。早く、ファイナルアンサーを。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月09日 11時00分
巨人ドラ1・浅野、レギュラー獲り期待も二軍で低迷する? 原監督熱望のスラッガーに燻る不安要素は
3年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一を狙う2023年の巨人。そのチームに大きな期待を背に加入したのがドラフト1位・18歳の浅野翔吾だ。 浅野は高松商高時代に高校通算68本塁打、2022年夏の甲子園でも3本塁打を放った強打の外野手。同年10月のドラフトでは巨人、阪神の2球団が1位指名で競合したが、約1か月前から指名を公言していた巨人が当たりクジを引き交渉権獲得・入団に至った。 ドラフトで当たりクジを引き当てた巨人・原辰徳監督は、競合した阪神・岡田彰布監督に「ドラフトでは戦いたくありませんね」とドラフト前に“牽制”のメールを入れるほど浅野の獲得を熱望。入団決定後もその期待は全く変わっておらず、現在1枠が空いている外野レギュラーについて「浅野だって出てくるかもしれない」と抜擢を示唆したことも伝えられている。 >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< 巨人は昨季まで中堅レギュラーに君臨した丸佳浩が、原監督の意向もあり今季から右翼にコンバート予定。これに伴い中堅が空くことになるが、浅野は、プロ4年目・22歳の増田陸、ドラフト2位・22歳の萩尾匡也ら同僚外野手と共にレギュラー候補の一人に数えられている格好だ。 レギュラー獲りに向けては、チームの新人合同自主トレ(1月13~28日)を皮切りに春季キャンプ、オープン戦と継続的にアピールを続けることが重要となる。ところが、浅野は高松商で自主トレを行った4日、取材の中で「(昨夏の)甲子園が終わってからいろんな先輩が焼肉とかに連れて行ってくれたので、そこで結構食べ過ぎて太りました。5キロほど太って90キロになりました」と明かしたと伝えられており、コンディション面を不安視するファンも少なくない。 また、ファンの中には浅野がレギュラー定着の時期について「2、3年目で争いに入って5年目で活躍するというのが今の目標」という姿勢を見せていることへの懸念も見られる。球界では一般的に高卒野手は体作りを優先とした育成方針がとられることが多いため、浅野の姿勢はよく言えば現実的、地に足がついているといえる。 ただ、巨人は今オフも外野手・長野久義(前広島、通算1445安打)、内野手・松田宣浩(前ソフトバンク、通算1831安打)といった大物が加入するなど、球界でもトップクラスに新戦力補強が活発な球団。実績ある選手を抑え一軍枠に割って入るのは若手にとってハードルが高く、悠長に日々を過ごしているとチャンスをつかめないまま終わってしまうケースも少なくはない。チームでは過去に2008年ドラ1・大田泰示(現DeNA、高校通算65本)、2013年ドラ2・和田恋(現楽天、高校通算55本)、2018年育成ドラ1・山下航汰(現社会人・三菱重工East、高校通算75本)といった実績ある高卒スラッガーがくすぶったままチームを去っているが、浅野がこの系譜に名を連ねてしまう可能性も決してゼロとは言えないだろう。 球団としては大田以来14年ぶりに競合を制して獲得に成功した選手である浅野。期待通りの大成を果たせるのか、それともくすぶってしまうのか。注目のプロ生活の始まりは間近に迫っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月07日 11時00分
巨人・岡本、WBCメンバー入りへ猛アピール?“人生初”の大役担う生え抜き主砲にかかる期待
「新主将」にとって、2023年は勝負の一年となりそうだ。 新たな年を迎え、巨人の岡本和真が今季、キャプテンを務めることがニュースとして伝えられた。本人曰く「人生初」の大役を担うこととなり、3シーズンぶりのペナント奪還に向け、背番号25が名実ともにチームの先頭に立つ。 昨年は5年連続30本塁打こそ達成したものの、不振から夏場以降は4番を外れ、打撃タイトルも無冠に終わった。主軸の不本意な成績はそのまま、Bクラスに沈んだチームの低迷にも繋がることとなった。 もちろんファンは巨人の4番の座を堅持し、セ・リーグの「顔」に返り咲くことを熱望している。昨季、中盤までタイトル争いを演じていたものの失速、3冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆に大きく水を空けられる結果に。