スポーツ
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スポーツ 2021年12月10日 20時30分
元日本ハム・岩本氏、大谷会見での炎上は新庄会見が影響?「帰ろうかと思った」真相明かすも「もう出るな」の声
野球解説者の岩本勉氏(元日本ハム)が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。先月15日に開かれたエンゼルス・大谷翔平の帰国会見で、自身の言動が物議を醸した件の真相を明かした。 >>『ミヤネ屋』大谷選手への質問に「困ってたし迷惑」「勘違い関西人のノリやめて」の声 元日ハム岩本氏の空回りが不評<< 今回の動画で岩本氏は中日の片岡篤史二軍監督をゲストに迎え、今オフ就任した日本ハム・新庄剛志新監督の会見や言動をテーマにトーク。その中で、片岡氏は新庄氏がワインレッドのスーツに、大きなえりを立てた白いシャツという出で立ちで就任会見に臨んだことについて「あんな服着てみ俺ら、似合わへんで」と自虐を込めて発言。これに岩本氏が「バッシングの嵐ですよ。大谷翔平の記者会見でファイヤー(したことよりも)、もっと大ファイヤーになって…」と返したことをきっかけに、大谷の帰国会見での振る舞いについて経緯や当時の心境を語った。 岩本氏は同会見中盤に大谷に質問したが、質問前に「会場の皆さん、世界でこれだけ活躍している大谷翔平選手が、華々しく日本に帰ってきてくれました。まずをもって大きな拍手をお願いします」と集まった報道陣に呼びかけるも拍手はまばら。続けて、英語で「ロングタイムノーシー ハウアーユートゥデイ(久しぶり、元気ですか?)」と大谷に投げかけると、大谷は会釈しながら困惑した表情を浮かべた。 また、岩本氏はその後「私生活で一番お世話になった方を教えていただきたい」「家族、友人、知人の中で『この言葉が支えになった』と思うことを教えていただきたい」といった質問をしたが、質問が長すぎたのか大谷が「あとなんでしたっけ?」と聞き返す場面も。これを受けたネット上では「主役はお前じゃないのに目立とうとするな」、「本業に関係無い質問をだらだら喋るなよ」といった批判が噴出した。 この振る舞いについて、岩本氏は「新庄ビッグボスの就任記者会見での拍手、質問が大うけやったんで同じことやってもうたんですよ」と発言。11月4日の新庄新監督の就任会見で質問時に拍手を求めたところ周囲の反応が良かったため、大谷の会見でも同じ振る舞いをしてしまったと説明した。 岩本氏は続けて、「(拍手が挙がらず)『みんなもっと拍手せえよ!』みたいな(気持ちになった)。そこで大谷君パッと見たら『あ~岩本さんやってる』みたいな顔してたんで、思わず『ロングタイムノーシー』(と言った)」とコメント。自身のもくろみに反してそれほど拍手が起こらなかったことによる焦りから、大谷に唐突に英語を投げかけてしまったと語った。 ただ、これを受けた大谷の反応も思わしくなかったことから、岩本氏は「もう帰ろうかなと思った。英語(の問いかけ)が滑った時点で」と意気消沈。その後は「彼のパーソナルな感謝を引き出そう」という思いから質問したが、質問終了後も「僕椅子でこんなんなって(うなだれて)ましたもん」と空回りしたことを引きずっていたことを明かした。 岩本氏の発言を受け、ネット上には「自分でもやらかした自覚はあったのか」、「新庄の会見が伏線になってたとは知らなかった」、「いきなり英語喋り出して『どうした?』って思ったけど本人も苦し紛れだったのかよ」と驚きの声が寄せられている。 一方、「だから会見後にツイッターでファンに八つ当たりしたのか?」、「会見の時点で気落ちしてた分、その後見聞きした批判に感情を抑えられなくなったんだろうか」、「後でキレ散らかすぐらいなら最初から下手なことしなきゃよかったのにな」と、会見後の行動について推測するコメントも多数挙がった。 岩本氏は会見後に自身の公式ツイッターに、自身を批判する内容のツイートを引用した上での反論ツイートを複数回投稿。岩本氏はそれ以前にこのような行動をとったことはほとんどなく、ツイートの中には「お前なんも分かってないなぁクソ」といった過激な内容も散見されたため、ネット上には「岩本メンタル大丈夫か?」、「叩かれすぎて精神病んでないか」と心配の声も少なからず挙がっていた。 会見のみならず、その後の振る舞いも物議を醸した岩本氏。今後、会見オファーが舞い込むかどうかは不明だが、ファンの間では「これだけ痛い目見てるんだし、次回以降は反省生かして真面目にやってくれるだろう」、「岩本もファンも誰も得しないしもう会見には出るな」と賛否両論となっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg岩本勉氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/gun18gun18
