スポーツ
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スポーツ 2021年08月16日 17時30分
東京女子プリンセスカップ初優勝の伊藤麻希にプリプリ王者の山下実優が逆指名!10.9大田区で実現へ
東京女子プロレスが15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初優勝を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS II」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。 1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を狙っていた。試合は序盤、スタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディスラム、そしてフェンスに投げつけた。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619に行こうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして伊藤がギブアップ勝ち。伊藤が初優勝を飾っている。 退場しようとする中島の元に、自ら歩み寄って握手を求めた伊藤は「別に不幸自慢じゃないけど、ずっと踏んだり蹴ったりの人生を歩んできたわけ。アイドルをクビになったり、小顔整形しても全然小顔にならなかったり、トーナメント中に顔面骨折するし。でも、ハッピーエンドって本当にあるんだなって思った。これは、中島翔子、瑞希にとってのハッピーエンドじゃないかもしれない。でも、バッドエンドなんかなくて、それはただの物語の途中なだけであって、ハッピーエンドって絶対存在すると思う。ハッピーエンドを今すごい実感してるから」と涙のマイク。 ここで、「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」でタッグを組み、セコンドに就いていた山下がリングインすると、伊藤は「山下のこと、そんな好きじゃなかったの。でも、2021年に入って、1月4日にここでシングルマッチしたとき、何かあれから全部プロレス人生が変わったっていうか。オマエと出会って本当によかったなと思って。何かオマエに人生狂わされているんだよ、今。いい意味で。本当にいつもありがとう」と語りかけた。 山下は「このトーナメントで伊藤のことを応援していたのは、仲間としてだけじゃなくて、優勝したオマエとやりたいことがあるから。伊藤、このベルトを懸けてシングルマッチやろうよ」と王者から逆指名。伊藤が「当たり前だよ」と即答すると、山下は「(10.9)大田区総合体育館で決まり!」と闘いの場を指定した。さらに、山下は「オマエはこのベルトを懸けて闘う覚悟できてるのか?あるよな、覚悟!一緒に闘って、オマエとシングルマッチ、何度もやってきたけど、オマエに覚悟があることぐらい私が一番分かってんだよ。でもね伊藤、世界一このベルトが似合うのは私なんだよ。絶対負けないから」と言うと、伊藤とにらみ合ってリングを降りた。既にタイトルマッチに向けて、駆け引きは始まっているのだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月16日 15時45分
ロッテ・井口監督に怒りの声「データ見てないのか」 逆転負けを招いた継投策に批判が相次いでいるワケは
15日に行われたロッテ対オリックスの一戦。「5-3」でオリックスが勝利した試合の明暗を分けたのが、ロッテのプロ7年目・24歳の小野郁の投球だった。 小野は「3-2」とロッテが試合をひっくり返した直後の6回表に2番手として登板。しかし、先頭の宜保翔にいきなり二塁打を浴びると、続く福田周平にも四球で出塁を許す。さらに、宗佑磨の犠打で1死二、三塁とされた後に迎えた吉田正尚にも四球を与え、1死満塁と大ピンチを招いたところで降板となってしまった。 その後3番手として登板した田中靖洋が杉本裕太郎に2点タイムリーを浴びたことで、この日の小野は「0.1回2失点・被安打1・四球2」と散々な投球成績に。小野の乱調で逆転を許したチームは、得点を挙げられないまま敗北を喫する結果となった。 >>元ロッテ・里崎氏がプレーの解説を放棄? 試合中の脱線トークが話題に「面白いけど仕事はして」<< 逆転負けを招いた小野の乱調を受け、ネット上には「せっかく前の回に逆転したのに小野が全てを台無しにした」、「打たれた田中は悪くない、それまで独り相撲やらかした小野に全責任がある」、「首位オリックスに逆転勝ちを許した結果は重い、今後の優勝争いにも響きそうな痛恨の敗戦になるのでは」といった反応が寄せられている。 