スポーツ
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スポーツ 2021年11月15日 17時00分
ロッテ・吉井コーチ、今季限りの退団を匂わせ?「3年間楽しかった」ブログ内容が物議、他コーチとの入れ替え説も浮上
2019年からロッテで一軍投手コーチを務め、プロ2年目・20歳の佐々木朗希の育成などに尽力している吉井理人コーチ。14日に自身の公式ブログに投稿した内容がネット上で物議を醸している。 >>元ロッテ・里崎氏が古巣バッテリーに苦言「打席を見てたのか」 敗戦を招いた配球を問題視、首脳陣への責任追及を求める声も<< 吉井コーチはこの日のブログで、ロッテがクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦で「0勝3敗1分」(オリックス側のアドバンテージ1勝を含む)で敗退した旨を報告。「選手達は頑張ってくれたのですが、プレーオフを勝ち抜くにはまだまだ身につけなければいけないことがたくさんありそうです」と悔しさをにじませた。 問題となっているのは直後に続く文章。吉井コーチは「個人的には、この3年間、若い投手達が良い成長を見せてくれ、めっちゃ楽しかったし、コーチとしてもたくさん勉強になりました。選手一人ひとりに、ありがとうと言いたいです」と、3年間のコーチ生活を総括するような文章を投稿した。 吉井コーチの投稿を受け、ネット上には「なんか気になる文面だな、もしかして今季で辞めるのか?」、「『この3年間』ってところがどうも引っかかるな、来年も続けるならこんなことは書かないだろうし」、「まだニュースとかは出てないけど、この投稿見る限りでは退団の流れになってるっぽいな」と退団を予想する声が寄せられている。 同時に、「仮に退団なら何が原因なのか、チーム防御率が今一つだからか」、「3年間で出した結果に本人が納得せずに自ら退団を申し出た説はない?」、「日本ハム時代のように監督と揉めたって可能性も考えられるな」と、退団説の背景を推測するコメントも多数挙がった。 「2019年から吉井コーチが一軍投手コーチを務めているロッテは、同年から今季までのチーム防御率が『3.90』(リーグ4位)、『3.81』(同2位)、『3.67』(同5位)と、数字自体は改善傾向にあるもののリーグ内順位は右肩上がりというわけではありません。そのため、この結果に吉井コーチが責任を感じた、あるいは球団側が投手運用の手腕に疑問を抱いたことで退団の流れになっているのではとみているファンも少なくないようです。また、吉井コーチには第一次日本ハムコーチ時代(2008-2012)に、投手運用を巡り栗山英樹監督(当時)と対立したことが原因でチームを退団した過去があることから、井口資仁監督ともめたのではという意見も見られますね。なお、一部ファンの間では井口監督と大学時代の同級生という間柄のソフトバンク・倉野信次コーチが10月28日を発表したことを引き合いに、仮に吉井コーチが退団なら入れ替わる形で倉野コーチが入閣するのではという見方も浮上しています」(野球ライター) 15日午後3時時点で、去就についての報道は特に伝えられていない吉井コーチ。ファンの予想通りに退団となるのか、それとも来季も引き続きロッテで指導に当たるのかは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について吉井理人コーチの公式ブログよりhttps://ameblo.jp/yoshii81/
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スポーツ 2021年11月15日 11時20分
大谷翔平と菊池雄星が来季同じチームに?「キクチは獲得しないのか」エンゼルスGMの決断に現地メディアも注目か