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スポーツ 2021年12月10日 18時30分
元阪神・鳥谷氏、知られざる努力を明かし驚きの声 堅守の秘訣は“土”にアリ? 現選手の守備難改善にもヒントか
今季限りで現役を引退したロッテ・鳥谷敬氏が、10日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。現役・阪神時代の知られざる取り組みを明かした。 >>阪神、リリーフ左腕大量補強もブルペン再建は絶望的? 矢野監督の“捕手併用”採用も悪影響か<< 番組では今季まで阪神(2004-2019)、ロッテ(2020-2021)で18年間現役生活を送った鳥谷氏が、阪神時代に残した主な実績が紹介される。その中で、ゴールデングラブ賞を遊撃手として4回(2011,2013-2015)、三塁手として1回(2017)獲得した実績から遊撃の守備のコツを聞かれた鳥谷氏は、自身が常日頃から行っていた取り組みを語った。 遊撃は「運動量が一番多いポジション」と、他ポジションに比べて守備負担が大きいという鳥谷氏。そのため、「自分の場合はある程度、毎日同じ体の状態だったりとか、そういう形でグラウンドに立てるようにっていうのは考えていた」と、常に万全の状態でグラウンドに立つことを意識して体調管理を行っていたという。 鳥谷氏は2012~2016年にかけプロ野球歴代4位、遊撃手としては1位の667試合連続フルイニング出場を達成するなど丈夫な選手として知られるが、本人は「(シーズンでは)本当にいろいろなことが起きる」と、時にはコンディションが思わしくないこともあったと示唆。それでも、「ベストな状態でグラウンドに立てれば、同じミスが起きなかったりするので、そこは常に意識してやってましたね」と自身ができるだけのケアは行っていたと語った。 また、鳥谷氏は堅守の裏に、本拠地・甲子園のグラウンド整備を担当している『阪神園芸』の存在もあったと告白。「雨が降ったりとか湿度とか、それによってグラウンドの土の状況が違うので、『今日はどういう状況なのか』、『もうちょっとこうしてほしい』とかっていうのは、常に阪神園芸の方と話し合いながらずっとやってましたね」と、試合の際は阪神園芸側に土のコンディション情報を確認することを欠かさなかったと明かした。 鳥谷氏の発言を受け、ネット上には「好守備の裏にはこんな細かな取り組みがあったのか」、「体調管理はプロならみんな意識してるだろうけど、グラウンド状態を欠かさずチェックというのは意識してる選手あまりいないのでは」、「毎試合自分が出来る限りの準備をして臨むって姿勢は相当ストイックだな」といった驚きの声が寄せられている。 一方、「後輩遊撃手は鳥谷のこの姿勢を見習え」、「今の遊撃手たちは、土の確認の部分については本当に参考にするべきだと思う」、「番組で話した以外の秘訣もありそうだし、木浪や中野は個人的にでも話聞きに行くべきでは」と、現阪神選手を引き合いに出したコメントも数多く挙がった。 2019年オフに鳥谷氏が退団した阪神は、2020年は木浪聖也(91試合)、2021年は中野拓夢(124試合)がそれぞれ遊撃手としてチーム最多出場を記録。しかし、木浪はチームワーストタイの8失策、中野はリーグワーストの17失策とどちらも守備の不安定さが目立っている。 「甲子園は12球団の本拠地球場の中で唯一、内野全体が土で覆われた球場ですが、この特徴から他球場に比べゴロの打球がイレギュラーしやすいとされています。そのため、拙守が目立つ両名は自身の守備力向上はもちろんですが、鳥谷氏のようにグラウンドコンディション確認を徹底することも失策減に向けた一手になる可能性は十分考えられるでしょう」(野球ライター) プロ入りした2004年から三塁転向前年の2016年まで、12シーズンにわたり阪神の遊撃を守った鳥谷氏。その姿勢が後輩たちに受け継がれることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月10日 15時30分