大型契約やメジャー行きが話題となっている若き「怪物」とともに、今季は最後まで打撃タイトルを激しく争う姿を見せなければならない。やはり、巨人の巻き返し、さらに2012年以来遠のいている日本一をめざす上では、生え抜きの主砲が存在感を放つことは絶対条件だ。 また、今年は春先にも大きなターニングポイントが訪れる。こちらも大きな期待が寄せられているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場だ。過去、主要国際大会での代表入りの経験は無く、今回も当落線上とも報じられている。それでも、昨年11月の札幌で行われたオーストラリア代表との強化試合では2試合とも先発出場を果たし、計9打席で5本の安打を放ち、四球も含め出塁は7度とチームの勝利に貢献。数少ないアピールの場で確実に実力を示した。 初制覇となった2019年のプレミア12や、悲願の金メダルを掴んだ東京五輪でも有力候補ではあったものの代表入りは叶わなかった。今回のWBCでは、各国の大物メジャーリーガーの参戦が見込まれており、日本代表も大谷翔平、鈴木誠也が出場の意思を表明している。メジャー選手とともに「国内組」として打線の軸を担う姿を多くのファンも望んでいる。 世界一を競う場に立つことはやはり、今後の選手人生に大きな意味をもたらすことは間違いない。そう遠くない将来、「巨人の若大将」の座にとどまらず、さらに大きなステージをめざす可能性を高めるためにも。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年01月06日 18時30分
巨人首脳の会合後コメントに「本気で言ってるのか」怒りの声 主力級補強ゼロも満足? 原監督も内心ガッカリか
巨人・山口寿一オーナーが5日、都内で行われた「時事通信グループ新年互礼会」に出席。同日に伝えられた今オフの戦力整備への見解が物議を醸している。 報道によると、終了後に取材に応じた山口オーナーは「今年は優勝を必達目標としてめざす年」と3年ぶりのセ・リーグ優勝奪回は絶対と断言。その上で、今オフの戦力整備について「だいたいもくろみ通りだと思うんですよね、ここまでは」、「あとはそれぞれに獲得した選手たちが活躍してくれるかどうか、ということじゃないですかね」と手ごたえをにじませたという。 今オフの巨人は昨秋ドラフトで1位指名を公言していた高松商高・浅野翔吾をはじめ14名(支配下5名、育成9名)を指名。加えて、ここまでは新助っ人を含め6名の選手を外部補強している。山口オーナーはこうした新戦力が昨季リーグ4位(68勝72敗3分)に沈んだチームを上位に押し上げてくれると期待しているようだ。 >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< ただ、ファンの間からは「見通し分からん選手ばっか獲っておいて何がもくろみ通りだ」、「主力級の選手は1人も加入してないのにどの口が言ってるんだ」、「即戦力として計算できる選手は誰もいないのに本気で言ってるのか?」、「原監督に今オフはお金使うよって言ってたんじゃなかったのか」といった呆れ声が寄せられている。 チームを率いる原辰徳監督は、元プロ野球選手・岡崎郁氏(元巨人)が昨年10月27日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場した際に「今年は少し戦力補強という点で、少々貯金もあるようなので使ってくれるということです」と発言。昨オフはドラフト・新助っ人以外の補強がゼロだったということもあり、ファンの間では大型補強を期待する声が少なからず上がっていた。 ところが、今オフの巨人はここまでドラフト・新助っ人以外の補強はわずか3名で、その3名も長野久義(前広島)、松田宣浩(前ソフトバンク)、オコエ瑠偉(前楽天)と近年は今ひとつの中堅・ベテラン。今後トレードなどで主力級の選手が加入する可能性もあるにはあるが、現時点では補強内容に納得できていないファンが大多数のようだ。 5日の報道では「去年のようなことはないと思っています」と2年連続Bクラスはないという見方も示したことも伝えられている山口オーナーだが、予想通りに巨人が上位を争うことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@asuaka
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スポーツ 2023年01月06日 15時30分
元日本ハム・有原のソフトB入りに「古巣への義理はないのか」怒りの声 上沢の来オフ米挑戦にも悪影響?
