プロ野球
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スポーツ 2022年07月18日 11時00分
中日・京田に「どういう神経してんだ」数々の問題行動から厳しい声も トレード説浮上でトレンド入り、ファンもアンチも多い?
2017年のプロ入りから中日でプレーし、今季はここまで「41試合・.176・3本・8打点」といった成績を残しているプロ6年目・28歳の京田陽太。11日にトレード説が浮上し大きな話題となった。 京田は前日まで一軍に同行し特に故障もしていなかったが、11日に突然登録を抹消される。ファンの間では成績不振が原因という見方が多数を占める中、一部からは「石岡(諒太/4日に突然抹消、8日にオリックス移籍)みたいに京田もトレードされるのでは」と憶測の声が上がり、Twitterでは一時「京田トレード」というワードがトレンド入りした。 >>中日・京田、電撃トレード説が急浮上か 最有力候補はロッテ? 突然の抹消が憶測を呼ぶ<< 一部ファンの憶測により思わぬ注目を集めた京田だが、過去にはグラウンド内外での言動、態度がネット上で物議を醸したことがある。2019年オフには、ゴールデングラブ賞(GG賞)を逃したことへのコメントが話題となった。 同年の京田はセ・リーグ遊撃手では最少の9失策など守備面でリーグトップの数字を複数マークしていたが、10月31日に発表された記者投票の結果は2位(110票)で、1位の巨人・坂本勇人(167票)に大差をつけられ受賞を逃す。すると、翌11月1日に京田が「来年は取ります! 打てばいいんでしょ」と、来季は坂本(.312・40本・94打点)のように打って票を得たいと記者を皮肉るようなコメントを残したことが伝えられ多くのファンを驚かせた。 2021年5月5日・DeNA戦では、試合中の態度に怒りの声が集まった。「0-4」と中日4点ビハインドの8回裏2死二、三塁で打席に立った京田は、DeNA3番手・山崎康晃から腰付近に死球を受ける。これにより中日は一発出れば一気に同点と好機が広がった。 ところが、京田は自身の手で走者をかえす機会を奪われた怒りがあったのか、死球直後に持っていたバットを地面にたたきつけ激高しながら一塁へ。さらに、状態確認のため駆け付けたトレーナーや、防具を回収するため近づいてきたボールボーイの足元に向け、着用していたバッティンググローブやレガースを投げ捨てた。幸いにも死球による故障などはなかったが、ネット上には「大事な商売道具を無関係の人間に投げつけるってどういう神経してんだ」といった批判が相次いだ。 トレード説浮上で話題となる前の2022年5月4日・DeNA戦では、精彩を欠いたプレーで立浪和義監督を激怒させたことが物議を醸した。京田は試合前時点で「.157・2本・7打点」と打撃不振に苦しんでおり、迎えた試合も2回表の第1打席は空振り三振。また、4回裏にはDeNA・大和が放った遊ゴロを後逸(結果は遊安)するなど守備でもミスが出ていた中、立浪監督は直後の5回表に突然京田をベンチに下げた。 「1-7」で中日が敗れた試合後、立浪監督は「二軍でやり直して来いと、今日は途中で代えました」、「こっちも気を使って何とかさせようとやってはいたが、もう戦う顔をしていないんで外した」と京田に二軍への強制送還を命じたと明かしたことが伝えられる。実際に京田は翌5日に登録を抹消されたが、それまでの数字が数字だっただけに、ネット上には立浪監督の決断は妥当とするコメントが多数寄せられた。 プロ1年目の2017年からレギュラーをつかんだ生え抜きの遊撃手で、ファン人気もチーム屈指の高さを誇る京田。言動や態度がしばしば注目を集めるのも人気の高さゆえといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月16日 11時00分