日本ハム・新庄新監督に「本気だったのか」 常識外れの構想を『しゃべくり』で明かしていた? 深刻な野手事情から疑問の声も
2020年ドラフトで2位指名を受け日本ハムに入団し、今季は「27試合・.225・1本・5打点」といった数字を残したプロ1年目・23歳の五十幡亮汰。10日、新庄剛志新監督から来季4番起用の可能性を伝えられたことを明かしたと複数メディアが報じた。 >>日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か<< 報道によると、五十幡は千葉・鎌ヶ谷の球団二軍施設で自主トレを行った9日に報道陣の取材に対応。その中で、11月の秋季キャンプ中に新庄新監督から「4番候補だからな。足があるから下(下半身)も使えるし、打撃技術を磨けば、(打球を)飛ばせるパンチ力はつく」と伝えられたことを明かしたという。 新庄新監督は6日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際に「4番打者は足の速いバッターなんですよ。なぜかというと僕内野をしてた時に、2アウト満塁で足の速いバッター、特に左バッターだったらゴロ来ますよね? (守備側は)慌てるんですよ。で、悪送球とかしてたんで。それで2点入るみたいな野球も面白い」と、4番に俊足打者を置く構想を語っている。番組では候補者の具体名は出していなかったが、新庄新監督は中学まで野球のかたわら陸上に打ち込み、後の東京五輪男子200メートル日本代表・サニブラウン・ハキームに全国大会の舞台で勝ったことでも知られる五十幡を有力候補とみているようだ。 五十幡が明かした新庄新監督の発言を受け、ネット上には「しゃべくりで言ってたあの構想は本気だったのか」、「4番に足速い選手を固定した監督は過去にほとんどいないしどうなるか想像つかんな」、「五十幡も言われた直後はビックリしただろうな、俊足打者は普通1番とかに置かれるものだし」と驚きの声が寄せられている。 一方、「貧打をごまかすための話題作りとしか思えない」、「野手補強が滞ってることからファンの目を逸らそうとしてないか?」、「来年も貧打のままだった場合の逃げ道を作る意味合いもあるのでは」と、4番に俊足打者を置く構想の背景を推測するコメントも多数挙がった。 今季リーグ5位に沈んだ日本ハムは、チーム打率(.231)、本塁打数(78本)、得点数(454点)が全てリーグ最下位と深刻な貧打に苦しんだチーム。来季に向け野手のテコ入れは急務だが、今オフはこれまで新助っ人打者を2名補強するのみにとどまっている。 「一般的に4番はチームで一番の打力を持つ打者が座る打順で、プロ通算1本塁打の五十幡のような打力に乏しい打者が固定されることはほとんどありません。このセオリーを無視した構想を打ち出したことで新庄新監督は話題となっているわけですが、野手のテコ入れが進んでいない現状から注目をそらそうとしている、とみるファンも少なからずいるようです。また、前例のない挑戦をすることをあらかじめ明かしておくことで、来季貧打が解消されなかった場合でも『挑戦した結果だから仕方ない』などとファンから大目に見てもらえると考えているのではという見方も散見されます」(野球ライター) 五十幡自身は「期待してくださっているとすごく感じた。それに応えるように、しっかりやりたい」と意気込んでいる新庄新監督の構想。常識にとらわれない挑戦は来季どのような結果をチームにもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月10日 11時10分
阪神、リリーフ左腕大量補強もブルペン再建は絶望的? 矢野監督の“捕手併用”採用も悪影響か
