プロ野球
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スポーツ 2023年01月25日 11時00分
巨人・松田、外野に意欲も動きがフラフラ? 期待の新助っ人にも不安要素か
新人選手にとって、「最高のお手本」となったはずだ。“熱男”こと、松田宣浩がジャイアンツ球場で自主トレを行う――。「1月24日の自主トレ公開」とメディアに事前告知されていたせいもあるが、同日のグラウンドには“活気”があった。ファン、取材陣の多さだけではない。「熱男」には雰囲気を一変させる力がある。 「松田さんでいいですか?」 「いや、熱男で」 松田は新人合同自主トレの輪に入り、ノックを受けていた。ドラフト2位の萩尾匡也(慶應義塾大)の問いかけに、松田は「熱男と呼んでくれ」と明るく返していた。 本当に、声が出ていた。ソフトバンク時代から声を張り上げていたが、移籍してきて改めてそう思った。 >>巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?<< 練習後、浅野翔吾(高松商)が「声を出して、ボールを引き寄せているみたい」と称していたが、松田の影響だろう。同日の新人たちにも活気が感じられた。 「岡本和真がWBCでチームを留守にします。その間、松田が三塁の守備に入るので、キャンプ中の内野ノックはかなり雰囲気も変わってくると思います」(スポーツ紙記者) 松田は外野ノックにも加わっていた。「レフトの練習はしてきた」との情報も聞かれたが、後方の打球を追う際、ちょっとふらつく場面もあった。 「松田は『レギュラーを獲りにきた』とも語っていましたが、主砲の岡本と三塁の定位置を争うことは考えられません。レフトで勝負すると思います」(プロ野球解説者) キャンプでは外野の守備練習にも時間を掛けなければならないが、巨人の雰囲気を変えそうなオトコがもう一人いる。WBCキューバ代表を辞退し、「巨人との契約に専念したい」と表明したヨアン・ロペスだ。 「真っ直ぐが速いし、制球力も高い。ビッグネームの多いニューヨークメッツでは目立たなかったけど、このオフに補強した新外国人選手の中では一番だと思う」 現地の映像も見た前出のプロ野球解説者がそう言う。 しかし、ロペスは“熱すぎる一面”も秘めている。 「昨年4月、ロペスは対戦打者の顔付近に剛球を投げ、それがきっかけで乱闘試合に発展しました。本人は否定していましたが、相手打者を故意に威嚇したとされています」(現地メディア) その威嚇球が投じられたとされるのは、カージナルス戦。前日の同カードから両チームの投手が死球を連続させ、試合開始前から不穏な空気が漂っていた。ロペスの際どい投球が乱闘の引き金となってしまったが、 「相手打者が怒鳴りつけた時、ロペスは睨み返したんです」(前出・同) とのことだ。 複数の関係者に確認したが、ロペスのWBC辞退は報告が入るまで本当に知らなかったという。日本行きがチャンスと捉え、ハイペースで調整しているそうだ。 ジャイアンツ球場を見渡すと、今年は選手の仕上がりが早い。どちらかと言えば、スロースタートなチームだっただけに、熱男やロペスのペースに合わせすぎると、開幕戦前にバテてしまうのでは? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月24日 20時30分
日本ハム・野村、捕手転向は完全消滅?「新庄の思いつきどまり」安堵の声、八木コーチの三塁起用明言が話題に
野球解説者・田尾安志氏(元楽天監督)が24日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、日本ハムの八木裕・一軍打撃コーチが登場。日本ハムのプロ5年目・22歳の野村佑希にまつわるコメントが話題となっている。 今回の動画で八木コーチは今季の活躍を期待している日本ハム選手や、昨季最下位からのリーグ優勝を狙う上で勝負どころと考えている時期などを話した。 >>日本ハム、故障体質の田中を人的補償に選んだワケ 昨季終盤の復調以外に、杉浦の存在も判断に影響?<< 活躍を期待する日本ハム選手を話す中で、八木コーチは昨季「93試合・.279・6本・36打点」とまずまずの打率を残した野村にも言及。「サードで一応やりたいですね」と三塁手として起用するとした上で、「このバッターはすごく器用なので、(あとは)ある程度のパワーとかパンチ力がもう少し欲しいんです。もう少しパンチ力ついてくると、3割30本ぐらいのイメージが出るようなバッターですよね」と長打力がつけば主軸級の打者になれると期待を寄せた。 