エンゼルスの大谷翔平選手を巡る野球環境が大きく変わろうとしている。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 11日、米球界ではゼネラルマネ―ジャー(以下=GM)会議が終了した。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMもそれに出席し、低迷したチームを再建するため、投打の補強に乗り出しているが、こんな質問を受けた。 「キクチは獲得しないのか?」 マリナーズとの契約延長を選択せず、フリーエージェント(以下=FA)となった菊池雄星投手のことだ。 花巻高の先輩後輩にあたる大谷と菊池がエンゼルスで合体。こういう質問は日本メディアの方が得意なのだが…。 「菊池は『4年契約』の“最終年”となりました。ちょっと複雑な契約をマリナーズと結んでおり、マリナーズが菊池に『残ってくれ』ともし出た場合と、菊池がマリナーズに『残りたい』と言った場合では次年度の年俸額が異なるんです。マリナーズ、菊池とも残留を口にせず、菊池は新天地を求めることとなりました」(米国人ライター) 後輩・大谷のいるエンゼルスへの移籍を前提とした退団ではないのだ。 それでも、米メディアが「エンゼルスの菊池獲得の可能性」を疑っているのは、2人の関係性だけが理由ではないようだ。 「エンゼルスは大物選手との交渉で苦戦しています。まだ始まったばかりなので、どうなるか分かりませんが」(前出・同) 今オフの米FA市場だが、投手ではア・リーグ最優秀防御率賞のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞の最終候補にも選ばれたロビー・レイ(左投手)、レッドソックスからFAとなった好左腕、エドゥアルド・ロドリゲスらが注目されている。これに対し、ミナシアンGMは「とにかくアウトを奪うことが必要だ。右投手、左投手、両方…」と答えていた。 “本命”を明かさないためにこういう言い方をしたのかもしれないが、「交渉がうまく行っていない」と見る米メディアは少なくなかった。 「菊池は97マイル(約156キロ)を投げられます。左投手でこれだけのスピードボールを投げられるのは、ごくわずか。成績はイマイチでも、それはマリナーズにも理由があって、環境を変えてやればもっと勝てると見る声もあります。レイ、ロドリゲスなどの大物との交渉に失敗した球団は、次に菊池獲得を狙うと予想されています」(現地関係者) 菊池に近いNPB関係者によれば、先発ローテーションの確約が彼の移籍先に求める条件だという。 投手のコマ不足に悩むエンゼルスなら、その条件はクリアされるが、菊地自身にも行きたい球団がほかにあるのかもしれない。 「MLBと同選手会が新しい労使協定を結ぶ話し合いもまもなく本格化します。ナ・リーグもア・リーグに倣って、来季からDH制を導入する方向です」(前出・同) 大谷はア・リーグDH部門でシルバースラッガー賞に選ばれている。ナ・リーグもDH制を採用するとなれば、大谷を欲しいと思う球団はさらに増える。 ミナシアンGMの補強交渉が遅々として進まないのは、来季で満了となる大谷の去就に関する質問が殺到しているからでは? 来季は「外野手でもスタメン出場する」との情報もある。菊池が投げ、大谷が攻守でそれをサポートする――。そんな試合が見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月15日 11時15分
日本シリーズ進出!オリックス中嶋監督「短期決戦で、あまり後に響かないように行こうと思った」
パ・リーグ、クライマックスシリーズのファイナルステージ第3戦が12日、京セラドーム大阪で行われた。初戦からの連勝で王手をかけたオリックスは山崎颯一郎、ロッテは岩下大輝が先発。 山崎颯は150キロを超えるストレートに、スライダーやカーブを操っていたが、3回一死二、三塁から中村奨吾に犠牲フライを打たれて先制を許し、レアードに四球を与えるとベンチは山崎颯を諦める。先発2回2/3を投げ、被安打4、失点1の内容でマウンドを降りることになったが、「少し力みもあったかもしれませんが、なんとか期待に応える投球がしたかったですし、毎回ランナーを出してしまったり、先制を許してしまったりと、流れを作れなかったことが悔しいです」と悔しさを滲ませていた。 打線はなかなか岩下を捕まえられなかったが、6回一死から福田周平がライト前へ運ぶと、続く宗佑磨が「後ろにはマサ(吉田正尚)さんがいましたし、なんとかランナーを進めて、塁に置いた状態で回そうと思っていたので、最高の結果になってくれてめちゃくちゃうれしいです!」とライトスタンドへ1号2ランを放ち逆転に成功する。 その直後の7回から海田智行が4番手として登板するが、先頭のマーティンにセンターへ運ばれると、吉田凌にスイッチ。