左投手が欲しいのは分かるけど…。 阪神がソフトバンクを戦力外となった左腕・渡邉雄大投手の獲得を発表した(12月9日)。育成選手として契約する予定だという。渡邉は今季一軍戦には6試合しか登板していないが、ファームでは34試合に登板し、防御率1点台と、リリーバーとして安定した成績を残している。 おそらく、阪神二軍首脳陣が「まだ出来る!」と評価していたのだろう。8日に開催された12球団合同トライアウトを受けずに“再起の場所”を得た。 >>阪神、ソフトB戦力外投手獲得に冷ややかな声 柳瀬と同じ末路を辿る? 二軍で好成績も期待薄のワケは<< 「左ピッチャーが一気に増えた感じ。矢野燿大監督は『(各対戦チームに)左打ちの好打者を多いこと』をこぼしていたし」 そんな風に語るメディアも少なくなかった。 今年のドラフト会議でも、鈴木勇斗(創価大)、桐敷拓馬(新潟医療福祉大)、伊藤稜(中京大/育成)と3人の左投手を指名しており、高橋遥人、今季10勝を挙げた伊藤将司、来季から先発に挑戦する及川雅貴などもいる。 「獲得が決まった渡邉はサイドスロー。岩崎優とはタイプの異なるリリーバーなので、もし渡邉が一軍戦力になったら、相乗効果も期待できます」(在阪記者) しかし、左のサイドスローと聞くと、腑に落ちないこともないわけではない。 阪神は昨年途中にサイドスローに転向した石井将希を解雇している。今年2月のキャンプではOBの藤川球児氏が1時間以上も付き添って指導していた。サイドスローに転向したばかりであり、もう少し待ってあげても良かったのではないだろうか。 「来年、矢野監督は勝負をかけるつもりなんでしょう。前半戦は独走状態だったのに終盤戦に失速し、ヤクルトに逆転優勝を許してしまいました。12球団最多の77勝を挙げながら、優勝できなかったショックはかなり大きい」 関西で活躍するプロ野球解説者がそう言う。戦力を補強する上で、“人員整理”は避けられなかったようだ。 また、「投手陣の再整備」ということでこんな懸念も聞かれた。 「正捕手・梅野隆太郎が国内FA権を行使せずに残留します。安堵した関係者も多いですが、矢野監督は二番手の坂本誠志郎とレギュラーを競わせるつもり。チーム内競争は良いことですが、再び複数の捕手を使い分ける戦略になるかもしれません」(前出・プロ野球解説者) “捕手併用”の弊害は投手陣に及ぶ。補強された多くの左投手も混乱してしまうかもしれない。トラ再建はどうなるのだろうか。 「今年は2月4日に紅白戦を行いました。東京五輪の影響で開幕戦が少し前倒しされたせいもありますが、優勝したヤクルトが実戦に入ったのは15日。来年も早めの紅白戦を予定しているそうですが、『鍛え上げる時間』が少ないのでは?」(前出・同) 焦りは禁物だ。矢野監督の要望通り、左投手の頭数は増やした。トラが左投手王国に変貌すれば良いのだが、それまで矢野監督は時間をかけて待つことができるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月09日 19時30分
阪神、ソフトB戦力外投手獲得に冷ややかな声 柳瀬と同じ末路を辿る? 二軍で好成績も期待薄のワケは
2018年のプロ入りから今季までソフトバンクでプレーし、「9登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.18」といった通算成績を残しているプロ4年目・30歳の渡邉雄大。9日、阪神が育成契約で獲得したことを発表した。 >>阪神・藤浪は「もう無理」金村氏の辛らつコメントに怒りの声 不振脱却はもはや絶望的?「先発固定なら芽はある」反論も<< 球団公式サイトはこの日、「渡邉雄大選手と獲得について合意いたしましたのでお知らせいたします。なお、渡邉選手とは育成選手として契約を行う予定です」と渡邉の獲得を発表。また、獲得を伝える報道では同日に入団会見に臨んだ渡邉が「左のサイドスローというところで左バッターをしっかり抑えていくっていうところをしっかりアピールしていきたいなと思います」と意気込みを述べたことも伝えられている。 今季の渡邉は開幕から8月末まで二軍暮らしが続いたこともあり、一軍では「6登板・0勝0敗1ホールド・防御率4.50」とほとんど結果を残せず。ただ、二軍では「34登板・0勝0敗1セーブ・防御率1.67」と安定した投球を見せていた。 渡邉の獲得発表を受け、ネット上には「今日の発表まで知らなかった選手だけど、二軍で防御率1点台はなかなかの数字だな」、「交渉解禁(8日のトライアウト終了後)からすぐの獲得だし、球団は結構能力を評価してるっぽいな」、「今一軍にワンポイントこなせる変則左腕はいないし、結果出してすぐに支配下に上がってきてほしい」と期待の声が寄せられている。 