一方、「井口監督はなぜ小野をリードの状況で使ったのか」、「井口は小野の被打率のデータをまともに見てないのか?」、「井口監督は勝ってる時の小野と負けてる時の小野は別人ということを理解してほしい」と、チームを率いる井口資仁監督への批判も複数見受けられた。 「今季の小野は同点・ビハインド時は『被打率.105・与四死球2』とほとんど出塁を許していない一方、リード時は『被打率.300・与四死球6』と一転して不安定な投球となっています。他に控えていた田中(リード時被打率.500)、東妻勇輔(同.333)、フローレス(同.500)といった投手が小野以上に数字が悪いことから、井口監督はこの場面で小野を起用する決断を下したものと思われますが、裏目に出たことでファンの風当たりは強まっているようです。小野がリードの状況を苦手としている原因は不明ですが、与四死球数がビハインド時に比べて3倍と制球を乱していることから、メンタル面に原因があるのではとみる向きもあります」(野球ライター) この日の小野の乱調について、試合後に「打たれるのは仕方ないが、その後の四球とかああいうところが後々響いてくる」と苦言を呈したことが伝えられている井口監督。今後小野の起用法を再考することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月16日 11時15分
パイレーツ移籍の筒香、巨人入りの可能性もあった? 獲得諦めマイナー助っ人に切り替えたワケは
筒香嘉智選手の心は決まっていた? ドジャース傘下の3Aオクラホマシティーが筒香嘉智選手の自由契約を発表した。 その件がMLB公式サイトに記載されたのが日本時間8月15日午後3時過ぎ。日本の各メディアは古巣・DeNAに「帰還か?」と質問を浴びせたが、それから6時間ほどが経過すると、「ピッツバーグ・パイレーツへの移籍が決まった」との“追加情報”が飛び込んできたのだ。 この数時間内の「クビと復活」、「シーズン2度目の移籍」というドタバタ劇について、米国人ライターがこう説明する。 「パイレーツが筒香を獲りたいと思い、ドジャース側に働きかけたと見るべき。リリース(自由契約)にしたのは、ドジャースが見返り(交換要員)は求めませんよ、という対応でしょう」 しかし、今回の移籍劇には布石があった。 巨人の新外国人選手の獲得と、ドジャースの途中トレードである。 >>ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う<< まず、7月21日、ドジャースは優勝争いを続けるため、不足していた左打ちのスラッガーをトレードで獲得した。ブルージェイズからビリー・マッキニー外野手(左投左打)を獲ったのだが、その頃の筒香は絶好調だった。 「7月中旬から鋭い打球が増えてきました。8月の成績だけなら3Aで10試合、打率3割7分8厘、本塁打2、打点11と絶好調でした。『筒香を使うべきだ』と地元メディアも報じていました」(前出・同) 筒香の調子が上向きになっていることは、ドジャース首脳陣にも伝えられていた。同じ左打ちのスラッガーとして、筒香の昇格とマッキニーの獲得が天秤にかけられ、トレードによる外部補強に決まったわけだが、この選択によって、他球団にこんな解釈も広まった。「筒香はもう使わないようだ」と。 8月6日、巨人がレッズ傘下のマイナー選手、スコット・ハインマン外野手(右投右打)を獲得した。これについて、こんな見解も聞かれた。 「巨人の渉外担当者も筒香が『構想外』になったことは把握していたはず。交渉の余地は十分すぎるくらいあったわけです。探していたのは右打ちの外野手でしたが、無名のマイナー選手と筒香では、獲得後のインパクトが全然違います」(球界関係者) そう言えば、筒香の古巣であるDeNAの本拠地・横浜スタジアムのゲートには「待っている」と記された背番号25のポスターが貼り出されていた。「25」は筒香がつけていた背番号だ。古巣との信頼関係を象徴するようなポスターである。 「筒香はDeNA以外の日本球団ではプレーしない」と巨人は諦めていたのかもしれない。 「パイレーツは補強資金が厳しい球団です。19年オフ、筒香は2年1200万ドル(約13億2000万円)でレイズと契約しました。その高額年俸の今季分なんですが、ドジャース移籍後もレイズが負担する約束になっていました。その約束はパイレーツ移籍後も継続されます」(前出・同) 今季終了と同時に、2年契約が満了し、フリーとなる。マイナーでの好調さがホンモノなら、来季以降も米球界でプレーできそうだが、高額年俸での契約は難しい。契約満了後、DeNAが正式にオファーを出すのでは。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月16日 10時50分
