プロ野球
-
スポーツ 2022年07月07日 17時30分
DeNA・宮崎、再び首位打者戴冠へ! 稀代のヒットメーカーのバットが止まらない
ベイスターズが誇るヒットメーカー・宮崎敏郎の打率が急上昇している。 6日のドラゴンズ戦でも3打数2安打とマルチヒットをマークしたことで、7月は4試合ながら16打数9安打、打率.563と大暴れ。シーズン通算打率も.325までアップし、現在首位打者をしっかりとキープしている。 今シーズンも開幕から不動のサード、そしてクリーンアップの一角として機能。6年の大型契約の初年度ながら、オープン戦から打率.424と絶好調でシーズンインし、打率も.350超えの好成績を残していた。しかし4月23日に左足ハムストリングの炎症で登録抹消されると、宮崎離脱時の4月23日から5月14日までの期間は5勝10敗とチームも下降線をたどるなど、宮崎の存在の大きさが浮き彫りにもなった。 炎症も癒えた5月15日から戦線に復帰すると、ここまで毎試合スタメンを張り続け攻守でチームに貢献。6日のゲームでも初回に2点を先取し、なお一死二塁で「みんながつないで先制できたので、自分も後ろにつなぐ意識で打席に入りました。自分のスイングができ、最高の結果となり良かったです」と振り返る一打は左中間を破るツーベースヒットとなり、決して足の速くない佐野恵太を悠々ホームに迎え入れた。3点先取となったことで、3回にドラゴンズに作られたチャンスにも内野が前進守備を引くリスクを取らずに済むなど、相手にボディブローのようなダメージを与えるタイムリーだった。三浦大輔監督もこの一打に「先制点を取って満足せずに、もっともっと、もう1点もう1点と良い攻撃ができた」と高評価を与えていた。 交流戦では打率.265と宮崎にしては苦しんだが、リーグ戦に絞ると打率は.355まで跳ね上がっていることからも、2017年以来のリーディングヒッターに向け視界良好な“ハマのプーさん”。「まずは3割」と毎年目標を掲げているが、その先の「もう一度、首位打者を」も現実味を帯びてきた。写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年07月07日 11時00分
巨人・坂本、前カードから異変を訴えていた? サヨナラ勝ちをかすませるアクシデントで再離脱濃厚か
単なる偶然か? いつもと違う試合前の練習にハプニングの前兆があった。 5回裏、5番ショートでスタメン出場していた坂本勇人に代打が送られた。7月6日、巨人が連勝し、首位・東京ヤクルトの連続カード勝ち越し記録を「14」でストップさせたが、またもや“キャプテン不在”となりそうだ。 >>巨人・坂本、審判の判定に不満爆発? 吉川も両手で頭抱え呆然、見逃し三振直後の態度に批判も<< 「まだゲームが終わって、話をしてないんで。正常ではなかったということですね」 試合後、原辰徳監督はTVカメラの前で坂本の途中交代について聞かれ、そう答えていた。その後、ダッグアウトに向かう通路でも記者団に囲まれたが、 「ちょっと正常ではなかったというところ」 と、繰り返すだけだった。 坂本は右ヒザの内側側副靭帯を損傷し、序盤戦を離脱している。 その右ヒザを「再び痛めた」、あるいは、「腰を強く痛めた」などの情報も聞かれたが、球団も「コンディション不良」と言うだけ。医師による診察・検査はこれからだとしても、球団が言葉を濁す時は、“重症”のケースが多い。 「ヤクルト追撃の態勢が整ったものの、チームリーダー不在のピンチとなってしまいました。右ヒザのリハビリ中、坂本は『思ったよりも治るのが遅い』『ラクになってきたと思ったら、また痛くなったり』とこぼしていました」(球界関係者) 試合終了時点では「3回裏の第2打席で、胸元付近のボールをのけ反って避けた際に腰を痛めた」との情報が有力だが、原監督は「坂本の異変」に気づいていたようだった。 同日の試合前、中山礼都が一軍合流している。 中山は坂本不在の間、スタメンショートを務めてきた。坂本復帰と同時にファーム降格となったが、それは「実戦経験を積むため」だった。 「原監督は好調な若手を一軍練習に参加させてきました。