一方、「失敗例が多いだけに、ソフトBの戦力外投手は今一つ信用ならないんだよね」、「柳瀬とか加治屋みたいに獲るだけ無駄でしたって感じになるとしか思えん」、「スアレスと同タイプならまだ期待できるんだけどそうでもないしなあ…」と、今後の活躍に懐疑的なコメントも数多く挙がった。 近年の阪神は2016年オフに柳瀬明宏、2019年オフにスアレス、2020年オフに加治屋蓮と、ソフトBを戦力外となったリリーフ投手を獲得したケースが3つある。このうち、スアレスは翌2020~2021年にかけ「113登板・4勝2敗8ホールド67セーブ・防御率1.65」といった数字を残し、2年連続で最多セーブを獲得するなど大化けを果たした。 しかし、柳瀬は翌年「2登板・0勝0敗・防御率43.20」と全く結果を残せず同年オフに戦力外に。加治屋も今季「7登板・1勝2敗1ホールド・防御率7.94」とサッパリで、11月30日の契約更改では今季年俸2000万円(推定)から減額制限(元年俸が1億円以下の場合は25%)いっぱいとなる500万ダウンの1500万円(同)でサインしている。 「今回阪神入りした左腕の渡邉は、サイドスローから最速143キロのストレートやスライダーを繰り出す投球スタイルの投手。左右の違いはありますが、直近3選手の中ではスリークォーターから最速148キロストレートや変化球を投げ込んでいた柳瀬と似通った投球スタイルです。その柳瀬がほとんど結果を残せずに1年でクビになっていることも、渡邉の獲得が疑問視されている一因となっているのではないでしょうか」(野球ライター) 昨年9月に左ひじ靭帯の一部損傷という故障に見舞われ、PRP療法(自身から採取した血液の血小板を高濃度にしたものを患部に注入する治療法)を行ったことも知られている渡邉。阪神は計算の立つリリーフ左腕が岩崎優以外に見当たらないことなどから獲得を決めたものと思われるが、果たして渡邉は今後育成契約から支配下、一軍戦力までのし上がることはできるのだろうか。 文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
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スポーツ 2021年12月09日 17時55分
元DeNA・大河、トライアウトでレベルアップを猛アピール! 2年間自分を磨いた琉球から初のNPBへ
NPBをめざす男たちのチャンスの場、12球団合同トライアウトが8日、メットライフドームで行われた。その中には元横浜DeNAベイスターズのプロスペクトと言われた男・大河の名前があった。熊本・秀岳館高校では1年からショートのレギュラー、3年生には春夏と甲子園で連続ベスト4の立役者となり、さらには侍ジャパンU-18にも選出され大会首位打者。2016年ドラフトで3位指名を受けベイスターズに入団し、わずか3年で戦力外通告を受けたが、琉球ブルーオーシャンズで2年間自分を磨き、満を持してトライアウトに挑戦した。 初打席ではレフト前にクリーンヒットを放ち、盗塁も2つ成功させ、守備でも本業のショートの他にセカンドのポジションでも無難に打球を処理。フットワークと肩でもアピールした。テレビ解説では真中満氏が「シートノックから、はつらつとプレーしている」とコメントするなど、一定の評価を得たようだ。本人もプレー後「野球を楽しめてホッとしている」と安堵の表情を見せ、「自分のスイング、積極性が出せたかなと思います」と満足げにコメントした。 しかしNPBから独立リーグでプレーし、再びNPBに復帰することは至難の業。設立して16年の独立リーグの歴史の中で、再び輝く場所に戻った代表的なケースは、第一人者の山田秋親氏に始まり直近の小窪哲也氏の他、歳内宏明氏、岩本輝氏、日本ハム時代の02年に新人王に輝いた正田樹氏、ロッテの優勝に貢献しFAで阪神移籍した小林宏之氏、地元の高知に戻り恩返しの意味も含め1年間、ファイティングドッグスでプレーした藤川球児氏ら大物の名前もあり、ベイスターズに異例の出戻りとなり話題となった古村徹氏らを含め、わずか14人。しかも現役選手は皆無となっている。琉球ブルーオーシャンズは厳密に言えば独立リーグ球団ではないが、アピールに成功した大河が15人目の復帰者となるか、琉球から初めてのNPBプレーヤーになれるのか。吉報が届くことを祈りたい。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年12月09日 15時30分