千葉ロッテがZOZOマリン1000勝目まであと2勝!998勝を立ち会った谷保恵美さん「突き進んでいきましょう」
千葉ロッテマリーンズは14日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたオリックスバファローズ戦を4-2で劇的勝利したことにより、ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム時代からの92年4月7日ダイエー戦から)での通算勝利数が998勝となり、ZOZOマリンスタジアム通算1000勝まであと2勝となった。 千葉ロッテマリーンズでは、1000勝までのカウントアップ記念企画として、場内アナウンス担当31年目(川崎球場時代から)で、なんと998勝の全試合に立ち会っている谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映している。998勝達成を記念して谷保さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手(故人)が1失点完投勝利を挙げた1995年7月6日の近鉄バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム通算100勝目)だという。 この試合のハイライト動画は、翌15日に行われたオリックスバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム、17:00試合開始)の試合開始前16:10頃に球場マリンビジョンで放映され、雨の中、ZOZOマリンスタジアムに駆けつけたオールドファンを喜ばせた。 谷保さんは「ストライプユニフォーム初年度となった1995年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感溢れる投球で近鉄打線を2安打に抑えて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットに収まるイイ音は、今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中で、どのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とZOZOマリンスタジアム1000勝目に立ち会うだけではなく、リーグ優勝への弾みにしたい思いを明らかにしている。 ロッテは15日の試合でオリックスに敗れたため、ZOZOマリンスタジアム1000勝へのマジックは「2」のままだが、17日からの埼玉西武ライオンズとの3連戦で突破したいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月13日 17時00分
楽天・田中、MLB時代のクセが抜けていない? 負け越し原因を経験者・藤川氏が指摘、被打率の低さから疑問も
野球解説者の藤川球児氏(元阪神他)が4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で藤川氏は、NPBとMLBの打者の違いをテーマにトーク。MLB打者の打撃フォームの特色や、MLBで通用すると思う現役のNPB打者について語った。 その中で、藤川氏は今季から8年ぶりにNPB・楽天でプレーしている田中将大について言及。田中は7月14日の前半戦終了時点では「13登板・4勝5敗・防御率2.86」と負け越しているが、藤川氏は「ちょっとデータで気になるところがあって。(それは)田中投手のストレート投球割合」と、田中のストレート比率に少し引っかかる点があることを明かした。 >>侍ジャパン・田中、強化試合勝利後のコメントに驚きの声「自己評価低すぎ」 1安打無失点投球もお立ち台で不満げだったワケは<< 今季のNPBでは先発投手のストレート比率はおおよそ45%というが、田中は28%ほどにとどまっているという藤川氏。「NPBの打者たちは変化球に慣れてるというか、(MLB打者に比べて)タイミングの取り方が大きいので反応できるんですよね」と、変化球に強いNPB打者相手に変化球勝負をしていることが成績に響いているのではと推測した。 