ロッテ・田村とDeNA・三上のトレードを提案し「現実味が無い」と批判 球界OBの大胆発言が物議
野球解説者・高木豊(元大洋他)氏が12日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。ロッテのプロ10年目・28歳の田村龍弘にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で高木氏は「このトレードあるんじゃないか?」と題し、今後トレードの可能性がある選手や球団を独自予想。その中で、ロッテは田村をトレード放出してはどうかと提案した。 >>プロ野球、ロッテ対広島戦で誤審?「到底納得できない」二塁アウト判定が物議、止まらないゴタゴタにため息も<< 田村はプロ入りから昨季までに通算で「841試合・.227・17本・220打点」をマークし、2016年には正捕手としてベストナインを獲得した実績も持っている。ただ、今季は2014年以来8年ぶりに開幕一軍入りを逃すと、5月には昨年10月末に負った左脇腹肉離れが再発したこともあり一軍未出場が続いている。 田村は6月30日の二軍・日本ハム戦から実戦復帰しているが、高木氏は「もうこれは上(一軍)に上がれないな。使われ方を見てると」と指摘。ロッテ一軍は現在、佐藤都志也(捕手として55試合出場)、松川虎生(同42試合出場)の2捕手が立ち位置を確立しているため、二軍暮らしが続く田村の序列がここから上がる可能性は低いと見解を示した。 その上で、高木氏は「田村はそこそこ打てる捕手だし、これはDeNAと替えたらいいと思う」とDeNAにトレードすべきと主張。「(DeNA)は嶺井(博希/33試合)が頑張ってるよ。戸柱(恭孝/54試合)、伊藤光(53試合)がいるよ。だけど居てもいい。面白い存在になれれば面白い」と、DeNAにとっては現捕手陣に刺激を与えるいい補強になるのではと予想した。 また、高木氏はDeNA側からもらう交換相手として、今季「15登板・0勝0敗・防御率3.66」をマークしている中継ぎ・三上朋也の名を挙げる。「三上と被る投手がどんどん出てきてるんだよね。だからそう意味では三上のポジションがなくなる可能性がある」と、ビハインド要員でそこまで序列が高くない三上は狙い目ではないかと指摘した。 この高木氏のコメントを受け、ネット上には「ロッテは今中継ぎ弱い(救援防御率3.87/リーグ最下位)し、田村を出して中継ぎ補強するのはアリ」と賛同の声が上がったが、それ以上に「松川、佐藤以外に目立った捕手いない状況で田村は出せん、現実味がない」、「DeNA側としても別にいらん、そもそも打力があるって前提から間違ってるし」といった否定的なコメントが多数見られた。 「今の球界では一軍捕手としてスタメン用に1名、後半出場用に1名、延長・緊急事態用に1名の計3名で運用されることが一般的。ロッテは佐藤、松川で2名は埋まっていますが、残り1枠はまだ固定されていない状況です。加えて、高卒1年目ルーキーの松川は7月の打率が『.000』と疲労がたまってきている節もありますので、そのような状況で田村を出す余裕はないと考えているロッテファンは少なくないようです。また、田村は通算打率が2割台前半、本塁打のキャリアハイも4本と高木氏が言うほど打力に優れているわけではないとして、DeNAファンの間からも特に必要ではないという意見が上がっています」(野球ライター) 今季は7月31日までとなっているプロ野球のトレード期間。現状では田村、三上共にトレードの動きがあるとは特に報じられていないが、ファンの間で意見が分かれている高木氏のトレード案が今後実現することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2022年07月15日 21時30分
ソフトB・藤本監督、敗戦招いた森への酷評に「無理に使ってるくせに」ファンの不満噴出 今季不振も二軍では復調していた?