一軍登録はなくても、その雰囲気や試合前の調整を体験させてきたので、その一環だと…」(スポーツ紙記者) 中山は一軍登録されず、“練習参加”のみでグラウンドを後にした。しかし、単なる“一軍体験”ではなかったようだ。 「広島遠征の時から(7月1~3日)、坂本は違和感を報告していたようなんです。ここ最近、攻守交代でベンチに向かう際も走らず、歩いていました」(前出・球界関係者) そう言われてみれば、前日5日も坂本は途中交代している。その時点では「勝ちゲームの安全圏に入ったから、休憩」と思われていた。中山の一軍合流もそうだが、原監督は湯浅大を守備につけるなどし、有事に備えていたのだ。 後付けかもしれないが、中山合流の日、坂本はストレッチ系の準備運動でいつも以上の時間を費やしていた。 「本来なら、坂本は1番か3番を打つタイプですが、5番を任されてきました。本調子ではなかったからでしょう。守備にしても、下半身を使わず、腕の振りだけで一塁送球していました」(前出・同) サヨナラ勝ちを収めたため、キャプテンの故障・途中交代による暗い雰囲気は感じられなかった。ケガは仕方ない。だが、「自身が思ったよりも治りが遅い」とこぼしていたのが気になる。この時期の長期離脱はヤバイ…。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年07月06日 19時50分
日本ハム・上川畑、想定外のハプニングに苦笑い?「そんなことある?」驚きの声も、同点の終盤に起こった珍事が話題
5日に行われ、日本ハムが「1-2」で敗れたロッテ戦。「9番・遊撃」で先発した日本ハムのドラ9・25歳の上川畑大悟を襲ったハプニングがネット上で話題となっている。 「1-1」と両チーム同点の8回裏。この回から2番手として登板した日本ハム・石川直也が、ロッテ先頭・荻野貴司にカウント「0-1」から外角のストレートを投じる。この球に手を出した荻野の打球は遊ゴロとなり、上川畑は自身から見て右方向に走りながら落ち着いて捕球した。 ところが、この捕球の際に打球がグラブの網部分、いわゆる「ウェブ」にすっぽりと挟まってしまったため、上川畑は一塁送球ができず(記録は遊安)。思わぬ形で荻野の出塁を許した上川畑は苦笑いを浮かべながらグラブに挟まったボールを外すと、近寄ってきた三塁手・野村佑希の求めに応じそのボールを手渡す。野村はボールを受け取った後、三塁側・自軍ベンチ方向を見ながらボールの交換を要求した。 取れるはずのアウトを取れず勝ち越しの走者を背負った石川。ただ、その後は高部瑛斗(捕邪飛)、中村奨吾(左飛)、安田尚憲(中飛)をそれぞれ抑え、上川畑のハプニングを致命傷にすることなく8回裏を終了させた。 >>日本ハム・山田コーチに敵監督が激怒!「あのクソガキが」 “壁蹴り骨折”だけじゃない、短気が災いした失態は過去にも<< 上川畑本人も苦笑したこのハプニングを受け、ネット上には「打球がグラブに挟まってセーフってそんなことある?」、「過去にもちらほら同様のハプニングが起こってるのは知ってるけど、リアルタイムで見たのは初めて」、「上川畑のプレーに何も問題は無かったし、ただただツイてなかったとしかいえないな」といった驚きの声が多数寄せられた。 一般的にプロ野球選手はプレーに支障が出ないよう、グラブのウェブひもが緩んでいないかなど道具のメンテナンスは日々行っている。それでも、打球の勢いやグラブの出し方など複数の要因が絡んだ結果、ボールが網部分に挟まってしまったケースは過去にも少なからず存在する。また、ボールが挟まった場合はグラブごと他野手に投げることもルール上認められており、2015年には西武・メヒアがボールの挟まったグラブを、サッカーのスローインのように両手で一塁に思い切り放り投げたプレーが大きな話題を呼んでいる。 試合後の報道では、今回のハプニングについて何らかのコメントを残したとは特に伝えられていない上川畑。突然自身を襲った珍事をどのように捉えていたのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年07月06日 17時30分
地元・弘前で開催の楽天主催試合で王林が始球式に登板、ノーバン投球披露に「100点でお願いします!」