八木コーチの発言を受け、ネット上には野村の今季ブレークを願う声が寄せられたが、それ以上に「コーチが三塁で使うって言うなら、捕手コンバートの話は無くなったってことか」、「新庄が突然ブチ上げてた捕手転向は白紙になったみたいで安心した」、「新庄監督の思いつきどまりでよかったわ、結局オフも特に進展なかったらしいし」といった三塁手起用明言を喜ぶコメントが寄せられた。 「野村は2019年のプロ入り当初から三塁を本職としていますが、新庄監督は昨年7月に『三塁と一塁は、新外国人が来て調子よかったらはめていく。だったら正捕手になって、寿命は長くできる』、『配球も覚えてくれたらいいし、プラスにはめちゃくちゃなる』といったメリットを理由に、全くの未経験である捕手にコンバートさせると提案。野村はこれまでのキャリアで左股関節後方亜脱臼(2019)、左膝打撲による関節炎(2021)、左足首ねんざ(2022)と下半身の故障が頻発している選手であることから、故障リスクが高すぎるとファンの間からは反対意見も出ていました。ただ、野村はシーズンオフの昨年10月に捕手コンバートについて『(その後は)聞いていない』と進展がないことを明かしており、その後も新庄監督がコンバート案に言及したとは特に伝えられていませんでしたが、今回の八木コーチの発言を聞く限り捕手転向案は白紙となったようです」(野球ライター) 球団公式サイトは2月1日~27日(二軍は25日)にかけ予定される春季キャンプのメンバー振り分けを1月20日に発表。野村は内野手の1人として一軍メンバーに振り分けられている。キャンプイン後も三塁手として調整するようだが、レギュラーをつかみ取ることは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@taochannelyoutube3971
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スポーツ 2023年01月24日 11時00分
阪神・岡田監督、青柳を開幕投手に使えない? WBCルールの影響で調整難航か
「呼ばない」と通達する必要もありそうだ。 1月23日、阪神が7月25日からの巨人、広島各3連戦で着用する“ウル虎イエローユニフォーム”を発表した。岡田彰布監督が「派手やな、着たら」と言ったそうだが、その“モデル”として登場したのは、大山悠輔内野手と「開幕投手候補」に再浮上した青柳晃洋投手。岡田阪神が好スタートを切れるかどうか、そのカギはエース・青柳が握っているが、キャンプ、オープン戦での調整が難しくなってきた。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< その理由はワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)にある。青柳は侍ジャパン30人から落選しているが…。 「青柳がポロッと言っちゃたんです。『入れ替え枠』に自分も入っている、と」(在阪メディア)WBCは一次ラウンド終了後の準々決勝ラウンド、米国ラウンド(準決勝、決勝)の計2回、ラウンドごとに2人ずつの選手入れ替えが可能となった。 「侍ジャパンの栗山英樹監督は投手の入れ替えを視野に入れています」(プロ野球解説者) 途中招集される可能性がある選手への通達はもちろんだが、所属球団にも了承を得ておかなければならない。阪神は「青柳の途中招集」を快諾しているが、こんな指摘も聞かれた。 「青柳はNPB公式球で自主トレをしています。WBCで使用されるボールは異なります。WBC準々決勝は3月15日から(日本は16日に試合)、ここで侍ジャパン合流となった場合、青柳はキャンプ終盤か、オープン戦途中でWBC球に変えて調整をやり直すことになります」(前出・同) アンダースローの青柳は投球のキレ、制球力で勝負する。WBC球はNPB公式球よりも縫い目がやや高く、白地の革部分の感触も異なるという。当然、変化球の軌道も変わってくる。 「青柳は開幕投手を務めたいと強く願っています。昨季はいったん選ばれたものの、新型コロナウイルスに感染してしまい、悔しい思いもしました」(球界関係者) 岡田監督も2年連続最多勝・青柳の置かれた立場を分かっているのだろう。開幕投手は「白紙」にしている。 「岡田監督は第一次政権やオリックス指揮官時代、キャンプイン前に開幕投手を決め、本人にも伝えることが多かったんです。その方が投手は調整しやすいと言って」(前出・同) 開幕投手の最有力候補は青柳だろう。