14日に行われ、ソフトバンクが「2-3」で敗れたオリックス戦。同戦に登板したソフトバンクのプロ9年目・30歳の森唯斗に対する藤本博史監督の苦言がネット上で物議を醸している。 森はこの日「2-2」と同点の8回表に2番手として登板したが、先頭の紅林弘太郎にカウント「1-1」から内角に投じたストレートを強振され、左翼席に飛び込む勝ち越しの4号ソロを被弾。この後は頓宮裕真(左飛)、石岡諒太(二ゴロ)、宗佑磨(左飛)を抑えたが、紅林の一発が決勝点となりチームは敗れた。 敗戦投手となった森について、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「8回の1点はいただけない。一発が一番いけないところで、打たれてはいけない打者に打たれた」とコメント。試合は1点が勝敗に直結する終盤戦に突入していたこと、紅林は打席前時点で「.207・3本・13打点」と低調だったことを考えると、被弾は最も避けなければいけない結果だったと苦言を呈したという。 >>ソフトB・リチャード、敵軍ミーティングに乱入し監督仰天! 審判への造反以前にも目立っていた問題行動<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「デスパイネの同点2ラン(7回裏)をあっという間に台無しにする失投だった」と同調の声が挙がった一方で、「森は緊急招集されてから頑張ってるのにその言い方はちょっと酷では」、「二軍から無理に上げて使ってるくせに森への要求高すぎないか?」といった不満も少なからず見られた。 「森はプロ1年目の2014年から昨季までに通算121セーブをマークしている守護神ですが、今季は『11試合・0勝3敗6セーブ・防御率3.60』と不振で4月17日に登録抹消。藤本監督は完全に復調するまで森を無期限で二軍再調整させる予定でしたが、6月下旬に複数選手がコロナで離脱する緊急事態が発生したことを受け、予定を変更して7月2日から森を一軍に緊急招集。昇格後の森は15日試合前まで『4登板・0勝0敗2ホールド・防御率0.00』と無失点を継続していました。こうした経緯から、今回の藤本監督の苦言を厳しすぎると感じたファンは少なからずいたようです。ただ、藤本監督としては無理に一軍に戻したとはいえ、もともと実績のある投手なのだからしっかりした投球を見せてほしいとあえて厳しいコメントを口にしたのでは。また、森は昇格前まで二軍で『10登板・0勝1敗2セーブ・防御率1.86』とある程度安定した数字を残していたため、まだ本調子ではなくても不振の紅林なら十分抑えられたはずという思いもあったのでしょう」(野球ライター) 試合後の報道では、「しっかりと自分に向き合って同じミスをしないように。チームの力になれるように頑張りたい」と反省の弁を述べたことが伝えられている森。敗戦の“戦犯”となり、藤本監督からも酷評された悔しさを今後に活かすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月15日 16時05分
巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開
14日に行われ、巨人が「0-3」で敗れた阪神戦。先発登板した巨人助っ人・シューメーカーの態度がネット上で物議を醸している。 「0-3」と巨人3点ビハインドの7回裏無死。打席の阪神・梅野隆太郎に対し、シューメーカーはカウント「3-1」から外角にスプリットを投じる。この球はコース、高さ共に際どかったが、球審はボールと判定し梅野は四球となった。 ただ、シューメーカーはこの判定に納得できなかったのか、四球宣告直後に「なぜ?」と言わんばかりに両手を横に広げるジェスチャーを見せると、捕手から返球を受け取る際にも何か言葉を口走るなど強く不満をにじませる。直後に降板となりベンチに下がる際も、球審の方を見ながら何かつぶやいていた。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< このシューメーカーの態度を目にしたネット上のファンからは「え? そんなに怒るほどおかしい判定だったか?」、「映像見る限りでは少し高めに外れたように見えたけど、本人からしたら入ってるように見えたんだろうか」、「押し出しで失点とかっていう場面でもなかったのに…それまで溜まってたイライラが爆発したのか?」