東北楽天ゴールデンイーグルスは5日、青森県・弘前市のはるか夢球場で福岡ソフトバンクホークス相手に、同球場では3年ぶりにパ・リーグ公式戦を行った。 始球式には青森のご当地アイドル出身で、今では全国区の人気を誇っている王林が登板。楽天のユニフォームを上下ともに着用し、キャップも被ったフル装備で現れた王林はマウンドへ。楽天のキャッチャー太田光のミットを目がけて投じたボールは、ノーバウンドで太田のミットの中へ。弘前市出身ということもあり、スタンドからは大きな拍手が贈られた。 始球式を終えた王林は、甲子園にも出場している強豪校、弘前学院聖愛高の出身とあって、野球愛も強いようで、「わたしの大好きな青森で初めての始球式ができるなんて理想的です!ノーバウンドで届いたので、一安心。100点でお願いします!」と満面の笑顔。ノーバウンドで届いたのがかなり嬉しかったようだ。 「マウンドに立った瞬間、皆さんの温かい応援を受けて、改めて東北っていいな、野球っていいなって思いました。久しぶりの有観客で青森が盛り上がって嬉しいです。選手のみなさんに感謝です。試合頑張ってください!」と安堵の表情を浮かべながら、東北愛を口にしつつ、楽天にエールを贈っていたが…。 首位ソフトバンクとの対戦となった2.5ゲーム差で2位の楽天。楽天の先発はエース則本昂大だったが、3回に柳田悠岐のタイムリーなどで一気に4点を取られると、4回には渡邉陸の3号2ランで6点差に。楽天はその後、太田のタイムリーなどで、2点を返すも反撃はここまで。則本は「試合を作ることができませんでした。申し訳ないです」と厳しい表情で話すのが精いっぱいだった。王林のエールは届かず、2-6で楽天がソフトバンクに敗れ、ゲーム差は3.5ゲーム差に。楽天は6日の移動日を挟んで、7日には宮城・楽天生命パーク宮城に舞台を移し、再びソフトバンクと対戦する。再びゲーム差を縮めておかないと、ソフトバンクの独走を許してしまうだけに負けられない。(どら増田 / 写真・楽天野球団提供)
-
スポーツ 2022年07月06日 15時30分
ソフトB・藤本監督、渡邉の途中交代に「厳しすぎでは」疑問の声 攻守で活躍もフル出場させなかった意図は
5日に行われ、ソフトバンクが「6-2」で勝利した楽天戦。試合後に伝えられたソフトバンク・藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「8番・捕手」で先発したプロ4年目の21歳、渡邉陸の途中交代に関するコメント。渡邉はこの日8回表の第4打席までに「4打数2安打・1本塁打・2打点」とマルチ安打・打点をマークし、守備でも7回裏まで大関友久、森唯斗の2名をリードし楽天打線を2点に封じる。しかし、藤本監督は8回裏の守備から捕手を渡邉からプロ3年目・24歳の海野隆司に交代した。 報道によると、試合後に取材に応じた藤本監督は渡邉を途中交代とした理由について「(7回裏の)森が投げたところで間がね。森の(サインに)うなずくのが遅いもんね。最後まで行かそうと思ったんだけど、森が投げた瞬間に大関と違うテンポになったので、それだったら海野の方がいいと思って(8回裏から)代えました」とコメント。森・渡邉のバッテリーが7回裏に2死一、三塁のピンチを招いているが、藤本監督はこの回の渡邉のリードに不安を感じたためと説明したという。 >>ソフトB対西武戦、両チーム崩壊の危機だった?「ヤバいぶつかる!」周東・與座のクロスプレーにファン戦慄<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「それまで攻守で活躍してたのに、7回裏が怪しかったから即交代っていうのは厳しすぎでは」、「確かにリード面は海野の方が安定してるけど、終盤でリードも4点あったんだから代える必要なかったのでは」、「苦しいプレーが出ても使い続けることで得られる経験もあったと思うんだが」といった疑問の声が多数寄せられた。 「不可解な交代だとして物議を醸している藤本監督ですが、次戦への悪影響を避ける意図があったということも考えられます。