しかし、WBCに途中招集された場合、他投手を選ばなければならない。セリーグのペナントレースは3月31日に始まる。「3月15日の準々決勝まで決められない」となった場合、青柳を含め、阪神の先発ローテーション投手は「初登板日」を逆算しての最終調整に入れなくなる。 WBCが始まったら、侍ジャパンの栗山監督は入れ替え枠にいる投手に「呼ぶ。呼ばない」を明確にしなければならないだろう。 「カッコイイと思ってもらえるようなプレーをして、このユニフォームがカッコいいんだっていう印象をつけたい」 “ウル虎イエローユニフォーム”の発表で、青柳が語っていた。自主トレは順調に進んでいるという。“入れ替え枠の弊害”で調子を落とさなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月24日 00時00分
ヤクルト村上選手、55人チーム組み新プロジェクト! 地元熊本ニューヒーローと『くまもとワサモンズ』結成、ランダムカード配布も
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が出演している熊本市内の観光スポットを紹介するWEB動画が、24日に公開された。 >>全ての画像を見る<< 村上選手は、2022年に日本人最多となるシーズン56本のホームランを記録。史上最年少で令和初の三冠王に輝くなど、前人未踏の記録を次々と打ち立てた。また、“村神様”で昨年の流行語大賞を受賞し、話題を集めた。 今回、熊本市出身で熊本市親善大使を務める村上選手の背番号“55”にちなみ、熊本市観光促進キャンペーン『55!KUMAMOTO!GO! GO! KUMAMOTO!』がスタート。同キャンペーンの一環として、村上選手が登場するWEB動画『発表!くまもとワサモンズ』が公開された。 同動画では、熊本弁で新しいもの好きを“ワサモン”と言うことから、村上選手をはじめ人気料亭の料理人や美術館の学芸員など、伝統を革新する熊本のニューヒーロー55人が集結し『くまもとワサモンズ』を結成。力強くも軽快な「くまもとワサモンズ球団歌」のリズムに乗り、キャンペーンの公式サイト内で紹介している温泉施設や公園、銘菓店などの観光スポットを実際にその施設に携わるニューヒーローたちが紹介。バッティングやスライディングという、野球を模したユーモア溢れる動作やエネルギッシュな演技など、見どころ満載の映像に。ラストは、日本新記録を樹立した56号ホームランなど、美しいアーチを描く村上選手のパワフルなホームランシーンで締められている。 また、同キャンペーンの公式サイトで紹介されている施設では、村上選手のレアカードを含む『くまもとワサモンズ』55人の「NEW HEROトレーディングカード」がランダムで配布(無くなり次第終了)。また、カードを3枚集めて公式サイトからカードに記載されているコードを使用して応募すると、村上選手の直筆サイン入りポスターや野球ボールなど、豪華景品が抽選でもらえる。『発表!くまもとワサモンズ』動画:https://youtu.be/GJBaicGxn00キャンペーン公式サイト:https://go.kumamoto-guide.jp/
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スポーツ 2023年01月23日 18時30分
DeNA・大貫、プロ5年目の飛躍へ! 2度目の海外修行で得た“学び”と“リフレッシュ”
4年目の昨シーズン、開幕から先発ローテーションをチームで唯一守り抜き、同じくチーム最多の24試合に先発登板。防御率2.77、自己最多の11勝をマークした大貫晋一が22日、横須賀の球団施設で自主トレを公開した。 昨年12月初旬から3週間、「肩周りの機能改善、身体の全体的なパワーアップ、球速を上げる」の3つの課題克服のため米フロリダの野球施設でトレーニングした。「毎オフ行かせていただいているジムのトレーナーの方に、今年はこういう目標があるんでどういうところに行くべきですかという質問をしたら、ここがいいんじゃないかと言われて紹介していただいて。僕としても目的に合っていたので決めました」と経緯を説明した。 具体的な実践内容について「肩周りのコンディションがシーズン中盤あたりであまり良くなくなったんで、そこをしっかりと1年間通していい状態を維持できるように、肩のアライメントだったり機能回復にはすごく力を入れてきました」と力説。実際、キャッチボールやすでに4回入っているブルペンでの投球練習の際に「リリースが強くなった」と手応えも実感していると語った。 