DeNA、日本ハム・大田獲得意向に疑問の声「獲る必要あるのか?」 ライバルを巡る深刻な事情から反論も
11月16日に日本ハムから来季の契約提示・保留手続きを行わない、いわゆる“ノンテンダー”とされたことが発表され、12月2日にNPBから自由契約選手として公示されたプロ13年目・31歳の大田泰示。9日、DeNAが獲得調査を進めていると複数メディアが報じた。 >>日本ハム・大田の意味深発言が憶測を呼ぶ 他球団からのオファーを匂わせ? 直近成績から冷ややかな見方も<< 今オフは6日に広島が獲得に動いていることが伝えられている大田。9日の報道によると、DeNAも長打力・守備力を兼ね備えた外野手として大田を評価し、ノンテンダー発表直後から水面下で獲得調査を開始していたという。 大田はこれまで巨人(2009-2016)、日本ハム(2017-)でプレーし、今季までに「770試合・.261・75本・310打点」といった通算成績を残している右の外野手。昨年は自身初のゴールデングラブ賞を獲得するなど守備でも結果を残したが、今季は「.204・3本・20打点」と打撃不振に苦しんでいる。 大田の獲得調査報道を受け、ネット上には「DeNAが動くのは意外、大田獲っても使いどころ無いだろ」、「大田は現状だとバックアップ要員にしかならなそうだし、年俸も安くは無い(現年俸1億3000万円/推定)けど獲る必要あるのか?」、「大田も右翼が既に埋まってるチームからのオファーは受け入れないのでは」と疑問の声が寄せられている。 大田は外野の中でも右翼を主戦場とする選手だが、現在のDeNAは今季「.303・28本・74打点」と好成績を残したオースティンが右翼のレギュラーを務めている。単純に打撃成績だけを比較すると大田がポジションを奪う隙はあまりないようにも見えるため、獲得に動く価値はあまりないとみているファンは少なくないようだ。 「ただ、大田獲得については否定的な見方が圧倒的多数というわけではなく、『オースティンがフル稼働するか信用ならないし大田は絶対いる』と実現を望む声も散見されます。オースティンは初来日・DeNA入りした昨季も『.286・20本・56打点』と20本塁打をクリアするなど数字を残している一方、右ひじ違和感(2020年6月)、右手人差し指痛(同年7月)、脳震とう・むちうち(同年8月)、左ふくらはぎ肉離れ(2021年10月)など故障の多さも目立っている選手。また、今オフは球団の契約保留者名簿には入っているものの、現時点で来季残留は決定していません。そのため、去就が未確定で残留でもどこまで稼働するかは不透明という状況などから、同ポジションを守れる大田は必要と考えているファンも少なからずいるようです。なお、DeNAは仮に大田獲得成功、オースティン退団の場合は空いた右翼にそのまま大田を起用でき、残留でも『右翼・大田、一塁・オースティン』といった柔軟性のあるオーダーを組むことが可能となります」(野球ライター) 今オフは宮崎敏郎、大和、山崎康晃のFA3選手の慰留を成功させ、中日・又吉克樹のFA獲得にも乗り出すなど戦力維持・補強に積極的な姿勢を見せているDeNA。今後予想される広島らとの争奪戦を制し、大田獲得を実現させることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月09日 11時05分
阪神・藤浪、球団からはもう見限られた?「自分のエゴで、先発をやりたい」返り咲き宣言の裏で吹く逆風とは
阪神・藤浪晋太郎投手の契約更改は、“ワケあり”かもしれない。 12月8日、藤浪は1100万円減の4900万円でサインした。これで6年連続の年俸ダウンだ。入団2年目の2014年が4500万円だったので、相当なショックを受けたはず。「20歳の頃に貰っていた給料とほぼ同じかよ?」と、“切ない気持ち”にもなったのではないだろうか。 >>阪神・藤浪は「もう無理」金村氏の辛らつコメントに怒りの声 不振脱却はもはや絶望的?「先発固定なら芽はある」反論も<< 恒例の更改後の会見では来季への巻き返しも語っていたが、ここで意味シンなコメントが出た。復活のステージは「先発なのか、リリーフなのか」と聞かれ、 「完全な自分のエゴで、先発をやりたいというのもありますし、そのエゴを通せない程度の実力なら、中継ぎでも大した成績を残せないと思っているので、自分のエゴを貫いてやります」 と答えたのだ。 