チームは移動日を挟み7日に再度楽天と戦う予定ですが、藤本監督は当初登板予定の千賀滉大が右肘の張りで登板を回避したことを理由に、7日の試合を中継ぎ総動員、いわゆるブルペンデーにする意向だと5日試合前に伝えられています。そのため、7回裏に森と呼吸が合わずピンチを招いた渡邉に8回裏、9回裏もマスクを被らせると、7日に向けて温存しておきたい中継ぎ陣が予期せぬ消耗を強いられてしまう展開になりかねないと危惧して、慎重策として海野に交代したという可能性もゼロではないと思われます。渡邉と森の呼吸が合わなかった理由は不明ですが、両名は5日試合前時点で一軍ではバッテリーを組んだことがなかったため、このことが配球・コースの伝達に影響した面もあったのではないでしょうか」(野球ライター) 8回裏から出場した海野が又吉克樹(8回裏)、モイネロ(9回裏)をそれぞれ無失点でリードし試合を締めたソフトバンク。ファンの間で物議を醸した渡邉の途中交代だが、結果的には采配的中という形になったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年07月06日 11時10分
巨人・戸郷、桑田コーチの指導でヤクルトにリベンジ? 乱調から立ち直らせたアドバイスとは
まだ遠いが、「射程圏内」まで距離を縮めたようだ。 7月5日、東京ドームで行われた東京ヤクルト戦に巨人が勝利した。すでに東京ヤクルトにはマジックナンバー51が点灯している。2位巨人が戦意喪失となれば、セ・リーグのペナントレースは本当に終了してしまう。 1996年メークドラマは11・5差、08年のメークレジェンドは13.0差を引っくり返しての逆転優勝だった。同日の勝利で、「12・5差」。この1勝は大きい。 「ヤクルト先発の高橋奎二は今季巨人戦に3試合先発し、3勝。高橋に苦手意識を持つ巨人打線が初回にいきなり5連打、高津臣吾監督が『研究されている』とこぼしたように、対策を講じて臨んでいたのは間違いないと思います」(プロ野球解説者) >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 初回の5連打3得点だが、巨人打線が捉えたのは、全て変化球だった。 過去3戦、高橋の快速球にきりきり舞いさせられていた。そのストレートには手を出さず、「変化球狙い」で臨んだようだが、巨人サイドからは少し異なる内容の証言が聞かれた。 「高橋って、あんなに変化球が多かったか?」 高橋のピッチングはストレート中心、「7対3」くらいでストレートを投げてくる。 しかし、この日はストレートと変化球の割合がほぼ同じだった。 「過去3戦と異なるイメージで翻弄させてやろうとしたのでしょう。その作戦が裏目に出てしまったようです」(球界関係者) 巨人の先発・戸郷翔征も“手探り状態”だった。先に点を許したのは戸郷の方であり、2回を終了した時点で投球数はすでに50球を超えていた。 「今日も『桑田塾』が見られました」(前出・同) 自軍の攻撃中、桑田真澄投手チーフコーチが投手の隣に座り、何かを語りかけてくる。こうした光景がよく目につくのだが、その内容は明かされていない。 「投手によって内容が異なるみたい。当たり前かもしれませんが、年齢や経験値によって話す内容を変えています」(前出・同) 同日、戸郷は投球フォームのことで注意を受けたそうだ。 6回を投げ、1失点。記録上ではクオリティ・スタート(先発投手が6回を投げて3自責点以内)も決めた勝利投手ということになる。投球数は119球。2回終了時点で50球以上を投げていたのだから、「桑田塾」の効果だろう。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「戸郷の前回登板は神宮球場でのヤクルト戦でした(6月26日)。3回途中6失点と散々でしたが、注目すべきは中4日での緊急登板だったこと。アンドリースの負傷で先発投手が足らなくなったためですが、普通なら、代役を立てます。戸郷に期待しているからでしょう」 今後、戸郷の桑田塾の受講時間はさらに増えて行きそうだ。 東京ドームは節電により、外観や場内1、2、4階の照明が一部消されていた。グラウンドの照明がより眩しく感じられた。肝心の野球が「投打ともに節電状態」とならないことを祈るばかりだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年07月05日 19時30分