吉田凌はエチェバリアをレフトフライに打ち取るが、一塁ランナーのマーティンが二塁へタッチアップの好走塁。続く藤岡裕大は三振に斬るも、柿沼友哉の代打、佐藤都志也がセンター前に運び同点に追いつかれると、8回にはヒギンスが中村奨吾にレフトスタンドに運ばれ勝ち越しを許す。 この日の日本シリーズ進出が危うくなって来た中、チームは諦めなかった。最終回、先頭のT-岡田がライト前に運ぶと、安達了一がバスターに成功。ロッテの守護神、益田直也から無死一、二塁のチャンスを作ると、途中出場の小田裕也がバスターを強行。球はライト戦へ転がり、二塁の代走で出ていた山足達也がホームイン。オリックスはこの試合、引き分け以上で日本シリーズ進出が決まるため、これが同点サヨナラ二塁打になり、オリックスがクライマックスシリーズ優勝。日本シリーズ進出を決めた。 優勝インタビューを受けた中嶋聡監督は「選手を信じて、繋がることを頭に入れながら、最高の結果になりまして良かったです。皆さんが持っている、『全員で勝つ!!』というタオルのごとく、ありがとうございます。短期決戦で、あまり後に響かないように行こうと思いました。繋ぎで行こうと思いました。本当に最後の、今日の最後みたいに、絶対にあきらめない形が、すごく出来ていると思います」と珍しく興奮しながらコメント。 最後に「優勝しました!そして、日本シリーズも決めました!後はもう、その先まで行きたいです!」とファンに日本一を約束すると、「頑張ってきます。スタートがここですので、まずここ(京セラ)で勝って、帰って来れないようにしたいですけど、(第6、7戦のほっともっと)神戸で決めたい気持ちもありますので。なんとか、全員でやって行きます」と語り、18006人の今季最多となる大観衆から拍手喝采を浴びて、セレモニー終了後、予定にはなかった胴上げが行われた。 オリックスは20日からセ・リーグ覇者のヤクルトと日本シリーズを開催。4勝した方が日本一となる。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月14日 11時00分
楽天・石井監督、FA見合わせ報道に思わぬ憶測?「そっちに金使うつもりか」 育成重視の裏で助っ人陣整備を画策か
7日のクライマックスシリーズ(CS)敗退で今季全日程を終了しオフシーズンに入った楽天。11日、石井一久監督が今オフのFA市場に参戦しない旨を語ったと複数メディアが報じた。 >>楽天・石井監督、助っ人の痛恨ミスにブチ切れ?「表情に出てました」球界OBが指摘、「後の流れも酷かった」とファンも呆れ<< 2018年オフに浅村栄斗(前西武)、2019年オフに鈴木大地(前ロッテ)をFA獲得するも、昨オフはFA選手を獲得しなかった楽天。報道によると、10日に取材に応じた石井監督は「常にFA選手へアンテナは張っているけど、そこの部分をしなくていい時期にチームのフェーズが入った」と、今オフもFA補強に乗り出さない意向を口にしたという。 今季の楽天は「66勝62敗15分」でリーグ3位とAクラス入りを果たすも、25年ぶりの優勝を飾ったオリックスには5.5ゲーム及ばず。しかし、投手ではプロ1年目・23歳の早川隆久(9勝7敗・防御率3.86)や5年目・24歳の西口直人(5勝2敗3ホールド・防御率3.28)、野手では4年目・25歳の山崎剛(.256・4本・24打点)や3年目・24歳の渡邊佳明(.273・1本・7打点)など複数の若手の台頭も目立った。 石井監督の発言を受け、ネット上には「活きのいい若手が何人か出てきてるしFAに手を出さないのは賛成」、「目先の結果を求めた補強よりも、若手育成を重視した方が将来的にはプラスになると思う」、「補強ポイントドンピシャで何としてもほしいっていう選手がいない限りはこの方針でいいんじゃないか」と納得の声が寄せられている。 一方、「FA参戦しないのは助っ人補強に資金を回すためか?」、「今季の助っ人陣まあ酷かったから、そっちのテコ入れに全力注ぎたい意向もあるのかな」、「今外国人はブセニッツしかいないから、新助っ人補強にカネ使いたい考えだとしても不思議ではないな」と、助っ人補強に資金を投入したい思惑もあるのではという見方も多数挙がった。 