これまで日本ハム(2015-2020)、テキサス・レンジャーズ(2021-2022)でプレーし、昨季までに日米通算で「144登板・63勝57敗1ホールド2セーブ・防御率3.99」をマークしているプロ9年目・30歳の有原航平。6日、NPBに復帰しソフトバンク入りすることを複数メディアが報じた。 報道によると、昨年11月に所属先からFAとなった有原を巡ってNPBの複数球団が獲得調査。今オフエース・千賀滉大(現ニューヨーク・メッツ)が海外FAで流出したソフトバンクもその一つで、最終的に有原と契約合意に至ったという。 >>日本ハム・新庄監督、五十幡への走り打ち推奨に「矛盾してないか」指摘集まる 昨秋キャンプと真逆の発言が物議<< 有原は日本ハムで通算60勝をマークしていた2020年オフ、2年総額620万ドル(約6億5100万年/当時)の条件でレンジャーズにポスティング移籍。ただ、新天地では2021年5月に右肩動脈瘤の手術を受けた影響もあり、2年間でわずか3勝と思うような数字は残せていなかった。 有原のソフトB移籍報道を受け、ネット上には驚きの声が寄せられたが、中には「ポスティングの経緯を考えたら日本ハムに帰って来てほしかった」、「移籍先選択は個人の自由だが、有原に関しては古巣への義理はないのかって気持ちが強い」、「球団の優しさで夢叶えてもらったのに、たった2年で帰ってきて同一リーグの他球団移籍はさすがに酷くないか」といった不満も少なからず見られた。 「日本ハム時代の有原は在籍6年で2ケタクリア3回、2019年は15勝で最多勝獲得と実績を残しましたが、2020年はリーグ最多の9敗を喫するなど結果を残せず。これにより本人の契約はもちろん、球団が得られる譲渡金(選手契約金額の20%まで)も安値が予想されていましたが、球団はかねてメジャー挑戦を希望していた有原の意向を尊重し2020年オフのポスティングを容認。結果的に譲渡金124万ドル(約1億3000万円/当時)というわずかな見返りで主戦投手を1人失う形となりました。こうした経緯もあり、ファンの間ではほとんどメリットがなくても夢を後押ししてくれた日本ハムに復帰しなかったことを疑問視する意見も上がっています。日本ハムが有原復帰に動いていたのか現時点で特に報道はありませんが、仮に動いていたにもかかわらず同リーグ球団に行かれたとなると、今後所属選手に対しては簡単にポスティングを認めなくなるという展開もあり得るのでは」(野球ライター) 日本ハムは昨年12月1日に契約更改を行った主戦投手・上沢直之が、更改後会見の中で「来シーズン、メジャーで挑戦したいという趣旨は伝えさせてもらった」とポスティングでのメジャー挑戦希望を公言したことが伝えられている。有原のソフトバンク入りは、場合によっては上沢の去就にも影響してくる可能性も決してゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月06日 11時00分
巨人、坂本の後継者はドラ4・門脇? 原監督は中山らの打撃力に不満か
巨人・山口寿一オーナーが5日、「時事通信グループ新年互礼会」に出席後、報道陣の取材要請に応じてくれた。質疑の内容は、当然、今季のチーム展望について。「それぞれ力を伸ばして来ていると聞いてます。それを春のキャンプでも…」と若手への期待感を語っていたが、V奪還の鍵を握るのはベテランの方ではないだろうか。 また、オーナーの期待通り、若い新戦力が出てきたとしても、スムーズな世代交代とはならないようだ。 >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< 「気に掛けていたのは、やはり、坂本勇人の後継者問題でしょう」(スポーツ紙記者) 坂本は昨季、故障による離脱が3度もあった。年齢的にも守備範囲が広いショートを守り続けることが厳しくなってきたが、自身は原辰徳監督との直接会談でコンバートを固辞している。 その会談については、原監督、坂本の双方が後のインタビューなどで明かしているが、こんな情報も聞かれた。 「昨秋のドラフト4位で大学生遊撃手の門脇誠(創価大)を獲りました。坂本にまた何かあったら、中山礼都や廣岡大志ではなく、門脇がショートを守ることになるでしょう」(球界関係者) 年齢の近い新人遊撃手を指名したということは、首脳陣が今の中山たちに満足していないからだ。 「昨秋のドラフト会議で、巨人は一番欲しかった浅野翔吾(香川・高松商)の指名に成功しました。でも、浅野の指名が重複することは分かっていたので『外れ1位』の選考も同時に進めていました。その筆頭候補がイヒネ・イツア(愛知・誉高校)でした」(前出・同) しかし、イヒネはソフトバンクが1位入札を公表したため、再検討しなければならなくなった。その後、外れ1位は即戦力の大学生右腕に変更されたが、原監督は水野雄仁スカウト部長らと映像資料を見返し、門脇が選び出されたそうだ。 「原監督が『門脇が欲しい』と言って、それで決まりました」(前出・同) 打撃力が決め手になった。