中日・立浪監督、不振の高橋に苦言も「そっちにも責任がある」と批判 熱血指導が問題視されるワケは
3日終了時点で「52試合・.243・2本・13打点」と打撃不振に苦しんでいる中日のプロ11年目・28歳の高橋周平。4日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は同日に本拠地・バンテリンドームで行われた野手練習で、身振り手振りを交えながら高橋に熱血指導。練習終了後に取材に応じたが、その中で「三塁の代わりは誰がいるんだとなったら、誰もいないので、頑張ってもらわないといけない。ただ、気持ちだけでは打てないので、技術が伴ってないからこれだけ打てないわけなので」と高橋に苦言を呈したという。 今季の中日は高橋(41試合)、石川昂弥(37試合)が主に三塁を守っていたが、石川が5月末の左膝故障で今季絶望となってからはレギュラー格が高橋1人のみに。高橋を押しのけられそうな他の三塁手も現状では見当たらないだけに、立浪監督はいつまでも不振のままでは困ると高橋に危機感を抱いているようだ。 >>中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には「守備も含めると今三塁は高橋一択だし、早く復調してもらわないとチームの今後に大きく響く」と同調の声が寄せられたが、中には「技術が伴ってないのは、教えてるそっちにも責任があるのでは?」、「打撃コーチがちゃんと2人いる中、立浪監督まで口を出してるのも良くない気がする」と監督側にも非があるとするコメントも少なからず見られた。 「球界では一軍打撃コーチの人数はおおむね1~3名で、今季の中日も森野将彦コーチ、中村紀洋コーチ(5月23日からは波留敏夫コーチ)の2名体制。選手への指導は基本的にコーチが担い、監督は一歩引いたところから適宜助言を与えるというやり方が一般的です。ただ、今季から就任した立浪監督は高橋をはじめ京田陽太(打率.181)、根尾昂(.205/現在は投手)、鵜飼航丞(.206)といった野手陣に積極的に指導を行っていることが春季キャンプの時期から頻繁に伝えられています。教えを受けた選手たちが軒並み不振だということもあり、ファンの間ではコーチが2名いる中、立浪監督まで口出ししていることで高橋らが混乱し、その結果が数字に表れているのではないかという見方も散見されます」(野球ライター) 同日放送の『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(東海ラジオ)では、球団OBの山崎武司氏(元中日他)が「監督、コーチは言い過ぎ。あれせい、これせい、何せいというのはもう一切言わない(方がいい)」、「右左上下から言われまくっておかしくなっている」と指摘している高橋の現状。立浪監督がこのまま積極指導を続けるのか、それとも一歩引いてコーチに任せるのかは調子を大きく左右しそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年07月05日 16時55分
オリックス借金3で首位と7差も吉田正尚の復調に期待が膨らむ「一戦必勝で戦っていきます!」
【オリックス・バファローズ戦績 6.28-7.3】対 東北楽天ゴールデンイーグルス兵庫・ほっともっとフィールド神戸6月28日●オリックス(宮城)2-4(則本)東北楽天○6月29日○オリックス(田嶋)6-1(岸)東北楽天●対 北海道日本ハムファイターズ北海道・札幌ドーム7月1日●オリックス(山岡)1-2(上沢)千葉ロッテ○7月2日●オリックス(山本)0-5(伊藤)北海道日本ハム○7月3日○オリックス(山崎福)7-3(杉浦)北海道日本ハム●※カッコ内は先発投手。※77試合、37勝40敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは7ゲーム差。 先週のオリックスは2位の楽天と1勝1敗だったが、得意としている最下位・日本ハム戦を山岡泰輔、山本由伸の好調な2人で落としたのは痛かった。