「今季の楽天はブセニッツ、コンリー、ディクソン、カスティーヨの助っ人4名体制でシーズンを迎えましたが、5月にコンリーが来日の見通しが立たないことを理由に契約解除。さらに、CS敗退が決まった7日にはディクソン、カスティーヨも成績不振による退団が決定したため、支配下助っ人は現時点でブセニッツ1名のみと補強が急務の状況となっています。楽天は9日に今季までシアトル・マリナーズに所属したマルモレホスの獲得に動いていることが伝えられていますが、石井監督はこうした助っ人補強に注力するためにFA参戦を控えたのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 阪神のマルテやサンズ、ロッテ・レアードなど去就未定の他球団助っ人も複数いる今オフ。FA参戦しない方針を打ち出した石井監督が今後どのような動きを見せるかは注目の的となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月13日 17時30分
巨人・高橋、チーム最多勝も課題は山積か 首脳陣にも責任アリ? ポストシーズンでも目立った不安要素とは
今季のチーム最多勝投手の奮起は見られるだろうか。 巨人の高橋優貴は、シーズン序盤は先発の柱として目覚ましい活躍を見せ、チームを牽引した。期待されながらも、負傷で長期戦線離脱を余儀なくされた昨年の鬱憤を晴らすように、今季は序盤から先発ローテに定着し、白星を積み上げ、最終的にチームトップとなる11勝を記録している。 昨年、さらにルーキー時の一昨年と日本シリーズにも登板、2年続けての屈辱や悔しさを十分なほど味わった一人であるだけに、プロ3年目、24歳の高橋にまだまだ課せられる役割は多い。 今シーズンは初登板となった4月1日の対中日戦から実に5連勝、7月までに9勝を挙げるなど、潜在能力を存分に発揮した前半戦となった。オールスターにも初出場、初戦の先発も務めている。 しかし、全体を通して振り返ると、やはり不本意なシーズンを送ったという印象が強い。 シーズン後半、ジャイアンツは台所事情により、先発陣を固定した上で中4・5日フル回転へ方針転換したが、その結果として夏以降失速した大きな原因だと言われた。 そして、終盤を待たずして息切れとなったチームと共に、高橋も白星から遠ざかることに。 首位争いが三つ巴となり迎えた9月、チームは首位争いから脱落、見る見るうちに上位2球団から置いていかれるほどに、チーム状態は下降線をたどった。同じ様に高橋の成績も低迷し、9月からシーズン終了までに8回の先発登板で僅かに1勝、喫した黒星は6個を数えた。 物議を醸したベンチワークもさることながら、9月以降の不振は高橋自身のスタミナ不足による部分も大きかった気がしてならない。これまでプロキャリアにおいて、完投で投げ終えた経験はまだない。試合を最後まで任せられる信頼とともに、身につけていかなければならないスキルは少なくないだろう。 11月7日のクライマックスシリーズ第2戦。前日の初戦を勝利した巨人は、一気にファイナルステージ進出を決定させるべく、背番号47に先発マウンドを託した。しかし、先頭打者に安打を許すなど初回からリズムに乗れず、2回に失点を許し、早々に交代を告げられている。 チームは2戦目も勝利しセ覇者のヤクルトへの挑戦権を掴んだものの、迎えたファイナルは「0勝3敗1分」(ヤクルト側のアドバンテージ1勝を含む)で敗退。不本意な内容のままポストシーズンを終えた高橋は来季巻き返しを見せることができるだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年11月13日 11時00分
日本ハム・新庄新監督、大成のきっかけは立浪新監督? “ポジションシャッフル”の背景にある若手時代の経験とは