一部では、守護神・スアレスの退団に伴い、リリーバー専念論も伝えられた。 「先発候補が多いので、リリーバーに専念した方が出場機会も増えます。スタミナもあり、連投、イニング跨ぎも可能なはず」 藤浪の潜在能力を高く評価する声は多く聞かれた。本人も先発候補が“飽和状態”であり、スアレスのいなくなったリリーフ組の方が出場機会も増えることは分かっているはずだが…。 この藤浪発言に重なってくるのが、“守護神ロス”を補う新外国人投手の情報だ。 一人はドジャース3Aでプレーしていた右腕、アーロン・ウィルカーソン投手だ。コントロール重視の技巧派、先発タイプと紹介されており、残留が決定したガンケル、アルカンタラと先発枠を争う。そして、もう一人が新・守護神候補と目されている前パイレーツのカイル・ケラー投手。11月30日時点で、蔦村聡取締役兼球団本部長らが「そう捉えていただいても」と話すなど、正式契約は時間の問題となっている。 そのケラーを指して、こんなしても聞かれた。 「ケラーは身長193センチ、体重92㎏。恵まれた体格を活かし、力勝負を挑んでくる右ピッチャーです」(球界関係者) つまり、身長197センチの藤浪と同じ雰囲気の右ピッチャーを獲得したというわけだ。 「矢野燿大監督はスアレスの後任について聞かれると、『できれば日本人の方が』とも話していました」 「新クローザーは日本人投手が理想」という構想は、複数の関西系メディアが聞かれていた。矢野監督は「(対戦チームには)左の好打者も多い」とも話していたので、左のセットアッパー・岩崎優もテストする意向だ。しかし、藤浪と似た投手を獲得したように、編成担当は直球勝負できるタイプを新クローザーにイメージしているようだ。 今季62試合に登板し、42セーブを挙げたスアレスの抜けた穴が埋まれば、新クローザーは岩崎、ケラーのどちらでもいいのだが、藤浪はどうなるのか? 西勇輝、伊藤将司、高橋遥人、アルカンタラ、ウィルカーソン、ガンケル、青柳晃洋、秋山拓巳、及川雅貴らとの厳しい先発枠争いを生き残らなければならない。「自分のエゴ」を貫きたいとする気持ちも分かる。しかし、6年連続でのダウン提示には“球団からの厳しいメッセージ”も秘められているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月09日 10時50分
タイガー・クイーン年内ラストマッチは12.9新宿FACEでライディーン鋼と対決!
初代タイガーマスク佐山サトル率いるストロングスタイルプロレスが、12.9東京・新宿FACEにて年内最終戦「初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスvol.14」を開催する。今年は、初代タイガーマスクが蔵前国技館にてダイナマイト・キッドを相手に衝撃のデビュー戦を行ってからちょうど40年。この節目の年に、ストロングスタイルプロレスは様々な新機軸を生み出してきた。 その最たるものが、女性版タイガーマスクの誕生だ。佐山と女子プロ界のリビングレジェンドであるジャガー横田が共同作業で送り出したタイガー・クイーンは、「初代のクローン」と言われるにふさわしい華麗かつダイナミックなタイガー殺法でファンを魅了。オールドファンも納得させる闘いぶりで、一躍ストロングスタイルプロレスのエース格に上り詰めた。12.9新宿FACE大会は、有観客では初めての開催となり、今年の集大成となるだろう。 今年のマット界でも大きな話題となった、女性版タイガーマスクの誕生。佐山サトルとジャガー横田の二人三脚によってプロレスのリングに舞い降りたタイガー・クイーンは、デビュー戦1試合でファン、関係者を魅了。7.29後楽園での初戦をいきなりメインイベントとした新間寿会長の慧眼ぶりも健在で、「過激な仕掛人」の面目躍如と言ったところだった。もちろん、周囲の期待にそれ以上の才能で応えたクイーンの実力ぶりがあってこそ。 今回もクイーンの試合は「ダブルメインイベント」の1つとして組まれ、相手にはPURE-Jの前・無差別級王者ライディーン鋼が選ばれた。これは11.13サポーターズマッチでタッグ対戦した鋼のアピールにより実現。この時はジャガー&クイーン組vs鋼&AKARI組のタッグマッチで、初めてタッグを組んだ師弟コンビがPURE-J軍に勝利。最後はクイーンがジャーマンでAKARI(クイーン初の対外国人!)