渡米前には「アメリカでトレーニングをするのは初めて、気持ちの面でも楽しみにしていますし、リフレッシュも含めて観光も」と語っていた。大貫は「休みの日は釣りに行ったりゴルフに行ったりしました」と笑顔。 また「シャッケルフォードと食事に行きました」と2021年にベイスターズに在籍していた旧友との再会も明かした。「あとはバーベキューしたりとか。なかなか外に出られなかったので貴重な時間を過ごせ、リフレッシュできました」と目標を果たせた様子。 さらに「またメジャーリーグの球場に行ったり、ナショナルズのスプリングトレーニングをやる施設を見に行ったりしました。メジャーリーグの球場にはすごく感動したというか。中も見せていただいたんですけど良かったです」と本場の“ボールパーク”を体感。「逆にナショナルズのメジャー用のロッカーとマイナーリーグのロッカーが分かれていて格差もあった」と厳しさも実感し「それぐらいのハングリー精神を持って野球しないといけないなと思いました」と覚悟も新たにしていた。 5年目となる2023年シーズン。したたかにゲームメイクするハマっ子右腕は、アメリカで得た知識とリフレッシュ効果で、ファンだったチームを悲願の優勝へ導いていく。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年01月23日 11時00分
オリックス・山岡、不安定な起用法にモヤモヤ? 年越し交渉の決着は間もなくか
「近く球団の方とお話しさせていただきます」 12球団大トリ、3年連続年越し交渉となったオリックス・山岡泰輔投手が近日中に契約更改の席に着くと語ったのは、1月21日だった。 >>藤川球児、『戦力外通告』元オリ海田投手の年俸発言にブチギレ「直接連絡してみます」ハラスメントと指摘も<< 同日、山岡が大阪・舞洲の球団施設にやって来た目的は、自主トレ。キャンプイン直前となってもまだ契約更改を終えていないため、在阪メディアは「見掛けたら、必ず」と気構えていたのだ。 しかし、当の山岡は至って冷静だった。 「代理人(弁護士)を通してだけど、色々と話をして来たようです。ここまで契約を保留してきた理由は『金額』ではないようですし」(在阪記者) ピッチャーとは“デリケートなタイプ”が多いという。今回、契約更改に時間が掛かったのは、山岡が“ピッチャーらしい性格”をしているからとも解釈できる。 「昨年度も契約更改が年越しとなってしまいました。更改後の会見で、21年シーズンは、先発なのか、リリーフなのか、起用法がはっきりしなかったことを挙げていました」(前出・同) 自身の立ち位置が分からなかったのだろう。 21年シーズンは右ヒジを痛め、9月には患部にメスを入れている。同年の日本シリーズでは“救援勝利”を挙げたが、契約更改が年越しとなってしまった。 「先発なら(山本)由伸に追いついて、追い越せるぐらい頑張りたい。中継ぎなら7、8、9回を任せられるように」(2022年1月26日) 更改後の「先発、リリーフのどちらでもやる」のコメントから起用法に不満がないことは明白だった。しかし、「キャンプ、オープン戦を見て首脳陣が判断する」の“正論”と、「調整が異なるのでハッキリしてほしい」の“デリケートさ”が平行線を辿り、山岡が納得するまで時間を要してしまったのだ。 今回も“自身の立ち位置”のことで、確認したいことがあったそうだ。 その詳細はやはり契約更改後に語られるようだが、気になる情報も聞かれた。 昨秋の日本シリーズ第4戦だ。山岡は先発マウンドを任されたが、5回投了、勝利投手の権利獲得まで「あと2人」という場面で交代を告げられた。 救援投手を労うように迎えたが、マウンドを下りる際、自虐的な笑みも浮かべていた。 「昨季はコロナ感染離脱もあり、不本意な成績(6勝8敗)に終わりました。もっと遡れば、昨季開幕は期間限定ながらリリーフでスタートしています」(選出・在阪メディア) 改めて、自身の評価を聞きたいとの思いが抑えられなかったのかもしれない。 「先発に専念させてくれと、考えているのかもしれません」(球界関係者) 日本一となった勝因は投手継投策だ。しかし、日本シリーズの流れを引き寄せたのは山岡が先発した第4戦だった。勝利投手の権利を目前にしての交代は“つらいもの”があったはずだが、契約更改と同時に気持ちも切り替えてもらいたい。山岡には投手陣のまとめ役としての期待も寄せられているそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月21日 17時30分