8日からチームの秋季キャンプを視察している日本ハム・新庄剛志新監督。10日、野手陣のポジションをシャッフルして練習を行わせたことを複数メディアが報じた。 >>日本ハム・新庄新監督のダイエット指令、ファンから不満? 清宮に苦言も「あんまり意味無いぞ」の指摘<< 報道によると、新庄新監督は視察最終日となったこの日、午前のシートノックで野手陣のポジションをシャッフル。球界のキャンプでは野手陣が一斉に本職以外の守備位置でノックを受けることは珍しいが、新庄新監督は「俺も内野をやって、ずっと外野をやっていたら一軍に上がれなかった」と自身の経験を踏まえた取り組みであることを明かしたという。 新庄新監督は現役時代に阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーし「1714試合・.252・225本・816打点・1524安打」といった通算成績をマークした外野手だが、頭角を現したのは当時プロ3年目・20歳だった1992年シーズン。1990年シーズン中に外野手から内野手に転向していた新庄新監督は故障離脱した正三塁手・オマリーの代役として、1992年5月26日・横浜大洋(現DeNA)戦に「7番・三塁」でスタメン出場。第1打席でいきなり本塁打を放ったことを機に一軍に定着している。 新庄新監督のポジションシャッフルを受け、ネット上には「確かに新庄も本職じゃない遊撃から成り上がっていったな」、「自分が複数ポジション守ってチャンスを掴んでるから説得力がある」、「20年以上前の経験が今に繋がってると思うと感慨深いな」と現役当時を思い返す声が寄せられている。 同時に、「新庄がポジション動いたのは確か立浪がきっかけなんだよね」、「新庄のブレークの裏に立浪新監督の存在があることを知ってるファンももう少ないんだろうな」、「立浪の守備を見て転向決めたのは今考えると大正解だった」と中日・立浪和義新監督を絡めたコメントも数多く挙がっている。 「新庄新監督は二軍で『.074・0本・0打点』と鳴かず飛ばずだった当時プロ1年目・18歳の1990年終盤に外野から遊撃に転向していますが、当時の報道では同3年目・20歳だった立浪新監督の遊撃守備を目の当たりにしたことをきっかけに遊撃転向をコーチに直訴したと伝えられています。このコンバートで起用の幅が広がった影響もあったのか、新庄新監督は翌1991年終盤に正遊撃手・平田勝男(現阪神二軍監督)の離脱に伴い初めて一軍昇格・出場を果たすと、翌1992年からは本格的に一軍に定着しています」(野球ライター) 立浪新監督のプレーをきっかけに飛躍を果たした若き日の新庄新監督。くしくも同じタイミングで監督に就任したこの秋、自身とは形は違うが現チームの選手たちにもブレークにつながるきっかけを与えようとしているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月12日 20時30分
ソフトB・リチャードが小久保二軍監督に造反? 秋季キャンプでの問題行動が物議、「舐めてもいいと思ってるのか」呆れ声も
1日に一軍ヘッドコーチから二軍監督への配置転換が発表され、4日からスタートした秋季キャンプでは若手選手に打撃指導を行っているソフトバンク・小久保裕紀二軍監督。12日に伝えられた、プロ4年目・22歳のリチャードについての暴露話がネット上で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督、小久保ヘッドから尻を叩かれる場面映る「怒られてるのか?」 序列無視の異例行動、愛弟子への仕打ちに激怒?<< 報道によると、秋季キャンプではリチャードにプレー面だけでなく、「人よりも早く動く」、「メモを取る」といった素行面も指導しているという小久保二軍監督。しかし、11日に応じた取材の中では「昨日は呼んでもないミーティングに遅れてきて、メモも持ってこなかった。今日来るはずだったのに、昨日来て」と、リチャードが出席予定のなかった10日のミーティングになぜか遅刻して現れた上、メモも持ってきていなかったという話を笑い交じりに明かしたという。 今季のリチャードは9月に自身初の一軍昇格を果たすと、そこからシーズン終了まで一軍に帯同し7本塁打をマーク。秋季キャンプでは藤本博史新監督から、プロ8年目・26歳の上林誠知と共に強化指定選手に位置づけられるなど大きな期待をかけられている。 小久保二軍監督の暴露を受け、ネット上には「おいおい、小久保に言われてること何も守れてないじゃないか」、「日時間違えるだけならまだしも、遅刻してメモも忘れるのではさすがにマズすぎでは?」、「小久保が笑い話にしてくれてよかったな、普通なら『俺を馬鹿にしてるのか!』