を破ると、収まらない鋼がシングルマッチを申し入れたのである。これにより、クイーンvs鋼の一騎打ちが正式決定。これまでの試合でクイーンは山下りな、佐藤綾子、彩羽匠、伊藤薫と全て異なる相手と対戦してきたが、2度目の顔合わせは鋼が初めてとなる。ライバルとなるには複数回闘うことが最低条件。この試合で鋼がライバル第1号に名乗りを挙げるのか、注目したい。やはりこの試合のポイントとなると、鋼のパワーにクイーンがどう対抗するかという点に絞られるだろう。対パワーでは、伊藤戦で繰り出したジャーマンで実証済み。ジャガーは鋼を飛べる選手でもあることを評価しており、実際、巨体から繰り出すムーンサルトプレスも武器としている。それだけにクイーンには彩羽戦に続く大ピンチと言っても過言ではないだろう。デビュー元年をシングル無敗で乗り切るか、それとも、絶好のアピールの場として乗り込む鋼がクイーンに土をつけ歴史に名を刻むのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月08日 22時30分
遠藤哲哉が新生バーニング結成に向けて始動! 小橋建太氏の許可を得て秋山準が参謀役として加入
ダムネーション解散後、独りとなっていた遠藤哲哉(DDTプロレス)が“鉄人”小橋建太氏の許可を得て、岡田佑介、高鹿佑也と新生バーニング(BURNING)を結成し、秋山準が参謀役で加わることが決まった。 遠藤は11月末、都内某所に小橋氏を訪ね、「D王 GRAND PRIX 2021 II」の結果報告をするとともに、今後のアドバイスを求めた際、「新しい目標としてユニットを作りたい」と相談。小橋氏から「ユニットには昔の武将と同様に“参謀”が必要だと思う。みんなが『あの人だったら面白いな』と思えるような選手じゃないとダメ」と指南を受け、遠藤は「ユニットを作った際には小橋さんに参謀として、(現役復帰して)同じコーナーに立ってもらえないでしょうか!」と直談判。小橋氏は「俺は違うよ」と一刀両断するも、「D王が終わったら、また等々力に来なよ。その時また(新ユニットの)話をしよう。俺も(メンバーを)考えておくから」と声を掛けた。 そして、「D王」が終了すると、遠藤は早速動いた。12月6日午前、小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京・世田谷区)を訪問し、「先日ご相談させていただいたユニットについてメンバーを考えてきました」と切り出し、メンバーに岡田、高鹿を加えたい意向を示した。ただ、「参謀がいない」とする遠藤に対し、小橋氏は「ちょっと弱いね。勝手なことなんだけど、自分の方で一人思いつく選手がいるんで、この場に呼んでるんだ」と言うと、現れたのはよもやの秋山。小橋氏は「準と遠藤君が組んだら面白くなる。遠藤君に必要なのは準のような要素。いろんな経験をして今DDTのリングに立ってる。今の遠藤君が吸収すると、もっともっと大きく羽ばたける。勝手なことなんだけど、遠藤君に必要なのは準の毒。シングルでやる時は競い合えばいい。タッグとしてやっていけば面白いと思う。組んで見たらどう?」と進言。 突然のことで、しばし絶句した遠藤は「組んだ上で毒を吸収して。自分と秋山さんのファイトスタイルは真逆と言いますか、自分にないものを持っている。納得できる部分がある」と前向きな姿勢を見せた。 秋山は「俺はいいよ。全然大丈夫。遠藤君も試合をやって実力もわかってるし。俺は参謀でも、遠藤君がチームリーダー。俺がバーニングに入った時、小橋さんは3冠チャンピオンだった。ベルトを持ってる人がチームリーダーだと思ってるから。今ないよね? いろんなベルトがあるけど、チームリーダーとして俺を従えてやるんだったら、KO-D無差別も『俺が行く』っていうくらいじゃないと。それくらいの気概を見せて、先頭に立ってやるという気持ちがあるなら」と条件付きで承諾。 小橋氏は「『俺が行くんだ』という気持ち。チームを作って、準がチャンピオンで行くチームと、遠藤君がチャンピオンで行くチームとでは形が変わっていく。こういう男をチームに入れたら、チーム自体が上がってくる。こういう厳しいヤツがいないと、ピリピリした人間がいないと甘くなる。俺は面白いと思う」と太鼓判を押した。(どら増田)
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