侍ジャパン、14年ぶりWBC優勝は鈴木次第?「監督を胴上げする」前回大会の屈辱晴らせるか
プロ入り後、4度目となる世界一への挑戦だ。 3月に開幕を迎えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されている鈴木誠也。2017年WBC、2019年プレミア12、2021年東京五輪に続き、今回も日の丸を背負う。 昨年の12月8日に自身のSNSで大会出場への意思を表明。その後、今月6日に先行発表された日本代表メンバー12人に選ばれた。ロックアウトの影響でシカゴ・カブス入団が開幕直前となった昨年と同様、MLB2シーズン目への準備期間が限られることが予想される中での決断。メジャーリーガーとして、そして日本代表としての強い覚悟が窺える。 カープ在籍時だった2017年大会では、初戦からスタメン起用が続いたものの、計14打数3安打、打率.214という数字に終わっており、準決勝のアメリカ戦では出場の機会は無かった。 雪辱を期す今大会、現在までメンバー入りが発表されている日本人メジャーリーガーで唯一、前回のWBCを経験している。当然、「侍ジャパン」の中心的存在として、大谷翔平と並び打線の主軸を担うことが期待される。さらに、NPBからの精鋭も揃う打撃陣では、セ・リーグ三冠王の村上宗隆、ソフトバンクへの移籍が決まった近藤健介らとの共演も見どころだ。 また昨年、メジャーでも高い評価を受けた外野守備での貢献も必須。内定が伝えられている日系人プレーヤー、ラーズ・ヌートバーとともに、メジャー仕込みのフィールディングが楽しみだ。 鈴木は過去2度、世界一を経験してきており、何れも「日本の4番」を務めてきた。プレミア12では3試合連続本塁打を記録、4割を超える打率を残し大会MVP、ベストナインにも選ばれている。東京五輪も4番を任され、不振が続いた中でもノックアウトステージ初戦のアメリカとの一戦では追撃となる本塁打を放ち、逆転勝利に貢献している。今大会も周囲からの信頼は厚く、鈴木のバットが勝敗を決定付ける場面も訪れるだろう。 他のライバル国も多くのメジャーリーガーが出場となる今大会、これまで以上に鈴木誠也というプレーヤーの真価が問われる戦いと言えるかもしれない。そして、最後まで熾烈を極めることが予想される中、大会への出場を表明した際に「栗山監督を胴上げする」と綴っていた通り、3たび、日本を世界の頂点へ導くシンボルとなってくれるはずだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年01月20日 11時00分
巨人・原監督、浅野の一軍抜擢を前倒し? ライバル助っ人が抱える深刻な問題とは
「コッタンセン」って、ナンだ? でも、それが黄金ルーキー、巨人・浅野翔吾外野手(高松商)の「一軍デビュー」を前倒ししてくれそうだ。 1月19日、ジャイアンツ球場でコーチ会議が開かれ、「浅野の二軍キャンプスタート」が確認された。前日に開催された12球団監督会議後、原辰徳監督もそう話していたが、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチの言うニュアンスはちょっと違っていた。 「出来が良かったら、『呼ぶ、一軍に』と監督も言うかもしれない。監督も(二軍に)見に行かれると思うし」 状況次第では昇格させる可能性は原監督も口にしていた。しかし、“昇格前提”の雰囲気が強くなってきたようだ。 >>前DeNA・三上の巨人入り、きっかけは元コーチ? 支配下昇格は開幕前までに実現か<< 「骨端線(こったんせん)が閉じているとの報告がされたんです。浅野の体は成長過程にあるのではなく、すでに『オトナの体』になっていました。ガンガン鍛えても大丈夫だ、と」(球界関係者) 骨端線とは、18歳前後でなくなるという。残っているうちは「成長期」とされ、過度なトレーニングはマイナスだが、浅野にはその心配がないそうだ。 「どの球団も新人選手のメディカルチェックを行います。新人は基礎体力を養わなければなりませんが、同じ高校卒の選手でも成長過程にある選手もいれば、オトナの体になっている選手もいるので、トレーニングメニューも違ってきます」(前出・同) 早期の一軍昇格が見えてきた理由は、身体のことばかりではない。巨人の新人合同自主トレは13日に始まったが、浅野は圧倒的な存在感を見せつけてきた。 キャッチボールからして違った。即戦力と称されるドラフト2位・萩尾匡也外野手(慶應義塾大)と組んだのだが、その萩尾が届かない距離を浅野は身長と変わらない高さで投げ込んでいた。