、「個人的には、審判以上に自分の不甲斐なさに怒りの矛先が向いてるようにも感じた」といった疑問が多数寄せられた。 「梅野への四球後に降板となったシューメーカーですが、この日は『6.0回3失点・被安打6・四球3』でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアと試合自体は作っています。しかし、打線には1点も援護をもらえなかった上、この回は先頭・ロハスに4号ソロを浴びさらに戦況が悪くなっていました。梅野に投じたスプリットはストライク、ボールのどちらでもおかしくない際どいコースだったのですが、ファンの間ではシューメーカーは重たい試合展開が続く中でいら立ちを募らせており、これがボール判定に納得できなかった原因なのではという見方をしています。また、シューメーカーは試合前時点で2連敗中だったため、今日もチームを勝利に導けないのかという自身への怒りから振る舞いが荒くなったのではという意見も見られます」(野球ライター) 試合後の報道では原辰徳監督が「次も期待できる投球をしたと思う」、桑田真澄一軍投手チーフコーチも「粘ってよく投げてくれた」とかばったことが伝えられているシューメーカー。内容的には悪くなかったと気持ちを切り替えて次回登板に臨むことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月14日 17時30分
DeNA、“左腕王国の末っ子”石川が驚きのスターターデビュー! サプライズ続きのハマっ子に大チャンス到来
13日の予告先発で、ベイスターズは石川達也が14日に先発すると発表した。2年目左腕の抜擢に、ファンを中心にザワメキが起きた。 石川は6月21日に支配下登録が発表された2年目の左腕。昨年はファームで、前半だけで4勝を挙げるもけがで離脱と悔しい1年目シーズンを過ごしたが、オフには同じ左腕の田中健二朗に師事するなど研鑽を積み、今年はキャンプから好調を維持した。 クレイトン・カーショーをほうふつとさせるダイナミックなフォームにブラッシュアップし、オープン戦ながら念願の一軍登板。横浜スタジアムでオリックス相手に、2回3奪三振無失点デビューを飾った。ファームで支配下登録までに14試合で救援登板し、21回1/3をわずか1失点と結果を残した。背番号101を背負った育成時代の今シーズンのトータルは1勝0敗2セーブ、防御率0.42と素晴らしい内容だった。 新しく背番号95を背負ってからはサプライズが続いた。7月5日に念願の一軍登録となったが、その際もファームでのジャイアンツ球場でのゲーム前に急きょ昇格を告げられ「正直びっくり」と目を白黒させた。 一軍での初戦はいきなり雨天中止となると、その後は3回の延長戦を含む僅差のゲーム展開が7試合続き、デビューはお預け。ブルペン待機が続いていた中、ローテーション通りなら14日に登板予定の東克樹が体調不良のため先発を回避し、白羽の矢が立ったのはなんと石川だった。 横浜高校3年時には、藤平尚真(楽天イーグルス)とのダブルエースで2016年夏の甲子園で話題をさらい、法政大学進学後もドラフト上位候補と注目されていたが、4年生の4月に鉄棒トレーニング中に利き手の左手を骨折。社会人からの誘いを絶ち、育成指名ながらプロの道を選ぶなど、思えばサプライズに満ちた野球人生を歩んできた。生まれも育ちも横浜の“生粋のハマっ子左腕”は「持ち味の空振りの取れるストレート」を武器に、ようやくたどり着いた一軍のマウンドで躍動する。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月14日 11時00分
巨人・原監督、背信投球のメルセデスに激怒? ヤクルト戦での登板機会も剥奪か