って激怒されてもおかしくないぞ」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「山川に呆れられてた頃から全く性格が変わってないようでこの先も不安」、「人の話をちゃんと聞かないようじゃ来年以降の本格化もあまり望めないな」、「先輩や上司を舐めてもいいと思ってるのか? そうじゃなくてもそう捉えられたらキャリアにも響くぞ」と、リチャードの今後を危惧する声も数多く挙がった。 「リチャードはプロ入り当初から長打力と共に、マイペースで気が抜けた性格が知られている選手。昨年には毎年オフの自主トレにリチャードを帯同させている西武・山川穂高が、同年2月の練習試合後にリチャードに西武首脳陣にあいさつするよう促したところ、リチャードが首脳陣のミーティングに割って入ってあいさつしたという話を暴露。山川曰く、リチャードのあいさつを受けた西武首脳陣は『あいつ大丈夫か?』とドン引きし、自身も『普通はあり得んぞ』と呆れかえったそうです。今回小久保二軍監督が暴露した話も含めて、人の話をあまり理解できていないようでは今後の成長は望めないと不安を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 秋季キャンプではリチャードに「シーズンに入ったら俺の顔を見るな」と、来季の一軍フル帯同を命じていることも伝えられている小久保二軍監督。実現に向けては、今後も根気強く指導を続けていく必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月12日 18時30分
元ロッテ・里崎氏が古巣バッテリーに苦言「打席を見てたのか」 敗戦を招いた配球を問題視、首脳陣への責任追及を求める声も
野球解説者の里崎智也氏が11日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。同日のクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦に関し、ロッテバッテリーの配球に苦言を呈した。 >>ロッテ・福田に「居場所は無い」まさかの“戦力外通告”? 里崎氏の見解に賛否、ソフトB時代の起用法を望むファンも<< 今回の動画で里崎氏は「0-2」でロッテが敗れた同戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、両チーム無得点の6回裏の投手・東妻勇輔、捕手・加藤匠馬のロッテバッテリーの配球を問題視した。 この回のロッテは2死から先発・美馬学が吉田正尚にピッチャー返しを受け緊急降板(結果は投安)し、2番手として東妻が登板。しかし、東妻は直後に迎えた杉本裕太郎に真ん中に投じた初球133キロスライダーを捉えられ2ランを被弾。この一発が決勝点となりロッテは試合に敗れる結果となっている。 初球にスライダーを選択し裏目に出たロッテバッテリーに対し、里崎氏は「加藤がスッと甘め(のコース)に構えて、東妻もカウント取りするかのようにスライダーを甘めに投げてホームランを打たれるって…杉本をどう抑えたいのかというビジョンが全く見えない」と、杉本をどういう手順で抑えるかを考えないまま安易にストライクを取りにいったように見えたと苦言を呈した。 里崎氏は続けて、「今日の杉本は1打席目、初球のスライダーをファールにして、結果最後の勝負球のスライダーをセンター前。2打席目も初球のカーブを見逃してボール、2球目のストライクに入ってきたカーブをレフト前と、ファーストストライクの変化球は全部手を出してきてる」とコメント。杉本がここまでの打席で全てファーストストライクの変化球をスイングするなど、狙い球を変化球に絞った打撃で2打席連続ヒットを放っていたと指摘した。 その上で、里崎氏は「東妻はブルペンで杉本の打席を見てたのか。加藤は杉本に(変化球を)一番打たれてる、一番気をつけなきゃいけないということを理解してたのか。それを理解してたんだったら『低めだぞ。コースだぞ』というジェスチャーもなくスッと構えて、東妻も普通にど真ん中にスライダー投げていく(ことはなかったはず)」と発言。それまでの杉本の打撃傾向を考えないまま勝負したことが一発を招いたのではと語った。 里崎氏の発言を受け、ネット上には「これは里崎の言うことが正しい、あのスライダーは明らかに不用意な一球だった」、「確かに初球変化球から入りたいなら、外角低めにボール気味に投げるとかもっとやりようはあったはずだな」、「それまでの打席から学ばずに変化球を要求した加藤も、馬鹿正直に真ん中に投げた東妻も猛省すべき」と納得の声が寄せられている。 