さらに、藤川氏は田中の投球が変化球中心となっている理由について「(MLBは)30球団あるので、ほとんど同じチームと対戦しないんですよ」、「だからみんな(打者は)圧倒的にストレートを待ちます、だから(投手は)投球割合は変化球中心になる」ともコメント。打者は対戦機会・データの少なさからストレートを待ち、投手はそれを逆手にとって変化球を多用するMLBに長らく身を置いていた影響なのではと指摘した。 藤川氏の発言を受け、ネット上には「確かに直球よりはスライダーとかスプリットを多めに投げてる印象はある」、「MLBは球団数多いから変化球が多用されがちっていうのは興味深いな」、「じゃあ田中はMLB時代のスタイルからまだ抜け出せてないってことなのか?」といった反応が寄せられている。 一方、「マー君は直球も変化球もそんなに被打率変わらないから、変化球の多用が勝ち星伸び悩んでる理由とは言えなくないか?」、「防御率は2点台だし、変化球攻めが悪いとは一概には言えないのでは」、「変化球云々の前に援護が少な過ぎる方が問題だろ」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の田中の投球割合はストレートが約28%、変化球が約72%と全投球の約4分の3が変化球。パ・リーグの先発陣を見ても、ストレートの割合が30%を切っているのは他に4名ほどしかいません。ただ、田中は被打率ではストレートが『.238』、変化球が『.213』とそこまで大きな差は生じておらず、防御率も規定未到達ながら2点台と悪くはありません。そのため、勝ち星が伸び悩んでいる原因は変化球以外の部分にあるのではと考えているファンは少なからずいるようです。また、田中がチームの先発陣でワーストの援護率(2.52)となっていることから、田中が勝てないのは野手陣の責任が大きいとする意見も散見されます」(野球ライター) 今季年俸が球界史上最高額の9億円(推定)であることから、一部では「このままだとただの不良債権」という声も挙がっている田中。来たる後半戦でどのように数字を盛り返していくのかは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCz7tOXB0x7yfESq6WPkA11g
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スポーツ 2021年08月12日 11時00分
球団40年ぶりの快挙、史上最年少がかかる選手も? プロ野球後半戦、球史に残る記録ラッシュに期待
東京五輪(7月21日~8月8日)開催に伴い、7月14日を最後に一時中断していた今季のプロ野球。約1カ月の中断期間を経て、8月13日からいよいよシーズンが再開する。 前半戦終了時点ではセ・リーグは阪神、パ・リーグはオリックスが首位に立っている。この両チームがこのまま優勝を果たすのか、それとも2位以下のチームが巻き返してくるのかが焦点となる中、大記録を達成できるか注目されている選手がいる。 >>巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か<< 今季開幕前から大きな期待がかかっているのが、西武のプロ20年目・37歳の栗山巧の通算2000本安打。栗山は当時プロ3年目・21歳だった2004年9月24日・近鉄戦でプロ初安打を記録すると、そこから昨季までに1926安打をマーク。今季も前半戦で59本の安打を積み上げ、通算2000本に残り15本まで迫っている。 前半戦の栗山は1試合あたり約0.92本のペースで安打を記録しているため、後半戦も同ペースと仮定すると8月31日からの対ロッテ2連戦中に2000本に到達する見込みとなる。西武所属選手が2000本安打を達成したのは1983年9月18日・ロッテ戦での山崎裕之氏(現野球解説者)が最後だが、栗山は故障などがなければ後半戦の序盤で球団約40年ぶりの快挙を実現させるだろう。 プロ野球史上最年少記録となる可能性があるのが、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人の通算400二塁打。当時プロ2年目・19歳の2008年4月1日・中日戦でプロ初二塁打をマークした坂本は、それから昨季までに通算376二塁打を記録。今季前半戦では13本を上積みし記録まで残り11本としている。 現在の通算400二塁打の史上最年少記録は榎本喜八さん(元毎日他)、立浪和義氏(元中日/現野球解説者)が保持する33歳10カ月。坂本は現在32歳8カ月のため今季後半戦、もしくは来季中に400二塁打に到達すれば新記録樹立となるが、前半戦で13本を放っていることを考えると今季後半戦中に歴史を塗り替えることが濃厚といえそうだ。 