「厳しさ」の裏側に見えたのは、「余裕の無さ」だった。 7月13日の甲子園球場での一戦は、巨人の大惨敗だった。聞けば、阪神戦での「2ケタ失点+完封負け」は2020年9月17日以来だそうだ。また、NPBデータによれば、対阪神で「13点差&完封負け」は1982年4月29日以来、2度目。歴史的な惨敗と言っていいだろう。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 「前日12日から9連戦となりました。その9連戦を一つでも多く勝っておきたいと、原辰徳監督は考えていたんですが」(プロ野球解説者) 「大敗の扉」を明けてしまったのは、2回裏の守備。一塁走者・島田海吏に二盗を許し、一死二、三塁となった時だった。3番・近本光司の一ゴロを中田翔がエラー、4点目が入るのと同時に原監督と桑田真澄チーフ投手コーチがベンチを飛び出した。 原監督は先発・メルセデスだけではなく、一塁手・中田の交代も告げた。エラーに対する「懲罰交代」というヤツだ。スタンドがちょっとざわついた。 「原監督は中田に対し、厳しく接してきました。それは中田のことを思っての振る舞いでしたが」(前出・同) 中田は緊張感を持って守備に就いていた。懲罰交代は「厳しく」の一環だが、ファン、関係者にはそうは見えなかった。 余裕がないのだな、と…。 この試合を落とせば、44勝44敗1分で、再び勝率5割。甲子園球場に入ってきた他球場の途中経過を見ると、主力選手が大量離脱した首位ヤクルトは、この時点で中日をリードしていた。DeNA戦を戦っている3位広島のスコアは1対1。長いペナントレースにおいて、大敗する日もあるのだが…。 「中田がエラーした後、原監督は間髪を入れずにベンチを飛び出しました。桑田コーチが慌ててそれを追い掛けるように」(球界関係者) 中田のモチベーションも心配だが、2回途中での交代となったメルセデスの不振は気掛かりだ。 「この9連戦の最後の対戦カードがヤクルトです。予定通りに行けば、中6日でメルセデスがそのヤクルト3連戦の最終戦(20日)に先発します。この調子では他のピッチャーを探さないと…」(前出・同) 桑田コーチは「その予定」と記者団に話していたが、原監督は「スターティングオーダーは昨日と変わってないけど、1人だけ変わっていたというところでね」と、吐き捨てていた。変わったのは先発投手、つまり、メルセデスだ。その様子からすると、メルセデスも“懲罰交代”で、一度、ローテーションを外されるのではないだろうか。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「18日からのヤクルト3連戦ですが、原監督はローテーションを崩して、菅野智之、戸郷翔征、メルセデスの3人を先発させる必勝態勢を口にしていました。メルセデスの不甲斐なさに、原監督は20日のヤクルト戦も重ねて見ていたのでは」 主催者発表によれば、同日入場者数は3万9124人。そのほとんどが虎ファンである。声を出しての応援はNGだが、得点を挙げる度に盛り上がり、巨人ベンチを追い込んでいった。このダメージが残らなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月13日 19時30分
阪神、矢野監督の試合後コメントに「いい加減にしろ」と批判 完封の戸郷を不調呼ばわり? 止まらない嫌味が物議
12日に行われ、阪神が「0-4」で敗れた巨人戦。試合後に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは巨人先発・戸郷翔征へのコメント。戸郷はこの日阪神打線に先発野手全員安打(計8安打)をマークされ、5イニング(2~4回、8~9回)で得点圏に走者を背負うピンチを迎えながらも得点は許さず。打線が挙げた4点を試合終了まで守り切り、「9回無失点・被安打8・四死球3」で自身初の完封勝利を記録した。 しかし、試合後に取材に応じた矢野監督は戸郷について「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じているというか、打ってないというだけ」とコメント。完封負けは戸郷の調子が良かったからではなく、自軍打線が8安打しながら10残塁と拙攻を重ねたからだと見解を示したという。 >>阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声<< この矢野監督のコメントを受け、ネット上には「確かにランナー自体は何度も出てたし、全く歯が立たない感じでは無かった」と同調の声が上がったが、それ以上に「また矢野監督は敵選手に負け惜しみ言ってるのか」、「相手のことを大したことなかった呼ばわりするのは本当にいい加減にしろ」といった批判が多数寄せられた。 