スピードもあった。軽々と投げていたところに地肩の強さも伝わってきた。 「バットスイングのスピードは、新人とは思えないほど。プロで何年もメシを食ってきた中堅選手みたい」(スポーツ紙記者) 想定外の新人を「一軍でテストしてみたい」と思うのも当然だろう。 センターのポジションは、新外国人選手のルイス・ブリンソン、増田陸、オコエ瑠偉、萩尾が争う。ここに浅野が加わる可能性も出てきた。 「ブリンソンは身体能力が高く、ブルワーズ、マーリンズに在籍していた頃から期待されていました。でも、春先は全然打てません。その弱点を克服できず、今日まで来てしまいました。今まで変わらなかったものが巨人に移籍しても変わらないと思います」(米国人ライター) その通りだとすれば、浅野昇格の時期は早まりそうだ。 「一年目なので一軍昇格があっても、『経験を積ませる』程度でしょう。その辺は原監督や阿部ヘッドも分かっているはず」(前出・関係者) 金属バットから木製に変わることへの戸惑いはないようだ。とは言え、たとえ二軍でも、プロ野球投手の投げるボールのキレ、変化球の鋭さは高校球界とは比べ物にならないほど。バッターボックスに立った時、どんな反応を示すのか、原監督の視察目的はそこにありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月19日 17時30分
DeNA・伊勢「真っすぐあっての自分」 無敵のストレートを武器にめざす9回のマウンド
2022年、前年度の最下位から2位へのジャンプアップの原動力となった伊勢大夢。絶対的セットアッパーとしてリーグトップの71試合に登板し、ホールドポイント42、防御率1.72と3年目の飛躍を遂げた右腕は、チーム内MVPとの呼び声も高かった。 昨年、ブレイクスルーを果たした側面を「良くなった理由をフィードバックしてみると、キャンプ中に真っすぐに対して投げ込んで低めに行くようになった分、変化球もそこから落ちた」と自己分析。最速153キロ、投球の約60パーセントを占め、なおかつ被打率は.187と球界トップクラスの質を誇るストレートのブラッシュアップが成功の秘訣と振り返った。 今シーズンも「もう一回、イチからになりますけど確認して『強い真っすぐを投げる』からやっていって、そこから変化球を」と段階を踏みながら調整していくと明かした。また昨年は小谷正勝コーチや木塚敦志コーチと相談の上、ブルペンで150球もの投げ込みを敢行したが「去年やらせてもらって良かったので、今年もタイミング見て100球近く投げて、投げて疲れる日を作る。そこで得るものが去年あったので、それをもう一回やろうと思います。投げていけば良くなるタイプだと自分でも分かり出したので」と、経験に基づいた調整法を踏襲していくとした。 当面の目標は「キャンプ終わってオープン戦にはしっかりとしたパフォーマンスが出せるように。去年は5月くらいからやっと良くなったので、それが4月アタマからいけるように調整したいです」と開幕からエンジン全開で臨むと意気込んだ。 どうしても気になる登板過多について「1〜2年目も1軍では三十数試合の登板でしたが、2軍を含めれば登板数はあまり変わらない」と意に介さない。日付ベースでの連投13回、3連投も1回とフル回転したが「むしろポジションを固定していただいた分、意外に疲労を感じていません」とセットアッパーとしての地位を確保したことのメリットの方が大きかったようだ。 「代わりのパーツとしてハマれるように準備してきたので、それができたことが去年一番うれしかった」と、山崎康晃、エドウィン・エスコバー、平田真吾が3連投の7月9日、1試合クローザーとして試合を締めた試合を述懐した剛腕。数多くのチーム内ライバルとの競争を勝ち取り、いつかは9回のマウンドで仁王立ちしてみせる。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年01月19日 11時30分
中日・立浪監督、根尾をキャンプ二軍で鍛え直し? 先発としての球種・スタミナを不安視か