一方、「バッテリーだけじゃなくて安易に勝負させた首脳陣も悪いだろ」、「シーズン中からめちゃくちゃ打たれてるのに何も手を打たなかったベンチにも文句言ってくれよ」、「首脳陣がリスク回避に動いてれば失点することも無かっただろうに…」と、首脳陣への苦言を求めるコメントも数多く挙がった。 「11日の試合で第3打席に決勝2ランを放った杉本は、今季ロッテに対し『.430・13本・23打点』と抜群の相性を誇り、CSでも第3打席前までに打率『.400』をマークしていた選手。首脳陣は次打者のラベロがCS打率『.200』と今ひとつであることを考えると杉本を申告敬遠で歩かせる選択肢もありましたが、特に動きを見せずにバッテリーを勝負にいかせました。その結果痛恨の一発を打たれそのまま試合にも敗れたわけですが、ファンの間では何も手を打たなかった首脳陣への不満も複数挙がっています」(野球ライター) 動画内では首脳陣の采配については特に言及していない里崎氏。無策の責任を追及してほしかったと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2021年11月12日 17時00分
巨人・坂本、原監督の敬遠策に失笑? マウンド集合後に見せた表情が物議、「状況考えたら仕方ない」と同情も
11日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージの巨人対ヤクルト戦。「0-5」で巨人が敗れたこの試合で、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と巨人1点ビハインドで迎えた6回裏2死二、三塁で坂本が見せた表情。先発・菅野智之がヤクルトの8番・西浦直亨を打席に迎えたこの場面で、原辰徳監督はベンチを出てマウンドへ。バッテリーや内野陣を集め何か言葉をかけた後、ベンチに戻り西浦を申告敬遠で歩かせた。 原監督がマウンドから離れた直後、同戦の中継カメラは遊撃の守備位置に戻る坂本の様子を映し出す。坂本はバックスクリーンの方向を見ながら苦笑いで首をかしげた後、マウンド上の菅野の方を振り向き「やばっ」というような声をかけた。 >>巨人・原監督の試合後コメントにファン怒り「野手陣も叱れよ」 炎上の山口に苦言も沈黙打線にはお咎め無し?<< 坂本の様子を受け、ネット上には「こんな明らかに困惑してる坂本は初めて見た」、「坂本的には申告敬遠は完全に予想外だったのかな」、「苦笑いというより失笑に近い笑みだったな、内心でも『マジで?』って思ってそう」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「状況考えたらこんな表情になるのも仕方ない」、「苦手でも何でもない西浦との勝負を避けたんだからそりゃ笑うしかないよな」、「メリットが薄すぎる采配に付き合わされる坂本らは可哀想としか言えない」といった同情のコメントも多数挙がった。 「今回の場面で打席に入っていた西浦は今季打率が『.223』と今ひとつ。巨人相手には『.268』とシーズン成績以上の数字を残したものの、マウンド上の菅野に対しては『.000』と1本もヒットを打てていませんでした。原監督は西浦の次打者がここまで『6回無失点・被安打2』と好投していた先発・高橋奎二であることを踏まえて、代打起用による降板を狙って西浦を申告敬遠で歩かせたものと思われます。ただ、ヤクルトベンチには今季代打打率『.366』、得点圏打率『.421』の切り札・川端慎吾が控えていたので、坂本は満塁で川端勝負はリスクが高すぎないかと強い疑問を抱いていたのかもしれません」(野球ライター) 西浦への申告敬遠で2死満塁となった後、菅野は代打で登場した川端に押し出し四球、後続の塩見泰隆に3点三塁打を打たれ計4失点と炎上。坂本が首をかしげた原監督の采配は完全な裏目となり、巨人はCS敗退にリーチがかかる痛い敗戦を喫する結果となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月12日 11時20分
巨人・原監督が誤算続きのCSに激怒!「一度もベストメンバーを組めなかった」 菅野中4日起用も苦渋の決断だった?