日本ハムのプロ14年目・36歳の宮西尚生は、昨季まで続けているシーズン50登板記録の更新が後半戦にかかっている。宮西は当時プロ1年目・23歳だった2008年に50試合に登板すると、翌年以降も50登板以上をキープし昨季までに13年連続シーズン50登板を達成。この記録は岩瀬仁紀氏(元中日)が保持するプロ野球記録・15年連続50登板(1999-2013)に次ぐ史上2位の記録となっている。 今季の宮西は防御率「5.82」と不調で、前半戦終了時点では24登板にとどまっている。後半戦のチームの試合数は62試合となっているが、果たして26登板を積み上げ記録を維持することはできるのだろうか。 長らくチームの主力を担い続け、大記録達成に迫っているこの3名。両リーグの優勝争いとともに、彼らの記録の行方に注目してみるのも面白いかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月11日 11時00分
阪神ファンの痛烈批判に「ドタマかちわったろうか」とブチ切れ? 元阪神・片岡氏が告白、株主総会で起こった悲劇に反響
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両名はシーズン中のコーチの配置転換をテーマにトーク。今季の巨人が5月24日、7月19日の2回にわたりコーチ陣をシャッフルしていることへの見解や、コーチの入れ替えが選手に及ぼす影響などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、片岡氏は阪神打撃コーチ時代(2010-2012,2016-2018)に球団外部からの批判に激怒したことがあるという話を明かす。片岡氏によると、阪神はチーム状態が悪いとすぐにコーチへの風当たりが強まる球団だったといい、直接的・間接的かは触れなかったが自身も球団外の人々から「二軍に落とせ」という批判を幾度となく受けたとのこと。ただ、「結果が出なかったらもちろん責任と取らなきゃいけないのがコーチだし、それ(外野の批判)はもう仕方ないこと」と、ほとんどの批判や苦言は甘んじて受け入れていたという。 ただ、ある年に球団の親会社・阪急阪神ホールディングスの株主総会で挙がった自身への批判には思わず激怒したとのこと。批判の詳細は明かさなかったが、聞いた瞬間に「ドタマかち割ったろうかなホンマ」と怒りが瞬時に沸点に達するような内容だったと語った。 片岡氏の発言を受け、ネット上には「阪神は外野の雑音が酷いっていうのはなんかイメージ通りだな」、「何かにつけてすぐ叩かれる環境でよく計6年間もコーチできたな」、「総会で何を言われたのかは知らんが、ドタマかちわるは怖すぎだろ(笑)」といった反応が寄せられている。 一方、「その株主総会って金本政権1年目の時のだろ、実績無い奴が何でコーチやってんだ的な」、「当時はあまりにも失礼過ぎると思ったけど本人もブチ切れてたのか」、「あの時の片岡批判はファンの中でも意見が分かれてたような記憶がある」と、具体的な日時や内容を推測するコメントも複数挙がった。 「片岡氏は第2次コーチ時代の2016年6月14日に行われた親会社の株主総会で、ある株主から『なぜバッティングコーチが片岡なのか? あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている』と名指しで解任を求められたことが伝えられています。現役・阪神時代(2002-2006)の成績が『376試合・.242・28本・122打点』にとどまった片岡氏に、総会時点でチームがリーグ5位に沈んでいた責任を求めた株主の言い草は当時のファンの間でも『チームが勝ててない以上片岡にも責任はある』、『実績と指導力は関係ないだろ』と賛否を呼びました。そのため、今回片岡氏が挙げた株主総会は2016年の会を指しているのではないかと推測しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 例年阪神関連の質問が多数飛び出すことで有名な阪急阪神ホールディングスの株主総会。物言う株主たちに気苦労を感じていたのは、もしかすると片岡氏だけではないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年08月09日 12時20分
張本氏、大谷翔平への評価が手のひら返し? 異例の大絶賛に変わったきっかけは