「今季の矢野監督は阪神を敗戦に追い込んだ相手選手を過小評価するような試合後コメントが度々問題に。巨人戦では4月17日の試合で『6.2回1失点・被安打4・四球2』で勝利投手となった赤星優志を『めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった』と、制球はさほどでもなかったと評し物議を醸しました。このこともあり、ファンの間から発言内容への怒りと共に、また相手選手のことをけなしているのかという呆れ声が寄せられています。矢野監督としては自軍側に問題があったと口にすることで、選手たちに奮起を促す狙いもあるのでしょうが…」(野球ライター) 球宴までの残り12試合で借金完済(9勝3敗以上)を目標に掲げるも、12日の1試合目でいきなりつまずいた矢野監督。目標達成を邪魔されたことも、戸郷に嫌味のようなコメントを口にした一因なのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月13日 11時25分
ヤクルト対中日戦、雨天中止で明暗分かれる? 中日はアクシデント発生で疲弊か
「異例な一日」となった。7月12日、中日対東京ヤクルトの一戦は雨天中止となった。ヤクルトは球団スタッフを含む総勢28人の新型コロナウイルス陽性判定者を出してしまった。「恵みの雨、運も味方に」との声も聞かれたが、本当にそうだろうか。 「9月に16試合が予定されていますが(予備日込み)、雨天中止の試合がさらに増えれば、移動日ナシのタイト・スケジュールとなります。13、14日の中日戦はバンテリンドームで行われますが、その後、7月に予定されている12試合は全て屋外球場です。天候次第では、後半戦は連戦となりそう」(ベテラン記者) しかしこの日、ヤクルトのチーム力も再認識させられた。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 試合前、スターティング・メンバーが発表された時だった。「1番中堅、並木」がアナウンスされると、スタンドのファンがざわついた。プロ2年目の外野手、並木秀尊は、この日に一軍昇格した。昇格と同時にスタメン起用されたのもそうだが、試合が行われていたら、プロ人生初だった。 ルーキーイヤーだった昨季は主に代走として起用され、盗塁4。「失敗ゼロ」であり、ファームではリーグ2位タイの20盗塁を成功させている。 「近未来の1番バッター候補。出塁させると、最もウルサイ選手です」(プロ野球解説者) ヤクルトのリードオフマンと言えば、コロナで欠場中の塩見泰隆だが、その塩見が抜けても、走塁センスに長けた若手がいる。ドラフトを含めたヤクルトのチーム力である。 試合中止が決定して間もなく、選手たちは球場に横付けされた移動バスに乗り込んだが、印象に残ったのは主砲・村上宗隆。頭からタオルをかぶっていたが、ギラギラとした目をしており、近寄りがたい雰囲気も醸し出していた。「自分がチームを引っ張る」と前日も語っていたが、「試合ができなかったこと」にも悔しさをにじませていた。 松元ユウイチコーチ(監督代行)は試合中止について聞かれ、「良い準備をしていたんだけれども」と答えていたが、強がりではなかったようだ。 これは対戦相手の中日サイドの情報だが、試合前、打撃練習を公開するファンサービスを企画していたが、前日になって、ホームページ上で中止を告知した。 「松葉貴大が新型コロナウイルスの陽性判定がされ、12日の午前中、メンバー全員が検査を受けたんです。陰性を確認してからの移動となったので…」(関係者) 当初、「午前中、バンテリンドームで練習させる」と伝えられていた。バンテリンドームから豊橋市民球場はさほど離れていないが、検査が目的だったわけだ。 「中日ナインが豊橋に向かったのは午後2時ごろ。試合中止が6時半に宣告され、トンボ帰りですよ」(前出・同) 中日ナインはちょっと疲れた表情を浮かべていた。村上の“ギラギラ感”とは対照的である。 この先、球界全体が新型コロナウイルス禍に陥る懸念も出てきた。しかし、13日以降は「村上、要注意」である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月12日 19時30分
阪神、大山のコンバートには致命的リスク? CS争いの行方も左右か、井上ヘッドが明かした起用方針が物議