プロ野球・12球団監督会議が3年ぶりに開催された(1月18日)。昨年12月に就任した榊原定征・新コミッショナーの提議した「引き分け試合の是非」、「セ・リーグのDH制導入論」は興味深い内容ではあったが、中日・立浪和義監督に確認しなければならないことがあった。 投手転向2年目を迎えた根尾昂についてだ。 「同日、中日は2月キャンプの選手振り分けを発表しています。二遊間の新レギュラーを決めなければならないので、新人内野手の村松開人(明大)、田中幹也(亜大)が一軍スタートになったのは分かりますが、根尾が二軍スタートになるとは…」(地元メディア) >>中日・大野、メジャースカウトが水面下で接触?「3、4件はいただいて…」 2020年オフ、FA残留の裏にあった秘話明かす<< 立浪監督とコーチスタッフは15日に集まり、キャンプの選手振り分けについて話し合っている。この時点で、ドラフト1位ルーキー・仲地礼亜(沖縄大)の二軍スタートなど一部情報が漏れ、立浪監督も、「ピッチャーの場合は、焦るとね」と、話していた。 ケガ防止と調整を優先させたのだ。しかし、「投手・根尾」の二軍スタートの理由は、仲地とは異なるようだ。 「仲地は一軍で使ってくると思います。いや、一軍戦力になってもらわなければ困ります。立浪監督は6人で先発ローテーションを回すつもり。でも、その6人の中には今年6月で37歳になる涌井秀章もいます。他にも故障者が出たら…」(プロ野球解説者) 根尾も先発枠を争う一人だったはず。昨秋キャンプでもリリーフからの先発転向を視野に入れた練習を続けていた。 前出のプロ野球解説者が「投手・根尾」をこう評する。 「球種が少ないのが心配。あと、先発投手としてのスタミナや、ローテーションをこなしていく体力と回復力に疑問があります」 昨季25試合に登板したが…。リリーバーとして通用することは証明できたが、立浪監督が求める「先発投手・根尾」にはまだ疑問が残るというわけだ。 「まだまだ必要なことがたくさんある。去年は中継ぎでほとんど一軍にいたが、二軍でじっくりやって、良ければ」と立浪監督が言った。 球団関係者や多くのメディアが、根尾の今オフの努力を認めていたが…。 「根尾は入団1年目から投球練習をやってきたんです。当時は、『適性テスト』みたいなもので、投手としての及第点はもらえませんでした。でも、今後良くなりそうだとの声もあって、ブルペン投球だけは続けさせてきました。だから、立浪監督が『投手』に専念させると言った時、中日スタッフは驚かなかったんです」(関係者) 12球団監督会議では、今季からルール変更されるパ・リーグのDH制の話題も出たそうだ。「先発投手兼DH」で出場し、降板後もDHとして試合に出続けることができる“通称・大谷ルール”に、NPBも変更される。 日本ハムの新人・矢澤宏太(日体大)が二刀流としてやっていくそうだが、同会議に出席した監督の大半は、「恩恵を受ける当該選手がいない」と、さほど気に留めなかったという。 セ・リーグがDH制導入を検討するかどうかは分からないが、根尾は“大谷ルールの適性”も秘めた選手である。まずは、先発投手として活躍してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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日本ハム・新庄監督が万波を酷評も「怒るのはそっちじゃない」の声 試合を壊した投手に不満相次ぐ
2022年06月03日 20時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督に掛布氏が苦言、ファンから疑問の声「無策なら負けてた」 主砲・大山へのバント指示に賛否
2022年06月03日 18時30分
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スポーツ
ソフトB・リチャードの退場劇に批判、憶測の声も「まだ引きずってる?」 藤本監督も呆れた不満爆発の背景は
2022年06月03日 15時30分
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スポーツ
ロッテ・佐々木朗希、因縁の巨人へのリベンジは厳しい? 前日練習で露呈した不安要素とは
2022年06月03日 11時00分
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スポーツ
広島、佐々岡監督の中村批判に「理不尽すぎ」首脳陣の責任問う声も 敗戦ムード強めた致命的ミスの背景は
2022年06月02日 19時30分
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スポーツ
DeNA、“得点圏&交流戦の鬼”大和のバットがチームを乗せる! 打線に欠かせぬベテランの味
2022年06月02日 17時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分