2021年、メジャーリーグで本塁打を量産し続けるエンゼルス・大谷翔平。彼に最も苦言を呈しているといっても過言ではない人物が『サンデーモーニング』(TBS系)でコメンテーターを務める張本勲氏だ。 同氏は今年2月のスプリングキャンプ時にも、大谷の身体や動きを見て、「全力でやってないからね。投げる方も、全力で投げてないから怪我が心配。毎年毎週言ってるでしょ、ちょっと練習不足でね、下半身をもっと鍛えてもらいたい」と発言し、下半身を鍛えるよう進言していた。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< また、打撃フォームについても、「重心となるような足が動く」と話し、「このままでは打てない」という見方を示す。そして、「自己管理と練習方法が大事」とし、「頑張ってもらいたい」とエールを送っていたのだ。 厳しい見方は開幕後も続き、大谷が4月に1号ホームランを放った際にも、ノーステップ打法について、「必ず打てなくなる。今のままでは」と発言し、辛口評論を続け、猛批判を浴びていた。 ところが5月に入り、ホームランを量産する大谷を見た張本氏は「今のバッティングの形を崩さないで」「下半身が安定しているから、球が拾える」と異例の大絶賛を行う。 そして、「巨人の岡本とか、ハムの中田はこれをよく見て」と日本の選手に手本にするよう進言する場面も。大谷がアメリカンリーグのホームラン王争いでトップに立つ頃には「バッターでも行けるなあ、ホームラン王ぐらい考えても良い」「希望を持たせてくれるなあ」と喜ぶ。7月には、「最近は毎朝、大谷の活躍がもう、楽しい」と手放しに褒め、批判は一切聞こえなくなった。 大谷がオールスターゲームに出場した後の放送では「ホームラン王を取ってもらいたいのよ。ホームラン王になってくれたら、感染対策をして、銀座を2、3軒貸し切りたいわな」と話す。すっかりファンになってしまったようだった。 活躍とともに発言や理論を修正してきた感のある張本氏。ホームラン王を争う大谷の活躍が変えさせたのだろうが、一部視聴者から「ブレ」を指摘する人もいる。アメリカでも絶賛される大谷の活躍は、辛口評論の張本氏の態度も、変えさせてしまったのだ。
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スポーツ 2021年08月09日 11時00分
新横綱・照ノ富士は「9月場所出なくていい」? 前代未聞の休場待望論が浮上、問題視される前場所での不安要素とは
9月12~26日にかけ開催が予定されている大相撲9月場所。同場所での戦いぶりに最も注目が集まるのが、7月場所(同月4~18日)後に第73代横綱へ昇進した29歳の照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)だ。 照ノ富士は当時19歳の2011年5月場所で初土俵、4年後の2015年5月場所後には同23歳で大関昇進と当初はスピード出世していたが、同年9月場所で右ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負う。さらに、同25歳の2017年7月場所では左ひざ半月板も損傷すると、その後は糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しめられ、同27歳の2019年3月場所前には序二段まで番付を落としていた。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< しかし、照ノ富士は同場所から7場所連続勝ち越しを決めると、14場所ぶりに幕内に復帰した同28歳の2020年7月場所では自身2度目の優勝(13勝2敗)を果たす復活劇を見せる。29歳になって迎えた今年も2021年3月場所(12勝3敗)、同5月場所(12勝3敗)を連覇するなど勢いは衰えないまま、綱取りがかかった7月場所に「14勝1敗」と優勝次点の成績を残したことで横綱昇進を実現させた。 序二段に落ちたころには「もう終わった力士」と見限るファンも少なくなかったが、そこから奇跡的なV字回復を見せた照ノ富士。新横綱として迎える9月場所での優勝への期待も高まりつつあるが、一方で一部ファンからは「9月場所出なくていいから、その間に改めて調子を整えてほしい」、「横綱は休んでも番付が落ちないから、一度休場を挟んでコンディションを整えるのもアリなのでは」と、9月場所の休場を勧める声が挙がっている。 平成以降の角界では照ノ富士より前に横綱昇進を果たした力士が10名いるが、その中で新横綱場所を休場(途中休場含む)した力士は1人もいない。仮に照ノ富士が休場すれば平成以降で初のケースとして物議を醸すことは避けられなさそうだが、それでも休場待望論が浮上しているのはなぜなのか。 