だが、主砲の吉田正尚に当たりが戻ってきており、シーズンも折り返しを迎えて借金3。まだ優勝の射程圏内に入っていると言っていいだろう。 29日の楽天戦、7回1失点の好投で今季4勝目を挙げた田嶋は、前回完封勝利に続く好投だった。「前回が良すぎたと言いますか、ちょっとプレッシャーがあったところもありましたけど、しっかり試合を作れましたし、チームに迷惑をかけるようなことにはならなかったので、ちょっと安心しました」と語る。 「反省するところがいっぱいあったんですけど、なんとかチームの勝利に貢献できてよかったです!次の1点を与えなかったところはよかったと思いますが、まだまだ練習が足りないと思うので、もっと頑張ります!」と謙虚。「(5回のピンチの場面は)真っすぐでしっかりと抑えることができましたし、よかったと思います。(吉田正のホームランは)皆さんが思っている通り、“すごい”という言葉しか出ないですし、いつも助けていただいているので、僕もチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います!もっともっとファンの皆さんに勝利を届けていけるように頑張っていきます」とコメントした。 この試合で逆転ホームランを含む2安打3打点の活躍を見せた吉田正は「甘いところに来る一球を狙っていましたし、しっかりとその一球を仕留められたので、本当によかったです!(感触も)よかったです!ピッチャーも頑張っていましたし、(中川)圭太がノーアウトから出てくれて、なんとかこの回、点が欲しいという場面で、結果的にホームランになってくれたので、勢いに乗れたかなと思います」と振り返った。 「いい場面もありながら、なかなか打てない時もありますけど、なんとか最低限できることを心がけて、日々、毎打席向かっていますので、その結果が今はいい方向に向いているのかなと思います。まだ借金がありますので、早く返済して、なんとか上位に食い込めるように、一戦必勝で戦っていきます」とさらなる飛躍を誓った。 3日の日本ハム戦では、安達了一が連敗中のチームに勢いを与える先制タイムリーを放ち、7回にも貴重な追加点となるタイムリーを放つなど、チームの勝利に貢献する2安打2打点の活躍を見せた。 先制タイムリーの場面について「何も考えてないですね」と笑いを取ると「とにかく先制点が欲しかったので、打ててよかったです!感触もよかったですし、(ファールゾーンに)切れないでくれてよかったです!(チーム全員で)とにかく勝つことを意識してやっていました!(7回の場面は)特に何も考えてないですね(笑)。チャンスの場面だったので、なんとか打って点を取りたいと思って打席に入っていました。(今日勝てたので)この流れに乗って、明後日からも頑張っていきたいと思います。明後日も勝ちます!」と誓った。ベテランとして今年もチームを引っ張っていく。 今週のオリックスは5日から大阪・京セラドーム大阪で埼玉西武ライオンズと3連戦。8日に京セラドームで千葉ロッテマリーンズと戦い、9日からはほっと神戸に球場を移して同カードの2連戦を行う。(どら増田 / 写真・Rinco)
-
スポーツ 2022年07月05日 11時00分
巨人、パイレーツ・筒香の電撃獲得もある? 投手補強の裏で野手陣に浮上する問題点とは
「緊急補強」は、メジャー通算243試合に登板した左のリリーバーだけではない。“第2ロケット”もあると見るべきだろう。 7月4日深夜から5日にかけ、巨人がパドレス傘下3Aエルパソ所属の左腕、イアン・クロル投手を獲得したとの一報が飛び込んできた。 「条件面で合意、背番号も65番に決まりました。クロル自身、今回の巨人行きを喜んでおり、現地メディアの取材で意気込みも語っていました」(米国人ライター) 巨人チーム防御率は3・82(リーグ5位/同時点)。救援陣に限っては3・95で、12球団中11位。クローザーの大勢を外すと、4・27まで落ち込む。 原辰徳監督は「せめて、左(投手)がもう1枚…」とこぼしていたので、クロルの獲得は理に適った補強と言えそうだ。