今季は10日終了時点で「81試合・.252・19本・63打点」といった数字を残している阪神のプロ6年目・27歳の大山悠輔。12日に伝えられた井上一樹一軍ヘッドコーチのコメントネット上で物議を醸している。 報道によると井上ヘッドは11日に応じた取材の中で、現在大山がレギュラーを務める一塁の起用法について「ロドリゲスが来るから、というのじゃなく、マルテだって“治りましたよ”という報告を受けている。“2人ともあまり良くないわ”というので、あれば(大山)悠輔をそのまま一塁で使う」とコメント。助っ人一塁手がどちらも不振という展開にならない限りは、大山を別ポジションに回す方針を明かしたという。 >>阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声<< 阪神は右足コンディション不良で5月26日から登録抹消中のマルテが、7月12日の二軍・広島戦で本塁打を放つなど一軍復帰へ状態を上げてきている。その上、同日に入団会見を行った新助っ人・ロドリゲスも今月中に一軍合流する見込み。大山を含めて一塁手が3名と飽和状態になる見通しだが、井上ヘッドは助っ人との同時起用で打線の火力を上げる目的で大山をコンバートする考えのようだ。 井上ヘッドが口にした大山のコンバート案を受け、ネット上には「大山は一塁以外もある程度守れるし、一塁から動かしてそこに助っ人突っ込むのは理に適ってる」と納得の声が上がったが、それ以上に「一塁で好結果残してる大山をわざわざコンバートさせるのはどうなのか」、「ひざの故障悪化、メンタル面への悪影響とかを考えると現実的な策とはいえないのでは」と否定的なコメントが多数寄せられた。 「大山は本職は一塁ながら三塁、左翼も守れる選手ですが、阪神は現在、佐藤輝明や糸原健斗など三塁手の人員は足りていますので、コンバートするなら恐らく左翼に回ることが濃厚。ただ、大山は4月24日・ヤクルト戦で痛めた左膝がまだ治り切っていないと伝えられているため、相手打線から左翼を狙い打たれると故障が悪化するリスクも否定はできません。また、今季の大山は一塁先発時に『63試合・.248・15本・57打点』、三塁先発時に『7試合・.333・1本・4打点』、左翼先発時に『11試合・.225・3本・8打点』と一塁で最もいい成績を残しているのですが、にもかかわらずポジションを動かすと打撃成績の低下はもちろん、結果を残しているのに実績に乏しい助っ人の方を優先されたといった不満につながる可能性もあると考えているファンも散見されます」(野球ライター) リスクを考えると現実的ではないと疑問視するファンも少なくない大山のコンバート案。チームは現在セ・リーグ5位ながら、CS圏内の3位・広島まで1ゲーム差に迫っているが、主砲のコンバートは今後の戦いにどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月12日 17時45分
オリックスD1位ルーキー椋木蓮が初勝利、中日から移籍の石岡諒太が即活躍で期待される投打の競争!
【オリックス・バファローズ戦績 7.5-7.10】対 埼玉西武ライオンズ大阪・京セラドーム大阪7月5日●オリックス(宮城)4-5(松本)福岡ソフトバンク○7月6日●オリックス(ワゲスパック)4-5(平井)埼玉西武○7月7日○オリックス(椋木)6-2(今井)埼玉西武●対 千葉ロッテマリーンズ大阪・京セラドーム大阪7月8日●オリックス(山岡)1-6(二木)千葉ロッテ○兵庫・ほっともっとフィールド神戸7月9日○オリックス(山本)3-1(小島)千葉ロッテ●7月10日○オリックス(田嶋)10-1(美馬)千葉ロッテ●※カッコ内は先発投手。※83試合、40勝43敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは5.5ゲーム差。 先週のオリックスは3勝3敗の5割だったが、今後に向けて収穫の多い1週間だったと言えるだろう。 2連敗で迎えた7日の西武戦では、けがで出遅れていたドラフト1位の大卒ルーキー椋木蓮がプロ初登板、初先発で、6回を7奪三振無失点の快投を見せプロ初勝利を挙げた。 椋木は「ここに来るまでに時間が掛かったんですけど、このようにファンの皆さんの前で投げられたのが、一番よかったなと思います!