「一部ファンが休場を求めている背景には、照ノ富士のひざの状態が関係しているものと思われます。照ノ富士は7月場所で『14勝1敗』と素晴らしい成績を残しましたが、その両ひざには常にテーピングが何重にも巻かれていました。また、場所後に行われた伝達式でも正座をする際にお尻を浮かし、なるべくひざを曲げない体勢をとるなど、状態が思わしくないようなそぶりを見せています。そのため、このまま9月場所に出ると再起不能な故障につながるリスクがあるのではと懸念されているようです。また、照ノ富士の1つ前に横綱昇進を果たした稀勢の里(現荒磯親方)が、新横綱場所で致命的な怪我を負い土俵人生を狂わせてしまったことも理由の1つになっているかもしれません」(相撲ライター) 2017年1月場所後に第72代横綱に昇進した稀勢の里は翌3月場所を「13勝2敗」で制覇したが、13日目の日馬富士戦で左胸付近に故障が発生。後に左大胸筋断裂と判明したこの故障により、翌5月場所から2018年7月場所まで8場所連続休場(途中休場含む/歴代横綱ワースト)を強いられた末、2019年1月場所で引退と最後まで復活は果たせなかった。新横綱場所を機に現役生活が暗転した稀勢の里の悲劇も、もしかすると休場待望論の一因になっているのかもしれない。 ここまで挫折を味わった分、横綱の地位では息長く活躍してほしいと願うファンも多い照ノ富士。場所開催まではまだ時間があるが、今後の動向にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月08日 12時10分
オリンピックメダリストの森末慎二、現在は宮古島に移住? 地元の食材を使った飲食店も経営
東京オリンピックが開催され、数々の種目で日本人が金メダルを獲得しているが、体操男子個人総合では、19歳の橋本大輝選手がこの種目で最年少で金メダルに輝き注目された。過去のオリンピックでの体操競技においては、1984年のロサンゼルスオリンピックで、鉄棒決勝で10点満点を叩き出し、金メダルを獲得した森末慎二がいる。森末は同オリンピックで、跳馬で銀メダル、体操団体では銅メダルを獲得して日本中を沸かせたが、翌年には引退してテレビタレントとして活躍することとなった。タレントに転身してからは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)など、多くのバラエティ番組に出演したが、最近はあまりテレビで見かけることはない。森末は今、何をしているのだろうか。 >>五輪メダリストの池谷幸雄は今、 鍼灸接骨院の運営も 講演では子どもたちにメダルを触らせるサービス<< 「森末さんは、現在はタレント業をセーブして、宮古島に拠点を移しているそうです。老後は宮古島でゆったりと過ごしたいとの思いから、宮古島に900坪の土地を購入し、大きな家を建てて暮らしています。宮古島に決めたのは、もともと沖縄が好きだということもあったのですが、タレント業から逃げたかったというのも理由の一つだそうです。妻は東京での仕事があるので、宮古島に来て一緒に時間を過ごすのは夏と冬の休暇の時だけと言いますが、お互いの生活を尊重しながら仲良くやっているようです」(芸能記者) 宮古島では新しいビジネスも始めている。 「宮古島では、宮古島産の車海老を使った天丼店を経営しています。コロナ禍で苦しい時期もあったのですが、今は、夜も開けるなど形態を変えて、なんとか営業しているそうですよ。とは言え、売り上げがそこまでいいわけではなく、赤字が出ない程度だと言います」(前出・同) コロナ禍では、店の経営が傾いたほかにも辛い思いもしたようだ。 「宮古島を生活の拠点としているものの、仕事があると飛行機で東京に行くこともあるそうです。しかし、コロナ禍で東京の感染者が多かった時期には、仕事で東京へ行き、仕事が終わって宮古島に戻ると、島人に『島の人を殺す気だね』なとど言われ、殺人者のような扱いを受けたそうです。厳しい時期もあったようですね」(前出・同) 自身のInstagramでは、東京オリンピックに関する投稿もしており、体操の橋本大輝選手が金メダルを獲得した際は「これからまた体操日本が続くぞ」と選手たちを称えていた。体操への熱はいまだに冷めてはいないものの、オリンピック選手、タレントを経験し、今はこぢんまりと自分に合った生活をしているようだ。記事内の引用について森末慎二の公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/morisue_shinji/
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