中山らに対し、物足りなさを感じているのも打撃面だという。 坂本がシーズンを通してショートを守れるようであれば、来年以降、門脇を含めた若手全員の競争となる。だが、坂本が故障し、門脇がそのチャンスをものにできたら、「後継者争い」は終了となるだろう。 「このオフ、坂本はかなり厳しいノルマを自身に課していました。春季キャンプでは『ポスト坂本』よりも三遊間に注目です。三塁手の岡本和真の侍ジャパン入りが確実視されています。キャンプ、オープン戦は元ソフトバンクの松田宣浩が主に三塁の守備に入るので、坂本との三遊間コンビは興味深いものになるそうです」(プロ野球解説者) そもそも、巨人の若手は“大人しいタイプ”が多い。坂本離脱後に低迷したのはそのためだが、今季からは坂本、松田、中田翔、長野久義が声を張り上げ、チームを牽引していくのだろう。 若手の成長は必須だが、ベテラン勢がシーズンを通して元気でいられるかどうかで、明暗が決まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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ソフトB・杉山、降板後に悔し涙も「もっと悪い奴いる」の指摘 見殺しにした野手陣に批判相次ぐ
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スポーツ
ロッテ、国吉の大炎上に心配の声「故障抱えてるのでは」 昨季とは一変、背信投球相次ぐ真相は
2022年05月25日 20時30分
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スポーツ
ソフトB、藤本監督の甲斐批判に「怒るのはそっちじゃない」の声 敗戦招いた守備ミス以上に問題視される選手は
2022年05月25日 18時30分
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スポーツ
プロ野球、ロッテ対広島戦で誤審?「到底納得できない」二塁アウト判定が物議、止まらないゴタゴタにため息も
2022年05月25日 15時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督、清宮ら若手に不満? 笑いを交えながらもダメ出し、愛情に応える日はまだ遠いか
2022年05月25日 11時05分
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スポーツ
オリックスが楽天戦3連勝! 借金「2」の3位で昨年優勝の交流戦に突入、“ラオウ”杉本裕太郎に復調の兆し
2022年05月24日 17時40分
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スポーツ
中日・立浪監督、高橋遊撃起用に「ほぼ未経験なのに」驚きの中期待の声も 交流戦での大浮上に繋がる可能性も?
2022年05月24日 15時30分
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スポーツ
中日・中村紀洋コーチの二軍降格、原因は“裏の顔”? 不可解人事の裏にある立浪監督の思惑は
2022年05月24日 11時00分
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スポーツ
中日、中村紀洋コーチの配置転換に「監督と対立したのでは」の声 打線強化中の不可解人事が憶測を呼ぶ
2022年05月23日 20時30分
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スポーツ
DeNA・佐野、交流戦のキーマンへ! 故障から復帰のキャプテンがチームを引っ張る
2022年05月23日 17時30分
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スポーツ
松坂大輔氏「何度かやめたいと思った」野球人生を支えた人々を明かす 野球少年・少女への“金言”も
2022年05月23日 15時30分
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スポーツ
阪神・ケラーに「腐り始めてないか」憶測も 試合を壊した大乱調が物議、二軍暮らしもさらに長期化?
2022年05月20日 20時30分
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スポーツ
阪神、矢野監督の試合後コメントに「文句言う相手が違う」の声 敗戦投手に苦言も、“戦犯”は野手陣と不満
2022年05月20日 19時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分