6回裏の攻防が全てだった。クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦で高津ヤクルトが勝利し(11月11日)、日本シリーズ進出に王手を掛けた。 試合後の巨人・原辰徳監督のコメントが興味深い。 「(試合の)流れが我が軍になかなか来ないところで、こっちが動いて、相手を動かして、好転させたいというのがあった」 動くこと、仕掛けることの難しさを語っていた。淡々とした口調だった。そういう風に語る時の原監督は、はらわたが煮えくり返るくらい怒っているのだ。よほど悔しかったのだろう。 >>巨人・原監督の試合後コメントにファン怒り「野手陣も叱れよ」 炎上の山口に苦言も沈黙打線にはお咎め無し?<< 6回裏のヤクルト攻撃中だった。二死二、三塁。8番・西浦を迎えたところで、原監督は自らマウンドへ行き、「申告敬遠」の作戦を通告した。満塁策を選択した理由は、次打者にある。この時点でのスコアは0対1。ヤクルトがリードしている。ヤクルト先発の高橋奎二は6回まで巨人打線をゼロに抑えていた。その高橋に打順を回らせ、 「追加点が欲しい場面ですよね? 高橋に代打を送らないんですか。高橋の後に出てくるリリーバーの調子は…」 と、ヤクルトベンチを揺さぶったのだ。 高津臣吾監督も決断し、代打を送った。結果は菅野智之が「四球、押し出し」という、巨人サイドにとっては最悪な結果となってしまった。 「当初、菅野は第3戦か、4戦目に先発する予定でした。ファイナルステージ初戦を落としたので、中4日の登板に繰り上げたんです」(スポーツ紙記者) 8番の西浦と勝負をしていたら…。野球に「もしも」の話はタブーだ。しかし、短期決戦において、「動かない」の選択をして勝利したシーズンもあった。1989年の日本シリーズだ。 近鉄バファローズに3連敗を喫し、当時の巨人首脳陣は慌てた。4連敗のストレート負けを喫する危険性もあり、エース・斎藤雅樹の登板を前倒しする進言もされた。しかし、藤田元司監督は予定通り、香田勲男をマウンドに送った。 89年の巨人が3連敗の後に4連勝し、日本一になったのは、藤田監督の名采配としてプロ野球史にも刻まれている。 「動く、動かない」の最終選択権は指揮官にある。成功する時もあれば、その反対もある。しかし、こんな指摘も聞かれた。 「今季は原監督が積極的に仕掛けて、辛うじて3位をキープできました。1人の打者に対し、カウントの途中で投手交代をした時もありました。故障者、不振選手の多いシーズンだったので、『仕掛けていく』の選択しかできなかったのでしょう」 複数のプロ野球解説者がそう語っていた。 「仕掛けていく」という意味で言えば、残されたカードは、主砲・岡本和真だ。左脇腹を痛めているとのことで、CSは出場登録からも外されている。ここまで出番がないところからして、一部で囁かれている重傷説にも真実味が帯びてきた。 「終盤戦、岡本は調子を落としていましたが、本当は痛めた箇所をかばっていたのでは? これからの選手なので無理をさせるべきではない」(前出・同) もう、一つも負けられない。最後までベストメンバーで戦うことができなかった。今季の敗因は戦力不足ではない。選手の体調管理について、改善しなければならないことがたくさんありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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