ケガで遅れた分、調整もしっかりできたので、ベストなピッチングを絶対やってるぞという気持ちで今日を迎えました。試合が始まった時は緊張していなかったんですけど、前日から試合が始まるまでは、ずっと緊張していました。最初はリズムも良くなく、3人で抑えることができなかったんですけど、後半はいつも通り投げられたのでよかったと思います。無失点でいきたいという気持ちもあったので、それが結果に結びついてくれてよかったです!この調子で最後まで一軍に残れるように、そしてチームの勝利に少しでも貢献できるように頑張りたいと思います!」と力強く語った。 そんな椋木に勝利をプレゼントしたのは杉本裕太郎だった。6回に決勝点となる先制タイムリー二塁打と、7回にも貴重な追加点となるタイムリー安打を放つなど、2安打3打点の大活躍を見せた。 杉本は椋木のインタビューを聞いて「とてもほっこりしました(笑)」と笑う。「ルーキーがすごいプレッシャーの掛かる中、いいピッチングをしていたので、なんとか勝ち星を付けたいという気持ちで打席に入っていました!7回はもう少しピッチャーを楽にしてあげたいという思いで打席に入っていましたし、2塁ランナーの山足(達也)がすごく足が速くて助かりました!まだまだ打てる日と全然ダメな日の差が激しいので、もう少し安定感を出せるように頑張ります」と笑顔を見せていた。 神戸に舞台を移して行われたロッテとの2連戦。初戦はエースの山本由伸が、8回を11奪三振1失点の好投で今季9勝目を決めた。 山本は「立ち上がりから、しっかりといいボールが投げられたので、本当に勝ち切れてよかったです!ブルペンからすごく調子もよかったので、自信を持って投げられたと思います。ランナーを出す場面も多かったんですけど、なんとか粘り強く、しっかりと強いボールを投げられました。8回は1点も許せない場面だったので、若月(健矢)さんを信じて、とにかく思い切り腕を振りました!きょうは神戸のファンの方々の前でいい試合ができてよかったです!これからも頑張ります!」と語った。 さらに2日目は田嶋大樹が、7回2/3を1失点に抑え、5勝目をマーク。打線も今シーズン初の二桁得点となる10得点と爆発した。 田嶋は「最初はあたふたしてしまったんですけど、なんとか流れを持ってくることができてよかったです!しっかりと目的を持って、投げるべきボールを投げられたところがよかったと思います。きょうはクイックの方が安定していたので、これで行こうかなと思って投げていました。野手の方々にたくさん点を取っていただいて、2回以降がよかったのも野手の方々のおかげです!また次に投げる時は、チームにしっかりと貢献できるように頑張っていきたいと思います!」と試合中に修正できたことを明かしている。 また8回に第2号2ランHRを放つなど、4安打3打点と大活躍した中川圭太は「きょうはすごい、でき過ぎかなと思います。6回は後ろに(吉田)正尚さんがいるので、つなぐ意識で打席に立っていました。ホームランの手応えはよかったかなと思います!チームの雰囲気もいいと思いますし、一試合一試合を大切に、勝ちにこだわってやっています!」と語った。好調の理由はつなぐ気持ちにあるようだ。 また後藤駿太とのトレードで中日から移籍したばかりの石岡諒太が1番レフトでスタメン出場し、5回には移籍後初安打となるツーベースを放つなど2安打、守備でもファインプレーで貢献した。 ヒーローインタビューに呼ばれた石岡は「お立ち台は初めての経験なので、すごく緊張しているんですけど、移籍後初スタメンで結果が出てくれてよかったです!めっちゃ気持ちいいです!いつもやっているような感じでいこうと思っていたんですけど、試合に出るとやっぱり緊張してしまったので、そこは少し悔しいですが、でもその中で3打席目にヒットが出てくれたのでよかったです!チームはみんな気さくで積極的に話しかけてくれているので、すごくチームになじみやすいです!」と新天地に感謝。ファンに「はじめまして、石岡です!常に全力プレーをしていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」と自己紹介した。 椋木の初勝利と、石岡の加入により、投打ともに良い意味で競争が生まれるはずだ。(どら増田)
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