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< しかし、同時にこんな声も聞こえてきた。「弱点を一つ一つ埋めていくしかない」 リリーバーの不調以外にも弱点は指摘されている。4番手以降の先発投手、外野手の強化…。クロルの旧在籍チームは、「3Aエルパソ」だ。阪神が緊急獲得したアデルリン・ロドリゲス(元オリックス)、広島入りした秋山翔吾も同チームに在籍していた。日本で“同僚対決”となる。 「広島もロドリゲスを調査していましたし、阪神も秋山が解雇されることを把握していました。広島、阪神もクロルが獲得可能となることを知っていました」(前出・同) 3球団が各々に弱点を補ったとも解釈できるが、巨人は守備面で不安のない外野手も欲しかったはず。秋山獲得に参戦しなかった理由が分からない。 「外野手と言えば、ウォーカーが心配です。6月21日のDeNA戦から、出場した8試合中6試合もマルチ(1試合複数安打)を記録していたのに、7月1日の広島戦から急に打てなくなってしまいました。広島バッテリーが内角を執拗に攻めていましたが」(プロ野球解説者) 広島3連戦での成績は、12打数1安打。5三振を喫している。送球難でも原監督が使い続けた理由は「打撃力」に尽きる。広島バッテリーの内角攻めが“弱点露呈”ということであれば、外野手よりもクロル獲得を優先させた今回の選択は「失敗」となるが…。 「中田翔に外野を守らせる話もあれば、ウィーラーを再昇格させる案も聞かれました」(前出・同) もっとも、前出の米国人ライターによれば、去就が注目されている大物外野手はほかにもいるという。現地時間7月6日からのメジャー昇格も伝えられた筒香嘉智だ。 「腰痛が癒えた後の筒香はマイナー(3Aインディアナポリス)で絶好調でした。でも、球団側と話し合い、昇格が遅れたんです。これって、昨夏、ドジャースが筒香を放出した時と同じなんですよね…」 筒香のいるパイレーツは若手育成に舵を切った。米球界では苦労しているが、「帰還すれば、まだできる」というのが日本球界の評価である。 7月5日から始まる首位ヤクルトとの3連戦に負け越すようなことになれば、弱点を埋めていく作業も加速しそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2022年07月04日 20時30分
中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?
3日に行われ、中日が「0-3」で敗れた阪神戦。「8番・一塁」で先発した中日のプロ7年目・30歳の石岡諒太の態度がネット上で話題となっている。 「0-3」と中日3点ビハインドで迎えた3回裏。先頭の石岡は阪神先発・才木浩人がカウント「1-2」から投じた5球目のフォークを膝をつきながらスイングするも、バットには当たらず空振り三振。この際、スイングの勢い余ってかバットが手からすっぽ抜け、一塁側の自軍ベンチ方向へ飛んでいってしまった。 三振しながらバットが飛ぶ方向を見ていた石岡は、自身の右手に一度視線を落とした後、その右手でヘルメットを脱ぎながらバットが飛んだ方向に向かって少し頭を下げる。その後は心配そうな表情を浮かべながら飛んだ方向に歩いていった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 中継カメラが映したこの石岡の態度に、ネット上では「バットすっ飛ばした石岡が物凄く申し訳なさそうな態度してて好感が持てた」、「わざとじゃなくても、こうやってきちんと頭を下げられるのは素晴らしいこと」、「これまで特に好き嫌いとか無かったけど、今の紳士的な対応を見て応援したくなった」といった称賛の声が寄せられた。 石岡に好意的なコメントが集まる中、一部ファンからは巨人・岡本和真の態度と比較する声も上がっている。岡本は6月29日・中日戦で空振り三振の際にバットを三塁側・中日ベンチ内まで飛ばしてしまったが、岡本はバットを取りにいくそぶりは一切見せずボールボーイに取りに行かせた上、中日側に頭を下げるなど謝罪の意を示すこともないまま自軍ベンチへ。今回の石岡とは真逆ともいえる態度だったが、ネット上には「敵ベンチに投げ捨てたバットをほったらかしにした岡本とは大違いだな」、「今日の石岡の態度を岡本も見習ってほしい」といった声も散見される。 バットを飛ばしてしまった後の対応としては一般的な対応だった石岡。ただ、岡本の態度が横柄だと問題視された直後ということもあり、多くのファンの好感度が上がったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
DeNA・佐野、雨天中断中のベンチ映像で話題に 「何書いてるのか気になる」読み込んでいた極秘資料とは
2021年06月30日 20時45分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に批判の声「理解できない」 敗戦を招いた継投策、同点打を浴びても続投させたワケは
2021年06月30日 17時00分
-
スポーツ
阪神・青柳、ブレークの原動力は新たな投球術にアリ? 矢野監督が受け継ぐ「野村イズム」も好影響か
2021年06月30日 11時00分
-
スポーツ
元阪神・掛布氏、本当は二軍監督をやりたくなかった? 就任までの裏話を明かし反響、「その後の顛末を知ってると複雑」の声も
2021年06月29日 20時45分
-
スポーツ
中日・京田の一軍復帰に「戻す必要は無い」反発の声 1か月でのスピード昇格、二軍で復調も歓迎されないワケは
2021年06月29日 19時30分
-
スポーツ
ソフトB・工藤監督にファン激怒「敗退行為だ」 追い上げムードを壊した代打策、打率1割台でも起用したワケは
2021年06月29日 15時30分
-
スポーツ
首位オリックス宮城大弥がハーラートップ8勝で連敗を止める!オールスター出場も決定
2021年06月29日 11時30分
-
スポーツ
日本ハム・栗山監督のメンタルが崩壊寸前? 体たらくな主力、口だけのフロントにもはや打つ手ナシか
2021年06月29日 11時00分
-
スポーツ
阪神、藤浪リリーフ起用はもう限界?「晋太郎を先発に西を7回に」球界OBが提案も批判相次ぐ「理解できない」
2021年06月28日 21時30分
-
スポーツ
侍ジャパン、故障辞退した中川の代役は「宮城で決定!」中畑氏が断言も疑問の声、パ最多勝でも招集が無さそうなワケは
2021年06月28日 19時00分
-
スポーツ
伊藤不在のピンチを救った! DeNA・山本が甲子園で猛アピールに成功
2021年06月28日 17時30分
-
スポーツ
ヤクルト捕手の配球に球界OBが苦言「配慮がほしかった」 敗戦を招いた初球ストライクに高津監督もため息「もうちょっと丁寧に」
2021年06月28日 17時00分
-
スポーツ
巨人、阪神猛追の裏で正捕手争いに異変? 大城が守備でアピールも首脳陣が懸念する不安材料とは
2021年06月28日 11時05分
-
スポーツ
巨人・山口の大失言、2年前の方が酷かった?「完全に当てつけだ」古巣ファンを激怒させたお立ち台での爆弾発言
2021年06月27日 18時30分
-
スポーツ
楽天・田中、長引く不調に改善の兆し? 節目の白星を呼び込んだ粘投、来たる五輪にも好影響か
2021年06月27日 11時00分
-
スポーツ
巨人投手とDeNA助っ人が怒りの睨み合い! 原監督も仰天「お前さんよく行ったな」 ビエイラの雄叫びで思い出される大騒動
2021年06月26日 11時00分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に「誰かを決めた方がいい」 球界OBが捕手併用に疑問、「育成のチャンスと捉えるべき」ファンも同調
2021年06月25日 20時30分
-
スポーツ
阪神・佐藤に低迷の危険信号が点灯?「今後他球団もやってくる」谷繁氏が指摘、中日バッテリーが見せた攻略法とは
2021年06月25日 19時30分
-
スポーツ
ソフトB・柳田のお立ち台コメントにファン困惑「嫌味にしか聞こえない」 本塁打リーグトップも“非力”と謙遜したワケは
2021年06月25日 17時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分